JP3075456U - マニキュア液の塗装用具 - Google Patents

マニキュア液の塗装用具

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満雄 大柳
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株式会社環境クリエイト
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マニキュア液を携帯に便利で着脱できる容器
とホルダーに収納し、この容器とホルダーには塗装用の
刷毛に適量のマニキュア液を補充する滲出機構を持つ塗
装用具を提供すること。 【構成】 本考案の塗装用具は、刷毛とマニキュア液を
充填し一体となった容器と、携帯用の筆記具タイプの専
用ホルダーとからなり、容器はホルダーから脱着して他
の色と差し替えて利用することができるほかに、塗装し
ながらマニキュア液を刷毛先に適量ずつ滲み出させる滲
出機構を持つことを特徴とするマニキュア液の塗装用
具。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、マニキュア液を充填し刷毛の取り付けられた容器と、この容器を装 着して筆記具状にし使用できるホルダーにより、爪への塗装を容易としまた携帯 時等においては容器が外圧を受けてマニキュア液が漏出する事を保護し、さらに 容器をホルダーから脱着して他の色に差し替えて装着し利用できる塗装用具で、 なおかつ爪に塗装する際にはそのホルダーを握った状態のままで、容器に充填し たマニキュア液を塗装に必要な適量だけ刷毛先に滲出することの出来る機構を有 するマニキュア塗装用具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、マニキュア液はそのほとんどが小瓶に充填され、さらにキャップに付属 した刷毛を小瓶内に浸漬させて適量のマニキュア液を取り出しながら、爪に塗装 するようになっていた。 このキャップに付属した刷毛を巧みに使って爪にムラなく、はみ出さずにきれ いに塗ることは習熟を要し、技術を習得するスクールが開講され専門書が出版さ れているほどである。 また従来のマニキュア液は乾燥すると強固になり爪を保護する反面、簡単に取 り除くことはできず、塗り替えや除去に際しては専用の除光液を必要とし、この ような煩雑さから外出先でマニキュア液を塗り直すことは少なく、通常のマニキ ュア容器は携帯せずにもっぱら化粧台の上に並べておいて安定するような形状の ものが多用されていた。
【0003】 しかし最近では、マニキュア液を塗った爪の一部またはすべてを塗り重ねて違 った雰囲気の色調を楽しんだり、絵や模様を描く方法が流行し、さらに除光液を 使わずに剥がして取り除くことのできるマニキュア液の出現にもより、簡単に塗 ったり取り除いたりが出来るようになったことから、雰囲気に合わせて何回も塗 り替えておしゃれを楽しむ傾向になってきた。 このためにマニキュア液の容器も外出先で利用できるような携帯に便利なもの で、さらに爪への塗り方も容易にできる用具が求められるようになり、このよう な背景から一部では携帯に便利な筆記具タイプのマニキュア容器も新しく存在す るようになった。
【0004】 この筆記具タイプの容器は、従来のようにマニキュア液に浸漬するものではな く、筆記具のように容器と刷毛が一体となり、容器の中から刷毛先に直接マニキ ュア液が滲出してくるもので、従来のキャップに付属した刷毛を使うよりも筆記 具のように初心者でもマニキュア液を容易に爪に塗ることができる。 そして刷毛へマニキュア液を補充する滲出方法は、刷毛の反対側の端部にある ダイヤルを廻しまたはノックを押し下げるなどで、容器の中のマニキュア液を刷 毛先に押し出して滲ませる方法であった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
このような筆記具タイプは当然携帯にも便利であり、また塗装しやすいという 利点はあるものの、塗装作業中にマニキュア液を刷毛に補充するためには、容器 内のマニキュア液を滲出させる機構であるノックまたはダイヤルを操作する必要 があり、塗装中の手を握りなおしまたは塗装されている方の手を使う必要があり 、爪への塗装作業が中断されていた。 これらの容器はさらに滲出機構が複雑を有するために、従来のガラス小瓶や充 填する本体のマニキュア液に比べても10倍以上もコストがかかり、また従来の 一般のマニキュア容器同様に1色ずつを充填して使い捨てるタイプであることか ら、利用後に一番コストを占める容器を廃棄してしまう不経済さがあった。
【0006】 本考案はマニキュア液用の筆記具タイプ容器のこのような欠点を改良するもの で、滲出方法を爪に塗装しているままの握り状態で行えることにより連続作業を 可能とし、また刷毛とマニキュア液を充填した一体の小さい容器を、専用のホル ダーを用いることで筆記具感覚で塗装しやすくし、さらにホルダーから容器を脱 着してその他の色に付け替えて利用することを可能とするために、経済性と廃棄 物の少量化を図りながら多様な雰囲気に合わせた新しいかたちを指向するマニキ ュア液の利用方法に応える塗装用具を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するためになされた本考案は、ホルダーおよび容器の携帯性 を重視して、金属やプラスチック樹脂などの素材を用いることで、耐溶剤性と成 型性を高め自由な形状を可能とし、刷毛とマニキュア液の充填された容器は、ホ ルダーに嵌合固定して筆記具型となり、携帯に便利で爪への塗装がしやすく、ま たホルダーから着脱することでその他の色への使い回しができるようになる。
【0008】 さらに従来品の欠点であったマニキュア液の滲出方法は、ホルダーの握りの部 分にあたる容器の一部を親指または人差し指で握りまたは押すなどで、刷毛先に マニキュア液を滲出させる機構とする。
【0009】 マニキュア液の滲出の原理としては、図−3に示すようにボタン部分を指で握 り圧力を加え窪ませることにより容器を局部的に変形させることで、容積変化が 起こり内圧がかかってマニキュア液が刷毛先に押し出されて滲出する。 容器が変形することにより、凸部にバネA(1)で封着していたボールA(2 )が外部方向に押し出されるとともに、マニキュア液も注送されて刷毛先より滲 出し、また指を放すことで容器は元の形状に復元して、ボールもバネで押し戻さ れて凸部に封着する。 この際に液だまり部(9)に注送されたマニキュア液は次の滲出に備えるかた ちとなる。
【0010】 一連の動作として容器の形状復元時には容器内部に負圧がかかり、エアートラ ップ(3)に封着していたボールB(4)が気圧差でバネB(5)を押し戻し、 空気の流入を行うことで気圧差によるマニキュア液の容器内への逆流を防ぎ、気 圧差が無くなった時点でバネによりボールが復帰してエアートラップを封着し、 マニキュア液の漏れだしと空気の流入による乾燥を防ぐ。
【0011】 この構造により容器を指でつまむ動作だけで、マニキュア液を繰り返し迅速に 刷毛先に滲出させることができるようになる。 なお、図の中の溝1,2(6,7)は容器の変形を容易にし、窪みやすく復元 しやすくするためのものである。
【0012】
【考案の実施の形態】
本考案は、爪に塗装する用をなすマニキュア液を携帯用としてもかさばらずま た使用の際の容易性も備えた塗装用具で、刷毛とマニキュア液を充填した一体の 小型容器と、その容器を携帯時に外圧による破損や液漏れから防ぎ、筆記具的に 使いやすくするため専用のホルダーに取り付けることで塗装を容易にし、さらに 容器の一部を握った状態のままで握り直すことなくマニキュア液を適宜、適量滲 出させ連続した作業が出来る。
【0013】 この刷毛とマニキュア液を充填した容器はガラス瓶に比較すると安価であり、 また専用のホルダーを含めても従来のダイヤル式やノック式の筆記具型容器に比 べると機構が単純であることから経済的に利用者に供給できる。 なお、それぞれの素材は耐溶剤性と密封性があり、ホルダーおよび滲出機構を 満足させる成形のできる材料であれば問わない。
【0014】
【実施例】
以下に本考案の実施例を述べるが、例示は単に本考案の説明のためであり、考 案思考の限定を意図するものではない。
【0015】 マニキュア液の容器はポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエステルなど成型 がしやすくまた耐溶剤性があり腐食せずに、滲出させるための機構となる窪んで 変形し易く、また復元力があり耐久性のある樹脂を用いて、一端には容器に貫通 した細い管の先に塗装の用とする刷毛を取り付け、刷毛の後方または反対の端部 にマニキュア液を充填する口を設けて充填後は漏出しないよう締め付けまたはキ ャップを取り付ける。 途中の胴部分には中のマニキュア液を貫通した管を通じて滲出させるために、 指でつまみまたは押しつける突起またはボタンなどの窪ませる部分を設ける。 刷毛には乾燥により硬化してしまうことを防止するための同種による樹脂また は金属のキャップを嵌合、ねじ切りなどで取り付け、このキャップはそのまま容 器とともにホルダーに取り付けて利用しホルダーのキャップを兼用する。 ホルダーについては、マニキュア液と直接触れることはないが同種の樹脂また は金属など管状に成型しやすく、またケースとしての意匠性にも考慮した材料を 用いる。
【0016】 なお、刷毛とマニキュア液を充填しキャップを取り付けた一体型の小型容器は 、ホルダーに取り付けずにそのまま塗装用具として利用できるが、携帯用として は容器内のマニキュア液を滲出させるための突起部やボタンを押したり、容器全 体を変形させてマニキュア液を誤って滲出してしまわないためにはホルダーに納 めることがのぞましい。
【0017】 容器よりマニキュア液が滲出する機構について図3,4,5で説明しているが 、図3はマニキュア液の乾燥を防ぎ迅速に滲出させることができるに十分な機構 を備えた一例である。 しかし、容器を復元性が優れている材質と成形した厚みおよび刷毛の密度によ っては、図4のようにこれらの封着させるボールやバネがエアートラップ側に1 カ所か、または図5のようにエアートラップなども含めたこれらの注送機構が全 く不要となり、より経済的に簡素化したものもできる。
【0018】
【考案の効果】
本考案の刷毛とマニキュア液を充填し一体とした容器および専用ホルダーは、 従来のように爪の美装用具であるマニキュア液の塗装具としての用をなすことは 勿論のこと、最近の傾向として簡単に塗り替えて剥がすことの出来るマニキュア 液や、シーンに応じて塗り重ねたり模様を加えたりするマニキュア液の新しい利 用方法に応えるために、携帯の利便性、塗装の容易性、さらに経済性をかねた塗 装用具として提供することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す全体斜視図
【図2】本考案の容器とホルダーを分解した斜視図ア.
ホルダー イ.容器とキャップ ウ.容器 エ.
キャップ
【図3】本考案の容器の滲出装置の断面模式図
【図4】本考案の容器の滲出装置の断面模式図その2
【図5】本考案の容器の滲出装置の断面模式図その3
【符号の説明】
1 バネA 2 ボールA 3 エアートラップ 4 ボールB 5 バネB 6 溝1 7 溝2 8 握って圧力をかけ窪ませるボタン部分 9 液溜まり 10 刷毛 11 マニキュア液充填口 12 マニキュア液充填室

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 爪の装飾用塗料であるマニキュア液の容
    器を、マニキュア液の充填室の一部に塗装用の刷毛を取
    り付けて一体とし、さらに保護と使用時の利便性を高め
    るために容器を装着、収納する専用ホルダー脱着して他
    のマニキュア液と差し替えることができる専用のホルダ
    ーとを組み合わせることを特徴とするマニキュア液の塗
    装用具。
  2. 【請求項2】 前記の容器は、マニキュア液を適量ずつ
    滲み出させることが出来る滲出機構を持つことを特徴と
    するマニキュア液の塗装用具。
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