JP3120926U - 机上枕 - Google Patents
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Abstract
【課題】 仕事や学習時に机で短時間の仮眠をとる際に、息苦しさを感じさせず、且つ、楽な姿勢で仮眠をとることができるようにした机上枕を得る。
【解決手段】 顔面の目、鼻、口の外側を受ける座面3を上面側に有する馬蹄形に形成された座部4の底面に、高さ調節可能な複数本の脚部5を設けた台座1と、前記座部4の座面3に、座面3に沿って載置される枕部2とからなり、机で短時間の仮眠をとる際に、机上に置き、台座1の座部4の座面3に載置された枕部2に顔面を当てることができるようにした。
【選択図】図1
【解決手段】 顔面の目、鼻、口の外側を受ける座面3を上面側に有する馬蹄形に形成された座部4の底面に、高さ調節可能な複数本の脚部5を設けた台座1と、前記座部4の座面3に、座面3に沿って載置される枕部2とからなり、机で短時間の仮眠をとる際に、机上に置き、台座1の座部4の座面3に載置された枕部2に顔面を当てることができるようにした。
【選択図】図1
Description
本考案は、仕事や学習時に机で短時間の仮眠をとるのに便利な机上枕に関するものである。
机に向かった仕事や学習時に、疲れを癒すため机で短時間の仮眠をとるといったことをよく経験する。机での仮眠は、机上に上半身を俯せにした姿勢となり、机上で顔を受けるので、顔への当たりを柔らかくするため机と顔の間に介在させる机上枕が必要となる。この机上枕としての専用の枕など無く、従来は、身近にある寝具の枕やクッション等を机上枕として使用したり、また腕枕で顔を受けている。
上記のように、机で短時間の仮眠をとる際に、机と顔の間に介在させる机上枕として寝具の枕やクッション等を机上枕として使用すると、顔面が寝具の枕やクッション等に埋まってしまい、息苦しい思いをする。これを避けるため顔を横に向けると首や肩に不自然な力が加わり、首や肩がこってしまうことがある。また、手枕の場合は、頭の重みで腕に痛みや痺れが起きることがある。また、机上に上半身を俯せにした姿勢で、首や背中が不自然な角度となることにより、首や肩や背中等がこってしまうことがある。
本考案の目的は、仕事や学習時に机で短時間の仮眠をとる際に、息苦しさを感じさせず、且つ、楽な姿勢で仮眠をとることができるようにした机上枕を提供するところにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の机上枕は、顔面の目、鼻、口の外側を受ける座面を上面側に有する馬蹄形に形成された座部の底面に、高さ調節可能な複数本の脚部を設けた台座と、前記座部の座面に、座面に沿って載置される枕部とからなることを特徴とする。
請求項2に記載の机上枕は、前記請求項1に記載の、前記枕部が、冷熱不凍ゲル枕であることを特徴とする。
請求項1に記載の机上枕によれば、顔面の目、鼻、口の外側を受ける座面を上面側に有する馬蹄形に形成された座部の底面に、高さ調節可能な複数本の脚部を設けた台座と、前記座部の座面に、座面に沿って載置される枕部とからなるので、机で短時間の仮眠をとる際に、机上枕を机上に置き、馬蹄形に形成された座部の中央開口部位に顔面の目、鼻、口を位置させ、且つ、座部の外周切り欠き部位に顔面の顎を位置させるようにして台座の座部の座面に載置された枕部に顔面を当てると、顔面は枕部により目、鼻、口の外側が支えられるので、目への圧迫がなく、また呼吸も妨げられず、そして、座部の底面に設けられている脚部により、顔面と机との間にできた空間を空気がながれるので、息が籠もらず、楽に呼吸ができる。また、座部の周囲切り欠き部位に顔面の顎を位置させるので、顎や喉が圧迫されず、顔をまっすぐ下に向いた状態に維持することができ、肩や首に負担がかからず、肩や首のこりを防ぐことができる。
また、座部の底面に設けた各脚部の高さを調節することにより、机上面からの座部の高さや傾斜角度を調節することができるので、首や背中が自然な姿勢で顔面を座部の座面に載置された枕部に当接させることができ、首や肩や背中に不自然な負担が加わらず、首や肩や背中等のこりを防ぐことができる。
請求項2に記載の机上枕は、前記請求項1に記載の、前記枕部が、冷熱不凍ゲル枕であるので、顔面を座部の座面に載置された枕部に当接させると、枕部は顔面の形に応じて変形して顔面にフィットし、顔面を安定した状態で支えることができる。また、冷熱不凍ゲル枕を冷やして使用することにより、特に夏場での仮眠を快適にとることができる。
図1乃至図4は本考案に係る机上枕を実施するための最良の形態の一例を示したもので、図1は本例の分解斜視図、図2は本例の机上枕の高さ調節を説明する側面図、図3は本例の使用状態を示す説明図、図4は図3のA−A線断面説明図である。
本例の机上枕は、台座1と枕部2とにより構成されている。前記台座1は、顔面の目、鼻、口の外側を受ける座面3を上面側に有する馬蹄形に形成された座部4と、座部4の底面に設けた高さ調節可能な複数本の脚部5とにより構成されている。前記座部4の上面側に有する座面3は前記馬蹄形に形成された座部4の形状に沿って設けられており、そして、前記枕部2を安定よく所定の位置に位置決めして載置できるように、緩い凹溝状に形成されている。
また、前記座部4の底面に設けた高さ調節可能な脚部5は、本例では、ボルト部6と、ボルト部6に螺合し、回転によりボルト部6上を軸方向に移動する移動部7とで構成されており、前記移動部7を回転させ、ボルト部6上を軸方向に移動させることにより、脚部5を伸縮させて各脚部5の高さを調節することができ、机上からの座部4の高さや傾斜角度の調節が行えるようになっている。前記脚部5は、本例では前記のように、ボルト部6と移動部7とで構成されているが、これに限定されるものではなく、また、本例では、座部4の底面に4本の脚部5が設けられているが、この本数に限定されない。
また、前記座部4の上面側に有する座面3に載置される前記枕部2は、馬蹄形に形成された座部4の形状に沿って設けられた座面3の長さを有し、座面3に沿って載置されている。前記枕部2にあっては、本例では、筒状袋に不凍ゲルを充填した冷熱不凍ゲル枕を使用しているが、これに限定されない。
前記枕部2は前記台座1と別体に構成されており、枕部2は前記のように、前記台座1の座部4の座面3に載置される。前記座面3に載置された枕部2は、本例では座面3に固着されていないが、必要に応じて、適宜の固着手段により座面3に着脱可能に固着されるようになっていてもよい。
上記のように構成された机上枕の使用にあっては、先ず、机上枕を机上に置き、前記移動部7を回転させ、ボルト部6上を軸方向に移動させることにより、脚部5を伸縮させて、各脚部5の高さを調節し、座部4の座面3に載置される枕部2に顔面を当てたとき、首や背中が自然な姿勢となるように、座部4の高さや傾斜を調節する(図2)。
このようにして、机上に載せた机上枕の座部4の座面3に載置される枕部2に、前記馬蹄形に形成された座部4の中央開口部位8に顔面の目、鼻、口を位置させ、且つ、座部4の周囲切り欠き部位9に顔面の顎を位置させるようにして顔面を当てる(図3,図4)。
このようにすることにより、首や背中が自然な姿勢で顔面を座部4の座面3に載置された枕部2に当接させることができるので、首や肩や背中に不自然な負担が加わらず、首や肩や背中等のこりを防ぐことができる。また、顔面は枕部2により目、鼻、口の外側が支えられ、目、鼻、口の部位は座部4の中央開口部位8に露出するので、目への圧迫がなく、また呼吸も妨げられず、そして、座部4の底面に設けられている脚部5により、顔面と机との間にできた空間を空気がながれるので、息が籠もらず、楽に呼吸ができる。更に、座部4の周囲切り欠き部位9に顔面の顎を位置させるので、顎や喉が圧迫されず、顔をまっすぐ下に向いた状態に維持することができ、肩や首に負担がかからず、肩や首のこりを防ぐことができる。
また、本例では、前記枕部2が、冷熱不凍ゲル枕であるので、顔面を座部4の座面3に載置された枕部2に当接させると、枕部2は顔面の形に応じて変形して顔面にフィットし、顔面を安定した状態で支えることができる。また、冷熱不凍ゲル枕を冷やして使用することにより、特に夏場での仮眠を快適にとることができる。
1 台座
2 枕部
3 座面
4 座部
5 脚部
6 ボルト部
7 移動部
8 中央開口部位
9 周囲切り欠き部位
2 枕部
3 座面
4 座部
5 脚部
6 ボルト部
7 移動部
8 中央開口部位
9 周囲切り欠き部位
Claims (2)
- 顔面の目、鼻、口の外側を受ける座面を上面側に有する馬蹄形に形成された座部の底面に、高さ調節可能な複数本の脚部を設けた台座と、前記座部の座面に、座面に沿って載置される枕部とからなることを特徴とする机上枕。
- 前記枕部は、冷熱不凍ゲル枕であることを特徴とする請求項1に記載の机上枕。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006000811U JP3120926U (ja) | 2006-02-09 | 2006-02-09 | 机上枕 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006000811U JP3120926U (ja) | 2006-02-09 | 2006-02-09 | 机上枕 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3120926U true JP3120926U (ja) | 2006-04-20 |
Family
ID=43471067
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006000811U Expired - Fee Related JP3120926U (ja) | 2006-02-09 | 2006-02-09 | 机上枕 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3120926U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100802997B1 (ko) * | 2007-03-08 | 2008-02-14 | 기현주 | 간이용 베개 |
KR101723117B1 (ko) * | 2015-12-09 | 2017-04-04 | 최승오 | 경추보호 책상베개 |
KR20190012934A (ko) | 2017-07-31 | 2019-02-11 | 최승오 | 독서대 겸용 얼굴베개 |
KR20200078877A (ko) * | 2018-12-24 | 2020-07-02 | 장해철 | 목등뼈 목 베개 |
-
2006
- 2006-02-09 JP JP2006000811U patent/JP3120926U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20200078877A (ko) * | 2018-12-24 | 2020-07-02 | 장해철 | 목등뼈 목 베개 |
KR102134000B1 (ko) | 2018-12-24 | 2020-07-14 | 장해철 | 목등뼈 목 베개 |
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