JP3073444U - 木質材料のカット補助装置 - Google Patents

木質材料のカット補助装置

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JP3073444U
JP3073444U JP2000003420U JP2000003420U JP3073444U JP 3073444 U JP3073444 U JP 3073444U JP 2000003420 U JP2000003420 U JP 2000003420U JP 2000003420 U JP2000003420 U JP 2000003420U JP 3073444 U JP3073444 U JP 3073444U
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添 水 王
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 木質材料をカットする状況に対応した設定が
速に行え、カット面が平滑となるようにカットする。 【解決手段】 木質材料をセットするための水平の鋸台
100の下側に、鋸台を横切って水平な面内で回動する
調整ハンドル200と、調整ハンドルを所定の角度位置
に定位させる調整ハンドル定位機構243と、調整ハン
ドルの両端側に、垂直の面内で回動する調整リング27
0と、調整リングを所定の角度位置に定位させる調整リ
ング定位機構293と、調整リングから平行に延出して
いる一対のロッド281と、鋸ブレード304が張られ
て取り付けてあり、一対のロッドに嵌合して、ロッドに
沿って移動するように取り付けられた鋸フレーム300
とを有する。木質材料をカットする方向に合わせて、調
整ハンドルを調整ハンドル定位機構によって所定の角度
位置に定位させ、且つ、調整リングを調整リング定位機
構によって所定の角度位置に定位させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は木質材料のカット補助装置に係り、鋸台上の木質材料を鋸ブレードで 挽いてカットするときに、鋸ブレードの木質材料に対する姿勢を自由に設定する ことが可能である木質材料のカット補助装置に関する。
【0002】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の主な目的は、鋸台の下方に定位部を設置し、調整ハンドルは、角度を 調整するときに快速に定位するようにすること、及び、座金を設置することによ って、木質材料のカットを完了したときに平滑なカット面が得られるようにする こと、及び、カットが完了したときに鋸台の外観を損害させないようにすること にある。
【0003】 本考案の別の目的は、鋸ブレードを鋸フレームにピンで固定し、U形のブロッ クによって、鋸ブレードの中心が校正されるようにしたものである。この方式に よって、鋸ブレードの交換がし易く、鋸ブレードの中心が維持される。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1の考案は、鋸台(100)と、調整ハン ドル(200)と、調整リング(270)と、固定プレート(290)と、鋸フ レーム(300)よりなり、 鋸台(100)は、裏面に一体に、円弧状の定位部(112)及びフック部( 111)を延在して有し、定位部(112)には、複数のロングスロット(11 3)が異なる角度位置に形成してあり、フック部(111)には、複数の定位ス ロット(114)が異なる角度位置に形成してあり、鋸台(100)の上面には 、中央に、六角スロットホール(130)が設けてあり、一側に、延びて相互に 相対するプレート111によって形成されたフック固定部(110)を有し、他 側に、相対するサイドホール(140)が形成してあり、フック固定部(110 )の中央にスロット(120)が形成してあり、このスロット(120)の上に 座金(150)が掛け止めされて設けてあり、 調整ハンドル(200)は、各端に固定部(260)を相対して有し、固定部 (260)は丸い階段柱形状を有し、中央部にスロット(263)を有し、端面 に数個の定位孔(261)を有し、且つそれぞれ一定の角度の間隔をあけて形成 してあり、中央にはリング(210)が調整ハンドル(200)と一体に形成し てあり、このリング(210)に丸い孔(220)が形成してあり、六角スロッ トホール(130)を貫通しておりナット(132)が螺合してあるボルト軸( 131)によって孔(220)を支持されて、水平面内で回動できるように支持 されており、調整ハンドル(200)には、リング(210)より一方の側に、 フックホール(230)、梯形孔(240)及び錐形孔(250)が順に形成し てあり、フックホール(230)の中に、スプリング(233)、ボール(23 2)、シールブロック(231)を順に貫通させて設け、ボール(232)は、 シールブロック(231)の中だけで移動し、このフックホール(230)に下 方から定位プレート(234)がねじ止めしてあり、定位プレート(234)を ねじ止めしてから、梯形孔(240)にフックブロック(241)を貫通させて 設け、錐形孔(250)に表示ブロック(251)を貫通させて設けてあり、フ ックブロック(241)は梯形であり、そのアッパーのあるボトムに定位ブロッ ク(243)を伸びて設けてあり、又、その両側にクランプスロット(242) が相対して設けてあり、フックブロック(241)及び表示ブロック(251) の下端寄りの箇所に、調整ロッド(252)が貫通して形成してあり、フックブ ロック(241)の両側のクランプスロット(242)を叩くことによって、フ ックブロック(241)が調整ロッド(252)の直径方向上の両側に固定して あり、固定部(260)は、端の縁に半円スロット(262)が数個形成してあ り、 調整リング(270)は、馬蹄形を有し、下方に錐孔(273)を適切に有し 、この錐孔(273)内に、定位ボール(274)及びスプリング(233)が この順序で嵌合して設けてあり、錐孔(273)のボトムに一つのスクリュー・ フィックス・ブロック(275)がねじ込んであり、上方には、固定孔(272 )が相対して形成してあり、固定孔(272)の内部の相対する端の縁に錐の角 度を設け、その一つの側に一つの平面を有し、調整リング270の一つの側には 、アーク・スロット(271)が適切に形成してあり、このアーク・スロット( 271)の両側に相対して数個の丸いスロット(280)が一定の角度の距離離 れて設けてあり、 相対する固定孔(272)の中に、サポートプレート(276)が貫通して設 けてあり、サポートプレート(276)は、L形であり、その端に錐の角度を設 けてあり、各固定孔(272)に丸いロッド(281)を貫通させ、固定孔(2 72)の中の両側の錐の角度を利用して、サポートプレート(276)とフック することで、丸いロッド(281)が固定孔(272)の中にフックさせ、丸い ロッド(281)は、調整ハンドル(200)に対して垂直の角度をなし、 固定プレート(290)は、丸い形状であり、一の側面に、アークプレート( 291)が伸びて固定プレート(290)と一体に設けてあり、反対側の側面の 中央に、ピボットでスクリュー・フィックス・ブロック(294)がそれぞれ一 定の角度離して設けてあり、且つ、スクリュー・フィックス・ブロック(294 )の両端に、相対して定位孔(292)が設けてあり、 調整リング(270)は調整ハンドル(200)の固定部(260)に嵌めて あり、固定プレート(290)はねじ(295)によって各固定部(260)上 に固定してあり、固定プレート(290)は調整リング(270)を覆い、固定 プレート(290)のアークプレート(291)が調整リング(270)のアー クスロット(271)に嵌合し、調整リング(270)は、アークスロット(2 71)をアークプレート(291)に案内されつつ固定部(260)の周囲を回 動可能であり、 鋸フレーム(300)は、フレーム本体部(301)とこの両端のハンドル部 (302)と支え部(303)とよりなる弓の形を有し、ハンドル部(302) と支え部(303)の下方の端にフック固定部(310)が設けてあり、この両 側のフック固定部(310)の間に、鋸ブレード(304)がこの両端側の穴を ピン部材(313)によって係止されて張ってあり、このうち一つのフック固定 部(310)には、前端に、U形ブロック(311)が嵌合してあり、U形ブロ ック(311)の後端に、鋸ブレード(304)の張りの状態を調整する調整ボ ルト(312)が貫通して設けてあり、鋸フレーム(300)の上側に、滑りベ ース(320)が貫通して設けてあり、滑りベース(320)は、中空長方形の 形であり、その内部には、一体で、コンベックスブロック(321)を延べて設 けてあり、外部には、両側に、一体でリブ(322)が伸びて形成してあり、滑 りベース(320)の下部には、ピンでリミットベース(330)が固定してあ り、このリミットベース(330)は、T形であり、両端側に二つのリミットホ ール(331)を相対して設けてあり、この下方に、長方形で1個のリミット部 (332)が形成してある。このリミット部(332)は、外端の一つの側に、 一体でリミットブロック(333)が伸びて設けてあり、 鋸フレーム(300)は、その滑りベース(320)の位置を適宜ずらし、リ ミットベース(330)をロッド(281)に嵌合させてセットされており、 リミットベース(330)は、各リミットホール(331)をロッド(281 )に案内されて、ロッド(281)に沿って直線的に移動可能であり、滑りベー ス(320)の両側のリブ(322)がロッド(281)を挟んでおり、滑りベ ース(320)も対向するロッド(281)の間を、姿勢をロッド(281)に 沿うように規制されつつ、ロッド(281)に沿って移動可能である構成とした ものである。
【0005】
【考案の実施の形態】
図1乃至図19に示すように、本考案になる木質材料のカット補助装置は、一 つの鋸台100と、一つの調整ハンドル200と、二つの調整リング270と、 二枚の固定プレート290と、一つの鋸フレーム300等より構成してある。図 7は木質材料のカット補助装置を示し、図19は木質材料をセットした状態の木 質材料のカット補助装置を示す。
【0006】 鋸台100は、図8に示すように、裏面に一体に、円弧状の定位部112及び フック部111を延在して有する。定位部112には、複数のロングスロット1 13が異なる角度位置に形成してある。フック部111には、複数の定位スロッ ト114が異なる角度位置に形成してある。図1に示すように、鋸台100の上 面には、中央に、一つの六角スロットホール130が設けてあり、一側に、延び て相互に相対するプレート111によって形成された一つのフック固定部110 を有し、他側に、相対する2つのサイドホール140が形成してある。フック固 定部110の中央に一つのスロット120が形成してあり、このスロット120 の上に一つの座金150が掛け止めされて設けてある。座金150は、柔らかい 材質であり、図17に示すようにカットが完了したときに、鋸ブレード304を 傷めないように、及び鋸台100の外観を損害させないように設けてある。
【0007】 図1に示すように、調整ハンドル200は、各端に一つの固定部260を相対 して有する。固定部260は丸い階段柱形状を有し、中央部に一つのスロット2 63を有し、端面に数個の定位孔261をピボットして設け、且つそれぞれ一定 の角度の間隔をあけて形成してある。調整ハンドル200の中央にはリング21 0が調整ハンドル200と一体に形成してあり、このリング210に丸い孔22 0が形成してある。調整ハンドル200は、上記の六角スロットホール130を 貫通しておりナット132が螺合してあるボルト軸131によって孔220を支 持されて、図11に示すように、水平面内で回動できるように支持されている。 また、調整ハンドル200には、リング210より一方の側に、一つのフックホ ール230、一つの梯形孔240及び一つの錐形孔250が順に形成してある。 図9に併せて示すように、フックホール230の中に、一つのスプリング233 、一つのボール232、一つのシールブロック231を順に貫通させて設ける。 ボール232は、シールブロック231の中だけで移動する。このフックホール 230に下方から一つ定位プレート234がねじ止めしてある。定位プレート2 34をねじ止めしてから、梯形孔240にフックブロック241を貫通させて設 け、錐形孔250に表示ブロック251を貫通させて設ける。フックブロック2 41は梯形であり、そのアッパーのあるボトムに一つの定位ブロック243を伸 びて設けてあり、又、その両側に二つのクランプスロット242が相対して設け てある。図9に示すように、フックブロック241及び表示ブロック251の下 端寄りの箇所に、一つの調整ロッド252が貫通して形成してある。フックブロ ック241の両側の二つのクランプスロット242を叩くことによって、図10 に示すように、フックブロック241が調整ロッド252の直径方向上の両側に 固定してある。固定部260は、図2に示すように、端の縁に半円スロット26 2が数個形成してある。
【0008】 調整リング270は、図1及び図9に示すように、馬蹄形を有し、下方に一つ の錐孔273を適切に有し、この錐孔273内に、一個の定位ボール274及び 一つのスプリング233がこの順序で嵌合して設けてあり、錐孔273のボトム に一つのスクリュー・フィックス・ブロック275がねじ込んである。
【0009】 調整リング270の上方には、2個の固定孔272が相対して形成してある。 図5に併せて示すように、固定孔272の内部の相対する端の縁に錐の角度を設 け、その一つの側に一つの平面を有する。図1に示すように、調整リング270 の一つの側には、アーク・スロット271が適切に形成してある。このアーク・ スロット271の両側に相対して数個の丸いスロット280が設けてある。数個 のスロット280は一定の角度の距離離れている。
【0010】 相対する二つの固定孔272の中に、サポートプレート276が図5に示すよ うに貫通して設けてある。サポートプレート276は、図4に示すように、L形 であり、その端に錐の角度を設けてある。よって、各固定孔272に丸いロッド 281を貫通させ、固定孔272の中の両側の錐の角度を利用して、サポートプ レート276とフックすることで、丸いロッド281が固定孔272の中にフッ クさせる。丸いロッド281は、調整ハンドル200に対して垂直の角度をなす 。
【0011】 固定プレート290は、図1に示すように、丸い形状であり、一の側面に、一 つのアークプレート291が伸びて固定プレート290と一体に設けてあり、反 対側の側面の中央に、ピボットで3つのスクリュー・フィックス・ブロック29 4がそれぞれ一定の角度離して設けてあり、且つ、3つのスクリュー・フィック ス・ブロック294の両端に、相対して2つの定位孔292が設けてある。
【0012】 調整リング270は調整ハンドル200の二つの固定部260に嵌めてあり、 固定プレート290はねじ295によって各固定部260上に固定してある。図 9に示すように、固定プレート290は調整リング270を覆い、固定プレート 290のアークプレート291が調整リング270のアークスロット271に嵌 合し、調整リング270は、アークスロット271をアークプレート291に案 内されつつ固定部260の周囲で、図18に示すように、回動可能である。
【0013】 鋸フレーム300は、図1に示すように、フレーム本体部301とこの両端の ハンドル部302と支え部303とよりなる弓の形を有し、ハンドル部302と 支え部303の下方の端にフック固定部310が設けてある。この両側のフック 固定部310の間に、鋸ブレード304がこの両端側の穴をピン部材313によ って係止されて張ってある。このうち一つのフック固定部310には、前端に、 1つのU形ブロック311が嵌合してある。U形ブロック311の後端に、鋸ブ レード304の張りの状態を調整する一つの調整ボルト312が貫通して設けて ある。鋸フレーム300の上側に、2つの滑りベース320が貫通して設けてあ る。滑りベース320は、中空長方形の形であり、その内部には、図15に示す ように、一体で、一個のコンベックスブロック321を延べて設けてあり、外部 には、図6に示すように、両側に、一体で二つのリブ322が伸びて形成してあ る。滑りベース320の下部には、ピンでリミットベース330が固定してある 。このリミットベース330は、T形であり、両端側に二つのリミットホール3 31を相対して設けてあり、この下方に、2本の長方形で1個のリミット部33 2が形成してある。このリミット部332は、外端の一つの側に、一体で一つの リミットブロック333が伸びて設けてある。
【0014】 鋸フレーム300は、その滑りベース320の位置を適宜ずらし、リミットベ ース330を二本のロッド281に嵌合させてセットされている。
【0015】 リミットベース330は、各リミットホール331をロッド281に案内され て、ロッド281に沿って直線的に移動可能である。滑りベース320の両側の リブ322がロッド281を挟んでおり、滑りベース320も対向するロッド2 81の間を、姿勢をロッド281に沿うように規制されつつ、ロッド281に沿 って移動可能である。
【0016】 図7は、組立てられた木質材料のカット補助装置を示す。
【0017】 次に、上記構成になる木質材料のカット補助装置の操作について説明する。
【0018】 先ず、図19に示すように、カットする木質材料400を鋸台100上にプレ ート111に押し付けて位置決めしてセットする。
【0019】 次いで、鋸台100の下方の一個の調整ハンドル200をボルト軸131を中 心に適宜回動させ、ボール232を鋸台100の定位部112のロングスロット 113に嵌合させ、フックブロック241の定位ブロック243を鋸台100の フック部111の定位スロット114にフックさせて、所定の回動位置に定位さ せる。所定の回動位置は、表示ブロック251が鋸台100の上面の角度目盛り を指す位置で分かる。
【0020】 次いで、定位ボルト293を緩め、調整リング270を回動させて調整して所 望の角度に定め、定位ボルト293を締めて、調整リング270を所望の角度に 定位させる。
【0021】 ここで、定位ボール274が半円スロット262に嵌合することによって、ま た、図3に示すように、定位ボルト293の先端が球形状であることによって、 上記の定位の操作は快速に行われる。
【0022】 この後に、作業者は鋸フレーム300の端のハンドル302を持って押す操作 と引く操作とを繰り返し行って、鋸台100上の木質材料を挽いてカットする。 図15は、鋸ブレード304が、その長手方向を水平とされ、その側面を木質材 料400の上面401に対して垂直とされた姿勢で、水平の方向に動かされる状 態を示す。
【0023】 鋸ブレード304が木質材料に切り込まれるにつれて、リミットベース330 及び滑りベース320がロッド281に沿って下方に変位され、鋸フレーム30 0が下方に変位され、木質材料のカットが進み、木質材料はカットされる。
【0024】 図16は、鋸ブレード304が、その側面を木質材料400の上面に対して垂 直の姿勢で、その長手方向を斜めとされた状態を示す。図17は、鋸ブレード3 04が、その側面が木質材料400の上面に垂直の面に対して傾斜した姿勢とさ れて、木質材料のカットが行われた状態を示す。なお、鋸ブレード304をその 側面が木質材料の上面に垂直の面に対して傾斜させることは、調整ハンドル20 0の両側の調整リング270を適宜回動させて所望の角度に定位させることによ って行われる。このように、木質材料のカット補助装置は、直線とアーク形の二 種類のカット方式が可能である。
【0025】 ここで、鋸フレーム300の姿勢はロッド281によって規制されているため 、鋸ブレード304の側面の鋸フレーム300上の木質材料の上面に対する姿勢 は、木質材料のカットが進行する間、一定に保持され、よって、カットされた面 402は平滑な面となる。
【0026】
【考案の効果】
本願の考案は、カットする木質材料をセットするための水平な鋸台と、鋸台の 下側に、鋸台を横切って水平な面内で回動するように設けてある調整ハンドルと 、調整ハンドルを所定の角度位置に定位させる調整ハンドル定位機構と、調整ハ ンドルの両端側に、垂直の面内で回動するように設けてある調整リングと、調整 リングを所定の角度位置に定位させる調整リング定位機構と、調整リングより平 行に延出している一対のロッドと、鋸ブレードが張られて取り付けてあり、上記 一対のロッドに嵌合して、ロッドに沿って移動するように取り付けられた鋸フレ ームとよりなり、木質材料をカットする方向に合わせて、上記調整ハンドルを上 記調整ハンドル定位機構によって所定の角度位置に定位させ、且つ、調整リング を調整リング定位機構によって所定の角度位置に定位させる構成としたものであ るため、木質材料をカットする状況に対応した設定を快速に行うことが出来、ま た、木質材料をカットした面が平滑な面となるようにカットすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の木質材料のカット補助装置
を分解して示す斜視図である。
【図2】図1中、符号Aの部分を拡大して示す図であ
る。
【図3】図1中、符号Bの部分を拡大して示す図であ
る。
【図4】図1中、符号Cの部分を拡大して示す図であ
る。
【図5】図1中、符号Dの部分を拡大して示す図であ
る。
【図6】鋸フレームを分解して示す斜視図である。
【図7】鋸フレームの斜視図である。
【図8】鋸台の斜視図である。
【図9】調整ハンドルの断面図である。
【図10】図9中、符号Eの部分を拡大して示す図であ
る。
【図11】調整ハンドルの動作を示す図である。
【図12】鋸ブレードの調整を説明するための図であ
る。
【図13】鋸フレーム及び鋸ブレードの組み合わせの状
態を示す図である。
【図14】滑りベースの動作を説明するための図であ
る。
【図15】鋸ブレードの平行カットを説明するための図
である。
【図16】鋸ブレードのアークカットを説明するための
図である。
【図17】木材をカットした状態を示す図である。
【図18】調整リングの動作を説明するための図であ
る。
【図19】本考案の木質材料のカット補助装置を使用し
て木材をカットしている状態を示す図である。
【符号の説明】
100 鋸台 200 調整ハンドル 270 調整リング 290 固定プレート 300 鋸フレーム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋸台(100)と、調整ハンドル(20
    0)と、調整リング(270)と、固定プレート(29
    0)と、鋸フレーム(300)よりなり、 鋸台(100)は、裏面に一体に、円弧状の定位部(1
    12)及びフック部(111)を延在して有し、定位部
    (112)には、複数のロングスロット(113)が異
    なる角度位置に形成してあり、フック部(111)に
    は、複数の定位スロット(114)が異なる角度位置に
    形成してあり、鋸台(100)の上面には、中央に、六
    角スロットホール(130)が設けてあり、一側に、延
    びて相互に相対するプレート111によって形成された
    フック固定部(110)を有し、他側に、相対するサイ
    ドホール(140)が形成してあり、フック固定部(1
    10)の中央にスロット(120)が形成してあり、こ
    のスロット(120)の上に座金(150)が掛け止め
    されて設けてあり、 調整ハンドル(200)は、各端に固定部(260)を
    相対して有し、固定部(260)は丸い階段柱形状を有
    し、中央部にスロット(263)を有し、端面に数個の
    定位孔(261)を有し、且つそれぞれ一定の角度の間
    隔をあけて形成してあり、中央にはリング(210)が
    調整ハンドル(200)と一体に形成してあり、このリ
    ング(210)に丸い孔(220)が形成してあり、六
    角スロットホール(130)を貫通しておりナット(1
    32)が螺合してあるボルト軸(131)によって孔
    (220)を支持されて、水平面内で回動できるように
    支持されており、調整ハンドル(200)には、リング
    (210)より一方の側に、フックホール(230)、
    梯形孔(240)及び錐形孔(250)が順に形成して
    あり、フックホール(230)の中に、スプリング(2
    33)、ボール(232)、シールブロック(231)
    を順に貫通させて設け、ボール(232)は、シールブ
    ロック(231)の中だけで移動し、このフックホール
    (230)に下方から定位プレート(234)がねじ止
    めしてあり、定位プレート(234)をねじ止めしてか
    ら、梯形孔(240)にフックブロック(241)を貫
    通させて設け、錐形孔(250)に表示ブロック(25
    1)を貫通させて設けてあり、フックブロック(24
    1)は梯形であり、そのアッパーのあるボトムに定位ブ
    ロック(243)を伸びて設けてあり、又、その両側に
    クランプスロット(242)が相対して設けてあり、フ
    ックブロック(241)及び表示ブロック(251)の
    下端寄りの箇所に、調整ロッド(252)が貫通して形
    成してあり、フックブロック(241)の両側のクラン
    プスロット(242)を叩くことによって、フックブロ
    ック(241)が調整ロッド(252)の直径方向上の
    両側に固定してあり、固定部(260)は、端の縁に半
    円スロット(262)が数個形成してあり、 調整リング(270)は、馬蹄形を有し、下方に錐孔
    (273)を適切に有し、この錐孔(273)内に、定
    位ボール(274)及びスプリング(233)がこの順
    序で嵌合して設けてあり、錐孔(273)のボトムに一
    つのスクリュー・フィックス・ブロック(275)がね
    じ込んであり、上方には、固定孔(272)が相対して
    形成してあり、固定孔(272)の内部の相対する端の
    縁に錐の角度を設け、その一つの側に一つの平面を有
    し、調整リング270の一つの側には、アーク・スロッ
    ト(271)が適切に形成してあり、このアーク・スロ
    ット(271)の両側に相対して数個の丸いスロット
    (280)が一定の角度の距離離れて設けてあり、 相対する固定孔(272)の中に、サポートプレート
    (276)が貫通して設けてあり、サポートプレート
    (276)は、L形であり、その端に錐の角度を設けて
    あり、各固定孔(272)に丸いロッド(281)を貫
    通させ、固定孔(272)の中の両側の錐の角度を利用
    して、サポートプレート(276)とフックすること
    で、丸いロッド(281)が固定孔(272)の中にフ
    ックさせ、丸いロッド(281)は、調整ハンドル(2
    00)に対して垂直の角度をなし、 固定プレート(290)は、丸い形状であり、一の側面
    に、アークプレート(291)が伸びて固定プレート
    (290)と一体に設けてあり、反対側の側面の中央
    に、ピボットでスクリュー・フィックス・ブロック(2
    94)がそれぞれ一定の角度離して設けてあり、且つ、
    スクリュー・フィックス・ブロック(294)の両端
    に、相対して定位孔(292)が設けてあり、 調整リング(270)は調整ハンドル(200)の固定
    部(260)に嵌めてあり、固定プレート(290)は
    ねじ(295)によって各固定部(260)上に固定し
    てあり、固定プレート(290)は調整リング(27
    0)を覆い、固定プレート(290)のアークプレート
    (291)が調整リング(270)のアークスロット
    (271)に嵌合し、調整リング(270)は、アーク
    スロット(271)をアークプレート(291)に案内
    されつつ固定部(260)の周囲を回動可能であり、 鋸フレーム(300)は、フレーム本体部(301)と
    この両端のハンドル部(302)と支え部(303)と
    よりなる弓の形を有し、ハンドル部(302)と支え部
    (303)の下方の端にフック固定部(310)が設け
    てあり、この両側のフック固定部(310)の間に、鋸
    ブレード(304)がこの両端側の穴をピン部材(31
    3)によって係止されて張ってあり、このうち一つのフ
    ック固定部(310)には、前端に、U形ブロック(3
    11)が嵌合してあり、U形ブロック(311)の後端
    に、鋸ブレード(304)の張りの状態を調整する調整
    ボルト(312)が貫通して設けてあり、鋸フレーム
    (300)の上側に、滑りベース(320)が貫通して
    設けてあり、滑りベース(320)は、中空長方形の形
    であり、その内部には、一体で、コンベックスブロック
    (321)を延べて設けてあり、外部には、両側に、一
    体でリブ(322)が伸びて形成してあり、滑りベース
    (320)の下部には、ピンでリミットベース(33
    0)が固定してあり、このリミットベース(330)
    は、T形であり、両端側に二つのリミットホール(33
    1)を相対して設けてあり、この下方に、長方形で1個
    のリミット部(332)が形成してある。このリミット
    部(332)は、外端の一つの側に、一体でリミットブ
    ロック(333)が伸びて設けてあり、 鋸フレーム(300)は、その滑りベース(320)の
    位置を適宜ずらし、リミットベース(330)をロッド
    (281)に嵌合させてセットされており、 リミットベース(330)は、各リミットホール(33
    1)をロッド(281)に案内されて、ロッド(28
    1)に沿って直線的に移動可能であり、滑りベース(3
    20)の両側のリブ(322)がロッド(281)を挟
    んでおり、滑りベース(320)も対向するロッド(2
    81)の間を、姿勢をロッド(281)に沿うように規
    制されつつ、ロッド(281)に沿って移動可能である
    構成とした木質材料のカット補助装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109356512A (zh) * 2018-11-19 2019-02-19 江苏赛迪乐节能科技有限公司 中空玻璃内置百叶窗的内操控结构

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