JP3076014U - コンピュータの位置入力装置 - Google Patents

コンピュータの位置入力装置

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JP3076014U JP2000006295U JP2000006295U JP3076014U JP 3076014 U JP3076014 U JP 3076014U JP 2000006295 U JP2000006295 U JP 2000006295U JP 2000006295 U JP2000006295 U JP 2000006295U JP 3076014 U JP3076014 U JP 3076014U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡素な構造で解析度を向上させる位置入力装
置を提供する 【解決手段】 ローラー21の一端に大歯車212を設
置し、もう一端に大歯車212と噛み合うように小歯車
222を設置し、光キャプスタン22を小歯車222の
軸心223の一端に固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、コンピュータの位置入力装置の改良に関するものであり、特にマウ スやトラックボール等の移動検知構造に関し、ポインタの位置の解析度を向上さ せる簡易な構造にかかわるものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の位置入力装置は、図3に示すように、ボール1の周りに検知部2が少な くとも2組ついていて、2組の検知部2が90度の角度に組まれ、且つ検知部2 ごとにローラー21、光キャプスタン22、光感応器23を有するものである。 その中では、ローラー21の中間に摩擦部211を設置することによってボール 1との摩擦に伴ってローラー21を動かせて、ローラー21の一端に固定されて いる光キャプスタン22の周辺に光感応器23を固定することによって、発光器 231からの光が光キャプスタン22のスリット221を透過し、受光器232 に受け取られることに伴って光キャプスタン22の回転数(明滅数)を計算する 効果を達成し、更に、その検知された信号が電路板3に伝送され、処理されるこ とによってポインタが画面に正確に移動することができるものである。
【0003】 上記の従来の構造では、ポインタの画面に対する移動量の解析度の高さは、ボ ール1の回転量は光キャプスタン22のスリット221を透過する光に光感応器 23が反応する回数(一般の解析度は400DPI)で決まるのである。その計 算方式は次の通りである。 DPI=25.4*4*T/2πR DPI:解析度 T:光キャプスタンのスリットの数 R:ローラー21の摩擦部の半径
【0004】 このようなポインタの感知構造の解析度を増加する方法は次の通りである。 1.ローラー21の直径を縮小すればよい。但し、ローラー21の強度には影 響を与える。 2.光キャプスタン22の直径を拡大し、スリットの数をたくさん増やせばよ い。但し、全体の体積は大きくなる。 3.体積と構造の強度を変更せずスリットをもっと細かく製作すればよい。但 し、読み取りがもっとすぐれ、且つコストの高い光感応器(帽子式感応器)を使 用する必要がある。そうしないと、スリットが細すぎるため信号反応を有効に得 られないし、光キャプスタンのスリットが壊れやすい。且つそのものの型の製作 及び、物品の射出製造が困難になるとともに製造コストが増大する。
【0005】 又、もう一つ市販のソフトウェアによって一般の解析度を表示するポインタ検 知構造は、光感応器に検出されたスリットの信号をソフトウェアによって変換す ることによって、ポインタが画面上で二つ或いは三つの信号の距離を移動する( 即ち、ソフトウェアによって信号ごとに直接2、3、4倍の処理をする)もので ある。この技術によると、ボールの単位回転量は画面上に高解析度の移動量を表 示できるようであるが、仮の高解析度のイメージである。それは、毎回に二点或 いは三点で移動するため、ポインタが一点ごとの位置を正確に表示することはで きないからである。
【0006】 上述の従来のポインタ解析度の感知構造は解析度を向上させる限界に至ってい るし、且つ近年モニターは大画面化の傾向にある(例えば模擬の画面は一般のコ ンピューター画面の10倍以上となる)。そのために、真に高解析度のポインタ 感知構造が求められている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
したがって、本考案の主な目的は簡素な構造で解析度を向上させる位置入力装 置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】 本考案によると、ボールを備え、ボールの周辺に少なくとも検知部を2組有し 、二組の検知部は互いに90度の角度をなすように組まれ、二組の検知部は、ロ ーラー、光キャプスタン及び光感応器をそれぞれ有し、ローラーはボールの表面 との摩擦によって回転するとともに光キャプスタンの回転を促し、光感応器は光 キャプスタンの回転量を検出し、その検出した信号を電路板に転送し処理させる ことによって、画面上でポインタの移動方向および移動量を表示させるコンピュ ータの位置入力装置であって、ローラーの一端に大歯車を設置し、もう一端に大 歯車と噛み合うように小歯車を設置し、光キャプスタンを小歯車の軸心の一端に 固定することによって、ボールの回転数より光キャプスタンの回転数を大きくし て正確な位置入力を可能とすることを特徴とする。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1、図2に示すように、本考案の一実施例によるコンピュータの位置入力装 置は、ボール1を含んで、ボール1の周辺に少なくとも検知部2を2組有し、前 記の二組の検知部2が90度の角度に組まれ、検知部2ごとにローラー21、光 キャプスタン22、光感応器23を有する。ローラー21が摩擦部211とボー ル1の表面との摩擦によって回転するとともに、光キャプスタン22の回転を促 し、光感応器23は光キャプスタン22の回転量(スリット221の明滅数)を 検出し、その検出した信号を電路板3に転送し、処理させることによって、ポイ ンタが画面上に移動方向および移動量を正確に表示することができるものである 。
【0010】 ローラー21の一端に大歯車212を設置し、もう一端に大歯車212と噛み 合うように小歯車222を設置し、光キャプスタン22を小歯車222の軸心2 23の一端に固定する。
【0011】 上述の構造によって、ローラーの大歯車212のスリット数を20とし、光キ ャプスタン22の光キャプスタン22のスリット数を10とするとしたら、ロー ラー21が一回りすると、光キャプスタン22が二周りする。これにより、光キ ャプスタン22の回転量を歯車組により簡単に倍増させ、高解析度の効果を得る ことができる。
【0012】 本考案の一実施例によるコンピュータの位置入力装置によると、大歯車と小歯 車の歯数を変更することによって解析度を向上させるため、一般のマウスやトラ ックボールの体積を増大させることなく、解析度を3〜5倍に増大させるのは簡 単なのである。更に、本考案によると、大歯車と小歯車の間に減速歯車(増速歯 車)を加える(図に表示せず)としたら、解析度は連続のかけ算で増加するとと もに、ポインタは座標の点をさらに正確に表示することができる。
【0013】 本考案のコンピュータの位置入力装置によると、体格を大きくすることなしに 検知構造の解析度を簡単に向上させる効果を達成することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例による位置入力装置を示す斜視
図である。
【図2】本考案の実施例による位置入力装置を示す平面
図である。
【図3】従来の位置入力装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ボール 2 検知部 3 電路板 21 ローラー 22 ロータリーエンコーダ 23 光感応器 211 摩擦部 221 スリット 222 小歯車 223 軸心 231 発光器 232 受光器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボールを備え、前記ボールの周辺に少な
    くとも検知部を2組有し、前記二組の検知部は互いに9
    0度の角度をなすように組まれ、前記二組の検知部は、
    ローラー、光キャプスタン及び光感応器をそれぞれ有
    し、前記ローラーは前記ボールの表面との摩擦によって
    回転するとともに前記光キャプスタンの回転を促し、前
    記光感応器は前記光キャプスタンの回転量を検出し、そ
    の検出した信号を電路板に転送し処理させることによっ
    て、画面上でポインタの移動方向および移動量を表示さ
    せるコンピュータの位置入力装置であって、 前記ローラーの一端に大歯車を設置し、前記大歯車と噛
    み合うように小歯車を設置し、前記光キャプスタンを小
    歯車の軸心の一端に固定することによって、前記ボール
    の回転数より前記光キャプスタンの回転数を大きくする
    ことを特徴とするコンピュータの位置入力装置。
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