JP3071301U - 宿便排出用カテーテル - Google Patents

宿便排出用カテーテル

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JP3071301U
JP3071301U JP2000001022U JP2000001022U JP3071301U JP 3071301 U JP3071301 U JP 3071301U JP 2000001022 U JP2000001022 U JP 2000001022U JP 2000001022 U JP2000001022 U JP 2000001022U JP 3071301 U JP3071301 U JP 3071301U
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catheter
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feces
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JP2000001022U
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野 弘 美 慶
附 英 幸 肌
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株式会社オーセンティックスインターナショナル
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価でしかも取扱が容易な、宿便排出用カテ
ーテルを提供する。 【解決手段】 弾性を有する屈曲自在な素材で形成され
たカテーテル本体1に、宿便排出用薬液を注入するため
の薬液供給口2、先端の薬液流出口3、及びこれらを連
通させる薬液通路4を設けると共に、流体供給口8、上
記薬液流出口よりも基端側で膨張により肛門23の内壁
に密接するバルーン9、及びこれらを連通させる流体通
路10を設ける。カテーテル本体1を肛門23から直腸
に挿入し、バルーン9を膨らませて直腸の内壁に密接さ
せた後、薬液注入口2に接続した手動のポンプによりカ
テーテル本体1に薬液を供給して、薬液排出口3から直
腸に注入する。これにより、薬液を大腸内の深部にまで
到達させ、効果的な腸洗浄により宿便を排出させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、体内の宿便を排出させるためのカテーテルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
便秘がひどくなって自力では排便することができない場合に、浣腸により便意 を催させて排便させることは、広く知られている。 上記周知の浣腸器は、先端を肛門に挿入して、便意を催す薬液を肛門内に注入 するものであるから、これにより便意を催させて肛門や直腸の出口近くに溜って いる便を排出させることはできるが、直腸内に長期にわたって溜っている便、い わゆる宿便を排出させることは困難である。 しかしながら、上記宿便は、大腸がんその他の疾病の原因にもなって、身体に 害があるから、健康上これを早期に体外に排出することが好ましい。
【0003】 宿便を排出させる機器として、従来、医師の操作により腸内に多量の生理食塩 水を注入して、宿便の排出を促す大掛かりな機械装置が実用化されているが、こ の機械装置は、病院等で利用される大掛かりなものである。 また、宿便を液状化して吸引することにより排出させる吸引器具が、実開平7 −28557号公報において提案されている。この吸引機器は、肛門から直腸に 挿入した管により温水を注入して宿便を液状化した後、液状化した宿便を吸引装 置で吸引して、体外に排出させるものである。
【0004】 前者の機械装置は、上述したように病院等に設置されて医師が操作するもので あるため、本人が簡易に利用できるものではない。 また、後者の吸引器具は、排泄能力が衰えて自力によっては排便することが困 難な老人や病人らにとっては有効であるが、大便の有無を検出するためのセンサ や、液状化した大便を吸引する吸引装置や、体内に供給する温水の制御装置等が 使用されているので、前者の機械装置と同様に装置全体が大形で高価なものにな り、しかも操作が面倒で、介護者が容易に使用することが難しいものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案が解決しようとする課題は、安価でしかも容易に使用することができる 宿便排出用カテーテルを提供することにある。 本考案の他の課題は、本人が必要に応じて簡易に利用でき、操作性においても 優れた宿便排出用カテーテルを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案の宿便排出用カテーテルは、弾性を有する屈 曲自在な素材によって形成され、肛門から直腸に挿入されるカテーテル本体が、 該カテーテル本体の基端に形成した宿便排出用薬液を注入するための薬液供給口 、先端近くに開口する薬液流出口、及び上記薬液注入口と薬液排出口とを連通さ せる薬液通路を有する薬液供給手段と、上記カテーテル本体の基端部分に設けた 流体供給口、上記薬液流出口より基端側に設けた膨張によって直腸内壁に密着す るバルーン、及び流体供給口とバルーンとを連通させる流体通路を有する漏洩防 止手段とを備え、上記カテーテル本体の基端の薬液供給口に、上記薬液を供給す るための手動のポンプを接続可能にしたことを特徴とするものである。
【0007】 上記宿便排出用カテーテルの好ましい実施の形態においては、流体供給口を、 バルーンに空気を送給するための注射器を接続可能に形成し、また、流体供給口 内に、バルーンに送給した空気の逆流を防止するためのチェック弁が設けられ、 更に、薬液供給口に、薬液の注入速度を制限する絞り、及び注入した薬液の逆流 を防止するためのチェック弁が設けられる。
【0008】
【作用及び考案の効果】
カテーテル本体の先端部分を肛門から直腸に挿入し、注射器等によって流体供 給口から空気を供給すると、この空気が流体通路を通ってカテーテル本体の先端 近くに設けたバルーンを膨らませるので、バルーンが直腸の内壁に密接する。 この場合、カテーテル本体をできるだけ細径にすることにより、肛門への挿入 に無理がなく、また刺激も少なくなるので、早期の排便運動を抑制することがで きる。更に、カテーテル本体の流体供給口内にチェック弁を設けておくと、注射 器等によってバルーンに空気を送給した後に注射器を取り外しても、その空気の 逆流を防止でき、バルーンへの空気の封入が容易である。
【0009】 次いで、薬液供給口から生理食塩水のような宿便排出用薬液をカテーテル本体 に注入すると、この薬液は薬液通路を通って、カテーテル本体先端の薬液流出口 から直腸内に直接流入する。この場合、肛門内の直腸の内壁にはバルーンが密接 しているので、直腸に注入した薬液等が外部に漏れることを防止できる。また、 カテーテル本体の薬液供給口に薬液の注入速度を制限する絞り及び薬液の逆流を 防止するチェック弁を設け、その絞りによって薬液の注入速度を制限すると、注 入刺激による早期の排便運動を抑制し、より効果的な腸洗浄を行うことができ、 同時に、上記チェック弁によって薬液等の注入中に直腸内圧が上昇しても便を混 じた汚水が逆流するのを防止することができる。
【0010】 薬液の注入により、直腸内の宿便が軟化されて便意を催すと、バルーンをしぼ ませてカテーテル本体を肛門から抜き出すことによって、軟化した宿便を排出す ることができる。
【0011】 この宿便排出用カテーテルは、カテーテル本体に手動のポンプや注射器等を接 続したに過ぎず、大掛かりな装置等を使用しないので、カテーテルの構成が簡単 で、安価なものとすることができる。 また、操作が簡単であるから、周知の浣腸器と同様に、介護者が安易に操作す ることができる。
【0012】
【考案の実施の形態】
図は本考案に係る宿便排出用カテーテルの実施例を示し、この宿便排出用カテ ーテルにおけるカテーテル本体1は、ゴム、軟質合成樹脂等の、弾性を有しかつ 屈曲自在な素材によって長尺(例えば約40cm)で細径のチューブ状に形成さ れており、基端に生理食塩水のような宿便排出用薬液を注入するための薬液供給 口2を設け、先端近くの両側に上記液体を流出させるための薬液流出口3を開口 させ、内部に上記注入口2と排出口3とを連通させる薬液通路4を備え、これら によって薬液供給手段が構成されている。
【0013】 また、上記カテーテル本体1には、基端部分の薬液供給口2の近くに流体供給 口8を有する空気供給管7が、また薬液流出口3近くでその基端側にバルーン9 が設けられ、更に上記流体供給口8をバルーン9に連通させる流体通路10がカ テーテル本体1の薬液通路壁内に設けられ、これらによって漏洩防止手段が構成 されている。 上記流体通路10は、薬液通路4より小径で、かつこれとは別の独立の通路と して薬液通路壁内に形成されており(図2参照)、したがって、流体供給口8及 び流体通路10と薬液通路4とは、隔壁12によって連通が遮断されている。
【0014】 カテーテル本体1の薬液通路4から分岐した状態に形成した上記空気供給管7 は、カテーテル本体1と同じ素材によって、これと一体に形成されている。 また、上記バルーン9は、空気の流入により容易に膨張するように、カテーテ ル本体1より薄くて柔軟な素材によって形成され、筒状の両端部がカテーテル本 体1の外周面に気密に取付けられている。このバルーン9は、流体通路10から の空気による膨張によって外側に膨出し、直腸内壁に密着するように形成したも のである。 上記カテーテル本体1の先端側は、肛門23(図3参照)から直腸に容易に挿 入できるように、断面がほぼ円形で、しかも挿入を容易にするために先端が次第 に縮径され、それらの外周面が、いずれも滑らかな面に形成されている。また、 できるだけ細径にすることにより、肛門23への挿入に無理がなく、刺激も少な くなるので、早期の排便運動を抑制することができる。
【0015】 上記流体供給口8は、バルーン9に空気を送給するための注射器16が接続可 能に形成され、また、その流体供給口8内に、バルーン9に送給した空気の逆流 を防止するためのチェック弁13を嵌入し、軟質材で形成したキャップ14によ る締め付けによって取付けられている。 上記チェック弁13は、外筒13a内に、注射器16の先端部の挿入(図3参 照)によりばね13cに抗して押圧される弁杆13bを備え、この弁杆13bに 上記ばね13cの付勢力で弁座13eに圧接される弁体13dを備えている。し たがって、注射器16の先端部の挿入により弁座13eが開き、注射器16を取 り外すと、弁体13dに作用するばね13cにより流路が閉鎖されて、空気供給 管7から外部への空気の流出が抑止される。なお、上記チェック弁13自体とし ては、従来から知られている任意構成のものを採用することができる。
【0016】 図3に示すように、上記薬液供給口2には、カテーテル本体1に薬液を供給す るための手動のポンプ(図示の例は手動の蛇腹形ポンプ)18が、ゴム管20及 び管継手を兼ねたチェック弁19を介して接続される。このチェック弁19は、 管継手を構成する外筒19aが薬液供給口2とゴム管20との間に着脱自在に嵌 着され、小径の流路19bと、薬液等の逆流があった場合に流路19bを閉鎖す る球状の弁体19c、及びその弁体19cの流出を抑止するメッシュ19dを備 え、上記流路19bまたは弁体19cの周囲において、薬液の注入速度を制限す る絞りを形成させている。上記メッシュ19dに代えて、弁体19cの脱出を抑 止する突子を設けるなど、チェック弁自体としては、従来から知られている任意 構成のものを採用することができる。また、ここではチェック弁19内に絞りを 設けた構造例を示しているが、絞りの設置位置は、チェック弁19内に限るもの ではなく、任意の位置に設けることができる。 なお、図3中の符号18aは、ポンプ18に所要量の生理食塩水等の薬液を注 入するための注入栓である。
【0017】 上記構成を有する宿便排出用カテーテルの実施例においては、カテーテル本体 1の薬液供給口2に、薬液を充填したポンプ18をチェック弁19とゴム管20 とを介して接続した後、カテーテル本体1の先端部分を所望の長さ(好ましくは 7〜8cm)だけ患者の肛門23から挿入し、注射器16により流体供給口8か らチェック弁13を通して空気を注入すると、バルーン9が膨らんで肛門23内 の直腸壁に密接するので、バルーン9によって直腸を塞ぐことができる(図3参 照)。
【0018】 なお、流体供給口8にチェック弁13を設けると、空気を供給してバルーン9 を膨らませた後、注射器16を取り外しても、バルーン9に供給した空気が逆流 して外部に流出するのを防止できる。 さらに、バルーン9を膨らますには、空気を用いるのが安価でしかも取扱が容 易であるが、これに限定されるものではなく、温水等の液体によって膨らますこ ともできる。
【0019】 次いで、手動のポンプ18によって、薬液供給口2から所要量(好ましくは、 500cc程度)の、生理食塩液等の宿便排出用薬液をカテーテル本体1に供給 すると、この薬液は、カテーテル本体1の薬液通路4を通って薬液流出口3から 直腸内に流出する。 この場合、膨らんだバルーン9が直腸の肛門23側の内壁に密接しているので 、注入した薬液等が体外に洩れることはない。また、薬液等の注入中に、患者が 便意を催すなどにより直腸内圧が上昇した場合も、チェック弁19により便を混 じた汚水が逆流するのが防止される。同時に、上記チェックバルブ19に絞りを 設けているので、それが薬液に対して流入抵抗を与え、流入速度の過剰により誘 起される早期の排便運動を抑制でき、大腸内のより深部まで薬液等を到達せしめ て、効果的な腸洗浄による宿便の排出が可能になる。
【0020】 直腸への薬液の注入によって宿便が軟化し、患者が便意を催したときには、患 者自身に注入した薬液とともに宿便を排出させる。 上記宿便の排出は、大腸がんやその他の疾病の予防に有効であり、さらにダイ エットにも有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る宿便排出用カテーテルの実施例を
示す縦断正面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】上記実施例の使用態様を示す説明図である。
【符号の説明】
1 カテーテル本体 2 薬液供給口 3 薬液流出口 4 薬液通路 8 流体供給口 9 バルーン 10 流体通路 13 チェック弁 18 ポンプ 19 チェック弁 23 肛門

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾性を有する屈曲自在な素材によって形成
    され、肛門から直腸に挿入されるカテーテル本体が、 該カテーテル本体の基端に形成した宿便排出用薬液を注
    入するための薬液供給口、先端近くに開口する薬液流出
    口、及び上記薬液注入口と薬液排出口とを連通させる薬
    液通路を有する薬液供給手段と、 上記カテーテル本体の基端部分に設けた流体供給口、上
    記薬液流出口よりも基端側に設けた膨張によって直腸内
    壁に密着するバルーン、及び流体供給口とバルーンとを
    連通させる流体通路を有する漏洩防止手段と、を備え、 上記カテーテル本体の基端の薬液供給口に、上記薬液を
    供給するための手動のポンプを接続可能にした、ことを
    特徴とする宿便排出用カテーテル。
  2. 【請求項2】流体供給口を、バルーンに空気を送給する
    ための注射器を接続可能に形成した、ことを特徴とする
    請求項1に記載した宿便排出用カテーテル。
  3. 【請求項3】流体供給口内に、バルーンに送給した空気
    の逆流を防止するためのチェック弁を設けた、ことを特
    徴とする請求項1または2に記載した宿便排出用カテー
    テル。
  4. 【請求項4】薬液供給口に、薬液の注入速度を制限する
    絞り、及び注入した薬液の逆流を防止するためのチェッ
    ク弁を設けた、ことを特徴とする請求項1ないし3のい
    ずれかに記載した宿便排出用カテーテル。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7722583B2 (en) 2002-08-21 2010-05-25 Hollister Incorporated Bowel management system and waste collection bag therefor
US8016816B2 (en) 2003-09-09 2011-09-13 Convatec Technologies Inc. Fecal management appliance and method and apparatus for introducing same
KR101872268B1 (ko) * 2017-05-15 2018-06-29 전북대학교병원 대장 세척을 위한 관장기기

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