JP3075555U - 便秘解消用腸洗浄器 - Google Patents

便秘解消用腸洗浄器

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JP3075555U
JP3075555U JP2000005746U JP2000005746U JP3075555U JP 3075555 U JP3075555 U JP 3075555U JP 2000005746 U JP2000005746 U JP 2000005746U JP 2000005746 U JP2000005746 U JP 2000005746U JP 3075555 U JP3075555 U JP 3075555U
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Inventor
省吾 今西
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ベントレップ・サンテ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 穏やかに無理なく、しかも確実に排便せしめ
ることができる便秘解消用腸洗浄器の提供。 【解決手段】 柔軟性を有する吸水導管及び柔軟性を有
する注水導管を備えた水流逆止弁付き手動圧縮ポンプ体
から成る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案が属する技術分野】
本考案は便秘解消用の簡易な腸洗浄器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、便秘の解消には一般には浣腸や下剤が汎用されている。然しながら、こ れらの薬剤を使用した場合には、急激な便意と腹痛が生じ易いと云う副作用の問 題があると共に、浣腸を用いなければ便が出なくなったり、下剤の量を増やさな ければ効果が得られなくなる等の習慣性の問題があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記の如き従来の問題に鑑みてなされたものであり、薬剤ではなく、 温水を腸内に注入することにより、穏やかに無理なく、しかも確実に排便するこ とができる便秘解消用腸洗浄器を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案便秘解消用腸洗浄器は、柔軟性を有する吸水導管及び柔軟性を有する注 水導管を備えた水流逆止弁付き手動圧縮ポンプ体により上記目的を達成したもの である。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下本考案の実施の形態を図面と共に説明する。
【0006】 図1は本考案便秘解消用腸洗浄器の概略構成説明図である。該図1において、 10は手動圧縮ポンプ体で、圧縮操作部11の一方に吸水導管部12が、他方に 注水導管部13が連成一体化されている。この手動圧縮ポンプ体10内には、腸 内からの汚水逆流を防止するために水流逆止弁Sが取り付けられているが、その 具体的取り付け部位としては、圧縮操作部11、吸水導管部12、注水導管部1 3の何れであっても良いが、吸水導管部12及び注水導管部13(特に後述の送 水チューブ部13a)の2箇所に内設するのが、より確実に汚水の逆流を防止す る上で望ましい。尚、圧縮操作部11、吸水導管部12及び注水導管部13は、 例えばゴム等の柔軟性素材により屈曲自在に構成せられ、取り扱い性に便利にな っている。
【0007】 注水導管部13は全体が同径であっても良いが、吸水導管部12と同径の送水 チューブ部13aとこれより小径、すなわち肛門から腸内への挿入に適した径の ノズルチューブ部13bとから構成するのが、腸内への挿入性と注水性に優れ望 ましい。
【0008】 この送水チューブ部13aとノズルチューブ部13bは、一体成形チューブで あっても良いが、それぞれ別成形部材とし、両者を着脱自在に連結したものが、 腸内に挿入使用したノズルチューブ部13bのみを所謂使い捨てにすることがで き衛生上望ましいと共に、携帯性の点でも有利である。
【0009】 送水チューブ部13aとノズルチューブ部13bとの着脱自在の連結方式とし ては、嵌合、螺合等その如何を問わないが、図2に示す如き両者の直接差し込み 嵌合方式や図3に示す如きフランジ14a付き接続管14を介在せしめた嵌合方 式が漏水の防止と着脱操作性に優れ望ましい。
【0010】 ノズルチューブ部13bは、その先頂部13cがやや丸味を呈した形状を有す る腸カテーテル製とするのが、肛門から腸内への挿入をスムースに行ない得ると 共に、肛門や腸内壁を傷つけることを防止することができ、特に安全性の面で有 利である。
【0011】 ノズルチューブ部13bには注出孔Pが形設されているが、その具体的形設部 位としては、ノズルチューブ部13bの先頂部13cであっても良いが、該先腸 部13cよりやや後方の側壁に形設するのが、目詰まりなく、しかも温水を腸内 壁へ直接噴出せしめることができるので望ましい。また、この場合、注出孔Pの 形状は、ノズルチューブ部13bの軸方向に沿う長円形状孔とすると共に、図4 に示す如く、斜すに向かい合う位置に2箇所形設するのが、より効果的に温水を 腸内に注入することができる。
【0012】 次に、上記の実施の形態に係る本考案便秘解消用腸洗浄器の使用例を説明する 。 まず、沸騰した湯2リットルを40℃(人肌くらい)まで冷まし、空のペット ボトル等に移す。次に、このペットボトルをトイレの床など手の届く場所に置き 、吸水導管12の端部を入れる。次に、ノズルチューブ部13bの先頂部13c を圧縮操作部11よりやや高めに持って、圧縮操作部11を軽く2〜3回圧縮す る。次に、ノズルチューブ部13bの先頂部13cを便器内に向け、再び圧縮操 作部11を軽く圧縮し、内部の空気を抜く。次に、ノズルチューブ部13bをそ の先頂部13cから、肛門内にゆっくりと差し込み、10〜15cm程度腸内に挿 入する。尚、この差し込みに際し、ノズルチューブ部13bの先部にベビーオイ ル等を予め塗って滑り易くしても良い。次に、ゆっくりと圧縮操作部11を圧縮 して少しずつ温水を腸内に注入する。因に、注入量は個人の腸容量や体調によっ ても異なるが、通常200mL〜1,000mL程度の温水が一度に入る。而して、 この腸内への注水により自律神経(大脳)が刺激されると共に、宿便や滞留便が 柔らかくなり、ほどなく便意を生じるので、温水と共に排泄する。
【0013】
【考案の効果】
本考案によれば、温水を腸内に容易に注入し得るので、穏やかに無理なく、し かも確実に排便することができる。加えて本考案は薬剤を用いないので、副作用 や習慣性の問題がなく、極めて安全に便秘を解消することができる。また、本考 案は手動式で小型なため、携帯性にも優れ、便秘が生じ易い旅先でも手軽に使用 できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案便秘解消用腸洗浄器の概略構成説明図。
【図2】送水チューブ部とノズルチューブ部の連結例を
示す拡大断面説明図。
【図3】送水チューブ部とノズルチューブ部の他の連結
例を示す拡大断面説明図。
【図4】 ノズルチューブ部の先部拡大断面説明図。
【符号の説明】
10:手動圧縮ポンプ体 11:圧縮操作部 12:吸水導管 13:排水導管 13a:送水チューブ部 13b:ノズルチューブ部 13c:先頂部 S:水流逆止弁 P:注出孔

Claims (10)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柔軟性を有する吸水導管及び柔軟性を有
    する注水導管を備えた水流逆止弁付き手動圧縮ポンプ体
    から成ることを特徴とする便秘解消用腸洗浄器。
  2. 【請求項2】 水流逆止弁が、吸水導管及び注水導管の
    双方に内設されていることを特徴とする請求項1記載の
    便秘解消用腸洗浄器。
  3. 【請求項3】 注水導管が、送水チューブ部とこれより
    小径で腸内挿入に適したノズルチューブ部とから成るこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の便秘解消用腸洗浄
    器。
  4. 【請求項4】 送水チューブ部とノズルチューブ部が着
    脱自在に連結されていることを特徴とする請求項3記載
    の便秘解消用腸洗浄器。
  5. 【請求項5】 送水チューブ部とノズルチューブ部が、
    直接差し込み嵌合により着脱自在に連結されていること
    を特徴とする請求項4記載の便秘解消用腸洗浄器。
  6. 【請求項6】 送水チューブ部とノズルチューブ部が、
    フランジ付き接続管を介在せしめた嵌合により着脱自在
    に連結されていることを特徴とする請求項4記載の便秘
    解消用腸洗浄器。
  7. 【請求項7】 ノズルチューブ部が、その先頂部がやや
    丸味を呈した腸カテーテル製であることを特徴とする請
    求項3〜6の何れか1項記載の便秘解消用腸洗浄器。
  8. 【請求項8】 注出孔が、ノズルチューブ部の先頂部よ
    りやや後方の側壁に形設されていることを特徴とする請
    求項3〜7の何れか1項記載の便秘解消用腸洗浄器。
  9. 【請求項9】 注出孔が、ノズルチューブ部の軸方向に
    沿う長円形状孔であることを特徴とする請求項8記載の
    便秘解消用腸洗浄器。
  10. 【請求項10】 注出孔が、斜すに向かい合う位置に2
    箇所形設されていることを特徴とする請求項8又は9記
    載の便秘解消用腸洗浄器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011105644A1 (ko) * 2010-02-26 2011-09-01 Yoo Byung Eun 휴대용 관장기

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