JP3071078U - 舗装用フィニッシャーのエンドプレート - Google Patents
舗装用フィニッシャーのエンドプレートInfo
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- JP3071078U JP3071078U JP2000000785U JP2000000785U JP3071078U JP 3071078 U JP3071078 U JP 3071078U JP 2000000785 U JP2000000785 U JP 2000000785U JP 2000000785 U JP2000000785 U JP 2000000785U JP 3071078 U JP3071078 U JP 3071078U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】施工幅員固定式のスクリードを備える舗装用フ
ィニシャーにおいて、現場の施工幅員の変化に追従して
施工できるよう改良したエンドプレート。 【解決手段】施工幅員固定型スクリードの舗装用フィニ
ッシャーにおいて、該スクリード両端にあるエンドプレ
ートの底版端部に、一端を強力蝶番を介して回転できる
よう固定し、施工高さ保持手段で支持された折畳み可能
な延長プレートを装着したことを特徴とする舗装用フィ
ニッシャーのエンドプレート。
ィニシャーにおいて、現場の施工幅員の変化に追従して
施工できるよう改良したエンドプレート。 【解決手段】施工幅員固定型スクリードの舗装用フィニ
ッシャーにおいて、該スクリード両端にあるエンドプレ
ートの底版端部に、一端を強力蝶番を介して回転できる
よう固定し、施工高さ保持手段で支持された折畳み可能
な延長プレートを装着したことを特徴とする舗装用フィ
ニッシャーのエンドプレート。
Description
【0001】
本考案は、施工幅員固定式のスクリードを備える舗装用フィニシャーにおいて 、現場の施工幅員の変化に追従して施工できるよう改良したエンドプレートに関 する。
【0002】
アスファルト混合物や、セメントコンクリートなどの舗装材料を用いる舗装用 フィニッシャーは、そのスクリードの形態により、施工幅員可変型のバリアブル スクリード方式と施工幅員固定型スクリード方式のものが有る。
【0003】 これら舗装用フィニシャーによる施工方法は、施工部両端に敷設された型枠上 面に、舗装用フィニシャーのスクリード両端に装備したエンドプレート底面を滑 らせるように支持前進しながら型枠の内側に舗装材料を敷き均すもので、このと きスクリードが直接型枠に当らないよう施工する。これは、スクリードが型枠に 当ると、スクリードによる振動が舗装材料に充分伝わらず、舗装材料の締固め密 度が不充分になるからである。
【0004】 ここで、舗装の舗装幅員が変化する場合は、バリアブルスクリード方式では変 化する舗装幅員に合せて敷設された型枠を追従してスクリード幅を変化させるこ とにより対応するが、施工幅員固定型スクリート方式では、一定長さの延長スク リードを脱着することで舗装幅員の変化に対応している。
【0005】
しかしながら、延長スクリード脱着による対応では、施工現場の細かな幅員変 化に追従できず、人力施工が必要な部分が生じてしまううえ、延長スクリードは 重量物であり、その脱着作業に手間が掛かるため、施工時間のロスと作業の危険 性を伴うこととなる。しかも、施工の中断時間が長くなるため施工面に不陸が生 じ、平坦性が失われることとなる。
【0006】
上記課題に対し、本考案者らが鋭意研究を行った結果完成に至ったものは、施 工幅員固定型スクリードの舗装用フィニッシャーにおいて、該スクリードの両端 にあるエンドプレートの底版端部に、一端を強力蝶番を介して回転できるよう固 定し、施工高さ保持手段で支持された折畳み可能な延長プレートを装着したこと を特徴とする舗装用フィニッシャーのエンドプレートである。
【0007】 ここにいう施工高さ保持手段とは、油圧シリンダーやターンパックルなど延長 プレートの位置を保持・調整できるものをいう。ターンパックルなど人力で調整 するものは脱着可能なものが望ましい。
【0008】
係るエンドプレートの延長プレートを延ばして用いることで、施工現場の細か な幅員変化に追従して施工が可能となる。また、延長が不要な施工幅員では、延 長プレートを折畳み、通常のエンドプレートの底版長さで施工を行えば、施工部 付近に障害物があっても支障無く作業が行える。
【0009】
以下、実施例を図面を参照しながら詳述するが、図1は広い幅員(施工可能な 最大幅員)を施工している状態のフィニッシャーを後方から観た図である。
【0010】 施工幅員固定型スクリード1の両側にあるエンドプレート2の底版2aの端部 に強力蝶番4を介して延長スクリード3の一端を固定する。これは、延長プレー ト3底面がエンドプレート底版2aの底面の延長した面と一致するように、ター ンパックル6及び油圧シリンダー5によって高さを調整し保持されている。この 状態で、型枠7上面にエンドプレート底版2aの底面乃至延長プレート3底面を 滑らせるよう舗装材料8を敷き均す。
【0011】 ここで、舗装材料がコンクリートであれば、図1、図3に示すように、バイブ レータ9をスクリード1前方、エンドプレート2内側に挿入する。また、エンド プレート底版2a上に設置した材料供給用外部振動機10を稼動させれば、これ らによりプレート底版の延長のためスクリード1の振動が伝わり難い施工端部の 舗装材料の締固め密度を確保できる。
【0012】 一方、図2に示すように、通常のスクリード幅員で施工が対応できる場合は、 ターンパックル6を外し、油圧シリンダー5を縮める等の方法によりによって延 長プレート3を折畳み、型枠7上面にエンドプレート底版2aの底面を滑らせる よう施工する。これによって舗装施工部付近に障害物11があっても、障害物1 1に当らないように施工できる。また、補強リブ2aにより、エンドプレートの 底版の角度が変化しないよう保持する。
【0013】 以上のように、延長プレートを使用することで、両側の延長プレートの幅の合 計した分の施工幅員の増減が可能である。
【0014】 ここで、3050mmのスクリード幅員を有し、該スクリード両端のエンドプ レートの底版の幅がそれぞれ250mmである施工幅員固定型スクリード方式の フィニッシャーにおいて、底面の幅が200mmである延長プレートを両側のエ ンドプレート底版端部に装着したフィニッシャーを用いて、幅員を3250mm から3550mmまで変化させて施工を行ったが、従来行っていた延長スクリー ド(幅員300mm)の脱着作業が無くなったため、従来より120分程度も施 工時間が短縮できた。また、延長スクリードの脱着作業による作業中断が無くな ったため、施工路面には不陸も見当たらず、より平坦な路面が確保できた。
【0015】 また、延長プレートを延ばした場合、スクリード前方端部に挿入する棒状バイ ブレータとエンドプレート上に設置した材料供給用外部振動機によって舗装端部 の締固め密度を確保できる例として、表1に、鋼繊維コンクリートを10cm厚 さで施工した場合の硬化後路面から採取したコアの密度測定結果を示す。
【0016】
【表1】
【0017】 このように、延長プレートを延ばしたり折畳んだりすることで、舗装幅員の変 化に追従して施工可能であるだけでなく、施工時間のロスと作業の危険性が減少 し、人力施工部分の減少と施工中断時間の短縮により施工面の平坦性が失われる ことが無い。また、延長プレートを延ばした場合でも、通常の施工幅員の場合と 同様、施工端部まで密実で良好な路面性状が得られることが判る。
【0018】
本考案によれば、施工幅員固定型スクリード方式のフィニッシャーであっても 、施工現場の細かな幅員変化に追従した施工が可能となる。このため従来は必要 であった人力施工部分が減少し、また、延長スクリードの脱着作業に掛かった施 工時間のロスと作業の危険性が減少する。しかも、施工の中断時間が短くなるた め施工面に不陸が生じ難く、平坦性の良い施工部端部も密実な良好な路面を得る ことができる。
【図1】施工幅員固定型スクリードの、本考案によるエ
ンドプレートの延長プレートを延ばした状態で、施工可
能な最大幅員を施工している場合のフィニッシャー背面
図である。
ンドプレートの延長プレートを延ばした状態で、施工可
能な最大幅員を施工している場合のフィニッシャー背面
図である。
【図2】通常のスクリード幅員で対応できる場合(延長
プレートを折畳んだ状態)のフィニッシャー背面図であ
る。
プレートを折畳んだ状態)のフィニッシャー背面図であ
る。
【図3】バイブレータ及び材料供給用外部振動機を装着
したフィニッシャー立面図である。
したフィニッシャー立面図である。
1.スクリード(施工幅員固定型) 2.エンドプレート 2a.エンドプレート底版 2b.エンドプレート補強リブ 3.延長プレート 4.強力蝶番 5.延長プレート伸縮用油圧シリンダー 6.施工高さ保持用ターンパックル 7.型枠 8.舗装材料 9.バイブレータ 10.材料供給用外部振動機 11.障害物 12.舗装用フィニッシャー
Claims (1)
- 【請求項1】施工幅員固定型スクリードの舗装用フィニ
ッシャーにおいて、該スクリード両端にあるエンドプレ
ートの底版端部に、一端を強力蝶番を介して回転できる
よう固定し、施工高さ保持手段で支持された折畳み可能
な延長プレートを装着したことを特徴とする舗装用フィ
ニッシャーのエンドプレート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000000785U JP3071078U (ja) | 2000-02-17 | 2000-02-17 | 舗装用フィニッシャーのエンドプレート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000000785U JP3071078U (ja) | 2000-02-17 | 2000-02-17 | 舗装用フィニッシャーのエンドプレート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3071078U true JP3071078U (ja) | 2000-08-22 |
Family
ID=43204434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000000785U Expired - Lifetime JP3071078U (ja) | 2000-02-17 | 2000-02-17 | 舗装用フィニッシャーのエンドプレート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3071078U (ja) |
-
2000
- 2000-02-17 JP JP2000000785U patent/JP3071078U/ja not_active Expired - Lifetime
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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