JP3072933B2 - ブリッジ装置及びネットワーク構築方法 - Google Patents

ブリッジ装置及びネットワーク構築方法

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JP3072933B2
JP3072933B2 JP04034750A JP3475092A JP3072933B2 JP 3072933 B2 JP3072933 B2 JP 3072933B2 JP 04034750 A JP04034750 A JP 04034750A JP 3475092 A JP3475092 A JP 3475092A JP 3072933 B2 JP3072933 B2 JP 3072933B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数のデータリンクプロ
トコルが混在するネットワーク間を接続し、データフレ
ームを中継するブリッジ装置及びネットワーク構築方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータネットワーク通信は
OSIによる国際標準化が進みつつあり、通信方式が従
来の技術と、標準化された技術とが混在する状況が生ま
れてきている。まず、従来技術として、1つの物理ネッ
トワーク上に1つのデータリンクプロトコルが存在する
場合に、異なるデータリンクプロトコルのネットワーク
間を接続するブリッジ装置について説明する。
【0003】図6は、上記の従来技術によるブリッジ装
置の一構成例である。61はデータリンクプロトコルA
を使用している第1の物理ネットワーク、62はデータ
リンクプロトコルBを使用している第2の物理ネットワ
ーク、63、64は、接続されている物理ネットワーク
の電気的物理的接続条件に適合した入出力を行うハード
ウェアインタフェース手段、63aは、第1のデータリ
ンクプロトコル処理手段であり、中継手段67から入力
されたデータに対しては、プロトコル処理を施し(デー
タをプロトコルAのデータ形式に適合させ)、物理ネッ
トワーク61に出力し、また、物理ネットワーク61か
ら入力されたデータに対してはプロトコル処理を外し
(プロトコルAの形式のデータを生のデータに戻し)、
中継手段65に出力する。
【0004】64aは、第2のデータリンクプロトコル
処理手段で、プロトコルBについて、データリンクプロ
トコル処理手段63aと同じ処理をする。中継手段55
はデータリンクプロトコル処理手段63a、64a間で
データを中継する。このように構成されたブリッジ装置
の動作は、ネットワーク61からネットワーク62へ
中継する場合とその逆の場合の2通りある。
【0005】ネットワーク61からネットワーク62
へ中継する場合。物理ネットワーク61から流れてきた
プロトコルAのデータ(パケット、電文)は、ハードウ
ェアインタフェース手段63を介してデータリンクプロ
トコル処理手段63aに入力される。 データリンクプ
ロトコル処理手段63aは、そのデータ形式がプロトコ
ルAであるかをチェックし、プロトコルエラーがあれば
そのデータを廃棄する等エラー処理をし、プロトコルエ
ラーがなければ、プロトコルAの形式からプロトコル処
理が施されていないデータに戻して、中継手段65に出
力する。 このデータは、中継装置65を介してデータ
リンクプロトコル処理手段64aに入力される。 デー
タリンクプロトコル処理手段64aは、そのデータをプ
ロトコルBのデータ形式に適合するようプロトコル処理
を施し、ハードウェアインタフェース64に出力する。
ハードウェアインタフェース64は、プロトコルBに
変換されたデータをネットワーク62に出力する。
【0006】ネットワーク62からネットワーク61
へ中継する場合。 この場合と逆の経路を辿って同様
の動作となる。ところで、コンピュータネットワーク通
信のOSIによる国際標準化により、通信方式が従来の
技術と、標準化された技術とが混在する状況が生まれて
きている。データリンクプロトコル通信方式も従来の方
式に加え、標準化された方式も使用されるようになって
きた。標準化された方式の一部には、電気信号を送受信
するハードウェアインターフェイスが従来の技術とほぼ
同じものを使用しているものがあり、従来の技術で用い
られる物理ネットワークの資源の共有化が考えられる。
【0007】イーサネットを例にすると、従来の方式と
OSIによって標準化された方式では、イーサネットケ
ーブルを流れる電気信号の送信手順などの規格、OSI
7階層モデルでいう物理層での仕様はほとんど同じであ
る。この2つの方式の実質的な違いは、図5(a)、図
5(b)に示すような、データリンクプロトコルがその
送信するフレームの先頭に付与するフレームヘッダの違
いである。この違いは、図5(a)でいうところのタイ
プフィールド(TF)、図5(b)でいうところのレン
グスフィールド(LN)によって識別される。というの
は、図5(a)のタイプフィールド(TF)は、データ
リンクプロトコルデータフレームを引き継ぐべき上位プ
ロトコルを示すためのフィールドあり、規定に従って2
048以上の値しか入らない。これに対して、図5
(b)のレングスフィールド(LN)は、フレーム長を
オクテット単位で表記するフィールドであり、これもイ
ーサネットの物理層の規格から1500オクテットが最
大フレーム長となっているので1500以下の数値しか
入らない。よって、あるイーサネットケーブル上に前記
二つの形式のフレームが混在して流れたとしても、片方
のデータリンクプロトコルのフレームは他のデータリン
クプロトコルではフレームエラーとなり、相互の通信機
機に与える影響は微少である。
【0008】したがって、複数のデータリンクプロトコ
ルで同一の物理媒体を共有することは可能であり、資源
の節約の意味からもそうすることが望まれる。そこで、
複数のデータリンクプロトコルが一つの物理ネットワー
ク上に混在するネットワーク間を接続する場合に、次の
ブリッジ装置が想定できる。図7(a)は、想定される
ブリッジ装置の構成を示すブロック図である。
【0009】71〜75は、図5の同じ名称の構成要素
と同じものであり、75のみ異なる。75は中継手段で
あり、4つの入出力端子を有し、1つの端子から入力さ
れたデータを他の3つの端子に単純に中継する。このよ
うに構成されたブリッジ装置の動作としては、例えば、
第1のネットワーク71から入力されたプロトコルAの
フレームは、第1のネットワーク71に対してプロトコ
ルBに変換されたフレームが出力されるとともに、第2
のネットワーク71に対してプロトコルAのフレーム及
びプロトコルBに変換されたフレームが出力されること
になる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来技術
によれば上記のような複数のデータリンクプロトコルが
一つの物理ネットワーク上に混在するネットワーク間を
接続するブリッジ装置は、実現されていないという問題
点があった。また、前記従来の技術で述べたように、一
つの物理ネットワーク上に複数のデータリンクプロトコ
ルを使ってフレームの送受信を行う場合、同一の物理媒
体上での両プロトコルの共存は可能である。この場合に
図7に示したブリッジ装置で接続しようとするときには
次のような問題が生じる。
【0011】この問題を図8を用いて説明する。図8の
11、12、13、14は二つの異なるデータリンクプ
ロトコルを使用して通信を行わせている物理ネットワー
ク、21、23、25は一方のデータリンクプロトコル
Aを用いて送受信する通信機器、22、24、26はも
う一方のデータリンクプロトコルBを用いて送受信する
通信機器、31、32、33は図7に示したブリッジ装
置である。
【0012】このような環境下では、第1に、1つのネ
ットワーク内でのループの問題が生じる。たとえば、通
信機器21から物理ネットワーク12上に出力されたデ
ータリンクプロトコルAのフレームは、通信機器22で
も受信できるようにブリッジ装置31でデータリンクプ
ロトコルBに変換される。しかし、ブリッジ装置32で
データリンクプロトコルAに変換され、再度、ブリッジ
装置31でデータリンクプロトコルBに変換されるとい
うようにフレームループを構成してしまう。
【0013】第2に、中継先のネットワークに対して重
複の問題が生じる。たとえば、同様に機器21から出力
されたフレームは、ブリッジ装置32で、通信機器2
3、24でも受信できるようにデータリンクプロトコル
A及びB2つのフレームに変換され、物理ネットワーク
13に送信される。さらに、この両フレームは、ブリッ
ジ装置33でも受信され通信機器25、26でもこのフ
レームを受信できるようにそれぞれ2つのフレームに変
換され物理ネットワーク14に送信される。その結果、
通信機器25ではデータリンクプロトコルAの同じフレ
ーム2つを、通信機器26ではデータリンクプロトコル
Bの同じフレーム2つを、重複して受け取ることにな
る。このような重複数は、サポートするデータリンクプ
ロトコルの数が2つであれば、2の(中継するブリッジ
の数−1)乗になり多大なネットワークトラフィックの
増加をもたらす。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のブリッジ装置は、複数のデータリンクプロト
コルが混在するネットワーク間を接続し、データフレー
ムを中継するブリッジ装置であって、ハードウェアイン
ターフェイス手段とネットワーク上のプロトコル数と同
数のデータリンクプロトコル処理手段からなるインター
フェイス部と、中継手段と、データリンクプロトコル管
理手段とを備え、前記ハードウェアインターフェイス手
段は、接続されているネットワークと電気的物理的接続
条件に適合した入出力を行い、前記データリンクプロト
コル処理手段は、前記データリンクプロトコル管理手段
により動作が制御され、前記ハードウェアインターフェ
イス手段から入力されたデータに対してはプロトコル処
理を外し前記中継手段に出力し、また、前記中継手段か
ら入力されたデータに対してはプロトコル処理を施し前
記ハードウェアインターフェイス手段に出力し、前記中
継手段は、前記データリンクプロトコル処理手段が接続
され、1つのデータリンクプロトコル処理手段から他の
全てのデータリンクプロトコル処理手段にデータを中継
し、前記データリンクプロトコル管理手段は、処理され
るべきプロトコルの種別を管理項目として保持し、前記
データリンクプロトコル処理手段の動作の許否を制御
し、前記管理項目は、前記データリンクプロトコル処理
手段に対して、各インターフェイス部毎に1つだけ指定
される主データリンクプロトコルと、それ以外の補デー
タリンクプロトコルそれぞれについてネットワーク毎に
1つだけ指定される管理指定インターフェイスの二者を
有し、前記データリンクプロトコル管理手段は、前記二
者のどちらかに指定されているデータリンクプロトコル
処理手段のみの動作を許可する構成となっている。
【0015】また、 前記ブリッジ装置は、スパニング
ツリープロトコルにおける指定ポートを決定する機能を
持つスパニングツリープロトコル処理手段、を備え、ネ
ットワーク上に複数の本ブリッジ装置が接続され、各ブ
リッジ装置が全てのデータリンクプロトコルをサポート
している場合に、前記スパニングツリープロトコル処理
手段は、補データリンクプロトコルそれぞれについて得
られた指定ポートを前記管理指定インターフェイスに指
定する構成となっていてもよい。
【0016】また、本発明のネットワー構築方法は、複
数のデータリンクプロトコルが混在するネットワーク間
を接続しデータを中継するブリッジ装置によりネットワ
ークを構築する際に、ハードウェアインターフェイス手
段とネットワーク上のプロトコル数と同数のデータリン
クプロトコル処理手段からなるインターフェイス部と、
中継手段と、データリンクプロトコル管理手段とを備
え、前記ハードウェアインターフェイス手段は、接続さ
れているネットワークと電気的物理的接続条件に適合し
た入出力を行い、前記データリンクプロトコル処理手段
は、前記データリンクプロトコル管理手段により動作が
制御され、前記ハードウェアインターフェイス手段から
入力されたデータに対してはプロトコル処理を外し前記
中継手段に出力し、また、前記中継手段から入力された
データに対してはプロトコル処理を施し前記ハードウェ
アインターフェイス手段に出力し、前記中継手段は、前
記データリンクプロトコル処理手段が接続され、1つの
データリンクプロトコル処理手段から他の全てのデータ
リンクプロトコル処理手段にデータを中継し、前記デー
タリンクプロトコル管理手段は、処理されるべきプロト
コルの種別を管理項目として保持し、前記データリンク
プロトコル処理手段の動作の許否を制御し、前記管理項
目は、前記データリンクプロトコル処理手段に対して、
各インターフェイス部毎に1つだけ指定される主データ
リンクプロトコルと、それ以外の補データリンクプロト
コルそれぞれについてネットワーク毎に1つだけ指定さ
れる管理指定インターフェイスの二者を有し、前記デー
タリンクプロトコル管理手段は、前記二者のどちらかに
指定されているデータリンクプロトコル処理手段のみの
動作を許可する構成であるブリッジ装置によって複数の
ネットワーク間を接続し、1つのネットワーク上に複数
のブリッジ装置が接続されている場合に、前記データリ
ンクプロトコル管理手段の管理項目を設定する方法であ
って、1つのネットワーク上で主経路となるデータリン
クプロトコルをそのネットワークの主データリンクプロ
トコルと決めておく第1のステップと、第1のステップ
のネットワークに接続されているインターフェイス部に
おいて、ネットワークの主データリンクプロトコルをサ
ポートしているインターフェイス部は、それをインター
フェイス部の主データリンクプロトコルに指定し、それ
以外を補データリンクプロトコルに指定する第2のステ
ップと、第2のステップで指定された補データリンクプ
ロトコルそれぞれについて、それをサポートしている全
てのインターフェイス部においてただ1つだけを管理指
定インターフェイスに指定する第3のステップと、第1
のステップのネットワークに接続されているインターフ
ェイス部で、ネットワークの主データリンクプロトコル
をサポートしていないインターフェイス部は、他のイン
ターフェイス部の補データリンクプロトコルをサポート
しているものがあればその中の1つを、そのインターフ
ェイス部の主データリンクプロトコルと指定する。その
他を補データリンクプロトコルとし、第3のステップに
従って管理指定インターフェイスを指定する第4のステ
ップと、第1のステップのネットワークの主デ─タリン
クプロトコルをサポートしていないブリッジ装置で他の
インターフェイス部の補データリンクプロトコルをサポ
ートしているものがまだ残っていれば、第3のステップ
と第4のステップを繰り返し、なくなるまで行う第5の
ステップと、以上のステップにより1つのネットワーク
に接続されているインターフェイス部全てについて設定
が終わったとき、設定されていないネットワークがあれ
ば第1のステップに戻る第6のステップとからなってい
る。
【0017】
【作用】ハードウェアインターフェイス手段は、ネット
ワークから流れてくるデータをインターフェイス部内の
それぞれのデータリンクプロトコル処理手段に出力す
る。個々のデータリンクプロトコル処理手段は、適合す
るプロトコルのデータのみプロトコル処理を外し、その
データを中継手段に出力する。中継手段は、入力された
データを各データリンクプロトコル処理手段に分配す
る。各データリンクプロトコル処理手段は、それぞれの
プロトコル処理を施し、ハードウェアインターフェイス
手段を介してネットワークに出力する。ただし、データ
リンクプロトコル管理手段は、主データリンクプロトコ
ルに指定されるか、または、補データリンクプロトコル
のうち管理指定インターフェイスに指定されたデータリ
ンクプロトコル処理手段のみ動作を許可する。これによ
り、各ブリッジ装置は、主データリンクプロトコルと、
管理指定インターフェイスに指定された補データリンク
プロトコルとの間のプロトコル変換のみ原則的に実行す
ることになる。
【0018】また、スパニングツリープロトコル処理手
段は、スパニングツリーの指定ポートを決定する機能を
利用して、管理指定インターフェイスを自動的に指定す
る。
【0019】
【実施例】本発明の第1の実施例によるブリッジ装置に
ついて説明する。図1は当ブリッジ装置の構成である。
1、2は第1、第2の物理ネットワークであり、データ
リンクプロトコルが混在して使用されている。
【0020】3、4は接続されているネットワークの電
気的物理的接続条件に適合した入出力を行うハードウェ
アインタフェース手段、3a〜3cは、データリンクプ
ロトコル処理手段であり、ハードウェアインターフェイ
ス1から入力されたデータに対してはプロトコル処理を
外し(プロトコルAの形式のデータを生のデータに戻
し)中継手段7に出力し、また、中継手段7から入力さ
れたデータに対してはプロトコル処理を施し(データを
プロトコルAのデータ形式に適合させ)ハードウェアイ
ンターフェイス1に出力し、それぞれイネーブル端子を
有し、それに入力されるイネーブル信号により上記動作
の許否が制御される。
【0021】4a〜4cも、データリンクプロトコル処
理手段であり、3a〜3cと同様である。データリンク
プロトコル処理手段は、接続されるネットワークで用い
られているデータリンクプロトコルの数と同じだけ備え
るものとする。中継手段5は、ブリッジ装置内の全ての
データリンクプロトコル処理手段3a〜3c、4a〜4
c等が接続される複数の入出力端子を有し、1つの端子
から入力されたデータを他の端子に中継する機能を持っ
ている。
【0022】7はネットワーク1に対するインターフェ
イス部であり、1、3a〜3cで構成され、8はネット
ワーク2に対するインターフェイス部であり、2、4a
〜4cで構成されていて、どちらも3種類のデータリン
クプロトコルについて入出力ができる。図1ではインタ
ーフェイス部7、8ともに3つのデータリンクプロトコ
ル処理手段を持っているが、これに限らずデータリンク
プロトコル処理手段をいくつ持っていても構わない。ま
た、インターフェイス部も2つに限らず3つ以上備えれ
ば、それと同数のネットワークを接続できる。
【0023】6はデータリンクプロトコル管理手段であ
り、所定の管理項目を設定するフラグビットからなる管
理レジスタを持ち、このフラグビットに従ってデータリ
ンクプロトコル処理手段3a〜、4a〜の動作の許否を
制御する。この管理項目は、ブリッジ装置のインターフ
ェイス部毎に次の3項目が設定される。 主データリ
ンクプロトコル、 補データリンクプロトコル、
管理指定インターフェイスの3つである(図4参照)。
データリンクプロトコル管理手段よって個々のデータリ
ンクプロトコル処理手段は、に指定されると動作を許
可され、のみ指定されると動作を禁止され、かつ
に指定されると動作を許可される。この管理項目の内
容、設定方法については後に詳細に説明する。
【0024】図3は、上記のブリッジ装置により接続さ
れたネットワークの一例を示す。但し、ブリッジ装置以
外の端末装置は省略してある。11〜16は、それぞれ
別の独立したネットワークであり、11にはデータリン
クプロトコルAのフレームデータが流れる。12にはデ
ータリンクプロトコルA、B、C、Dの4種類のフレー
ムデータが流れる。13〜16も同様に図に示した種類
のフレームデータが流れる。
【0025】21〜25は、それぞれ図1のブリッジ装
置であり、21は、ネットワーク11側のインターフェ
イス部にデータリンクプロトコルAをサポートするデー
タリンクプロトコル処理手段を1つ持ち、ネットワーク
12側のインターフェイス部にデータリンクプロトコル
A、B、Cをサポートするデータリンクプロトコル処理
手段を3つ持つ。22〜24も同様に図に示したデータ
リンクプロトコルをサポートするデータリンクプロトコ
ル処理手段をその数だけ備えている。
【0026】図4は、各ブリッジ装置のデータリンクプ
ロトコル管理手段6に設定された管理項目の一設定例を
示す。以上のように構成されたブリッジ装置及びネット
ワークについて、その動作を説明する。まず、図2に示
したネットワーク構成において、各ブリッジ装置のデー
タリンクプロトコル管理手段6の管理項目をどのように
設定するのか、その設定方法を述べる。この管理項目
は、マニュアル設定、または、たのデータリンクプロト
コル管理手段と通信することにより予め設定され、各イ
ンターフェイス部のデータリンクプロトコル処理手段に
次の3項目が設定される。 主データリンクプロトコル。すなわち、各ブリッジ
装置のインターフェイス部に主データリンクプロトコル
を1つ指定する。これに指定されたプロトコルを処理す
るデータリンクプロトコル処理手段は、動作が常にイネ
ーブルとなる。 補データリンクプロトコル。すなわち、主データリ
ンクプロトコル以外のデータリンクプロトコル全てを補
データリンクプロトコルと指定する。補データリンクプ
ロトコルに指定されたデータリンクプロトコル処理手段
は原則としてその動作がディスエーブルとなる。 管理指定インターフェイス。すなわち、1つの補デ
ータリンクプロトコルについて、他のブリッジ装置も含
めて同じネットワークに接続されているデータリンクプ
ロトコル処理手段の中から、ただ1つ存在するように管
理指定インターフェイスを指定する。これに指定された
データリンクプロトコル処理手段は、ディスエーブルを
解除されその動作がイネーブルとなる。
【0027】次に、以上の管理項目の設定方法について
説明する。これらの管理項目は各ブリッジ装置単独で任
意に設定するのではなく、ネットワークに接続されてい
るブリッジ装置全てを考慮して設定しなければならな
い。というのは、フレームループの問題、フレーム重複
の問題は、ネットワーク上に2つ以上のブリッジ装置が
存在することにより生じるからである。もし、一つの物
理ネットワーク上に同じプロトコル変換又は中継する機
能が2つ以上あれば、フレームループ、フレーム重複を
発生させることになるので、どのプロトコル変換又は中
継機能も1つのネットワーク上にはただ1つしか存在し
ないようにすればよい。
【0028】そのため、次の手順によりネットワーク毎
にデータリンクプロトコル管理手段の管理項目を設定す
る。(その例として( )内にネットワーク12におけ
る設定例を記す。図4参照。) STEP1. ネットワーク上の主経路となるデータリ
ンクプロトコルをそのネットワークの主データリンクプ
ロトコルと決めておく。 (ネットワーク12では、デ
ータリンクプロトコルAとする。なお、主データリンク
プロトコルは、ここでいうネットワークの主データリン
クプロトコルと、後述するインターフェイス部の主デー
タリンクプロトコルの2つがあり、両者は必ずしも一致
しない。) STEP2. STEP1のネットワークに接続されて
いるインターフェイス部において、ネットワークの主デ
ータリンクプロトコルをサポートしているインターフェ
イス部は、それをインターフェイス部の主データリンク
プロトコルに指定し、それ以外を補データリンクプロト
コルに指定する。 (ネットワーク12に接続されてい
るインターフェイス部において、ブリッジ装置21では
データリンクプロトコルAが主データリンクプロトコル
となりデータリンクプロトコルB、Cが補データリンク
プロトコルとなる。ブリッジ装置22ではAが主、Cが
補、ブリッジ装置23ではAをサポートしていないので
未定、ブリッジ装置24ではAが主、B、Dが補とな
る。) STEP3. STEP2で指定された補データリンク
プロトコルそれぞれについて、それをサポートしている
全てのインターフェイス部においてただ1つだけを管理
指定インターフェイスに指定する。 (補データリンク
プロトコルBについて、それをサポートしているブリッ
ジ装置21、24の中から任意にブリッジ装置21ひと
つだけを管理指定インターフェイスとする。同様にCに
ついて、21、22の中から22ひとつだけを、同様に
Dについて24ひとつだけを管理指定インターフェイス
とする。) STEP4. STEP1のネットワークに接続されて
いるインターフェイス部で、ネットワークの主データリ
ンクプロトコルをサポートしていないインターフェイス
部は、他のインターフェイス部の補データリンクプロト
コルをサポートしているものがあればその中の1つを、
そのインターフェイス部の主データリンクプロトコルと
指定する。その他を補データリンクプロトコルとし、S
TEP3に従って管理指定インターフェイスを指定す
る。 (ブリッジ装置23において、B、C、Dは他の
ブリッジ装置のインターフェイス部の補データリンクプ
ロトコルであるので、その中のBをブリッジ装置23の
インターフェイス部の主データリンクプロトコルとす
る。他のC、Dを補データリンクプロトコルとし、Cも
Dも既に管理指定インターフェイスが指定されているの
で、ここでは指定する必要がない。) STEP5. ネットワークの主デ─タリンクプロトコ
ルをサポートしていないブリッジ装置で他のインターフ
ェイス部の補データリンクプロトコルをサポートしてい
るものがまだ残っていれば、STEP3とSTEP4を
繰り返し、なくなるまで行う。 (ネットワーク12
には残っていない。) STEP6. 以上により1つのネットワークに接続さ
れているインターフェイス部全てについて設定が終われ
ば、他のネットワークについてもSTEP1〜5により
同様に設定し、全てのネットワークについて設定する。
(ネットワーク12について設定終了後、他のネッ
トワーク11、13、14、15についてもSTEP1
〜5により同様に設定する。) 以上により管理項目が設定された図3のネットワークに
おいて、フレームデータの流れを図4を用いて説明す
る。
【0029】図4において、1は指定されていること
を、0は指定されていないことを示し、個々のデータリ
ンクプロトコル処理手段は、主データリンクプロトコ
ル、又は、補データリンクプロトコルかつ管理指定イン
ターフェイスに指定されているときのみデータリンクプ
ロトコル管理手段よって動作が許可される。例えば、ネ
ットワーク12において端末機器(図外)からデータリ
ンクプロトコルAのフレームデータが流れきたとする
と、このデータは、ブリッジ装置21によりAからB
に、ブリッジ装置22によりAからCに、ブリッジ装置
24によりAからDに変換され、ネットワーク12に出
力される。この時点でネットワーク12には、A、B、
C、D4種類のデータが1ずつ流れる。さらに、これら
のデータは、ブリッジ装置21によりAからAに変換さ
れてネットワーク11に出力され、ブリッジ装置22に
よりAからB及びCに変換されてネットワーク13に出
力され、ブリッジ装置23によりBからCに変換されて
ネットワーク14に出力され、ブリッジ装置24により
AからDに変換されてネットワーク15に出力される。
最後に、ブリッジ装置25によりCからC及びDに変換
されてネットワーク15に出力される。 また例えば、
ネットワーク11において端末機器(図外)からデータ
リンクプロトコルAのフレームデータが流れきたとする
と、このデータは、ブリッジ装置21によりAからA及
びBに変換されネットワーク12に出力される。これら
のデータは、ブリッジ装置22によりAからCに、ブリ
ッジ装置24によりAからDに変換されネットワーク1
2に出力される。この時点でネットワーク12には、
A、B、C、D4種類のデータが1つずつ存在し、ネッ
トワーク13〜16に対しては、前例と同じ動作でとな
る。
【0030】以上のように、データリンクプロトコル管
理手段は、管理項目に従って個々のデータリンクプロト
コル処理手段の動作の許否を与える。個々のデータリン
クプロトコル処理手段は、主データリンクプロトコル、
又は、補データリンクプロトコルかつ管理指定インター
フェイスに指定されているときのみデータリンクプロト
コル管理手段よって動作が許可される。これにより、主
データリンクプロトコルと補データリンクプロトコルと
の間の変換は、ネットワーク上でただ1つ指定されるデ
ータリンクプロトコル管理指定インターフェイスのみ行
われる。したがって補データリンクプロトコルに一旦プ
ロトコル変換されたものを、他のデータリンクプロトコ
ルに再変換するブリッジ装置のインターフェイスは存在
しないのでループは起こすことがなく、各データリンク
プロトコルのフレームは一つずつが流される。それゆ
え、ネットワーク間の中継に際してフレームが重複する
こともない。
【0031】以下に本発明の第2の実施例について説明
する。図2はブリッジ装置の構成である。1〜8の構成
要素は第1の実施例における図1と同じであり、9のみ
が異なる。ただし簡略のためインターフェイス数、管理
するデータリンクプロトコル数は2としている。9はス
パニングツリープロトコル処理手段であり、データリン
クプロトコルAを使用して、データリンクプロトコル処
理手段3a、4aを介してネットワーク1、2上の他の
ブリッジ装置のスパニングツリープロトコル処理手段と
の間で通信を行う。
【0032】以上のように構成されたブリッジ装置につ
いてその動作を説明する。このブリッジ装置が用いられ
るネットワークは、次の点を前提とする。(1)ネット
ワークに接続されている各ブリッジ装置はスパニングツ
リープロトコル処理手段を有していること。(2)ネッ
トワークで使用されるデータリンクプロトコルをすべて
のブリッジ装置がサポートしていること。
【0033】このような環境における本実施例のブリッ
ジ装置では、スパニングツリープロトコル処理手段9は
管理指定インタフェースの指定に利用される。すなわ
ち、スパニングツリープロトコル処理手段9は、スパニ
ングツリープロトコル(これについては、IEEE80
2.1d/D9に規定されている。)の機能の内、ネッ
トワーク上の他のブリッジ装置と通信することによって
指定ポートを決定する機能のみを使用する。ここでいう
指定ポートは、1つのネットワーク上で全ての装置がス
パニングツリープロトコルをサポートしている場合、装
置のうちただ1台だけが指定ポートとして決定される。
したがって、この指定ポートとなるブリッジ装置を、補
データリンクプロトコルの管理指定インタフェースに指
定すれば、ネットワーク上で1つだけが自動的に指定で
きることになる。
【0034】そこで、スパニングツリープロトコル処理
手段9は、周期的にデータリンクプロトコル処理手段3
a、4aを介してネットワーク1、2上の他のブリッジ
装置のスパニングツリープロトコル処理手段と通信する
ことによって、指定ポートを決定する。スパニングツリ
ープロトコル処理手段9は、この指定ポートをデータリ
ンクプロトコル管理手段に通知し、データリンクプロト
コル管理手段は補データリンクプロトコルの管理指定イ
ンタフェースを設定する。
【0035】したがって、本実施例におけるデータリン
クプロトコル管理手段6の管理項目の設定手順は次のよ
うに簡略化される。1、主データリンクプロトコルは、
各ブリッジ装置のインターフェイスが全てのデータリン
クプロトコルをサポートしているので、各ネットワーク
で予め一意に指定できる。ここでは各ブリッジ装置のス
パニングツリープロトコル処理手段が使用するデータリ
ンクプロトコルをネットワークの主データリンクプロト
コルと指定する。というのは、各ブリッジ装置のスパニ
ングツリープロトコル処理手段が通信し易くなり、ま
た、ブリッジ装置間で通信が保証されるからである。
【0036】よって、この主データリンクプロトコルを
各ブリッジ装置のインターフェイスの主データリンクプ
ロトコルとし、それ以外のデータリンクプロトコルは補
データリンクプロトコルとする。2、ネットワークの各
補データリンクプロトコルのデータリンクプロトコル管
理指定インターフェイスは、上記のようにスパニングツ
リーで決定される指定ポートに割り当てれられ自動的に
設定される。
【0037】以上により本実施例によれば、第1の実施
例におけるSTEP1からSTEP6までの管理項目の
設定を自動化することができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、複数のデータリンクプロトコルが一つの物理ネット
ワーク上に混在していても、ブリッジ装置により接続で
きるという効果がある。しかも、1つのネットワークに
複数のブリッジ装置が接続されていてもフレームループ
が生じないという効果があり、また、複数のネットワー
クがブリッジ装置で順次接続されていてもフレームの重
複が生じないという効果がある。
【0039】さらに、1つのネットワーク上の複数のブ
リッジ装置各々がすべてのデータリンクプロトコルをサ
ポートしているという特殊な環境下では、スパニングツ
リープロトコル処理手段を設けることにより、管理項目
の設定が簡単にでき、ネットワーク機器の故障等による
ネットワークトポロジーの変更にも動的に対処できると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるブリッジ装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施例におけるブリッジ装置の
構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施例におけるブリッジ装置により、
複数のネットワークを接続した接続例を示す図である。
【図4】同実施例における図3の各ブリッジ装置のデー
タリンクプロトコル管理手段に設定された管理項目の一
設定例を示す。
【図5】従来のイーサネットフレームと、標準化された
イーサネットフレームのフォーマットを示す図である。
【図6】従来技術におけるブリッジ装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図7】従来技術におけるブリッジ装置を拡張する場合
に、想定されるブリッジ装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図8】図7のブリッジ装置により、複数のネットワー
クを接続した接続例を示す図である。
【符号の説明】
1、2 第1、第2の物理ネットワーク 3、4 ハードウェアインタフェース手段、 3a〜3c データリンクプロトコル処理手段 4a〜4c データリンクプロトコル処理手段 5 中継手段 6 データリンクプロトコル管理手段 7、8 インターフェイス部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−30152(JP,A) 特開 平4−354438(JP,A) 特開 平3−247144(JP,A) 特開 昭64−60128(JP,A) 特開 昭63−305638(JP,A) 特開 昭61−144148(JP,A) 日経コミュニケーション,1992.5. 18,No.126,「特集LAN−WAN コネクションの時代」,pages.27 −45 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/46 H04L 12/28 H04L 29/06 JICSTファイル(JOIS)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータリンクプロトコルが混在す
    るネットワーク間を接続し、データフレームを中継する
    ブリッジ装置であって、 ハードウェアインターフェイス手段とネットワーク上の
    プロトコル数と同数のデータリンクプロトコル処理手段
    からなるインターフェイス部と、中継手段と、データリ
    ンクプロトコル管理手段とを備え、 前記ハードウェアインターフェイス手段は、接続されて
    いるネットワークと電気的物理的接続条件に適合した入
    出力を行い、 前記データリンクプロトコル処理手段は、前記データリ
    ンクプロトコル管理手段により動作が制御され、前記ハ
    ードウェアインターフェイス手段から入力されたデータ
    に対してはプロトコル処理を外し前記中継手段に出力
    し、また、前記中継手段から入力されたデータに対して
    はプロトコル処理を施し前記ハードウェアインターフェ
    イス手段に出力し、 前記中継手段は、前記データリンクプロトコル処理手段
    が接続され、1つのデータリンクプロトコル処理手段か
    ら他の全てのデータリンクプロトコル処理手段にデータ
    を中継し、 前記データリンクプロトコル管理手段は、処理されるべ
    きプロトコルの種別を管理項目として保持し、前記デー
    タリンクプロトコル処理手段の動作の許否を制御し、 前記管理項目は、前記データリンクプロトコル処理手段
    に対して、各インターフェイス部毎に1つだけ指定され
    る主データリンクプロトコルと、それ以外の補データリ
    ンクプロトコルそれぞれについてネットワーク毎に1つ
    だけ指定される管理指定インターフェイスの二者を有
    し、 前記データリンクプロトコル管理手段は、前記二者のど
    ちらかに指定されているデータリンクプロトコル処理手
    段のみの動作を許可することを特徴とするブリッジ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ブリッジ装置は、 スパニングツリープロトコルにおける指定ポートを決定
    する機能を持つスパニングツリープロトコル処理手段、 を備え、 ネットワーク上に複数の本ブリッジ装置が接続され、各
    ブリッジ装置が全てのデータリンクプロトコルをサポー
    トしている場合に、前記スパニングツリープロトコル処
    理手段は、補データリンクプロトコルそれぞれについて
    得られた指定ポートを前記管理指定インターフェイスに
    指定することを特徴とする請求項1記載のブリッジ装
    置。
  3. 【請求項3】 複数のデータリンクプロトコルが混在す
    るネットワーク間を接続しデータを中継するブリッジ装
    置によりネットワークを構築する際に、 ハードウェアインターフェイス手段とネットワーク上の
    プロトコル数と同数のデータリンクプロトコル処理手段
    からなるインターフェイス部と、中継手段と、データリ
    ンクプロトコル管理手段とを備え、 前記ハードウェアインターフェイス手段は、接続されて
    いるネットワークと電気的物理的接続条件に適合した入
    出力を行い、 前記データリンクプロトコル処理手段は、前記データリ
    ンクプロトコル管理手段により動作が制御され、前記ハ
    ードウェアインターフェイス手段から入力されたデータ
    に対してはプロトコル処理を外し前記中継手段に出力
    し、また、前記中継手段から入力されたデータに対して
    はプロトコル処理を施し前記ハードウェアインターフェ
    イス手段に出力し、 前記中継手段は、前記データリンクプロトコル処理手段
    が接続され、1つのデータリンクプロトコル処理手段か
    ら他の全てのデータリンクプロトコル処理手段にデータ
    を中継し、 前記データリンクプロトコル管理手段は、処理されるべ
    きプロトコルの種別を管理項目として保持し、前記デー
    タリンクプロトコル処理手段の動作の許否を制御し、 前記管理項目は、前記データリンクプロトコル処理手段
    に対して、各インターフェイス部毎に1つだけ指定され
    る主データリンクプロトコルと、それ以外の補データリ
    ンクプロトコルそれぞれについてネットワーク毎に1つ
    だけ指定される管理指定インターフェイスの二者を有
    し、 前記データリンクプロトコル管理手段は、前記二者のど
    ちらかに指定されているデータリンクプロトコル処理手
    段のみの動作を許可する構成であるブリッジ装置によっ
    て複数のネットワーク間を接続し、1つのネットワーク
    上に複数のブリッジ装置が接続されている場合に、前記
    データリンクプロトコル管理手段の管理項目を設定する
    方法であって、 1つのネットワーク上で主経路となるデータリンクプロ
    トコルをそのネットワークの主データリンクプロトコル
    と決めておく第1のステップと、 第1のステップのネットワークに接続されているインタ
    ーフェイス部において、ネットワークの主データリンク
    プロトコルをサポートしているインターフェイス部は、
    それをインターフェイス部の主データリンクプロトコル
    に指定し、それ以外を補データリンクプロトコルに指定
    する第2のステップと、 第2のステップで指定された補データリンクプロトコル
    それぞれについて、それをサポートしている全てのイン
    ターフェイス部においてただ1つだけを管理指定インタ
    ーフェイスに指定する第3のステップと、 第1のステップのネットワークに接続されているインタ
    ーフェイス部で、ネットワークの主データリンクプロト
    コルをサポートしていないインターフェイス部は、他の
    インターフェイス部の補データリンクプロトコルをサポ
    ートしているものがあればその中の1つを、そのインタ
    ーフェイス部の主データリンクプロトコルと指定する。
    その他を補データリンクプロトコルとし、第3のステッ
    プに従って管理指定インターフェイスを指定する第4の
    ステップと、 第1のステップのネットワークの主デ─タリンクプロト
    コルをサポートしていないブリッジ装置で他のインター
    フェイス部の補データリンクプロトコルをサポートして
    いるものがまだ残っていれば、第3のステップと第4の
    ステップを繰り返し、なくなるまで行う第5のステップ
    と、 以上のステップにより1つのネットワークに接続されて
    いるインターフェイス部全てについて設定が終わったと
    き、設定されていないネットワークがあれば第1のステ
    ップに戻る第6のステップとからなることを特徴とする
    ネットワーク構築方法。
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