JP3070751U - 折畳み式テント - Google Patents

折畳み式テント

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JP3070751U
JP3070751U JP2000000496U JP2000000496U JP3070751U JP 3070751 U JP3070751 U JP 3070751U JP 2000000496 U JP2000000496 U JP 2000000496U JP 2000000496 U JP2000000496 U JP 2000000496U JP 3070751 U JP3070751 U JP 3070751U
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JP2000000496U
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Inventor
山田  晃
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東洋商事株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】展開、折畳みが簡単であり、安定して設置でき
る折畳み式テントを提供する。 【解決手段】所定の大きさの楕円形に形成した接地用幕
地14と、アーチ状に形成し得る大きさの楕円形に形成
した天井用幕地17とのそれぞれの外周縁に、弾性を有
するフレーム16,19を綴込んで接地用幕部材11と
天井用幕部材12とを形成し、楕円の長径が直交するご
とく接地用幕部材に天井用幕部材をアーチ状に形成して
重ね、対向周縁部間に側面用幕地13を張設し、天井用
幕部材に出入用の開閉部をファスナ21を用いて形成す
る。接地用幕部材と天井用幕部材をフレームの弾性に抗
して8の字に捩り変形させた後、さらに2つの円形部を
重ねるごとく捩り折り畳むことにより、円形に折り畳む
ことができる。側面用幕地の一部に防虫網を用いること
により、幼児用の昼寝用としても有効に使用できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、例えば、乳幼児の睡眠中に蚊や蠅などの虫から守るために蚊帳と して使用することが可能なような折畳み式テントに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上述例の乳幼児の睡眠中に蚊や蠅などの虫から守るための防具として、 傘のように折畳み可能な小型の蚊帳がある。この小型蚊帳は傘を広げるのと同じ ように広げて、乳幼児の上方から被覆するが、被覆状態は小型蚊帳の自重による ので、この小型蚊帳に不用意に触れると、この小型蚊帳が移動したり反転したり して、不安定な姿勢状態となる。例えば、犬や猫のような愛玩動物を飼っている 場合、これらの愛玩動物が小型蚊帳に戯れ付いたりすると、該小型蚊帳が移動し たり反転したりして、被覆されていた乳幼児に危険な状態が生じる憂いがある。
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、手軽に持ち運びができてテントの形成および折畳みが簡単であり 、また、使用中には強く触れても移動することなく、設置した位置に安定状態で 位置することのできる折畳み式テントの提供を目的とする。
【0003】
【課題を解決するための手段】
この考案は、所定の大きさの楕円形に形成した接地用幕地と、該接地用幕地の 上部でアーチ状に形成し得る大きさの楕円形に形成した天井用幕地とのそれぞれ の外周縁に、弾性を有する部材で形成したフレームを綴込んで、接地用幕部材と 天井用幕部材とを形成し、上記接地用幕部材の短手対向縁間に、天井用幕部材の 長手対向縁を接続して該天井用幕部材をアーチ状に形成し、上記接地用幕部材と 天井用幕部材との対向周縁部間に側面用幕地を張設し、上記天井用幕部材に出入 り用の開閉部を形成し、上記接地用幕部材と天井用幕部材とのフレームを弾性に 抗して重ね、かつ8の字に捩り変形させた後、さらに形成された2つの円形部を 折重ねて2つに折畳むことを可能にした折畳み式テントであることを特徴とする 。
【0004】 実施の一態様として、前記天井用幕地と側面用幕地とであって、少なくとも一 部に虫除けの網地を張設することができる。このように構成することにより、通 気性がよく、また、蚊帳の機能として使用することができる。
【0005】 さらに、前記接地用幕部材と天井用幕部材との両フレームの前記8の字に捩り 変形されたときの交差する部位の所定範囲を他の部位のフレーム部分より弾性力 を弱く形成することができる。このように構成することにより、折畳むときの負 荷が軽くなり、折畳みが容易となる。
【0006】
【作用及び効果】
この考案によれば、フレームを利用して8の字に捩り変形して2つの折重ねて 折畳んでいるので、この折畳みの固定を開放すると、フレームの弾性によりテン トが形成でき、テントの形成を簡単に行うことができ、また、折畳みも、接地用 幕部材と天井用幕部材とのフレームを弾性に抗して重ね、かつ8の字に捩り変形 させた後、さらに形成された2つの円形部を折重ねて2つに折畳むことによって 、手軽にでき、簡便性を有する。
【0007】 さらに、テント内に人が入れば、例えば、乳幼児が内部に入って睡眠したとき 、該人の体重が接地用幕地にかかり、テントは人の体重により安定し、例えば、 テントを蚊帳状に形成して、乳幼児を睡眠させたとき、犬や猫の愛玩動物が該蚊 帳状テントに戯れ付いても、テントが移動したり、転倒して反転するようなこと がないので、内に入った乳幼児を危険に晒すことがなくなる。
【0008】
【考案の実施の形態】
この考案の一実施の形態を以下図面と共に説明する。 図面は、蚊帳状(虫除けの網地を張設して、通気および虫除け機能を保有した 状態)に形成した折畳み式テント(天幕)、ことに乳幼児が睡眠可能な大きさの 蚊帳状折畳み式テントを示し、図1において、該折畳み式テント10は、接地用 幕部材11と、天井用幕部材12と、左右の側面用幕地13,13とにより構成 している。
【0009】 底面側に位置する上述の接地用幕部材11は、例えば、乳幼児が睡眠するに充 分な大きさの楕円形状に形成した布生地による接地用幕地14の外周縁に、布生 地による縁取り地15を縫着し、該縁取り地15の布生地は2重(袋状)に形成 して、この2重の縁取り地15内に、例えば、合成樹脂による弾性を備えた断面 丸形のフレーム16を綴込んで形成している。 なお、縁取り地15に代えて、接地用幕地14の外周縁を折返して、袋状に縫 製して縁取り地としてもよい。また、フレーム16は金属、例えば、ピアノ線で 形成することも可能である。
【0010】 また、アーチを形成する前述の天井用幕部材12は、上述の接地用幕地14の 上部でアーチ状に形成し得る大きさの楕円形状、例えば、前述の接地用幕地14 と殆どじ同じ大きさの楕円形に形成した天井用幕地17の外周部に、布生地によ る縁取り地18を縫着し、該縁取り地18の布生地も2重に形成して、この2重 の縁取り地18内にも、例えば、合成樹脂(または金属線)による弾性を備えた 断面丸形のフレーム19を綴込んで形成している。 上述の天井用幕地17は、アーチ状に形成されたとき、頂部範囲となる上部位 置の幕地は、例えば、刺繍を施して意匠を凝らせた布生地部17aで形成し、ま た、側面範囲となる側面位置の幕地は、通気および虫除け機能を保有した網地( 蚊や蠅が浸入しないメッシュにしたネット)17bで形成して、これら布生地部 17a、網地7bは縫着して連結している。
【0011】 図2にも示すように、上述の側面範囲の網地7bと、これと対向する縁取り地 18との間には、左右のスライダ20,20の移動により開閉するファスナ21 を縫着して介装し、このファスナ21により、出入り用の開閉部を形成している 。なお、図面では、このファスナ21は一方の側面範囲の網地17bを開閉する ように形成しているが、前後両側の側面範囲の網地17bを開閉するように2つ のファスナ21,21を縫着して、出入り用開閉部を前後2箇所に形成すること も可能である。
【0012】 前述の接地用幕部材11に対して天井用幕部材12はアーチ状にして接続され る。すなわち、楕円形状に形成した接地用幕部材11の短手対向縁間に、天井用 幕部材12の長手対向縁を、接続用生地22を介して接続して、天井用幕部材1 2をアーチ状に形成している。
【0013】 上述の接続用生地22は前述の縁取り地16,18と同様布生地で形成し、接 地用幕部材11と天井用幕部材12との縁取り地16,18に縫着して、両者を 接続連結している。
【0014】 前述の左右の側面用幕地13,13は、それぞれ接地用幕部材11と天井用幕 部材12との左右の縁取り地16,18に縫着して連結し、勿論、接続用生地2 2と対接する部分も縫着している。そして、この左右の側面用幕地13,13は 通気および虫除け機能を保有した網地(蚊や蠅が浸入しないメッシュにしたネッ ト)で形成している。
【0015】 このように構成した蚊帳状の折畳み式テント10は、フレーム16,19の弾 性復元による張力で安定した形状のテントを形成し、また、ファスナ21の開閉 によりテントを出入りすることができ、内部で乳幼児を睡眠させることができる 。
【0016】 このように構成した折畳み式テント10を折畳むときは、次ぎのようにして行 う。図3に示すように、左右それぞれの接地用幕部材11のフレーム16をその 弾性に抗して天井用幕部材12のフレーム19側に重ね、さらに、重なった左右 のフレーム16,19を対接させる。
【0017】 このようにフレーム16,19を対接させると、図4に示すように、前後に円 形部が形成されるので、この前後2つの円形部を8の字に捩り変形させると、図 5に示すように、フレーム16,19の図4で示した対接部位が交差した状態と なって、2つの円形部が折重ねられ、図6に示すように、2つに折畳むことがで き、その外周には布生地により形成されたバンド23により、固定してその開放 を拘束する。
【0018】 なお、バンド23は所定寸法でループ状に形成した別部材で構成するも、また 、折畳み形状が一定形状であるので、予めループ状にしてテント10の固定対応 位置に縫着しておくもよい。
【0019】 図7は、前述のフレーム16,19の他の例を示している。前述のように図4 に示す前後2つの円形部を8の字に捩り変形させて、図5に示すように、フレー ム16,19が交差した状態になるとき、この交差する範囲の部分は捩りに対抗 するので負荷が高くなる。そのために、上述の交差する所定範囲の弾性力を弱く すると、前述の2つの円形部を8の字に捩り変形させる負荷が軽くなるので、テ ント10の折畳みが容易となる。
【0020】 上述の交差する所定範囲の弾性力を弱くする手段として、この部位のフレーム 16,19の径を他の部位より細くする手段を講じる。すなわち、図7において 、16a,19aは、細径のフレームであり、また、16b,19bは太径のフ レームであって、細径のフレーム16a,19aは太径のフレーム16b,19 bに対して1/2〜2/3程度の径に設定している。
【0021】 上述の細径のフレーム16a,19aと太径のフレーム16b,19bとの接 続は、各ジョイント24…により行う。各ショイント24…は同一構造であるた め、その1つの細径のフレーム16aと太径のフレーム16bとの接続を図8に 示す。すなわち、太径のフレーム16bの端部には、細径のフレーム16aの端 部が圧入し得るための孔25を形成しており、この孔25に細径のフレーム16 aを圧入して連結し、また、外周部には連結部分を補強するために内周面が連結 部分に対抗した形状の金属製の補強パイプ26を嵌着(圧入固定)している。な お、太径のフレーム16bと細径のフレーム16aとの連結は、孔25内で接着 剤による接着であるもよい。
【0022】 このように構成したフレーム16,19を用いて折畳み式テント10を構成し たときは、折畳み時にフレーム16,19の捩り負荷が軽くなるため、テント1 0の折畳みが容易となる。
【0023】 なお、実施例では、乳幼児用の小型の蚊帳式折畳みテントを示したが、大人が しよう可能な大きさに形成することもでき、また、蚊帳式でなくても布生地のみ で幕地を形成したテントも形成するとができ、この考案は実施例に示した構成の みに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 折畳み式テントの斜視図。
【図2】 要部の拡大正面図。
【図3】 折畳み時の説明図。
【図4】 次ぎの過程の折畳み説明図。
【図5】 さらに、次ぎの過程の折畳み説明図。
【図6】 折畳み終了時の説明図。
【図7】 フレームの他の例を示す斜視図
【図8】 ジョイントの断面図。
【符号の説明】
10…折畳み式テント 11…接地用幕部材 12…天井用幕部材 13…側面用幕地 14…接地用幕地 15,18縁取り地 16,19…フレーム 16a,19a…細径のフレーム 16b,19b…太径のフレーム 17…天井用幕地 21…ファスナ 22…接続用生地

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の大きさの楕円形に形成した接地用幕
    地と、該接地用幕地の上部でアーチ状に形成し得る大き
    さの楕円形に形成した天井用幕地とのそれぞれの外周縁
    に、弾性を有する部材で形成したフレームを綴込んで、
    接地用幕部材と天井用幕部材とを形成し、上記接地用幕
    部材の短手対向縁間に、天井用幕部材の長手対向縁を接
    続して該天井用幕部材をアーチ状に形成し、上記接地用
    幕部材と天井用幕部材との対向周縁部間に側面用幕地を
    張設し、上記天井用幕部材に出入り用の開閉部を形成
    し、上記接地用幕部材と天井用幕部材とのフレームを弾
    性に抗して重ね、かつ8の字に捩り変形させた後、さら
    に形成された2つの円形部を折重ねて2つに折畳むこと
    を可能にした折畳み式テント。
  2. 【請求項2】前記天井用幕地と側面用幕地とであって、
    少なくとも一部に虫除けの網地を張設した請求項1記載
    の折畳み式テント。
  3. 【請求項3】前記接地用幕部材と天井用幕部材との両フ
    レームの前記8の字に捩り変形されたときの交差する部
    位の所定範囲を他の部位のフレーム部分より弾性力を弱
    く形成した請求項1または2記載の折畳み式テント。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200445477Y1 (ko) * 2007-10-23 2009-08-04 최해용 접이식 휴대용 영사 스크린
JP2016150747A (ja) * 2015-02-16 2016-08-22 株式会社アイベックス 折り畳み容器

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KR200445477Y1 (ko) * 2007-10-23 2009-08-04 최해용 접이식 휴대용 영사 스크린
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