JP3070538U - 散水ノズルノ表示装置 - Google Patents

散水ノズルノ表示装置

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JP3070538U
JP3070538U JP2000000492U JP2000000492U JP3070538U JP 3070538 U JP3070538 U JP 3070538U JP 2000000492 U JP2000000492 U JP 2000000492U JP 2000000492 U JP2000000492 U JP 2000000492U JP 3070538 U JP3070538 U JP 3070538U
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JP
Japan
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nozzle
nozzle head
rotating
cover
cover body
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Application number
JP2000000492U
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English (en)
Inventor
謙市 北川
Original Assignee
株式会社ジェイオーケー
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホースを通して給水源に接続される散水ノズ
ルを、ノズルヘッドを手に持って回転させることにより
回転しながら遠近移動して散水状態がシャワー、ストレ
ート、キリ、ジョロ等に変化するのに伴い、その変化し
た記号を窓孔を通して表示させ、また、チリやホコリが
附着するのを防止する。 【解決手段】 ノズル本体とノズルヘッドの接合部を含
む少なくともノズルヘッドの円胴部の上半部を被覆する
ようにノズル本体側に固定したカバー体を一体又は着脱
可能に設けるとともに、このカバー体の面に表示窓を開
設してこの表示窓に、回転しながら軸心方向に遠近移動
するノズルヘッド円胴部の動きに対応して該円胴部外表
面に表示された文字、絵等からなる散水記号を順次に臨
ませることにより散水記号を窓孔から表示し且つチリや
ホコリの附着防止に役立つ。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、水道の蛇口に接続して庭の花木等に散水するのに使用される散水ノ ズルの表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の散水ノズルは、一例をあげると図5〜6に示すのが一般的であった。そ の構造は給水源に接続されるホースコネクタ1と給水開閉弁2及びその開閉操作 用の引き金3を備えたノズル本体10に、円筒状のノズルヘッド11をねじの螺 合により正逆方向して回転し且つ回転しながら遠近移動するように結合したもの で、ノズルヘッドの回転及び遠近移動により散水状態がシャワー、又はストレー ト、キリ、ジョロ等に変化するものである。そしてこのような散水状態の表示は 、文字、記号、絵等をノズルヘッドの円筒部外面に描出してこれを本体側の矢印 に合致せしめることにより目で確認できるようにしたものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記した従来の散水ノズルでは、ノズルヘッドがノズル本体に対して軸心方向 に遠近移動し、且つその円筒部に描出されたシャワー、ストレート、キリ、又は ジョロ等の記号は、横一列に配置されている為に、本体側の矢印に合致するこら れの記号は図6に示すように近接したものから遠く離間したものへ変化し而も合 致した記号に隣接する他の記号も同時に目視されるために確認を間違えたり、誤 操作をするおそれがあった。また、ノズル本体とノズルヘッドの接合部が大きく 離間しそれが外部に露出するため、その間にチリやホコリが附着し、又それより 内部に侵入する、といった問題点を有していた。
【0004】 本考案は、上記した従来の問題点に鑑み上述の問題点を解消しょうとするもの である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、、給水源に接続されるホースコネクタと、給水開閉弁及びその開閉 操作用の引き金を備えたノズル本体に、このノズル本体に対し正逆方向に回転し 且つ回転しながら軸心方向に遠近移動してシャワーとストレート、キリ、又はジ ョロ等に変化するように散水する機能を備えたノズルヘッドを、一体的に結合し てなる散水ノズルにおいて、前記ノズル本体とノズルヘッドの接合部を含む少な くともノズルヘッドの円胴部の上半部を被覆するようにノズル本体側に固定した カバー体を一体又は着脱可能に設けるとともに、このカバー体の面に表示窓を開 設してこの表示窓に、回転しながら軸心方向に遠近移動するノズルヘッド円胴部 の動きに対応して該円胴部外表面に表示された文字、絵等からなる散水記号を順 次に臨ませるようにしてなるものである。
【0006】 また、前記カバー体は、ノズル本体の円筒部に上面及び両側面に密圧着し且つ 両側の係止段部に係止する係止脚片一体形成してなるものである。
【0007】 さらに、前記カバー体をプラスチック成形することが望ましい。
【0008】
【考案の実施の形態】
ノズル本体とノズルヘッドの接合部はカバー体が密圧着して設けられているた めに、接合部にチリやホコリが附着したり、これより内部に侵入することを防止 する。また、ノズルヘッドを回動させると、正逆方向に回転しながら軸心方向に 遠近移動して散水状態が変化するが、夫々に対応する単一の記号のみがカバー体 の表示窓から露出し表示させるため、目視による確認が正確に行われ、誤認をな くすことができる。
【0009】
【実施例】
以下、添附図面に従って一実施例を説明する。
【0010】 ノズル本体10は、ピストル形の握り部10aと円筒部13を一体に有し、握 り部10aの端部に給水源に接続されるホースコネクタ1を備え、内部に給水開 閉弁及び開閉弁の操作用引き金3を有する。
【0011】 ノズルヘッド11は、ノズル本体10の円筒部13にノズル本体に対してねじ 5の螺合により正逆方向に回転し且つ回転しながら軸心方向に遠近移動しうるよ にう嵌挿され、分離不能に結合されている。
【0012】 カバー体20は、半円筒状のプラスチック成形品からなり、ノズル本体10と ノズルヘッド円胴部12との接合部4を含むノズルヘッド円胴部12とノズル本 体10の円筒部13の上半部を被覆するようにノズル本体10側に取付けられる 。このカバー体20の後部両側に係止脚片20aを形成しこの両脚片20aをノ ズル本体10の対応位置に形成した係止段部aに弾圧的に係止させ、さらに脚片 20aの内面に係止突起20bを設けてノズル本体10の対応位置に形成した係 止凹部bに係合させている。この両係合手段によりカバー体20はノズル本体1 0側に不動状一体に固定される。
【0013】 表示窓21はカバー体20の面に、さらに詳しくは、ノズルヘッド円胴部12 に対応するほぼ中央位置に円形孔又は楕円形の透孔として開設され、この表示窓 21を通してノズルヘッド円胴部12の面に描出されたシャワー、ストレート、 キリ等の散水記号を臨ませるようにして表示させる。
【0014】
【作用】
ホースコネクタ1及びこれに接続されたホースを通してノズル本体10に給水 源を接続した状態で引き金3を操作すると、開閉弁(図示省略)が開いてノズル ヘッド11の内部に圧力水が供給される。ノズルヘッド11を回動すると、ねじ の螺合によりノズルヘッド円胴部12も回転しながら前方へ伸長し、逆方向へ回 動させると、後方へ短縮移動する。このノズルヘッドの動きにより内部に組込ま れたノズル機構の作用でシャワー、ストレート、ジョロ、キリ等のように変化し た散水が得られ、至端部では散水停止(ストップ)となる。
【0015】 このような変化は、ノズルヘッド11の円胴部12の表面に記号で表わされ、 夫々の位置でカバー体20の表示窓21に表示される。
【0016】
【考案の効果】
本考案は請求項1のように構成されているので、カバー体の表示窓を通してそ のノズルヘッドに描出されたシャワー、ストレート、ジョロ、キリ、停止等の夫 々対応する記号1つが表示去さため、ノズル本体に対して回転しながら遠近移動 するものであっても、常に一定の位置において、1つの表示窓から表示され、従 って正確に確認がてき、而も隣接する他の記号はカバーに隠れて見えないので誤 認を防ぐことができる。また、カバー体により保護されているので、本体や接合 部にチリ、ホコリが附着して不具合を生じるといった問題を回避することができ る。
【0017】 また、請求項2及び3のように構成されているので、カバー体はノズル本体に ほぼ連一となるように密圧着して不動状に一体化され、而もこのカバー体がノズ ル本体に対してデザイン的にアクセントを与えるため、意匠的効果を高める効果 が期待できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を実施した一例を示す散水ノズルの側面
図。
【図2】同上の平面図である。
【図3】カバー体を示し、(イ)はその平面図、(ロ)
(ハ)(ニ)は(イ)(ロ)におけるA−A線、B−B
線、C−C線の断面図である。
【図4】本考案における散水ノズルの散水記号を表示し
た部分の展開した平面図。
【図5】従来の散水ノズルの縦断側面図。
【図6】従来の散水ノズルの散水記号表示部分の展開し
た平面図である。
【符号の説明】
1 ホースコネクター 3 引き金 10 ノズル本体 11 ノズルヘッド 12 円胴部 13 円筒部 20 カバー体 21 表示窓

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水源に接続されるホースコネクタ
    (1)と、給水開閉弁(2)及びその開閉操作用の引き
    金(3)を備えたノズル本体(10)に、このノズル本
    体に対し正逆方向に回転し且つ回転しながら軸心方向に
    遠近移動してシャワーとストレート、キリ、又はジョロ
    等に変化するように散水する機能を備えたノズルヘッド
    (11)を、一体的に結合してなる散水ノズルにおい
    て、前記ノズル本体(10)とノズルヘッド(11)の
    接合部(4)を含む少なくともノズルヘッドの円胴部
    (12)の上半部を被覆するようにノズル本体(10)
    側に固定したカバー体(20)を一体又は着脱可能に設
    けるとともに、このカバー体(20)の面に表示窓(2
    1)を開設してこの表示窓(21)に、回転しながら軸
    心方向に遠近移動するノズルヘッド円胴部(12)の動
    きに対応して該円胴部外表面に表示された文字、絵等か
    らなる散水記号を順次に臨ませるようにしてなることを
    特徴とする散水ノズルの表示装置。
  2. 【請求項2】 前記カバー体(20)は、ノズル本体
    (10)の円筒部(13)に上面及び両側面に密圧着し
    且つ両側の係止段部(a)に係止する係止脚片(20
    a)を一体形成してなる請求項1記載の散水ノズルの表
    示装置。
  3. 【請求項3】 前記カバー体(20)をプラスチック成
    形してなる請求項1記載の散水ノズルの表示装置。
JP2000000492U 2000-01-26 2000-01-26 散水ノズルノ表示装置 Expired - Lifetime JP3070538U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013094756A (ja) * 2011-11-04 2013-05-20 Takagi Co Ltd 散水ノズル
CN108499789A (zh) * 2018-04-23 2018-09-07 江苏蔚金模塑股份有限公司 一种可调式汽车零部件喷嘴

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