JP3075098U - モデルヘッドの角度調節装置 - Google Patents

モデルヘッドの角度調節装置

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JP3075098U
JP3075098U JP2000005227U JP2000005227U JP3075098U JP 3075098 U JP3075098 U JP 3075098U JP 2000005227 U JP2000005227 U JP 2000005227U JP 2000005227 U JP2000005227 U JP 2000005227U JP 3075098 U JP3075098 U JP 3075098U
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JP
Japan
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movable body
meshing
fixed body
fixed
shaft
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JP2000005227U
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Inventor
強二 佐々木
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REGINA FASHION SUPPLY CO., LTD.
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REGINA FASHION SUPPLY CO., LTD.
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 より広い調節範囲を持ち、安全かつ確実な固
定を得ることができるモデルヘッドの角度調節装置の提
供。 【構成】 結合軸13を通す軸穴15を中心とする円周
上において、可動体12に向いた固定体側に噛合歯16
を形成し、噛合歯16と噛み合う相手歯18を固定体1
1に向いた可動体側に形成し、固定体11と可動体12
とは弾性体23により上記噛み合い深さ以上に離間可能
とする一方、離間した噛合歯16と相手歯18とを結合
軸13と相手部材27との締結によって噛み合い状態と
し、それによってモデルヘッドの取り付け軸を所要の回
転角度にて固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は取り付け台への固定手段を有する固定体と、モデルヘッドの取り付け 軸を有し、かつ固定体に対して結合軸周りに回転可能に結合される可動体とを有 するモデルヘッドの角度調節装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
カッティングやひげ剃りの練習などのために、毛髪やひげを植え込んだモデル ヘッドと称する人形頭部を使用することが行なわれている。この場合、頭部を上 に向けた姿勢や横に寝かせた姿勢をとる必要上、モデルヘッドは回転可能な機構 を有し、例えば実用新案登録第3052697号や特許第2509146号のも のは玉継ぎ手による角度調整方式を取っている。しかしながら、玉継ぎ手による 方式では調節範囲が制限される欠点があり、かつまた加圧緊締によって固定する ため不確かな上に緩みを生じ易く、モデルヘッドに力を加えると動き易いという 問題があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は前記の点に着目してなされたものでその課題は、より広い調節範囲を 持ち安全かつ確実な固定を得ることができるモデルヘッドの角度調節装置を提供 することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するため本考案は、結合軸を通す軸穴を中心とする円周上に おいて可動体に向いた固定体側に噛合歯を形成し、噛合歯と噛み合う相手歯を固 定体に向いた可動体側に形成し、固定体と可動体とは、両者間に介在する弾性体 により上記噛み合いの深さ以上に離間可能とする一方、離間した噛合歯と相手歯 とを上記結合軸とその相手部材との締結によって噛み合い状態とし、それによっ てモデルヘッドの取り付け軸を所要の回転角度にて固定するようにしたものであ る。
【0005】
【考案の実施の形態】
本考案の装置は、取り付け台への固定手段を有する固定体と、モデルヘッドの 取り付け軸を有し、かつ固定体との結合軸周りに回転可能に結合される可動体と を有する。取り付け台は、モデルヘッドを使える状態に据え付ける台となる箇所 であり、例えば理容ないし美容用の椅子の一部などであって、椅子に腰掛ける人 の頭部が占める位置にモデルヘッドを配置可能な箇所である。
【0006】 固定体はそのような取り付け台に固定手段によって固定されるものであり、回 転体は固定体に対して回転可能とされ、回転軸上に配置される結合軸によって固 定体と回転体とが結合される。結合軸を通す軸穴を中心とする円周上において、 可動体に向いた固定体側の部分に噛合歯を形成し、かつまた噛み合う歯と噛み合 う相手歯を固定体に向いた可動体側の部分に形成する。噛合歯、相手歯は歯が並 んだ列であっても良いが、その内一方はそうでなくても良い。一方が歯列であれ ば1歯ごとに回転角度の調節が可能であるからである。なお、「歯」は噛み合え ば良く、形態を限定するものではない。
【0007】 固定体と可動体とは、両者間に介在させる弾性体により上記噛み合いの深さ以 下又は深さ以上に離間可能とし、結合軸を緩めたときに両者が相対回転可能とな るようにする。離間した噛合歯と相手歯とを、結合軸と相手部材との締結によっ て噛み合い状態とし、かつ両者の位置関係を固定する。これによってモデルヘッ ドはその取り付け軸の向きを所要の回転角度にして固定される。なお結合軸を緩 めたときに弾性体の勢いで結合軸から可動体が抜けないように抜け止めを設ける ことができる。
【0008】 また固定体と可動体とは、噛合歯と相手歯との噛み合いが外れた状態で安定に 回転可能なように、滑り契合可能な契合部を設けることができる。契合キーは、 結合軸を通す穴を中心とした円弧状の凹みないし溝をスライド可能な形態を取る ことが望ましい。
【0009】 本装置は、モデルヘッドの取り付け装置のうち、取り付け台への固定体と、モ デルヘッドの取り付け軸を有する可動体との角度調節を扱う。それ故に、モデル ヘッドの取り付け軸を従来のように玉継手で構成することは自由である。
【0010】
【実施例】
以下図示の実施例を参照して本考案をより詳細に説明する。図1は固定体11 と可動体12及び両者を結合するための結合軸13を含む回転角度調節装置10 を示している。
【0011】 固定体11は、固定手段(33)を設ける基軸部14の端部に設けられ、結合 軸13を通す軸穴15を中心に有し、かつ可動体12に向いた部分において軸穴 15を中心とする円周上に噛合歯16を有する。また固定体11と可動体12と の安定回転のための契合部の一部として可動体側に面した部分に軸穴15を中心 とする円弧状の凹溝17が設けられている。
【0012】 他方の可動体12も、固定体11の噛合歯16と噛み合う相手歯18及び凹溝 17をスライド可能な契合キー19を、中心の軸穴15の周りに有している。可 動体12は、モデルヘッド20の取り付け軸21を有する側の部材22に設けら れており、同部材22の方向は結合軸13と直交する。なお基軸部14も結合軸 13と直交関係にある。
【0013】 固定体11と可動体12との間に介在する弾性体23はコイルばねとして示さ れており、結合軸13に巻装されたような配置を取る。弾性体23の両端は固定 体11と可動体12のばね受け24、25に収まる。結合軸13による固定体1 1と可動体12の締め緩めのために、結合軸13にはおねじ部26を設け、可動 体軸穴15′内方には相手部材としてめねじ部27を設ける。めねじ部27は、 実施例の場合、可動体12と取り付け軸側部材22と連絡する部材28に形成さ れているので、ねじ結合に適した鋼材などで形成することが可能であり、重量を 軽減して耐久性を良好にするのに寄与する。結合軸13を締めかつ緩める操作は ハンドル29で行なう。
【0014】 さらに可動体12の抜け止め30としての部材が結合軸13の先端部に嵌合さ れる。例示の抜け止め30はCリングなどと称される部材であり、嵌合部31と して凹溝が結合軸先端部に設けられている。なお、32は可動体側の軸穴開口を 塞ぐキャップを示す。
【0015】 本装置10を有するモデルヘッド20の取り付け装置の全体は図4以下に示さ れている。本装置10を取り付けた基軸部14にはクランプ33がスライド可能 に組み合わされている。34はコイルばねであり、クランプ33への衝撃緩和の ためのダンパー機能を発揮する。35はクランプ止めねじで、先端は基軸部14 に形成された凹部36に嵌め込み可能である。クランプ33は取り付け装置を取 り付け台37である椅子のヘッドレスト支柱に締め具38により取り付ける。な おマネキンヘッド20の取り付け軸21は2部分からなり、両部分21a、21 bは下部に設けられたロックねじ39を締め付けると上端を開き方向へ動かし、 マネキンヘッド20の取り付け穴40の中でロック状態となる。図中、41は玉 継ぎ手であり、取り付け軸21を同軸側部材22に傾斜自在にし、締め付けレバ ーにより締め付け度合いを調整することができる。
【0016】 故に、図7に示すようにクランプ33を操作して椅子のヘッドレスト支柱に取 り付け装置を固定し、本角度調節装置10のハンドル29を緩めて取り付け軸2 1を有する側の部材22の向きを調整し、その後ハンドル29を締め付けて固定 し、取り付け軸21にマネキンヘッド20を嵌めてセットを行うことができる。 セットのために可動体11の角度を固定体12に対して所定の位置関係を決定す るにあたり、本発明によれば、固定体11と可動体12との角度調整中は弾性体 23により離間させて動きを滑らかにし、その後は噛合歯16と相手歯18との 噛み合いにより所定角度に固定されるので取り扱いが容易である。このため玉継 ぎ手41は最後の微調節などにのみ対応できれば良く、また省略することにも可 能である。
【0017】
【考案の効果】
本考案は以上の如く構成されかつ作用するものであるから噛合歯と相手歯との 噛み合い範囲であればどの調整位置でも確実に固定することができるので、広い 調節範囲が得られ、かつ誤ってマネキンヘッドが急回転して倒れ、指を挟んだり するおそれもなく、操作性が良いという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るモデルヘッドの角度調節装置の実
施例を示す分解斜視図。
【図2】同じく縦断面図。
【図3】ハンドル側から見た側面図。
【図4】本装置を含む取り付け装置全体の平面図。
【図5】同じく側面図。
【図6】図5の反対側面図。
【図7】使用状態を示す側面図。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取り付け台への固定手段を有する固定体
    と、モデルヘッドの取り付け軸を有し、かつ固定体との
    結合軸周りに回転可能に結合される可動体とを有する装
    置であって、結合軸を通す軸穴を中心とする円周上にお
    いて可動体に向いた固定体側に噛合歯を形成し、噛合歯
    と噛み合う相手歯を固定体に向いた可動体側に形成し、
    固定体と可動体とは、両者間に介在する弾性体により上
    記噛み合いの深さ以上に離間可能とする一方、離間した
    噛合歯と相手歯とを上記結合軸とその相手部材との締結
    によって噛み合い状態とし、それによってモデルヘッド
    の取り付け軸を所要の回転角度にて固定するようにした
    モデルヘッドの角度調節装置。
  2. 【請求項2】 固定体と可動体とは、噛合歯と相手歯と
    の噛み合いが外れた状態で安定に回転可能なように、滑
    り契合可能な契合部を設け、契合キーは、結合軸を通す
    穴を中心とした円弧状の凹みないし溝をスライド可能な
    形態を取る請求項1記載のモデルヘッドの角度調節装
    置。
JP2000005227U 2000-07-24 2000-07-24 モデルヘッドの角度調節装置 Expired - Lifetime JP3075098U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117944189A (zh) * 2024-03-26 2024-04-30 江苏强露新型建材有限公司 一种建筑石头加工用表面开槽装置

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