JP3072777U - 可変形水耕栽培鉢 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】通常に鉢として使われる物以外の器も水耕栽培
鉢として利用でき、電源のない場所でも使え、消毒の手
間も省く。 【解決手段】保水軟質シートもしくは通気性保水軟質シ
ートで袋型の鉢を作る事により、使わない時には折畳
め、容易に形を変えられるので通常に鉢として使われて
いる物以外の器も当鉢を中に入れるだけで水耕鉢として
利用でき、通気性シートもしくは酸素発生剤を使う事に
より装置が不要になり電源のない場所でも使え、使い捨
てタイプとして消毒の手間を省いた。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

当考案は、水耕栽培用の鉢に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来の鉢は、土、水栽培に関わらず、すべて硬質の物である。

【０００３】

【考案が解決しょうとする課題】

従来の水耕栽培鉢は、エアーポンプ等の装置を使い水耕液に酸素を送り込む方法 が一般的であるが、この方法では電源のない場所では使用できない又再利用には 病害虫予防の為、消毒をしなければならないという問題点があった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

通気性シートもしくは酸素発生剤を使うことにより、電源のない場所でも使用で き、軟質シートで袋型の鉢を作る事により、使わない時には折畳め、容易に形を 変えられるので通常に鉢として使われている物以外の器も水耕鉢として利用でき 、使い捨てタイプとして消毒の手間を省く。

【０００５】

【考案の実施の形態】

折畳まれた当鉢の蓋（図２、１）の穴（図２、３）から酸素発生剤（過酸化石灰 製）を入れ、水耕液を注ぎながら、水耕鉢として使いたい器の中に当鉢を入れ、 植物を植え、酸素発生剤で水耕液内の溶存酸素濃度を高め、植物の成長を促す。

【０００６】

【実施例】

金網、竹、プラスチック製のバスケット、それぞれに当鉢を入れ、２ケ月過ぎた が、全ての植物は順調に生育した。

【０００７】

【考案の効果】 土栽培よりも作物の生長が早く、電源がない場所でも使用でき、土を使わないの で清潔で手軽に水耕栽培を楽しめ、好みの器を容易におしゃれな水耕鉢に変え、 インテリアだけでなくエクステリアとしても使える。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案による鉢の折畳み図。

【図２】植物を植えた立体図。

【符号の説明】

１．遮光性プラスチックと不織布製の蓋。 ２．保水軟質シート（又は通気性保水軟質シート）製
鉢。 ３．植物埋め込み穴。 ４．水耕液。 ５．酸素発生剤（又はエアーポンプ等で空気を送る）。 ６．水耕栽培鉢としたい器。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】遮光性プラスチックと不織布製の中央部に
   丸穴を設けた蓋付き保水軟質シート製もしくは通気性保
   水軟質シート製の鉢に酸素発生剤を入れた可変形水耕栽
   培鉢。