JP3075756U - 宙返り玩具 - Google Patents

宙返り玩具

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JP3075756U
JP3075756U JP2000005765U JP2000005765U JP3075756U JP 3075756 U JP3075756 U JP 3075756U JP 2000005765 U JP2000005765 U JP 2000005765U JP 2000005765 U JP2000005765 U JP 2000005765U JP 3075756 U JP3075756 U JP 3075756U
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JP
Japan
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stopper rod
main body
fixed
rotating plate
pins
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Application number
JP2000005765U
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English (en)
Inventor
川城  洋一郎
Original Assignee
株式会社フレックス
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動物を模した玩具が、人間が宙返りするとき
の一連の動作と全く同様の動作を行うようにする。 【解決手段】 本体部2と、一対の脚部3,3で虎の擬
似玩具1を構成する。脚部3,3の上端部に軸杆20,
21を内向きに固着する。本体部2を該軸杆20,21
を支点として回動自在とする。本体部2内に固着したギ
アボックスの外側に、回転する円形の回転板15を設け
る。該回転板15には2本のピン16,17と回転板1
5の周縁に沿った突条部18,19を設ける。軸杆21
に、上端部23aを内向きに屈曲して回転板の突条部1
8,19に摺接させる第1のストッパー杆23を固着す
る。軸杆20,21に回動自在に支承された支持筒に、
回転板のピン16,17に摺接する第2のストッパー杆
25を固着する。ギアボックスと第2のストッパー杆2
5との間に緊縮コイルばね28を張設する

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は背面側にジャンプして宙返りして着地する宙返り玩具に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
従来、犬や猿などの動物の形態を模し、背面側にジャンプして宙返りする玩具 が種々提案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来のこれらのものは、立った姿勢からゆっくりとかがみジャンプし て宙返りするが、脚部で地面をキックする等して単に機械的に宙返りするだけで あり、全体的な身体の動きがきわめて少ない。
【0004】 ところで、虎等の動物を模した玩具が人間と同様のリアルな動作で宙返りすれ ば、今迄にはない面白さを出すことができる。
【0005】 本考案は、上記の点に鑑みなされたものであって、立った姿勢から急に前傾し 、そして前傾するや否や素早く上体を戻し、反動で背面側にジャンプし、空中で 宙返りした後着地するといった人間が行う場合の一連の動作と同様の動作を行う ことができるようにした宙返り玩具を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の要旨は、頭部から尾部までの本体部と一対の脚部よりなる動物の擬似 玩具を構成し、前記一対の脚部の上端部に前記本体部を回動自在に支承する軸杆 を固着し、かつ前記本体部内に固着したギアボックスの外側に円形の回転板を所 定速度で回転可能に設け、この回転板の一方の面に対向させて2本のピンを立設 すると共に、夫々のピンから回転方向後方側に回転板の周縁に沿って突条部を設 け、前記軸杆には、上端部を内向きに屈曲して前記回転板の突条部に摺接せしめ る第1のストッパー杆を前面側に所定の角度傾かせて固着すると共に、回転自在 に支承された支持筒に固着した前記回転板のピンに摺接する第2のストッパー杆 を構成し、さらに前記回転板より背面側に張設し、夫々の端部を前記ギアボック スと前記第2のストッパー杆に掛け止めた緊縮コイルばねからなるのである。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施形態について図面を参照しつつ説明する。 図1は一部省略して示した縦断正面図、図2は同縦断側面図、図3は要部の説 明図、図4は軸杆部分の拡大断面図、図5は回転板とストッパー杆の作動状態を 示す拡大斜視図、図6及び図7は作用説明図である。
【0008】 図中、1は動物、本実施形態では虎の擬似玩具である。また、該擬似玩具1は 、頭部から尾部までの本体部2と、一対の脚部3,3とからなる。尚、2aは尾 部を示す。そして、該一対の脚部3,3と尾部2aとの三点支持により地面に安 定して立つのである。
【0009】 また、該本体部2は、胴体形の芯枠4を基体として動物の頭部から胴部、腕に かけての部分のぬいぐるみ5を被着して構成している。また、尾部2aの中心に は芯枠6が取り付けられ、一対の脚部3,3は、足の形をしたぬいぐるみ7の中 心に芯板8を取り付けて構成している。
【0010】 9は前記本体部2の芯枠4内に固着されたギアボックスである。11は該ギア ボックス9内に固着されたモータ、12はプーリと減速ギア群である。13は本 体部2の芯枠4の上端部に設けられたICチップを備えたスイッチ、14は前記 ギアボックス9に設けられたマイクであり、10は電池ボックスである。 これらICチップを備えたスイッチ13、マイク14等の作用により、この擬 似玩具1は、ジャンプする前とジャンプ後着地したときに、あらかじめ設定され た音声を発することができるのである。
【0011】 15は前記プーリと減速ギア群12を介して前記モータ11の動力が伝達され る円形の回転板であり、ギアボックス9の外側に位置している。また、該回転板 15は右側面からみて反時計方向に所定の速度で回転する。また、該回転板15 の一方の面には、対向させて2本のピン16,17を立設すると共に、夫々のピ ン16,17から回転方向後方側に回転板15の周縁に沿った所要の長さの突条 部18,19を設けている。尚、該突条部18,19はピン16,17より所要 程度低くしている。
【0012】 20,21は前記一対の脚部3,3の夫々の芯板8,8における上端部に内向 きに固着した円柱状の軸杆である。また、該軸杆20,21は、直立した状態に おいて本体部2が前傾するよう、夫々前記本体部2の下端近傍における中心より 若干背部に寄った位置に緩挿している。そして、前記本体部2は該軸杆20,2 1によって垂直方向回動自在に支承される。
【0013】 22は前記軸杆20,21の本体部2内に突出した端部間に取り付けた連結杆 である。尚、該連結杆22は断面四角形である。
【0014】 23は前記軸杆21の本体部2内に突出した部分に固着した第1のストッパー 杆であり、この上端部23aは前記回転板15の突条部18,19に摺接するよ う、これの旋回域に臨む位置まで内向きに屈曲させている。そしてまた、該第1 のストッパー杆21は前面側に所定の角度を傾かせて固着している。
【0015】 24は前記軸杆20,21における本体部2内に突出した部分に回転自在に支 承された支持筒、25は該支持筒24に固着された第2のストッパー杆である。 また、該第2のストッパー杆25はその先端部が前記回転板15のピン16,1 7に摺接するよう、これの旋回域に臨むようにしている。 そして、該第2のストッパー杆25の基部寄りの位置には、前記第1のストッ パー杆23に接近したときに前記回転板15のピン16,17がこれらの間に入 り込むだけのスペースを確保するためのストッパーピン26を設けている。更に 該第2のストッパー杆25には、ばね掛け27を設けている。
【0016】 28は前記回転板15より背面側に張設する緊縮コイルばねである。この緊縮 コイルばね28は、一端側を前記第2のストッパー杆25のばね掛け27に掛け 、他端側は前記ギアボックス9のばね掛け29に掛けている。
【0017】 次に、本実施形態の作用について説明する。 直立した状態は、図1,図2に示す通りである。スイッチ13をオンにすると 回転板15が回転して、図5に示すように、ピン16が第2のストッパー杆25 を押すと、第2のストッパー杆25は緊縮コイルばね28を押し拡げながら第1 のストッパー杆23から離れる方向(背面側)に回動する。このときには第1の ストッパー杆23の屈曲した上端部23aに回転板15の突条部18に摺接する 。そしてこれにより本体部2は直立状態が保持される。
【0018】 そして、図6に示す如く、第1のストッパー杆23の屈曲した上端部23aの 位置を回転板15の突条部18の端部が通り過ぎると、突支が外れた状態となる 。これによって、本体部2は軸杆20,21を支点とし、重心が上体前部にある ことから自重により自然に前方に回動する。これにより本体部2は急に前傾する ことになる。また、このときには第1のストッパー杆23に第2のストッパー杆 25が接近し、そのストッパーピン26が第1のストッパー杆23に接触する。 この本体部が前傾する際に、従来例では強いバネを引っ張る大きな力で本体部 を前傾させていたため、本体部と脚部の間に指を挟むと怪我をする等の事故が起 こっていた。本実施形態では、本体部2の重量を利用して前傾させるためこのよ うな事故が防止できるのである。
【0019】 そして、これと殆ど同時に第2のストッパー杆25の先端を回転板15のピン 16が通り過ぎ、突支が外れた状態となる。即ち、緊縮コイルばね28の収縮方 向への作用力によって第2のストッパー杆25はピン16に摺動している間、回 転板15を元の方向に戻さないための突支の役目をしている。したがって、該第 2のストッパー杆25の先端を回転板15のピン16が通り抜けてしまうと、回 転板15は突支が外れた状態となる。
【0020】 これにより図7に示す如く、緊縮コイルばね28の収縮方向への強力な作用に より、本体部2は元の方向に急激に戻ろうとする。そしてこの反動によって擬似 玩具1は背面側にジャンプして宙返りする。そして最後に立った姿勢で着地する のである。
【0021】
【考案の効果】
本考案は上述の通り、動物を模した玩具が直立した姿勢から急に前傾し、そし て前傾するや否や素早く上体を戻し、反動で背面側にジャンプし、空中で宙返り した後着地するといった人間が行う場合の一連の動作と全く同様の動作を行うよ うにしたものである。そのため従来の宙返り玩具に比べ、簡易な構成でありなが らリアリテイに富む面白さを出すことができ興趣につきないものである。 また、前傾時に本体部の重量を利用して前傾させるため、本体部と脚部の間に 指を挟んで怪我をする等の事故も防止でき安全性にも優れる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一部省略して示した縦断正面図であ
る。
【図2】本考案の一部省略して示した縦断側面図であ
る。
【図3】本考案の要部の説明図である。
【図4】軸杆部分の拡大断面図である。
【図5】回転板とストッパー杆の作動状態を示す拡大斜
視図である。
【図6】本考案の作用説明図であり擬似玩具の姿勢を示
すものである。
【図7】本考案の作用説明図であり擬似玩具の姿勢を示
すものである。
【符号の説明】
1 虎の擬似玩具 2 本体部 2a 尾部 3,3 一対の脚部 9 ギアボックス 11 モータ 12 プーリと減速ギア群 15 円形の回転板 16,17 ピン 18,19 突条部 20,21 軸杆 22 連結杆 23 第1のストッパー杆 23a 第1のストッパー杆の上端部 24 支持筒 25 第2のストッパー杆 26 ストッパーピン 28 緊縮コイルばね
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年10月24日(2000.10.
24)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頭部から尾部までの本体部2と一対の脚
    部3,3よりなる動物の擬似玩具1を構成し、前記一対
    の脚部3,3の上端部に前記本体部2を回動自在に支承
    する軸杆20,21を固着し、かつ前記本体部2内に固
    着したギアボックス9の外側に円形の回転板15を所定
    速度で回転可能に設け、この回転板15の一方の面に対
    向させて2本のピン16,17を立設すると共に、夫々
    のピン16,17から回転方向後方側に回転板の周縁に
    沿って突条部18,19を設け、前記軸杆21には、上
    端部23aを内向きに屈曲して前記回転板15の突条部
    18,19に摺接せしめる第1のストッパー杆23を前
    面側に所定の角度傾かせて固着すると共に、回転自在に
    支承された支持筒24に固着した前記回転板15のピン
    16,17に摺接する第2のストッパー杆25を構成
    し、さらに前記回転板15より背面側に張設し、夫々の
    端部を前記ギアボックス9と前記第2のストッパー杆2
    5に掛け止めた緊縮コイルばね28とからなる宙返り玩
    具。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011041696A (ja) * 2009-08-21 2011-03-03 Ushida Hiroshi 跳躍体

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