JP3073468U - 釘打ちガンの釘置きゲート構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 釘打ちガンの操作を確実に行えるようにし釘
交換操作が非常に容易である釘打ちガンの釘置きゲート
構造の提供。 【解決手段】 釘置きゲートの左釘ゲート内に複数のス
プリングの付勢を受ける押し当て片を設け、該押し当て
片を滑り溝内に収容して押し釘片と同期に釘を押し上げ
るようにし、並びに数種類の規格長さの釘配列溝を形成
して釘の収容に供し、釘を収容する時、釘の下方に位置
する押し当て片の補助により釘を押し上げ、釘を水平状
態で押し上げ、釘の横の押し当て片で釘配置溝の境界を
形成し、釘を制限して側方移動と歪みを防止し、釘配列
溝に異なる長さの釘を収容する時に、異なる位置のスト
ッパ片により押し上げ補助の手段を形成するか、或いは
釘配列溝境界の機能を形成することにより、釘配列溝の
幅を調整不要とした。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は一種の釘打ち機の釘置きゲートに係り、特に、釘置きゲートに釘を装 着する時に、釘置きゲートを調整する必要がなく、数組の押し片により釘を押し 上げ、押し上げない押し片が限位片とされ、釘の長さを自動検出し、且つ釘が均 一な押し上げ力を受けて水平状態で送られ、歪んで送る状況を発生せず、釘植え 込み作業を確実に行え、且つ釘交換操作が非常に簡単である、釘打ちガンの釘置 きゲート構造に関する。

【０００２】

【従来の技術】

一般に釘打ちガンは、釘置きゲート内を上向きに押し上げられた釘を、釘打ち ガンで急速に押し出し並び木板内に植え込む。釘は数種類の長さの不一致の寸法 を有し、このため適宜ゲートの位置を調整し、内部のスライド片に異なる寸法の 釘を収容する必要がある。その構造と調整方式は、図１、２、３に示されるとお りである。一般に釘打ちガン１０の前端の案内板１１の下方には垂直に釘置きゲ ート２０が設けられ、該釘置きゲート２０は左右の対称形状のゲート体２１を具 え、該ゲート体２１に縦向きに貫通する滑り溝２１１が設けられ、滑り溝２１１ 中に貫通する長形溝２１２が設けられている。限位スライド片２２にプレス加工 により側向に延伸された管孔２２１が設けられ、該管孔２２１がゲート体２１の 穿孔２１３内に延伸され、限位スライド片２２の間に一つのスライド片２３が設 置され、該スライド片２３に傾斜設置された斜め溝２３１が設けられ、該斜め溝 ２３１はゲート体２１の長形溝２１２に対応し、二つのゲート体２１及び限位ス ライド片２２がネジ２４１とナット２４２で固定されている。ゲート体２１の前 端面にスプリング収容孔２１４が設けられ、該スプリング収容孔２１４内に一つ のスプリング２１５とスチールボール２１６が収容されている。ゲート体２１に Ｕ形を呈するプッシュゲート２５が穿置され、該プッシュゲート２５が縦向きに 配列された位置決め孔２５１を具えてスチールボールの位置決めに供され、該プ ッシュゲート２１を横向きに貫通する位置決めピン孔２５２はゲート体２１の長 形溝２１２に対応し、且つ押しピン２６が貫通してスライド片２３の斜め溝２３ １を貫通し、スナップリング２６１で止められ、これによりプッシュゲート２５ に押しピン２６が駆動され上下に移動することによりスライド片２３が連動して 前後に移動し、並びにプッシュゲート２５のウインドウ２５３がゲート体２１の 表面の数字に対応し、即ち釘配列溝の幅を知ることができ、異なる長さの釘の放 置に供される。釘押しゲート体２７は、その収容溝２７１内に位置決め棒２７２ が挿入され並びにネジ２７３がねじ込まれ、該位置決め棒２７２にスプリング２ ７４と釘押しスライドブロック２７５が収容され、該釘押しスライドブロック２ ７５の釘押し片２７６が二つのゲート体２１の間に収容され、スプリング２７４ の付勢により上向きの押す力を発生し、該釘押しゲート体２７がゲートシート２ ８にネジ止めされ、該ゲートシート２８がゲート体２１の底端に嵌め置かれ、且 つゲートシート２８のフック２８１がゲート体２１の位置決めピン２１７を係止 している。

【０００３】 図３に示されるように、該スライド片２３前端の釘配列溝２１８は釘３０の収 容に供され、該釘配列溝２１８は釘押し片２７６の押し上げにより順調にスライ ド片２３の辺縁に沿って上向きにスライドする。異なる寸法の釘３０を収容する ために釘配列溝２１８の幅を改変するには、プッシュゲート２５を上下に押し動 かして改変しなければならない。図３、４に示されるように、該プッシュゲート ２５が最下方に位置し、且つスライド片２３が押しピン２６の移動を受けて最も 右側の辺縁に位置し、且つ押しピン２６が斜め溝２３１の最底端に位置する時、 釘配列溝２１８の幅は最大の極限とされ、最長の釘を収容できる。長さが比較的 短い釘３０を収容する時には、プッシュゲート２５の移動により釘配列溝２１８ の幅を改変し、図５、６に示されるように、上向きにプッシュゲート２５を押動 し、押しピン２６によりスライド片２３を側方に移動させ、釘配列溝２１８の幅 を改変して対応幅の釘３０を収容できるようにする。図７、８に示されるのは、 プッシュゲート２５を最高位置にした時、即ち押しピン２６が斜め溝２３１の最 高位置にあり、即ちスライド片２３が極限位置に移動し、即ち釘配列溝２１８が 最も狭い幅とされた状態であり、最も短い釘３０を収容し、並びにプッシュゲー ト２５のウインドウ２５３より釘配列溝２１８の幅を見ることができる。このよ うにして釘配列溝２１８の幅を制御して異なる長さの釘３０に対応するようにし ている。

【０００４】 前述の釘配列溝２１８の制御方法には以下のような欠点が存在していた。 １．異なる長さの釘３０に交換する時、プッシュゲート２５の位置を調整しな ければならず、釘３０の寸法は非常に多く、もし釘３０の長さが分からなければ 、随意にプッシュゲート２５の位置を調整することにより、釘配列溝２１８の幅 が広過ぎたり狭過ぎたりし、このため釘押し出しが不確実となり、幅が広過ぎる 時、釘３０が釘配列溝２１８において任意の側向に移動し、釘３０が歪んで押さ れる現象が形成され、釘打ちガン１０が確実に釘打ちできなくなり釘詰まりの現 象が発生し、また狭過ぎる釘配列溝２１８は、完全に釘配列溝２１８の上方を押 さえることができず、この場合も歪んで押す状況が発生し、釘詰まりを発生した 。 ２．釘３０の押し上げが僅かに単一の釘押し片２７６の支持によるため、比較 的長い釘３０に対してはわずかながら歪んだ状態での釘送りを形成し（図３、５ 中の点線は歪んだ状態の釘を示す）、釘３０が釘配列溝２１８内で歪んで位置決 めされ、このため釘打ちガンで釘打ちする時、歪んで釘打ちする現象が発生し、 歪んだ釘打ちは往々にして完全に木板に植え込むことができず、半分だけ木板内 に埋め込まて半分は木板外に露出する状況を発生し、釘打ちの失敗を形成し、抜 き取って新たに釘打ちしなければならなかった。

【０００５】 このように、前述の釘置きゲートの構造には欠点があり、さらなる改良により 釘の押し出しと釘打ちの欠点を改善することが求められていた。

【０００６】

【考案が解決しようとする課題】

本考案の主要な目的は、一種の釘打ちガンの釘置きゲート構造を提供すること にあり、それは、釘収容時に釘配列溝の幅を調整する必要がなく、押し止め片に より自動的に釘の幅によって押し上げ或いは当て止めの機能を発生する構造であ るものとする。

【０００７】 本考案の次の目的は、一種の釘打ちガンの釘置きゲート構造を提供することに あり、それは、その押し当て片で釘の押し上げを補助し釘押し片と同期に釘を押 し上げ、釘を水平状態で押し上げて確実に釘打ちが行えるようにする構造である ものとする。

【０００８】

【課題を解決するための手段】

請求項１の考案は、釘打ちガンの釘置きゲート構造において、釘置きゲートは 右釘ゲートと左釘ゲートを具備し、該右釘ゲートの前端に一つのストッパ片が嵌 め置かれ、さらに閉じ板がネジ止めされて、閉じ板、右釘ゲート、ストッパ片の 間に一つの釘配列溝が形成され、該右釘ゲートに複数の縦向きに貫通する滑り溝 が設けられ、該右釘ゲートの底端より突出するように一つの弾性片が設置され、 左釘ゲート内に数個の、交錯設置され且つ左釘ゲートを貫通するスプリング収 容孔が設けられて右釘ゲートの滑り溝に対応し、各一つのスプリング収容孔に左 釘ゲートを貫通する収容溝が設けられ、該スプリング収容孔内にスプリングが収 容され、該スプリングの上端が押しピンに嵌入され、凹溝近隣の主押しピンに一 つの側溝が設けられ、該側溝はＬ形状を呈する釘押し片の挿入に供され、該釘押 し片に係止面が設けられ、押しピンの端面の収容孔が押し止め片の延伸片の嵌め 込みに供され、該押し止め片が収容溝内に収容されてスプリングの付勢を受けて 上向きにスライドし、押し止め片の延伸片の上端に係止面が形成され、該左釘ゲ ートの上端近くに一つの貫通溝が形成され、該貫通溝は一つのＬ形状を呈する限 位片の挿入とネジ止めに供され、該限位片は釘押し片と押し止め片の係止面に限 位されて滑脱が防止され、左釘ゲートの底端に一つの閉じ板がネジ止めされて左 釘ゲートの底端を封鎖し、該左釘ゲートがスライド式に右釘ゲート内に置かれ、 並びに弾性片と弾性嵌合されたことを特徴とする、釘打ちガンの釘置きゲート構 造としている。

【０００９】

【考案の実施の形態】 本考案は、釘置きゲート内部の釘配列溝に釘の長さの自動検出機能を付与して 、釘配列溝の機能と釘を水平状態で押し上げる機能を有するようにし、釘打ち作 業を完全に行えるようにして釘詰まり現象を発生させないようにした釘打ちガン の釘置きゲート構造を提供し、即ち、釘置きゲートの左釘ゲート内に複数のスプ リングの付勢を受ける押し当て片を設け、該押し当て片を滑り溝内に収容して押 し釘片と同期に釘を押し上げるようにし、並びに数種類の規格長さの釘配列溝を 形成して釘の収容に供し、釘を収容する時、釘の下方に位置する押し当て片の補 助により釘を押し上げ、釘を水平状態で押し上げ、釘の横の押し当て片で釘配置 溝の境界を形成し、釘を制限して側方移動と歪みを防止し、釘配列溝に異なる長 さの釘を収容する時に、異なる位置のストッパ片により押し上げ補助の手段を形 成するか、或いは釘配列溝境界の機能を形成することにより、釘配列溝の幅を調 整不要とした。

【００１０】

【実施例】

図９、１０に示されるように、本考案の釘置きゲート４０は右釘ゲート４１と 左釘ゲート４２を具備し、該右釘ゲート４１の前端に一つのストッパ片４３１が 嵌め置かれ、閉じ板４３２がネジ止めされて、閉じ板４３２、右釘ゲート４１、 ストッパ片４３１の間に一つの釘配列溝４３３が形成され、該右釘ゲート４１に 複数の縦向きに貫通する滑り溝４１１が設けられ、該右釘ゲート４１の底端より 突出するように一つの弾性片４１２が設置されている。

【００１１】 左釘ゲート４２は右釘ゲート４１を１８０度回転させた形状で（図９参照）、 左釘ゲート４２内に数個の、交錯設置され且つ左釘ゲート４２を貫通するスプリ ング収容孔４２１が設けられて右釘ゲート４１の滑り溝４１１に対応し、各一つ のスプリング収容孔４２１に左釘ゲート４２を貫通する収容溝４２２が設けられ 、該スプリング収容孔４２１内にスプリング４３が収容され、該スプリング４３ の上端が押しピン４４に嵌入し、凹溝４２３近隣の主押しピン４５に一つの側溝 ４５１が設けられ、該側溝４５１はＬ形状を呈する釘押し片４６の挿入に供され 、該釘押し片４６に係止面４６１が設けられ、押しピン４４の端面の収容孔４４ １が押し止め片４７の延伸片４７１の嵌め込みに供され、該押し止め片４７が収 容溝４２２内に収容されてスプリング４３２の付勢を受けて上向きにスライドし 、押し止め片４７の延伸片４７１の上端に係止面４７２が形成されている。該左 釘ゲート４２の上端近くに一つの貫通溝４２４が形成され、該貫通溝４２４は一 つのＬ形状を呈する限位片４８の挿入とネジ止めに供され、該限位片４８は釘押 し片４６と押し止め片４７の係止面４６１、４７１に限位されて滑脱が防止され 、左釘ゲート４２の底端に一つの閉じ板４２５がネジ止めされて左釘ゲート４２ の底端を封鎖し、該左釘ゲート４２がスライド式に右釘ゲート４１内に置かれ、 並びに弾性片４１２と弾性嵌合する。

【００１２】 以上の特徴により、本考案の発生する釘の水平押し上げと釘配列溝の自動幅調 整の機能は以下のようである。 １．釘配列溝の幅の自動調整： 図１０、１１に示されるように、釘３０は閉じ板４３２内の釘配列溝４３３に 置き入れられ、釘３０の底端は釘押し片４６に支持されて上向きの押し上げの弾 力を発生する。図１０に示される釘３０の長さは比較的短く、押し止め片４７は 接触不能で上向きに延伸されて極限位置に至り、そのうち釘３０に近い押し止め 片４７は釘配列溝４３３の境界とされて釘３０に当接し、釘３０の側方への移動 を発生させず、僅かに釘配列溝４３３中での上向きの押し上げ可能としている。 図１２、１３に示されるように、長さが比較的長い釘３０は一部の押し止め片 ４７を超越し、これにより釘押し片４６が釘３０を押し上げるほか、釘３０の下 方の押し止め片４７も同期に釘３０を押し上げ、押し上げない押し止め片４７は 釘４３３の境界とされ、釘３０の側向の離脱を防止する。図１４、１５に示され るように、最長の釘３０は完全に釘置きゲート４０内に収容され、且つ完全に全 ての押し止め片４７を超越し、押し止め片４７が同期に釘３０を押し上げる。こ のように押し止め片４７が釘３０の押し上げ補助をするか或いは釘配列溝４３３ の境界とされて釘３０の側方移動を防止する。このほか、各押し止め片４７の位 置は各種の異なる長さの釘３０により計算されて設置され、これにより押し止め 片４７がスプリング４３に押し上げられる時、釘３０に当接するものは自然と押 し上げ補助の手段とされ、釘３０の辺縁に隣接する押し止め片４７は釘配列溝４ ３３の境界とされる。これにより操作者は各種の異なる長さの釘３０に交換する 時、根本的に釘３０の長さをチェックする必要がなく、直接釘配列溝４３３内に 収容して使用することができ、押し止め片４７が自動的に序押し上げ補助の手段 とされるか或いは境界の手段とされるため、使用上、極めて便利である。 ２．水平釘押し上げ： 図１０に示されるように、長さが比較的短い釘３０は僅かに釘押し片４６の押 し上げを受け、釘３０はほぼ全部の底面が押し上げを受け、これにより釘３０に 歪みの現象は発生せず、釘３０は水平の状態で押し上げられるため、釘打ちの作 業が確実に行われる。図１２、１３に示されるように、長さが比較的長い釘３０ は釘３０の底部の押し止め片４７の押し上げ補助を受け、このため釘３０に歪み 現象は発生せず、釘３０は完全に水平の状態を呈して押し上げられ、釘詰まりや 斜めの釘打ちの状況を発生せず、釘打ち作業が確実に且つ完全に行われる。

【００１３】

【考案の効果】

以上の説明から分かるように、本考案の釘置きゲートは釘を置き入れた後に押 し止め片により完全に自動的に釘の長さを検出し、釘配列溝の幅を調整する必要 がなく、釘の側方移動或いはぐらつきを発生させず、且つ釘の下方に位置する押 し止め片による押し上げ補助により釘を水平状態で押し上げることができ、ゆが みと釘詰まりの現象を発生させず、釘の植え込み作業を確実に行うことができ、 極めて実用性と進歩性を有しており、実用新案登録の要件を満たしている。

【図面の簡単な説明】

【図１】周知の釘打ちガンの釘置きゲートの分解斜視図
である。

【図２】周知の釘置きゲートの斜視図である。

【図３】周知の釘置きゲートに長い釘を収容した状態を
示す組合せ断面図である。

【図４】図３のＡ−Ａ端面断面図である。

【図５】周知の釘置きゲートに短い釘を収容した状態を
示す組合せ断面図である。

【図６】図５のＢ−Ｂ端面断面図である。

【図７】周知の釘置きゲートに最短の釘を収容した状態
を示す組合せ断面図である。

【図８】図７のＣ−Ｃ端面断面図である。

【図９】本考案の釘打ちガンの釘置きゲートの分解斜視
図である。

【図１０】本考案の釘置きゲートに最短の釘を収容した
状態を示す組合せ断面図である。

【図１１】図１０のＡ−Ａ端面断面図である。

【図１２】本考案の釘置きゲートに比較的短い釘を収容
した状態を示す組合せ断面図である。

【図１３】図１２のＢ−Ｂ端面断面図である。

【図１４】本考案の釘置きゲートに最長の釘を収容した
状態を示す組合せ断面図である。

【図１５】図１４のＣ−Ｃ端面断面図である。

【符号の説明】

１ 釘打ちガン ２６１ スナップリング １１ 案内板 ２７ 釘押しゲート ４０、２０ 釘置きゲート ２７１ 収容溝 ２１ ゲート体 ２７２ 位置決め棒 ２１１、４１１ 滑り溝 ２７５ 釘押しスラ
イドブロック ２１２ 長形溝 ２７６ 釘押し片 ２１３ 穿孔 ２８ ゲートシート ２１４、４２１ スプリング収容孔 ３０
釘 ２１５、２７４ スプリング ４１
右釘ゲート ２１６ スチールボール ４１２
弾性片 ２１７ 位置決めピン ４２
左釘ゲート ２１８、４３３ 釘配列溝 ４２２
収容溝 ２２ 限位スライド片 ４２３
凹溝 ２２１ 管孔 ４２４
貫通溝 ２３ スライド片 ４２
５、４３２ 閉じ板 ２３１ 斜め溝 ４３１
ストッパ片 ２４１、２７３ ネジ ４４１
収容孔 ２４２ ナット ４５
主押しピン ２５ プッシュゲート ４５１
側溝 ２５１ 位置決め孔 ４６
釘押し片 ２５２ 位置決めピン孔 ４６
１、４７２ 係止面 ２５３ ウインドウ ４７
押し止め片 ２６、４４ 押しピン ４７１
延伸片 ２８１ フック ４３
スプリング ４８ 限位片

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 釘打ちガンの釘置きゲート構造におい
   て、釘置きゲートは右釘ゲートと左釘ゲートを具備し、
   該右釘ゲートの前端に一つのストッパ片が嵌め置かれ、
   さらに閉じ板がネジ止めされて、閉じ板、右釘ゲート、
   ストッパ片の間に一つの釘配列溝が形成され、該右釘ゲ
   ートに複数の縦向きに貫通する滑り溝が設けられ、該右
   釘ゲートの底端より突出するように一つの弾性片が設置
   され、 左釘ゲート内に数個の、交錯設置され且つ左釘ゲートを
   貫通するスプリング収容孔が設けられて右釘ゲートの滑
   り溝に対応し、各一つのスプリング収容孔に左釘ゲート
   を貫通する収容溝が設けられ、該スプリング収容孔内に
   スプリングが収容され、該スプリングの上端が押しピン
   に嵌入され、凹溝近隣の主押しピンに一つの側溝が設け
   られ、該側溝はＬ形状を呈する釘押し片の挿入に供さ
   れ、該釘押し片に係止面が設けられ、押しピンの端面の
   収容孔が押し止め片の延伸片の嵌め込みに供され、該押
   し止め片が収容溝内に収容されてスプリングの付勢を受
   けて上向きにスライドし、押し止め片の延伸片の上端に
   係止面が形成され、該左釘ゲートの上端近くに一つの貫
   通溝が形成され、該貫通溝は一つのＬ形状を呈する限位
   片の挿入とネジ止めに供され、該限位片は釘押し片と押
   し止め片の係止面に限位されて滑脱が防止され、左釘ゲ
   ートの底端に一つの閉じ板がネジ止めされて左釘ゲート
   の底端を封鎖し、該左釘ゲートがスライド式に右釘ゲー
   ト内に置かれ、並びに弾性片と弾性嵌合されたことを特
   徴とする、釘打ちガンの釘置きゲート構造。