JP3074205U - 電動タップチャック - Google Patents

電動タップチャック

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JP3074205U
JP3074205U JP2000000441U JP2000000441U JP3074205U JP 3074205 U JP3074205 U JP 3074205U JP 2000000441 U JP2000000441 U JP 2000000441U JP 2000000441 U JP2000000441 U JP 2000000441U JP 3074205 U JP3074205 U JP 3074205U
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JP
Japan
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tap
ball
peripheral surface
insertion hole
main body
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Application number
JP2000000441U
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Inventor
巖 安岡
Original Assignee
株式会社ミツトモ製作所
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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多用途に用いられているインパクトドライバ
ー等を用いて、簡単にねじ立て作業を行なうことができ
る。 【解決手段】 筒形本体1の長手方向にタップの柄部を
嵌するタップ挿入穴2と、タップ挿入穴2と連通した奥
側の位置に縦断面四角形のタップ回り止め穴5を穿設す
る。筒形本体1の肉厚部にボール嵌入穴7を穿孔して、
ボール嵌入穴7中に位置決めボール6を没入する。円筒
形のスライドカバー8の内周面10にボール抑止面13
とボール逃避空洞11を窪設して筒形本体1の外周面9
に遊嵌被套する。内周面10に窪設した位置決め溝12
内に外周面9に嵌入したリングバネ14を拡大嵌入して
位置決めする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はインパクトドライバー等に取付けてねじ立て用のタップの使用が可能 となるタップチャックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、鉄板等の貫通穴に雌螺子を形成する場合、大量生産の場合には例えば、 正逆回転及びリード送りの可能なねじ立て用のタッピングマシン、一例、タッパ ーで加工し、少数の場合には通常、公知のタップホルダーでタップの柄の部分を 挟持し、両手でハンドルを握って無理の無い状態で回転力を加えながらタップの リードに沿って下穴中にタップを進入せしめて雌ねじを形成している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のねじ立て用の専用機械であるタッパーを採用するには、設置場所や設備 の点で規模が大きくなり、また、後者のタップホルダーを用いてねじ立てを行な う場合は、手が疲れるのみならず、作業能率が低い問題点を有していた。本考案 はこれらの問題点に鑑み、設置場所等を一切必要とせず、しかも多く利用されて いるインパクトドライバー等に取付けて手軽に手で持って電動で作業ができるた め、作業能率の一層の向上が期待できる電動タップチャックを提供することを目 的として考案されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
長手方向にタップの柄部を嵌入するタップ挿入穴と、タップ挿入穴と連通した 奥側の位置に縦断面四角形のタップ回り止め穴を穿設した略円筒形の筒形本体の 肉厚部にタップ挿入穴に貫通するボール嵌入穴を穿孔し、ボール嵌入穴中に位置 決めボールを没入し、内周面にボール抑止面とボール逃避空洞を窪設した円筒形 のスライドカバーを前記筒形本体の外周面に遊嵌し、スライドカバーの内周面に 窪設した位置決め溝内に、筒形本体の外周面に嵌入したリングバネを拡大嵌入し てスライドカバーを位置決めする。
【0005】
【考案の実施の形態】
本考案を図面に基づいて説明すると、図1〜図4において、筒形本体1は、例 えば鋼材を用いて略筒形に形成し、内側の縦断面円形の内周面でタップ挿入穴2 を形成する。さらに詳しくは、タップ挿入穴2は筒形本体1の先端側端面3(図 面1において右側端面)より反対側のチャックの柄の取付け側端面4に向かって 奥向きに穿設し、大きさはタップTの柄部Sの円柱形部が遊嵌可能な大きさに形 成する。タップ回り止め穴5は筒形本体1の略中央位置にタップ挿入穴2の奥側 と連通して縦断面四角形に形成する。さらに詳しくは、タップ回り止め穴5は、 タップTの柄部Sの末端四角柱部Mが遊嵌可能な大きさに形成する。
【0006】 位置決めボール6は鋼球で形成し、直径は筒形本体1の直径方向の肉厚部Nよ りも約1.1m/m大径に形成するとよい。肉厚よりも約1m/m大径にするこ とにより、後述するスライドカバーの内面で外側より位置決めボール6を内側に 抑止すると、タップ挿入穴2の内周面より内側に突出してタップの括れ部Kに嵌 入し、タップの位置決めをすることができる。そして位置決めボール6の筒形本 体1への嵌入位置は、タップTの柄部Sの末端四角柱部Mがタップ回り止め穴5 の奥まで嵌入した位置の、タップTの括れ部Kに嵌入する位置に穿設したボール 嵌入穴7中に嵌入する。 筒形のスライドカバー8は、筒形本体1の外周面9の外側に広い巾のリング状 に被套し、外周面9に沿って長手方向に滑動するように遊嵌する。そしてスライ ドカバー8の内周面10には、内周面10に沿って前記位置決めボール6の外周 面の一部に接当する縦断面円弧形のボール逃避空洞11と、後述するリングバネ が嵌入する縦断面M字形に窪設した位置決め溝12を形成し、ボール逃避空洞1 1と位置決め溝12との中間部位の内周面10でボール抑止面13を形成する。
【0007】 リングバネ14は、筒形本体1の外周面9より稍大径にして位置決め溝12内 に拡大時嵌入する大きさに形成して、外周面9の円周に沿って窪設したリングバ ネ嵌入溝15中に嵌入する。さらに詳しくは、リングバネ14を設ける位置は、 位置決め溝12の外側の一方の窪みにリングバネ14が拡大して嵌入し、スライ ドカバー8が停止固定位置ではボール抑止面13が位置決めボール6に接当して 位置決めボール6を内側に向けて抑止し(図1で示す位置)、そしてスライドカ バー8を滑動させて位置決め溝12の内側の窪みにリングバネ14が拡大して、 嵌入時にはボール逃避空洞11内に位置決めボール6か逃避できる位置にリング バネ14を設ける。
【0008】 チャックの柄16は、略六角柱形に形成し、一端部は稍小径にして筒形本体1 の柄の取付け側端面4より内側に向かってタップ挿入穴2と一直線上に挿入固着 する。さらに詳しくは、チャックの柄16の大きさ及び形状は多用途に用いられ ているインパクトドライバー、或は電動ドライバーの先端に取付け使用する先端 工具類(一例、ソケットビット)の軸部と同一に形成するとよい。
【0009】
【実施例】
チャックの柄16は、かならずしも六角柱形に限定されるものではなく、六角 柱形の長手方向の中間部位を細径にして括れた形に形成してもよい。
【0010】 次に本考案を実施し、使用する場合に就いて述べると、タップTを装着する場 合は、スライドカバー8を滑動し、例えば内側の位置決め溝12にリングバネ1 4が拡大嵌入し、位置決めボール6上にボール逃避空洞11を位置させると、位 置決めボール6がボール逃避空洞11内に逃避してタップTの柄部Sが挿入でき る状態となり、タップTの末端四角柱部Mをタップ回り止め穴5中にまで確実に 挿し込んだ後、スライドカバー8を前記とは逆方向に滑動し、外側の位置決め溝 12にリングバネ14が拡大嵌入する位置にすると(図1参照)、タップTの括 れ部Kに嵌入すると共にボール抑止面13が位置決めボール6の外側から抑止め するので、タップTの括れ部K中に位置決めボール6が嵌入した状態でタップT は抜け出すことなく、タップ回り止め穴5の回転力が末端四角柱部Mに伝わりタ ップは共に回転することが可能となる故に、チャックの柄16を従来のインパク トレンチ、或は電動ドライバーのチャックに装着すると、インパクトドライバー 、或は電動ドライバーでタップを回転さすことができ、ねじ立て作業が可能とな る。
【0011】
【考案の効果】
以上説明した如く、本考案の電動タップチャックを実施すると、多用途に利用 されているインパクトドライバー、或は電動ドライバーを用いて簡単にねじ立て 作業を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電動タップチャックにタップの柄部を挿入した
状態を示す縦断面図である。
【図2】図1におけるA−A線上の縦断面図である。
【図3】図1におけるB−B線上の縦断面図である。
【図4】電動タップチャックの正面図である。
【図5】電動タップチャックに用いるタップの一実施例
を示す正面図である。
【図6】図5におけるC−C線上の縦断面図である。
【符号の説明】
1 筒形本体 2 タップ挿入穴 5 タップ回り止め穴 6 位置決めボール 7 ボール嵌入穴 8 スライドカバー 11 ボール逃避空洞 12 位置決め溝 13 ボール抑止面 14 リングバネ 16 チャックの柄

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向にタップの柄部を嵌入する円形
    縦断面のタップ挿入穴2と、タップ挿入穴2と連通した
    奥側の位置に縦断面四角形のタップ回り止め穴5を穿設
    した略円筒形の筒形本体1の肉厚部にタップ挿入穴2に
    貫通するボール嵌入穴7を直径方向に穿孔し、ボール嵌
    入穴7中に位置決めボール6を没入し、内周面10にボ
    ール抑止面13とボール逃避空洞11を窪設した円筒形
    のスライドカバー8を筒形本体1の外周面9に遊嵌し、
    内周面10に窪設した位置決め溝12内に、外周面9に
    嵌入したリングバネ14を拡大嵌入してスライドカバー
    8を位置決めしてなる電動タップチャック。
JP2000000441U 2000-02-02 2000-02-02 電動タップチャック Expired - Lifetime JP3074205U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012157925A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Hitachi Koki Co Ltd 電動工具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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