JP3071007U - 紫外線殺菌灯付き抗菌キャビネット - Google Patents

紫外線殺菌灯付き抗菌キャビネット

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JP3071007U JP2000000703U JP2000000703U JP3071007U JP 3071007 U JP3071007 U JP 3071007U JP 2000000703 U JP2000000703 U JP 2000000703U JP 2000000703 U JP2000000703 U JP 2000000703U JP 3071007 U JP3071007 U JP 3071007U
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】 抗菌性が高く、しかも紫外線光を十分反
射して歯科用印象用トレーやインスツルメント等を効果
的に殺菌し保管する医科歯科用の紫外線殺菌灯付き抗菌
キャビネットを得る。 【解決手段】 吊り杆17を有するキャビネット本体2
を、表層部に高濃度Cu含有領域を有する抗菌性の高め
られたCu含有ステンレス鋼から形成し、内表面を研磨
仕上して紫外線殺菌灯10の紫外線光を積極的に反射す
る反射面に形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、抗菌性ステンレス鋼で形成された医科歯科用の紫外線殺菌灯付きキ ャビネットに関する。
【0002】
【従来の技術】
医師が手術に使用するメス、ピンセット、外科用鉗子等、あるいは歯科医が歯 科治療に使用するピンセット、鉗子、印象用トレー等の医科歯科用の治療器具は 、いろいろの細菌、雑菌、カビ等が付着し繁殖しやすい。これらの雑菌等は、治 療を受ける患者はもちろんのこと治療する医師、歯科医にとっても、それに接触 することにより雑菌等による病気に罹病する危険が多い。
【0003】 特に、歯科治療の場合は、問診するより、口腔内に治療器具挿入して実際患部 に触れ治療することが多い。その際衛生上の観点から、治療器具及びそれを載置 する治療器具載置用パッド一式を各患者用に用意し、口腔内に治療器具を取っ替 え引っ替え挿入したりするので、治療器具は雑菌等が付着し汚染されることが多 く、患者、歯科医師への雑菌等による悪影響は大きい。
【0004】 従来、これらの医科歯科用器具は、使用後に水洗いして、熱湯消毒や蒸気滅菌 をしてから、紫外線殺菌灯付きキャビネットにより、紫外線光による殺菌をし、 保管を行っている。しかし、紫外線光による殺菌は紫外線光が照射されない陰と なる部分までは殺菌が完全に行われにくいという問題があった。
【0005】 又、医療や歯科医療の現場では、治療中の医師、歯科医師が紫外線灯付き医科 歯科用キャビネットの本体や扉に手を触れることも多く、特に、本体の外表面、 扉にはいろいろの細菌、雑菌、カビ等が付着し繁殖しやすい。
【0006】 近年、抗菌剤を含む樹脂が塗布されたステンレス鋼や、抗菌剤を含むメッキ材 料でメッキされたステンレス鋼が出現している(特開平5ー228202号公報 、特開平6ー10191号公報参照)。しかしながら、ステンレス鋼の表面に抗 菌性樹脂やメッキを付与するものであると、使用中に磨耗、損傷等を受けると、 抗菌性樹脂やメッキ中の抗菌剤が減り抗菌作用が低下したりすることも想定され るからか、ステンレス鋼の表面に抗菌性の樹脂やメッキを付与したものは、外部 に露出する載置面を有する医科歯科用の紫外線殺菌灯付きキャビネット等の材料 として適していないものと考えられる。むしろ、実開平2ー40046号公報に 示されるように歯磨練りチューブの内面等、外部に露出しない部分に使用される 例はある。
【0007】 ところで、登録実用新案公報第3005019号に紹介されているように、C uの殺菌性に着目したステンレス鋼が開発されているが、殺菌効果を高めるため にCu含有濃度を高めようとしても、上記考案はCu濃度が均一に含有されてい るものであるからステンレス鋼全体のCu濃度が高まり、ステンレス鋼の機械的 強度に影響を及ぼすことが想定されるからか、この材料でも医科歯科用のキャビ ネットが製造されていない。
【0008】 近年、Cu濃度も高めしかも機械的強度にも影響を与えず抗菌性を高めるステ ンレス鋼が、特開平8ー60302号公報で紹介されている。この発明について は、上記公開公報に詳細に説明されているのでその詳細な説明はここでは省略す るが、概要は、ステンレス鋼の含有した銅がイオン化すると抗菌効果を有する点 に着目し、Cu含有ステンレス鋼を交番電解処理し、その表層部のCu濃度を高 めるたものである。このようなステンレス鋼表面に、水分が僅かでもあると、極 微量のCuがイオン化し、このイオン化したCuが細胞の呼吸、代謝酵素中のチ オールと効率よく反応し、チオールを不活性化することにより抗菌性を呈するも のと考えられる。
【0009】 ところで、上記特開平8ー60302号公報中に、その用途として医療用機械 が開示されているが、その構成については何等示されておらず、この限りでは、 単に、前記抗菌性を高めた材料の有する抗菌作用により雑菌等を殺菌、あるいは 繁殖を抑えようとするものにすぎない。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記のような従来の医科歯科用の紫外線殺菌灯付きキャビネットの 問題点を解決しようとするものであり、その解決しようとする課題は次の諸点で ある。 (1)紫外線光による殺菌は紫外線光が照射されない医科歯科用の器具の陰とな る部分まで十分殺菌を行われるようにする。 (2)紫外線殺菌灯付きキャビネットの本体や扉の外表面にはいろいろな細菌、 雑菌、カビ等が付着し、繁殖しやすいが、このような雑菌等の繁殖を抑える。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決する手段として、内部に紫外線殺菌灯が取り付けられ 、医科歯科用の治療器具を吊持して保管するキャビネット本体と、該キャビネッ ト本体に開閉自在に取り付けられた扉とから成り、前記治療器具を保管し前記紫 外線殺菌灯により殺菌する医科歯科用の紫外線殺菌灯付き抗菌キャビネットにお いて、前記キャビネット本体内部には、前記治療器具を複数個吊持するための複 数の吊り杆が突設されており、前記キャビネット本体及び前記扉は、表層部に高 濃度Cu含有領域を有する抗菌性の高められたCu含有ステンレス鋼から形成さ れ、前記キャビネット本体及び前記扉の内面側の前記Cu含有ステンレス鋼の表 面は、研磨仕上げされて前記紫外線光を積極的に反射させ得るような反射面が形 成されており、前記紫外線殺菌灯の紫外線光を前記治療器具に対して直射すると ともに前記反射面により反射光を積極的に照射して殺菌可能な構成とした医科歯 科用の紫外線殺菌灯付き抗菌キャビネットを提供する。
【0012】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の態様を実施例とともに図面で説明する。図1(a)は、本考案 の実施例1を示し、歯科治療においての歯形を採る際に使用される印象を吊持し 紫外線殺菌灯により殺菌し、保管する歯科の印象用トレー用の殺菌灯付きキャビ ネットである。この紫外線殺菌灯付きキャビネット1は、キャビネット本体2と 扉3とから成る。キャビネット本体2の下面にキャスターを取り付けてもよい。 扉3の内面適所に永久磁石Mが取り付けられており、扉3を閉じると永久磁石M がキャビネット本体2に吸着し、自動的に扉3の閉止状態が保持される。キャビ ネット本体2には、左右側板4、5、背板6、底板7及び頂板8とから囲まれる 殺菌室9が形成されている。
【0013】 殺菌室9の左右側板4、5の内面近傍に位置して、紫外線殺菌灯10が上下方 向に取り付けられ、殺菌室9内に保管される印象用トレー11を照射し殺菌する ように配置されている。左右側板4、5、背板6、底板7及び前板12とから囲 まれる底下方部に、外部電源から紫外線灯に接続する電気回路及び周波数(50 /60サイクル)切換装置等が設けられており、前板12にはマイクロスイッチ 13が配設され、扉3をしめると自動的にマイクロスイッチ13がONとなり、 紫外線殺菌灯10が点灯する。
【0014】 このキャビネット本体2に、扉3が蝶番14により開閉自在に取り付けられて いる。扉3には、覗き窓15が設けられガラスがはめこめれており、使用者は覗 き窓15を通して外部から殺菌室9内を覗き、印象用トレーの吊持あるいは紫外 線殺菌灯10の点灯状況等確認することができる。
【0015】 背板6に水平に伸びる補強部材16が複数本上下方向に間隔を置いて固着され ており、各補強部材16に印象用トレー吊持用の吊り杆17が前方に突出するよ うに水平方向に間隔をおいて固着されている。即ち、印象用トレー吊持用の吊り 杆17が複数本、水平方向及び上下方向に間隔をおいて突設されており、この間 隔は、左右上下隣り合って吊持される印象用トレー11が互いに接触しないよう にする間隔である。この吊り杆17の長さは、一本の吊り杆に、複数個の印象用 トレーを吊持可能なように適宜設計する。
【0016】 又この紫外線殺菌灯付き抗菌キャビネット1では、紫外線殺菌灯10は、左右 の側板近傍に上下方向に取り付けられている。この紫外線の取付方向は上下方向 でなくても、上下斜め方向あるいは前後水平方向等に取り付けてもよい。又、紫 外線殺菌灯の取付位置は、左右の側板に限らず底板及び頂板に水平に取り付けて もよい。
【0017】 本考案の特徴は、以上のような構成のキャビネット本体2、扉3、補強部材1 6及び吊り杆17を、表層部に高濃度Cu含有領域を有する抗菌性の高められた Cu含有ステンレス鋼から形成されている点である。この抗菌性の高いステンレ ス鋼は、特開平8ー60302号公報に記載されているので詳細な説明は省略す るが、Cuを含むステンレス鋼の表面の表層部にCuの高濃度領域を形成して抗 菌性を高めたものであり、その抗菌性発揮のメカニズムは、このステンレス鋼表 面にある極微量の水分で、高濃度領域の極微量のCuがイオン化し、このイオン 化したCuが細胞の呼吸、代謝酵素中のチオールと効率よく反応し、チオールを 不活性化することにより抗菌性を呈するものと考えられる。このような抗菌性の 高いステンレス鋼でキャビネット本体1、扉3、場合によっては、補強部材16 及び吊り杆17で形成したので、殺菌灯付きキャビネット自体に付着した雑菌等 は、その繁殖が抑えられ衛生的に保たれ、医師、歯科医師等の使用者が触れても 殺菌灯付きキャビネット自体に付着した雑菌等による悪い影響は少なくなる。
【0018】 さらにこの考案の特徴は、上記抗菌性の高いステンレス鋼の表面を加工して積 極的に反射面として、この反射面がキャビネット本体1の殺菌室9の内面側にな るように上記抗菌性の高いステンレス鋼を利用した構成である。即ち、このステ ンレス鋼の表面を、研磨仕上げし、抗菌性が高い性質を保持しながらも反射面と なして、キャビネット本体2及び扉3の内面に利用した場合、紫外線光の直接照 射だけでなく、前記反射面により積極的に紫外線光を反射させて、キャビネット 本体殺菌室9内に装架した印象用トレー11の陰となる部分をも照射し殺菌可能 とし、殺菌効果を向上させる。
【0019】 以上のような構成の本考案の作用を以下説明する。まず、キャビネット外面に 付着された雑菌等は、キャビネット1自体の材料の有する抗菌作用によりその繁 殖が抑えられ、医師、歯科医等がキャビネット1の外面や扉に接触しても、雑菌 による悪影響は少なくなる。そして、使用者は、吊り杆17を印象用トレー11 の取手部18の孔に挿通するようにして印象用トレー11を吊り杆11に吊って 保管する。そして扉を閉めて紫外線殺菌灯10の紫外線光を印象用トレー11に 照射して殺菌し、保管を行う。殺菌済み印象用トレー11、紫外線灯10を点灯 していない状態で単にキャビネット1内に保管する場合でも、キャビネット本体 2自体も抗菌性の高いステンレス鋼で形成されているので、殺菌室9内は比較的 に抗菌状態に保たれる。
【0020】 図1(b)は、殺菌室内で、吊り杆に印象用トレー11が吊持され殺菌灯10 により紫外線光を照射されている状態を示している。紫外線殺菌灯10からの紫 外線光10は、印象用トレー11に想像線Dに示す直接照射光だけでなく、キャ ビネット本体2の左右側板4、5、背板6、底板7及び頂板8等の内面の反射面 により積極的に反射されその反射光により紫外線光の直接照射光に対しては陰と なる印象用トレー11の部分19を照射することができる。
【0021】 これにより、キャビネット1内は抗菌性の高いステンレス鋼の材料自体の抗菌 作用により、雑菌等の繁殖等が抑えられるだけでなく、紫外線殺菌灯の紫外線光 による直接照射及び積極的な反射による反射光をも利用し、相乗的な極めて有効 な殺菌が行われる。
【0022】 図2は、本考案の実施例2を示し、外科用の鉗子、鋏、ピンセット、メス等の 治療器具を紫外線により殺菌し、保管する紫外線殺菌灯付き抗菌キャビネットを 説明する図である。この紫外線殺菌灯付き抗菌キャビネット20の全体的な構造 は、実施例1と略同様であり、背板に固着された補強部材21に複数の吊り杆2 2が突設されている。左右の側板23、24に近傍には紫外線殺菌灯25が設け られている。吊り杆22の太さ、設置間隔は、吊持される治療器具26の重量、 大きさ等に応じて適宜設計される。
【0023】 この実施例2に示す紫外線殺菌灯付き抗菌キャビネット20は、吊り杆22で 吊持することのできないメス等いわゆる棒物を載置するためのインスツルメント 載置棚部27が形成されている。このインスツルメント載置棚部27は、抗菌性 の高められたステンレス鋼の板材をプレスにより孔あけ加工して形成されており 、隆起部28によりがメス等を所定の間隔で決められた位置に載置でき、メス等 の一部を支持して使用者が摘み上げやすくされている。
【0024】 この紫外線殺菌灯付き抗菌キャビネット20も、実施例1の紫外線殺菌灯付き 抗菌キャビネット1同様に、キャビネット本体、扉、吊り杆及び載置部を含め抗 菌性の高いステンレス鋼で形成されているために、材料自体の抗菌作用により、 雑菌等の繁殖等は防止されるだけでなく、加えて紫外線殺菌灯の紫外光による直 接照射及び積極的な反射による反射光も利用し、相乗的な極めて有効な殺菌が行 われる。
【0025】 なお、実施例1及び実施例2において、頂板8の周縁又は周縁の一部(後縁等 )に連成して上方に立ち上がりフランジ壁を設ける構造として、頂板8を積極的 にインスルツメント置きとして使用できるようにしてもよい。
【0026】 吊り杆17も、本願考案の前記高濃度のCu含有領域を有する抗菌性を高めら れたステンレス鋼により形成してもよい。
【0027】 なお、前記Cu含有ステンレス鋼の表面は研磨仕上げされても、Cuを含有す るステンレス鋼の表層部の表面のみが研磨されるだけなので、高濃度のCuによ る抗菌性は何等阻害されることなく、紫外線光を積極的に反射させ得るような反 射面が形成されている。又、Cu含有ステンレス鋼の表面は、高濃度Cu含有領 域のCuがイオン化して溶出可能な程度の極薄いか極微細な孔を多数有する、し かも傷の付きにくい反射膜を塗布して反射面が形成されているものでもよい。
【0028】
【考案の効果】
本考案の医科歯科用の殺菌灯付きキャビネットは、Cuを含むステンレス鋼の 表面の表層部にCuの高濃度領域を有する抗菌性が高められたステンレス鋼材か ら形成されているので、まず、材料自体の有する抗菌作用により、キャビネット 内面又は外面に付着した雑菌等の繁殖が抑えられ衛生上効果的であり、保管され た歯科治療器具にもその抗菌作用を及ぼし、治療器具の雑菌等の繁殖も抑える。
【0029】 さらに、ステンレス鋼の表面を、その表層部に形成されたCuの高濃度領域の 大半が残る程度の浅い深度をもって鏡面研磨仕上げ等することにより、抗菌性が 高い性質は保持しながらも積極的に反射面となし、紫外線光殺菌灯付きキャビネ ット内で紫外線光の直接照射だけでなく反射紫外線光による間接照射により直接 紫外線光に対して陰となっている部分の表面に付着していた雑菌等も照射され殺 菌、繁殖を抑える効果が大きく、材料自体の殺菌効果と併せてその相乗的な効果 は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は、本考案の実施例1の印象用トレ
ー用の紫外線殺菌灯付き抗菌キャビネットの全体斜視図
であり、図1(b)は、実施例1の紫外線殺菌灯付き抗
菌キャビネット内に印象用トレーを装架して殺菌する状
態を示す。
【図2】本考案の実施例2の鉗子やメス等に用いられる
紫外線殺菌灯付き抗菌キャビネットの全体斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 印象用トレー用の紫外線殺菌灯付き抗菌キャビネッ
ト 2 キャビネット本体 3 扉 10 紫外線殺菌灯 11 印象用トレー 13 マイクロスイッチ 16 補強部材 17 吊り杆 18 印象用トレーの取手部 19 陰となる部分 20 鉗子やメス等に用いられる紫外線殺菌灯付き抗菌
キャビネット 26 鉗子等の治療用器具 27 メス、ミラー等のインスツルメント載置棚部 M 永久磁石

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に紫外線殺菌灯が取り付けられ、医科
    歯科用の治療器具を吊持して保管するキャビネット本体
    と、該キャビネット本体に開閉自在に取り付けられた扉
    とから成り、前記治療器具を保管し前記紫外線殺菌灯に
    より殺菌する医科歯科用の紫外線殺菌灯付き抗菌キャビ
    ネットにおいて、 前記キャビネット本体内部には、前記治療器具を複数個
    吊持するための複数の吊り杆が突設されており、 前記キャビネット本体及び前記扉は、表層部に高濃度C
    u含有領域を有する抗菌性の高められたCu含有ステン
    レス鋼から形成され、 前記キャビネット本体及び前記扉の内面側の前記Cu含
    有ステンレス鋼の表面は、研磨仕上げされて前記紫外線
    光を積極的に反射させ得るような反射面に形成されてお
    り、 前記紫外線殺菌灯の紫外線光を前記治療器具に対して直
    射するとともに前記反射面により反射光を積極的に照射
    して殺菌可能な構成としたことを特徴とする医科歯科用
    の紫外線殺菌灯付き抗菌キャビネット。
  2. 【請求項2】キャビネット本体の内部下方部に、抗菌性
    の高められたステンレス鋼により形成された医科歯科用
    の治療器具載置棚部を設けて成ることを特徴とする請求
    項1記載の医科歯科用の紫外線殺菌灯付き抗菌キャビネ
    ット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007044334A (ja) * 2005-08-11 2007-02-22 Koito Ind Ltd 電子機器、その殺菌処理方法、および無影灯
WO2017029923A1 (ja) * 2015-08-18 2017-02-23 ウシオ電機株式会社 光線治療器

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