JP3072769B2 - 図形処理方法及び装置 - Google Patents

図形処理方法及び装置

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JP3072769B2 JP02206542A JP20654290A JP3072769B2 JP 3072769 B2 JP3072769 B2 JP 3072769B2 JP 02206542 A JP02206542 A JP 02206542A JP 20654290 A JP20654290 A JP 20654290A JP 3072769 B2 JP3072769 B2 JP 3072769B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、図形編集を行う図形処理方法及び装置に関
する。
[従来の技術] 文字をワードプロセッサ、ワークステーション、ある
いはプリンタに代表されるような電子的デバイスで取り
扱うためには通常、1書体単位の文字セット(フォン
ト)が必要であり、このため非常に多くの文字データを
用意しなければならない。とりわけ和文書体の場合、1
書体当り最低でもJIS X0208「情報交換用漢字符号系」
で規定されている約6500文字を必要とする。さらに輪郭
データで文字を表現する方式では、ビットマップ方式と
は異なり1種類の字母であらゆるサイズの文字出力が可
能といった利点を持つことにより、字母となる輪郭文字
データには文字の審美性を保つために場合によってはア
ナログ原字以上の厳しいデザインが要求される。これら
をふまえたフォトの作成は人手による作業要素が大部分
を占め、1文字当りの所要作業時間が数十分から時には
数時間に及ぶことさえあり、非常に非効率的であった。
上記フオントに限らず文字、図形等の編集において
は、基本的に、以下の機能が考えられる。まず、デジタ
イズ、つまり基となるアナログの文字パターンを光学的
にスキャンして2値のデジタルデータを作成し、文字輪
郭データを生成する機能。次に、文字制作、つまりデジ
タイズにより生成・作成された編集用輪郭データを編集
することにより目的の品位を持った最終的な輪郭データ
を作成する為の機能。
しかし、上記図形処理においては、以下に示す問題点
があった。
従来、図形パターンの曲線部分の編集作業は、それぞ
れの曲線部分に対して行うことができるが、他の曲線部
分との整合は考えられていないという問題点があった。
[目的] 以上の点に鑑み、本発明の目的は、登録すべき線デー
タに影響を与えることなく、登録すべき線データを仮想
線でチェックしながら編集でき、さらに、仮想線が無い
状態とある状態とを切り替えて線データを編集できる図
形処理方法及び装置を提供することにある。
〔実施例〕
[図形編集装置のブロツク図] 以下、図面を用いて本発明に係る図形編集装置を詳細
に説明する。
第1図は、本発明を適用した図形編集装置のブロツク
図である。尚、本発明における図形は、文字、その他の
画像を含むものである。また、本発明における各種操作
は、複写機、FAX、プリンタ等あらゆる機器における操
作に適用できるものである。また、本発明の適用に際
し、第1図で示すブロツク図の各構成は、これに限ら
ず、同等の他の装置であっても、よいことは言うまでも
ない。そして、1つの機器から構成されていても良い
し、複数の機器から構成されていても良い。又、ワーク
ステーシヨン等の機器にプログラムを供給することによ
り、本願発明の機能を達成する場合を含むものである。
また、図形処理方法、図形処理装置のいずれも含むもの
である。
1は本図形編集装置の制御部であり、ハードデイスク
等とのI/O i/fである2、RAM(Random Access Memory)
等で構成される内部メモリすなわちプログラムメモリ、
PMEM6、ハードデイスク等の外部記憶装置3、CPU(中央
処理装置)15から構成されている。尚、PMEM6は、後述
のフローチヤートで表わされるプログラムを格納してい
る。
7は、画像入力装置で例えば、原稿台に置かれた画像
原稿を電気信号化する原稿リーダである。4は7とシス
テムバスとのインタフエースである。8はそれらを含め
た画像入力部である。
13はCRT装置であって、本図形処理装置における画像
処理表示部である。また、12はCRT13上で画像情報を編
集加工を指示するためのPD(ポインテイングデバイス)
で、CRT13上のカーソルをX、Y方向任意に移動してコ
マンドメニユー上のコマンドイメージ等を選択して、そ
の指示をしたり、CRT13上に表示された図形の任意の点
を座標情報として入力することが出来る。11はキー入力
を受け付けるデバイスで例えばキーボードなどである。
14はVRAM(ビデオメモリ)で、13に表示すべきデータ
をビツトマツプ上に展開している。
9はプリンタであって、本図形編集システムにおける
画像処理結果をハードコピー出力する。5は9とのイン
タフエイス部である。10はイメージデータ出力部であ
る。尚、プリンタはレーザビームプリンタであっても、
インクによって印字を行うバブルジエツトプリンタ等で
あっても良いことは言うまでもない。
以降は、図形の1例として文字パターンを処理する場
合について説明する。
[機能構成図] 第2図は本発明を適用した、図形編集装置の各機能を
概念的に表わす構成図である。
第2図において、フアイル作成S1は、文字データを格
納する領域、つまりオリジナルデータフアイルとフオン
トデータフアイルをDISK3に確保する。
デジタイズS2は、画像入力装置IR7から原稿を読み込
み、ビツトマツプデータとし、これを後述する抽出処理
を行うことにより、後述する文字制御S3において受けら
れるような形成とし、前述DISK3のオリジナルフアイル
とフオントデータフアイルに格納する。
文字制作S3は前述デジタイズS2で作成したDISK3のオ
リジナルデータフアイル・フオントデータフアイルをPM
EM6に読み込み後述する各機能を用いて編集する編集部
及び編集したオリジナルデータ、フオントデータをそれ
ぞれDISK3オリジナルデータフアイル・フオントデータ
フアイルに登録する。
管面検査S4は、前述文字制作S3で作成したフオントデ
ータをDISK3よりPMEM6に読み出し、加工しVRAM14に書
き、CRT13に表示する。
プリンター出力S5は、前述文字制作S3で作成したフオ
ントデータをDISK3より、PMEM6に読み出し、加工し、PR
T9に出力する。
ユーテイリテイS6は、前述デジタイズS2で作成したオ
リジナルデータフアイル・フオントデータフアイル及び
前述文字制作S3で作成したオリジナルデータフアイルと
フオントデータフアイルを編集・管理する。
制御S7は上述各機能を制御する制御部。
以下、前述各機能の各々の特徴について第3図〜第7
図を用いて説明する。
[デジタイズ] デジタイズS2は、第3図のように各機能をもつ、即
ち、スキヤンS2−a、コード設定S2−b、センター設定
S2−c、ノイズ除去S2−d、輪郭線生成S2−eの各ステ
ツプから成る。
スキヤンS2−aはIR7により原稿をスキヤンし、イメ
ージデータをDISK3に格納する。
コード設定S2−bは前述スキヤンS2−aにより読み込
んだ各文字のイメージデータに文字コードを設定する。
センター設定S2−cは、前述各文字のイメージデータ
を各文字ごとに文字のセンターの設定、つまりボデイ枠
の設定を行う。
ノイズ除去S2−dは、前述各文字のイメージデータの
編集を行う。
輪郭線生成S2−eは、前述各文字のイメージデータよ
り、オリジナルデータ(詳細は後述)及び輪郭線(詳細
は後述)を生成し、DISK3のそれぞれオリジナルデータ
フアイル・フオントデータフアイルに格納する。
[文字制作S3] 次に、第2図の文字制作S3について説明する。文字制
作S3は、第4図のように各機能をもつ。文字制作S3は機
能をその性質により大別すると、表示装置S8、文字デー
タ修正S9、文字情報表示S10、文字情報関連入出力S11、
文字データ登録/終了S12になる。
表示制御S8は、後述文字データ修正S9時の表示の制
御、つまりCRT13に表示される文字の状態を制御する機
能をもつ。即ち、スクロールS8−a、ズームS8−b、標
準サイズS8−c、オリジナルON・OFF S8−d、サンプ
ル点ON・OFF S8−e、輪郭線・塗り潰しS8−f、曲線
表示・直線表示S8−g、ラインON・OFF S8−h、カー
ソルON・OFF S8−i、再表示S8−j。
スクロールS8−aは、表示画面のスクロールを行うも
のである。
ズームS8−bは表示画面の拡大・縮小を行うものであ
る。
標準サイズS8−cは、スクロール・拡大・縮少等をし
ている表示中の文字をあらかじめ決められたサイズ、画
面の位置に表示するものである。
オリジナルON・OFF S8−dは、文字データ修正S9時
にCRT13の後述編集エリア第30図のA−1−1に前述オ
リジナルデータを表示するか、表示しないかを切り換え
るものである。
サンプル点ON・OFF S8−eは、文字データ修正S9時
に、CRT13の後述編集エリアに、後述サンプル点を表示
するか、表示しないかを切り換えるものである。
輪郭線・塗り潰しS8−fは、文字データ修正S9時に、
CRT13の後述編集エリア第30図のA−1−1に表示中の
フオントデータを輪郭線のみで表示するか、文字の内を
塗り潰した状態の表示にするかを切り換えるものであ
る。
曲線表示・直線表示S8−gは、文字データ修正S9時に
CRT13の後述編集エリア第30図のA−1−1に表示中の
フオントデータを輪郭線で表示するか、サンプル点間を
単純に直線で結んだ直線の集まりで表示するかを切り換
えるものである。
ラインON・OFF S8−hは、文字データ修正S9時にCRT
13の後述編集エリア第30図のA−1−1に、後述ライン
設定S11−bで設定したボデイ枠及び各種ラインを表示
するか、表示しないかを切り換えるものである。
カーソルON・OFF S8−iは、文字データ修正S9時にC
RT13の後述編集エリア第30図のA−1−1に表示するカ
ーソルを小さなカーソルにするか全画面のロングクロス
ヘアーカーソルにするかを切り換えるものである。
文字データ修正S9は、サンプル点の編集、輪郭線、線
分の編集等フオントデータそのもの編集をする機能をも
つ。即ち、点挿入S9−a、点削除S9−b、点属性反転S9
−c、点移動S9−d、点揃えS9−e、輪郭線消去S9−
f、輪郭線移動S9−g、仮想線発生S9−h、正円弧化S9
−i、図形発生S9−j、センターS9−k、undo・redo S
9−lである。
点挿入S9−aは、輪郭線中の任意の個所にサンプル点
を挿入するものである。
点削除S9−bは任意のサンプル点1点あるいは複数の
サンプル点からなる線分を削除するものである。
点属性反転S9−cは、任意のサンプル点の属性を端点
から中間点あるいは中間点から端点へ変更するものであ
る。
点移動S9−dは、任意のサンプル点を移動、つまりサ
ンプル点の座標を変更するものである。
点揃えS9−eは、任意のサンプル点のx座標、又はy
座標に他の一つあるいは複数個の指定したサンプル点の
座標を合わせるものである。
輪郭線消去S9−fは、任意の輪郭線を削除するもので
ある。
輪郭線移動S9−gは、任意の輪郭線あるいは線分を移
動、つまり座標を変更するものである。
仮想線発生S9−hは、任意の編集エリア上に、輪郭線
を発生するものである。
正円弧化S9−iは、任意の部分の任意の形の線分を計
算上最適の正楕円にするものである。
図形発生S9−jは、任意の編集エリア上に、正円、多
角形等の輪郭線を発生するものである。
センター移動S9−kは、ボデイ枠に対する全輪郭線の
位置関係を変更するものである。
undo・redoS9−lは、直線に行ったデータの修正を取
り消し、その前の状態に戻すものである。
文字情報表示S10はフオントデータの各種情報を表示
する機能を持つ、即ち、点座標表示S10−a、リスト表
示S10−b。
点座標表示S10−aは、サンプル点の属性及び、x、
y座標を管面上に表示するものである。
リスト表示S10−bは、フオントデータのボデイ枠に
対する位置、ボデイ枠の情報、フオントデータの情報等
各種情報を管面上に表示するものである。
文字情報関連入出力S11は、フオントデータの各種情
報の入力及び編集画面に表示用の各種ライン等の設定を
する機能を持つ、即ち文字情報入力S11−a、ライン設
定S11−bから成る。
文字情報入力S11−aは、フオントデータの各種情報
の入力をするものである。
ライン設定S11−bは、文字を修正する際に基準とな
る各種ライン等を編集画面に表示するための設定をする
ものである。
文字データ登録・終了S12は、編集画面で修正したフ
オントデータをDISK3のフオントデータフアイルへ格納
し、次のフオントデータを編集画面に呼び出すか、もし
くは文字制作を終了するものである。
[管面検査] 第2図の管面検査S4は、第5図のように各機能をもつ
画面上で、パターンのチエツクをすることを意味する。
即ち、品質検査S4−a、センター検査S4−bを含む。
品質検査S4−aは、CRT13上でフオントデータの品位
・品質を検査する為の文字を表示するものである。
センター検査S4−bは、CRT13上でフオントデータの
品質の中でも特にセンターを検査する為の文字を表示す
るものである。
[プリンタ出力S5] 第2図の出力S5は、第6図のように各機能をもつ、即
ち、輪郭線検査S5−a、スケーラブル品質検査S5−b、
スケーラブルセンター検査S5−c、リストS5−b。
輪郭線検査S5−aは、PRT9によりフオントデータの品
質、サンプル点の情報、線幅情報等の検査をする為の印
字物を出力するものである。
スケーラブル品質検査S5−bは、PRT9により、フオン
トデータの品位・品質を検査する為の印字物を出力する
ものである。
スケーラブルセンター検査S5−cは、PRT9により、フ
オントデータの品質の中でも特に、センターを検査する
為の印字物を出力するものである。
リストS5−dは、PRT9により、フオントデータのボデ
イ枠に対する位置、ボデイ枠の情報、フオントデータの
情報等各種情報の印字物を出力するものである。
[ユーテイリテイS6] 第2図で示したユーテイリテイS6は第7図のように各
機能をもつ、即ちコピーS6−a、マージS6−b、アペン
ドS6−c、デリートS6−d、リサイズS6−eを含む。
コピーS6−aは、DISK3のオリジナルデータフアイル
及びフオントデータフアイルを複写するものである。
マージS6−bは、DISK3のオリジナルデータフアイル
及びフオントデータフアイルを統合するものである。
アペンドS6−cは、DISK3のオリジナルデータフアイ
ル及びフオントデータフアイルをデータを追加するもの
である。
デリートS6−dは、DISK3のオリジナルデータフアイ
ル及びフオントデータフアイルを削除するものである。
リサイズS6−eは、DISK3のフオントデータフアイル
を圧縮及び拡張する機能がある。
[用語説明] ここで、本発明を説明するのに必要な用語、操作等を
以下に説明する。
オリジナルデータとは、IR7で読み込んだイメージデ
ータの輪郭を8隣接データで表現したものである。今後
オリジナルデータをオリジナルといい、オリジナルデー
タを格納したフアイルをオリジナルデータフアイルとい
う。オリジナルデータフアイルは、第1図DISK3に作成
される。
次に、フオントデータについて第9図を用いて説明す
る。
実線で表示されているa1、a2を輪郭線という。輪郭線
は、例では、3次Bスプライン曲線、直線及びそれらの
組合せで構成されるものである。
第9図a3で示す丸印は、曲線の制御点のうち曲線の始
終点を除いたものであり、中間点と呼ぶ。a4の四角は、
曲線の始終点又は、直線の始終点を示すものであり、こ
れらを端点という。端点と中間点を総称してサンプル点
という。端点、中間点という用語は、点そのものを意味
する場合と、点の性質である点属性を意味する場合とが
ある。
このフオントデータを格納したフアイルをフオントデ
ータフアイルという。フオントデータフアイルは、第1
図DISK3に作成される。
上述フオントデータを取り扱う際には、第11図に示す
如く絶対座標系と、デザイン座標系を適宜、適用する。
これらは、y軸の方向が違うが絶対座標系は、データを
あつかうのに適しており、デザイン座標系は制作者が文
字をデザインするのに適している。
次に本実施例における操作を説明する。
操作は第1図PD12を移動したり、ボタンを押す事によ
って行う。本実施例でのPD12は、3個のボタンをもつ。
それぞれ、左から、左ボタン、中ボタン、右ボタンと呼
ぶ。PDのボタン基本操作としては、以下のものがある、
即ち、 ボタンを押す、 ボタンを離す、 PDをボタンを押したまま移動する、及び PDをボタンを離したまま移動する。
本実施例での操作説明では、上述の操作を組合せて次
の用語を使用する。
クリツク ボタンを押して、移動せずに、ボタンを離すという一
連の操作。
ダブルクリツク クリツクをある一定時間内に2度すること。同様に3
度、4度クリツクする様にしても良い。
ドラツグ ボタンを押したままPDを移動すること。
リリース 押していたボタンを離すこと。上述ドラツグの終了は
リリースによる。
ピツク 選択すべきものの位置へPDを移動し、ボタンを押すこ
と。ボタンは限定しない。
メニユー選択 選択すべきメニユーを例えば左ボタンでピツクするこ
と。
undo undoとは前回行ったオペレーシヨンによる図形等の変
更を前の状態に戻す事を言う。例えば、本発明の第4図
S9において、 1.選択した点をキヤンセルする 2.PD12によりクリツクした位置をキヤンセルする 3.変更した図形データを変更前のデータに戻し、表示も
前の状態に戻す などがある。
redo redoとは、一度undoされた図形等のデータ及び表示を
変更後の状態に再び戻す事である(undoのundo)。
[記号定義] 次に本発明を説明する際に用いる記号を以下に定義す
る。
前述、端点をEi、中間点をMi、と表わし、端点と中間
点を総称してPiと表わすこととする。
輪郭線をLiと表わすこととする。
入力データをNiと表わすこととする。
位置入力をIiと表わすこととする。
[輪郭線データ記憶部] 第10図は、PMEM6のRAM上の輪郭線データ記憶部の詳細
である。第10図(a)は文字パターンを構成する輪郭線
数nloopを保持する領域である。第10図(b)は、それ
ぞれの輪郭線を構成するサンプル点数npointと第10図
(d)のサンプル点情報格納領域のアドレスaddrlを保
持する領域の配列を示す。第10図(d)は、サンプル点
情報を格納する領域の配列を示す図である。サンプル点
情報とは、座標値x、y、詳細な点属性及びサンプル点
が曲線の始点である場合、曲線の属性を格納する領域つ
まり第10図(e)に示す配列のアドレスである。第10図
(e)は、曲線の属性、この場合は、3次Bスプライン
を例とし、曲線を決定するための係数の組数ncoefと係
数an、bn、cn、dn(n=0,1…)を格納する領域であ
る。曲線属性を示すパラメータが変われば、第10図
(e)に示す曲線の属性を格納する領域の構造が変わる
ことは言うまでもない。第10図(c)に示す「D」のパ
ターンを例にし、第10図(a)、(b)、(d)、
(e)を具体的に説明する。第10図(c)の文字パター
ンは、L0、L1の2つの輪郭線で構成されるので、(a)
に示す領域に格納される値、つまりnloopは2となる。
(b)は輪郭線数分のサイズの配列であるのでこの場
合、サイズ2の配列であり、それぞれ17(L0)、13(L
1)という値をもつ。サンプル点情報格納領域(d)に
おいて、P[0]は端点であり、曲線の始点ではないの
で、PDATA[0]の点属性値は0である。P[1]は端
点であり、曲線の始点であるので、PDATA[1]の点属
性値は、曲線構成サンプル点数でこの場合は4とする。
また、P[1]は曲線の始点であるので、曲線属性格納
領域(e)のアドレスを保持する。PDATA[1]でアド
レスを保持している曲線属性格納領域(e)のncoefは
1となり、a0、b0、c0、d0がRAMに格納される。
PD12によりオペレータが行う点削除、点移動等の修正
作業は、第10図(a)、(b)、(d)、(e)を参照
/変更することによって実現する。
CRT13の表示変更は、第10図(a)、(b)、
(d)、(e)等を参照し、ビツトマツプデータに変換
してVRAM14に転送することにより行う。
[フアイル作成] 次に第2図のフアイル作成S1について説明する。
第8図は、CRT13上に表示されるフアイル作成メニユ
ーであり、このフアイル作成メニユーより、新規または
変更をPDでピツクすることにより、フアイル作成用画面
第12図に移る。変更の場合は現在入力されている内容が
表示される。各項目をPDでピツクしKBDより入力する。Y
1の作成をPDでピツクすることにより、フアイルが新規
作成またはヘツダ部の変更がなされる。Y2の終了をPDで
ピツクすることにより、第8図にもどり、フアイル作成
は終了する。
フアイルにはアウトラインデータフアイル、オリジナ
ルデータフアイル、部首データフアイル、エレメントデ
ータフアイルなどがあるが、全て以下のような構造であ
る。フアイルの構造を第13図に示す。
ヘツダ部にはフアイル毎に管理すべきデータや、本フ
アイルの構造に関する情報を持つ。インデツクス部は各
データのコードと、そのデータの格納アドレス等に関す
る情報を持つ。空領域管理部はデータ部の空領域を管理
している。データ部は各図形ごとのデータを格納する領
域であり、ブロツクに分けて使用する。
デジタイズ 次に第2図に示したデジタイズ(S2)について説明す
る。デジタイズは、原字よりオリジナルデータフアイ
ル、フオントデータフアイルを自動的に作成する工程で
ある。
上記工程は第3図のフローチヤートに示すように以下
のステツプを踏む。即ち、 スキヤン、 コード設定、 センター設定、 ノイズ除去、 輪郭線生成、 である。
作成されたオリジナルデータフアイルおよびフオント
データフアイルは、第1図に示すDISK3中に格納され
る。
デジタイズは第8図より、PD12でa−1のフオントコ
ードをピツクすることによりフオントコードが選択さ
れ、a−2に表示される。a−6のデジタイザをピツク
することにより、第14図のデジタイズ初期画面に移る。
b−1にはフオントコードが表示される。b−2はメ
ツセージエリアである。b−3がデジタイズメニユーで
あり、b−4〜6がサブメニユーである。各メニユーは
PD12でビツクすることができる。
デジタイズはページ単位で行なわれる。本発明例では
15文字1ページと9文字1ページの2種類用意してお
り、5ページまで扱えるようになっている。第3図のフ
ローチヤートとb−3のメニユーが対応しており、各ペ
ージはこのフローの順番でなければ、つまり前のステツ
プが終了していなければ次のメニユーをピツクすること
ができない。
デジタイズの進捗管理のためにユーザ毎に、managefi
leが用意されている。managefileはページ数×文字数の
マトリツクスになっており、各ページの各文字単位に終
了したステツプのフラグを立てる。終了したステツプは
メニユー欄が反転して黒くなり、ピツク不可となる。PD
12でb−5をピツクすると第15図に移り、任意のページ
No.をピツクしYESをピツクすることにより、そのページ
のmanagefileのフラグを初期化し、そのページのデジタ
イズをキヤンセルすることができる。
b−6をPD12でピツクすることによりデジタイズは終
了し、再度デジタイズにはいると、前回の続きのステツ
プから開始する。スキヤンから輪郭線生成まで1ページ
分のデジタイズが終了すると、そのページのmanagefile
のフラグは初期化され、b−3のそのページのメニユー
欄がすべて反転して白くなり、ピツク可能となる。
IR7の解像度はCPU15の環境変数にセツトすることがで
き、スキヤン時にこれを参照することにより、どのよう
な解像度にも対応できる。
また、原稿の台紙に原稿の位置を示すセンターマーク
とスキヤン方向をあらかじめ記すことによりスキヤン時
にこれを読み取り、原稿の歪やスキヤン方向を自動的に
認識させ、適切な処理をさせることも可能である。第16
図に原稿の例を示す。
また、例えば第19図のスキヤン欄のように、それがど
のイメージデータであるかを認識する必要があるメニユ
ー欄には、IR7より読み取ったイメージデータを縮小し
たものを表示する。
・スキヤン スキヤンの手順を第18図のフローチヤートを用いて説
明する、PD12でメニユーを選択し、b−9であれば終了
する(step1)。スキヤンの1〜5であればIR7が作動
し、原稿1ページ分の各文字のイメージデータが、あら
かじめ設定された順番に従ってPMEM6からDISK3に格納さ
れる(step2)。
次に、第17図のようにCRT13上に15文字が縮小表示さ
れ、原稿の中心に位置する1文字が大きく表示される
(step3)。原稿の各文字にはセンターマークが記入さ
れており、原稿の回転や歪などの検出を可能にしてい
る。
必要ならPD12でb−7をピツクすることにより、再ス
キヤンすることができる(step5)。このとき再スキヤ
ンしたい文字をPD12で指定し、部分的な再スキヤンをす
ることもできる。またb−8をピツクすることにより、
そのページのスキヤンをキヤンセルすることができ、DI
SK3中のオリジナルデータも削除される(step6)。
最後にmanagefileを更新し(step7)、終了する。
・コード設定 第14図b−3より、コード設定の1〜5の適当なペー
ジのメニユーをPD12でピツクすることにより、第19図に
移る。ただしこの場合、ピツク可能なページNo.は、ス
キヤンが終了していなければならない。
コード設定の手順を第20図のフローチヤートを用いて
説明する。まず変数を初期化する(step1)。b−10の
コード欄をピツクすることにより、KBD11よりコード入
力が可能となる(step2)。ピツクしたコード欄がコー
ド設定済であれば(step3)設定済文字数を1減じる(s
tep4)。KBD11よりコードを入力し(step5)、設定され
ると(step7)b−11の対応欄、にその文字コードに対
応する文字が表示され(step8)、設定済文字数に1を
加える。例えば、コード体系がJISでコードが2344であ
れば、“D"が表示される。
また、−1を入力することにより以後その文字を無視
し、輪郭線を生成させないことも可能である(step
6)。
また、b−12の連番処理をピツクすることにより、コ
ード体系に基づき、連番処理することもできる(step1
0)。
全文字のコードを設定し、b−13をPD12でピツクすれ
ば(step11)managefileを更新し終了する(step12)。
・センター設定 b−3より、センター設定の1〜5の適当なページの
メニユーをPD12でピツクすることにより、第21図に移
る。ただしこの場合、ピツク可能なページNo.は、コー
ド設定が終了していなければならない。
センター設定の手順を第22図のフローチヤートを用い
て説明する。まずセンター設定を行なう文字のスキヤン
欄をPD12でピツクする(step1)。これによりピツクさ
れたイメージデータが表示され(step2)、PD12のカー
ソルがクロスヘアカーソルに変わり(step3)、センタ
ー設定可能となる。あらかじめ原稿台紙に記されている
センターマークにカーソルを合わせ、PD12の左ボタンを
クリツクする(step4)ことにより画面中にボデイー枠
が表われる(step5)。この後、KBD11のアローキーによ
り1ドツト単位でセンターを移動させ、微調整をするこ
とができる(step8)。
ボデイ枠の大きさはb−14のpitch欄をPD12でピツク
し(step6)、KBD11より入力し変更することができる
(step7)。また、このピツチ情報は、OCRや文字コード
から自動入力させることも可能である。
センター設定の決定は次の文字をピツクすることによ
り文字単位で自動的に行なわれ、全文字設定が終了しb
−3より次のメニユーをピツクするか、b−15をピツク
すれば(step10)managefileを更新し終了する(step1
1)。
・ノイズ除去 b−3より、ノイズ除去の1〜5の適当なページのメ
ニユーをPD12でピツクすることにより、第23図に移る。
ただしこの場合、ピツク可能なページNo.は、センター
設定が終了していなければならない。
ノイズ除去の手順を第25図のフローチヤートを用いて
説明する。まず、ノズル除去を行なう文字のスキヤン欄
をPD12でピツクする(step1)。これにより第24図のよ
うにイメージデータが表示される(step2)。ここでノ
イズとは、スキヤナーによる読み込みの際に生じるイメ
ージのかすれや、原稿中のゴミ、トンボなど、必要なイ
メージ以外のものを指す。
ノイズ除去の方法は、PMEM6上に格納されている該当
するイメージデータのビツトをオンまたはオフすること
により行なう。なお、ここではイメージデータ上の必要
な部分すなわち文字を表現する部分は、メモリー上の該
当するビツトが1(オン)であるとして説明する。
本発明ではボデイー枠という概念を導入し、その外側
のビツトをすべてオフにするボデイー外削除および、あ
る指定された矩形の内側または外側を、オンまたはオフ
にする機能を有する。
ボデイー外削除はb−15をPD12でピツクすることによ
り実行する(step3,4)。さらにノイズがあれば(step
5)ノイズの種類により(step6)、b−16のメニユーを
PD12でピツクし、矩形内のオン(step8)、オフ(step
7)を切り替える。PD12でドラツグすることにより範囲
を指定し(step9)、ノイズ除去を行なう(step10)。
次の文字をピツクすることによりその文字のノイズ除
去は終了し(step11)、イメージデータはDISK3中に格
納され、前にピツクしたスキヤン欄が反転し、その文字
が終了したことを知らせる。
全文字のノイズ除去が終了し、b−17をPD12でピツク
するかb−3より次のメニユーをピツクする(step11)
ことによりmanagefileを更新し終了する(step12)。
また、次の輪郭線生成でも自動的にノイズ除去を行な
っている。
・輪郭線生成 b−3より、輪郭線生成の1〜5の適当なページのメ
ニユーをPD12でピツクすることにより、自動的に開始さ
れる(第26図)。ただしこの場合、ピツク可能なページ
No.は、ノイズ除去が終了していなければならない。
輪郭線生成の手順を第29図のフローチヤートを用いて
説明する。b−4のパラメータ設定メニユーをPD12でピ
ツクすると(step1)、たとえば第27図のように自動ノ
イズ除去最大値が表示される。デフオルトでは80に設定
されているが、この値は、輪郭を構成するドツトの数で
あり、輪郭追跡の結果、この値より小さい輪郭はノイズ
と見なし輪郭点列とみなさない。例えば、ドツト数が24
個から成る孤立点はノイズとみなされる。なおこの値は
b−18をピツクすることにより、KBD11より入力変更可
能である(step2)。その他、フオントデータの自動生
成時の、特徴点抽出用パラメータ、およびサンプル点自
動生成のためのパラメータなどを変更できる。これによ
り、ゴシツク体の様な直線部の多い書体、筆書体の様に
曲線部の多い書体など、書体ごとに最適の輪郭データの
生成方法を制御することが可能となる。これらは、書体
に応じた各パラメータが例えばPMEM6に格納されている
のである。
このノイズ除去が完了したイメージデータより、輪郭
点列を抽出し、オリジナルデータを作成し(step3)、D
ISK3に格納する。このオリジナルデータは、文字制作時
にCRT13上で随時参照することができる。一般に文字な
どのイメージデータは、複数の輪郭線より構成されてい
るが、ここではイメージデータの「内のり」を示す点列
群すべてを抽出する。
このようにして抽出された点列データは、イメージデ
ータの基準点からの座標値(xi、yi)の組となる。輪郭
点列を抽出する方法は、特開昭64−71767号公報などに
本出願人が提案している方法や、一般に公知である輪郭
追跡法を用いて実現する。
更に、ここで得られたオリジナルデータより特徴点を
抽出し、直線部、曲線部を判断して、文字を表現するフ
オントデータを自動的に生成する(第29図step4)。こ
こで特徴点とは、第28図の■(四角)で示す様な輪郭点
列の端点(E4)、極大極小点(E2)、直線部の両端点
(E1、E3)を示す。特徴点を抽出した後、曲線部である
と判断された点列区間、例えばE1からE2の区間について
は、スプラインフイツテイング処理を施し該当区間を表
現するために必要なサンプル点M1、M2を自動生成する。
このスプラインフイツテイングを全曲線区間について
施し、1文字を構成するフオントデータをメモリー上に
作成後、既に指定されている文字コードに従って、DISK
3に作成されているフオントデータフアイル内に格納す
る。
輪郭線生成が全文字終了すると(step5)、自動的にm
anagefileを初期化し終了する(step6)。
[文字制作] 文字制作は、第30図に示す基本画面で各種操作をする
ことにより行う。ここでは、文字で説明しているが、文
字に限定しないことは言うまでもない。基本画面は、例
えば1280×1024画素で以下の内容で構成されている。以
下、第30図について説明する。A−1は文字表示エリア
であり、編集中の文字パターンを表示し編集する編集エ
リア(A−1−1)と合成用パターンを表示する合成エ
リア(A−1−2)で構成される。
A−2は、コードエリアであり、左部は編集中文字パ
ターンを含んでいるフアイル名を示すフオントコードで
ある。その右側部分は、編集中の文字パターンの文字コ
ードである。
A−3は、座標値エリアである。“リアルタイム”の
数値は、現在制御中の点の座標値をx、yで示してお
り、その上の1〜4は、最新4点の座標値x、yととも
に前後の点の座標値の差dx、dyを示すものである。4〜
1の順に新しく点が制御される毎に、上へスクロールし
ていく。
A−4は、各種オペレーシヨンに対するエラーメツセ
ージ等を表示するメツセージエリアである。
A−5は、文字制作のためのメニユーエリアであり、
第30図(b)から第30図(f)の5つに分かれている。
各メニユー処理は、他メニユーピツクにより終了する
ことを基本としている。また、全てのメニユーは、実行
順序、実行回数を限定しない。
第30図(b)は、編集中の文字パターンのスクロー
ル、再表示等の画面表示変更に関するメニユーエリアで
ある。
これらのメニユーは通常のメニユー制御方式とは異な
る後述の割込みメニユー制御方式で制御されている。
表示制御はそれぞれ排他的ではなく、例えば、ズーム
とスクロールの組合せ等も可能である。
第30図(c)は変形、合成、点の制御等、文字データ
修正に関するメニユーエリアである。
第30図(d)は点座標等文字情報を表示させるメニユ
ーエリアである。
第30図(e)はピツチ等の文字情報やライン設定等を
行うメニユーエリアである。
第30図(f)は復帰、一時保存、登録/終了といった
文字データ保存に関するメニユーエリアである。
A−6は、合成パターン制御メニユーエリアであり、
第30図(g)、第30図(h)の2つに分かれている。
第30図(g)は、合成パターンのスクロール等の画面
表示変更に用するメニユーエリアであり、第30図(b)
の編集用表示制御メニユーと同様、割込みメニユーであ
る。
第30図(h)は、合成パターン呼び出しメニユーであ
る。
文字修正作業は、第30図(a)A−1−1の編集エリ
アに文字データを呼び出すことから始まる。
文字データは、第1図3のDISK上の文字データ格納エ
リアから、第1図2のI/Oインターフエースを介して、
第1図6のPMEMにロードされる。6のPMEM内で、表示用
にデータを加工し、第1図14のVRAMに表示用データを転
送し、第1図13のCRTに表示する。
文字データ呼び出し後の文字修正作業では、デザイン
の標準化と特定サイズでの表示品位低下を防ぐための線
幅情報付加のために、端点と中間点の位置関係に規約を
設けている。
その規約とは、端点は、輪郭線の連続する曲線上の極
大、又は極小点にとるものとし、中間点はその端点を通
る水平線又は垂直線上になければならない、というもの
である。
第4図S9−d点移動、S9−e点揃えの機能は、この規
約に基づくものである。
第4図の文字データ修正S9内のメニユーの内で、サン
プル点表示が必須なものに関しては、S9内のメニユーピ
ツク時にサンプル点が表示されていない場合は、自動的
にサンプル点を表示する様にしている。
文字データ呼出し後は、PD12、キーボード11を操作す
ることにより修正作業を行う。この操作を図1を用いて
説明する。
メニユー選択、サンプル点選択等のPD操作は前述(用
語説明)の通りである。
数ドツト単位のサンプル点の移動点の精密入力は、KB
D11上のアローキーを操作する。
PD12は、今回の場合3つのボタンを有し、各メニユー
内で適宜使用する。
PD、アローキー等を操作すると、その情報がPMEM6に
転送され、PMEM6では、必要に応じて、DISK3からデータ
を入力したり、すでにPMEM6上にあるデータを変更、加
工し、VRAM14にデータを転送し、CRT13に表示する。
undo・redo 次に前述のundo・redoについて説明する。
本発明においてこのundo・redoの実行を指示するタイ
ミングは、各メニユー処理のオペレーシヨン段回におい
て、例えばPD12の右ボタンクリツクを、undo・redoのオ
ペレーシヨンを実行するための入力とし、各処理手順で
行うべきundo及びredo(undoのundo)を実行する、また
は後述するundo・redo用のメニユーを設けて、そのメニ
ユー選択時に、直前に行った図形データの変更につい
て、undo・redoを実行するなどがある。
第31図は図形データ変更によるundo・redoについてそ
の実現例を示したフロー図であり、図形データテーブル
は第10図における図形データを格納したテーブルであ
り、各図形の番号iをFiで表わしていて、undoテーブル
は図形データテーブルと同様のテーブル形式を持ち、こ
こでは指示された図形データテーブルの図形Fiについて
のみその図形番号と、データを格納していくテーブル
で、適宜クリアされたり、図形データテーブルのFiにつ
いて同番号のデータを交換したりできるテーブルであ
る。フロー図でstep1はundoを実行指示した時に変更前
の状態に戻ることを指示するステツプで、この指示は、
各メニユーの処理に応じて決められているものとし、こ
の指示があった時undoテーブルの内容をクリアする(st
ep2)。次にオペレータより次データNを入力し、step4
でそのNが図形データFiについての変更を指示するオペ
レーシヨン、例えば、図形Fiの1つの頂点を削除するな
どの指示があった場合、step7で図形Fiがundoテーブル
に格納されていない場合は、undoテーブルにFiについ
て、変更前のデータとして図形データテーブル中のFiの
データを、図形番号とともにundoテーブルに格納し(st
ep8)、step9で図形データテーブルFiのデータを変更
し、その結果を表示し(step10)、次データNの入力を
待つ(step3)。
step7で、Fiがすでにundoテーブルに保存されている
場合には、step8をとばして、step9に進む。すなわち、
step7では、図形Fiに関して、undoテーブルクリア後、
初めて変更指示があった時のみstep8に進む事になる。
次にstep4において、入力Nがundo指示の時は(step
5)、undoテーブル中のすべてのデータFiについて図形
データテーブル中のFiにと、データを交換し(step1
1)、その結果をstep10と同様にして、表示処理を行う
(step12)、その後次データの入力を持つ(step3)。s
tep5で終了指示があった場合には(step6)、このメニ
ユー処理を終了し、その他の指示の時はstep13で、その
他の処理を実行し、step3に戻る。
またstep5において再度undo指示があった時は、step1
1の処理において、undoテーブル中のすべての図形Fiに
関して、もう一度交換する事になるので、redoする事に
なり、step11〜12では、undo/redoを繰り返している事
になる。
割り込みメニユー制御 割り込みメニユー制御について説明する。割り込みメ
ニユーとは、通常の文字データ修正メニユー処理の各オ
ペレーシヨン途中でも、そのオペレーシヨンが中断する
事なく、実行できるメニユーである。
第32図は、割り込みメニユーを実行するための割り込
みメニユー制御の方法を説明した図であり、第32図
(a)は通常の各文字データ修正メニユー処理内部の流
れを簡単に説明した図であり、第32図(b)は第32図
(a)における入力制御部を説明した図である。
入力制御部は、PD12、KBD11からの入力を受け付け、
それが例えばメニユーピツクであるか、サンプル点ピツ
クであるか等、オペレータからの入力情報を出力する。
文字データ修正メニユー内の処理の流れを(a)図を
使って説明する。
ここでは、メニユーの種類が割り込みメニユーである
かどうかは、そのメニユーにフラグ等をもつことにより
事前に決められているものとする。step1でオペレータ
からの入力を受け取り(N1)、N1が他メニユーであれ
ば、そのメニユー処理を終了し、他メニユーでなけれ
ば、各メニユー内容に応じた処理を行い(step3)、再
度オペレータからの入力を待つ(step1)、これを繰り
返す事により、メニユー処理を行う。これにより各メニ
ユーの終了を終了の指示をすることなく行うことができ
る。
入力制御部について(b)で説明する。オペレータか
らの入力情報をstep1で受け取りN1とし、step2でN1を判
別し、N1が割り込みメニユーでなければ、N1を出力とし
て終了する。N1が割り込みメニユーである時は、step3
で各割り込みメニユー処理をここで行い、次の入力を待
ち(step1)、入力制御部を終了しない。すなわち、割
り込みメニユーがオペレータによって指示された場合
は、入力制御部内で処理され、(a)の各ステツプを中
断しない事になる。
[表示制御] 第33図は、文字制作S3における表示制御の流れを簡単
に表わした図で、33−1は第4図におけるS9の文字デー
タ修正の各機能を有した部分、33−2は第4図における
S8の表示制御の各機能を有した部分、33−3はフオント
データの変更処理を行う部分、33−4は表示データの変
更を行う部分であり、33−1〜33−4はPMEM6上にある
ものとし、また33−aは33−1において実際フオントデ
ータの変更が生じた場合、33−3にフオントデータ変更
の要求をする事を意味し、同様に33−bも33−2から表
示データ変更等を33−4に要求する事を示し、33−c
は、フオントデータ変更に伴う表示変更を33−4に要求
している事を示し、33−dは33−4から実際にCRT13にV
RAM14を通して表示要求をする事を意味している。もう
少し流れを説明すると、33−1で文字データ修正作業中
にフオントデータの変更があった場合には、33−3にデ
ータ変更要求33−aを出し、33−3では実際にフオント
データを変更した後、33−4へ表示変更要求33−cを出
す。33−4ではフオントデータを参照し、表示用データ
を作成し、CRTに表示要求を送り(33−d)、表示す
る。また2つの表示制御部で表示変更要求があった場合
(33−b)には、33−4で表示データのみの変更を行
い、CRTに表示する。
33−2の各機能は前述の割り込みメニユーであり、従
って文字データ修正中に、33−2より33−bの要求が33
−4にあったとしても、要求33−aや33−3での処理に
は影響を及ぼさない事になる。
33−4についての説明を第33図、第34図を用いて説明
する。
第34図は4の処理内容を2つに割け、(a)は表示デ
ータ作成処理の流れを示し、(b)は表示データの表示
処理の流れを示したフローである。(a)ではフオント
データ、オリジナルデータ、ラインデータと、これらの
データを1組とし、そのデータにつける番号No.、表示
拡大率S、表示基準点座標O、フオントデータの曲線部
を直線分割する際の目安となるパラメータである曲線分
割間隔Nを入力とし、表示座標系に展開したフオント表
示データ、オリジナル表示データ、ライン表示データを
表示データ番号No.に対応して出力する。したがってNo.
の値を変える事で出力データの組が複数もてる事にな
る。
(b)は、(a)の出力であるフオント表示データ、
オリジナル表示データ、ライン表示データ、さらにそれ
らのデータ番号であるNo.、その組の中でデータを選択
するフラグDT、選択されたデータの表示形式を指示する
フラグST、そのデータを塗り潰し表示するか否かを決め
るフラグPF、また、データの表示先を示すWD、プレーン
を指示するPL、実際に表示か消去かを指示するフラグDS
を入力とし、VMEMにビツトマツプデータを展開する。
各ステツプを順に説明する。
step1で表示の際の拡大率或はズーム率であるSを入
力する。setp2でズーム後の表示基準となる座標Oを入
力する。S、Oのパラメータは一般に絶対座標系から表
示座標系への座標変換をする際に必要となるパラメータ
と同じものである。step3で曲線分割間隔Nを入力す
る。step4では、PMEM6上にあらかじめあるフオントデー
タをS、Oを用い座標変換し、フオントデータのサンプ
ル点データ第10図(d)からサンプル点表示用データ第
35図(c)を作成する。
step5では、step4で作成したサンプル点表示用データ
と、第10図(e)の係数、及びNより曲線部分をシヨー
トベクトルに展開する。Nの値により分割数が変更でき
るのはいうまでもない。シヨートベクトルに展開したデ
ータはシヨートベクトルデータとしてPMEM上に保持する
(d)。
ここで第35図について説明しておく。(a)、(b)
の説明は第10図の(a)、(b)と同じである。また、
(c)のDDATAは第10図(d)のサンプル点の座標P
0(x)、P0(y)〜Pn-1(x)、Pn-1(y)が、表示
用に座標変換された値となっていて、点属性については
Lはラインスタート点、Cは曲線スタート点を意味し、
Cの時は曲線部をシヨートベクトルに展開した領域
(d)のアドレスを示しておく。(d)は点座標の数np
tと、npt個の座標値を格納している。
step6では、PMEM上のオリジナルデータに対してもste
p4と同様に座標変換し、オリジナル表示データとしてPM
EM上に格納する。step7のラインデータについても同様
である。
次に(b)について説明する。
step8では(a)で作成されたフオント表示データ、
オリジナル表示データ、ライン表示データのうち、どの
データの組を使用するかを決めるフラグ番号No.を入力
する。step9では、その番号の中で、どのデータを表示
するか決めるフラグDTを入力する。DT=1の時はフオン
ト表示データ、DT=2の時はオリジナル表示データ、DT
=3の時はライン表示データを入力とする。
step10では、表示形式STを入力する。STはDT=1の時
のみ有効で、3つの値をとり、ST=1の時はDDATAの曲
線表示、ST=2の時はDDATAの直線表示、ST=3の時はD
DATAのサンプル点表示とする。すなわち、曲線表示の時
は(c)において、点属性がCの時にaddr2を参照し、
(d)のシヨートベクトルデータを含め順に線分でつな
いだデータを表示データとする。直線表示の時は、
(c)のみのデータ、サンプル点座標のデータのみを順
につないだデータを表示データとする。
サンプル点表示の時は、点属性に従ってたとえば端点
は四角、中間点は円というようなデータを表示データと
する。
第36図は、(a)曲線表示、(b)直線表示、(c)
サンプル点表示の例を示した図である。
step11では、step8、9で選んだ表示データ及びstep1
0で作成した表示データを輪郭線について塗り潰すか否
かのフラグPFを入力するPF=0で輪郭線表示、PF=1で
塗り潰す指示である。この時データがライン表示データ
である時はこのフラグは参照されない。
step12ではstep11までに作成された表示データを表示
する領域を入力する。WDはwindowであってもかまわな
い。
step13では、VRAMが複数のプレーンを持つことができ
るのであれば、その表示先プレーンを指示するPLを入力
する。1枚しかプレーンのない時はフラグは無視され
る。
step14では、VRAM上に展開する際に表示か消去かを指
示するフラグDSを入力する。
step14ではDTにより選択された表示データをST、DF、
WD、PL、DSに従ってVRAM14上にビツトマツプに展開し終
了する。このステツプが終了したあと、VRAMからCRTに
表示される。
また(a)、(b)を通して指定されるデータ番号N
o.は、表示先領域WD1つについて1つ持つものと考える
事もできる。
またDT、ST、PFの組み合わせにより、種々の表示の組
み合わせが出来るのは言うまでもない。
次に表示制御の各機能について説明する。第4図にお
いて表示制御(S8−a〜S8−j)はすべて割り込みメニ
ユーであり、前述のように文字データ修正中にこれら各
機能が実行されても文字修正中のオペレーシヨンを中断
することがない。
スクロール S8−aのスクロールについて説明する。第37図はスク
ロールの手順を示したフローである。まず、step1でi
を初期化しておく。step2で表示先のエリアWD′を入力
する。編集エリアのスクロールであればWD′編集エリア
となる。step3で基準点O′をPD11より入力する。step4
では表示処理の入力となる各値NO、DT、ST、PF、WD、P
L、DSを設定する。NO.は指定WD毎に1つ存在するものと
し、FはWDをNo.に対応づける関数である。ここでは現
在表示されている表示データの種類をn個とし、あらか
じめ、その数の分だけ、現在の表示状態をデータ種DT
(No.)i(i=0、n−1)とともに、PMEM上に格納
してあるものとし、DT、ST、PF、Piについてはその現在
値を代入し、WDはstep2のWD′を代入、表示フラグDSに
は消去を代入し、step5で前述の表示処理で表示を消
す。step6はすべてのデータ種(nこ)についてstep4、
5を繰り返すことを判断する部分であり、まだ表示状態
のデータがあったら、step7でiをインクリメントし、
再びstep4、5を繰り返す。
次にスクロール後の表示をする各ステツプを説明す
る。
step8では表示データ番号No.について、表示データ作
成に必要なスケールS、基準点O、曲線分割間隔Nを入
力する。基準点Oはstep3で入力されたO′を代入し、
S、Nについては表示データ番号No.に対する現在の値
を代入する。
step9では前述の表示データ作成手順にしたがって、
表示データを作成し、step10でi=0にし、step11では
表示処理に必要な入力値を設定する。DT、ST、PF、PLに
ついては、No.に対応した現在の表示状態を代入し、WD
にはstep2で入力されたWD′、DSには表示を代入する。
step12では前述の表示処理に従って表示を行い、step
13で現在の表示状態を新たにPMEM上に格納しておく、こ
の処理を表示するデータ分繰り返し、終了する。
第39図は、第38図をスクロールさせた例である。この
場合WD′は編集エリアNoはF(WD′)によって対応づけ
られた番号、表示データ種はフオントデータ、よってn
=1、およびPFについては、塗り潰しなしを指示したも
のである。
ズーム ズームについて説明する。
ズーム処理においては、前述のスクロール処理で説明
したSを新たなオペレータの入力として追加するだけ
で、後の処理は同じである。すなわち、step3に続いて
スケール値S′の入力のステツプが加わり、step8のS
に代入されるのが、S′となるだけである。よってWD′
の入力、O′の入力、S′の入力部のみ新たに説明し、
あとは省略する。
第40図を用いて説明する。
step1では表示先WD′を入力する。編集エリア内ズー
ムであればWD′に編集エリアを代入する。step2でカー
ソルの形状をロングクロスヘアカーソルに変更する。カ
ーソルについては後述するstep3で表示中心を表示す
る。step4でオペレータからの入力を待つ。入力Ndが他
メニユーピツクであればstep17で終了処理をして終了す
る。終了処理には、カーソル形状をもとにもどす、中心
を非表示するなどの処理を含む。step6で矩形1点目P1
が入力された時は、次の矩形の点P2の入力をstep8で待
つ。step9で入力Ndが他メニユーの時は終了処理後、終
了し、undo指示(step10)の時はP1をキヤンセルし(st
ep11)、step4へ戻る。step12で矩形2点目P2が指示さ
れた時は、例えばP1、P2を対角2点とする矩形の縦、横
の長さをh、w、WD′によって指定された領域の縦、横
の長さをH、Wとした時 拡大率S′=min(H/h、W/w) 中心O′=矩形の中心 となる様にする。
step14ではWD′、S′、O′を新しい入力とし前述の
表示処理を行い終了する。
step6で拡大率を入力した時は、例えば基準点O′は
現在値とし、step16で同様に表示処理を行う。step6、s
tep7でNdの入力については、例えば左ボタンクリツクな
らP1の入力、中ボタンクリツクなら拡大率の入力とす
る。step7での拡大率は、例えば表示先領域内で中心よ
り上方のクリツクの時は拡大、下方の時は縮小とし、中
心からの距離で拡大率を決定する方法がある。
第41図はズーム処理画面を表わしたもので、41−1は
表示中心、41−2はロングクロスヘアカーソル、41−3
は矩形のエコーの様子であり、P1、P2による指示により
ズームされた図が第42図である。
合成画面のズームはWDを変更してあげればよい事は言
うまでもない。
標準サイズ 標準サイズについて説明する。
標準サイズとはスクロール及びズームされた表示状態
を元のサイズ、表示位置に一発で戻す機能である。元の
表示状態というのは例えば、フオントデータの1dotを表
示領域の1ピクセルに対応させ、ボデイ中心が表示領域
中心にくるように表示することを言う。
前述の表示処理部において、入力としてSに初期スケ
ールS0、Oに初期基準点O0、領域WD′新たな入力として
実現できる。
オリジナルON・OFF オリジナルON・OFFについて説明する。
このメニユーはトグルメニユーになっていて、メニユ
ーをピツクする度に、オリジナル表示をONしたりOFFし
たりする。
これも表示処理部(b)において、NO←F(WD′)W
D′は表示先領域、DT←2を指示し、現在オリジナル表
示中ならDS←非表示、非表示中ならDS←表示を設定して
入力すれば、実現できる。オリジナル表示データを表示
する際PLを変更する事で、フオント表示データと異なっ
たプレーンに表示し、重ね合わせて見る事が出来るのは
言うまでもない。
サンプル点ON・OFF サンプル点ON・OFFについて説明する。
このメニユーもトグルメニユーである。表示処理部
(b)においてNO←F(WD′)、DT←1、ST←3を入力
すればよい。
第43図は、サンプル点ONとオリジナルON状態を示した
例である。
輪郭線・塗り潰し このメニユーもトグルメニユーである。同様にNO←F
(WD′)、RF←ONにし、DS←表示/消去をメニユーピツ
クの度切り換え表示処理する。ここでもPLの値をフオン
ト表示データのプレーンと変える事で重ね合わせ表示も
可能である。
第44図は塗りつぶしONにした状態の図である。
ラインON・OFF ライン、例えば補助線については後述する。ここでは
ライン設定メニユーで表示中に設定したラインについ
て、このメニユーをピツクする事で表示、非表示できる
機能である。このメニユーもまたトグルメニユーであ
る。
表示方法も同様に、表示処理部(b)において、NO←
F(WD′)、DT←3を入力する。
第45図は、ラインON状態を表わした図である。
カーソルON・OFF ここで切り換えるカーソルは第46図の(a)に示すロ
ングクロスヘアカーソルと(b)に示すシヨートヘアカ
ーソルで、ONの時にはロングクロスヘアカーソルを表示
し、OFFの時にはシヨートクロスヘアカーソルを表示す
る。この表示の制御は例えば一般的なカーソルを変更す
るという方法と、前述の表示制御で示したのと同様に、
表示データとしてカーソルのデータを持ち、表示処理
(b)と同様の処理方法で表示する方法とで実現でき
る。
再表示 第4図S2−10再表示について説明する。
再表示は例えば外から何らかの影響で表示画面にノイ
ズが入ったり、線が消えてしまったなどと言う時、表示
画面をリフレツシユして表示し直す機能である。
第47図は再表示のオペレーシヨンを説明する図であ
り、文字制作中の各入力待ち状態(step1)において、P
D12及びKBD11により指示があった時(step2)、再表示
メニユーのピツクであれば(step3)再表示処理を行い
(step5)、元の入力待ち状態(step2)に戻り、step3
で再表示メニユーのピツク以外であれば現在の文字制作
処理を続行する(step4)。従って各文字制作の途中で
も、このオペレーシヨンを中断する事のない割り込みメ
ニユーである。
S5の再表示にあたっては、PMEM6中の文字データに関
して、フオントデータ、メニユーデータ、メツセージデ
ータ、エコーデータを参照し、現在の表示状態に基づい
てそのデータを表示用に加工し、VRAM14上に展開した
後、CRT13にて表示する。
フオントデータの再表示方法は前述の表示処理第34図
(b)において、1度すべての表示データを消去し、再
び同じ表示状態で表示する事で実現する。
点挿入 次に第4図のS9−a点挿入について第48図及び第49図
を用いて説明する。
点挿入機能は、「点挿入」メニユーをピツクすること
によって呼び出される。
点挿入とは、隣接2点の間に1点又は2点のサンプル
点を挿入、移動し、線分又は曲線を変更する機能であ
る。第48図は点挿入前の状態であり、ここでM1、M2を隣
接2点として指示すると、区間E1M1M2E2は、サンプル点
挿入の結果、第49図の区間E1M1M3M2E2の如くに変更され
る。
本実施例では、好ましい一例として、挿入点の位置は
隣接2点の中点とし、挿入されるサンプル点の点属性を
以下の規則に従って決定している。即ち、第48図区間D2
の如く、隣接2点が端点である場合は、指定区間が線分
なので、挿入点の点属性を端点とし、第48図区間D1の如
く隣接2点のいずれか一方あるいは、共に中間点である
場合は、指定区間が曲線なので、挿入点の点属性を中間
点とする。
これとは別に、線分区間を簡単なオペレーシヨンで曲
線区間に変更するために、隣接2端点間に中間点を2点
挿入する機能がある。この場合の挿入点の位置は、隣接
2端点の内分点とする。
点挿入の手順を第50図のフローチヤートを用いて説明
する。
step1で点挿入後かどうかのフラグ「挿入FLAG」をOFF
に初期設定する。step2でCRT編集エリア内の1点をPD12
の左ボタンにより選択し、それをP1とする。step3でP1
の隣接点P2をstep2と同様に選択する。step4でP1、P2の
点属性から前述の点属性決定規則に従い、挿入点の点属
性を決定する。点挿入の影響を受ける区間の曲線パラメ
ータ等を再計算し、VRAM14を通じてCRT13上に表示した
後、step5で挿入FLAGをONにする。step6では次の入力を
受付け、step7〜10において受付けた入力を判定する。
判定の結果、該入力がメニユーピツクであった場合は本
機能の終了を行う。また、通常の点入力であった場合
は、step11において該入力を第1点めの入力とし、step
3以降の処理を繰り返す。また、移動指示(KBD11上のア
ローキー)であった場合は、step12にてstepで挿入した
点を移動し、VRAM14を通じてCRT13上に変更した輪郭線
を表示し、step6に戻る。尚、step6の入力がundo(PD12
上の右ボタン)であった場合は、step13で挿入FLAGの判
定を行い、それがONである場合は、step4でサンプル点
を挿入する前の輪郭線表示に戻し(挿入したサンプル点
を削除し、輪郭線を再表示し)、step17で挿入フラグを
OFFにする。また、step13の判定がOFFであった場合は、
step14にて点挿入後の輪郭線の状態を表示し(点を再挿
入し、輪郭線を再表示し)、step15で挿入フラグをONに
する。上記step14、15及びstep16、17によって一旦挿入
した点の削除、再挿入及び輪郭線の再表示がPD12上の右
ボタンの操作だけで可能になる。
前述、線分区間の曲線区間への変更機能(2中間点挿
入)実現のためには、step2、3で点の入力を、PD12の
中ボタンとし、step4にて中間点2点挿入後、輪郭線(o
r区間)をVRAM14を通じてCRT13に表示する。
次に第112図を用いて、点削除S9−bについての説明
を以下に行う。点削除は、「点削除」のメニユーをPD12
にてピツクすることにより起動される。
点削除とは、輪郭線上の任意の1サンプル点又は、任
意の範囲の複数のサンプル点を削除し、曲線を補間し直
して表示する機能である。第113図は、第112図のサンプ
ル点P1を削除した例であり、第114図は、第112図の区間
Kに含まれるサンプル点を削除した例である。
点削除の手順を第115図のフローチヤート及び第112
図、第113図、第114図を用いて説明する。
step1でサンプル点が削除されたかどうかのフラグで
ある「削除FLAG」をOFFに初期設定する。step2でPD12か
ら第1点めを入力する。step3ではstep2でのPD12の入力
が区間指示(中ボタン押下)であったかどうかを判断
し、区間指示の場合は、点Pを区間端点K1とみなし、st
ep4,step5で区間端点K2と区間上の点P2をPD12より入力
する。step6では、K1、K2、P2から削除するサンプル点
を決定する。step2でのPD12の入力が区間指示でない場
合は、1点の削除指示とし、step20にて、step2で入力
したPを削除するサンプル点とする。step7では、step6
又はstep20で決定したサンプル点を第10図(d)より削
除し、(e)の曲線パラメータテーブルを再作成し、表
示データを作成し、VRAM14を通してCRT13上に表示す
る。
step9では、次の入力を受け付け、step10〜12におい
て受け付けた入力の判定を行う。判定の結果、該入力が
メニユーピツクであった場合は、本機能の終了を行う。
また、通常の点入力の場合は、step13にて、該入力を第
1点めの入力として、step14で削除FLAGをOFFにし、ste
p3以降の処理を繰り返す。尚、step9での入力がundo(P
D12の右ボタン)であった場合には(判定step12)、ste
p15で削除FLAGの判定を行い、それがONである場合は、s
tep16でサンプル点削除前の状態をVRAM14を通じてCRT13
に表示し、step17で削除FLAGをOFFにする。またstep15
の判定がOFFであった場合は、step18でサンプル点削除
後の状態をVRAM14を通じてCRT13に表示し、step19にて
削除FLAGをONにする。上記step16、17及び18、19によっ
て一旦削除したサンプル点の復帰、再削除がPD12上の右
ボタンの操作だけで可能になる。(例えば、右ボタンの
操作だけで第112図を第113図の表示が切り替わる。) 点削除 次に、第51図を用いて点削除S9−bについての説明を
以下に行う。本機能の読み出しは「点削除」のメニユー
をPD12によりピツクする事により行われ、この時メニユ
ーのピツク以前にCRT13上の文字輪郭上に全サンプル点
が表示されていなかった場合、メニユーのピツクにより
文字輪郭上の全サンプル点が表示される。
点削除とは、指定した1点、もしくは指定区間内の複
数点を削除し、線分を修整する機能である。1点の点削
除を行う場合には、目的の点をPD12の左ボタンでピッ
ク、指定区間内の複数点を削除する場合には、削除を行
う区間の両端よりそれぞれ1つ外側の2点と削除を行う
区間内の任意の点、合計3点をPD12の中ボタンでピツク
することにより実行される。第51図は点削除の実際の例
を示した図であり、カツコ内のアルフアベツトとカツコ
内のダツシユ付アルフアベツトはそれぞれのケースでの
実行前、実行後を示す。すなわち削除を行う点の両側が
直線の場合(A)、点削除を行うことにより直線に補間
される(A′)。(B)、(E)、削除を行う点の片側
もしくは両側が曲線の場合、点削除を行うことにより、
新たな曲線で補間される。(B′)(E′)削除を行う
点が中間点の場合(C)、点削除を行うことにより、残
りの中間点で新たな曲線が補間される(C′)。但し、
中間点1点の曲線の中間点を点削除した場合(D)は直
線で補間される(D′)。
次に指定区間内削除時、最初にピツクした2点が端点
であった場合(F)のE51、E55、3点目E54をピツク
後、直線で補間される(F′)。また最初にピツクした
2点のうち、片方、あるいは両方が中間点であった場
合、(G)のM62、M66、3点目E63をピツク後、曲線で
補間される(G′)。
点属性反転 次に第52図及び第53図を用いて第4図の点属性反転S9
−cについての説明を以下に行う。本機能の呼び出しは
「点属性反転」のメニユーをピツクする事により行われ
る。
点属性反転とは選択したサンプル点の属性を反転、す
なわち端点であれば中間点に、中間点であれば端点に変
更し、輪郭線を修正する機能である。
点属性反転の手順を第54図のフローチヤート及び第52
図、第53図の編集画面を用いて説明する。
step1で、CRT編集エリア内の1点、例えばP1(M2)を
ピツクする。step2で、PMEM6中に保持されている第10図
(b)で示す点属性を参照し、端点、中間点の反転を行
い、第10図(d)の曲線を示すパラメータテーブルに変
更を施す。第10図(a)、(b)、(d)のデータを表
示用に加工し、VRAM14を通じてCRT13上に変更後の輪郭
線を表示する。第52図の場合、M2は端点に変更され、
E1、M1、M2、E2は第53図に示すE1、M1、E3、E2になる。
step3では次の入力を受け付け、step4〜step6におい
て受け付けた入力の判定を行う。判定の結果、該入力が
メニユーピツクであった場合は本機能の終了を行う。ま
た、通常の点入力であった場合は、step7にて該入力をP
1としてstep2以降の処理を繰り返す。また、step3の入
力がundo(PD12上の右ボタン)であった場合は、P1をst
ep1で再度点属性を反転させることにより、現状の1つ
前の状態に戻すことができる。この場合は、第53図の状
態から第51図に戻る。
点移動 次に、第55図、第56図及び第57図を用いて点移動S9−
dについての説明を以下に行う。本機能の呼び出しは
「点移動」又は「点縦横移動」のメニユーをPD12により
ピツクすることにより行われる。
点移動とは基本的には選択した一つのサンプル点を任
意の位置、又はX軸方向のみあるいはY軸方向のみに移
動し、同時に線分を修正して表示する機能である。選択
された点を移動させるには次の3通りの方法がある。す
なわち、(1)上記のPD12による点のピツク時に、ピツ
ク後ボタンをリリースせず、そのままPD12をドラツグさ
せ、任意の位置でリリースする。この場合、点の移動に
伴う線分変化の様子は点線でリアルタイムに表示され
る。(2)KBD11上のアローキーにより、1ドツト単位
で上下左右方向へ移動させる。(3)任意の移動ドツト
数値をKBD11上で入力した後、同じくKBD11上のアローキ
ーにより、入力ドツト単位で上下左右方向へ移動させ
る。ただし、アローキー移動を連続して行う場合、2度
目からの移動量は1ドツトの初期値に戻る。
移動の対象となる点は通常ピツクされた1点のみであ
るが、ピツクした点の属性が端点であり、その選択点に
隣接する点の属性が中間点であり、なおかつX座標また
はY座標が選択点と同じであれば、隣接する1点ないし
2点も選択点と同様に黒く反転表示され、選択点の移動
に従い同時に移動する。
第55図中の(A)は移動させる点Mをピツクした状態
を示す。(B)はピツクした点M′をPD12によりドラツ
グ移動を行っている最中の状態を示し、新しい線分は点
M′の移動に従い点線でリアルタイムに表示される。次
に(C)は移動した点M″を移動先に固定し、同時に修
正された線分が新たに表示された状態を示す。
第56図は移動させる点E2をピツクした状態を示す。こ
の時、点E2は曲線E1E2および曲線E2E3の曲線端点であ
り、中間点M2、M3は端点E2と同じX座標に位置すること
から、点M2、M3も点E2と同様に黒く反転表示される。
第57図はピツクした点E2′を右方向に移動した状態を
示す。同時に点M2′、M3′も点E2′との位置関係を保ち
ながら移動し、修正された線分が新たに表示される。
第58図と第59図は移動方向をX軸方向又はY軸方向に
限定した例である。
点移動の手順を第60図のフローチヤート及び第56図〜
第57図の編集画面を用いて設定する。
step1でサンプル点を移動したかどうかの移動フラグ
をOFFに初期設定する。step2でCRT編集エリア内の1点P
1をピツクする。step3で移動フラグをONにする。step4
では、前述の隣接点もともに移動するかの判断である。
step5では、PMEM上にある第10図に示したデータテーブ
ルを参照し、移動すべき点を決定する。この決定は前述
の決定基準に従う。
つまり、移動の対象となる点は通常ピツクされた1点
のみであるが、ピツクした点の属性が端点であり、その
選択点に隣接する点の属性が中間点であり、なおかつX
座標またはY座標が選択点と同じであれば、隣接する1
点ないし2点も選択点と同様に黒く反転表示され、選択
点の移動に従い同時に移動する。
step6では次の入力を受けつけ、step7〜10において受
けつけた入力の判定を行う、判定の結果、該入力がメニ
ユーピツクであった場合は、本機能の終了を行う。ま
た、通常の点入力であった場合は、step11にて該入力を
点P1の入力としてstep3以降の処理を繰り返す。該入力
が前述(1)〜(3)に示すいずれかである場合は、st
ep12で、第10図(b)のP1(x)、P1(y)を変更し、
表示用データを再作成し、VRAM14を通してCRT13上に表
示する。尚、該入力がundo(PD12上の右ボタン)であっ
た場合は、step13で移動フラグの判定を行い、それがON
である場合は、step16にて現在表示している輪郭線形状
をサンプル点移動前の状態に戻し、step17にて移動フラ
グをOFFにする。またstep13の判定がOFFであった場合
は、現在表示している輪郭線形状をサンプル点移動後の
状態に戻した後、step15で移動フラグをONにする。移動
フラグをON/OFFし、移動前の輪郭線データと、移動して
いる輪郭線データとをPMEMに保持していることにより、
step14、15及びstep16、17によって、一旦移動した点の
復帰/再移動がPD12の右ボタンの操作だけでundoが可能
となる。
点揃え 次に、第61図を用いて点揃えS9−eについての説明を
以下に行う。本機能の呼び出しは「点揃え」又は「領域
内点揃え」のメニユーをPD12によりピツクすることによ
り行われる。本機能を呼び出した段階で、画面上にY座
標方向のラインカーソルが表示される。
点揃えとは任意のサンプル点のX座標あるいはY座標
を、基準点のX座標あるいはY座標と同じ座標に位置移
動し、同時に線分を修正して表示する機能である。点揃
えを行う為にはまず揃える座標軸方向、すなわちX座標
揃えかY座標揃えかを選択する。選択方法は画面上のラ
インカーソルの表示およびPD12の中ボタンを押すことに
より行う。「点揃え」のメニユーをピツクした段階で画
面にはY座標−横方向のラインカーソルが表示され、こ
の状態のままY座標−横方向の点揃えの次のステツプに
移ることが可能だが、X座標−縦方向の点揃えを行う為
にはPD12の中ボタンによりX座標−縦方向のラインカー
ソルに表示を変更して行う。なお、さらに同じくPD12の
中ボタンによりラインカーソルのXY座標切換えが可能で
ある。次に、該ラインカーソルを画面上に表示した状態
で、PD12の左ボタンにより任意のサンプル点をピツクす
ることにより基準点の選択を行う。選択された基準点は
黒く反転表示され、基準点と同じX座標またはY座標に
ラインカーソル、つまり基準線が表示される。またこの
時、基準線とは別にクロスヘアーカーソルが表示され
る。なお、基準点(基準線)の位置補正はKBD11上のア
ローキーで1ドツト単位で可能である。次に基準点以外
のそろえたいサンプル点の選択を行う。選択方法は1点
ずつそろえたい点をピツクする方法と矩形を指定してそ
の中の点を対象とする方法がある。PD12の中ボタンによ
り実行される。この時、線分は同時に修正して表示され
る。なお、点揃えはクロスヘアーカーソル表示状態で連
続して実行可能である。
第61図の(A)〜(F)は点揃えのステツプを順に示
した図である。(A)は「点揃え」のメニユーをピツク
した段階での初期画面を示す。画面上にはY座標方向の
ラインカーソルが表示されている。(B)はPD12の中ボ
タンによりX座標方向のラインカーソルに変更した画面
を示す。なお、この時再度PD12の中ボタンにより画面は
(A)に戻る。(C)はY座標方向のラインカーソルが
表示された状態でPD12の左ボタンにより基準点E0をピツ
クした状態を示す。この時、ラインカーソルは基準線と
して、黒く反転表示された基準点のY座標に固定され、
画面上にはクロスヘアーカーソルCCが表示される。
(D)は基準点の位置補正を下方向に数ドツト行った状
態を示す。(E)は(D)の点E1に対して点揃えを実行
した状態を示す。点E1にクロスヘアーカーソルCC′を合
わせ、PD12の中ボタンにより、点E1は基準線と同じY座
標点E1′に移動し、線分が修正表示される。(F)は続
けて(E)の点E2に対して点揃えを実行した状態を示
す。
第62図、第63図は揃えたい点を領域指定により実行し
た例を示した図である。
第62図でE0は基準点、1は指示した矩形、E1、M1は矩
形1内に含まれるサンプル点、M2は矩形外のサンプル点
を表わしている。すなわち、そろえたい点としてE1、M1
を選んだ事になる。もちろん矩形内、外をとわず対象サ
ンプル点の追加取り消しが出来る事はいうまでもない。
第63図はE0にE1、M1が揃った所を示した図である。
点揃えの手順を第64−1図のフローチヤート及び第61
図の編集画面を用いて説明する。step1で移動したかど
うかの移動フラグをOFFして初期設定する。step2でCRT
編集エリア内の1点、例えばE0の座標をPD12より入力す
る。step3でカーソルの縦横により、step1で入力した座
標から、基準線として垂直線又は水平線を発生し、VRAM
14を通してCRT13上に表示する。step4では、KBD11上の
アローキーで指示される移動量を入力する。step5で
E0、基準線をstep4で入力した移動量に基づき第10図
(d)のP(x)、P(y)を変更し、(e)の曲線パ
ラメータテーブルを再作成し、表示データを作成し、VR
AM14を通してCRT13上に表示する。基準線も移動量に従
い再表示する。
step6でPD12での入力から、揃えるべきサンプル点の
指定方法を判断し、移動点テーブル第64−3図を作成す
る。移動点テーブルは、移動点数を保持する(a)と、
移動点の輪郭線No.L[i]とサンプル点No.P[i]より
成るMOVETABより構成され、PMEM上に存在する。第64−
2図のフローチヤートを用いてstep6について詳細に説
明する。step6−1にてPD12からのデータを入力する。s
tep6−2で該入力が点ピツク(左ボタン)であるかどう
かを判断する。点ピツクである場合は、step6−12に
て、ピツクされたサンプル点をMOVETABに登録する。ste
p6−13で次の入力を受け付け、step6−14、6−15で受
け付けた入力の判定を行う。判定の結果、該入力が点ピ
ツクである時は、step6−12以降の処理を繰り返す。ま
た、step6−13での入力が実行指示(PD12の中ボタン)
である時は、step6を終了し、step7以降を実行する。st
ep6−1での入力が点ピツクでない場合は、step6−3に
て、領域指定の開始とみなし、step6−1でのPD12の位
置を領域の1点の座標とする。step6−4で同様にPD12
の位置を領域のstep6−1で指定された点の対角点の座
標とする。step6−3、6−4で決定した領域に含まれ
るサンプル点を第10図(d)のP(x)、P(y)を参
照して探索し、MOVETABに登録する。step6−6では、次
の入力を受け付け、step6−7、6−8で受け付けた入
力の判定を行う。判定の結果、該入力が点ピツクである
時は、step6−9にて、ピツクされた点がMOVETABに登録
されているかどうかを判定し、登録されている場合は、
step6−10でピツクされた点の情報をMOVETABより削除す
る。登録されていない場合は、step6−11にてMOVETABに
登録する。また、step6−6での入力が実行指示(PD12
の中ボタン)であった場合は、step6を終了し、step7以
降を実行する。
step7ではPMEM上にある第10図(d)のP(x)、P
(y)を参照して移動量を決定し、変更前の第10図
(d)、(e)をPMEM6上に保持しておき、これをPDAT
A′とする。P(x)又はP(y)を基準点と同じに
し、(e)の曲線パラメータテーブルの再作成、表示デ
ータの作成を行い、VRAM14を通してCRT13上に表示し、
移動フラグをONにする。第61図(E)に移動後の状態を
示す。step8では次の入力を受け付け、step9〜11におい
て受け付けた入力の判定を行う。判定の結果、該入力が
メニユーピツクであつた場合は本機能の終了を行う。ま
た、通常の点入力であった場合は、step12でその点を基
準点とし、step3以降の処理を繰り返す。尚、step8の入
力がundo(PD12上の右ボタン)であった場合は、step13
にて移動フラグを判定し、それがONである場合は、step
14にて点を移動する前の状態、即ち、step7でPMEM6に保
持したPDATA′のデータに戻し表示し直し、step15で移
動フラグをOFFにする。移動フラグがOFFである場合は、
step16でstep7において変更したPDATAのデータ、即ち、
移動後の状態を表示し、step17で移動フラグをONにす
る。
移動フラグをON/OFFすることにより、PMEM6上のPDAT
A、PDATA′の表示を切り替えることができ、これによ
り、一旦移動した点をPMEM6上にPDATA(移動後)、PDAT
A′(移動前)を保持し、さらに移動フラグによって、
現在の状態がわかるのでstep13、14及びstep15、16で一
旦移動した点を元に戻したり、さらに、再び移動させた
りすることがPD12上の右ボタンの操作だけで可能にな
る。
輪郭線消去 次に第4図のS9−f輪郭線消去について第67図(輪郭
線移動の図)、第65図を用いて説明する。
本機能は「輪郭線削除」メニユーをPD12でピツクする
ことにより起動される。
輪郭線消去とは、オペレータが編集エリア上の任意の
輪郭線を消去する機能である。第67図のL1を消去すると
第65図の様になる。
輪郭線消去の手順を第66図のフローチヤートを用いて
説明する。step1で輪郭線を消去したかどうかのフラグ
「消去FLAG」をOFFに初期設定する。step2では輪郭線L
をPD12からの点のダブルクリツク情報から入力する。st
ep3で輪郭線LをVRAM14を通じてCRT13上から消去し、st
ep4にて消去FLAGをONにする。step5では次の入力を受け
付け、step6〜8において受け付けた入力の判定を行
う。判定の結果、該入力がメニユーピツクであった場合
は、本機能の終了を行う。また、通常の輪郭線入力(PD
12での点のダブルクリツク)であった場合は、該入力を
Lとし、step3以降の処理を繰り返す。尚、step5の入力
がundo(PD12上の右ボタン)であった場合には、step10
で消去FLAGの判定を行い、それがONである場合は、輪郭
線Lをstep11で表示し、step12で消去FLAGをOFFにす
る。また、step10での判定がOFFである場合、step13で
輪郭線Lを消去し、step14で消去FLAGをONにする。
上記step11、12及びstep13、14によって、一旦消去し
た輪郭線の消去、再表示がPD12上の右ボタンの操作だけ
で可能になる。
輪郭線移動 輪郭線移動について第67図、第68図、第69図を用いて
説明する。輪郭線移動は「輪郭線移動」メニユーをPD12
にてピツクすることにより起動される。
輪郭線移動とは、文字の輪郭線を1つ以上又は指定区
間を任意の方向又はX、Yいずれかの方向に任意量移動
する機能である。第67図は、移動前の文字データであ
る。第68図は文字「D」を構成する2つの輪郭線を任意
方向に移動した例であり、第69図は、第67図の区間K1を
X方向に移動した例である。
輪郭線移動の手順を第70図のフローチヤートを用いて
説明する。step1で輪郭線又は区間が移動されたかどう
かのフラグである「移動FLAG」をOFFに初期設定する。s
tep2でPD12から第1点めを入力する。step3ではstep2で
のPD12の入力が輪郭線指示(ダブルクリツク)であった
かどうかを判断し、輪郭線指示の場合は、step21、22
で、さらに移動すべき輪郭線の入力を終了が指示される
まで行う。step3において、輪郭線指示でない場合は、s
tep2で入力したP1を区間端点とみなし、step4でもう一
方の区間端点をPD12より入力する。step5では、区間上
の点を入力し、step6で移動区間を決定する。
step7では次の入力を受け付け、step8〜11において受
け付けた入力の判定を行う。判定の結果、該入力がメニ
ユーピツクであった場合は本機能の終了を行う。また、
通常の点入力の場合は、step12で該入力を第1点めの入
力としてstep3以降の処理を繰り返す。また、KBD11上の
アローキー、テンキーによる移動量、移動方向の指示又
はPD12のドラツグによる移動先の指示である場合は、st
ep14で輪郭線又は区間の表示データを作成し直し、VRAM
14を通じてCRT13に移動後のデータを表示する。step15
で移動FLAGをONにする。尚、step7の入力がundo(PD12
の右ボタン)であった場合には(判定step11)、step16
で移動FLAGの判定を行い、それがONである場合は、step
17で輪郭線又は区間の移動前の状態をVRAM14を通じてCR
T13に表示し、step18で移動FLAGをOFFにする。また、st
ep16の判定がOFFであった場合は、step19で輪郭線又は
区間の移動後の状態をVRAM14を通じてCRT13に表示し、s
tep20にて移動FLAGをONにする。上記step17、18及びste
p19、20によって、一旦移動した輪郭線、区間の復帰、
再移動がPD12上の右ボタンの操作だけで可能になる。
また、輪郭線又は区間をx方向又はy方向のいずれか
一方向に移動する機能は、step14にてstep7での入力デ
ータの種別を参照することにより実現する。
仮想線発生 次に、第4図のS9−h仮想線生成について説明する。
概念説明 仮想線生成とは、文字の輪郭データとは別にオペレー
タが、編集エリア上に、任意に輪郭線を作成(発生)で
きる機能である。ここで、作成された輪郭線は、本機能
終了後、他の機能内においても通常の輪郭線と同様の種
々の変更、例えば、点挿入、点移動などの操作を施し、
任意の形状に変更する事ができる。仮想線と、文字の輪
郭線との違いは、主に、仮想線があくまでも文字制作の
作業用に用いられ、文字の輪郭線として認識されない
事、「登録/終了時」にもフオントデータフアイルへ格
納されない事である。
仮想線の利用の主な目的は、輪郭線データ編集の際等
にテンプレート(下敷き)として用い、連続して見える
曲線部例えば第71図及び第72図中の区間E1〜E2及び区間
E3〜E4の曲線のデザインのチエツクあるいは編集作業を
容易に行う事にある。
仮想線として始めに生成される輪郭形状は前述のごと
く、通常の輪郭線データと同様自由に変更できる為、例
えば矩形、円形でも構わないが、本実施例では、好まし
い一例として第74図のごとき弓形図形を用いている。
フローチヤートの説明 仮想線生成の手順を第73図のフローチヤート及び第74
図の編集画面を用いて説明する。step1で弓形図形を表
示しているかどうかのフラグ「表示FLAG」をOFFに初期
設定する。step2で、CRT編集エリア内の1点例えばI1の
座標をPD12により入力する。次にstep3で例えばI2の座
標を同様に入力する。step4ではI1、I2の座標値より、
弓形図形Y1の輪郭線データ(サンプル点座標)を算出す
る。輪郭線Y1は第74図に示すごとく端点E1、E2、中間点
M1、M2より構成させるが、これらのサンプル点の座標値
は次のように算出する。
E1x=I1x E1y=I1y E2x=I2x E2y=I2y M1x=I1x+(I2x−I1x)*K M1y=I1y M2x=I2x M2y=I2y−(I2y−I1y)*K ここで、Kはプログラム・メモリー6中に保持されて
いる定数で、第74図の場合0.55である。このようにして
算出された輪郭線データY1を、step5にてVRAM14を通じ
てCRT13上に表示した後、step6にて表示FLAGをONにす
る。step7では次の入力を受けつけ、step8〜11において
受けつけた入力の判定を行う。判定の結果、該入力がメ
ニユーピツクであった場合は本機能の終了を行う。ま
た、通常の点入力であった場合は、step12にて該入力を
第1点目の入力としてstep2以降の処理を繰り返す。ま
た、反転指示(PD12上の中ボタン)であった場合、step
4で求めた弓形図形Y1の反転図形Y2を算出し(step1
3)、step14で現在表示中の弓形図形Y1の消去を行い、s
tep15で弓形図形Y2を弓形図形Y1のデータと置換し、ste
p5へ戻る。即ち、第74図に破線で示す側の反転図形Y2が
表示されることになる。尚、step7の入力がundo(PD12
上の右ボタン)であった場合には(判定step11)、step
16で表示FLAGの判定を行い、それがONである場合は、st
ep19にて現在表示している弓形図形Y1の消去を行い、st
ep20にて表示FLAGをOFFにする。また、step16の判定がO
FFであった場合は、step17にて弓形図形Y1のサンプル点
データを表示した後、step18にて表示FLAGをONにする。
上記step17、18及びstep19、20によって、一旦作成した
弓形図形の消去、再表示がPD12上の右ボタンの操作だけ
で可能になる。
正円弧 次に第4図のS9−i正円弧について、第75図を用いて
説明する。
本機能の呼出しは、CRT13上の「正円弧」のメニユー
をピツクする事により行われる。本機能は、CRT13の編
集エリア上に表示されている輪郭線の曲線部の形状を、
円弧又は楕円弧に容易に変更する手段を提供するもので
ある。ここで、円弧、楕円弧等の曲線部について、本装
置ではB−Spline近似を行っており、その為の制御点の
生成を自動的に行うものであり、数学的に厳密な円弧、
楕円弧を作成する訳ではない。
操作手順を第78図を使って説明する。
step1で凹凸フラグを1にする。step2で図形上のサン
プル点の端点P1を入力する。次にstep3で同一輪郭線上
の隣接端点P2を入力する。P1、P2よりstep4でその区間
の曲線について新たに楕円弧を生成するようなサンプル
点を算出する。P1の座標を(E1x、E1y)P2を(E2x、E2
y)とした時、中間点の算出方法を以下に示す。
端点E1のx座標、端点E2のy座標により、第76図のご
とく中間点M1、M2が生成され、区間E1〜P1〜E2間のサン
プル点と置換される。
生成される中間点M1、M2の座標(M1x、M1y)及び(M2
x、M2y)は、以下の式で算出するが、どちらの式を利用
するかは第78図に示す凹凸フラグにより決定する。
M1x=E1x+(E2x−E1x)・K又はE1x M1y=E1y又はE2y+(E1y−E2y)・K M2x=E2x又はE1x+(E2x−E1x)・K M2y=E2y+(E1y−E2y)・K又はE2y ここで、Kはプログラムメモリー6中に保持している
定数である。この様にして、第77図(A)及び(B)の
場合の円弧又は楕円弧の生成が容易に行える。
次にstep5でその曲線部C1を表示する。step6で次デー
タNを受け付け、step7〜10でその判定を行いNがメニ
ユーピツクなら終了する。また、Nが端点P1の入力なら
step3に戻る。Nが凹凸変更の指示ならstep13で凹凸を
変更したサンプル点を算出し、その図形をC2とし、step
14でC1を消去した後、step15でC1をC2にする。次に凹凸
フラグが1なら2に2なら1にsetし(step16)、step5
に戻りC1を表示する。
Nがundo指示の時はC1を消去し元図形を復帰させる
(step12)。そしてstep6に戻り、次データの入力を受
け付ける。
図形発生 次に、S9−jの図形発生について、第79図を用いて説
明する。本機能の呼出しは、「図形」のメニユーをピツ
クする事により行われ、容易に、正円、正多角形等の図
形を作成する事が可能と成る。正円、正多角形のいずれ
を作成するかは、CRT上のサブメニユーにより選択す
る。本装置に於いては、曲線は全てB−splineにより表
現する為、正円の作成といえども、円を表現するパラメ
ータ、例えば、中心座標(x、y)及び半径Rという形
式で保持する事はせず、円を近似する為に必要十分なB
−splineの制御点を自動生成する。正円の作成方法は、
編集エリア上で円の中心例えばL1と円周上の任意の1点
例えばL2をPDで指示する方法、正円の直径となる2点例
えばM1、M2を指示する方法及びキーボードより、中心座
標、半径を入力する方法とがある。PDで指示する場合L2
又はM2により決定される正円は、PDの動きに応じて、CR
T上でも更新される。また、正多角形の作成の場合は、
上記正円の決定を正多角形の多接円例えばC1の作成と位
置づけ、正円決定後角数を入力する事により行われる。
センター移動 次に、第4図のS9−kのセンター移動について第80図
を用いて説明する。本機能の呼び出しは「センター」メ
ニユーをピツクすることにより行われる。
センター移動とは、第80図の如くボデイ枠、ベースラ
インを表示し、アローキーで、ボデイ枠と全輪郭線の位
置関係を変更する機能である。処理対象がイタリツク体
である場合は、第81図の如くイタリツクボデイ枠を表示
する。
センター移動の手順を第83図のフローチヤート及び第
80図、第82図の編集画面を用いて説明する。step1でセ
ンター移動したかどうかのフラグ「移動FLAG」をOFFに
初期設定する。step2ではセンターを設定しやすい様
に、仮想線の削除、オリジナル表示OFF、サンプル点表
示OFF、曲線表示、輪郭線表示(塗りつぶしOFF)、カー
ソル表示OFFとした状態をVRAM14を通じてCRT13に表示す
る。step13では、PMEM上にある文字情報からボデイ枠、
ベースラインをstep2と同様に表示する。この段階で編
集画面は第80図の如くになる。step4でKBD11上のアロー
キーによる移動方向指示のデータを入力する。step5で
は、step4で入力したデータに基づき、表示の高速化の
ために全輪郭線ではなく、ボデイ枠とベースラインとの
移動表示する。センター移動では途中経過として、ボデ
イ枠、ベースラインと、輪郭線との相対位置がわかれば
よいので、これで支障はない。また、step5では移動量
をPMEMに保持する。
step6では次の入力を受け付け、step7〜10において受
け付けた入力の判定を行う。判定の結果、該入力がメニ
ユーピツクであった場合は本機能の終了を行う。また、
該入力がアローキーでの移動方向指示の場合は、step18
で移動フラグをOFFにし、step5以降の処理を繰り返す。
また、該入力がKBD11上のリターンキーであった場合
は、step11で前述step5でPMEMに保持した移動量dx、dy
から全輪郭線のアンプル点座標を次の様に変更する。
Px[i]=Px[i]−dx Py[i]=Py[i]−dy この様にして変更した輪郭線データ及びstep5で移動
する前のボデイ枠、ベースラインを第82図の如くVRAM14
を通じてCRT13に表示した後、step12で移動FLAGをONに
し、step6に戻る。尚、step6の入力がundo(PD12上の右
ボタン)であった場合(step10)には、step13で移動FL
AGを判定し、ONである場合は、step16にて移動前の状態
に戻し、step17で移動FLAGをOFFにする。また、step13
の判定がOFFの場合は、step11にて移動した状態に戻
し、step15で移動FLAGをONにする。上記step14、15及び
16、17によって、一旦移動した輪郭線データの復帰/再
移動がPD12上の右ボタンの操作だけで可能となる。
undo/redo undo/redoメニユーは前述のundo・redo処理をメニユ
ーとして設け、その機能をはたすものであり、例えば、
第31図におけるstep6の終了処理の1つの他メニユーPic
k等でこのメニユーがピツクされた時に、第31図のstep1
1〜12と同様の処理を行い、undo・redoを実現するもの
である。
点座標表示 次に、第4図S10−aの点座標表示について第84図、
第85図で説明する。
点座標とは、フオントデータのサンプル点の座標値
を、2つの座標系(絶対座標とデザイン座標)で、編集
エリア上のサンプル点をピツクする事でエコーエリアに
座標値を表示したり、あるいは、全サンプル点の一覧表
を出す事で確認することができる機能である。
次に、点座標表示の手順を第85図のフローを用いて説
明を行う。
step1でメニユー4全サンプル点とメニユー5の座標
系切り換えメニユーを表示する。step2で次データNの
入力を待ち、Nがサンプル点ピツクであればstep4でピ
ツクされた座標値を座標エリアに表示する。座標エリア
への表示については後述する。
step5でNがメニユー5のピツクであれば、step6でカ
レントな座標系を絶対座標デザイン座標と切り換え
る。このメニユーはトグルメニユーである。この時表1
が表示してあれば、そこに表示されてる座標値も書き直
す。Nがメニユー4選択であれば表1のスクロールを実
行するメニユー2、終了を行うメニユー3、全サンプル
点リストを表示した表1を表示する。表1は点番号、点
属性、x座標、y座標の順に表示し、全サンプル点が一
度にこのエリアに表示できない時は、スクロールメニユ
ーで次ページを参照する。Nの入力がstep9でメニユー
2をピツクしたのであれば、表1をスクロールする(st
ep10)。前項表示を↑、後項表示を↓で表現してある。
終了メニユーまたはその他のメニユーピツクの時は終了
処理をし(step12)、終了する。終了処理では、メニユ
ーを戻したり、表1が表示してあれば消去したりする処
理を含む。
座標エリアの座標値のエコーについて第86図を用いて
説明する。
ピツクされたサンプル点の座標値は表示される表示方
法は、86−1はエコーされた座標の番号を1〜4で示
し、ピツクされたサンプル点の座標はカレントな座標系
に従ってxについては86−2の欄、yについては86−4
の欄に上の段から順に表示して行く、4番まで表示され
た時、次の座標のエコーは、4番にされ、4番にあった
座標値は3番へというように上にスクロールしてゆく、
86−3、86−5は1つ前にエコーされた点との差分を表
示したものである、これによって2点間の距離がわか
る。このエリアへのエコーは、点座標メニユーの機能に
必らず他の文字制作のサンプル点ピツク時などにも行わ
れる。86−6は座標のリアルタイムエコーをするか否か
のトグルメニユーであり、ONの時はエリア86−7にサン
プル点のドラツグ等の時の座標値がリアルタイムで表示
される。
リスト表示 リストについて第87図を使って説明する。
リストでは、現在修正中のフオントデータについて、
その文字が属している書体に関する情報と、その文字の
サンプル点座標値以外の情報を表示する機能である。87
−1は書体に関する情報を表示する領域であり、87−2
は各文字情報の値を修正前と現在値を横にならべて項目
ごとに表示する領域である。
文字情報入力 文字情報とは、文字を構成するサンプル点座標及び点
属性などフオントデータでなく、例えば、文字の高さ、
幅などの情報など、書体に共通の値ではなく、その文字
単位で特有の値をもつ文字の座標系に係情報の事を言
う。すなわち文字情報は、書体全体に共通の値をデフオ
ルトとしてもつ事も可能であるし、文字毎に、特有の値
をもつ事もできる。また言いかえれば、文字毎には設定
できない、書体全体で決まった値をもつ情報もあること
になる。
文字情報入力では、前述の文字毎に設定できる文字情
報を入力する機能であり、ここで設定した値はフオント
データフアイルに格納され、フオントデータとともにDI
SK3に格納される。
文字情報入力の手順を第88図と第89図のフローを使っ
て説明する。
文字情報入力のメニユーをピツクするとstep1で文字
情報入力用のメニユーを表示する(第88図)、第88図で
88−1は、文字情報入力結果を指示するYES、NO、終了
の3つのメニユーで、88−2は各文字情報名称とその値
を入力するメニユーの表である。step2ではデータ入力
フラグをOFFにし、step3で次データNの入力を待つ、次
データNがstep4でメニユーのピツクであれば、step5に
進み、さらにNが値入力メニユーであればデータフラグ
をONにし、step3に戻る。Nが値入力メニユーでない時
は、データ入力フラグをOFFし(step6)、step8でNを
判別し、NOメニユーのピツクであれば、新たに設定した
入力値を開始前の値に戻し、step3に戻る。YESメニユー
のピツクであれば、現在入力されている値をチエツク
し、設定値を登録し(step11)step3に戻る。step12、s
tep13でNが終了メニユーまた他メニユーの時はstep14
でstep11と同様に入力値をチエツクし、設定値を登録し
て終了する。
step4でNがメニユーピツク外の時はstep15でNがKBD
11からのキー入力であれば、step16に進み、キー入力が
リターンキーの時はデータ入力フラグをOFFにして入力
を終了し、step3に戻り、リターンキー以外の時は、ste
p18で、データフラグがOFFなら何もせずstep3に戻る
が、ONの時はstep19で値入力メニユーに入力値をエコー
し、データ入力処理をし、次のデータの入力をstep3で
待つ、すなわち、値入力メニユーでKBD11からの入力値
をセツトできるのはデータ入力フラグがONの時のみであ
り、値入力メニユーをピツクしてから、リターンキーが
他のメニユーをピツクする間のみである。また、その間
はstep3で入力されたデータNを値入力メニユーに1つ
ずつエコーする事になる。
ライン設定 第4図S11−6ライン設定 ライン設定とは、文字の輪郭データとは別にオペレー
タが編集エリア上に補助線を複数設定、表示できる機能
であり、この補助線をラインと呼ぶ、ラインには例えば
x軸方向に平行なラインとy軸方向に平行なラインが設
定できる。
ここで設定されたラインは、前述の表示制御メニユー
のラインON・OFFメニユーで、各文字制作中に任意のタ
イミングで表示、非表示できる。
また、設定したライン情報は、各オペレータ毎に、DI
SK3に登録され、設定を変更及び消去しない限り、適宜P
MEM6上にロードし、参照する事が出来る。
ラインの主な目的は、文字を制作する際、個々の文字
の大きさや、高さ、幅等を見る基準としての補助線であ
り、この補助線を書体全体で決める事により、文字全体
のバランスなどをそろえる事ができるようになる。
ライン設定の手順を第90図、第91図及び第92図のフロ
ー図を用いて説明する。
ライン設定メニユーをピツクすると、第90図に示す通
り、ライン設定結果を指示する。YES、NO、終了の各メ
ニユー90−1と、ライン名称、位置、表示状態切り換え
を入力するメニユーの表90−2を表示する。
2において、記号欄のアルフアベツトA〜L、a〜e
は編集エリアのラインA〜L、a〜eに対応し、A〜L
については水平方向ライン、a〜eについては垂直方向
ラインの設定用に使用する。すなわち、位置入力メニユ
ー欄に入力する値は、A〜Lについてはy座標値、a〜
eについてはx座標値を入力する。表示状態切り換えメ
ニユー欄は、設定したラインを表示状態にするか、非表
示状態にするかを、各ライン毎の表示フラグを切り換え
るメニユーで、表示中の時には、編集エリアにそのライ
ンを表示する。
step1で編集エリアには、現在の設定状態に従って、
設定される各ラインの表示フラグがONのラインのみライ
ンを表示する。
step2でデータ入力フラグをOFFにしておき、step3で
次データNを入力する。step4でNがメニユーピツクで
あればstep5、step6でピツクされたメニユーが名称入力
メニユーか位置入力メニユーであれば、step8でデータ
入力フラグをONにし、step3に戻り、次の入力を待ち、
そうでなければstep9に進む。step9でNが表示切り換え
メニユーであれば、ピツクされたラインの表示フラグの
ON/OFFを切り換えstep3に戻る。NがNOメニユーの時
は、step10で新たに設定したライン名称、位置、表示フ
ラグを開始前の状態に戻し、step3へ戻り、YESメニユー
の時はstep14で表示フラグに従って各ライン、ボデイ枠
等を編集エリアに表示し次の入力をstep3で待つ、step1
5、16ではNが終了メニユー或は他メニユーピツクの時
は、現在入力されている設定値をチエツクし、登録終了
する。step18〜21はNがメニユーピツクでない時の処理
でリターンキー入力の時はstep19でデータ入力フラグを
OFFにし、主にKBD11による入力を処理し、入力を終了さ
せ、step18でリターンキー以外の時は、データ入力フラ
グがON、すなわちデータ入力可の状態の時は、step21で
実際にメニユーエリアに入力値をエコーして、入力処理
をし、再びstep3で次のデータ入力を待つ。
第91図は例として記号欄aのラインを設定した状態を
示す。ここで設定したラインについては、ラインON/OFF
メニユーで参照することが可能となる。
文字データ登録/終了 本メニユーをピツクすることにより、第93図の登録、
終了画面に移る。以後示すステツプNo.(Sn)は、第94
図中の番号である。
まずデフオルト状態のメニユーが表示される(S1)。
必要なら93−1の適当なメニユーをPD12でピツクし、線
幅情報を変更する(S2〜S3)。
データの登録は、93−3をPD12でピツクし、KBD11よ
り入力することにより、コードを変更することができる
(S6)。また、93−4をPD12でピツクすることにより、
その文字の修正作業を無効にすることができる(S7)。
登録後、次に呼び出す文字はデフオルトでは次のコー
ドだが、93−6をPD12でピツクし、KBD11より自由にコ
ード指定できる(S11)。93−7をPD12でピツクするこ
とにより、次のコードを呼ばず、登録終了メニユーを終
了させることもできる(S9)。
最後に93−8をPD12でピツクすることにより実行され
る。93−9をPD12でピツクすることにより、登録作業を
キヤンセルすることも可能である(S13)。
[管面検査] 管面検査は、第8図の管面検査メニユーをピツクする
ことによって起動され、第95図に示す基本画面で各種操
作をすることにより行う。以下、第95図を説明する。
95−1はフオントデータフアイル名称一覧であり、検
査すべきフオントデータフアイルを指示するためのメニ
ユーである。95−2は、95−1で選択されたフオントデ
ータフアイル名称を表示する領域である。95−3は表示
する文字コード範囲をPD12及びKBD11で指定するための
領域である。95−4は出力装置の解像度をPD12、KBD11
で指定するための領域である。95−5は表示ポイントサ
イズを指示する領域。95−6は塗りつぶし表示の際の後
述する種別を指示するメニユー領域。95−7は管面検査
の終了を指示するメニユーであり、本メニユー選択によ
り制御部に戻る。95−8は各種オペレーシヨンに対する
エラーメツセージ等を表示するメツセージエリア。95−
9は前述1のフオントデータフアイル名称一覧のスクロ
ール(or改ページ)を指示するメニユーである。
上述のメニユーに対する指示は、PD12又はKBD11によ
り行うものとする。
前述95−1のフオントデータフアイル名称一覧は、管
面検査起動時に、DISK3を探索することにより作成す
る。
品質検査 第96図は、第95図95−6の品質検査を選択した場合の
画面の様子である。96−1はデータ表示領域である。96
−2は第95図の95−1で選択した現在表示中のフオント
データのフアイル名表示領域。96−3はデータ表示領域
96−1の表示をコントロールするためのメニユー群であ
る。96−4は第95図95−4で指定した出力装置の解像度
を表示する領域である。
センター検査 センター検査の場合も第96図96−1に表示されるもの
がセンター検査用になるだけで96−2〜96−4は変わら
ない。96−3のメニユーをピツクすると第95図に戻る。
品質検査、センター検査の詳細は、後述のS5プリンタ
出力と同様であるので、第102図、第103図及びプリンタ
出力の詳細を参照のこと。但し、出力デバイスが異な
り、管面検査では、第103図のstep9での表示はVRAM14を
通してCRT13に行う。
[プリンタ出力] プリンタ出力は第8図のプリンタ出力メニユーa−12
をピツクすることにより起動され、第97図に示す基本画
面で各種操作をすることにより行う。以下、第97図を説
明する。
97−1はフオントデータフアイル名称一覧であり、出
力すべきフオントデータフアイルを指示するためのメニ
ユーである。97−2は、97−1で選択されたフオントデ
ータフアイル名称を表示する領域である。97−3は出力
する文字コード範囲をPD12及びKBD11で指定するための
領域である。97−4は出力装置、この場合はプリンタの
解像度を示す領域である。97−5は輪郭線出力の際の後
述する種別を指示するメニユーである。97−6は塗りつ
ぶし出力の際のサイズ及び後述する種別を指示するメニ
ユーである。97−7は文字情報を数値として出力するこ
とを指示するメニユーである。97−8はプリンタ出力の
終了を指示するメニユーであり、本メニユー選択により
制御部に戻る。97−9は各種オペレーシヨンに対するエ
ラーメツセージ等を表示するメツセージエリア。97−10
は前述1のフオントデータフアイル名称一覧のスクロー
ル(改ページ)を指示するメニユーである。
上述のメニユーに対する指示は、PD12又はKBD11によ
り行うものとする。
97−1のフオントデータフアイル名称一覧は、プリン
タ出力起動時に、DISK3を探索することにより作成す
る。
まず、輪郭線表示について説明する。
輪郭線表示は、第97図97−3で文字コード範囲を指定
し第97図97−5のA、B、C、DのいずれかをPD12にて
ピツクすることにより行われる。
A、B、C、Dの表示物の内容を以下に示す。即ち、
Aは輪郭線をフオントデータフアイル中のデータの1/2
の座標値、つまり、例えば、フオントデータフアイル中
のデータが800×800ドツトで定義されているならば、40
0×400ドツトで表示したものであり、大まかな品質チエ
ツクに用いるもの、BはAと同様であるが、内側の輪郭
線を点線表示したもの、Cはフオントデータフアイル中
のデータの1ドツトをプリンタの1ドツトに対応させて
表示するものであるが、この時、サンプル点間を実線
で、輪郭線を点線で表示し、さらに、特定文字サイズで
の品質低下を防ぐための公知である線幅情報をその親子
関係とともに表示したものであり、サンプル点の1ドツ
トのずれの検出や線幅情報の妥当性の確認に用いるも
の、及び、Dは表示サイズはCと同様であるが、サンプ
ル点間を点線で、輪郭線を実線で表示したものである。
輪郭線表示の処理手順を第101図のフローチヤート及
び第98図の出力例を用いて説明する。
step1で、第97図97−3で指示された開始、終了コー
ドをPMEM6に保持する。step2では、第97図97−5で選択
された輪郭線種別をPMEM6に保持する。step3以降の処理
を繰り返す。step3では、step1でPMEM6に保持した開始
コードから終了コードまでのフオントデータをDISK3の
フオントデータフアイルから読み込み、PMEM6に第102図
に示す形式で保持する。step4では、終了コードまで出
力したか、フオントデータフアイルにこれ以上データが
ないかを判断し、輪郭線表示処理を終了する。step5
で、step2にてPMEM6に保持した輪郭線種別を判断し、C
又はDの時は、step6にてPMEM6上の第102図(a)、
(b)にスケーリングを施す。step7では、同(b)を
参照し、表示用データを作成し、PMEM6に保持する。ste
p8で再度、輪郭線種別を判断し、Cの場合は、step9に
て、第102図(b)、(c)のデータに基づき、線幅情
報の親子関係を現わす線分を生成し、PMEM6に保持す
る。step10で第102図(b)のサンプル点座標値、点属
性から輪郭線表示用データ(線分列データ)に変換し、
PMEM6にデータを保持する。step11では、step7、step
9、step10で作成し、PMEM6に保持したデータを10に送り
PRT9より第98図に示す図を出力する。
次に、塗りつぶし表示について説明する。
塗りつぶし表示は、第97図97−3で文字コード範囲を
指定し、第97図97−6でポイントサイズ範囲を入力し、
“品質検査”又は“センター検査”メニユーをPD12にて
ピツクすることによって行う。
“品質検査”、“センター検査”の表示物の内容を以
下に示す。
即ち、“品質検査”は、製品と同じ状態のフオントを
指定されたポイントサイズで、いわゆる組版を生成し、
品質検査に用いるもの、“センター検査”は製品と同じ
状態のフオントを指定されたポイントサイズで、センタ
ー検査用の文字で、はさんで表示したものである。
塗りつぶし表示の処理手順を第103図のフローチヤー
ト及び第99図の出力例を用いて説明する。
step1で出力文字コード範囲を入力し、PMEM6に保持す
る。step2では出力ポイントサイズを入力し、PMEM6に保
持する。step3では第97図97−6で選択されたメニユー
が“品質検査”であるか、“センター検査”であるかを
PMEM6に保持する。step4〜step9について指定ポイント
サイズ分処理を繰り返す。step4、5は前述の第101図st
ep3、4と同様にDISK3よりフオントデータを読みこみ、
終了の判断等を行う。step6では、step3で指示されPMEM
6に保持している出力種別を判定し、“センター検査”
の場合は、step7で検査用のパターンを作成する。パタ
ーンは、第99図センター検査に示す如く、例えば、O、
N等の通常の文字あるいは、四角等のパターンである。
step8ではstep4でPMEM6に第102図の如く保持されたFNTD
ATAから、線幅情報を考慮したイメージデータを作成す
る。step9では一度、PMEMに保持したstep7、8で作成し
たデータを10に送りPRT9より第99図の如く出力する。
最後に文字情報出力について説明する。
文字情報出力は、第97図97−3で文字コード範囲を指
定し、第97図97−7をPD12にてピツクすることにより行
われる。ここで表示する文字情報は、例えば第100図に
示すものである。
文字情報出力を第104図のフローチヤートを用いて説
明する。step1では、第97図97−3で指示された開始、
終了コードをPMEM6に保持する。step2では、前stepにて
PMEM6に保持した開始コードから終了コードまでのフオ
ントデータをDISK3のフオントデータフアイルから読み
込み、PMEM6に第102図に示す形式で保持する。step3で
は終了コードまで出力したか又はフオントデータフアイ
ルにこれ以上データがないかを判断し、文字情報出力処
理を終了する。step4では第102図(a)を参照し、フオ
ーマツテイングしてPRT9に出力する。
[ユーテイリテイ] 本メニユーをピツクすることにより、ユーテイリテイ
メニユー第105図へ移る。第105図を用いてユーテイリテ
イの説明を行う。
第105図はユーテイリテイの画面である。ユーテイリ
テイはCOPY、MERGE、APPEND、DELETE、RESIZE、メツセ
ージの6つのエリアに分かれている。X−1〜X−10は
COPYに関するメニユーである。X−1はCOPY元のフアイ
ルを示すフオントコードを入力するフオントコードメニ
ユーであり、COPYするパターンが全文字の場合指定する
全文字メニユー(X−2)、その全文字をCOPYする先の
開始コードを指定する全文字開始コード(X−3)であ
る。コード指定を行う場合のCOPY元の開始・終了コード
をコード指定メニユー(X−4)と、COPY先の開始コー
ド入力の為のコード指定COPY先開始コードを入力するタ
ーゲツトコードメニユー(X−5)がある。COPY先ター
ゲツトフアイルのフオントコードを入力するフオントコ
ードメニユー(X−6)、又、このターゲツトフアイル
の文字コードの変更を指定する文字コードメニユー(X
−7)、オリジナルに対しての処理を指定するオリジナ
ルメニユー(X−8)、又、これらの処理の表示を行う
かのスイツチとして、表示メニユー(X−9)がある。
X−1〜X−9の設定の実行を行うのが実行メニユー
(X−10)である。
X−11〜X−21はMERGEに関するメニユーである。X
−11、X−12はマージを行うフアイルのフオントコード
の入力を行うフオントコードメニユーであり、X−13、
X−14はそのフアイルを全文字マージする時に指定する
全文字メニユー、コード指定の場合はコード指定メニユ
ー(X−15、X−16)をピツクする。マージ結果用フア
イルのフオントコードを指定するフオントコードメニユ
ー(X−17)がある。X−18、X−19、X−20、X−21
はCOPY機能のそれぞれX−7、X−8、X−9、X−10
と同様である。X−22〜X−29はアペンド機能のメニユ
ーである。X−22はアペンド元のフアイルのフオントコ
ードを入力するフオントコードメニユー、X−23は全文
字指定用の全文字メニユー、X−24はコード指定用のコ
ード指定メニユーで、アペンド先フアイルのフオントコ
ード入力エリアのフオントコードメニユー(X−25)が
ある。
X−26、X−27、X−28、X−29はCOPY機能、X−
7、X−8、X−9、X−10とそれぞれ同様である。
X−30〜X−37は、デリート機能のメニユーである。
X−30がデリートを行うフアイルのフオントコードを入
力するフオントコードメニユー、X−31は全文字削除を
指定する全文字メニユー、X−34はコード指定を行う場
合のコード指定メニユーである。コード指定メニユー
(X−34)で指定したコードのみ削除することを示すコ
ード指定のみ削除メニユー(X−32)、又その逆のコー
ド指定以外削除メニユー(X−33)がある。X−35はオ
リジナルに対する処理を示し、オリジナルの削除なしと
オリジナルとアウトラインの削除、オリジナルのみ削除
の3つの処理の選択を行うオリジナルメニユーである。
X−36、X−37はコピー機能X−9、X−10と同様の処
理である。
X−38〜X−41はリサイズ機能メニユーである。X−
38は対照となるフアイルのフオントコードを入力するフ
オントコードメニユーであり、X−39は圧縮指定エリ
ア、X−40は拡大エリアで文字数の指定ができる。X−
41は表示メニユー、X−42は実行メニユーである。
X−43はX−9、X−20、X−28、X−36、X−41の
表示メニユーの指定があった時、処理コード等を表示す
るエリアのメツセージメニユーである。
X−44は終了メニユーで第8図へ戻ることができる。
以下、第105図の番号を参照し、ユーテイリテイの説
明を行う。
コピー まず、コピー機能を、第106図を参照し説明する。ス
テツプ番号は第106図(a)を参照する。コピー元とな
るフアイルのフオントコード(第106図(b))をフオ
ントコード(X−1)をPD12でピツクし、キーボード11
より入力するS4。ターゲツトフアイル(第106図
(b))はターゲツトフオントコード(X−6)をPD12
でピツクし、入力するS5。コピー終了の判断S8をし、Ye
sならば終了、Noならばコピーコード指定が全文字指定
からの判断をするS9。全文字指定の場合は、第106図
(b)で示す様に、全文字メニユー(X−2)をピツク
することにより指定し、ターゲットコードメニユー(X
−3)にターゲツトフアイルDの文字コード2921を入力
し、実行メニユー(X−10)をピツクすることによりS1
0、全文字を文字コード2921以降にコピーするS12。コー
ド指定の場合は第106図(c)で示す様に、コード指定
メニユー(X−4)の左にコピー開始コード、右にコピ
ー終了コードを入力し、コード指定ターゲツトコードメ
ニユー(X−5)に、ターゲツト開始コードを入力しS1
1、実行メニユー(X−10)をピツクすることによりコ
ピーを実行するS12。フアイル作成時に指定した文字コ
ードの範囲外にターゲツトコードを指定したい場合はS
6、文字コードメニユー(X−7)で指定することが出
来るS7。又、オリジナルに対しても同様のコピーを行う
か否かをオリジナルメニユー(X−8)で指定すること
が出来るS8。又、処理コードの表示は表示メニユー(X
−9)をピツクすると、メツセージメニユー(X−42)
に表示を行う。
マージ 次にマージ機能を第107図を用いて説明する。ステツ
プ番号は(a)図のものである。File1、2、3は
(b)図、(c)図を参照。
マージを行うことによる処理コードの表示を行う為、
表示メニユー(X−20)をピツクし、ONになっているか
を判断しS1、判断の結果Yesならばメツセージメニユー
(X−43)に処理コードを表示させて実行を行う。マー
ジを行うfile1、file2をそれぞれのフオントコードメニ
ユー(X−11、X−12)をピツクし、入力するS3、S4。
マージの結果できるfile3のフオントコードをフオント
コードメニユー(X−17)をピツクし、入力するS5。fi
le3が「フアイル作成」時に指定した文字コードの範囲
外にマージを行う場合、文字コードメニユー(X−18)
で指定することができるS6、S7。マージ終了を判断しS
8、Yesならば終了、Noならばマージは全文字かを判断す
るS9。Yesならばfile1、file2の全文字メニユー(X−1
3、X14)をピツクし指定するS10。Noならばfile1、file
2の各々のコード指定メニユー(X−15、X16)をピツク
し開始・終了コードを指定するS11。実行メニユー(X
−21)をピツクしマージするが、コードのだぶりを判断
しS12、優先度を考えマージするS13、S14。(b)図の
文字コード2452の様なマージを行う。オリジナルに対し
てもマージを行うか判断しS15、Yesならば同様のマージ
を行い、Noならば終了する。
アペンド 次にアペンド機能を第108図を用いて説明する。ステ
ツプ数は(a)図の番号である。
まず、アペンド機能による処理コードの表示を行う
為、表示メニユー(X−28)をピツクしONとなっている
か判断するS1。判断の結果、Yesならばメツセージメニ
ユー(X−43)に処理コード等を表示させて実行を行う
S2。次にアペンド元のfile1を、フオントコードメニユ
ー(X−22)をピツクし入力するS3。アペンド先のfile
2もフオントコードメニユー(X−25)をピツクし入力
するS4。この時、フアイルの優先度をつけるS5。フアイ
ル作成時に指定した文字コードの範囲外にアペンドを行
う場合、文字コードメニユー(X−26)で指定すること
ができるS6、S7。次にアペンドが終了しているか判断し
S8、Yesならば終了し、Noならば、アペンドのコードが
全文字指定の判断をするS9。Yesならば全文字メニユー
(X−23)をピツクし、指定を行うS10。Noならばfile1
でアペンドしたいコードの開始・終了コードをコード指
定メニユー(X−24)をピツクし指定するS11。指定が
終了したら実行メニユー(X−29)をピツクしアペンド
を行うS12。オリジナルに対しても同様な処理を行うか
を、オリジナルメニユー(X−27)のピツクにより判断
しS13、Yesならば同様の処理をし、Noならば終了する。
デリート デリート機能を第109図を用いて説明する。ステツプ
番号は(a)図のものである。
デリート機能による処理コード等の表示をメツセージ
メニユー(X−36)に表示させるか判断しS1。Yesなら
ば表示を行うS2。
デリートを行うフアイルのフオントコードをフオント
コードメニユー(X−30)をピツクし入力するS3。次に
オリジナルに対しての処理の判断をするS4。Noならば、
オリジナルの消去をせずS5、のみならばオリジナルのみ
消去するS6。又、Yesならば、オリジナルも消去するS
7。次に、その消去するコードは全文字かを判断するS
8。全文字なら、全文字メニユー(X−31)をピツクし
指定を行いS9、実行メニユーをピツクすることで削除を
行うS10。Noならば削除コードの開始・終了コードをコ
ード指定メニユー(X−34)をピツクし指定するS11。
指定コードのみ削除メニユー(X−32)、指定コード以
外削除メニユー(X−33)のON・OFFにより削除方法を
判断しS12、指定コードのみ削除メニユー(X−32)がO
Nならば指定コードのみ削除を行うS13。指定コード以外
削除メニユー(X−33)がONならば指定コード以外の削
除を行うS14。
リサイズ 次に、リサイズ機能について説明する。ステツプ番号
は第110図を参照する。
まず、対照となるフアイル名を入力する(S1)。次に
処理コードの表示の設定を行うS2。最後に機能を選択し
S3、実行する。
機能には圧縮と拡張がある。圧縮は第111図にあるよ
うに、まずAの状態にあるデータを、コード順に、すき
まのないようにならび変えBの状態にする。最後に未使
用エリアを解放し、Cのようにし、フアイルを圧縮する
ものである。拡張はデータ部の大きさを変更するもので
ある。圧縮と同様Bの状態にし、±文字数で拡張分の大
きさを指定する。文字数がプラスの場合はCの状態に1
文字の平均ブロツク数×文字数分拡張する。マイナスの
場合はBの状態から平均ブロツク数×文字数分縮小する
ことになる。但しCの状態より小さくはならない。
以上の説明、例えば第71図、第72図等において説明し
た仮想線発生の処理は、文字パターンについて説明した
が、これに限るものではなく、又、弓形に限るものでは
ない。例えば、都市計画建築等の為に地図を作成する場
合、道路と交差点等を表わす図形パターンの接続に本実
施例の技術を応用することが可能である。これにより、
地図全体の整合をとりながら編集作業を行うことができ
る。仮想線上に、元の図形のサンプル点を容易に揃える
ことが可能となる。
[効果] 以上、詳述したように、本発明によれば、登録すべき
線データに影響を与えることなく、登録すべき線データ
を仮想線でチェックしながら編集でき、さらに、仮想線
が無い状態とある状態とを切り替えて線データを編集で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例における図形編集装置のブロツク図、 第2図は本実施例における図形編集装置の各機能を概念
的に表わす構成図、 第3図は本実施例におけるデジタイズの機能を説明する
ブロツク図、 第4図は本実施例における文字制作の機能を説明するブ
ロツク図、 第5図は本実施例における管面検査の機能を説明するブ
ロツク図、 第6図は本実施例におけるプリンタ出力の機能を説明す
るブロツク図、 第7図は本実施例におけるユーテイリテイの機能を説明
するブロツク図、 第8図は本実施例における図形編集装置の初期画面の一
例を示す図、 第9図は本実施例におけるフオントデータを説明する為
の図、 第10図は本実施例における輪郭線データ記憶部を説明す
る為の図、 第11図は本実施例における座標系を説明する為の図、 第12図は本実施例におけるフアイル作成を説明する為の
図、 第13図は本実施例におけるフオントデータフアイルの構
造を示す図、 第14図は本実施例におけるデジタイズを説明する為の
図、 第15図は本実施例におけるデジタイズを説明する為のフ
ロー図、 第16図は本実施例におけるスキヤンを説明する為の図、 第17図は本実施例におけるスキヤンを説明する為の図、 第18図は本実施例におけるスキヤンを説明する為のフロ
ー図、 第19図は本実施例におけるコード設定を説明する為の
図、 第20図は本実施例におけるコード設定を説明する為のフ
ロー図、 第21図は本実施例におけるセンター設定を説明する為の
図、 第22図は本実施例におけるセンター設定を説明する為の
フロー図、 第23図は本実施例におけるノイズ除去を説明する為の
図、 第24図は本実施例におけるノイズ除去を説明する為の
図、 第25図は本実施例におけるノイズ除去を説明する為のフ
ロー図、 第26図は本実施例における輪郭線生成を説明する為の
図、 第27図は本実施例における輪郭線生成を説明する為の
図、 第28図は本実施例における輪郭線生成を説明する為の
図、 第29図は本実施例における輪郭線生成を説明する為のフ
ロー図、 第30図は本実施例における文字制作時の画面の一例を示
す図、 第31図は本実施例における文字制作時のundo・redoを説
明する為のフロー図、 第32図は本実施例における文字制作時の割込み制御を説
明する為のフロー図、 第33図は本実施例における文字制作時の表示制御を示す
ブロツク図、 第34図は本実施例における文字制作時の表示制御を説明
する為のフロー図、 第35図は本実施例における文字制作時の輪郭線データ記
憶部の説明する為の図、 第36図は本実施例における文字制作時の表示制御を説明
する為の図、 第37図は本実施例におけるスクロールを説明する為のフ
ロー図、 第38図は本実施例におけるスクロールを説明する為の
図、 第39図は本実施例におけるスクロールを説明する為の
図、 第40図は本実施例におけるズームを説明する為のフロー
図、 第41図は本実施例におけるズームを説明する為の図、 第42図は本実施例におけるズームを説明する為の図、 第43図は本実施例におけるサンプル点ON・OFFを説明す
る為の図、 第44図は本実施例における輪郭線・塗り潰しを説明する
為の図、 第45図は本実施例におけるラインON・OFFを説明する為
の図、 第46図は本実施例におけるカーソルON・OFFを説明する
為の図、 第47図は本実施例における再表示を説明する為の図、 第48図は本実施例における点挿入を説明する為の図、 第49図は本実施例における点挿入を説明する為の図、 第50図は本実施例における点挿入を説明する為のフロー
図、 第51図は本実施例における点削除を説明する為の図、 第52図は本実施例における点属性反転を説明する為の
図、 第53図は本実施例における点属性反転を説明する為の
図、 第54図は本実施例における点属性反転を説明する為のフ
ロー図、 第55図は本実施例における点移動を説明する為の図、 第56図は本実施例における点移動を説明する為の図、 第57図は本実施例における点移動を説明する為の図、 第58図は本実施例における点移動を説明する為の図、 第59図は本実施例における点移動を説明する為の図、 第60図は本実施例における点移動を説明する為のフロー
図、 第61図は本実施例における点揃えを説明する為の図、 第62図は本実施例における点揃えを説明する為の図、 第63図は本実施例における点揃えを説明する為の図、 第64−1図、第64−2図、第64−3図は本実施例におけ
る点揃えを説明する為の図、 第65図は本実施例における輪郭線消去を説明する為の
図、 第66図は本実施例における輪郭線消去を説明する為のフ
ロー図、 第67図は本実施例における輪郭線移動を説明する為の
図、 第68図は本実施例における輪郭線移動を説明する為の
図、 第69図は本実施例における輪郭線移動を説明する為の
図、 第70図は本実施例における輪郭線移動を説明する為のフ
ロー図、 第71図は本実施例における仮想線発生を説明する為の
図、 第72図は本実施例における仮想線発生を説明する為の
図、 第73図は本実施例における仮想線発生を説明する為のフ
ロー図、 第74図は本実施例における仮想線発生を説明する為の
図、 第75図は本実施例における正円弧化を説明する為の図、 第76図は本実施例における正円弧化を説明する為の図、 第77図は本実施例における正円弧化を説明する為の図、 第78図は本実施例における正円弧化を説明する為のフロ
ー図、 第79図は本実施例における図形発生を説明する為の図、 第80図は本実施例におけるセンター移動を説明する為の
図、 第81図は本実施例におけるセンター移動を説明する為の
図、 第82図は本実施例におけるセンター移動を説明する為の
図、 第83図は本実施例におけるセンター移動を説明する為の
フロー図、 第84図は本実施例における点座標表示を説明する為の
図、 第85図は本実施例における点座標表示を説明する為のフ
ロー図、 第86図は本実施例における点座標表示を説明する為の
図、 第87図は本実施例におけるリスト表示を説明する為の
図、 第88図は本実施例における文字情報入力を説明する為の
図、 第89図は本実施例における文字情報入力を説明する為の
フロー図、 第90図は本実施例におけるライン設定を説明する為の
図、 第91図は本実施例におけるライン設定を説明する為の
図、 第92図は本実施例におけるライン設定を説明する為のフ
ロー図、 第93図は本実施例における文字データ登録/終了を説明
する為の図、 第94図は本実施例における文字データ登録/終了を説明
する為のフロー図、 第95図は本実施例における管面検査を説明する為の図、 第96図は本実施例における管面検査を説明する為の図、 第97図は本実施例におけるプリンタ出力を説明する為の
図、 第98図は本実施例におけるプリンタ出力を説明する為の
図、 第99図は本実施例におけるプリンタ出力を説明する為の
図、 第100図は本実施例におけるプリンタ出力を説明する為
の図、 第101図は本実施例におけるプリンタ出力を説明する為
のフロー図、 第102図は本実施例におけるプリンタ出力を説明する為
の図、 第103図は本実施例におけるプリンタ出力を説明する為
のフロー図、 第104図は本実施例におけるプリンタ出力を説明する為
のフロー図、 第105図は本実施例におけるユーテイリテイの初期画面
の一例を示す図、 第106図は本実施例におけるコピーを説明する為のフロ
ー図、 第107図は本実施例におけるマージを説明する為の図、 第108図は本実施例におけるアペンドを説明する為の
図、 第109図は本実施例におけるデリートを説明する為の
図、 第110図は本実施例におけるリサイズを説明する為のフ
ロー図、 第111図は本実施例におけるリサイズを説明する為の
図、 第112図は本実施例におけるサンプル点の表示を示す
図、 第113図は本実施例におけるサンプル点P1を削除した例
を示す図、 第114図は本実施例における区間Kに含まれるサンプル
点を削除した例を示す図、 第115図は本実施例における点削除のフローチヤートで
ある。 1……制御部C 2……入出力インタフエース 3……外部記憶装置 4……画像入力装置とのインタフエース 5……プリンタインタフエース 6……プログラムメモリ 7……画像入力装置 8……画像入力部 9……プリンタ 10……イメージ出力部 11……キーボード 12……PD 13……CRT 14……VRAM 15……CPU
フロントページの続き (72)発明者 小山 茂樹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 田村 政明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 澤田 好和 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 渡辺 清 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 藤井 文子 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−181977(JP,A) 特開 平1−112372(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 11/00 - 11/80 G09G 5/24 - 5/28 G06F 17/50

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】線データの編集時に、ユーザの指示に応じ
    て仮想線を表示させ、表示フラグをオンにし、 仮想線の消去または再表示の指示に応じて、前記表示フ
    ラグを判定し、 前記表示フラグがオンであると判定された場合、表示さ
    せた仮想線を消去し、前記表示フラグをオフにし、 前記表示フラグがオフであると判定された場合、消去し
    た仮想線を表示し、前記表示フラグをオンにし、 前記線データの登録時に、前記仮想線のデータは、デー
    タファイルに格納されないようにすることを特徴とする
    図形処理方法。
  2. 【請求項2】前記仮想線の消去または再表示の指示は、
    UNDOであることを特徴とする請求項1記載の図形処理方
    法。
  3. 【請求項3】前記線データの編集は、点挿入、点削除、
    点属性反転、点移動、点揃え、輪郭線消去、輪郭線移
    動、正円弧化、図形発生、及び、センター移動の処理を
    含む特徴とする請求項1記載の図形処理方法。
  4. 【請求項4】前記線データは、フォントデータであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の図形処理方法。
  5. 【請求項5】線データの編集時に、ユーザの指示に応じ
    て仮想線を表示する表示手段と、 前記表示手段に仮想線を表示する際、表示フラグをオン
    にし、仮想線の消去または再表示の指示に応じて、前記
    表示フラグを判定し、前記表示フラグがオンであると判
    定された場合、表示した仮想線を消去し、前記表示フラ
    グをオフにし、前記表示フラグがオフであると判定され
    た場合、消去した仮想線を表示し、前記表示フラグをオ
    ンにする制御手段とを有し、 前記線データの登録時に、前記仮想線のデータは、デー
    タファイルに格納されないようにすることを特徴とする
    図形処理装置。
  6. 【請求項6】前記仮想線の消去または再表示の指示は、
    UNDOであることを特徴とする請求項5記載の図形処理装
    置。
  7. 【請求項7】前記線データの編集は、点挿入、点削除、
    点属性反転、点移動、点揃え、輪郭線消去、輪郭線移
    動、正円弧化、図形発生、及び、センター移動の処理を
    含む特徴とする請求項5記載の図形処理装置。
  8. 【請求項8】前記線データは、フォントデータであるこ
    とを特徴とする請求項5記載の図形処理装置。
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