JP3075633U - ガラスアンテナ - Google Patents

ガラスアンテナ

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JP3075633U
JP3075633U JP2000004295U JP2000004295U JP3075633U JP 3075633 U JP3075633 U JP 3075633U JP 2000004295 U JP2000004295 U JP 2000004295U JP 2000004295 U JP2000004295 U JP 2000004295U JP 3075633 U JP3075633 U JP 3075633U
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glass antenna
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アール.カダンス ランディ
ティー.シュメイカー,ジュニア ロバート
ティー.ディシャート ピーター
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ピーピージー インダストリーズ オハイオ, インコーポレイテッド
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガラス積層体の間への空気の侵入を防止し
た、フロントガラスの2層の透明シート間に透明なアン
テナ要素を有する自動車用アンテナ装置、および前記装
置に適したコネクタを得ること。 【解決手段】 本考案によるアンテナ装置は、外側ガラ
ス層14と端部28に沿って切除された切欠区域30を
有する内側ガラス層16との間にアンテナ要素20を積
層し、切欠区域30に突出したアンテナ要素20の部分
にコネクタ24を固定し、切欠区域30に充填剤を噴
射、充填することによって、アンテナ要素20およびコ
ネクタ24を密封、固定したものである。本発明による
コネクタ24は、切欠区域30に突出したアンテナ要素
20の一部に固定されるパッド部分34、内側ガラス層
14の表面38上に延びる端子部分36およびこれらの
部分を接続する接続部分40よりなる。接続40部分を
他の部分34および36に対して傾斜させ、全体として
Z型に構成することもできる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はアンテナ、とくに二つのガラス層の間に積層された透明のコーティン グおよび無線装置または他の送信/受信装置に接続する電気的接続装置によって 形成されたアンテナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、無線信号を受信しまたは送信する伝統的自動車アンテナは、マストまた はホイップ型アンテナであった。最近の傾向は、アンテナを自動車構造に組込む ことである。たとえば、ド・アンゲリス(DeAngelis)他の米国特許第 3987449号の明細書は、自動車フロントガラス内に積層されたワイヤアン テナを開示している。ネージー(Nagy)の米国特許4707700号の発明 は、アンテナを自動車の屋根構造内に設置している。ニシカワ(Nishika wa)他の米国特許第5416491号の考案は、導電性セラミックペイントを 使用して窓にアンテナ要素を形成している。イナバ(Inaba)他の米国特許 第4768037号および同第4849766号およびウォルトン(Walto n)他の米国特許第5355144号の各発明は、アンテナを形成するため、二 つのガラス層の間に積層された透明の導電性コーティングを使用している。ネー ジー(Nagy)他の米国特許第5083135号の発明は、アンテナを形成す るため、“T”形の透明なコーティングを利用している。各装置において、コネ クタ装置はアンテナによって受信された無線波信号を受信機、たとえばラジオ受 信機に伝達する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
アンテナ要素と外部装置を接続するため、ワイヤ、リボンまたは金属タブのよ うなコネクタが使用されてきた。これらの要素がアンテナ要素と電気的に接触す るため透明体内に積層されるとき、問題が発生する。とくに、積層体の各層の間 にこれらの型のコネクタを設けるとき、空気がコネクタ付近の積層体内に捕捉さ れることが発見された。コネクタが通常のローラ予備プレス作業の間に積層体の 脱気を妨げると信じられている。捕捉された空気によって形成された気泡は、窓 の美観を損なうとともに、コネクタまたはその付近におけるフロントガラスの剥 離の可能性を増大する。ウインタ(Winter)他の米国特許第421382 8号の明細書は、電気的接続をフロントガラス内の導電性要素に対して実施する 必要がある、電気的に加熱しうるフロントガラスにおけるこの問題を扱っている 。切欠きがフロントガラスの端部に沿って形成され、銀セラミックエナメル導線 がフロントガラスの母線装置から切欠区域まで延長された。ついでワイヤは切欠 き内で導線に直接蝋接することができる。しかしながら、積層中、空気がこれら の多孔性エナメル導線を通って積層体内に押込まれ、切欠区域付近に気泡を形成 する、ことが発見された。これを防止するため、積層に先立って、セラミック導 線は、たとえば切欠き区域にシール剤を充填することにより、シールされる。こ のことは積層体の切欠区域付近における気泡形成を防止する。 積層体の外部に設置され、かつアンテナを無線装置または電磁エネルギ送信装 置および受信装置のいずれか一方または双方に電気的に接続するとともに、接続 区域付近における気泡形成を防止することによって美観を維持する、コネクタを 有するアンテナ装置を得ることが有利である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案はガラスアンテナおよび接続装置を開示している。アンテナはその端部 の一部に沿って切除された切欠区域を有する第1のガラスシート、第1シートに 載置する関係で固定された第2のガラスシート、および第1および第2シート間 で第2シート上に支持された少なくとも一つの導電性アンテナ要素を含む。アン テナ要素は切欠区域内に延長する部分を含む。コネクタは切欠区域内に設置され 、充填材料が切欠区域内にコネクタを固定しかつ切欠区域をシールするため切欠 区域に充填される。コネクタは切欠区域内に延長する導電性アンテナ要素の部分 に載置する第1の部分、第1シートの外側主要面に沿って延長しかつそこに固定 される特定の部分を有する第2の部分、および第1と第2部分を接続する第3の 部分を含む。端子装置は、導電性要素の外部送信装置および受信装置のいずれか 一方または双方への、たとえばラジオ受信機、携帯電話機または地球上の位置決 め装置に対する接続を可能にするため、第2部分の端部に設置される。
【0005】 また本考案は、積層体の導電要素を外部装置に電気的に接続するコネクタを開 示している。コネクタは、積層体の導電要素に載置しかつ第1部分の表面に沿う 第1接着剤を有する平らな導電性パッド部分、パッド部分からオフセットしかつ その特定の部分に沿って設置された第2接着剤を有する端子部分、およびパッド 部分と端子部分とを接続する接続部分を含んでいる。パッド部分に沿う接着剤は 導電性または非導電性接着剤である。本発明の特別の一実施例において、パッド 、端子およびコネクタ部分はすべて互いに一体で、コネクタ部分はパッドおよび 端子部分に対して斜めで、Z型コネクタを形成する。
【0006】
【考案の実施の態様】
本考案は電磁エネルギ発信装置および受信装置のいずれか一方または双方のた めのアンテナ装置との組合わせとして開示される。しかしながら、本考案は積層 体内の導電性要素への電気的接続、たとえばガラスシート加熱装置への接続を必 要とする他の型の装置にも使用することができることを認識すべきである。
【0007】 図1は本考案の特徴を備えたアンテナを示す。とくに、自動車の積層フロント ガラス12は、プラスチック中間層18、好適にはポリビニールブチラールによ って一緒に接合された、それぞれ外側および内側ガラス層14および16によっ て形成されている。層14および16は他の透明、剛性材料、たとえばポリカー ボネートまたは異なった透明、剛性材料の組合わせとすることができる。さらに フロントガラス12は少なくとも一つのアンテナ要素20を含んでいる。図1に 示す本発明の特殊な実施例において、アンテナ要素20はこの技術分野において 周知のいずれかの方法で、ガラス層14の表面22に塗布された透明な導電性コ ーティングであって、全体的にフロントガラス12の中央部分を占めている。コ ーティングは、たとえばジラリ(Gillery)他の米国特許第365554 5号、ジラリの第3962488号およびフィンレイ(Finley)の第48 98789号の各明細書に開示されたような、単層または多層の金属含有コーテ ィングとすることができる。アンテナ要素20が図1に示されたものとは異なっ た形状を備え得ることを認識すべきである。たとえば、要素20は米国特許第5 083135号の明細書に図示されたようなT型とすることができ、または直接 もしくは間接に電気的に接続された複数のアンテナ要素を設けることもできる。
【0008】 アンテナ要素20は透明なコーティングであることが好適であるが、もしアン テナ要素がフロントガラス12の主要な可視区域に設置されるのでなければ、ま たは自動車の透明体の主要な可視区域を妨害しないのであれば、アンテナ要素2 0は不透明な導電性材料、たとえば銀含有セラミックペイント、金属箔などとす ることもできる。さらにアンテナは、コーティング、ワイヤおよびセラミックア ンテナ要素のいずれか一つまたはいくつかとすることもできる。 さらに図1を参照すると、この特殊な形状のアンテナ要素20は基本的に四辺 形で好適にはフロントガラス12の周縁から離されている。要素20の正確な形 状および位置ならびに他のアンテナ要素の付加は、フロントガラス12が設置さ れる自動車のデザイン、フロントガラスの取付角度、コーティングの比抵抗率、 送信または受信される信号の型式およびアンテナの所望の機能に依存する。透明 なガラスアンテナに対するこれらの型の設計上の配慮については、米国特許第4 768037号、第4849766号および第5083135号の各明細書で論 じられている。
【0009】 コネクタ24は、アンテナ要素20と電磁エネルギ送信装置および受信装置2 6、(図1のみに示された)のいずれか一方または双方との間の接続部を形成し ている。装置26は、ラジオ、携帯電話、テレビ、地球上の位置決め装置または 信号の送信および受信のいずれか一方または双方を実施するためアンテナ要素2 0を使用する他の型の装置とすることができる。必要ではないが、図1に示され た特殊な実施例において、コネクタ24はフロントガラス12の上端28に沿っ て設置される。コネクタ24とアンテナ要素20の接続は、コネクタ24が層1 4と16との間に積層されないような形状にされる。このようにして、コネクタ がフロントガラス内に積層されることから生ずる空気捕捉の問題は解消される。 とくに、切欠き30はフロントガラス12の上端28に沿って内側層16から切 除される。中間層18の対応する部分も切欠区域30から除去される。コネクタ 24は切欠区域30内に延長するアンテナ要素20の一部に固定される。
【0010】 図2に示された本考案の特殊な実施例において、切欠区域は十分な深さのもの で、アンテナ要素20は、アンテナ要素20の一部が切欠区域30を貫通し、コ ネクタ24がアンテナ要素20に直接固定できるように、フロントガラス12の 端部28の十分近くまで延長している。下記に一層詳細に論じられるように、切 欠区域30に充填するのに必要なシール剤の量を減少しかつフロントガラス12 の構造的一体性を維持するため、切欠区域30の大きさを最小に維持することが 好適である。さらに、最善のアンテナ機能を発揮するために、特殊なアンテナ要 素のパターンは、アンテナ要素20をフロントガラス12の端部28から約15 cm程度(数インチ)離すことが必要となる。そのような位置において、アンテナ 要素20はアンテナ要素20を切欠区域30内に延長する延長部分32を含み、 それにより、図4および5に示すように、コネクタ24が切欠区域30において 延長部分32を介してアンテナ要素20に電気的に接続し得る装置が得られる。 必要ではないが、延長部分32は要素20と同じ材料から作ることができる。切 欠区域30内のアンテナ要素20の部分または延長部分32が透明な導電性コー ティングであるとき、空気がアンテナ要素20または延長部23を通ってフロン トガラス12内に押込まれる問題は解消するが、その理由はコーティングの成分 および厚さの組合わせが積層工程中空気が通過するであろう切欠区域30の端部 に沿う空気の透過可能な中間面が生じないからである。切欠区域30内において 要素20または延長部分32はフロントガラス12の端部28まで延長すべきで なく、むしろ端部28から少なくとも1mmのところで終わるべきである。この ことはコーティングが、下記に論じられるように、切欠区域30内に完全にシー ルされ、端部28に沿うコーティングの劣化を確実に阻止する。
【0011】 コネクタ24は好適にはステンレス鋼、銅、すず、黄銅または他の導電性材料 から製造される。もし望むならば、ステンレス鋼または銅、すずもしくは銀を被 覆した黄銅のような材料の組合わせも導電性および強度を増大するため使用され る。図3を参照すると、コネクタ24は、アンテナ要素20の一部に載置してそ れと電気的に接触するパッド部分34、部分34からオフセットしかつ層16の 表面38の一部に沿って延長する端子部分36および部分34および36を接続 する接続部分40を含んでいる。端子部分36は、下記に一層詳細に論じられる ように、アンテナ要素20を送信/受信装置26に接続する装置を含み、また端 子部分36の少なくとも一部はパッド部分34にほぼ平行である。部分34によ ってなされる電気的接触は、下記に一層詳細に論じられるように、直接接続また は容量接続とすることができる。部分40は図3に示すようにこれらの部分の間 に全体的に垂直に延びるか、またはこれらの部分の間に傾斜しかつ切欠区域30 の端部42に対して傾斜することができる。図2および3に示された特殊な実施 例において、部分36および40は部分34に蝋接された平らなワイヤによって 形成されている。平らなワイヤは通常の丸いワイヤに取替えることができるが、 しかしながら、平らなワイヤはフロントガラスに沿って低い高さを有し、フロン トガラス接着および取付装置に干渉することが少ないと信じられる。もし望むな らば、部分36および40は図4および5に部分134,136および140に よって示されたように部分34と一体に形成することもでき、このことは下記に 一層詳細に論じられる。
【0012】 コネクタ24の大きさを決定する際に、表面積および断面積は、アンテナ要素 20と送信/受信装置26との間の所要の電気的接続性を得るのに十分でなけれ ばならない。とくに、もしコネクタ24の部分34の表面積が小さすぎるかまた は残りの部分の断面積が小さすぎるならば、コネクタ24を通る信号損失は所要 の電流量がアンテナ要素20からコネクタ24を通って送信/受信装置26に達 することを許さないであろう。
【0013】 接着剤46(図3にのみ図示)は、外側ガラス層14上のアンテナ要素20に コネクタ24を固定するため部分34に塗布される。前に論じたように、コネク タ24と要素20との間の電気的接続は直接接続または容量接続とすることがで きる。とくに、接着剤はコネクタ24とアンテナ要素20との間を直接に電気的 に接続するため導電性とすることができるか、または電気的接続が容量性である ように非導電性とすることもできる。容量接続は、アンテナの誘導リアクタンス を、米国特許第5355144号の明細書に開示されたように全反応要素を最少 にすることにより、アンテナ要素20を送信/受信装置26に接続するのに使用 された同軸ケーブル48(図1にのみ図示)の誘導リアクタンスに適合する容量 リアクタンスを発生させるように使用し得ることが発見された。部分34の所要 の表面積は、部分的に、コネクタ24とアンテナ要素20との間隔すなわち接着 剤の厚さ、アンテナ要素、コネクタおよび接着剤に使用される材料の型、および 所要の接続型式すなわち直接型かまたは容量型かに依存する。コネクタ24と要 素20との間に直接の電気的接続が存在する場合、パッド部分34によって占有 される表面積は、導電性接着剤46の損傷の場合にコネクタ24がアンテナ要素 20の連続作動を可能にする容量接続をなお維持するように、十分に大きいこと が望ましい。もし望むならば、フロントガラス12の外面を通して見られるとき コネクタ24を隠すため、着色料が接着剤46であってもよい。
【0014】 端子部分36は内側層16の表面38の一部に沿い、実質的にパッド部分34 に平行に、延びている。もし望むならば、接着剤50(図3のみに図示された) は部分36の下面の特定の部分に、それを内側層16の表面38に固定してコネ クタ24を所定位置に固定するため塗布される。部分36をフロントガラス12 の表面に固定して保持するため、コネクタ24がフロントガラスの取扱いまたは 設置の場合に損傷をうける可能性は減少し、またコネクタ24がフロントガラス の接着および取付装置と干渉する可能性も減少する。端子装置52、たとえば補 強スペード装置、図3に示された雄JASOピン、またはこの技術分野において 周知の他の電気的接続装置が、同軸ケーブル48を容易にコネクタ24に固定で きるように、部分36の端部54に接続される。部分36の表面38に固定され ない部分は、コネクタ24のこの部分が自動車に接触して、アンテナの機能に悪 影響を及ぼすことを防止するため、図2および3に示されたように、非導電性収 縮ラップ56によりカバーされる。端子52が部分36に固定される、コネクタ 24または端子52の一部は、端子52の取扱およびそれのケーブル48への接 続を一層容易にするため補強または拡大することができる。
【0015】 切欠区域30は、コネクタ24を保護しかつそれを所定位置に固定するため、 アンテナ要素20の部分を切欠区域30内にシールするため、そして湿気障壁を 形成することによって切欠区域30の露出端部42をシールするため、シール剤 58を充填される。シール剤58は、好適には、切欠区域30内に噴射される室 温硬化材料である。さらに、もしフロントガラス12の積層前に塗布されるなら ば、積層サイクルの高温および圧力に耐えることができなければならない。さら に、シール剤は好適にはいかなる有害な臭気またはガスも発生すべきでなく、ま たアンテナ要素20を形成する材料にコネクタ24をアンテナ10から電気的に 絶縁するような悪影響を及ぼすべきでない。切欠区域30に充填されかつシール するため使用されるシール剤は、オハイオ州アクロン、ビー・エフ・グッドリッ チ社、アドヒーシブ・システムス・ディビジョン(BF Goodrich A dhesives Division,Akron,Ohio)から発売中のプ ラスティロック(Plastilok,登録商標名)421エポキシ、または、 ミネソタ州セントポール、3M社、工業用テープおよび特殊品ディビジョン(3 M Industrial Tape and Speciality Div ision St.Paul,Minnesota)から発売中のスコッチ−ウ ェルド(Scotch−Weld 登録商標名)DP110エポキシのような室 温硬化エポキシを含み、それらは二部分可撓性エポキシシール剤である。さらに 、ポリアミド樹脂接着剤である、ニューハンプシャー州、シーブルック、ハイゾ ル・エンジニヤリング・アドヒーシブス(Hysol Engineering Adhesives,Seabrook New Hampshire)から 発売中のハイゾル7811のような高温溶融接着剤も使用された。高温溶融接着 剤は塗布のため加熱により軟化し、ついで冷却したとき再度硬化する。
【0016】 切欠区域30は、コネクタ24に適合するとともに、よい結合を生じかつシー ル剤58が切欠区域30から引出されるのを防止するため、シール剤58と外側 ガラス層14との間を十分に直接接触させるために、十分に大きくなければなら ないことを認識すべきである。さらに、シール剤58がコネクタ24を完全にシ ールするとともに端部28に沿う連続湿気障壁を形成するため、端部60を超え て確実に延長するために、コネクタ24の端部60とフロントガラス12の端部 28とを十分離すべきである。コネクタ24の端部60とフロントガラス12の 端部28との間隔は少なくとも1mm、好適には3mmとすべきである。
【0017】 実際に、コネクタ24が積層後塗布されるとき、少量の中間層18が端部30 に沿って切欠区域30に押込まれ、コネクタ24が直接端部42に設置されるの を防止する。その結果、フロントガラスの端部28とコネクタの端部60との間 に適当な間隔を確保するため、切欠き30は中間層およびコネクタ24の双方に 適合するため十分に深くなければならないか、または切欠区域30内に延長する 中間層は積層後除去されなければならない。後の工程が実施されるとき、アンテ ナ要素20がその残りの部分から電気的に絶縁されることになるように、切欠区 域30の端部に沿うアンテナ装置20に影響することを回避するように注意を払 うべきである。そうでなければ、切欠区域30に沿う中間層は、フロントガラス 12の組立前に中間層の除去される部分が切欠区域30より僅かに大きくなるよ うに、切断されなければならない。このようにして、中間層が加熱されかつ積層 中押込まれるため、それは切欠区域30に流れ込むことはない。
【0018】 図4および5は本考案の別の実施例を示す。この特殊な実施例において、アン テナ要素20は切欠区域30から離され、延長部分32は要素20から切欠区域 30内に延長している。コネクタ124はパッド部分134、オフセットした端 子部分136および接続部分140を含み、それらはすべて互いに一体である。 すべての部分が一体で連続しているため部分140をパッド部分134に蝋接す る必要がなく、そのことは曲がった部分134のポテンシャル問題を回避する。 部分136の長さはコネクタ24の部分36に比較して短くされ、部分136の 端部154に蝋接された絶縁ワイヤ144およびJASOピン153を含む端子 装置152、またはワイヤ144の反対側端部に固定される他の端子装置と置換 される。接続部分140がパッド部分134と端子部分136との間に全体的に 垂直に延長しているが、コネクタ124の一実施例において、少なくとも部分1 40の一部は斜めであり、すなわち、コネクタ124が切欠区域30内の外側層 14上に設置されるとき、部分140のその部分が切欠区域30に対して傾斜す るように部分134および136に対して斜めにされる。図4および5に示され た特殊な実施例において、部分140は“Z”型形状をなしている。この型のコ ネクタ形状は部分140と切欠区域30の端部42との間へのシール剤の噴射を 容易にし、部分140と端部42との間にシール剤が確実に存在することによっ て、切欠区域30を一層よくシールする。さらに、部分140の傾斜した形状は 内側ガラス層16と中間層18の全体の厚さの変化を可能にする。接着剤146 は部分134を延長部分32に固定し、接着剤150は部分136を内側層16 の表面に固定する。図5に示すように、少なくとも端子部分136の一部はパッ ド部分134に実質的に平行である。コネクタ124は最初この形状に成形され るか、または接着剤146および150がコネクタ124を所定位置に固定する とき成形される。
【0019】 シール剤の塗布を容易にしかつコネクタ124に対し上記のようにガラスおよ び中間層の厚さの変化を可能にする他のコネクタ形状も使用することができる。 たとえば、本発明を限定するものではないが、図6はコネクタの別の実施例を示 している。とくに、コネクタ224は、パッド部分234、端子部分236およ び接続部分240を含んでいる。コネクタ124におけるように、コネクタ22 4の各部分は互いに一体で、各部分を連結するために必要な蝋接または接着剤の 必要はない。接続部分240は内側ガラス層および中間層の全体の厚さの変化を 可能にするため斜めである。接着剤246および250は、部分234および2 36を延長部分32(またはアンテナ要素20)および内側層16の表面38に それぞれ固定している(延長部分32および内側層16の表面38は、図6には 示されていない)。端子装置(図示せず)は端子部分236の端部に固定されて いる。
【0020】 コネクタ24,124および224は、好適には、すずめっき黄銅またはすず めっきステンレス鋼から作られ、基礎金属の厚さは0.051から0.51mm (0.002から0.02インチ)の範囲、好適には0.13から0.18mm (0.005から0.007インチ)の範囲にある。接着剤46,50,146 ,150,246および250は両面接着テープ、接着剤噴霧またはこの技術分 野において周知の他の型の接着剤方式とすることができる。接着剤層46,14 6および246の厚さは接着剤層50,150および250の厚さより全体的に 薄く、その理由は、部分34およびコネクタ24の接着剤46、部分134およ びコネクタ124の接着剤146、および部分234およびコネクタ224の接 着剤246がシール剤58によってカバーされるからである。好適には接着剤層 は約0.025から0.25mm(0.001から0.01インチ)の範囲の、 とくに好適には0.051から0.13mm(0.002から0.005インチ )の範囲の厚さを有する両面接着テープとして塗布されることが好適である。め っきしないコネクタ、とくにステンレス鋼コネクタが使用されるとき、部分34 ,134および234の下面を、酸化層を除去するため接着剤を塗布する前に研 磨剤によってバフ研磨し、コネクタ24,124および224と要素20または 延長部分32との間のよい接触を確保することが必要である。
【0021】 厚い基礎金属および接着剤のいずれか一方または双方をコネクタに使用しうる ことを認識すべきである。たとえば、本発明は、剛性のコネクタ形状を形成する ため、0.32cm(0.125インチ)までのまたはそれ以上の厚さの基礎金属 を使用することを予想している。しかしながら、薄い金属の使用は材料費を低減 し、コネクタを一層容易に型打ちまたは成形することを可能にし、かつコネクタ がフロントガラス12の構造の変化に適合することを可能にする一層可撓性の構 造を得ることができる。同様に、薄い接着剤の使用は材料費を低下することがで きる。さらに、前に論じたように、コネクタがフロントガラス12の端部に沿っ て設置されるため、コネクタがフロントガラスの接着剤および取付装置に干渉す ることを回避すべく注意を払うべきである。このため、コネクタ124における 部分136および接着剤150の全体の厚さは1mm(0.04インチ)、好適 には0.75mm(0.03インチ)を超えないことが好ましい。
【0022】 本考案の特殊な一実施例において、アンテナ要素20はフロントガラス12の 主要可視区域内のガラス層14の表面上に整合し、かつ区画当たり約3オームの 抵抗率を有する、透明な、導電性、多層コーティングであった。フロントガラス 12の端部とコーティングの端部の間隔は、コーティングとフロントガラス12 を囲む6.4mm(0.25インチ)の金属フレーム(図示しない)との最少間 隔とともに変化する。アンテナ要素20はフロントガラス12の端部28から離 され、切欠区域30を通過しない。その結果、延長部分32は図4に示すように アンテナ要素20と切欠区域30との間隔を橋絡するため使用された。延長部分 32はアンテナ要素20と同じコーティングで同時に塗布された。延長部分32 は、幅が25mm(0.98インチ)で、コネクタ124の部分134の全幅に 適合するため、端部28付近で35mm(1.38インチ)に拡張されている。 必要ではないが、コネクタ124がフロントガラス12の中央部付近に、すなわ ちフロントガラス12の中央三分の一内に、好適にはフロントガラス12の中央 に設置される。切欠区域30は深さが約12mm(0.47インチ)、幅が10 0mm(3.93インチ)であった。コネクタは図4および5に示された型のも のであった。とくに、コネクタ124は、全体に厚さが約0.127mm(0. 005インチ)のステンレス鋼部材であった。部分134は10×30mm(0 .39×1.18インチ)であって、部分134が切欠区域30の端部42ので きるだけ近くに設置された。部分134の端部160とフロントガラス12の端 部28との間は少なくとも1mmであった。この距離は、積層工程の結果として 、端部42に沿って切欠区域30内に延長する中間層18の量に依存する。
【0023】 部分134上の接着剤部分146は、たとえばウィスコンシン州、ラシーヌ、 スペシャルティ テープス社(Specialty Tapes,Racine ,Wisconsin)から発売中の、製品番号CD9082の、厚さが約0. 051mm(0.002インチ)の両面接着導電性接着テープであった。そうで なければミネソタ州、セントポール、3M社(3M Company,St.P aul,Minnesota)から発売の、製品番号9482の非導電性接着剤 が、部分134を延長部分32(または要素20)に固定するのに使用される。 本発明のこの特殊な実施例において、コネクタ124の有効高さは、ほぼ内側層 16と中間層18の和である、3.48mm(0.137インチ)であった。3 M社の製品番号9485のような両面接着非導電性接着剤が、コネクタ124の この部分を内側層16の表面38に固定するため、約0.127mm(0.00 5インチ)の厚さで部分136に塗布された。部分136および140は幅が6 .4mm(0.25インチ)であり、部分136は端部154から部分138ま で計った長さが29mm(1.14インチ)であって、部分136の約24mm (0.94インチ)は内側層16に固定されていた。この特殊な実施例において 、端子装置152は部分136の端部154に蝋接された18ゲージの絶縁ワイ ヤ144およびワイヤの端部に固定されたJASOピン153を含んでいた。切 欠区域30はスコッチ−ウェルド(Scotch−Weld)DP−110エポ キシを充填された。この特殊なシール剤はシラン、たとえばミシガン州、ミッド ランド、ダウ コーニング社(Dow Corning,Midland,Mi chigan)から発売の、ダウ コーニング(登録商標名)Z−6040シラ ンをエポキシ樹脂成分に、樹脂の約0.2〜8重量%、好適には0.5〜2重量 %に等しい量だけ添加することにより変性された。さらに、カーボンブラック、 たとえばテキサス州、ボーガー、ジェー.エム.フーバー.コーポレーション( J.M.Huber Corporation,Borger,Texas)か ら発売の、アロスペア(Aro−spere、商標名)11V カーボンブラッ クが黒色セラミックボーダ(a black ceramic border) (図示しない)と一致する黒い外観を形成することによって、コネクタ124を “隠す”ため添加され、それは通常自動車フロントガラスの周端部分の周りに塗 布される。この特殊な実施例において、カーボンブラックは促進剤成分に促進剤 の約1〜1.5重量%に等しい量を添加された。シール剤は切欠区域30に噴射 する直前に、二部分エポキシの等量を混合する静的混合アプリケータを使用して 塗布された。塗布の際、シール剤は一層容易に取扱いうるように約15分で固化 するが、もし望むならば、エポキシは固化および硬化時間を短縮するため塗布後 加熱することができる。
【0024】 切欠区域30およびコネクタ24,124および224のいずれか一方または 双方の大きさを、コネクタをフロントガラス12の端部28からさらに離すため 変化することができる。たとえば、コネクタ124のパッド部分134は、8× 30mm(0.31×1.18インチ)とすることができる。前に論じたように 、切欠の深さを12mm(0.47インチ)とすると、コネクタと端部28との 間隔は4mmとなる。もしこの大きさの部分が、コネクタ124と延長部分32 との間に所要の電気的接続を得るのに必要な面積に達せず、また付加的端部間隔 を維持するのに必要であるならば、コネクタの長さを増加することおよびコネク タの幅および切欠の深さを増加することの一方または双方が実施される。たとえ ば、パッド部分の10×30mm(0.39×1.18インチ)と同じ有効面積 を維持するため、パッドの大きさを8×37mm(0.31×1.46インチ) に増加し、延長部分32のコーティング幅も部分134の全面積が延長部分32 に確実に接触するため比例して増加する。さらに、切欠区域30の深さを、コネ クタをフロントガラス12の端部28からさらに離すため増加する。
【0025】 上記フロントガラス12の製造において、透明な導電性コーティングがこの技 術分野において周知のいずれかの方法でガラス層14に塗布される。層14は所 要のアンテナパターンを得るためマスクされる。そうでなければ、層14の全面 がコーティングされ、その後コーティングの特定の部分が所要のアンテナパター ンを得るため除去される。コーティング後、層14は層16と組合わされ、二つ の層はこの技術分野において周知の技法、たとえば重力たるみ曲げによって同時 に成形される。もし望むならば、層14はアンテナ要素20を塗布する前に成形 される。成形後、中間層18が層14および16間に挿入され、集合体は最終的 構造を形成するためこの技術分野で周知の技法によって積層される。積層後、コ ネクタ124は切欠30内に設置され、接着剤層146によって延長部分32に 接着される。ついでシール剤58が切欠区域30に噴射され、フロントガラス1 2の端部28をシールし、コネクタ124を所定位置に強固に固定する。本発明 を制限するものではないが、ポリエステルテープ片(図示しない)を面38に沿 って切欠区域30をカバーするため使用することができ、シール剤58がテープ と内側層14の表面38との間に噴射される。
【0026】 上に論じた本考案はアンテナ要素20に対するただ一つの電気的接続しか含ん でいないが、アンテナ要素20に対する多数の接続がフロントガラス12の端部 に沿ってなし得ることを認識すべきである。 前に論じたように、ここに教示された電気的接続は積層の前にまたは後にフロ ントガラス12に適用することができる。積層前に適用されるとき、積層作業の 熱をシール剤を硬化するため使用することができる。接続が積層後になされると き、コネクタを欠陥のあるフロントガラスに取付ける問題が回避される。 ここに記載されかつ図示された本考案は、その好適な説明的実施例を現すもの である。種々の変更が実用新案登録請求の範囲の記載によって限定された本考案 の要旨から離れることなくなし得るものであることを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の特徴を備えた透明ガラスアンテナの平
面図。
【図2】明瞭のため一部を除去した、図1に示す本考案
のアンテナおよびコネクタの拡大平面図。
【図3】図2の3−3線に沿う断面図。
【図4】本考案の別の実施例の図に示されたものと同様
の図。
【図5】図4の5−5線に沿う断面図。
【図6】別のコネクタ構造の斜視図。
【符号の説明】
12 フロントガラス 14 外側ガラス層 16 内側ガラス層 18 中間層 20 アンテナ要素 22 (外側ガラスの)表面 24 コネクタ 26 送信/受信機 28 (フロントガラスの)端部 30 切欠区域 32 延長部分 34 パッド部分 36 端子部分 38 (内側ガラスの)表面 40 接続部分 42 (シール剤)端部 46 接着剤 48 同軸ケーブル 50 接着剤(層) 52 端子装置 54 (コネクタの)端部 56 非導電性ラップ 58 シール剤 60 (コネクタの)端部 124 コネクタ 134 パッド部分 136 部分 140 接続部分 144 部分 146 接着剤(層) 150 接着剤(層) 152 端子装置 153 JASOピン 154 端部 160 端部 224 コネクタ 234 パッド部分 236 端子部分 240 接続部分 246 接着剤(層) 250 接着剤
【手続補正書】
【提出日】平成12年10月17日(2000.10.
17)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項6
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項17
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項19
【補正方法】変更
【補正内容】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 ロバート ティー.シュメイカー,ジュニ ア アメリカ合衆国ペンシルバニア州マノービ ル,レイルロード ストリート 1010 (72)考案者 ピーター ティー.ディシャート アメリカ合衆国ペンシルバニア州ピッツバ ーグ,チャンドラー プレイス 416

Claims (25)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端部の一部に沿って切除された切欠区域
    を有する第1の剛性透明シート、 該第1のシートに載置する関係で固定された第2のガラ
    スシート、 少なくとも1つの透明の導電性アンテナ要素を形成する
    前記第1と第2のシートとの間の前記第2のシートの内
    側主要面上に支持された透明な、導電性コーティングで
    あって、さらに前記切欠区域の内部に延びているコーテ
    ィング部分を有する透明な、導電性コーティング、 前記第2のシートの前記内側主要面に固定されかつ前記
    切欠区域の内部の前記導電性コーティングの前記コーテ
    ィング部分の区域に載置する第1部分、前記第1のシー
    トの外側主要面に沿って延びる選択された部分を具備し
    た第2部分、および前記切欠区域を通って延びかつ前記
    第1と第2部分を相互に連結する第3部分を有するコネ
    クタ、 該コネクタを前記切欠区域内に固定しかつ前記切欠区域
    をシールする前記切欠区域内の充填材料であって、この
    内部において前記コネクタの前記第1および第3部分が
    シールされるようにしたことからなる充填材料、および
    前記第2部分の端部に位置決めされ、送信装置および/
    または受信装置への接続を可能にする端子装置、を包含
    するガラスアンテナ。
  2. 【請求項2】 前記コネクタの前記第2部分の少なくと
    も一部分を前記第1のシートの前記外側主要面に固定す
    る手段をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載さ
    れたガラスアンテナ。
  3. 【請求項3】 前記コネクタの前記第3部分の少なくと
    も一部分が前記第1および第2部分に対して相対的に斜
    めにされることを特徴とする請求項2に記載のガラスア
    ンテナ。
  4. 【請求項4】 前記コネクタの前記第1部分が前記導電
    性コーティング部分の前記コーティングと直接電気的に
    接触していることを特徴とする請求項1に記載のガラス
    アンテナ。
  5. 【請求項5】 さらに前記コネクタの前記第1部分上の
    電気的な伝導性の接着剤を含み、前記電導性コーティン
    グ部分との前記直接の電気的な接触を提供することを特
    徴とする請求項4に記載のガラスアンテナ。
  6. 【請求項6】 前記コネクタの前記第1部分が前記電導
    性コーティング部分の前記コーティングと容量的に接続
    されていることを特徴とするガラスアンテナ。
  7. 【請求項7】 前記コネクタの前記第1部分に電気的に
    非電導性の接着剤をさらに含み、前記コネクタと前記電
    導性コーティングとの間に前記容量的な電気的接続を提
    供することを特徴とする請求項6に記載のガラスアンテ
    ナ。
  8. 【請求項8】 前記充填材料が可撓性のエポキシ材料で
    あることを特徴とする請求項1に記載のガラスアンテ
    ナ。
  9. 【請求項9】 前記コネクタが前記切欠区域における前
    記第2のシートの縁から最小限1mmだけ離隔されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載のガラスアンテナ。
  10. 【請求項10】 前記コネクタの前記第3部分の少なく
    とも一部分が前記第1と第2部分に対して斜めにされて
    いることを特徴とする請求項1に記載のガラスアンテ
    ナ。
  11. 【請求項11】 前記コネクタの前記第1部分が前記電
    導性コーティングの前記コーティング部分の選択された
    区域に載置する平坦な、電導性パッド部分であり、前記
    コネクタの前記第2部分が前記パッド部分から分岐した
    端子部分であり、そして前記コネクタの前記第3部分が
    前記切欠区域を通って延びかつ前記パッド部分と前記端
    子部分とを相互に接続する接続部分であり、そして、前
    記コネクタがさらに前記パッド部分の主要面に沿って塗
    布された第1の接着剤および前記端子部分の選択された
    部分に沿って塗布された第2の接着剤を含むことを特徴
    とする請求項1に記載のガラスアンテナ。
  12. 【請求項12】 前記コネクタの前記パッド部分、前記
    端子部分および前記接続部分が互いに一体であることを
    特徴とする請求項11に記載のガラスアンテナ。
  13. 【請求項13】 前記コネクタが可撓性の金属部材であ
    り、そして前記コネクタの前記パッド、端子および接続
    部分が約0.0508mm(0.002in.)から
    0.508mm(0.02in.)の範囲の厚さを有す
    ることを特徴とする請求項12に記載のガラスアンテ
    ナ。
  14. 【請求項14】 前記コネクタが約0.127mm
    (0.005n.)から0.1778mm(0.007
    in.)の範囲の厚さを有することを特徴とする請求項
    13に記載のガラスアンテナ。
  15. 【請求項15】 前記コネクタの前記第1および第2の
    接着剤が約0.0254mm(0.001in)から
    0.254mm(0.01in.)の範囲の厚さを有す
    ることを特徴とする請求項13に記載のガラスアンテ
    ナ。
  16. 【請求項16】 前記コネクタの前記第1および第2の
    接着剤が約0.0508mm(0.002in)から
    0.127mm(0.005in.)の範囲の厚さを有
    することを特徴とする請求項15に記載のガラスアンテ
    ナ。
  17. 【請求項17】 前記コネクタの前記接続部分が前記パ
    ッドおよび端子部分に対して相対的に斜めにされている
    ことを特徴とする請求項15に記載のガラスアンテナ H
    YPERLINK mailto:t@or 。
  18. 【請求項18】 前記コネクタの前記パッド部分および
    前記端子部分の前記選択された部分が実質的に互いに平
    行であることを特徴とする請求項11に記載のガラスア
    ンテナ。
  19. 【請求項19】 前記端子部分の前記選択された部分お
    よび前記コネクタの前記第2の接着剤が1.016mm
    (0.04in)以上でない結合厚さを有することを H
    YPERLINK mailto:ed@ 特徴とする請求項18に記載のガ
    ラスアンテナ。
  20. 【請求項20】 前記コネクタの前記接続部分が前記パ
    ッドおよび端子部分に対して相対的に斜めにされている
    ことを特徴とする請求項11に記載のガラスアンテナ。
  21. 【請求項21】 前記コネクタの前記第1の接着剤が電
    気的な伝導性の接着剤であることを特徴とする請求項1
    1に記載のガラスアンテナ。
  22. 【請求項22】 前記コネクタの前記第1の接着剤が電
    気的に非伝導性の接着剤であることを特徴とする請求項
    11に記載のガラスアンテナ。
  23. 【請求項23】 前記コネクタの前記パッド部分に固定
    されているワイヤが前記コネクタの前記接続および端子
    部分を形成することを特徴とする請求項11に記載のガ
    ラスアンテナ。
  24. 【請求項24】 前記コネクタの前記端子部分の端部に
    固定された端子組立体をさせらに含むことを特徴とする
    請求項11に記載のガラスアンテナ。
  25. 【請求項25】 縁の部分に沿って切除された切欠区域
    を有する第1のガラスシート、 該第1のシートに載置する関係で固定された第2のガラ
    スシート、 前記第1と第2のシートとの間の前記第2のシートに支
    持され少なくとも1つの透明な電導性アンテナ要素を形
    成する透明な電導性コーティングであって、さらに前記
    切欠区域内に延びるコーティング部分を有する透明な電
    導性コーティング、 前記切欠区域内の前記電導性コーティングにおける前記
    コーティング部分の平坦な電導性パッド部分を載置する
    部分、前記第1のシートの外側主要面に沿って延びる部
    分を具備した前記パッド部分から分岐した端子部分、お
    よび前記パッド部分から前記切欠区域をとおり角度をも
    って延びて前記パッド部分を前記端子部分と相互に接続
    する接続部分を有するコネクタ、 前記コネクタを前記切欠内に固定しかつ前記切欠区域を
    シールする前記切欠区域内の充填材料であって、これに
    おいて前記パッド部分および前記接続部分が前記充填材
    料内でシールされていることからなる充填材料、および
    前記端子部分の端部に位置決めされ前記電導性コーティ
    ングの送信装置および/または受信装置への接続を可能
    にした端子組立体、を包含するガラスアンテナ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014237343A (ja) * 2013-06-06 2014-12-18 株式会社豊田自動織機 ウィンドウ用配線部材およびそれを備える車両用ウィンドウ、ならびにウィンドウ用配線部材の製造方法

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