JP3074555U - 配線用ダクト - Google Patents

配線用ダクト

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JP3074555U JP2000004628U JP2000004628U JP3074555U JP 3074555 U JP3074555 U JP 3074555U JP 2000004628 U JP2000004628 U JP 2000004628U JP 2000004628 U JP2000004628 U JP 2000004628U JP 3074555 U JP3074555 U JP 3074555U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 机に加工を施すことを一切不要にし、配線を
落とし込むという感覚で配線を配置することができるよ
うにして、配線の作業性が良好な配線用ダクトを得る。 【解決手段】 机1と机2との間に配置する配線用ダク
トであって、机と机との間に落とし込まれる断面溝形の
溝部材3と、断面が逆U字形で溝部材3内に落とし込ま
れる補助部材4と、溝部材の開放上端部に嵌め込まれる
とともに補助部材4に支持され、溝部材3とともに配線
が通ることができる閉鎖空間を形成する蓋5とを有して
なり、溝部材3の両側壁32、32には、隣接して配置
される二つの机の上面11、21によって支持される水
平片33、33が連続して形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、机の上で使用するコンピュータや電話、その他各種機器への配線を まとめて引き通すことができるとともに、配線の追加や一部の配線の除去などを 容易に行うことができる配線用ダクトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
事務机の上には、電話機を初めとしてコンピュータ、その他、配線を必要とす る各種の機器が載せられ、各機器への配線が引きずり回されている。特に、コン ピュータに関しては、本体と電源との間、本体とディスプレイとの間、ディスプ レイと電源との間、本体とプリンタとの間などをつなぐ各種の配線が存在し、さ らにネットワークに接続されたコンピュータにおいては、ネットワークとの接続 ケーブルも必要になり、机の上を多くの配線が這いずり回ることになる。
【0003】 これらの配線を一括して机の上に導くための各種の工夫がなされている。例え ば、机自体に、配線を通すためのダクトを組み込んだもの、配線を上下方向に通 すための孔を机の天板に形成したものなどがある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、机自体に配線ダクトを組み込んだものによれば、机に加工を施 して配線ダクトを組み込む必要があるため、机の生産コストが高くなり、ユーザ ーに高額な出費を強いる難点がある。また、従来の机用配線ダクトは、ダクトに 配線を引き通すものであるから、配線の一端部からダクトに引き通し、これを機 器に接続するものであるため、配線作業が面倒であり、かつ、配線の追加や、一 部の配線の除去などの作業性はよくなかった。 配線を上下方向に通すための孔を机の天板に形成したものによれば、構造的に は簡単ではあるが、机自体に加工を施す点では上記の例と同様であり、また、配 線の一端部から上記孔に引き通し、これを機器に接続するものであるため、上記 の例と同様に、配線作業が面倒で、配線の追加や、一部の配線の除去などの作業 性が悪いという難点があった。
【0005】 本考案は以上のような従来技術の問題点を解消するためになされたもので、机 と机との間に簡単に設置することができるようにして、机に加工を施すことを一 切不要にし、かつ、配線を引き通すという考え方ではなく、配線を落とし込むと いう感覚で配線を配置することができるようにすることにより、配線の追加や、 一部配線の除去の場合を含めて、配線の作業性が良好な配線用ダクトを提供する ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1記載の考案は、机と机との間に配置す る配線用ダクトであって、机と机との間に落とし込まれる断面溝形の溝部材と、 断面が逆U字形で溝部材内に落とし込まれる補助部材と、溝部材の開放上端部に 嵌め込まれるとともに上記補助部材に支持され、溝部材とともに配線が通ること ができる閉鎖空間を形成する蓋とを有してなり、上記溝部材の両側壁には、隣接 して配置される二つの机の上面によって支持される水平片が連続して形成されて いることを特徴とする。
【0007】 複数の机があれば、机相互間に配線用ダクトを配置することができ、机に加工 を施す必要はない。補助部材と蓋は、溝部材に落とし込む形式であるから、配線 する場合はこれを除去して溝部材内に配線を落とし込み、そのあと上記補助部材 と蓋を元に戻せばよい。したがって、ケーブル類をその一端からダクトに引き通 すという作業をする必要はなく、溝部材に落とし込むだけであるから、配線ある いは配線の除去を能率よく行うことができる。
【0008】 請求項2記載の考案は、請求項1記載の考案において、蓋の側縁部に、配線を 引き出すための切り欠きを設けたことを特徴とする。 請求項3記載の考案は、請求項1記載の考案において、材料の節約と軽量化お よび配線引き通し用空間を兼ねた多数の孔を、溝部材に設けたことを特徴とする 。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本考案にかかる配線用ダクトの実施の形態について 説明する。 図1において、符号1、2はそれぞれ机を示している。二つの机1、2は背中 合わせ状に所定の間隔をおいて配置されていて、この二つの机1、2間に配線用 ダクトが配置されている。配線用ダクトは、溝部材3と、補助部材4と、蓋5と からなる。溝部材3は、机と机との間に落とし込まれる断面溝形の部材で、図示 の例では、机1、2の横幅とほぼ同じ長さになっている。補助部材4は、溝部材 内に落とし込まれる部材で、断面が逆U字形になっている。図示の例では、一つ の溝部材3に対して3個の補助部材4が用いられている。蓋5は、溝部材3とと もに配線が通ることができる閉鎖空間を形成するもので、図示の例では、一つの 溝部材3に対して2個の蓋5が用いられている。
【0010】 上記溝部材3は、底板31、この底板31の両側から立ち上がった側壁32、 32、これら側壁32、32の上端に連続して両側方に水平に伸び出た水平片3 3、33を一体に有してなる。図3にも示すように、溝部材3は、材料の節約と 軽量化および配線引き通し用空間を兼ねた多数の孔を有している。すなわち、上 記底板31には円形の孔34が、両側壁32、32には円形の孔35がそれぞれ 複数個形成されている。これらの孔以外にも、両側壁32、32に多数の小孔3 6が形成されている。このような構成の溝部材3は、例えばプラスチックの一体 成形品などからなる。上記底板31と両側壁32、32の部分は机1、2相互間 に落とし込まれ、水平片33、33が机1、2の天板11、21に載せられるこ とにより、溝部材3が机1、2間に掛け止められるようになっている。
【0011】 上記3個の補助部材4は、それぞれ水平片41と、この水平片41の両側から 下方に垂直に伸びた垂直片42、42からなる。補助部材4も、例えばプラスチ ックの一体成形品などからなる。図2、図3にも示すように、補助部材4の高さ 寸法は、溝部材3の深さ寸法よりもいくらか短くなっている。より具体的には、 補助部材4の高さ寸法は、溝部材3の深さ寸法よりも、蓋5の板厚分だけ短くな っていて、後述のように蓋5を被せたとき、蓋5の上面が、溝部材3の水平片3 3、33の上面と同じ高さになるようになっている。3個の補助部材4は、相互 に所定の間隔をおいて、溝部材3の長さ方向両端部と中央部に配置される。
【0012】 上記2個の蓋5、5は板状の部材で、それぞれ両側縁部に配線を引き出すため の切り欠き51が適宜数形成されている。蓋5も、例えばプラスチックの一体成 形品などからなる。2個の蓋5、5は、上記複数の補助部材4が溝部材3の中に 落とし込まれたあと、補助部材4の上から溝部材3の開放上端部に嵌め込まれ、 各補助部材4の水平片41で支持されるようになっている。2個の蓋5、5を直 列的に配置することにより、溝部材3の長さ方向のほぼ全体を覆うようになって いる。
【0013】 次に、上記配線用ダクトの使用方法について説明する。二つの机1、2を背中 合わせにし、かつ、二つの机1、2間に所定の間隔をおいて配置し、この間隔内 に溝部材3を落とし込む。あるいは、二つの机1、2で溝部材3を挟み込む。溝 部材3の一対の水平片33、33が机1、2の天板11、21に載ることによっ て溝部材3のが机1、2間に保持される。この状態で溝部材3内に各種配線を落 とし込む。配線の種類は問わない。例えば、机の上に置かれたパソコンの電源コ ード、プリンタとの接続ケーブル、ネットワークとの接続コード、電話の配線、 等々がある。
【0014】 次に、適宜数の補助部材4を溝部材3内に落とし込む。補助部材4は、一対の 垂直片42、42の下端が溝部材3の底板31に当たるまで、かつ、溝部材3内 の配線を跨ぐようにして配置する。補助部材4の上から蓋5を被せ、溝部材3の 開放上端部を閉鎖する。溝部材3と蓋5とによって閉鎖空間が形成され、この閉 鎖空間が、配線用ダクトを構成することになる。 なお、蓋5を被せるとき、蓋5に形成された切り欠き51の一つから、パソコ ン6その他への配線を引き出す。切り欠き51は配線に対する逃げとなるもので あるから、配線済みの状態であっても蓋5を被せることができる。蓋5は補助部 材4の水平片41で支持され、蓋5の上面と溝部材3の上面とがほぼ同一面とな る。
【0015】 溝部材3への配線の引き込みは、溝部材3の両端の開口から行うのが望ましい 。溝部材3内に配線を落とし込むだけでよく、作業性がよいからである。もっと も、配線の位置によっては、溝部材3の長さ方向中間部から溝部材3内に引き込 むのが望ましいこともあるので、その場合は底板31の適宜の孔34から、ある いは側壁32の適宜の孔35から引き込む。図2は、電源コード7が上記底板3 1の孔34から引き込まれる場合を示し、図3は、コンピュータなどに用いられ るケーブル8が、溝部材3の一端の開口から引き込まれる場合を示している。溝 部材3の側壁32の孔35からは、例えば机の上に設置した電話機のコードや電 気スタンドの電源コードなどを引き通してもよい。 溝部材3の溝内に、交流電源用コンセント、各種コネクタなどを設置してもよ い。
【0016】 溝部材3に対して補助部材4はある程度の摩擦力をもって嵌まるようにするの が望ましい。あるいは、補助部材4に弾力性を持たせ、補助部材4が溝部材3の 内壁に弾力によって密着するようにしてもよい。さらに、溝部材3と補助部材4 に形成した凹凸が弾性力によって互いに嵌まり合い、弾性力に抗してこの嵌まり 合いを解除することができるようにしてもよい。 同様に、溝部材3に対して蓋5もある程度の摩擦力をもって嵌まるようにする のが望ましい。あるいは、補助部材4に弾力性を持たせ、補助部材4が溝部材3 の内壁に弾力によって密着するようにしてもよい。さらに、溝部材3と蓋5に形 成した凹凸が弾性力によって互いに嵌まり合い、弾性力に抗してこの嵌まり合い を解除することができるようにしてもよい。
【0017】 本願にかかる配線用ダクトは、背中合わせ状に配置した机と机との間に限らず 、左右方向に配置した机と机との間に設けることもできる。 本願にかかる配線用ダクトは、実用新案登録請求の範囲に記載した技術思想を 逸脱しない範囲で任意に設計変更可能である。
【0018】
【考案の効果】
本考案によれば、机と机との間に落とし込まれる断面溝形の溝部材と、断面が 逆U字形で溝部材内に落とし込まれる補助部材と、溝部材の開放上端部に嵌め込 まれるとともに上記補助部材に支持され、溝部材とともに配線が通ることができ る閉鎖空間を形成する蓋とを有し、溝部材の両側壁には、隣接して配置される二 つの机の上面によって支持される水平片を連続して形成したため、机に加工を施 すことなく、机と机との間に簡単に設置することができる。また、配線を落とし 込むという感覚で配線を配置することができるため、配線の作業性が向上すると いう効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる配線ダクトの実施の形態を示す
分解斜視図である。
【図2】上記実施形態の正面断面図である。
【図3】上記実施形態の側面断面図である。
【符号の説明】
1 机 2 机 3 溝部材 4 補助部材 5 蓋 31 底板 32 側壁 33 水平片 41 水平片 42 垂直片 51 切り欠き

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 机と机との間に配置する配線用ダクトで
    あって、 机と机との間に落とし込まれる断面溝形の溝部材と、 断面が逆U字形で溝部材内に落とし込まれる補助部材
    と、 溝部材の開放上端部に嵌め込まれるとともに上記補助部
    材に支持され、溝部材とともに配線が通ることができる
    閉鎖空間を形成する蓋とを有してなり、 上記溝部材の両側壁には、隣接して配置される二つの机
    の上面によって支持される水平片が連続して形成されて
    いることを特徴とする配線用ダクト。
  2. 【請求項2】 蓋は、その側縁部に、配線を引き出すた
    めの切り欠きを有する請求項1記載の配線用ダクト。
  3. 【請求項3】 溝部材は、材料の節約と軽量化および配
    線引き通し用空間を兼ねた多数の孔を有する請求項1記
    載の配線用ダクト。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002079589A1 (fr) * 2001-03-30 2002-10-10 Kokuyo Co., Ltd. Structure d'agencement de module habitable

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2002079589A1 (fr) * 2001-03-30 2002-10-10 Kokuyo Co., Ltd. Structure d'agencement de module habitable

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