JP3074354B2 - 除草活性スルホンアミド誘導体 - Google Patents
除草活性スルホンアミド誘導体Info
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- JP3074354B2 JP3074354B2 JP09530820A JP53082097A JP3074354B2 JP 3074354 B2 JP3074354 B2 JP 3074354B2 JP 09530820 A JP09530820 A JP 09530820A JP 53082097 A JP53082097 A JP 53082097A JP 3074354 B2 JP3074354 B2 JP 3074354B2
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Description
して有用なエリスロ立体化学を有する式(I)で表され
る新規な除草活性スルホンアミド誘導体、それらの使用
及び農学的に適当な除草剤である組成物に関する。
CH又はNを表し、P及びQを含む芳香環は、ベンゼン又
はピリジン環を表す。
される基を表し、Raは、C1−C3アルキル基、C1−C3ハロ
アルキル基、C2−C3アルケニル基又はC2−C3アルキニル
基を表し、Xaは、O,S,NH又はNRa基を表す。
C2アルキル基、C1−C2アルコキシ基又はC1−C2ハロアル
コキシ基を表す。
く知られている。かかるスルホニルウレア構造を有する
例としては、 (1)大韓民国特許第70,675号公報には、次式(A)で
表される化合物が記載されている。
それぞれ独立して、CH3、OCH3又は塩素原子等を表し、
Zは、CH又はNを表す。
表される化合物が記載されている。
及びQは、相異なってN又はCHを表し、P,Qを含む芳香
環はピリジン環を表す。
Rが不斉炭素原子を含む場合には、上記(A)及び
(B)で表される化合物は二つの不斉炭素原子を有する
ため、トレオ及びエリスロの二つの立体異性体が存在す
る。
び選択性において互いに異なるものである。
一年生雑草及び多年生雑草、特にイヌビユ(barnyard
grass)に対して卓越した除草活性を有する、新規スル
ホンアミド誘導体を提供することを目的とする。
記スルホンアミド誘導体を含有する除草性組成物を提供
することである。
有する、イネに対して選択性を有する除草活性スルホン
アミド誘導体及びそれらの農学的に適当なそれらの塩に
関する。
す。
合物における好ましい基としては、高い除草活性及び優
れた作物選択性の観点から次のものが挙げられる。
ユ及び多年生雑草を容易にコントロールが出来、イネ用
除草性組成物として農業的に用いることができる。特
に、次の化合物は優れたイネ選択性を有する。
−ブチル)−N−〔4,6−ジメトキシピリミジン−2−
イル)アミノカルボニル〕−3−ピリジンスルホンアミ
ド(化合物番号1) エリスロ−N−〔(4,6−ジメトキシピリミジン−2
−イル)アミノカルボニル〕−2−(2−フルオロ−1
−ヒドロキシ−n−ブチル)−3−ピリジンスルホンア
ミド(化合物番号2) エリスロ−2−(1−アセトキシ−2−フルオロ−n
−ブチル)−N−〔4,6−ジメトキシピリミジン−2−
イル)アミノカルボニル〕ベンゼンスルホンアミド(化
合物番号3) エリスロ−N−〔(4,6−ジメトキシピリミジン−2
−イル)アミノカルボニル〕−2−(2−フルオロ−1
−ヒドロキシ−n−ブチル)−ベンゼンスルホンアミド
(化合物番号4)等。
エリスロ立体異性体は、対応するトレオ立体異性体ある
いはエリスロ及びトレオ立体異性体混合物に比較して、
卓越した除草活性を有する。
スロ立体異性体は、イネに対して優れた選択性を有する
ので、除草剤あるいは除草性組成物の有効成分として有
用である。
前記式(I)で表される化合物は、以下に記載する反応
によって製造することができる。しかしながら、本発明
化合物の製造方法は、これに限定されるものではない。
である化合物は、前記式(I)で表される化合物のR1が
アセチル基等のアシル基である化合物を、アルカリの存
在下に加水分解させることにより得ることができる。
Li2CO3,Na2CO3,K2CO3等のアルカリ、好ましくはLiOHを
用いる。この加水分解反応は、水、有機溶媒あるいは水
及び、例えばメタノール、エタノール、アセトン、テト
ラヒドロフラン、ジメチルホルムアミド等の不活性溶媒
との混合溶媒中、又は溶媒単独で行われる。また、この
反応は、0〜80℃の温度範囲で、1〜24時間かけて行わ
れる。次いで、塩酸を加えて反応液を酸性にすることに
より、反応生成物を容易に単離することができる。
レンクロリドや酢酸エチルなどによって抽出し、有機層
を分取したのち、濃縮することによっても目的物を得る
ことができる。また、必要に応じ、HPLCを用いて精製す
ることにより、純粋な目的物を得ることができる。
われる。
R1は、水素原子を除き前記と同じ意味を表す。
(II)で表されるエリスロ立体異性体を、次式(III)
で表される化合物と反応させることによっても得ること
ができる。
す。
トラヒドロフラン、アセトン、アセトニトリル、ジオキ
サン、メチレンクロリド、トルエン、ブタノン、ピリジ
ン、ジメチルホルムアミド等を用いることができる。
基の存在下に、20〜80℃で行われる。
反応であり、その後はEP.44,807号公報記載の方法によ
って、反応液を酸性にすることにより目的物を得ること
ができる。必要に応じ、HPLCを用いて精製することによ
り、純粋な目的物を得ることができる。前記DBUは、1,8
−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデセ−7−エンを、DAB
COは、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタンを表す。
表される化合物は、従来法により容易に得ることができ
る。
は、次に示す反応スキムに従って製造することができ
る。
ルホンアミド前駆体は、式(IV)で表されるN−t−ブ
チルスルホンアミドを、例えば、トリフルオロ酢酸(TF
A)等の酸を、0〜50℃処理することにより得ることが
できる。
エリスロ立体異性体は、次式(V)で表される化合物
を、通常のアシル化反応によってアシル化させることに
よって得ることができる。
異性体は、前記式(IV)で表される化合物のトレオ及び
エリスロ立体異性体混合物を、例えば、カラムクロマト
グラフ、HPLCやprep−TLC等の通常の分離方法により得
ることができる。
る化合物を、例えば、ジイソブチルアルミニウムハイド
ライド等の選択的還元剤を用いる選択的還元反応により
得ることができる。
・Hは、ジイソブチルアルミニウムハイドライドであ
る。上記反応においては、好ましくは、PはN、QはCH
である。
異性体は、カラムクロマトグラフを用いて精製すること
により、容易に得ることができる。
のプロセスによっても得ることができる。
1は、水素原子を除き前記と同じ意味を表し、Lは、ア
ルコキシ基、N(CH3)2又はNCH3(OCH3)で表される
基等を表す。
0,677号公報に開示されている。前記式(VII)で表され
る化合物のTHF溶液に、2当量のn−ブチルリチウム
を、−100〜+30℃で加え、同温度で1〜24時間反応さ
せることによりジリチオ塩を得る。次いで、L−C(=
O)−CHF−CH2R2で表される化合物を、−100〜−40℃
で加えてケトンを得る。
ことにより得ることができる。次いで、無水酢酸、DMAP
及びピリジンを用いるアシル化反応により、式(VIII)
で表される化合物(ここで、R1はアセチル基である。)
を得ることができる。
異性体は、例えば、HPLC、カラムクロマトグラフ、prep
−TLC等の分離精製技術を用いることにより容易に得る
ことができる。
合物の塩は、従来から知られる種々の方法によって得る
ことができる。例えば、前記式(I)で表される化合物
の金属塩は、前記式(I)で表される化合物と、例え
ば、アルカリ金属若しくはアルカリ土類金属の水酸化
物、アルコキシド若しくは炭酸塩等の強塩基アニオンや
四級アミンの溶液を作用させることにより得ることがで
きる。
ン交換によっても得ることができる。このカチオン交換
は、例えば、前記式(I)で表される化合物のアルカリ
金属若しくは四級アミン塩の水溶液等の交換される式
(I)で表される塩の溶液に、交換したいカチオンを含
有する溶液を直接反応させることによって得ることがで
きる。この方法は、目的とする塩が水に可溶性の場合、
特にナトリウム塩、カリウム塩又はカルシウム塩の場合
に有効である。
したが、これらの方法は、スルホニルウレア又は有機組
成物の分野の当業者にとって、容易に実施することがで
きるものである。
表1にまとめて示す。
導体は、除草剤として有用である。除草剤としての適用
方法を以下に説明する。
び水田の水表面処理又は茎葉処理剤として高い除草活性
を有する。
定される。即ち、雑草の種類、気候、天候、選択される
剤型、適用方法や雑草の大きさ等に依存する。
る。有機物質の含有量の少ない土壌、砂状土に散布する
場合、若い植物の場合や短時間の除草活性効果が必要な
場合においては、有効成分は比較的少量である。
草、イネ科雑草、一年生雑草又は多年生雑草のコントロ
ールのための活性成分として用いられる場合に特に有効
である。本発明化合物は、特にイヌビユに卓効を示す。
以下に示す。
m),ヤエムグラ(Galium),ハコベ(Stellaria),イ
ヌカミツレ(Matricaria),カミツレモドキ(Anthemi
s),ハキダメギク(Galinsoga),シロザ(Chenopodiu
m),イラクサ(Urtica),ノボロギク(Senecio),ハ
リビユ(Amaranrhus),スベリビユ(Portulaca),オ
ナモミ(Xanthium),ヒルガオ(Convolvulus),アサ
ガオ(Ipomoea),ミナヤナギ(Polygonum),クサネム
(Sesbania),ブタクサ(Ambrosia),アザミ(Cirsiu
m),ヒレアザミ(Carduus),ノゲシ(Sonchus),ホ
オズキ(Solanum),イヌガラシ(Rorippa),キカシグ
サ(Rotala),アゼナ(Lindernia),ホトケノザ(Lam
ium),イヌノフグリ(Veronica),アルブチロン(Arb
utilon),エメックス(Emex),チョウセンアサガオ
(Datura),スミレ(Viola),オドリコソウ(Galeops
is),ヒナゲシ(Papaver),ヤグルマギク(Centaure
a), 単子葉雑草種 イヌビユ(Echinochloa),エノコログサ(Setari
a),キビ(Panicum),メシヒバ(Digitaria),オオ
アワノカエリ(Phleum),スズメノカタビラ(Poa),
ウシノケグサ(Festuca),オシヒバ(Eleusine),パ
ラグラス(Brachiaria),ライ麦(Lolium),イヌムギ
(Bromus),カラスムギ(Avena),ヒメガヤツリ(Cyp
erus),ジョンソングラス(Sorghum),ミズヒキ(Agr
opyron),ギョウギョウシバ(Cynodon),コナギ(ミ
ズアオイ、Monochoria),アゼテンツキヤマイ(Fimbri
stylis),オモダカ(ウリカワ、Sagitaria),マツバ
イ(Eleocharis),ホタルイ(Scirpus),スズメノヒ
ユ(Paspalum),タツノツメガヤ(Dactyloctenium),
ヌカボ(Agrostis),スズメノテッポウ(Alopecuru
s),アペラ(Apera),アメリカコナギ(Heterather
a),アゼカワ(Leptochloa)。
4種の他の除草剤が添加された混合剤としても用いるこ
とができる。本発明化合物と混合して用いることのでき
る他の除草剤の例を以下に示す。本発明化合物と以下に
示す除草剤とを混合して用いることは、雑草をコントロ
ールする上で特に有効である。
(acifluorfen),AC252,214,AC263,499,アクロレイン
(acrolein),アラクロール(alachlor),アメチュリ
ン(ametryn),アミトロール(amitrole),AMS,アシュ
ラム(asulam),アッシュア(assure),アトラジン
(atrazine),BAS−514,バーバン(barban),ベネフィ
ン(benefin),ベンスルフロンメチル(bensulfuron
methyl),ベンスリド(bensulide),ベンタゾン(bet
azon),ベンゾフルオール(benzofluor),ベンゾイル
プロップ(benzoylprop),ビフェノックス(bifeno
x),ブロマシル(bromacil),ブロモキシニル(bromo
xynil),ブタクロール(butachlor),ブチダゾール
(buthidazole),ブタリン(butralin),ブチレート
(butylate),カコジリックアシッド(cacodylic aci
d),CDAA,CDEC,CGA82725,CH−83,クロラムベン(chlora
mben),クロルブムロン(chlorbromuron),クロリム
ロンエチル(chlorimuron ethyl),クロロキュロン
(chloroxuron),クロルポルファム(chlorporpha
m),スクロルスルフロン(chlorsulfuron),クロルト
ルロン(chlortoluron),シンメスリン(cinmethyli
n),クレソジウム(clethodim),クロマゾン(clomaz
one),クロプロキシジム(cloproxydim),クロピラリ
ド(clopyralid),CMA,シアナジン(cyanazine),シク
ロレート(cycloate),シクルロン(cycluron),サイ
パークワット(cyperquat),シプラジン(cyprazin
e),シプラゾール(cyprazole),シプロミド(cyprom
id),ダラポン(dalapon),ダゾメット(dazomet),D
CPA,デスメジファム(desmediphan),デスメスリン(d
esmetryn,ディアレート(diallate),ダイカンバ(dic
amba),ジクルベニル(dichlorbenil),ディクロルプ
ロップ(dichlorprop),ジクロフォップ(dichlofo
p),ジエタニル(diethanyl),ジフェンゾクワット
(difenzoquat),ジニトラミン(dinitramine),ジノ
セブ(dinoseb),ジフェナミド(diphenamid),ジプ
ロペスリン(dipropetryn),ジクワット(diquat),
ジウロン(diuron),DNOC,DOWCO453ME,DPX−M6316,DSM
A,エンドサール(endothall),EPTC,エタルフルラリン
(ethalfluralin),エトフメセート(ethofumesat
e),エクスプレス(express),フェナック(fena
c),フェノキサプロップエチル(fenoxapropethyl),
フェヌロン(fenuron),フェヌロンTCA(fenuronTC
A),フラムプロップ(flamprop),フルアジホップ(f
luazifop),フルアジホップブチル(fluazifopbuty
l),フルアジホップ−P(fluazifop−P),フルクロ
ラリン(fluchloralin),フルメツロン(fluometuro
n),フルオロクロリドン(fluorochloridone),フル
オロジフェン(fluorodifen),フルオログリコフェン
(fluoroglycofen),フルリドン(fluridone),フォ
メサフェン(fomesafen),フォサミン(fosamine),
グリフォセート(glyphosate),ハロキシホップ(halo
xyfop),ハーモニィ(harmoney),ヘキサフルレート
(hexaflurate),ヘキサジノン(hexazinone),HW−5
2,イマザメタベンツ(imazamethabenz),イマザピル
(imazapyr),イマザクィン(imazaquin),イマゼタ
ピル(imazethapyr),イオキシニル(ioxynil),イソ
プロパリン(isopropalin),イソプロツゥーロン(iso
proturon),イソウロン(isouron),イソキサベン(i
soxaben),カルブチレート(karbutilate),ラクトフ
ェン(lactofen),レナシル(lenacil),リニュロン
(linuron),MAA,MAMA,MCPA,MCPB,メコプロップ(mecop
rop),メフルイジン(mefluidide),メタルプロパリ
ン(methalpropalin),メタベンツチアズロン(methab
enzthiazuron),メタム(metham),メタゾール(meth
azole),メトキュロン(methoxuron),メトラクロー
ル(metolachlor),メトリブジン(metribuzin),メ
トスルフロンメチル(metsulfuron methyl),MH,モリ
ネート(molinate),モノリニュロン(monolinuro
n),モニュロン(monuron),モニュロンTCA(monuron
TCA),MSMA,My−93,ナプロパミド(napropamide),ナ
プロアニリド(naproanilide),ナプタラム(naptala
m),ネブロン(neburon),ニトラリン(nitralin),
ニトロフルオルフェン(nitorofluorfen),ノレア(no
rea),ノルフルラゾン(norfrurazon),NTN−801,オリ
ザリン(oryzalin),オキサジアゾン(oxadiazon),
オキシフルオルフェン(oxyfluorfen),パラコート(p
araquat),ペブレート(pebulate),ペンジメタリン
(pendimethalin),ペルフルイドン(perfluidone),
フェンメジファム(phenmedipham),ピクロラム(picl
oram),PPG−1013,プレチラクロール(pretilachlo
r),プロシアジン(procyazine),プロフルラリン(p
rofluralin),プロメトン(prometon),プロメスリン
(prometryn),プロナミド(pronamide),プロパクロ
ール(propachlor),プロパニル(propanil),プロパ
ジン(propazine),プロファーム(propham),プロス
ルファリン(prosulfalin),ピナクロール(prynachlo
r),ピラゾン(pyrazon),ピラゾレート(pyrazolat
e),キザロホップ(quizalofop),キザロホップエチ
ル(quizalofop ethyl),SC−2957,セクブメトン(sec
bumeton),セトキシジム(sethoxydim),シドュロン
(siduron),シマジン(simazine),SL−49,スルホメ
ツロンメチル(sulfometuron methyl),TCA,テブチウ
ロン(tebuthiuron),テルバシル(terbacil),テル
ブクロール(terbuchlor),テルブチラジン(terbuthy
lazine),テルブトール(terbutol),テルブツリン
(terbutryn),チアメツロンメチル(thiameturon me
thyl),チオベンカーブ(thiobencarb),トリアレー
ト(triallate),トリクロピル(triclopyr),トリジ
フェン(tridiphane,トリフルラリン(trifluralin),
トリメツロン(trimeturon),2,4−D,2,4−DB,ベルノレ
ート(vernolate),X−52,キシラクロール(xylachlo
r),サターン(Saturn),KH−218,NSK−850,ピラゾキ
シフェン(pyrazoxyfen),ジメンジョン(dimensio
n),CH−900,メフェナセット(mefenacet),TSH−888,
ディムロン(dymron),ジメピペレート(dimepiperat
e),イソキサピリフォス(isoxapyrifos),フェノベ
ンツロン(phenobenzuron),JC−940,エスプロカブ(es
procab),メチルベンカブ(methylbencab),フェノピ
レート(phenopylate),ベンフレゼート(benfuresat
e),S−275,キンクロラック(quinclorac),ロンダッ
クス(londax),NC−311,TH−913,HW−52,DEH−112,SKH
−301,ブロモブチド(bromobutide),BAS517H,RE45601,
RE36290,RO173664,HOE075032,ICIA6051,DPXa7881,MW80,
CGA136872,DPXV9360,DPXE9636,SL950,ICIA02957,CGAI42
464,MY15,MON7200,WL95481,DPXY6202,MON15100,SL160,I
CIA0224,LS83556,BAS518H,CGA131036,DPXL5300,HOE7054
2,ICIA0604,ICIA0574,LS846215 〔製剤〕 式(I)で表される化合物を用いる製剤は、通常用い
られる方法により製造することができる。これらには、
粉剤、粒剤、錠剤、液剤、フロアブル、乳濁剤、水和
剤、乳剤及びその類が含まれる。これらの多くは、直接
施用される。
き、1ヘクタール当たり数リットルから数百リットルの
散布容量で用いられる。高強度配合剤(high strength
compositions)は、次の製剤化のための中間体として
予備的に用いられる。この製剤は、広く、約0.1〜98.9
重量%の活性成分を含有し、少なくとも(1)約0.1%
〜20%の界面活性剤及び(2)1%〜99.8%の固体若し
くは液体からなる不活性な希釈剤を含有するのが好まし
い。より好ましくは、このような製剤は、次の表2に示
すような割合でこれらの成分を含有する。
目的と化合物の物理的性質に依存する。界面活性剤と活
性成分の混合比が高い方がしばしば望ましく、又、製剤
中に組み入れる場合やタンクミックスの場合に好ましい
結果を与える。
book of Insecticide Dust Diluents and Carrie
r"2nd Ed.,Dorland Books,Caldwell,N.J.,)に記載さ
れている。また、他の固体の希釈剤も用いることができ
る。
ましく、粉剤を製造する場合には、より濃密な希釈剤が
好ましい。
olvents Guide",2nd Ed.,Interscience,New York,19
50)に記載されている。
ので、濃縮懸濁剤の場合には、0.1%以下の溶解度のも
のが好ましい。
heonの総説(McCutcheons'Detergents and Emulsifie
rs Annual.Mc Publishing Corp.,Ridgewood,N,
J.,)、及びSiselyらの総説(Sisely and Wood.,"Enc
yclopedia of Sufface Active Agents",Chemical
Publishing Co.,Inc.,New York,1964)に記載されて
いる。
ング剤、コロジオン及び微生物菌体等の添加剤を含有し
ていてもよい。
剤は特性をブレンド及び細かな固体組成物をブレンド
し、粉砕することによって得ることができる。
0,084号)により製造することができる。また、粒剤や
錠剤は、予め成型されたグラニュラーキャリアー(gran
ular carrier)上に活性成分をスプレーすることによ
り、あるいはアグロメレーション(agglomeration)法
(J.E.Browing,"Agglomeration"Chemical Engineerin
g,Dec.4,1967,pp147/"Perry's Chemical Engineer"s
Handbook",5th Ed.,Mcgraw−Hill,New York,1973,p
p8−57ff)により製造することができる。
ば、USP.3,235,361号公報、USP.3,309,192号公報、USP.
2,891,855号公報、G.C.Klinman,"Weed Control as
a Science",John Wiley and Sons,Inc.,New Yor
k,1961,pp.81−96、J.D.Fryer andS.A.Evans,"Weed C
ontrol Handbook",5th Ed.,Blackwell Scientific
Publications Oxford,968,pp.101−103等を参照された
い。
市販の除草剤と組み合わせて用いることもできる。
例によりさらに詳細に説明する。
ブチル)−N−(1,1−ジメチルエチル)−3−ピリジ
ンスルホンアミドの製造 エリスロ−N−(1,1−ジメチルエチル)−2−(2
−フルオロ−1−ヒドロキシ−n−ブチル)−3−ピリ
ジンスルホンアミド(1.0g)のメチレンクロリド20ml溶
液に、無水酢酸0.37g、ピリジン0.29g及びN,N−ジメチ
ルアミノピリジン50mgを加え、反応混合物を2時間室温
で撹拌した。反応終了後、反応混合物を水で希釈し、5
%塩酸で酸性として、メチレンクロリド層を分取した。
有機層を炭酸水素ナトリウム水溶液及び水で洗浄(2
回)したのち、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過
し、濾液を濃縮することにより、目的物1.1gを得た。
H),1.6−1.9(m,2H),2.8(s,3H),4.6−5.0(m,1H),
5.6(bs,1H),6.54−6.61(dd,1H),7.3−7.4(m,1H),
8.2−8.3(m,1H),8.65−8.75(m.1H) 実施例2 エリスロ−2−(1−アセトキシ−2−フルオロ−n−
ブチル)−3−ピリジンスルホンアミドの製造 実施例1で得られたエリスロ−2−(1−アセトキシ
−2−フルオロ−n−ブチル)−N−(1,1−ジメチル
エチル)−3−ピリジンスルホンアミドをトリフルオロ
酢酸20mlに溶解し、室温で一夜撹拌した。反応液を減圧
濃縮し、得られた残渣を炭酸水素ナトリウム水溶液で洗
浄し、無水マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を濃縮
した。得られた残渣を酢酸エチル/n−ヘキサンで処理す
ることにより、目的物0.5gを得た。
(m,2H),2.13(s,3H),4.7−5.1(m,1H),5.65(br,1
H),6.61(t,1H),7.4−7.5(m,1H),8.4−8.5(m,1
H),9.8−8.9(m,1H) 実施例3 エリスロ−2−(1−アセトキシ−2−フルオロ−n−
ブチル)−N−〔4,6−ジメトキシピリミジン−2−イ
ル)アミノカルボニル〕−3−ピリジンスルホンアミド
(化合物番号1)の製造 エリスロ−2−(1−アセトキシ−2−フルオロ−n
−ブチル)−3−ピリジンスルホンアミド(0.5g)のア
セトニトリル20ml溶液に、フェニル N−(4,6−ジメ
トキシピリミジン−2−イル)カルバメートを室温で加
えた。次いで、この反応混合物に、1,8−ジアザビシク
ロ[5.4.0]ウンデセ−7−エン(DBU)0.29gを加え、
室温で2時間撹拌した。反応液にメチレンクロリドを加
えて希釈し、5%塩酸で溶液を酸性とし、メチレンクロ
リドで抽出した。有機層を水で2回洗浄したのち、無水
硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を濃縮した。
得られた残渣をエチルエーテルで処理することにより、
目的物を白色結晶として0.6g得た。m.p.184−186℃ 1H−NMR(200MHz,CDCl3):δ0.98(t,3H),1.6−2.0
(m,2H),2.04(s,3H),3.99(s,6H),4.7−5.1(m,1
H),5.8(s,1H),6.6−6.7(dd,1H),7.3(br,1H),7.4
5−7.55(m,1H),8.6−8.7(m,1H),8.8−8.9(m,1H) 実施例4 エリスロ−N−〔(4,6−ジメトキシピリミジン−2−
イル)アミノカルボニル〕−2−(2−フルオロ−1−
ヒドロキシ−n−ブチル)−3−ピリジンスルホンアミ
ド(化合物番号2)の製造 エリスロ−2−(1−アセトキシ−2−フルオロ−n
−ブチル)−N−〔4,6−ジメトキシピリミジン−2−
イル)アミノカルボニル〕−3−ピリジンスルホンアミ
ド0.3gをメタノール10mlに溶解し、この溶液に水酸化リ
チウム55mgを室温で加えて、4時間撹拌した。反応液を
メチレンクロリド100mlで希釈し、5%塩酸で酸性とし
て有機層を分取した。有機層を水で2回洗浄したのち、
無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を濃縮し
た。得られた残渣をエチルエーテルで処理することによ
り、目的物を固体として0.2g得た。m.p.129−130℃ 実施例5 エリスロ−2−(1−アセトキシ−2−フルオロ−n−
ブチル)−N−〔4,6−ジメチトキシピリミジン−2−
イル)アミノカルボニル〕ベンゼンスルホンアミド(化
合物番号3)の製造 エリスロ−2−(1−アアセトキシ−2−フルオロ−
n−ブチル)ベンゼンスルホンアミドの2gをアセトニト
リル20mlに溶解した。次いで、この溶液中に、フェニル
N−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)カル
バメートとDBU1mlを加え、30分間室温で撹拌した。反応
液にメチレンクロリド100mlを加えて希釈し、5%塩酸5
0mlを加えて酸性として、有機層を分取した。有機層を
水で2回洗浄したのち、無水硫酸マグネシウムで乾燥
し、濾過し、濾液を濃縮した。得られた残渣を酢酸エチ
ル/n−へキサン/エチルエーテルで処理することによ
り、目的物を白色固体として2.6g得た。m.p.172−174℃ 1H−NMR(200MHz,CDCl3):δ0.94(t,3H,J=8Hz),
1.54−1.80(m,2H),2.00(s,3H),3.99(s,6H),4.66
−4.93(m,1H),5.76(s,1H),6.74(dd,1H,J1=14.8H
z,J2=3Hz),7.14(brs,1H),7.49−7.62(m,3H),8.34
−8.35(m.1H),13.06(brs,1H) IR(KBr):ν(C=O)1710,1755cm-1 実施例6 エリスロ−N−〔4,6−ジメチトキシピリミジン−2−
イル)アミノカルボニル〕−2−(2−フルオロ−1−
ヒドロキシ−n−ブチル)ベンゼンスルホンアミド(化
合物番号4)の製造 エリスロ−2−(1−アセトキシ−2−フルオロ−n
−ブチル)−N−〔4,6−ジメチトキシピリミジン−2
−イル)アミノカルボニル〕ベンゼンスルホンアミドの
2gをテトラヒドロフラン60mlに溶解し、そこへ水酸化リ
チウム0.8gの水溶液10mlを室温で加えた。反応混合物を
12時間撹拌したのち、5%塩酸を0℃で加えて酸性と
し、酢酸エチル100mlで希釈した。有機層を分取し、水
で洗浄したのち、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過
し、濾液を濃縮した。得られた残渣をエチルエーテル/n
−ヘキサンで処理することにより、目的物を固体として
1.7g得た。m.p.132−134℃ 1H−NMR(200MHz,CDCl3):δ0.95(t,3H,J=8Hz),
1.57−1.87(m,2H),3.86−3.92(brs,1H),3.96(s,6
H),4.58−4.90(m,1H),5.76(s,1H),5.79−6.00(m,
1H),7.27−8.16(m.5H),12.83(brs,1H) IR(KBr):ν(C=O)1710cm-1 実施例7 以下に示す方法により、本発明化合物の除草活性試験
を温室内で行った。
化剤としてアルキルアリル ポリグリコール エーテル
1重量部を加えて活性成分の簡易製剤を調製し、得られ
た溶液を水で所望の濃度に希釈した。次いで、試験植物
の種を普通土中に播種し、24時間後、前記活性成分の簡
易製剤の希釈液を散布した。
い。
当たりの活性化合物の量のみが重要であることは明らか
である。
メージの度合いを算出した。値は次の意味を表す。
活性化合物(I)は、単子葉雑草及び双子葉雑草に対し
て良好な除草活性を示した。
化剤1重量部を加えて活性成分の簡易製剤を調製し、得
られた溶液を水で所望の濃度に希釈した。次いで、背丈
5−15cmの試験植物に前記活性成分の簡易製剤の希釈液
を、所定の散布濃度となるように散布した。本実施例で
は、2,000リットル水/haとなるようにした。
メージの度合いを算出した。値は次の意味を表す。
活性化合物(I)は、単子葉雑草及び双子葉雑草に対し
て良好な除草活性を示した。
eatment paddy submergged test) 表面積60cm2又は140cm2のプラスチック製のポットに
少量の肥料を入れ、消毒剤の水田用土を5cmの深さにな
るように入れた。
s)、カヤツリグサ(umbrella plant),ヒマワリ(da
yflower)、コナギ(mochoria),トゥースカップ(too
thcup),シロバナサクラタデ(smartweed)及びホタル
イ(bulrush)等の種及びミズガヤツリ(flat−sedge)
及びウリカワ(arrowhead)等の地下茎(perennial nu
trition body)を土壌表面に播種又は移植し、さら
に、予め2−3葉期まで成長させたイネを深さ2cmで移
植した。
簡易製剤(4mg/pot)を実際のフィールドと同様となる
ようにスポット処理を行った。
様となるようにして測定した。
定するものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲の
他の実施態様も当業者に示唆するものであると理解され
る。
活性試験結果を示す。
Claims (13)
- 【請求項1】エリスロ立体化学を有する式(I)で表さ
れる化合物。 ここで、P及びQは、同一又は相異なって、それぞれCH
又はNを表し、P及びQを含む芳香環は、ベンゼン又は
ピリジン環を表す。 R1は、H,Ra−C(=O)又はRa−Xa−C(=O)で表さ
れる基を表し、Raは、C1−C3アルキル基、C1−C3ハロア
ルキル基、C2−C3アルケニル基又はC2−C3アルキニル基
を表し、Xaは、O,S,NH又はNRa基基を表す。 R2は、C1−C2アルキル基を表し、又、 X及びYは、それぞれ独立して、ハロゲン原子、C1−C2
アルキル基、C1−C2アルコキシ基又はC1−C2ハロアルコ
キシ基を表す。 - 【請求項2】R1は、水素原子またはアセチル基であり、 P及びQは、同一又は相異なって、それぞれCH、Nであ
り、 X及びYは、それぞれ独立して、メトキシ基である請求
項1記載の化合物。 - 【請求項3】エリスロ−2−(1−アセトキシ−2−フ
ルオロ−n−ブチル)−N−〔4,6−ジメトキシピリミ
ジン−2−イル)アミノカルボニル〕−3−ピリジンス
ルホンアミドである請求項1記載の化合物。 - 【請求項4】エリスロ−N−〔(4,6−ジメトキシピリ
ミジン−2−イル)アミノカルボニル〕−2−(2−フ
ルオロ−1−ヒドロキシ−n−ブチル)−3−ピリジン
スルホンアミドである請求項1記載の化合物。 - 【請求項5】エリスロ−2−(1−アセトキシ−2−フ
ルオロ−n−ブチル)−N−〔4,6−ジメトキシピリミ
ジン−2−イル)アミノカルボニル〕ベンゼンスルホン
アミドである請求項1記載の化合物。 - 【請求項6】エリスロ−N−〔(4,6−ジメトキシピリ
ミジン−2−イル)アミノカルボニル〕−2−(2−フ
ルオロ−1−ヒドロキシ−n−ブチル)−ベンゼンスル
ホンアミドである請求項1記載の化合物。 - 【請求項7】エリスロ立体化学を有する式(II)で表さ
れる中間体化合物。 ここで、R1,R2,P及びQは、請求項1で規定したのと同
じ意味を表す。 - 【請求項8】エリスロ−2−(1−アセトキシ−2−フ
ルオロ−n−ブチル)−3−ピリジンスルホンアミドで
ある請求項7記載の中間体化合物。 - 【請求項9】エリスロ−2−(1−アセトキシ−2−フ
ルオロ−n−ブチル)ベンゼンスルホンアミドである請
求項7記載の中間体化合物。 - 【請求項10】式(I)で表される化合物の1種又は2
種以上の化合物を有効成分として含有する除草性組成
物。 ここで、P,Q,R1,R2,X及びYは、請求項1で規定したの
と同じ意味を表す。 - 【請求項11】R1は、水素原子又はアセチル基であり、
QはCHを表し、PはNを表し、X及びYはそれぞれメト
キシ基である、式(I)で表される化合物を有効成分と
して含有する、請求項10記載の除草性組成物。 - 【請求項12】エリスロ−2−(1−アセトキシ−2−
フルオロ−n−ブチル)−N−〔4,6−ジメトキシピリ
ミジン−2−イル)アミノカルボニル〕−3−ピリジン
スルホンアミドである式(I)で表される化合物を有効
成分として含有する、請求項10記載の除草性組成物。 - 【請求項13】エリスロ−N−〔(4,6−ジメトキシピ
リミジン−2−イル)アミノカルボニル〕−2−(2−
フルオロ−1−ヒドロキシ−n−ブチル)−ベンゼンス
ルホンアミドである式(I)で表される化合物を有効成
分として含有する、請求項10記載の除草性組成物。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/KR1996/000029 WO1997031913A1 (en) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | Herbicidal sulfonamide derivatives |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3074354B2 true JP3074354B2 (ja) | 2000-08-07 |
Family
ID=19448985
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09530820A Expired - Lifetime JP3074354B2 (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | 除草活性スルホンアミド誘導体 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3074354B2 (ja) |
DE (1) | DE69613720T2 (ja) |
-
1996
- 1996-02-27 JP JP09530820A patent/JP3074354B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1996-02-27 DE DE69613720T patent/DE69613720T2/de not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69613720T2 (de) | 2002-05-08 |
DE69613720D1 (de) | 2001-08-09 |
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