JP3070932U - アース棒の構造 - Google Patents

アース棒の構造

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JP3070932U JP1999006038U JP603899U JP3070932U JP 3070932 U JP3070932 U JP 3070932U JP 1999006038 U JP1999006038 U JP 1999006038U JP 603899 U JP603899 U JP 603899U JP 3070932 U JP3070932 U JP 3070932U
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陳正宗
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陳 正 宗
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストにて消電効果が高く、電気量の経時
的な増加にも対応可能で、かつ電線とアース棒とがはず
れるトラブルの少ないアース棒の構造とする。 【解決手段】スチール棒11の外側を、窪み134、ま
たは縦型溝、丸形溝若しくは交差型溝等の溝を表面に有
する銅皮管13で覆うアース棒の構造とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、電気用品、避雷針等の電気を地面等に逃がすためのアース棒の構造 に関する。
【0002】
【従来の技術】
アース棒は、電気伝導の効果により電気用品、避電針、工場電気具等の電流を 地面へ逃がし、電気器具等の損傷を確実に免れるように設計されなければならな い。アース棒の消電性が悪ければ、電気器具等の寿命は低下し、最悪の場合、漏 電あるいは静電反応によって、人に怪我をさせる。
【0003】 また、アース棒を確実に地面に接触させるためには、アース棒がしっかりと地 面に打ち込まれる必要がある。図1に示すように、アース棒1の本体は、スチー ル棒11により構成されている。スチール棒11の先端12は、円錐状を成して いる。また、スチール棒11の外側は、銅皮管13により包まれている。良質の 導体で電気伝導の良い電線21は、銅キャップ14により圧縮され、アース棒1 上で固定されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記の従来のアース棒の構造には、次のような欠点がある。1つは、 図1に示すように、銅皮管13で外側を覆ったスチール棒11の表面は滑めらか であるため、地面との接触面積はその表面積に限られ、消電効率を上げる事がで きないことである。現在のところ、多種建築物、工場、アンテナ、ケーブルテレ ビ等、電気を受ける器具の増加に臨機応変に対応すべく、アース棒の選択に当た っては、アース棒の直径を大きくするのではなく、その長さを増加或いはアース 棒の数を増加して、銅皮管と地面との接触面積を増加させている。しかし、この ような方法では、コスト対効果の面で無駄が多い。
【0005】 2つめは、選んだアース棒の消電効果が、事後的な電気量の増加によって、低 下することである。一般的に、アース棒の消費効率を予め考慮して、アース棒の サイズ、数量を設定している。しかし、現在の電気用品の増加により、電気量が 上昇し、日が経つにつれてアース棒の負荷安全性の範囲を超えることになる。こ のため、電気用品等の使用寿命に悪影響を与える。
【0006】 3つめは、電線21を固定している銅キャップ14が、アース棒1から抜ける トラブルがあることである。図1に示すように、銅皮管13の表面は滑らかであ り、アース棒1にきつく絞めた銅キャップ14が、アース棒1を地面に打ち込む 時、慣性運動の原理で、緩んで落ちる事がある。また、銅キャップ14は、地面 との摩擦によって落ちることもある。
【0007】 本考案は、以上の課題を解決すべくなされたものであり、すなわち、低コスト にて消電効果が高く、電気量の経時的な増加にも対応可能で、かつ電線とアース 棒とがはずれるトラブルの少ないアース棒の構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的に鑑みて、本考案に係るアース棒の構造は、スチール棒の外を、表面 に溝あるいは窪みを有する銅皮管により覆うようにしている。従来のアース棒で は、外側の銅皮管の表面は滑らかで、電気伝導面積に限りがあることに加え、銅 キャップが挟む力にも限界がある。本考案者は、サイズを変えることなく消電効 果が高く、さらに経済的に無駄のないアース棒の構造を検討する必要に迫られた 。スチール棒は叩いて地中深く打ち込む必要があるので、その構造は変えないほ うが良い。本考案のように、銅皮管の表面を溝状或いは窪み型にするだけで、比 較的大きな伝導面積を得、これによって仕事上の安全性を高めることができる。 更に、銅キャップとの摩擦抵抗が大きくなるため、銅キャップと銅皮管との結合 が強まる。
【0009】
【考案の実施の形態】 本考案に係るアース棒の構造の実施の形態では、図2から図8に示すように、 銅皮管13上に溝状或いは窪みを形成し、地面との接触面積を増加させている。 これによって、消電効果を高めている。具体的には、銅皮管13に、縦型溝、交 差型溝、丸型溝、らせん型溝等の各種の凹凸を備え、地面との接触面積を大きく している。
【0010】 図3および図4は、図2に示す縦型溝131を有するアース棒1の断面を示す 図である。、図3に示すアース棒はV型溝Bを有し、図4に示すアース棒は台形 型窪みAを有する。台形型窪みAは、地面との接触面は3ケ所あるが、砂石ある いは小石層に当たった時に、石の粒が溝にはまるため、3つの接触面による消電 効果が完全に発揮できない。したがって、地面が粘土層に属する場合において、 台形型溝Aの効果が発揮される。
【0011】 一方、図5に示すように、交差型溝132を有するアース棒は、地面との接触 面積が、図3および図4に示すアース棒に比べて大きく、応用できる地質の範囲 も比較的広い。また、地面との接触面積を増加させる方式として、図6および図 7に示すように、銅皮管13上に無数の窪み134を設ける方法もある。さらに 、図8に示すように、丸型溝133の銅皮管13を設けることもできる。丸形溝 133は、実際には、らせん型溝となっている。このように、銅皮管13の表面 に溝あるいは窪みをつけることにより、消電効果を高めることができる。
【0012】 また、銅皮管13の表面に溝あるいは窪みを形成することにより、銅キャップ 14と銅皮管13との摩擦抵抗がおおきくなる。このため、銅キャップ14をし っかり固定でき、これによって、銅キャップ14がアース棒から抜け落ちにくく なる。
【0013】
【考案の効果】
本考案によれば、簡単な構造であるため、低コストにて消電効果が高く、電気 量の経時的な増加にも対応可能で、かつ電線とアース棒とがはずれるトラブルの 少ないアース棒の構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のアース棒を示す斜視図である。
【図2】本考案に係るアース棒の構造の実施の形態のう
ち、縦型溝を備えているアース棒の斜視図である。
【図3】図2に示すアース棒の構造において、溝断面が
V型の溝の場合の断面図である。
【図4】図2に示すアース棒の構造において、溝断面が
台形型の溝の場合の断面図である。
【図5】本考案に係るアース棒の構造の実施の形態のう
ち、交差型溝を備えているアース棒の斜視図である。
【図6】本考案に係るアース棒の構造の実施の形態のう
ち、窪み型溝を備えているアース棒の斜視図である。
【図7】図6の窪み型溝の表面の断面図である。
【図8】本考案に係るアース棒の構造の実施の形態のう
ち、丸型溝を備えているアース棒の斜視図である。
【符号の説明】
1 アース棒 11 スチール棒 12 円錐状ヘッド 13 銅皮管 131 縦型溝 132 交差型溝 133 丸型溝 134 窪み 14 銅キャップ 21 電線 A 台形型窪み(溝) B V型溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スチール棒の外を、表面に溝あるいは窪
    みを有する銅皮管により覆われていることを特徴とする
    アース棒の構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012079509A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Chugoku Electric Power Co Inc:The 接地棒
KR101262360B1 (ko) 2013-02-28 2013-05-08 제룡산업 주식회사 도전성 고감도 접지극
CN110829048A (zh) * 2018-08-13 2020-02-21 国网山西电力勘测设计研究院有限公司 导液槽缓锥体接地棒

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