JP3071739U - メモ用紙 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 窓を汚すことなく確実にメッセージを伝える
ことができるメモ用紙を提供する。 【解決手段】 複数枚のシートをそれぞれの表面または
裏面の一辺部において互いに着脱自在に貼り合せてなる
メモ用紙であって、前記シートの表裏面に情報欄が設け
られている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案はメモ用紙に関する。さらに詳しくは、たとえば車からちょっと離れる ときなどに、メッセージや連絡先を記入したシートを車のガラス窓の内側から貼 り付けることにより、周囲の人々への気配りを忘れずに、安心して車を離れるこ とができるメモ用紙に関する。

【０００２】

【従来の技術および考案が解決しようとする課題】

従来より、駐車場以外の場所にちょっと車を止めたりするときなどに、手じか にある紙に行き先などを書いたメモを車の窓に貼り付けたり、ワイパーとフロン トガラスのあいだに挟みつけたりしている。

【０００３】 しかしながら、メモを貼り付ける場合には、テープなどの粘着剤が窓に付着し て窓を汚してしまうことがある。また、窓が汚れていたりすると、貼り付けても すぐに剥がれてしまうことがある。一方、ワイパーを利用して挟みつける場合も 、風によってメモが飛ばされてしまう惧れがある。

【０００４】 本考案は、叙上の事情に鑑み、窓を汚すことなく確実にメッセージを伝えるこ とができるメモ用紙を提供することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

本考案のメモ用紙は、複数枚のシートをそれぞれの表面または裏面の一辺部に おいて互いに着脱自在に貼り合せてなるメモ用紙であって、前記シートの表裏面 に情報欄が設けられてなることを特徴とする。

【０００６】

【考案の実施の形態】

以下、添付図面に基づいて本考案のメモ用紙を説明する。

【０００７】 図１は本考案の一実施の形態にかかわるメモ用紙の説明図、図２は図１に示す メモ用紙におけるシートの裏面を示す平面図、図３は図１に示すメモ用紙におけ るシートの表面を示す平面図、図４は図１に示すメモ用紙におけるシートを車の ガラス窓に使用するときの説明図でである。

【０００８】 図１〜３に示されるように、本実施の形態にかかわるメモ用紙１は、たとえば ２０枚位のシート２が、その表面３（図１においては、裏面であるが、使用時に は、こちらを前面側とするので、本明細書では表面と称する）の上辺部に形成さ れた粘着部４により、簡単に剥がして、貼り付けられるように綴られたものであ る。本実施の形態におけるシート２は、使用目的に応じて、その大きさは適宜選 定することができるが、たとえば机上または車内のどこに置いても邪魔にならな い程度のＡ６（１０５ｍｍ×１４８ｍｍ）またはＢ６（１２８ｍｍ×１８２ｍｍ ）などとすることができる。このシート２の材質は、マジック、ボールペンまた は鉛筆などの筆記用具で記入できるもであれば、本考案においては、とくに限定 されるもではないが、たとえばマットな紙質材とすることができる。前記粘着部 ４は、簡単に剥がせて、簡単に貼り付けることができる程度の粘着力を有し、張 り付けるガラスや家具などを汚さない通常の非転着性粘着剤を用いて形成するこ とができる。またこの粘着部４は、表面３の上辺部に形成されているが、用途に 応じて表面３の四辺部のうちのいずれか一辺部に形成することができる。

【０００９】 前記表面３および裏面５には、情報欄が予め設けられている。この表面３に設 けられる情報欄としては、商店の経営者、企業の宣伝部門または一般消費者など の使用目的または要望に応じて、適宜選定することができるが、本実施の形態で は、絵柄文字表示欄３ａ、通信欄３ｂおよび連絡先欄３ｃが設けられている。前 記絵柄文字表示欄３ａには、相手先への気配りや企業イメージが高められるよう なキャラクター、宣伝文句や商品図柄などを表現することができるが、たとえば 車での営業中に、ちょっとの用事で、ちょっと駐車して車から離れるときに何と なく気がかりの場合、愛嬌のあるカエル６に、「Excuse Me ！」と挨拶させる表 現を用いることができる。またこの場合、前記通信欄３ｂには、来訪者へ車を離 れるが、直に戻ることを知らせて、まずは気がやすまるような簡単なメモを記入 することができる。また連絡先欄３ｃには、緊急連絡先などの名前や会社の住所 などを記入することができる。

【００１０】 前記裏面５に設けられる情報欄としては、本実施の形態では、通常事務所内に おける電話内容、呼び出し連絡や会議連絡などの伝言を記入できるように、氏名 欄５ａ、伝言欄５ｂおよび日付欄５ｃが設けられているが、本考案はこれに限定 されるものではなく、用途に応じて適宜選定することができる。

【００１１】 本実施の形態では、図２および図４に示されるように、たとえば車７からちょ っと離れるときなどに、メッセージや連絡先などを表面３の通信欄３ｂに記入し たシート２を車７のガラス窓８の内側からぺたっと張り付けることにより、周囲 の人々への気配りを忘れずに、安心して車を離れることができる。また図３に示 されるように、シート２の裏面５にも同乗者、たとえば運転の交代者への伝言や 、自分の予定などを記載することができる。また本実施の形態にかかわるシート を事務所で使用する場合、たとえば表面に記載された伝言を周囲から隠すときに 、表面の粘着部の境目のところから折り曲げて机に張り付けることもできる。こ うして、机などに貼付することができるため、従来のメモ用紙のようにテープを 用いたり、重しを載せたりする必要がない。

【００１２】

【考案の効果】

以上説明したとおり、本考案によれば、たとえばシートを車のガラス窓の内側 からぺたっと張り付けることにより、周囲の人々への気配りを忘れずに、安心し て車を離れることができるとともに、シートの両紙面を有効に活用することがで きる。

【００１３】 またシートの両面に社名を入れることにより、会社の販売促進や拡販のツール として使用することもできる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施の形態にかかわるメモ用紙の説
明図である。

【図２】図１に示すメモ用紙におけるシートの裏面を示
す平面図である。

【図３】図１に示すメモ用紙におけるシートの表面を示
す平面図である。

【図４】図１に示すメモ用紙におけるシートを車のガラ
ス窓に使用するときの説明図である。

【符号の説明】

１ メモ用紙 ２ シート ３ 表面 ３ａ 絵柄文字表示欄 ３ｂ 通信欄 ３ｃ 連絡先欄 ４ 粘着部 ５ 裏面 ５ａ 氏名欄 ５ｂ 伝言欄 ５ｃ 日付欄

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 複数枚のシートをそれぞれの表面または
   裏面の一辺部において互いに着脱自在に貼り合せてなる
   メモ用紙であって、前記シートの表裏面に情報欄が設け
   られてなるメモ用紙。
2. 【請求項２】 前記シートの表面に設けられる情報欄
   が、少なくとも絵柄文字表示欄、通信欄および連絡先欄
   にされてなる請求項１記載のメモ用紙。
3. 【請求項３】 前記シートの裏面に設けられる情報欄
   が、少なくとも氏名欄、伝言欄および日付欄にされてな
   る請求項１または２記載のメモ用紙。