JP3073608U - ビス類の作業用容器 - Google Patents

ビス類の作業用容器

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JP3073608U
JP3073608U JP2000003585U JP2000003585U JP3073608U JP 3073608 U JP3073608 U JP 3073608U JP 2000003585 U JP2000003585 U JP 2000003585U JP 2000003585 U JP2000003585 U JP 2000003585U JP 3073608 U JP3073608 U JP 3073608U
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JP
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screws
container
container body
belt
hook
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JP2000003585U
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Inventor
明夫 五十嵐
Original Assignee
株式会社コヅチ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビス類を収納している容器が作業中に落下す
るのを防止することを第1の目的とし、収納しているビ
ス類が高所作業中に落下したり、収容しているビス類が
雨に濡れるのを防止することを第2の目的とする。 【解決手段】 ビス類の作業用容器の保持部Hを、金属
製のフックMと両端に互いに係合するホックS1,S2
を有する安全ベルトBの下端部とを重ねて容器本体Pに
固着した。さらに、袋蓋Kと封鎖用紐Tおよび緊締具W
とからなる巾着蓋Cを容器本体Pの上縁部に設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、建築現場などで作業者が、ビス、ネジ、釘などの細かい部品(以下 、ビス類、という)を携行するためのビス類の作業用容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、作業者が作業個所にビス類を携行するためには、木綿などの厚い布で作 成された財布状の腰袋に収納し、この腰袋の上縁部に取付けられた紐を腰に巻い てから結んで腰部に止めるようにしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、腰袋に収容されているビス類はかなりの重量があるために、作 業中に腰袋を腰に止めるための紐の結び目がほどけて、ビス類が腰袋ごと落下し たりするという問題があった。特に、異なる種類のビス類を使用するに際して、 腰袋の内容を交換する手数を簡略にするために腰袋ごと交換することが多く、紐 の結び目がほどける機会が増える結果になっている。
【0004】 さらに、従来の腰袋は水を透すために、雨などで濡れると収納されているビス 類も濡れてしまい、未使用のビス類に錆を発生する原因にもなっていた。
【0005】 本考案の請求項1に記載した考案は、ビス類を収納している容器が作業中に落 下するのを防止することを目的とし、請求項2に記載した考案は、収納している ビス類が高所作業中に落下したり、収容しているビス類が雨に濡れるのを防止す ることをさらなる目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
【0007】 図1の実施例に示すように、ビス類の作業用容器における保持部Hを、例えば 強靱なバネ鋼などからなる金属製のベルトフックMと、両端に互いに係合するホ ックS1,S2を有する安全ベルトBの下端部とを重ねて、容器本体Pに鋲Rな どで固着して構成した。
【0008】 さらに、請求項1に記載のビス類の作業用容器において、上記容器本体Pの上 縁部に、袋蓋Kと封鎖用紐Tおよび緊締具Wとからなる巾着蓋Cを設けた。
【0009】
【考案の実施の形態】
図1に示した本考案によるビス類の作業用容器の実施例の保持部Hは、その上 端に取付けたホックS1と係合するホックS2を下端に取付けた安全ベルトBと 、ベルトフックMとを重ねて、容器本体Pの側面に鋲などの固着具Rにより固着 して構成する。
【0010】 このベルトフックMを、作業者のズボンのバンドに引っかければ、ビス類の作 業用容器を携行することができるが、さらに、上記ベルトフックMを引っかけた 上に上記安全ベルトBのホックS1とホックS2とを係合させれば、この安全ベ ルトBがズボンのバンドを取り巻くことになり、脱落防止の機能をより高めるこ とができる。
【0011】 また、ビス類を収納したまま作業用容器を保管する場合には、上記ベルトフッ クMを棒状のものや、板の上縁などに引っかけておけばよいので、ビス類の保管 に場所を要しないし、ビス類の種類ごとに異なる作業用容器に収納しておけば、 所要のビス類を容易に選択することができる。
【0012】 このとき、容器本体の外部の色を異ならせたものを複数種類用意し、収容する ビス類の長さや種類ごとに容器本体の外部色を異なるものとすれば、収容してい るビス類を目視によって確認しないでも、所要のビス類が収容されている容器を 選択することができる。
【0013】 なお、容器本体Pを構成する素材としては、ナイロン、ポリカーボネイトなど の合成樹脂を用いると、収容しているビス類と容器本体Pとが衝合して騒音を発 生することがなく、また、適当な硬さの材料を用いると容器としての形状が維持 されて、ビス類の収納や取出しに好適である。
【0014】 また、容器本体Pとしては、合成樹脂や金属を図1に図示したように一体成形 したもの、あるいは、後述する実施例のように、円筒部と底部とを別個に成形し て組合わせたもの、この円筒部に代えて織物・編物を丸めて円筒状にして底部と 組合わせたものなどを用いることができる。
【0015】 特に、請求項2に記載したような巾着蓋Cを設けておけば、作業者の動きなど でビス類が飛び出したり落下したりするのを防止できるばかりでなく、封鎖用紐 Tを引っ張りながら袋蓋Kの開口を閉じるように緊締具Wを移動させれば、ビス 類の飛び出しを完全に防止できるだけでなく、例え雨などが降っても、容器本体 には水が入らないのでビス類が濡れる心配もない。
【0016】
【実施例】
図2は本考案による他の実施例を示す斜視図であり、図1の実施例の構成要素 と対応する構成要素には同一の符号を付してある。
【0017】 図2に示した本考案によるビス類の作業用容器の実施例は、容器本体Pが円筒 部P1と底部P2との組合わせで構成されている点、および、この円筒部P1が 例えばナイロン製などのベルト用素材を丸めたもので構成されている点で、図1 に示した実施例と相違しているが、その他の構成については図1に示した実施例 と格別の相違はない。
【0018】 容器本体Pの底となる底部P2は、円盤の周縁を立上げた形状に構成されてお り、この立上がり部の外側に容器本体Pの円筒部P1となるベルト素材の下縁を 巻き付け、底部P2の上記立上がり部とベルト素材の下縁部とを複数のリベット Fで固定することによって容器本体Pを構成している。
【0019】 この実施例における保持部Hは、図1図示の実施例と同様に、安全ベルトBと 重ねてベルトフックMが配置されているが、このベルトフックMの下端に近接し て位置する一対の鋲R2,R3に加えて、容器本体Pの円筒部P1の上部に近接 した位置にある鋲R1との3ヶ所によって、上記安全ベルトBとベルトフックM とを容器本体Pに固着している。なお、ベルトフックMに設けられた穴MHは、 上記の鋲R1を容器本体Pの円筒部P1に固着するための作業用の穴である。
【0020】 上記のように、容器本体Pの円筒部P1をベルト用素材を丸めたもので構成す る場合、このベルト素材の両端を重ね合わせる位置を、安全ベルトBとベルトフ ックMとの重ね合わせ部の下にさらに重なるようにするとともに、安全ベルトB のホックS2と鋲R1,R2,R3とで、安全ベルトBベルトフックM、および ベルト素材とを互いに固着すれば、容器本体Pと保持部Hとを強固に接続できる ばかりでなく、体裁も良くすることができる。
【0021】 また、この実施例では、上記安全ベルトBのホックS2が、安全ベルトBと容 器本体Pの円筒部P1のベルト素材の重ね合わせ部、および容器本体Pの底部P 2の立上がり部とを貫通して固定することによって、容器本体Pと保持部Hとの 結合を一層高めることができる。
【0022】 なお、上記した容器本体Pの円筒部P1として、例えばナイロンのベルト用素 材を使用すると、適度な柔軟性を有しながらも型崩れしにくく、また、収容して いるビス類と容器本体とが衝突して音を出すことがないという効果がある。
【0023】
【考案の効果】
本考案によれば、容器本体が円筒形であるためにビス類の取出しや補充・交換 が容易であり、保持部のベルトフックを作業者などのズボンのバンドに引っかけ るとともに、安全ベルトの上端部と下端部とにそれぞれ設けられているフックを 互いに契合させれば、作業用容器はベルトフックと安全ベルトとの二重の保持手 段によって、安全に作業者の腰部に保持されるという効果が得られる。
【0024】 また、ビス類の落下による危険が高い場合や雨が降ってきた場合には、袋蓋の 上端に設けた紐通し部を挿通している封鎖用紐を、緊締具を抑えながら引っ張っ て巾着蓋の上縁部を引き締めることにより、ビス類の作業用容器自体やビス類が 落下する危険や、雨の浸入を防止することができるという格別の効果が得られる 。
【0025】 なお、容器本体の外部の色を異ならせたものを複数種類用意し、収容するビス 類の長さや種類ごとに容器本体の外部色を変えるようにすれば、収容しているビ ス類を目視して確認しないでも、所要のビス類が収容されている容器を選択する ことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるビス類の作業用容器の実施例を示
す図である。
【図2】本考案の他の実施例を示す図である。
【符号の説明】 P 容器本体 P1 容器本体の円筒部 P2 容器本体の底部 H 保持部 M ベルトフック B 安全ベルト R1,R2,R3 鋲 S1,S2 ホック MH 作業用穴 C 巾着蓋 K 袋蓋 T 封鎖用紐 W 緊締具

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属製のベルトフックMと、両端に互いに
    係合するホックS1,2を有する安全ベルトBの下端部
    とを重ねて容器本体Pに固着して、ビス類を収納する容
    器の保持部Hを構成したことを特徴とするビス類の作業
    用容器。
  2. 【請求項2】袋蓋Kと、封鎖用紐Tおよび緊締具Wとか
    らなる巾着蓋Cを、容器本体Pの上縁部に設けたことを
    特徴とする請求項1に記載のビス類の作業用容器。
JP2000003585U 2000-05-29 2000-05-29 ビス類の作業用容器 Expired - Fee Related JP3073608U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013223952A (ja) * 2012-04-20 2013-10-31 Yokohama Rubber Co Ltd:The パンク修理液収容容器及びパンク修理方法

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