JP3072427U - オール漕ぎ運動器 - Google Patents

オール漕ぎ運動器

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JP3072427U
JP3072427U JP2000002327U JP2000002327U JP3072427U JP 3072427 U JP3072427 U JP 3072427U JP 2000002327 U JP2000002327 U JP 2000002327U JP 2000002327 U JP2000002327 U JP 2000002327U JP 3072427 U JP3072427 U JP 3072427U
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金鎮 黄
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金鎮 黄
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 二方向運動操作を達成でき、使用上の安定性
を有して偏位がなく、人体工学に符合する実用効果を提
供するオール漕ぎ運動器の提供。 【解決手段】 本考案のオール漕ぎ運動器は、一つのシ
ートフレームの二側それぞれに立向きのスイングレバー
が枢接され、その底端内側それぞれに一つの軸棒が横設
されて環状の二組の弾性バンドが套設され、一組の弾性
バンドがシートフレームの二つのサイドフレームの一端
に套設され、もう一組の弾性バンドが二つのサイドフレ
ームのもう一端に套設され、以上の要件で組成されてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は一種のオール漕ぎ運動器に係り、特に、二方向運動操作を行えるスイ ングロッドでオール漕ぎ動作を行ない健康増進目的に使用され、使用上の安定性 を有して偏位、傾倒がなく、人体工学に符合するオール漕ぎ運動器に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のオール漕ぎ運動器1は、図1、2に示されるように、一つのシート板1 0の底面の二側それぞれに一つのU形ロッド11、12が固定されて地面に架設 され、その中央それぞれに一つ軸棒13が固定され且つそれぞれ一つのプーリ1 31がU形ロッド11、12の外側面に枢接され、また二つのU形ロッド11、 12の同端外側それぞれに一つの制動フレーム14が設置され、その上端に二つ の適当な距離離れた係止歯片15が設けられ、二つの係止歯片15の間に一つの スリーブ16が設置され、その上端に一つの縦向きハンドルバー17の底端が挿 入され、並びに一つのピン18が通されて位置決めされ、ピン18の二端が外向 きに突出して二つの係止歯片15の上縁の係止溝19に架設され、また別にボル ト20により二つの係止歯片15とスリーブ16並びにU形ロッド11、12の 一端が枢接されてハンドルバー17が一側に向けて制動フレーム14をスイング させられ、また、制動フレーム14の底端にボルト21を利用して一つの外管2 2が組み合わされ、その内側底端に一つのロッド23が横設されて一つのローラ 24が枢接され、こうしてU形ロッド11、12中央外側のプーリ131とロー ラ24の間に共同で一組の環状の弾性バンド25が套設され、これにより使用者 がシート板10上に座り、両手でハンドルバー17の上端を握持して一側に向け て引き動かす時、ハンドルバー17の底端がスリーブ16のピン18を利用して 制動フレーム14を同側に向けてスイングさせることにより、制動フレーム14 の底端のローラ24が弾性バンド25を引き伸ばし、健康増進の目的を達成でき る。しかし、周知のオール漕ぎ運動器1の構造は完全ではなく、以下のような欠 点を有し、その改善が求められていた。 1.シート板10の底面がU形ロッド11、12で地面に架設され、使用者が 両手でハンドルバー17を握持しての施力が不平均或いは力が過大であると、シ ート板10がU形ロッド11、12のスイングを受けて偏位或いは傾倒しやすく 、運動傷害を形成しやすかった。 2.ハンドルバー17が僅かに一方向にスイングすることにより制動フレーム 14のローラ24を利用して弾性バンド25にダンピングを発生させて運動を行 うが、もしハンドルバー17がもう一つの方向にスイングすると、制動フレーム 14のローラ24がプーリ131に接近するため、弾性バンド25が引き伸ばさ れず、ゆえに周知のオール漕ぎ運動器1の使用方向には制限があり使用しにくく 使用に不便であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は一種のオール漕ぎ運動器を提供することを課題とし、それは一つのシ ートフレームと二つのスイングロッドを具え、二つのスイングロッドの底端それ ぞれに套設した二組の環状弾性手段がシートフレームの二端の軸管に套設される ことにより、二方向のいずれでもスイングロッドを操作してダンピングを発生可 能で、オール漕ぎ動作を行え、健康増進に使用でき、操作が安定して偏位、傾倒 を発生せず、実用効果の高いオール漕ぎ運動器であるものとする。
【0004】 本考案のもう一つの目的は、スイングロッドの特殊構造組成により、人体工学 に符合した使用が可能なオール漕ぎ運動器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、一つのシートフレームのシート板の底面二側にそれぞれ設 けられた一つの逆U形サイドフレームにより地面に架設され、これら逆U形サイ ドフレームの上横棒の中央外側に横向きに一つの軸管が凸設されてそれぞれ一つ の立向きのスイングロッドが枢接され、各スイングロッドの底端内側それぞれに 一つの軸管が横向きに凸設され、別に二つの逆U形サイドフレームの二端の立棒 外側の底端近くにそれぞれ横向きに別の軸管が凸設されて、二つの逆U形サイド フレームの二つの軸管それぞれに、一組の環状弾性手段が套設され、該環状弾性 手段の別端がスイングロッドの底端の軸管に套設されたことを特徴とする、オー ル漕ぎ運動器としている。 請求項2の考案は、前記スイングロッド及び二つの逆U形サイドフレームの二 端の立棒に凸設された軸管の内部にそれぞれ一つの弾性係止ボールが置き入れら れてそのボール体が軸管外壁に突出して環状弾性手段を位置決めすることを特徴 とする、請求項1に記載のオール漕ぎ運動器としている。
【0006】
【考案の実施の形態】
図3、4、5、6に示されるように、本考案は一種のオール漕ぎ運動器を提供 し、それは、一つのシートフレーム30のシート板31の底面二側にそれぞれ設 けられた一つの逆U形サイドフレーム32により地面に架設され、該逆U形サイ ドフレーム32の上横棒33の中央外側に横向きに一つの軸管34が凸設されて それぞれ一つの立向きのスイングロッド36が枢接され、その底端内側それぞれ に一つの軸管37が横設され、別に二つの逆U形サイドフレーム32の二端の立 棒39、40外側の底端近くにそれぞれ横向きにもう一つの軸管50が凸設され て、二つの逆U形サイドフレーム32の二つの軸管50それぞれに、一組の環状 弾性手段46、47が套設され、該環状弾性手段46、47の別端がスイングロ ッド36の底端の軸管37に套設されている。
【0007】 本考案のオール漕ぎ運動器において、これらスイングロッド36はそれぞれ親 管361と子管362を套設方式で連接してなり、該親管361の上端は適宜角 度で折れ曲がったハンドル363とされ、親管361の底端管壁に複数の、上下 に間隔を置いて配列された長弧孔364があり、該子管362が逆U形サイドフ レーム32と枢接され、子管362の上段の管壁外に一つの弾性位置決めボール 365が凸設されて、親管361底端が子管362に挿入され、並びに子管36 2の弾性位置決めボール365が親管361の一つの長弧孔364内部に係合し て位置決めされ、これにより親管361が適当な回転角度を有する。
【0008】 本考案のオール漕ぎ運動器において、スイングロッド36及び二つの逆U形サ イドフレーム32の二端の立棒39、40に凸設された軸管37、50の内部に 、一つの弾性係止ボール51が置き入れられ、そのボール体52が軸管37、5 0外壁より突出して、環状弾性手段46、47を位置決め可能とされている。
【0009】 以上に本考案の構造、特徴及びその組合せの相関位置について説明したが、以 下に本考案の目的、特徴及び機能についてより理解を深めるために本考案の使用 状況及び達成する機能、及び優れた点について説明を行う。
【0010】 図7、8を参照されたい。本考案の動作原理及び達成する優れた点及び効果は 以下のとおりである。 1.シートフレーム30は二つの逆U形サイドフレーム32を利用して地面に 架設され、ゆえに使用者がシートフレーム30上に座り二つのスイングロッド3 6に施力する時、比較的安定し、偏位を発生せず、傾倒を防止し、使用に安全な 効果を達成する。 2.二つのスイングロッド36が双方向スイング操作可能で、スイングロッド 36が一側に揺動する時に軸管37を利用して一組の環状弾性手段46を引き伸 ばしてダンピングを発生させ、またもう一側に揺動する時、もう一組の環状弾性 手段47を引き伸ばしてダンピングを発生させることができ、ゆえに二つのスイ ングロッド36が押し引きの双方向に使用可能で、いずれもオール漕ぎ動作を模 擬し、ダンピングを発生して健康増進効果を提供し、使用に便利で、効果的な運 動が行える。 3.二つのスイングロッド36の親管361が適当な角度回転可能で、親管3 61の管壁に設けられた長弧孔364に子管362の弾性位置決めボール365 が係合することにより、使用者の手腕がスイングロッド36に対して施力する時 に、人体工学に符合する良好な操作方式を以てスイングロッド36を操作でき健 康増進効果を達成できる。当然二つのスイングロッド36は高さ調整可能で、使 用角度、高度を人体工学に符合するものとして最良の使用効果を挙げることがで きる。
【0011】 総合すると、本考案のオール漕ぎ運動器は、確実にその課題を達成しており、 またその組合せ構造の空間形態は未だ同類の製品に見られず、また本件出願の前 に公開されておらず、ゆえに実用新案登録の要件に符合する。
【0012】
【考案の効果】
本考案のオール漕ぎ運動器は、二方向運動操作を達成でき、使用上の安定性を 有して偏位がなく、人体工学に符合する実用効果を提供する
【図面の簡単な説明】
【図1】周知のオール漕ぎ運動器の分解斜視図である。
【図2】周知のオール漕ぎ運動器の側面動作表示図であ
る。
【図3】本考案の斜視図である。
【図4】本考案の分解斜視図である。
【図5】本考案の側面図である。
【図6】本考案の平面図である。
【図7】本考案の側面動作表示図である。
【符号の説明】
10 シート板 11、12 U形ロッド
13 軸棒 131 プーリ 14 制動フレーム
15 係止歯片 16 スリーブ 17 ハンドルバー 1
8 ピン 19 係止溝 20 ボルト 21 ボルト 22
外管 23 ロッド体 24 ローラ 25
弾性バンド 35 シートフレーム 31 シート板 32 逆
U形サイドフレーム 33 上横棒 34 軸管 36 ス
イングロッド 361 親管 362 子管 363
ハンドル 364 長弧孔 365 弾性位置決めボール
37 軸管 39、40 立棒 46、47 環状弾性手段 50 軸管 51 弾性係止ボール
52 ボール体

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つのシートフレームのシート板の底面
    二側にそれぞれ設けられた一つの逆U形サイドフレーム
    により地面に架設され、これら逆U形サイドフレームの
    上横棒の中央外側に横向きに一つの軸管が凸設されてそ
    れぞれ一つの立向きのスイングロッドが枢接され、各ス
    イングロッドの底端内側それぞれに一つの軸管が横向き
    に凸設され、別に二つの逆U形サイドフレームの二端の
    立棒外側の底端近くにそれぞれ横向きに別の軸管が凸設
    されて、二つの逆U形サイドフレームの二つの軸管それ
    ぞれに、一組の環状弾性手段が套設され、該環状弾性手
    段の別端がスイングロッドの底端の軸管に套設されたこ
    とを特徴とする、オール漕ぎ運動器。
  2. 【請求項2】 前記スイングロッド及び二つの逆U形サ
    イドフレームの二端の立棒に凸設された軸管の内部にそ
    れぞれ一つの弾性係止ボールが置き入れられてそのボー
    ル体が軸管外壁に突出して環状弾性手段を位置決めする
    ことを特徴とする、請求項1に記載のオール漕ぎ運動
    器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06100043A (ja) * 1992-09-22 1994-04-12 Ajinomoto Co Inc 吸湿物質の輸送方法
JPH06179473A (ja) * 1992-12-09 1994-06-28 Toppan Printing Co Ltd レトルト殺菌用包装材料

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06100043A (ja) * 1992-09-22 1994-04-12 Ajinomoto Co Inc 吸湿物質の輸送方法
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