JP3073734U - 繊維成型材 - Google Patents

繊維成型材

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和夫 山本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の繊維成型材に比し、優れた耐久性能、
屈曲性能、通気性能および防音特性を備えると共に、周
囲に発生する静電気を効率よく除去することができる繊
維成型体を提供する。 【解決手段】 単繊維が平面に対し略立体的に配列し、
かつ該単繊維が部分的に接着または結合している繊維集
合体からなる立体的繊維層2と、該立体的繊維層2の上
面および/または下面に接着または結合している導電性
繊維3とからなる繊維成型材1である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案に属する技術分野】
本考案は、繊維成型材に関し、詳しくは医療介護用ベッド、寝具、椅子、座席 シートなどのクッション中入れ材、床、壁などに使用される防音材などに好適に 使用される繊維成型材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、医療介護用ベッド、座席シートなどの内部や、床、壁面内等には、 クッション性、通気性および防音性に優れた繊維成型材が使用されている。この ような繊維成型材は、ほとんどの場合、同一密度および同一配向で使用されてお り、製品に応じた要求性能により成型材全体を変えて用いるのが一般的であった 。しかし、最近では、部分的に密度を変えたり、繊維シート層を積層構造とする ことにより、同一繊維で各種性能を個別に満足させようとする試みもなされてき ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、近年、かかる繊維成型材には、より高度に複数の性能を満たす ことが求められるようになってきている。例えば、医療介護用ベッド等において は、より高い屈曲性と通気性とを兼ね備えていることが要求されるようになって おり、また同様に、防音材においては、優れた耐久性とともに高い防音性能を備 えることが求められている。
【0004】 また、従来の繊維成型材においては、例えばシート等の中材として用いる際に 、使用中に被覆材との間で摩擦を生ずると、静電気が発生するという問題を有し ていた。シート等において静電気が発生すると、人体に不快な刺激を与えるばか りでなく、空気中に浮遊する埃や塵等のハウスダスト、さらにはダニの死骸や卵 等が被覆材の表面に付着し易くなり、これら付着した埃や塵、ダニの死骸や卵等 がシート等を使用する人体の気管に侵入することにより、気管支炎、喘息、アレ ルギー性疾患やアトピー症等の諸病因を引き起こす原因にもなっていた。
【0005】 そこで本考案の目的は、従来の繊維成型材に比して優れた耐久性能、屈曲性能 、通気性能および防音性能を備えると共に、周囲に発生する静電気を効率よく除 去して、周囲の人間に対して悪影響を及ぼすことがなく、安全に使用することの できる繊維成型材を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案者は、上記問題を解消すべく鋭意検討した結果、以下の構成とすること により上記課題を解決し得ることを見出し、本考案を完成するに至った。即ち、 本考案は下記に示す通りである。
【0007】 (1)単繊維が平面に対し略立体的に配列し、かつ該単繊維が部分的に接着また は結合している繊維集合体からなる立体的繊維層と、該立体的繊維層の上面およ び/または下面に接着または結合している導電性繊維とからなることを特徴とす る繊維成型材である。
【0008】 (2)上記(1)の繊維成型材において、前記導電性繊維が、前記立体的繊維層 の界面剥離方向に沿って接着または結合している繊維成型材である。
【0009】 (3)上記(2)の繊維成型材において、前記導電性繊維が、前記立体的繊維層 の界面剥離方向およびそれと直交する方向に沿って接着または結合している繊維 成型材である。
【0010】 (4)単繊維が平面に対し略立体的に配列し、かつ該単繊維が部分的に接着また は結合している繊維集合体が少なくとも2種類存在し、これらが交互に配置され て構成される立体的繊維層と、該立体的繊維層の上面および/または下面に接着 または結合している導電性繊維とからなることを特徴とする繊維成型材である。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。 図1に示すように、本考案の繊維成型材1は、単繊維が平面に対し略立体的に 配列し、かつ該単繊維が部分的に接着または結合している繊維集合体からなる立 体的繊維層2と、この立体的繊維層2の上面および下面のいずれか一方または双 方に設けられた導電性繊維3とからなる。
【0012】 立体的繊維層2は、カード機より製出されたウェブを、図示するように規則的 に折り畳むことにより構成される。このような構成をとることにより、立体的繊 維層2の単繊維が、繊維成型材1の面方向に対して略立体的に配列することにな り、即ち、厚さ方向に略立体的構造となっているために、上面から下面への空気 、液体、音などの透過性が良好となり、通気性および吸音性の向上効果が得られ る。
【0013】 かかるウェブは、単繊維と、該単繊維同士を相互に接着させる接着繊維または 接着剤とからなる。この単繊維は、ポリエステル、ポリアミド、アクリル、ポリ プロピレンなどの合成繊維が好ましく、より好ましくはポリエチレンテレフタレ ート等のポリエステル繊維を使用する。また、用途に応じて、羊毛、木綿などの 天然繊維を単独でまたは合成繊維と混合して使用することもできる。
【0014】 単繊維の長さは、カード機からのウェブ製出状態の関係から、20mm〜10 0mmのものであることが好ましく、より好ましくは30mm〜70mmの範囲 のものである。また、単繊維の太さは、種々の特性、例えば、弾力性、風合い、 強力、防音性などの点から1.5〜50デニール、好ましくは2〜30デニール のものである。なお、単繊維の断面は特に制限されるべきものではなく、中空、 中実、偏平など、いずれのものでも使用することができる。
【0015】 次に、単繊維同士を相互に接着させる接着繊維または接着剤としては、繊維状 の形態の他に、粒状、膜状、液状などの形態のものを使用することができるが、 加工性、使用中の接着剤の脱落、接着強力などの点から、近年、開発、実用化が 目ざましい様々な用途に応じた各種機能、性能が付与された繊維形状の接着剤、 すなわち接着繊維が好ましい。
【0016】 接着手段としては、熱溶解、乾燥などの方法が挙げられるが、好ましくは熱溶 解によるものとする。単繊維を構成する非溶解繊維に比べ、好ましくは50〜1 60℃低い温度で溶解するものを使用する。かかる繊維状接着剤としては、ポリ エステル、ポリアミド、ポリプロピレン、ポリエチレン等の、熱溶融接着機能を 有する合成繊維が挙げられる。より好ましくは、単繊維を構成する非溶解繊維と 同じ種類の繊維状接着剤とし、太さは非溶解繊維より同一重量ならば繊維本数が 多くなって接着効果が高まる、より細いデニールが好ましい。
【0017】 非溶解性の単繊維と接着繊維との混合比率は、十分な接着性と弾力性との観点 から、重量比で、好ましくは95:5〜30:70、より好ましくは50:50 〜90:10の範囲である。この場合の単繊維は、性質、規格の異なる2種以上 の配合でもよい。
【0018】 立体的繊維層2を構成するウェブの平均繊維密度は、好ましくは5〜100g /m2のカードウェブである。5g/m2未満では、密度が不足し折り畳み加工に よる規則的な立体的繊維層2の形成が困難となり、弾力、強力の面で不十分であ る。一方、100g/m2を超えると折り畳み加工時に繊維断層が生じるなどの 不具合が発生するために好ましくない。
【0019】 また、立体的繊維層2の立体的厚さは、好ましくは2〜100mmの範囲内と する。同厚さは、用途によっても異なるが、5mm未満または100mmを超え ると、本考案の所期の効果を発揮し得なくなる。
【0020】 導電性繊維3は、図1および図2に示すように、立体的繊維層2の上面および 下面のいずれか一方または双方に(図示する例では双方)、立体的繊維層2の界 面剥離方向に沿って、加圧または加熱により、接着または結合させて設けること ができる。導電性繊維3を、立体的繊維層2の上面または下面をなすウェブに対 し、好ましくは等間隔にて接着または結合させることによって、立体的繊維層2 の界面剥離を防止することができるとともに、繊維成型材1の屈曲性にも優れた 効果を奏する。
【0021】 導電性繊維3としては、カーボンブラック、金属、金属酸化物などの微粒子を 大量に高分子媒質に分散混合した機能性有機繊維を挙げることができ、例えば、 硫化銅を、アクリルやナイロンなどの有機繊維表面に化学結合させた、有機導電 繊維からなるものとすることができる。本考案においては、これを立体的繊維層 2の表面に設けることにより、繊維成型材1の周囲に発生する静電気を、穏やか なコロナ放電によって瞬時に除去することができる。そのため、静電気による不 快な刺激を人体に与えることがなく、かつ、空気中に浮遊する埃や塵、ダニの死 骸や卵等の、繊維成型材1への付着を抑止することができる。さらに、導電性繊 維3は消臭機能をも具備しているため、衛生面においても優れた効果を発揮する 。なお、導電性繊維3は上記のような有機導電繊維に限定されるものではなく、 静電気を除去できるものであればカーボンファイバー糸など、いかなる素材の繊 維を使用してもよい。
【0022】 本考案の繊維成型材の他の好適例としては、図3および4に示すように、導電 性繊維3を、立体的繊維層2の表面に、立体的繊維層2の界面剥離方向およびそ れと直交する方向の2方向に沿って接着または結合させることもできる。立体的 繊維層2の界面剥離方向に沿って設けられた導電性繊維3に対し、これと直交す る方向に、同素材の導電性繊維3´を接着または結合させて設けることにより、 導電性繊維3が幅方向にずれるという問題を解消するとともに、静電気防止特性 や消臭効果等をも向上することが可能である。この場合、導電性繊維3と導電性 繊維3´との間も、接着または結合しておくことができる。
【0023】 また、本考案のさらに他の好適例として、図5に示すように、繊維成型材の立 体的繊維層4を、単繊維が平面に対し略立体的に配列し、かつ、この単繊維が部 分的に接着または結合してなる2種類(2種類以上であってもよい)の繊維集合 体5、6を、交互に配置して構成したものとすることもできる。2種類の繊維集 合体5、6は、互いの単繊維種、密度等を変えることにより得ることもできるが 、好ましくは2種類の繊維集合体5、6のうち、一方の単繊維をランダム配置と し、他方の単繊維を配向性を有するものとする。かかる2種類の繊維集合体5、 6は、既知の2ウェブの製出が可能な、いわゆる2ドファタイプのカード機を用 いることにより得ることができる。即ち、1台のカード機から、単繊維がランダ ム配置のウェブと、長手方向にパラレル配置のウェブを同時に製出し、これらを 重ねた状態で同時に規則的に一定厚さを連続して折り畳むことにより立体的繊維 層4を構成することができる。ランダム配置のウェブは、配向性がなく、ほぼ均 一でボリュームがあることから、通気性や吸音性能の向上に寄与し、一方、パラ レル配置のウェブは、立体方向の強度の向上に寄与する。この結果、単一の立体 的繊維層のみでも複数の性能向上が図られることになる。
【0024】 本考案の繊維成型材は、優れた通気性と屈曲性とを兼ね備えているため、医療 介護用ベッド等の寝具を始めとして、使用中に高荷重がかかるマットレス、座席 、椅子、座席シート等に好適に使用することができ、また、その優れた防音特性 、床および耐久性から、壁等に使用される防音材等としても好適に使用すること ができる。さらに、表面に設けた導電性繊維により周囲に発生した静電気を良好 に除去することができるために、空気中のハウスダストやダニの死骸等の付着を 防止し、使用環境の衛生状態を良好に保つことができる。
【0025】
【考案の効果】
以上説明してきたように、本考案の繊維成型材は、上述の構成とすることで下 記に示す効果を奏するものである。
【0026】 単繊維が厚さ方向に対し略立体的構造となっている立体的繊維層を主構造とす るために、上面から下面への空気、液体、音などの透過性が良好となり、通気性 および吸音性を向上することができる。
【0027】 また、立体的繊維層の上面および/または下面に、少なくとも立体的繊維層の 界面剥離方向に沿って接着または結合している導電性繊維を有するために、立体 的繊維層の界面剥離を防止できるとともに、耐久性と屈曲性能の向上を図ること ができる。
【0028】 さらに、導電性繊維によって、立体的繊維層の周囲に発生する静電気を良好に 除去することができるため、静電気による不快な刺激を人体に与えることがなく 、また、空気中に浮遊する埃や塵、ダニの死骸や卵等の付着を抑止して、使用環 境の衛生状態を良好に保つことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一好適例の繊維成型材を表す全体斜視
図である。
【図2】図1の繊維成型材を表す断面図である。
【図3】本考案の他の好適例の繊維成型材を表す全体斜
視図である。
【図4】図3の繊維成型材を表す断面図である。
【図5】本考案のさらに他の好適例の繊維成型材を表す
断面図である。
【符号の説明】
1 繊維成型材 2 立体的繊維層 3 導電性繊維 3´ 導電性繊維 4 立体的繊維層 5 繊維集合体 6 繊維集合体

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単繊維が平面に対し略立体的に配列し、
    かつ該単繊維が部分的に接着または結合している繊維集
    合体からなる立体的繊維層と、該立体的繊維層の上面お
    よび/または下面に接着または結合している導電性繊維
    とからなることを特徴とする繊維成型材。
  2. 【請求項2】 前記導電性繊維が、前記立体的繊維層の
    界面剥離方向に沿って接着または結合している請求項1
    記載の繊維成型材。
  3. 【請求項3】 前記導電性繊維が、前記立体的繊維層の
    界面剥離方向およびそれと直交する方向に沿って接着ま
    たは結合している請求項2記載の繊維成型材。
  4. 【請求項4】 単繊維が平面に対し略立体的に配列し、
    かつ該単繊維が部分的に接着または結合している繊維集
    合体が少なくとも2種類存在し、これらが交互に配置さ
    れて構成される立体的繊維層と、該立体的繊維層の上面
    および/または下面に接着または結合している導電性繊
    維とからなることを特徴とする繊維成型材。
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