JP3074198U - シャンプーハット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 目や耳等にお湯やシャンプーが入らず、頭の
後ろの部分まで充分洗髪できるシャンプーハットを提供
すること。 【解決手段】 略馬蹄形の板状のスプリング（１）を被
覆材（２）で覆い、その周囲下側につば（３）を取り付
け、該馬蹄形の内側面にスポンジ（４）を貼り、該馬蹄
形の端部近くの両下端にひも（５）を取り付け、ひも
（５）の先に耳栓（６）を取り付ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、幼児ゃ介護を必要とする人等が洗髪をするときに、目や耳等にお湯 やシャンプーが入らないようにする、シャンプーハットに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、真中に穴の明いた帽子の形をしたシャンプーハットがあった。また、後 が開いた形のシャンプーハットもあったが、頭に固定するために後を係止帯やゴ ム等の弾性部材で止めていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

真中に穴の明いた帽子の形をしたシャンプーハットは、頭の後の部分の髪の毛 を洗うことができなかった。また、後が開いた形のシャンプーハットでも後を係 止帯やゴム等の弾性部材で止めていたために、髪の毛の後の部分が洗いにくかっ た。 本考案は、以上の欠点を解決するためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

略馬蹄形の板状のスプリング（１）を被覆材（２）で覆い、その周囲下側につ ば（３）を取り付け、該馬蹄形の内側面にスポンジ（４）を貼り、該馬蹄形の端 部近くの再下端にひも（５）を取り付け、ひも（５）の先に耳栓（６）を取り付 けた、シャンプーハット。

【０００５】

【考案の実施の形態】

以下、本考案の実施の形態を説明する。 （イ）略馬蹄形の板状のスプリング（１）に、被覆材（２）を全面覆うように取 り付ける。スプリング（１）は金属でもプラスチックでもよいが、頭を締めすぎ ず、しかも頭にしっかり固定できる弾力のものとする。被覆材（２）は、布又は 軟質プラスチック等を、スプリング（１）の全面を覆うように巻く。 （ロ）被覆材（２）の下端に、つば（３）を取り付ける。被覆材（２）が布の場 合は、縫いつける方法で取り付けることができる。また、被覆材（２）がプラス チックの場合は、つば（３）もプラスチックとして融着する方法も考えられる。 （ハ）馬蹄形の内側面の被覆材（２）にスポンジ（４）を取り付ける。スポンジ （４）は、被覆材（２）に接着剤で貼付する等の方法で取り付ける。スポンジの 厚さは、水の流れを充分阻止できる厚さとする。 （ニ）馬蹄形の端部近くの両下端にひも（５）を取り付け、ひも（５）の先に耳 栓（６）を取り付ける。耳栓（６）は、柔軟性のある材質とする。 本考案は、以上の構成よりなっている。

【０００６】 本考案を使用するときは、馬蹄形を開いて洗髪する人の頭に固定し、耳栓をす る。それから洗髪を開始する。 洗髪する姿勢は、真直ぐでも仰向けでもよい。

【０００７】

【考案の効果】

本考案を使用することにより、幼児や被介護者が目や耳にお湯やシャンプーが 入らず、髪の毛の後ろの部分まで充分洗髪することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の斜視図

【図２】 本考案の平面図

【図３】 本考案の正面図

【図４】 Ａ−Ａ断面図（拡大図）

【符号の説明】

１ スプリング ２ 被覆材 ３ つば ４ スポンジ ５ ひも ６ 耳栓

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 略馬蹄形の板状のスプリング（１）を被
   覆材（２）で覆い、その周囲下側につば（３）を取り付
   け、該馬蹄形の内側面にスポンジ（４）を貼り、該馬蹄
   形の端部近くの両下端にひも（５）を取り付け、ひも
   （５）の先に耳栓（６）を取り付けた、シャンプーハッ
   ト。