JP3071136U - 経文入り掛け布付経帷子 - Google Patents

経文入り掛け布付経帷子

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JP3071136U
JP3071136U JP1999003804U JP380499U JP3071136U JP 3071136 U JP3071136 U JP 3071136U JP 1999003804 U JP1999003804 U JP 1999003804U JP 380499 U JP380499 U JP 380499U JP 3071136 U JP3071136 U JP 3071136U
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JP
Japan
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cloth
mail
bereaved
sutra
funeral
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Expired - Lifetime
Application number
JP1999003804U
Other languages
English (en)
Inventor
敬三 林
Original Assignee
株式会社みやび
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】着物の経帷子姿の遺体の寝姿は遺族にとって心
いたむ姿である。集印帖や仏像や掛け布団なども火葬上
控えねばならないことが多く、心のこりなものである。 【解決手段】葬儀における遺体の寝姿を覆う掛け布に、
経文等を印した掛け経帷子を作成することにより、遺族
の心を慰めるものが出来た。また集印を、この布にする
ことにより、多くの神仏の御加護を願った故人の気持ち
を遺族がかなえて上げられる思いも加わることにより、
人の心に叶うものが出来た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
一枚の布に経文もしくは題目又は紋を入れ遺体に掛けるための遺体用帷子として 使用する葬儀用具。
【0002】
【従来の技術】
従来の経帷子は遺体に着せる一枚ものの着物を指し、背や衽に経文が書かれてい るものもある。又遺体に掛けるものとしての掛け布団は腰から下あたりに掛ける 薄い布団であるが火葬においては燃焼上納棺時にはずされることが多い。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
寝姿には掛けものをしてあげたいという人の心に添うものを作り、そこに経文も しくは題目または紋を印すことにより、遺体を見送る遺族の心が慰められること を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで本考案に於ては、遺体に掛けるのに適当な大きさの、白い一枚の布に経文 もしくは題目又はキリスト教におけるクロスも含み、紋を印したものを作る。
【0005】
【本考案の実施の形態】
布としての素材には、織物、不織布、紙等を利用し、ここに記される文字、図案 は墨筆書や印刷、もしくは刺繍、紋織り、柄箔による引箔織り、転写等の手法を 使う。この布を寝姿の遺体に遺族に掛けてもらうことを主目的とするが、それに 代わる人の手によって掛けることを拒むものではない。
【0006】
【考案の効果】
本考案により何らかの理由による遺体に損傷がある場合は、遺族の心情において 、他人に見せたくないという気持ちに添うことも出来た。 又、お遍路をして集印したものが、その神仏の御加護を伴って本人とともに埋葬 、火葬されることが最も故人のの気持にも、遺族の気持にも添えるという意味に おいて作った価値があった。 また、これにより、西国八十八ケ所等、神、仏巡りが盛んになり、観光旅行等が 盛んになるのでは、という事を願っている。
【提出日】平成11年7月28日(1999.7.28)
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
葬儀用具
【0002】
【従来の技術】
従来の葬儀遺体用帷子は経文が背中身頃の中央に記された一重の白色の着物で ある。
【図1】これを遺体に着せて納棺し、火葬にふす。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来、遺体納棺時の葬儀遺体用経帷子の経文は神仏の加護を願って記されるも のであるが、背中に記されている為、遺族にその経文が見えない。 又、納棺時の遺体が一枚物の着物すなわち帷子を着せられている為、遺族の心 情として布団や毛布やタオルケット等の掛けたいと願うものであるが火葬上支障 がある為使用出来ない。
【0004】
【課題が解決しようとする手段】 巾約80センチ、長さ約200センチの大きさの火葬上支障のない可燃素材の 布を作る。 この布に、従来経帷子の背中に書かれた経文を記す。 記す方法は、墨書、印刷、染織、転写等の技法による。 これらの方法により出来た可燃素材の経文入り掛け布を、経帷子もしくは帷子 と組み合わせて使用することで解決する。
【図2】
【0005】
【本考案の実施の形態】
帷子もしくは経帷子を着せた遺体の胸部から足下まで、この経文入り掛け布に
より覆う。 この経文入り掛け布は集印用としても使用することが出来る。
【0006】
【考案の効果】 経帷子は背中の部分に経文が入っている為、遺族には見えず、
そこで経文入り掛け布を経帷子と組合わせ使うことで、遺族の心を慰めることが
出来る。 又、遺体に損傷がある場合、その姿を人に見せたくないという遺族の
気持ちにも添うものである。 この経文入り掛け布を集印用として使用したもの
を、本人とともに埋葬、火葬されることで故人や遺族の気持ちにも添うことが出
来る。
【提出日】平成11年12月1日(1999.12.1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は葬儀用具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の葬儀遺体用帷子は図2に示すように経文が背中身頃の中央に記され た一重の白色の着物である。これを遺体に着せて納棺し、火葬にふす。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来、遺体納棺時の葬儀遺体用経帷子の経文は神仏の加護を願って記され るものであるが、背中に記されている為、遺族にその経文が見えない。 又、納棺時の遺体が一枚物の着物すなわち帷子を着せられている為、遺族 の心情として布団や毛布やタオルケット等の掛けたいと願うものであるが火 葬上支障がある為使用出来ない。 本考案は、経文が見え、かつ掛け物を掛けた状態に出来る経帷子を提供す る。
【0004】
【課題が解決しようとする手段】
本考案は、前身頃の胸に当たる部所に経文の書かれた前掛け布の上端が縫 いつけられている経帷子である。
【0005】
【本考案の実施の形態】
以下、図面を用いて本考案の実施の一例を説明する。 図1において、1は帷子であり従来用いられているものを用い、上記帷子 1の前身頃の胸にあたる部分11に巾80センチ、長さ200センチの大き さの前掛け布2の上端部を端から20センチの所から図の12の様に長さ2 0センチにわたり縫い付けた。 本実施例においては、この掛け布2の材質として火葬上支障のない可燃素 材スフの掛け布を用いた。この掛け布2に、従来経帷子の背中に書かれた経 文を記した。本実施例においては、転写の技法を用いた。
【0006】
【考案の効果】 従来の経帷子は背中の部分に経文が入っている為、遺族には見えなかった 。本考案の経帷子は経文入り掛け布が帷子縫いつけられており、従って、経 文が良く見え遺族の心を慰めることが出来る。又、遺体に損傷がある場合、 その姿を人に見せたくないという遺族の気持ちにも添うものである。 この経文入り掛け布は集印用として使用した布帛を用いることも出来、こ れを本人とともに埋葬、火 葬されることで故人や遺族の気持ちにも添うこ とが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】平面図 葬儀遺体用経帷子の一枚布を上から見たもの。巾は60
cm〜90cm位長さは120cm〜200cm位のも
の。文字は例である。
【符号の説明】
【a】 布
【b】 文字
【図2】斜視図 葬儀遺体用経帷子を実際に使用した形を斜め上から見た
もの。
【符号の説明】
【a】 布
【b】 文字
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年7月28日(1999.7.2
8)
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 経文入り掛け布付経帷子
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の経帷子の背面図 従来の経帷子は図のように経文が背面に記されている。
従ってこれを遺体に着せて納棺すると経文が遺族や見送
る人々に見えなくなる。
【図2】 経文入り掛け布付経帷子の前面図 帷子の上に図のように胸から足下までを覆う大きさの布
の中央に経文を記すと納棺後も遺族や見送る人々に経文
が見えることになる。
【図3】 利用の実施斜視図 納棺したときの形態を斜め上から見た図。図のように棺
の中の遺体を見送る人には経文が見え、また掛け布をす
ることで安堵感も生まれる。
【符号の説明】 aは帷子もしくは経帷子 bは経文入り掛け布 cは経文 dは棺 eは遺体頭部 fは遺体胸部
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月1日(1999.12.
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 経文入り掛け布付経帷子
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の経文入り掛け布付経帷子の前面図。
【図2】従来の経帷子の背面図。
【図3】本考案の経帷子を用いた例を示す説明図。
【符号の説明】 1 帷子もしくは経帷子 11 前身頃 2 経文入り掛け布 21 縫い目 3 経文 4 棺 5 遺体頭部 6 遺体胸部
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 葬儀に際し遺体に掛ける為に、各宗派の経文もしくは題
    目、又は紋を入れた布をその範囲とし、この布を集印用
    に使うことも、習慣上最終葬儀に供せられるものと解釈
    し、この範囲とする。
JP1999003804U 1999-04-20 1999-04-20 経文入り掛け布付経帷子 Expired - Lifetime JP3071136U (ja)

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ID=43204492

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Application Number Title Priority Date Filing Date
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012228421A (ja) * 2011-04-27 2012-11-22 Csc Service Co Ltd 湯灌の儀式用布部材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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