JP3072096B1 - 自動車のル―フトップに設置する日よけ装置 - Google Patents

自動車のル―フトップに設置する日よけ装置

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JP3072096B1 JP11191822A JP19182299A JP3072096B1 JP 3072096 B1 JP3072096 B1 JP 3072096B1 JP 11191822 A JP11191822 A JP 11191822A JP 19182299 A JP19182299 A JP 19182299A JP 3072096 B1 JP3072096 B1 JP 3072096B1
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J11/00Removable external protective coverings specially adapted for vehicles or parts of vehicles, e.g. parking covers
    • B60J11/02Covers wound on rollers

Abstract

【要約】 【課題】 架設と取外し操作が簡単で高さ調整可能な自
動車のルーフトップに設置する日よけ装置の提供。 【解決手段】 複数の吸盤固定装置100と自動ロール
スクリーン装置で組成され、複数の吸盤固定装置により
自動ロールスクリーン装置を直接自動車のルーフトップ
に架設して日よけに使用可能で、吸盤固定装置が、吸盤
本体10、固定ベース20、高さ調整可能な固定パイル
30、保持用のスリーブ40、水平位置を調整可能なス
ライド板50、ボルト保持ブロック60、ボルト70及
び固定板80を具え、自動ロールスクリーン装置の一端
にスクリーンの伸縮動作を制御可能な係止機構が設けら
れ、係止機構が固定軸棒と回転スリーブで組成され、以
上の構成により、簡単に随意に自動車のルーフトップに
架設でき、且つ工具を用いずに随意に取り外すことがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車のルーフトッ
プに設置する日よけ装置に係り、特に、簡単に且つ随時
自動車のルーフトップに設置可能で、屋外活動における
日よけとして使用されるものに関する。
【0002】
【従来の技術】レジャーシーズンになると、家族或いは
友人と野外に出掛けて、景観を楽しんだり、釣りをした
り、キャンプを楽しむ人が増加している。このような屋
外でのレジャー活動は、日々の忙しさや緊張を解きほぐ
すのに効果的である。しかし、一般に野外では、炎天の
日差しを遮る建築物が少なく、暑さのため十分に楽しむ
ことができない場合がある。ゆえに、もし自動車に日よ
け設備が配備されていれば、このように自動車で野外に
出掛ける際の不都合が解消されるであろう。
【0003】すでに各種の野外用の日よけ設備が市販さ
れているが、それらを自動車のルーフトップに装着しよ
うとすると、各種の工具と多くのネジにより日よけ装置
の4組の固定装置をルーフトップ辺縁の導水溝等に固定
してからさらに重たい日よけ装置本体をこれら4組の固
定装置に固定しなければならず、このような手続きは非
常に面倒であった。且つこれらの日よけ装置を一旦ルー
フトップに固定した後には随意に取り外すことはでき
ず、ゆえに日よけ装置を不使用の時にも日よけ装置を自
動車のルーフトップに載せたまま走行しなければなら
ず、外観が悪くなった。また、自動車から取り外せない
日よけ装置は日差しや雨に晒されるためその使用寿命が
短くなった。さらにこのような日よけ装置を自動車から
取り外そうとすると、妥当な工具を用いて手間と時間が
かかり、非常に不便であった。また、周知のこのような
日よけ装置の設計は、いずれも日よけ装置の高さを自由
に昇降させて調整することができず、日よけ装置をルー
フトップに装着されたランプやアンテナ架或いは載物架
を回避するようにして取り付けることが難しく、随意に
取り付けることは難しかった。周知の自動車のルーフト
ップに設置する日よけ装置は以上のような欠点を有して
おり、ゆえに改善が求められていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の技術の欠
点を鑑み、本発明は、日よけ設備に設けた吸盤装置によ
り、簡単に、且つ随意に自動車のルーフトップに設置し
て使用でき、且ついかなる工具も必要とせずに随意に取
り外すことができ、また、該吸盤装置に設けた固定パイ
ルにより日よけ設備の高さを調整でき、従来の日よけ設
備の使用上の欠点を改善する、一種の自動車のルーフト
ップに設置する日よけ装置を提供することを課題として
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、複数
の吸盤固定装置と一つの自動ロールスクリーン装置とで
組成された自動車のルーフトップに設置する日よけ装置
において、該吸盤固定装置が、操作レバーが外壁に設け
られた吸盤本体、固定ベースとされ、該吸盤本体の上面
の中央部分に固定され、中央に多角形の一つの挿置孔が
あり、該挿置孔に後述の固定パイルが挿入され、該固定
ベースの側面に別に設けられた固定ピンを該固定ベース
の内部に挿入するための一つの小穿孔が設けられた、上
記固定ベース、高さ調整可能な固定パイルとされ、その
外周縁が上述の固定ベースの多角形の挿置孔に対応し、
該固定パイルの上部に凹弧状の滑り溝が形成され、該凹
弧状の滑り溝の中央部分に一つのネジ孔が設けられた、
上記固定パイル、保持用のスリーブとされ、後述のスラ
イド板の中央に開設された長形孔及び後述のボルト保持
ブロックの中央に開設された軸孔とをそれぞれ貫通し、
該スリーブの底端が上述の固定パイルの上部に形成され
た凹弧状の滑り溝上に支持され、該スリーブ40の上端
がボルトの周縁部を支持する、上記スリーブ、水平位置
調整可能なスライド板とされ、その中央部分に凹弧状の
スライドブロックが形成され、該凹弧状のスライドブロ
ックが上述の固定パイル上部に形成された凹弧状の滑り
溝と対応し、該凹弧状のスライドブロックが該凹弧状の
滑り溝上で任意にスライド可能とされる、上記スライド
板、ボルト保持ブロックとされ、その底面が円弧部とさ
れ、該円弧部が上述のスライド板の凹弧状のスライドブ
ロックと対応し、該ボルト保持ブロックが該凹弧状のス
ライドブロックの内部に置かれる、上記ボルト保持ブロ
ック、上述の固定パイルに設けられたネジ孔にねじ込ま
れるボルト、固定板とされ、上述の自動ロールスクリー
ン装置の底部に形成された枠溝内に挿入される、上記固
定板、以上を具備し、上記自動ロールスクリーン装置
は、その一端部にスクリーンの伸縮動作を調整する係止
機構を具え、該係止機構は、固定軸棒とされて、上端に
固定盤が形成され、該固定盤の外側部が直接自動ロール
スクリーン装置に設けられた右側蓋の壁面に固定されて
固定端とされ、該固定盤の内側部に単方向係止ラチェッ
ト歯が形成され、該単方向係止ラチェット歯が後述の回
転スリーブに設けられた嵌置き枠溝内部に収容される、
上記固定軸棒、回転スリーブとされ、その中央部分に上
記嵌置き枠溝が形成され、該嵌置き枠溝の内壁より延伸
アームが延伸された、上記回転スリーブ、以上を具備
し、上記吸盤固定装置と自動ロールスクリーン装置が組
み合わされて、該吸盤固定装置により該自動ロールスク
リーン装置を自動車のルーフトップ上に架設可能で、屋
外の日よけ装置とされうることを特徴とする、自動車の
ルーフトップに設置する日よけ装置としている。請求項
2の発明は、前記固定パイルの側面に、一つの上固定孔
と一つの下固定孔が開設され、これら二つの固定孔の一
方に上述の固定ピンを選択的に挿入することにより固定
パイルの高さ調整を随意に進行可能であることを特徴と
する、請求項1に記載の自動車のルーフトップに設置す
る日よけ装置としている。請求項3の発明は、前記スラ
イド板の中央部分に形成された凹弧状のスライドブロッ
クに一つの長形孔が開設されて、該長形孔に上述のスリ
ーブが挿入されることを特徴とする、請求項1に記載の
自動車のルーフトップに設置する日よけ装置としてい
る。請求項4の発明は、前記ボルト保持ブロックの中央
部分に一つの軸孔が開設され、該軸孔に上述の保持用の
スリーブが挿入されることを特徴とする、請求項1に記
載の自動車のルーフトップに設置する日よけ装置として
いる。請求項5の発明は、前記保持用のスリーブの高さ
の総長が、前記ボルト保持ブロック及びスライド板の両
者の厚さを相加したものより大きく、これによりスライ
ド板の凹弧状のスライドブロックと固定パイルの凹弧状
の滑り溝の間に間隙が形成され、該間隙により凹弧状の
スライドブロックが凹弧状の滑り溝上で自由にスライド
可能とされたことを特徴とする、請求項1に記載の自動
車のルーフトップに設置する日よけ装置としている。請
求項6の発明は、前記回転スリーブの嵌置き枠溝の内壁
面より延伸された延伸アームに軸孔が開設され、この延
伸アームの軸孔にU形連接手段の一端が挿入され、該U
形連接手段の別端が一つの係止ウエイトに挿入され、該
係止ウエイトが延伸アームと上述の単方向係止ラチェッ
ト歯の間に形成された凹弧空間内を自由にスイング可能
とされたことを特徴とする、請求項1に記載の自動車の
ルーフトップに設置する日よけ装置としている。請求項
7の発明は、前記係止ウエイトが、前記回転スリーブが
極めて快速の回転を発生して、該回転スリーブの発生す
る遠心力が係止ウエイト自体の重力より遙に大きくなる
時、回転スリーブの発生する遠心力を受けて単方向係止
ラチェット歯の範囲より離脱することを特徴とする、請
求項6に記載の自動車のルーフトップに設置する日よけ
装置としている。請求項8の発明は、前記係止ウエイト
が、前記回転スリーブがゆっくりと回転して、該係止ウ
エイトの重力が回転スリーブの発生する遠心力より遙に
大きくなると、係止ウエイトが自然に落下し並びに係止
ウエイトが自然に下垂し並びに単方向係止ラチェット歯
の形成する凹弧空間内に収容さて回転スリーブが係止さ
れて位置決め状態を呈することを特徴とする、請求項6
に記載の自動車のルーフトップに設置する日よけ装置と
している。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、複数の吸盤固定装置と
自動ロールスクリーン装置で組成され、該複数の吸盤固
定装置により自動ロールスクリーン装置を直接自動車の
ルーフトップに架設して日よけに使用可能で、該吸盤固
定装置が、吸盤本体、固定ベース、高さ調整可能な固定
パイル、保持用のスリーブ、水平位置を調整可能なスラ
イド板、ボルト保持ブロック、ボルト及び固定板を具
え、該自動ロールスクリーン装置の一端にスクリーンの
伸縮動作を制御可能な係止機構が設けられ、該係止機構
が固定軸棒と回転スリーブで組成され、以上の構成によ
り、簡単に随意に自動車のルーフトップに架設でき、且
つ工具を用いずに随意に取り外すことができることを特
徴としている。
【0007】
【実施例】図1、2を参照されたい。本発明の自動車の
ルーフトップに設置する日よけ装置は、複数(本実施例
では二つ)の吸盤固定装置100と自動ロールスクリー
ン装置200で組成されている。該複数の吸盤固定装置
100により自動ロールスクリーン装置200を随意に
直接自動車のルーフトップAに架設し、使用者が自動ロ
ールスクリーン装置200内に巻き取られ且つ一端が自
動ロールスクリーン装置200内に固定されたスクリー
ン201を引き出す時(図5参照)、屋外用の日よけ装
置として使用可能である。
【0008】図2、3及び図4に示されるように、該吸
盤固定装置100は、吸盤本体10、固定ベース20、
高さ調整可能な固定パイル30、保持用のスリーブ4
0、水平位置を調整可能なスライド板50、ボルト保持
ブロック60、ボルト70及び固定板80で組成されて
いる。上述の吸盤本体10の外壁には一つの操作レバー
11が設けられ、該操作レバー11を下向きに回すと、
図4の点線で表示されるように、吸盤本体10の底面の
ゴム吸盤12が持ち上げられてゴム吸盤12と自動車の
ルーフトップの板金平面間が真空状態となり、吸盤本体
10が強力にルーフトップA上に吸着し、脱落が防止さ
れる。反対に、吸盤本体10をルーフトップAより取り
外す時には、ただ該操作レバー11を上向きに回すだけ
で、図4の実線で示されるように、ゴム吸盤12とルー
フトップAの板金表面間の真空状態が解除され、簡単に
吸盤本体10を取り外すことができ、ゆえに本発明の吸
盤本体10は随意に着脱可能であり、且ついかなる工具
もその操作に必要とせず、またルーフトップA上の任意
の位置に随意に装着可能で、その操作は非常に簡単であ
る。
【0009】本発明の吸盤固定装置100に設けられた
固定ベース20は、吸盤本体10の上面の中央位置に設
けられ、該固定ベース20の中央に多角形(本実施例で
は五角形)の一つの挿置孔21が設けられ、該挿置孔2
1内に本発明の上記固定パイル30がしっかりと固定さ
れる。また、該固定パイル30の側壁に一つの小穿孔2
2が設けられ、これは固定ピン23の該固定パイル30
内部への挿入に供され、且つ該固定ピン23は固定パイ
ル30に設けられた上固定孔31或いは下固定孔32の
いずれかに選択的に挿入され、これにより固定パイル3
0が安定して固定ベース20の挿置孔21内部に固定さ
れ、脱落の恐れがない。
【0010】図2、3及び図4に示されるように、高さ
調整可能な固定パイル30の外周縁が上述の固定ベース
20の多角形の挿置孔21に対応している。上述の固定
パイル30は、その側面に一つの上固定孔31と下固定
孔32が開設され、これら二つの固定孔に上述の固定ピ
ン23が選択的に挿入され、固定パイル30と固定ベー
ス20が強力に固設され一体とされ、且つ上固定孔31
と下固定孔32の選択により、固定パイル30が随意に
その高さを調整可能とされ、これにより本発明の日よけ
装置がルーフトップのランプセード、アンテナ架或いは
載物架を避けて取付け可能とされる。該固定パイル30
の上面中央に後述のボルト70がねじ込まれるネジ孔3
4が設けられている。
【0011】図に示される固定パイル30は、その上部
に凹弧状の滑り溝33が形成され、該凹弧状の滑り溝3
3が後述のスライド板30の中央部分に形成された凹弧
状のスライドブロック51と対応し、上述のネジ孔34
に本発明のボルト70がねじ込まれる。
【0012】図2、3及び図4に示されるように、本発
明の保持用のスリーブ40は、後述のスライド板50の
中央に開設された長形孔52、及び後述のボルト保持ブ
ロック60の中央に開設された軸孔62とを貫通する。
該スリーブ40の底端は上述の固定パイル30の上部に
形成された凹弧状の滑り溝33上に支持され、該スリー
ブ40の上端は本発明のボルト70の周縁部71を支持
している。
【0013】図示されるように、本発明に設けられた水
平位置調整可能なスライド板50は、その中央部分に凹
弧状のスライドブロック51が形成され、該凹弧状のス
ライドブロックは上述の固定パイル30上部に形成され
た凹弧状の滑り溝33と対応し、該凹弧状のスライドブ
ロック51が凹弧状の滑り溝33上で任意にスライド動
作可能とされ、これによりスライド板50が水平位置の
調整可能とされている。また上述のスライド板50の中
央位置に形成された凹弧状のスライドブロック51に一
つの長形孔52が開設され、該長形孔52に上述の本発
明のスリーブ40が挿入され、スライド板50が該長形
孔52の軸方向に沿ってスライド動作可能とされてい
る。
【0014】上述の本発明のボルト保持ブロック60
は、その底面が円弧部61とされ、該円弧部61が上述
のスライド板50の凹弧状のスライドブロック51と対
応し、該ボルト保持ブロック60が該凹弧状のスライド
ブロック51の内部に置かれる。また、該ボルト保持ブ
ロック60の中央部分に一つの軸孔62が開設され、該
軸孔62に本発明の保持用のスリーブ40が挿入され
る。
【0015】図4に示されるように、本発明の保持用の
スリーブ40は、その総高さが上述のボルト保持ブロッ
ク60とスライド板50の厚さの相加より大きく、ゆえ
に、スリーブ40がスライド板50の中央に開設された
長形孔52、及びボルト保持ブロック60の中央に開設
された軸孔62をそれぞれ貫通した後に、該スリーブ4
0の二端が凹弧状のスライドブロック51、及びボルト
70の周縁部71にそれぞれ当接し、このためスライド
板50の凹弧状のスライドブロック51と固定パイル3
0の凹弧状の滑り溝33の両者の間に一つの間隙Cが形
成され、この間隙Cにより凹弧状のスライドブロック5
1が凹弧状の滑り溝33の上で任意にスライド可能とさ
れる。本発明の吸盤固定装置100が異なる車型の自動
車のルーフトップ上に吸着して該吸盤固定装置100が
非平面状態でなく傾斜を呈する時、スライド板50の傾
斜角度を調整可能であり、それによりスライド板50の
水平位置調整を達成する。
【0016】本発明の吸盤固定装置100の組立が完成
した後、複数のネジ(図示せず)で本発明のスライド板
50と固定板80(図3参照)をネジ止めし、本発明の
自動ロールスクリーン装置200の底部に形成された枠
溝202(図5参照)内に挿入し、吸盤固定装置100
と自動ロールスクリーン装置200をネジ止めして一体
とすることにより、本発明をルーフトップに架設して日
よけに使用可能となる。使用者が吸盤固定装置100或
いは自動ロールスクリーン装置200の位置を調整する
時には、これらのネジとスライド板50を調整すればよ
く、工具を必要とせず、操作が簡単である。
【0017】図1、5、6及び図7に示されるように、
本発明の自動ロールスクリーン装置200は、一般に、
内部に設けられたねじりバネ203の発生するトルクに
よりスクリーン201の引伸し或いは回収の目的を達成
しており、これは一般の周知の技術であるためここで改
めて説明は行わない。しかし、スクリーン201の引伸
し(或いは回収)長さを随意に調整可能として、各種の
使用に適用可能とするために、本発明の自動ロールスク
リーン装置200はその一端部にスクリーン201の伸
縮動作を調整できる係止機構を具え、該係止機構は固定
軸棒210及び回転スリーブ220で組成されている。
上述の固定軸棒210の上端に固定盤211が形成さ
れ、該固定盤211の外側部は直接自動ロールスクリー
ン装置200に設けられた右側蓋204の壁面に固定さ
れ、これにより固定軸棒210が自動ロールスクリーン
装置200に固定され一体とされて固定端とされてい
る。また、該固定盤211の内部に単方向係止ラチェッ
ト歯212が設けられ、該単方向係止ラチェット歯21
2が回転スリーブ200の嵌置き枠溝221内部に収容
されている。
【0018】上述の回転スリーブ220の本体はねじり
バネ203と一体に連接され、該回転スリーブ220が
スクリーン201の引伸し或いは回収動作に伴い快速な
回転を発生する。該回転スリーブ220の中央部分に上
述の嵌置き枠溝221が形成され、該嵌置き枠溝221
に上述の単方向係止ラチェット歯212が置き入れられ
る。また、上述の嵌置き枠溝221の内壁面より延伸ア
ーム222が延伸され、該延伸アーム222に軸孔22
3が開設され、該軸孔223にU形連接手段224の一
端が挿入され、該U形連接手段224の別端が一つの係
止ウエイト225に挿入され、該係止ウエイト225が
U形連接手段224を介して延伸アーム222の軸孔2
23に連接される時、該係止ウエイト225が延伸アー
ム222と上述の単方向係止ラチェット歯212の間に
形成された凹弧空間B内を自由にスイング可能とされ
る。
【0019】図8に示されるように、スクリーン201
が引伸し或いは回収動作されることにより回転スリーブ
220が極めて快速の回転を発生する時、回転スリーブ
220の発生する遠心力は係止ウエイト225を単方向
係止ラチェット歯212の範囲より放出させ、これによ
り回転スリーブ220とスクリーン201が自由に回転
する状態を呈する。また使用者がスクリーン201をゆ
っくりと引き伸ばすか或いは回収する時、係止ウエイト
225自体の重力が回転スリーブ220の発生する遠心
力よりはるかに大きいため、係止ウエイト225が自然
に下垂し並びに単方向係止ラチェット歯212の形成す
る凹弧空間B内に収容され、これにより回転スリーブ2
20が係止されて固定状態とされ、スクリーン201の
位置決め目的が達成される。
【0020】
【発明の効果】総合すると、本発明の自動車のルーフト
ップに設置する日よけ装置は、非常に簡単な構造を有す
るが、しかし、随意にルーフトップに架設する効果を確
実に達成しており、明らかに実用性と進歩性を有してお
り、且つその構成及び空間形態はいずれも新規性を有し
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を自動車のルーフトップに架設した状態
表示図である。
【図2】本発明の吸盤固定装置の外観図である。
【図3】本発明の吸盤固定装置の分解斜視図である。
【図4】本発明の吸盤固定装置の断面図である。
【図5】本発明の自動ロールスクリーン装置の部分断面
図である。
【図6】本発明の固定軸棒と回転スリーブの組合せ表示
図である。
【図7】本発明の係止ウエイトの被係止時の状態表示図
である。
【図8】本発明の係止ウエイトが遠心力を受けて非係止
状態となった状態表示図である。
【符号の説明】
100 吸盤固定装置 200 自動ロールスクリーン装置 201 スクリーン A ルーフトップ 10 吸盤本体 20 固定ベース 30 固定パイル 40 スリーブ 50 スライド板 60 ボルト保持ブロック 70 ボルト 80 固定板 11 操作レバー 12 ゴム吸盤 21 挿置孔 22 小穿孔 23 固定ピン 31 上固定孔 32 下固定孔 33 凹弧状の滑り溝 51 凹弧状のスライドブロック 34 ネジ孔 52 長形孔 62 軸孔 71 ボルトの周縁部 61 円弧部 C 間隙 203 ねじりバネ 210 固定軸棒 220 回転スリーブ 211 固定盤 204 右側蓋 212 単方向係止ラチェット歯 221 嵌置き枠溝 222 延伸アーム 223 軸孔 224 U形連接手段 B 凹弧空間 225 係止ウエイト

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の吸盤固定装置と一つの自動ロール
    スクリーン装置とで組成された自動車のルーフトップに
    設置する日よけ装置において、 該吸盤固定装置が、 操作レバーが外壁に設けられた吸盤本体、 固定ベースとされ、該吸盤本体の上面の中央部分に固定
    され、中央に多角形の一つの挿置孔があり、該挿置孔に
    後述の固定パイルが挿入され、該固定ベースの側面に別
    に設けられた固定ピンを該固定ベースの内部に挿入する
    ための一つの小穿孔が設けられた、上記固定ベース、 高さ調整可能な固定パイルとされ、その外周縁が上述の
    固定ベースの多角形の挿置孔に対応し、該固定パイルの
    上部に凹弧状の滑り溝が形成され、該凹弧状の滑り溝の
    中央部分に一つのネジ孔が設けられた、上記固定パイ
    ル、 保持用のスリーブとされ、後述のスライド板の中央に開
    設された長形孔及び後述のボルト保持ブロックの中央に
    開設された軸孔とをそれぞれ貫通し、該スリーブの底端
    が上述の固定パイルの上部に形成された凹弧状の滑り溝
    上に支持され、該スリーブ40の上端がボルトの周縁部
    を支持する、上記スリーブ、 水平位置調整可能なスライド板とされ、その中央部分に
    凹弧状のスライドブロックが形成され、該凹弧状のスラ
    イドブロックが上述の固定パイル上部に形成された凹弧
    状の滑り溝と対応し、該凹弧状のスライドブロックが該
    凹弧状の滑り溝上で任意にスライド可能とされる、上記
    スライド板、 ボルト保持ブロックとされ、その底面が円弧部とされ、
    該円弧部が上述のスライド板の凹弧状のスライドブロッ
    クと対応し、該ボルト保持ブロックが該凹弧状のスライ
    ドブロックの内部に置かれる、上記ボルト保持ブロッ
    ク、 上述の固定パイルに設けられたネジ孔にねじ込まれるボ
    ルト、 固定板とされ、上述の自動ロールスクリーン装置の底部
    に形成された枠溝内に挿入される、上記固定板、 以上を具備し、 上記自動ロールスクリーン装置は、その一端部にスクリ
    ーンの伸縮動作を調整する係止機構を具え、該係止機構
    は、 固定軸棒とされて、上端に固定盤が形成され、該固定盤
    の外側部が直接自動ロールスクリーン装置に設けられた
    右側蓋の壁面に固定されて固定端とされ、該固定盤の内
    側部に単方向係止ラチェット歯が形成され、該単方向係
    止ラチェット歯が後述の回転スリーブに設けられた嵌置
    き枠溝内部に収容される、上記固定軸棒、 回転スリーブとされ、その中央部分に上記嵌置き枠溝が
    形成され、該嵌置き枠溝の内壁より延伸アームが延伸さ
    れた、上記回転スリーブ、 以上を具備し、 上記吸盤固定装置と自動ロールスクリーン装置が組み合
    わされて、該吸盤固定装置により該自動ロールスクリー
    ン装置を自動車のルーフトップ上に架設可能で、屋外の
    日よけ装置とされうることを特徴とする、自動車のルー
    フトップに設置する日よけ装置。
  2. 【請求項2】 前記固定パイルの側面に、一つの上固定
    孔と一つの下固定孔が開設され、これら二つの固定孔の
    一方に上述の固定ピンを選択的に挿入することにより固
    定パイルの高さ調整を随意に進行可能であることを特徴
    とする、請求項1に記載の自動車のルーフトップに設置
    する日よけ装置。
  3. 【請求項3】 前記スライド板の中央部分に形成された
    凹弧状のスライドブロックに一つの長形孔が開設され
    て、該長形孔に上述のスリーブが挿入されることを特徴
    とする、請求項1に記載の自動車のルーフトップに設置
    する日よけ装置。
  4. 【請求項4】 前記ボルト保持ブロックの中央部分に一
    つの軸孔が開設され、該軸孔に上述の保持用のスリーブ
    が挿入されることを特徴とする、請求項1に記載の自動
    車のルーフトップに設置する日よけ装置。
  5. 【請求項5】 前記保持用のスリーブの高さの総長が、
    前記ボルト保持ブロック及びスライド板の両者の厚さを
    相加したものより大きく、これによりスライド板の凹弧
    状のスライドブロックと固定パイルの凹弧状の滑り溝の
    間に間隙が形成され、該間隙により凹弧状のスライドブ
    ロックが凹弧状の滑り溝上で自由にスライド可能とされ
    たことを特徴とする、請求項1に記載の自動車のルーフ
    トップに設置する日よけ装置。
  6. 【請求項6】 前記回転スリーブの嵌置き枠溝の内壁面
    より延伸された延伸アームに軸孔が開設され、この延伸
    アームの軸孔にU形連接手段の一端が挿入され、該U形
    連接手段の別端が一つの係止ウエイトに挿入され、該係
    止ウエイトが延伸アームと上述の単方向係止ラチェット
    歯の間に形成された凹弧空間内を自由にスイング可能と
    されたことを特徴とする、請求項1に記載の自動車のル
    ーフトップに設置する日よけ装置。
  7. 【請求項7】 前記係止ウエイトが、前記回転スリーブ
    が極めて快速の回転を発生して、該回転スリーブの発生
    する遠心力が係止ウエイト自体の重力より遙に大きくな
    る時、回転スリーブの発生する遠心力を受けて単方向係
    止ラチェット歯の範囲より離脱することを特徴とする、
    請求項6に記載の自動車のルーフトップに設置する日よ
    け装置。
  8. 【請求項8】 前記係止ウエイトが、前記回転スリーブ
    がゆっくりと回転して、該係止ウエイトの重力が回転ス
    リーブの発生する遠心力より遙に大きくなると、係止ウ
    エイトが自然に落下し並びに係止ウエイトが自然に下垂
    し並びに単方向係止ラチェット歯の形成する凹弧空間内
    に収容さて回転スリーブが係止されて位置決め状態を呈
    することを特徴とする、請求項6に記載の自動車のルー
    フトップに設置する日よけ装置。
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