JP3072740U - 靴受け台 - Google Patents

靴受け台

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和彦 栂尾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 靴や靴収納具の寸法条件に応じて、靴受け板
の傾斜角度や高さを広範囲に亘って自由かつ容易に調節
可能とすることにより、多様な寸法形状の靴に対応可能
で、靴収納具のスペースの有効利用に大きく貢献可能
な、小型・簡略で実用性の高い靴受け台を提供する。 【解決手段】 靴受け台1は、透明プラスチック製の靴
受け板2の前後方向の2箇所に、長さの異なる2組のプ
ラスチック製の支脚対(支持手段)3,4をスライド可
能に取り付けて構成される。支持対3,4を構成する各
支脚5〜8の係合部9を靴受け板2の補強部10に係合
させることによって、各支脚5〜8が靴受け板2の左右
両端部に設けられた補強部10に直交配置で着脱可能か
つスライド可能に取り付けられる。支脚対3,4のスラ
イド位置に応じて靴受け板2の傾斜角度や高さを調節す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、靴を収納するための靴受け台に関し、特に、下駄箱等の棚板上に設 置して棚板間の上下2段に靴を収納可能とした靴受け台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
下駄箱やシューズラック、シューズロッカー等の各種の靴収納具は、一般的に 、上下方向に複数段の棚板を有しており、各棚板上に靴を並べて収納するように なっている。しかしながら、多くの場合、隣り合う棚板間は、ハイヒールやレイ ンシューズ、ブーツ等の、比較的高さのある靴を収納できるように、比較的大き な間隔を空けて配置されている。そのため、通常の使用においては、靴収納具全 体の靴収納スペースに比較して、実際に靴が収納されるスペースの割合が低く、 空きスペースが目立っていた。
【0003】 このような靴収納具の空きスペースの無駄を解消するために、従来、靴受け板 を前後方向に傾斜させてなる靴受け台が提案されている。図9は、このような従 来の靴受け台の一例(実用新案登録第1978055号)を示す斜視図である。 この図9に示す靴受け台201は、靴受け板202を、靴配置方向である前後方 向に高低差を有する左右一対の支脚203によって支持することにより、靴受け 板202を前後方向に傾斜させたものである。
【0004】 靴受け板202の左右両側には、支脚取付部を兼ねた断面H形の補強部204 が設けられている。また、靴受け板202の下端には、靴が滑り落ちることを防 止するために、上方に突出するストッパ205が設けられている。 一方、各支脚203は、低脚部206、傾斜部207、および略U字形状の高 脚部208から構成された単一部材である。また、各支脚203の低脚部206 には、角度の異なる2つの傾斜溝209,210が設けられている。 そして、靴受け板202の左右の補強部204を、支脚202の2つの傾斜溝 209,210の一方に嵌合することにより、靴受け板202がその嵌合側の傾 斜溝に応じた傾斜角度で支持されるようになっている。
【0005】 図10は、以上のような構成を有する靴受け台201の使用状態を示す縦断面 図である。この図10に示すように、靴受け台201を靴収納具の棚板211上 に設置することにより、傾斜した靴受け板202の上に靴212を収納できると 共に、靴受け板202の下方にも、靴213を上段の靴212と前後逆向きに収 納できる。 この靴受け台201を使用することにより、傾斜した靴受け板202の上下に 靴を2段に収納することができるため、靴収納具全体のスペースを有効に利用し て、より多くの靴を収納することができる。 特に、この靴受け台201においては、支脚203に2つの傾斜溝209,2 10を設けているため、靴受け板202を嵌合する傾斜溝209,210を切り 換えることにより、靴受け板202の傾斜角度を2段階に調節することができる 。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記のような従来の靴受け台は、その傾斜角度をある程度調節する ことはできても、大きな角度変更や高さ変更は不可能であるため、靴受け板の傾 斜角度が収納しようとする靴の寸法形状に適合せず、靴受け台が使用できない場 合も多い。以下にはこの点について説明する。
【0007】 まず、図9および図10に示す靴受け台201においては、靴受け板202を 嵌合する傾斜溝209,210を切り換えることにより、靴受け板202の傾斜 角度を2段階に調節することができる。しかしながら、この靴受け台201にお いては、傾斜溝を設けることのできる範囲が支脚203の低脚部206に限定さ れている上、支脚203の高脚部208の高さは変化しないため、傾斜角度の微 調節はできても、大きな角度変更や高さ変更は不可能である。
【0008】 これに対して、靴収納具に実際に収納される靴は、一般的に、1種類や2種類 ではなく、デザインの異なる多様な靴が多数収納されることになる。それらの多 様な靴においては、靴の寸法形状も多様であるため、靴受け板の傾斜角度や高さ の範囲が狭い靴受け台では、一部の靴しか適合できなくなってしまう。 例えば、靴受け台の下方に収納しようとする靴が靴受け台の下方に形成される 収納スペース内に収まらない場合には、靴受け台によって靴が潰れてしまったり 、逆に靴によって靴受け台が浮いてしまったりする可能性がある。靴受け台が浮 いてしまった場合には、靴受け台が不安定になってぐらつき、その上に載せた靴 が靴受け板から滑り落ちる可能性もあり、安定した靴の収納ができなくなる。
【0009】 以上のように、図9および図10に示す靴受け台201においては、靴受け板 の傾斜角度や高さを広い範囲内で調節することは実際上困難であり、多様な寸法 形状の靴に十分に対応できない。そのため、靴受け板の傾斜角度に適合しない靴 が多い場合には、靴収納具全体のスペースの一部のみでしか靴受け台を使用でき なくなり、結果として靴収納具のスペースを有効に利用できなくなってしまう。 また、図9および図10に示す靴受け台201において、左右両側の各支脚2 03は、いずれも、靴受け板202の長さ方向に伸びると共に、靴受け板の高さ に応じた高さを有する大型の単一部材である。そのため、個々の部材を重ねて包 装して製品化した場合に、製品全体の寸法が大きくなってしまい、不都合である 。
【0010】 本考案は、上述したような従来技術の問題点を解消するために提案されたもの であり、その目的は、靴や靴収納具の条件に応じて、靴受け板の傾斜角度や高さ を広範囲に亘って自由かつ容易に調節可能とすることにより、多様な寸法形状の 靴に対応可能で、靴収納具のスペースの有効利用に大きく貢献可能な、小型・簡 略で実用性の高い靴受け台を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案は、靴受け板を支持手段によって前後方 向に傾斜させるように支持してなる靴受け台において、支持手段を靴受け板に対 して可変に構成することにより、靴受け板の傾斜角度や高さを広範囲に亘って自 由かつ容易に調節できるようにしたものである。 すなわち、本考案の靴受け台において、支持手段は、靴受け板の前後方向の2 箇所を異なる高さでそれぞれ支持する2個の支持手段であり、各支持手段は、靴 受け板の左右両端部に配置された一対の支脚を含む。そして、2個の支持手段の 少なくとも一方が可変に構成される。
【0012】 請求項1に記載の靴受け台において、2個の支持手段の少なくとも一方は、靴 受け板の主表面上の前後方向における支脚の位置が可変となるように構成される 。 この構成によれば、少なくとも一方の支持手段において、その支脚の位置を靴 受け板の主表面上で前後方向に変化させることにより、支脚の位置に応じて靴受 け板の傾斜角度や高さを広い範囲で自由に調節することができる。
【0013】 請求項2に記載の靴受け台において、2個の支持手段の少なくとも一方は、靴 受け板の主表面に対する支脚の角度が可変となるように構成される。 この構成によれば、少なくとも一方の支持手段において、靴受け板の主表面に 対する支脚の角度を変化させることにより、支脚の角度に応じて靴受け板の傾斜 角度や高さを広い範囲で自由に調節することができる。
【0014】 請求項3に記載の靴受け台において、2個の支持手段の少なくとも一方は、靴 受け板の主表面の直交方向における支脚の位置が可変となるように構成される。 この構成によれば、少なくとも一方の支持手段において、靴受け板に対する支 脚の位置を靴受け板の主表面の直交方向に変化させることにより、支脚の位置に 応じて靴受け板の傾斜角度や高さを広い範囲で自由に調節することができる。
【0015】 請求項4に記載の靴受け台において、2個の支持手段の少なくとも一方は、各 支脚に着脱可能な各1つ以上の調節部材および各支脚から取り外し可能な離脱可 能部のいずれかを含み、調節部材の着脱および離脱可能部の取り外しのいずれか に応じて支脚の長さが可変となるように構成される。 この構成によれば、少なくとも一方の支持手段において、支脚に対して調節部 材を適宜着脱することにより、支脚の長さを適宜変化させて靴受け板の傾斜角度 や高さを広い範囲で自由に調節することができる。
【0016】 請求項5〜11に記載の靴受け台は、それぞれ、請求項1〜4の靴受け台の中 から選択した複数の靴受け台の特徴を組み合わせたものである。すなわち、「靴 受け板の主表面上の前後方向における支脚の位置可変」、「靴受け板の主表面に 対する支脚の角度可変」、「靴受け板の主表面の直交方向における支脚の位置可 変」、および「支脚に着脱可能な調節部材あるいは支脚から取り外し可能な離脱 可能部」、という支持手段の4種類の可変方式から、任意の2種類あるいは3種 類を組み合わせたものである。
【0017】 このような請求項5〜11に記載の靴受け台によれば、支持手段の可変方式の 組み合わせに応じて、請求項1〜4の靴受け台の前記作用が得られることに加え て、複数種類の可変方式の相乗効果により、靴受け板の傾斜角度や高さをより広 い範囲でより自由に調節することができる。また、調節方法を使用者が任意に選 択することができるという作用も得られる。
【0018】
【考案の実施の形態】
以下には、本考案を適用した靴受け台の実施の形態について、図1〜図8を参 照して具体的に説明する。なお、本考案のような靴受け台は、通常使用時におい ては、その上に収納された靴を取り出しやすくするように、下端側を前方に向け て配置される。したがって、以下の記載においては、靴受け台の下端側を前端部 、上端側を後端部として説明する。
【0019】 [第1の実施の形態] [構成] まず、図1は、本考案による靴受け台の第1の実施の形態として、請求項1の 考案を適用した1つの形態に係る靴受け台1を示す斜視図である。 図1に示すように、靴受け台1は、透明プラスチック製の靴受け板2の靴配置 方向である前後方向の2箇所に、長さの異なる2組のプラスチック製の支脚対( 支持手段)3,4をスライド可能に取り付けることにより、支脚対3,4のスラ イド位置に応じて靴受け板2の傾斜角度や高さが調節できるように構成されてい る。この靴受け台1の詳細な構成は次の通りである。
【0020】 まず、靴受け板2の前方の支持対3は、靴受け板2の左右両端部に取り付けら れた一対の短い支脚5,6から構成され、後方の支持対4は、靴受け板2の左右 両端部に取り付けられた一対の長い支脚7,8から構成されている。各支脚5〜 8は、いずれも細長い単純形状の板状部材であり、各支脚5〜8の上端部には弾 性を有する係合部9が横方向に突出して設けられている。
【0021】 一方、靴受け板2の左右両端部および後端部には、支脚取付部を兼ねた補強部 10がU字状の外形を描くようにして連続的に設けられている。この補強部10 は、靴受け板2の周縁に設けられた環状隆起ライン11と、その内側に間隔を空 けて設けられたU字状隆起ライン12とから構成されている。この場合、U字状 隆起ライン12は、靴受け板2の左右両端部および後端部においては環状隆起ラ イン11と平行に配置されており、左右両側の前後方向に伸びる部分は靴受け板 2の前端部に向かって延ばされ、環状隆起ライン11と合流している。
【0022】 そして、各支脚5〜8を靴受け板2の左右両端部に直交配置し、各々の係合部 9を靴受け板2の補強部10に係合させることによって、各支脚5〜8が靴受け 板2の左右両端部に直交配置で着脱可能かつスライド可能に取り付けられるよう になっている。 なお、靴受け板2の前端部には、この靴受け板2の上に載せた靴が滑り落ちる ことを防止するために、上方に突出するストッパ13が設けられている。
【0023】 次に、図2は、図1の靴受け台1の構成をより詳細に説明するための図であり 、(A)は断面図、(B)は(A)中に2点鎖線で示すX部分の拡大断面図、( C)は(A)中に2点鎖線で示すY部分の拡大断面図である。 まず、図2の(A)に示すように、各支脚5〜8は直線状の本体部と係合部9 によってL字状に形成されている。なお、図2の(A)中においては、長支脚7 ,8のみが示されているが、支脚本体部の長さを除けば、短支脚5,6も全く同 じ構成を有する。
【0024】 また、図2の(B)に示すように、各支脚5〜8の係合部9は、支脚本体部よ り薄くされ、それによって適度な弾性変形が可能となるように構成されるととも に、間隔を空けて設けられた2枚の挟持板14,15を有する概略断面コ字状に 形成されており、靴受け板2の補強部10を挟持できるようになっている。より 詳細には、各挟持板14,15は、等間隔で平行に設けられているが、その先端 部は若干の角度だけ内側に折り曲げられており、先端開口部に向かって間隔の狭 まる係合口16を形成している。
【0025】 これに対して、靴受け板2の補強部10を構成する環状隆起ライン11とU字 状隆起ライン12は、靴受け板2の両面にそれぞれ突出しており、この両方のラ イン11,12が各支脚5〜8内の係合部9内に挟持されるようになっている。 この場合、補強部10と係合する前の初期状態における係合部9の挟持板14 ,15の間隔は、両方のライン11,12の最大厚さとほぼ等しくされており、 その係合口16の先端開口部の間隔は、靴受け板2の厚さとほぼ等しくされてい る。
【0026】 さらに、図2の(C)に示すように、靴受け板2の上面には、靴受け板2上で の靴の滑りを防止して、収納された靴を静止状態に保持するために、微細な凹凸 部17が設けられている。
【0027】 [作用・効果] 以上のような構成を有する本実施の形態に係る靴受け台1によれば、靴や靴収 納具の寸法条件に応じて、靴受け板2の傾斜角度・高さの調節を広範囲に亘って 自由かつ容易に行うことができ、また、通常使用時において安定した靴収納状態 の保持を行うことができると共に、靴受け台1の組立・分解も容易であり、さら に、製品化した場合に製品全体をコンパクトにすることができる。以下には、こ れらの作用・効果について順次説明する。
【0028】 [傾斜角度・高さの調節] 本実施の形態に係る靴受け台1においては、支脚5〜8を靴受け板2に対して 前後方向にスライドさせることにより、支脚5〜8の位置に応じて靴受け板2の 傾斜角度や高さを広範囲に亘って自由かつ容易に調節することができる。 この場合、支脚5〜8は、その係合部9と靴受け板2の補強部10との間の摩 擦力により、通常使用時においては、スライドすることなく静止状態で同じ位置 を維持する。したがって、使用者から前後方向にその摩擦力を超える外力が加え られることにより、取付状態のまま前後方向にスライドし、外力の付加がなくな った位置で固定され、静止状態となる。
【0029】 図3は、このような靴受け台1の使用状態を示す側面図であり、(A)は傾斜 角度を比較的大きくした場合の使用状態、(B)は傾斜角度を比較的小さくした 場合の使用状態をそれぞれ示している。この図3に示すように、収納しようとす る靴18,19やそれらの靴18,19を収納する靴収納具の寸法条件に応じて 傾斜角度・高さを調節した靴受け台1を靴収納具の棚板20上に設置することに より、靴受け板2の上下に靴18,19を前後逆向きに収納できる。以下には、 支脚対3,4のスライド位置と靴受け板2の傾斜角度・高さの関係の詳細につい て説明する。
【0030】 まず、傾斜角度については、図3の(A)に示すように、前後の支脚対3,4 の間隔を狭めることにより、傾斜角度を大きくすることができ、逆に、図3の( B)に示すように、前後の支脚対3,4の間隔を広げることにより、傾斜角度を 小さくすることができる。 また、前端部の高さについては、図3の(B)に示すように、前方の支脚対3 を前端部に近づけることにより、前端部を高くすることができ、逆に、図3の( A)に示すように、前方の支脚対3を前端部から離すことにより、前端部を低く することができる。これに対して、後端部の高さについては、図3の(A)に示 すように、後方の支脚対4を後端部から離すことにより、後端部を高くすること ができ、逆に、図3の(B)に示すように、後方の支脚対4を後端部に近づける ことにより、後端部を低くすることができる。
【0031】 したがって、図3の(A)に示すように、靴受け台1を配置する棚板20間の 間隔が比較的狭い場合でも、上記のように前後の支脚対3,4のスライド位置を 設定して、傾斜角度を大きくし、後端部を高くし、また、前端部を低くすること により、靴受け板2の上下にヒールの高い靴18を収納することができる。 また、図3の(A)に示すように、同様に間隔の狭い棚板20間に、ヒールの 高さが低くトウ部分の高さが比較的高い靴19を収納する場合には、上記のよう に前後の支脚対3,4のスライド位置を設定して、傾斜角度を小さくし、後端部 を低くし、また、前端部を高くすることにより、靴受け板2の上下に靴19を収 納することができる。
【0032】 [靴収納状態の保持] 本実施の形態に係る靴受け台1は、図1および図2の(C)に示すように、ス トッパ13および微細な凹凸部17を有するため、靴受け板2上での靴の滑りを 防止して、収納された靴を静止状態に保持することができる。また、靴受け板2 に対して、各支脚5〜8をスライド可能かつスライド可能に取り付けているが、 通常使用時においては、多少の外力が加わっても支脚が不都合にスライドしたり 、また、靴受け板2から外れたりする恐れはない。以下には、この点について説 明する。
【0033】 まず、通常使用時において、靴受け板2上に靴が載せられている場合には、靴 受け板2上に載せられた靴の重みを支持する支脚5〜8と棚板等との間の摩擦力 が大きいため、支脚5〜8は、この摩擦力によって前後方向にスライドすること なく静止状態で同じ位置を維持する。なお、靴受け板2上に靴が載せられていな い場合であっても、係合部9と靴受け板2の補強部10との間の摩擦力により、 支脚5〜8は静止状態に保たれる。
【0034】 また、通常使用時においては、図2の(A)と(B)に示すように、各支脚5 〜8の係合部9内に、補強部10を構成する環状隆起ライン11とU字状隆起ラ イン12が挟持されることで、支脚と靴受け板2とが係合されている。この状態 で、支脚に靴受け板2から離れる方向の外力が加わった場合には、その係合部9 の係合口16の弾性付勢力により、補強部10のU字状隆起ライン12が係合部 9の奥側に押し戻され、係合状態を保持するように作用する。
【0035】 そのため、靴受け板2から離れる方向の外力が、係合口16の弾性付勢力に打 ち勝って、係合部9の係合口16の先端開口部を押し広げ、なおかつ、補強部1 0が係合部9から排出されるまでその外力が持続しない限り、補強部10は係合 部9内に維持され、両者の係合状態が維持される。 したがって、収納しようとする靴が支脚にぶつかる等、支脚に何らかの偶発的 な外力か加わった場合でも、そのような外力によって支脚が靴受け板2から外れ る可能性はほとんどなく、支脚5〜8は静止状態に保たれる。
【0036】 [組立・分解] 本実施の形態に係る靴受け台1を組み立てる場合には、各支脚5〜8の係合部 9の係合口16の先端開口部を靴受け板2の補強部10に位置合わせした状態で 、各支脚5〜8に外力を与えて補強部10に係合部9を押し付けて係合口16を 押し広げ、さらにその外力を持続することにより、係合部9内に補強部10を挿 入し、靴受け板2に対して各支脚5〜8を容易に取り付けることができる。
【0037】 この場合、係合部9の係合口16は、その先端開口部が補強部9の環状隆起ラ イン11に乗り上げてからU字状隆起ライン12を乗り越えるまでは、係合部9 の押し込み力によって弾性変形して広がっているが、その先端開口部がU字状隆 起ライン12を乗り越えた後は、復元して狭まり、U字状隆起ライン12を斜め に押圧し、係合部9の奥側に押し込む力を生じさせる。そして、図2の(B)に 示すように、環状隆起ライン11が係合部9の奥まで達し、U字状隆起ライン1 2が係合口16より奥に挿入された時点では、係合口16は初期状態に復元する 。
【0038】 また、支脚5〜8を靴受け板2から取り外す場合には、支脚5〜8に対して靴 受け板2から離れる方向に係合口16の弾性付勢力に打ち勝つ程度の外力を与え 、この外力をある程度持続させることにより、係合部9の係合口16の先端開口 部を押し広げ、さらに、係合部9内から補強部10を強制的に引き出し、靴受け 板2から支脚5〜8を容易に取り外すことができる。
【0039】 [製品のコンパクト化] 本実施の形態に係る靴受け台1の各支脚5〜8は、細長い単純形状の板状部材 であるため、図9に示したような、大型の支脚203を用いた従来の靴受け台2 01に比べて、分解した状態で製品化した場合に製品全体をよりコンパクトにす ることができる。
【0040】 [第2〜第11の実施の形態] 図4〜図8は、本考案による第2〜第11の実施の形態に係る靴受け台をそれ ぞれ示す図である。以下には、これらの図面を参照して個々の実施の形態につい て順次説明する。なお、これらの第2〜第11の実施の形態は、前述した第1の 実施の形態において支脚の構成や支脚と靴受け板との係合関係のみを変更したも のであるため、各図中において、第1の実施の形態に係る靴受け台1と同一部分 には同一符号を付し、説明を省略する。
【0041】 [第2の実施の形態] 図4の(A)は、本考案による第2の実施の形態に係る靴受け台21を示す斜 視図である。この靴受け台21は、前述した第1の実施の形態において、前後の 各支脚対3,4を靴受け板2下面を支持する連結支持部22によってそれぞれ一 体化して前後の支脚対部材23,24としたものである。なお、このように一体 化した支脚対部材23,24を使用する場合、靴受け板2の左右両端部側から係 合させることはできないため、図中矢印で示すように、靴受け板2の後端部から 係合させることになる。
【0042】 この靴受け台21によれば、第1の実施の形態と同様の作用・効果が得られる ことに加えて、次のような作用・効果が得られる。まず、単体の各支脚対部材2 3,24をスライドさせるだけで、左右両端部の支脚を同時に操作でき、支脚間 の位置合わせも不要であるため、靴受け板2の傾斜角度・高さの調節操作が容易 である。また、部品点数が少なくなる分だけ、構成が簡略化されており、組立・ 分解も容易である。
【0043】 [第3の実施の形態] 図4の(B)は、本考案による第3の実施の形態に係る靴受け台31を示す斜 視図である。この靴受け台31は、前述した第1の実施の形態において、前方の 支脚対3の各支脚5,6を靴受け板2に予め固定された固定脚32,33に変更 すると共に、後方の支脚対4については、前述した第2の実施の形態と同様に、 一体化して支脚対部材24としたものである。
【0044】 この靴受け台31によれば、前方の支脚対3を固定脚32,33としたことに より、靴受け台の前端部の高さは調節できないが、単体の支脚対部材24をスラ イドさせるだけでも、傾斜角度および後端部の高さについてはかなり広い範囲で 調節できるため、前述した第1の実施の形態とほぼ同様の作用・効果が得られる ことに加えて、次のような作用・効果が得られる。
【0045】 まず、可動部材が後方の支持対部材24だけであるため、靴受け板2の傾斜角 度・高さの調節操作は、第2の実施の形態よりもさらに容易である。また、部品 点数についても、第2の実施の形態より少なくなる分だけ、構成がさらに簡略化 されており、組立・分解もさらに容易である。 なお、本実施の形態の変形例として、固定脚32,33を別部材として組立時 に靴受け板2に取り付ける構成も可能である。この場合には、部品点数は増える が、分解した状態で製品化した場合に、製品全体をよりコンパクトにすることが できる。
【0046】 [第4の実施の形態] 図5の(A)は、本考案による第4の実施の形態に係る靴受け台41を示す側 面図である。この靴受け台41は、前述した第1の実施の形態において、前方の 支脚対3を構成する各支脚5,6の代りに、靴受け板2に対して斜め下向きに取 り付けるように構成した傾斜脚42を使用し、この傾斜脚42を靴受け板2の前 後方向にスライドさせるものである。 この靴受け台41によれば、第1の実施の形態と同様の作用・効果が得られる 。
【0047】 [第5の実施の形態] 図5の(B)は、本考案による第5の実施の形態に係る靴受け台51を示す側 面図である。この靴受け台51は、前述した第4の実施の形態において、前方の 支脚対3を傾斜脚32とするだけでなく、後方の支持脚4を構成する各支脚7, 8についても、靴受け板2に対して斜め下向きに取り付けるように構成した傾斜 脚52を使用し、これらの傾斜脚32,52を靴受け板2の前後方向にスライド させるものである。 この靴受け台51によれば、第1の実施の形態と同様の作用・効果が得られる 。
【0048】 [第6の実施の形態] 図6の(A)は、本考案による第6の実施の形態に係る靴受け台61を示す側 面図である。この靴受け台61は、請求項7の考案を適用したものであり、前述 した第1の実施の形態において、前後の支脚対3,4を構成する支脚5〜8の下 端部に着脱可能なゴム製のキャップ(調節部材)62を設けたものである。
【0049】 この靴受け台61によれば、第1の実施の形態と同様の作用・効果が得られる ことに加えて、次のような作用・効果が得られる。すなわち、支脚5〜8のスラ イドに加えて、支脚5〜8に対してキャップ62を選択的に着脱することにより 、靴受け板2の傾斜角度・高さの調節をより広範囲に亘ってより自由に行うこと ができる。また、使用者が、支脚5〜8のスライドとキャップ62の着脱、とい う2種類の中から、調節方法を自由に選択することもでき、この点で良好な使用 感が得られるという利点もある。 なお、本実施の形態の変形例として、長さの異なる複数種類のキャップを使用 することも可能である。この場合には、キャップの長さを選択することによって 、傾斜角度・高さの調節をより広範囲にわたってより自由に行うことができる。 また、使用者がキャップの長さについても選択できるため、使用感がさらに向上 する。
【0050】 [第7の実施の形態] 図6の(B)は、本考案による第7の実施の形態に係る靴受け台71を示す側 面図である。この靴受け台71は、請求項11の考案を適用したものであり、前 述した第1の実施の形態において、前後の支脚対3,4を構成する支脚5〜8の 代りに、スライドおよび回動可能な支脚72,73を使用すると共に、第6の実 施の形態と同様に各支脚72,73の下端部に着脱可能なゴム製のキャップ62 を設けたものである。 より詳細には、各支脚72,73は、それぞれ、靴受け板2に対してスライド 可能なスライド部74(ハッチングで示している)と、このスライド部74に重 ねて配置されかつ支軸75によって回動可能に取り付けられた支脚本体部76と から構成されている。この場合、支軸75による支脚本体部76の回動位置は、 部材74,76間の摩擦力によって維持されるように構成されている。
【0051】 この靴受け台71によれば、第1の実施の形態と同様の作用・効果が得られる ことに加えて、次のような作用・効果が得られる。すなわち、靴受け板2に対し て支脚72,73をスライドさせて前後方向に移動させるだけでなく、靴受け板 2に対して支脚72,73を回動させて角度を変化させたり、また、支脚72, 73に対してキャップ62を着脱したりすることにより、靴受け板2の傾斜角度 ・高さの調節をより広範囲に亘ってより自由に行うことができる。 特に、この靴受け台71においては、使用者が、支脚72,73のスライド、 支脚72,73の回動、およびキャップ62の着脱、という3種類の中から調節 方法を自由に選択することができるため、この点で第6の実施の形態よりさらに 良好な使用感が得られる。
【0052】 [第8の実施の形態] 図7の(A)は、本考案による第8の実施の形態に係る靴受け台81を示す側 面図である。この靴受け台81は、請求項4の考案を適用したものであり、前述 した第1の実施の形態において、前後の支脚対3,4を構成する支脚5〜8の代 りに、靴受け板2に静止状態で固定される固定脚部材82として互いに連結され た前後の支脚83,84を使用すると共に、第6、第7の実施の形態と同様に各 支脚83,84の下端部に着脱可能なゴム製のキャップ62を設けたものである 。
【0053】 この靴受け台81においては、固定脚82を使用しているため、支脚全体を動 かすことはできない。しかしながら、固定脚82の前後の各支脚83,84に対 して選択的にキャップ62を着脱するだけでも、靴受け板2の傾斜角度や高さを かなり広い範囲で調節できるため、前述した第1の実施の形態とほぼ同様の作用 ・効果が得られる。しかも、支脚全体を動作させる場合に比べて、支脚の位置を 決める必要もなく、単にキャップ62を着脱するだけであるため、靴受け板2の 傾斜角度・高さの調節操作は、第1の実施の形態よりも容易である。
【0054】 [第9の実施の形態] 図7の(B)は、本考案による第9の実施の形態に係る靴受け台91を示す側 面図である。この靴受け台91は、第8の実施の形態と同様に、請求項4の考案 を適用したものであり、前述した第1の実施の形態において、前後の支脚対3, 4を構成する支脚5〜8の代りに、靴受け板2に静止状態で固定される固定脚部 材92として互いに連結された前後の支脚93,94を使用すると共に、各支脚 93,94の下端部95,96を切断用の溝97,98で区切り、その上方から 切り離し可能な離脱可能部を形成したものである。
【0055】 この靴受け台91においては、固定脚92を使用しているため、支脚全体を動 かすことはできない。しかしながら、固定脚92の前後の各支脚93,94に設 けた溝97,98を軸として下端部95,96を折り曲げるだけで、下端部95 ,96を各支脚93,94から容易に切り離すことが可能である。このような下 端部95,96の選択的な切り離しだけでも、靴受け板2の傾斜角度や高さをか なり広い範囲で調節できるため、前述した第1の実施の形態とほぼ同様の作用・ 効果が得られる。しかも、支脚全体を動作させる場合に比べて、支脚の位置を決 める必要もなく、単に下端部95,96を選択的に切り離すだけであるため、靴 受け板2の傾斜角度・高さの調節操作は、第1の実施の形態よりも容易である。
【0056】 また、本実施の形態のような固定脚92は、プラスチック材料を単純に一体成 形するだけで作製可能であるため、キャップ62等の異なる材料を用いた別部品 を使用する場合に比べて、コストを低減できる。なお、本実施の形態においては 、キャップ62を使用した場合と異なり、切り離した下端部95,96を再び接 合することはできないが、実際に靴受け台を使用する場合に、傾斜角度や高さを 一旦設定した後に、その傾斜角度や高さを変更しない場合が多いことは容易に推 測可能である。
【0057】 [第10の実施の形態] 図8の(A)は、本考案による第10の実施の形態に係る靴受け台101を示 す側面図である。この靴受け台101は、請求項3の考案を適用したものであり 、前述した第1の実施の形態において、前後の支脚対3,4を構成する支脚5〜 8の代りに、靴受け板2の主表面に直交方向にスライド可能な支脚102,10 3を設けたものである。各支脚102,103は、その長さ方向に伸びる長孔1 04とこの長孔104内に挿入された蝶ネジ105とによって、靴受け板2の主 表面の直交方向にスライド可能でかつ任意のスライド位置でネジ固定可能となっ ている。なお、このような蝶ネジ105を用いた具体的な位置調節構造としては 、既存の各種の技術が使用可能である。
【0058】 この靴受け台101においては、蝶ネジ105を緩めた状態で支脚102,1 03を靴受け板2の主表面の直交方向に自由にスライドさせることができ、所定 の位置で蝶ネジ105を締めることにより、靴受け板2に対して支脚102,1 03を固定でき、静止状態に保つことができる。このように、支脚102,10 3を靴受け板2の主表面の直交方向にスライドさせることにより、水平方向にス ライドさせる場合と同様に、支脚102,103の位置に応じて靴受け板2の傾 斜角度や高さを広範囲に亘って自由かつ容易に調節することができる。したがっ て、本実施の形態においても、前述した第1の実施の形態と同様の作用・効果が 得られる。
【0059】 [第11の実施の形態] 図8の(B)は、本考案による第11の実施の形態に係る靴受け台111を示 す側面図である。この靴受け台111は、前述した第10の実施の形態と同様に 請求項3の考案を適用したものであり、前述した第1の実施の形態において、前 後の支脚対3,4を構成する支脚5〜8の代りに、取付位置に応じて靴受け板2 の主表面の直交方向に可変な支脚112,113を設けたものである。図8の( C)は、支脚113を示す側面図であり、この図に示すように、各支脚112, 113の長さ方向には、多数の取付溝114が連続的に設けられており、任意の 取付溝114内に靴受け板2の端部が嵌合されるようになっている。
【0060】 この靴受け台111においては、靴受け板2を嵌合する取付溝114の選択に 応じて、靴受け板2の主表面の直交方向における支脚112,113の取付位置 を自由に変化させることができ、選択した取付溝114に靴受け板2を嵌合する ことにより、靴受け板2に対して支脚102,103を固定でき、静止状態に保 つことができる。このように、靴受け板2の主表面の直交方向における支脚11 2,113の位置を変化させることにより、第10の実施の形態と同様に、支脚 112,113の位置に応じて靴受け板2の傾斜角度や高さを広範囲に亘って自 由かつ容易に調節することができる。したがって、本実施の形態においても、前 述した第1の実施の形態と同様の作用・効果が得られる。
【0061】 [他の実施の形態] なお、本考案は前記実施の形態に限定されるものではなく、他にも本考案の範 囲内で多種多様な変形例が実施可能である。例えば、前述した第1〜第11の実 施の形態の中から任意の形態を適宜組み合わせること等が考えられる。また、第 1の実施の形態に対する第2の実施の形態のように、第4〜第11の実施の形態 に対する変形例として、前後の各支脚対をそれぞれ一体化すること等が考えられ る。
【0062】 すなわち、本考案は、「靴受け板の主表面上の前後方向における支脚の位置可 変」、「靴受け板の主表面に対する支脚の角度可変」、「靴受け板の主表面の直 交方向における支脚の位置可変」、および「支脚に着脱可能な調節部材あるいは 支脚から取り外し可能な離脱可能部」、という支持手段の4種類の可変方式のう ち、少なくとも1種類を有する限り、1種類の可変方式だけでも、また、任意の 複数種類の可変方式を適宜組み合わせることも可能であり、個々の方式を実現す るための具体的な構成は自由に変更可能である。
【0063】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、支持手段を靴受け板に対して可変に構 成することにより、靴や靴収納具の寸法条件に応じて、靴受け板の傾斜角度や高 さを広範囲に亘って自由かつ容易に調節可能であるため、多様な寸法形状の靴に 対応可能で、靴収納具のスペースの有効利用に大きく貢献可能な、小型・簡略で 実用性の高い靴受け台を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による第1の実施の形態に係る靴受け台
を示す斜視図である。
【図2】図1の靴受け台の構成をより詳細に説明するた
めの図であり、(A)は断面図、(B)は(A)中に2
点鎖線で示すX部分の拡大断面図、(C)は(A)中に
2点鎖線で示すY部分の拡大断面図である。
【図3】図1の靴受け台の使用状態を示す側面図であ
り、(A)は傾斜角度を比較的大きくした場合の使用状
態、(B)は傾斜角度を比較的小さくした場合の使用状
態をそれぞれ示している。
【図4】(A)は、本考案による第2の実施の形態に係
る靴受け台を示す斜視図であり、(B)は、本考案によ
る第3の実施の形態に係る靴受け台を示す斜視図であ
る。
【図5】(A)は、本考案による第4の実施の形態に係
る靴受け台を示す側面図であり、(B)は、本考案によ
る第5の実施の形態に係る靴受け台を示す側面図であ
る。
【図6】(A)は、本考案による第6の実施の形態に係
る靴受け台を示す側面図であり、(B)は、本考案によ
る第7の実施の形態に係る靴受け台を示す側面図であ
る。
【図7】(A)は、本考案による第8の実施の形態に係
る靴受け台を示す側面図であり、(B)は、本考案によ
る第9の実施の形態に係る靴受け台を示す側面図であ
る。
【図8】(A)は、本考案による第10の実施の形態に
係る靴受け台を示す側面図であり、(B)は、本考案に
よる第11の実施の形態に係る靴受け台を示す側面図で
あり、(C)は、(B)の支脚を示す側面図である。
【図9】従来の靴受け台の一例を示す斜視図である。
【図10】図10の靴受け台の使用状態を示す縦断面図
である。
【符号の説明】
1,21,31,41,51,61,71,81,9
1,101,111,201…靴受け台 2…靴受け板 3,4…支脚対 5〜8…(前後方向にスライド可能な)支脚 9…係合部 10…補強部 11…環状隆起ライン 12…U字状隆起ライン 13…ストッパ 14,15…挟持板 16…係合口 17…凹凸部 18,19…靴 20…棚板 22…連結支持部 23,24…支脚対部材 32,33…固定脚 42,52…傾斜脚 62…キャップ 72,73…(前後方向にスライドおよび回動可能な)
支脚 74…スライド部 75…支軸 76…支脚本体部 82,92…固定脚部材 83,84,93,94…(互いに連結された)支脚 95,96…下端部 97,98…溝 102,103…(直交方向にスライド可能な)支脚 104…長孔 105…蝶ネジ 112,113…(直交方向における取付位置可変な)
支脚 114…取付溝

Claims (11)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 靴受け板を支持手段によって前後方向に
    傾斜させるように支持してなる靴受け台において、 前記支持手段は、前記靴受け板の前後方向の2箇所を異
    なる高さでそれぞれ支持する2個の支持手段であり、各
    支持手段は、前記靴受け板の左右両端部に配置された一
    対の支脚を含み、 前記2個の支持手段の少なくとも一方は、前記靴受け板
    の主表面上における前記支脚の位置が前後方向に可変と
    なるように構成されたことを特徴とする靴受け台。
  2. 【請求項2】 靴受け板を支持手段によって前後方向に
    傾斜させるように支持してなる靴受け台において、 前記支持手段は、前記靴受け板の前後方向の2箇所を異
    なる高さでそれぞれ支持する2個の支持手段であり、各
    支持手段は、前記靴受け板の左右両端部に配置された一
    対の支脚を含み、 前記2個の支持手段の少なくとも一方は、前記靴受け板
    の主表面に対する前記支脚の角度が前後方向に可変とな
    るように構成されたことを特徴とする靴受け台。
  3. 【請求項3】 靴受け板を支持手段によって前後方向に
    傾斜させるように支持してなる靴受け台において、 前記支持手段は、前記靴受け板の前後方向の2箇所を異
    なる高さでそれぞれ支持する2個の支持手段であり、各
    支持手段は、前記靴受け板の左右両端部に配置された一
    対の支脚を含み、 前記2個の支持手段の少なくとも一方は、前記靴受け板
    に対する前記支脚の位置が靴受け板の主表面と直交する
    方向に可変となるように構成されたことを特徴とする靴
    受け台。
  4. 【請求項4】 靴受け板を支持手段によって前後方向に
    傾斜させるように支持してなる靴受け台において、 前記支持手段は、前記靴受け板の前後方向の2箇所を異
    なる高さでそれぞれ支持する2個の支持手段であり、各
    支持手段は、前記靴受け板の左右両端部に配置された一
    対の支脚を含み、 前記2個の支持手段の少なくとも一方は、前記各支脚に
    着脱可能な各1つ以上の調節部材および各支脚から取り
    外し可能な離脱可能部のいずれかを含み、調節部材の着
    脱および離脱可能部の取り外しのいずれかに応じて支脚
    の長さが可変となるように構成されたことを特徴とする
    靴受け台。
  5. 【請求項5】 靴受け板を支持手段によって前後方向に
    傾斜させるように支持してなる靴受け台において、 前記支持手段は、前記靴受け板の前後方向の2箇所を異
    なる高さでそれぞれ支持する2個の支持手段であり、各
    支持手段は、前記靴受け板の左右両端部に配置された一
    対の支脚を含み、 前記2個の支持手段の少なくとも一方は、前記靴受け板
    の主表面上における前記支脚の位置が前後方向に可変
    で、かつ、靴受け板の主表面に対する支脚の角度が前後
    方向に可変となるように構成されたことを特徴とする靴
    受け台。
  6. 【請求項6】 靴受け板を支持手段によって前後方向に
    傾斜させるように支持してなる靴受け台において、 前記支持手段は、前記靴受け板の前後方向の2箇所を異
    なる高さでそれぞれ支持する2個の支持手段であり、各
    支持手段は、前記靴受け板の左右両端部に配置された一
    対の支脚を含み、 前記2個の支持手段の少なくとも一方は、前記靴受け板
    の主表面上における前記支脚の位置が前後方向に可変
    で、かつ、靴受け板に対する支脚の位置が靴受け板の主
    表面と直交する方向に可変となるように構成されたこと
    を特徴とする靴受け台。
  7. 【請求項7】 靴受け板を支持手段によって前後方向に
    傾斜させるように支持してなる靴受け台において、 前記支持手段は、前記靴受け板の前後方向の2箇所を異
    なる高さでそれぞれ支持する2個の支持手段であり、各
    支持手段は、前記靴受け板の左右両端部に配置された一
    対の支脚を含み、 前記2個の支持手段の少なくとも一方は、前記靴受け板
    の主表面上における前記支脚の位置が前後方向に可変
    で、かつ、各支脚に着脱可能な各1つ以上の調節部材お
    よび各支脚から取り外し可能な離脱可能部のいずれかを
    含み、調節部材の着脱および離脱可能部の取り外しのい
    ずれかに応じて支脚の長さが可変となるように構成され
    たことを特徴とする靴受け台。
  8. 【請求項8】 靴受け板を支持手段によって前後方向に
    傾斜させるように支持してなる靴受け台において、 前記支持手段は、前記靴受け板の前後方向の2箇所を異
    なる高さでそれぞれ支持する2個の支持手段であり、各
    支持手段は、前記靴受け板の左右両端部に配置された一
    対の支脚を含み、 前記2個の支持手段の少なくとも一方は、前記靴受け板
    の主表面に対する前記支脚の角度が前後方向に可変で、
    かつ、靴受け板に対する支脚の位置が靴受け板の主表面
    と直交する方向に可変となるように構成されたことを特
    徴とする靴受け台。
  9. 【請求項9】 靴受け板を支持手段によって前後方向に
    傾斜させるように支持してなる靴受け台において、 前記支持手段は、前記靴受け板の前後方向の2箇所を異
    なる高さでそれぞれ支持する2個の支持手段であり、各
    支持手段は、前記靴受け板の左右両端部に配置された一
    対の支脚を含み、 前記2個の支持手段の少なくとも一方は、前記靴受け板
    の主表面に対する前記支脚の角度が前後方向に可変で、
    かつ、各支脚に着脱可能な各1つ以上の調節部材および
    各支脚から取り外し可能な離脱可能部のいずれかを含
    み、調節部材の着脱および離脱可能部の取り外しのいず
    れかに応じて支脚の長さが可変となるように構成された
    ことを特徴とする靴受け台。
  10. 【請求項10】 靴受け板を支持手段によって前後方向
    に傾斜させるように支持してなる靴受け台において、 前記支持手段は、前記靴受け板の前後方向の2箇所を異
    なる高さでそれぞれ支持する2個の支持手段であり、各
    支持手段は、前記靴受け板の左右両端部に配置された一
    対の支脚を含み、 前記2個の支持手段の少なくとも一方は、前記靴受け板
    の主表面上における前記支脚の位置が前後方向に可変
    で、かつ、靴受け板の主表面に対する支脚の角度が前後
    方向に可変で、かつ、靴受け板に対する支脚の位置が靴
    受け板の主表面と直交する方向に可変となるように構成
    されたことを特徴とする靴受け台。
  11. 【請求項11】 靴受け板を支持手段によって前後方向
    に傾斜させるように支持してなる靴受け台において、 前記支持手段は、前記靴受け板の前後方向の2箇所を異
    なる高さでそれぞれ支持する2個の支持手段であり、各
    支持手段は、前記靴受け板の左右両端部に配置された一
    対の支脚を含み、 前記2個の支持手段の少なくとも一方は、前記靴受け板
    の主表面上における前記支脚の位置が前後方向に可変
    で、かつ、靴受け板の主表面に対する支脚の角度が前後
    方向に可変で、かつ、各支脚に着脱可能な各1つ以上の
    調節部材および各支脚から取り外し可能な離脱可能部の
    いずれかを含み、調節部材の着脱および離脱可能部の取
    り外しのいずれかに応じて支脚の長さが可変となるよう
    に構成されたことを特徴とする靴受け台。
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IT201800005475A1 (it) * 2018-05-17 2019-11-17 Portascarpe ad altezza variabile
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