JP3070491U - 金型洗浄装置 - Google Patents

金型洗浄装置

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JP3070491U
JP3070491U JP2000000243U JP2000000243U JP3070491U JP 3070491 U JP3070491 U JP 3070491U JP 2000000243 U JP2000000243 U JP 2000000243U JP 2000000243 U JP2000000243 U JP 2000000243U JP 3070491 U JP3070491 U JP 3070491U
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史郎 稲垣
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松栄ゴム工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金型を取外さなくても洗浄でき、洗浄作業の
際に作業者にかかる負担を大幅に軽減することのできる
金型洗浄装置を提供する。 【解決手段】 金型洗浄装置1は、本体ケース2、洗浄
液散布部3、汚れ除去部4、汚れ排出部を備える。本体
ケース2は、これを金型8に取外し可能に装着するため
の装着機構を備える。洗浄液散布部3は、本体ケース2
内に設けられたノズル16,17から、洗浄液としての
薬液14及び水15を金型8に散布する。汚れ除去部4
は本体ケース2に設けられ、洗浄液の散布された金型8
に接触して汚れを擦り取る。汚れ排出部は、少なくとも
汚れ除去部4により擦り取られた汚れを本体ケース2の
外部に排出する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、不純物等の付着により汚れた金型を清浄にする際に用いられる金型 洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、プレス、鋳造、鍛造等の工程によって、同一形状の製品を成形する場 合には、金型が用いられる。この金型には、使用により不純物等の汚れ物質(以 下単に「汚れ」という)が付着するため、頻繁に洗浄する必要がある。そこで、 従来は、ダイホルダから金型を取外し、そのダイホルダから離れた洗浄場所まで 金型を運搬し、そこで薬液等を用いて洗浄する。洗浄後、金型を再び運搬し、ダ イホルダに取付けるという方法が採られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、汚れた金型を清浄にするには、前述したようにダイホルダからの金 型の取外し、ダイホルダから洗浄場所への金型の運搬、金型の洗浄、洗浄場所か らダイホルダへの金型の運搬、ダイホルダへの金型の取付けといった多くの作業 が必要である。これらの中でも特に金型を運搬する作業は大変であり、作業者に かかる負担が大きい。これは、大きさにもよるが、金型は通常かなりの重量を有 しているためである。また、金型の取付けに際しては、金型をダイホルダの所定 の箇所に精度よく位置決めしなければならない。このことも洗浄作業を繁雑なも のにし、作業者にかかる負担を増加させる一因となっている。
【0004】 そこで、本考案の課題は、金型を取外さなくても洗浄でき、洗浄作業の際に作 業者にかかる負担を大幅に軽減することのできる金型洗浄装置を提供することで ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 請求項1に記載の考案は、金型に取外し可能に装着される本体ケースと、前記 本体ケース内において前記金型に洗浄液を散布する洗浄液散布部と、前記本体ケ ースに設けられ、かつ前記洗浄液の散布された前記金型に接触して汚れを擦り取 る汚れ除去部と、少なくとも前記汚れ除去部により擦り取られた汚れを前記本体 ケースの外部に排出する汚れ排出部とを備えている。
【0006】 上記考案において、金型を洗浄する場合には、その金型をダイホルダ等に取付 けたままで本体ケースを金型に装着し、金型洗浄装置の各部を作動させる。する と、本体ケース内において洗浄液散布部から金型に向けて洗浄液が散布される。 この洗浄液により、金型から汚れの少なくとも一部が分離するか又は分離しやす くなる。次に、汚れ除去部が、前記洗浄液の散布された金型に接触する。この接 触により、洗浄液によっても分離せず金型に付着したまま残っていた汚れが擦り 取られる。少なくともこの汚れは、汚れ排出部により本体ケースの外部に排出さ れる。そして、前記のようにして金型が清浄になったところで、本体ケースを金 型から取外すと、金型が使用可能な状態となる。
【0007】 ところで、前記金型洗浄装置を金型よりも軽量なものとすることは容易である 。これは、中実で全体が金属材料によって形成されている金型はどうしても重く なってしまうのに対し、金型洗浄装置では、(1)大きさを、金型よりも若干大 きい程度に止めることが可能であること、(2)部品点数が比較的少なく、構造 も比較的簡単であり、本体ケース内に空きスペースが生じやすいこと等による。
【0008】 請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の考案において、前記洗浄液は薬液 及び水を含み、前記洗浄液散布部は、前記薬液を散布する薬液散布部と、前記薬 液散布部による薬液散布後に前記水を散布する水散布部とを含んでいる。
【0009】 上記考案において、洗浄液散布部による洗浄液の散布に際しては、まず、薬液 散布部によって薬液が金型に散布される。この薬液と金型に付着している汚れと の間で化学反応が起り、その汚れの少なくとも一部が金型から分離するか又は分 離しやすくなる。この薬液散布が終了すると、水散布部によって水が金型に散布 される。金型に付着している薬液や、薬液と汚れとの反応物は前記水によって洗 われる。このように、薬液による汚れの分離と、水による洗い流しとによって金 型から汚れが確実に分離する。
【0010】 請求項3に記載の考案は、請求項1又は2に記載の考案において、前記汚れ除 去部は、前記金型に接触するブラシと、前記ブラシを回転させるブラシ回転機構 と、前記ブラシを前記金型の面方向に移動させるブラシ送り機構とを備えている 。
【0011】 上記考案において、汚れ除去部の作動時には、ブラシ回転機構によりブラシが 回転され、ブラシ送り機構によりブラシが金型の面方向に移動される。ブラシが 回転しながら金型に接触することにより、その金型から汚れが擦り取られる。そ して、ブラシが金型の面方向に移動することにより、金型の広い面積にわたって 、汚れが擦り取られる。
【0012】 請求項4に記載の考案は、請求項3に記載の考案において、前記ブラシ回転機 構による前記ブラシの回転と、前記ブラシ送り機構による前記ブラシの移動とを 同時に行わせる同期機構をさらに備えている。
【0013】 上記考案において、汚れ除去部の作動時には、同期機構により、ブラシ回転機 構によるブラシの回転と、ブラシ送り機構によるブラシの移動とが同時に行われ る。すなわち、ブラシが回転しながら所定の領域で移動し、汚れを擦り取ってゆ く。
【0014】 請求項5に記載の考案は、請求項3又は4に記載の考案において、前記ブラシ 送り機構は、前記ブラシを、前記金型の一端部と他端部との間で往復動させるも のである。
【0015】 上記考案において、汚れ除去のためのブラシ送り機構の作動時には、ブラシが 金型の一端部から他端部へ向けて移動する。金型の大部分にブラシが接触し、汚 れが広範囲にわたって擦り取られる。引続き、ブラシは金型の他端部から一端部 へ向けて移動する。この移動によっても、金型の汚れがブラシによって擦り取ら れる。前記往復動にともない、ブラシの金型に対する擦り取りの回数が多くなる 。
【0016】 請求項6に記載の考案は、請求項1〜5のいずれか1つに記載の考案において 、前記本体ケースは使用直後の前記金型に装着されるものである。
【0017】 上記考案において、使用直後の金型は通常高温となっている。洗浄のために本 体ケースが金型に装着され、洗浄液散布部から洗浄液が散布されると、金型の熱 により洗浄液が沸騰する。この際に生ずる気泡により、金型に付着している汚れ の分離が促進される。
【0018】 請求項7に記載の考案は、請求項6に記載の考案において、前記洗浄液の前記 金型への散布にともない発生する蒸気を前記本体ケースの外部に排出する蒸気排 出部をさらに備えている。
【0019】 上記考案において、洗浄液散布部から散布された洗浄液が、使用直後の高温の 金型に触れると蒸気が発生する。この蒸気は蒸気排出部により本体ケースの外部 に排出される。このため、本体ケース内に蒸気が残るおそれがない。
【0020】 請求項8に記載の考案は、請求項1〜7のいずれか1つに記載の考案において 、前記汚れ排出部は、前記金型の面方向への移動可能に設けられ、かつ前記汚れ の吸込み口を有する吸引部材と、前記吸込み口を通じて吸引された汚れを前記本 体ケースの外部に導出する導出管とを備えている。
【0021】 上記考案において、汚れ排出部の作動時には、汚れ除去部によって擦り取られ た汚れが、吸引部材の吸込み口を通じて吸引される。この汚れは、導出管を通じ て本体ケースの外部に導出される。そして、吸引部材が金型の面方向に移動する ことにより、金型の広範囲にわたって汚れが排出される。
【0022】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。金型洗浄装置 による洗浄の対象となるのは、射出成形用金型、鋳造用金型、鍛造用金型、プレ ス用金型、打抜き加工用金型等の各種金型であり、その種類は特に限定されない 。また、一般に金型は固定型と、その固定型に対し接近及び離間する可動型とか らなるが、可動型の往復動方向は、上下方向、水平方向等、特に限定されない。 固定型も可動型も洗浄の対象となる。ここでは、可動型が上下方向に往復動する タイプにおいて、下側に配置される方の金型(下型)を洗浄する場合を例にとっ て説明する。図1に示すように、金型8はダイホルダ60の上に取付けられてお り、その上面に成形突部、成形凹部等の成形部を有している。そして、この成形 部を含む金型8の上面の大部分を洗浄対象箇所としている。なお、以下の説明で は、金型8の厚み方向(図の上下方向)に直交する方向(水平方向)を、「金型 8の面方向」というものとする。
【0023】 図1,2に示すように、金型洗浄装置1は、本体ケース2、洗浄液散布部3、 汚れ除去部4、蒸気排出部5及び汚れ排出部6を備えている。本体ケース2は、 高さの低い略四角箱状をなし、その底部2aに開口部7を有している。開口部7 は、金型8の洗浄対象箇所と略同一の形状及び大きさを有している。底部2aの 下側において、開口部7の近傍には、本体ケース2を金型8に取外し可能に装着 するための装着機構が設けられている。装着機構は、底部2aの下面において開 口部7の周囲に形成され、かつ金型8の外形形状よりも若干大きめの環状段差部 9と、段差部9の近傍に取付けられた受け具11と、開口部7を挟んで受け具1 1と対向する側に取付けられた締付け具12とからなる。締付け具12は、受け 具11側へ突出したり後退したりする可動押圧部13を備えている。
【0024】 洗浄液散布部3は、本体ケース2内において、金型8に洗浄液を散布するため のものであり、洗浄液を貯留するタンク10、本体ケース2に取付けられ、かつ 洗浄液を金型8に向けて噴射するノズル、タンク10内の洗浄液をノズルに供給 するポンプ20等からなる。洗浄液は、洗浄効果を有する液体であればどのよう なものであってもよい。また、洗浄液として1種類の液体を用いてもよいし、2 種類以上の液体を組合せて用いてもよい。洗浄液散布部3のノズルは、洗浄液を 金型8の洗浄対象箇所に散布できる位置、具体的には、本体ケース2内であって 開口部7よりも上方であれば、どのような位置に配置されてもよい。これらを踏 まえ、本実施形態では、洗浄液として、強アルカリ性の溶液からなる薬液14と 水15とが用いられている。また、洗浄液散布部3が、薬液14を散布する薬液 散布部と、薬液14の散布後に水15を散布する水散布部とを含んでいる。そし て、本体ケース2内の上部に架け渡されたロッド18に、薬液散布部のノズル1 6と、水散布部のノズル17とがそれぞれ取付けられている。
【0025】 図1,3,4に示すように、汚れ除去部4は、洗浄液の散布された金型8に接 触して汚れを擦り取るためのものであり、ブラシ19、ブラシ回転機構21、ブ ラシ送り機構22及び同期機構23を備えている。本体ケース2内には、ねじ棒 24、スプライン軸25及びガイド棒26が互いに平行に配置され、対向する側 壁2b,2c間に架け渡されている。ねじ棒24は、外周に雄ねじが切られた棒 であり、旋盤における親ねじと同様のものである。スプライン軸25は、周知の ように、外周に多数の溝を切ってキーと軸とを一体にした形の軸(溝付軸)であ る。ねじ棒24及びスプライン軸25は、それぞれ軸受27により本体ケース2 に回転可能に支持されている。
【0026】 ねじ棒24及びスプライン軸25には、それらに沿って往復動し得るように支 持台28が設けられている。より詳しくは、ねじ棒24上には、そのねじ棒24 に対し、いわゆるボールねじの関係となる支持台28が螺合されている。すなわ ち、支持台28の上部にはねじ孔が形成され、そのねじ孔の雌ねじとねじ棒24 の雄ねじとの間に多数の鋼球(ボール)が介在されている。支持台28の下部に はスライド部材29が固定され、そのスライド部材29に傘歯車31が回転可能 に支持されている。スライド部材29はスプライン軸25に被せられ、傘歯車3 1はスプライン軸25に噛み合わされている。
【0027】 ねじ棒24及びスプライン軸25は、本体ケース2の外部に配置された歯車減 速装置32を介して電動モータ33に駆動連結されている。詳しくは、ねじ棒2 4の一端部(図1の左端部)及びスプライン軸25の一端部(図1の左端部)は それぞれ本体ケース2から突出しており、各突出部分に平歯車34,35が取付 けられている。一方、電動モータ33の出力軸には平歯車36が取付けられ、こ の平歯車36が前記両平歯車34,35に噛み合わされている。
【0028】 図5に示すように、ガイド棒26上には従動ブラケット37がスライド可能に 支持されており、この従動ブラケット37及び支持台28間にプレート38が架 け渡されている。従動ブラケット37及び支持台28の下部には、軸受39によ りシャフト41が回転可能に支持されている。シャフト41の一端(図の右端) には傘歯車42が取付けられ、前記スプライン軸25上の傘歯車31に噛み合わ されている(図4参照)。ブラシ19は略円柱状をなし、シャフト41上に一体 回転可能に取付けられている。
【0029】 そして、前述した電動モータ33、平歯車36,35、スプライン軸25、傘 歯車31,42及びシャフト41によって、ブラシ19を回転させるためのブラ シ回転機構21が構成されている。電動モータ33、平歯車36,34、ねじ棒 24及び支持台28によって、ブラシ19を金型8の面方向に移動させるための ブラシ送り機構22が構成されている。支持台28、スライド部材29、傘歯車 31によって、ブラシ19の回転及び移動を同時に行わせるための同期機構23 が構成されている。
【0030】 図2,3に示すように、蒸気排出部5は、洗浄液の金型8への散布にともない 発生する蒸気を本体ケース2の外部に排出するためのものである。蒸気排出部5 は、本体ケース2の側壁2bに設けられた吸込み口43及び連結具40、本体ケ ース2の外部に設置された吸引装置44、連結具40及び吸引装置44を接続す る配管45、吸引装置44から吸込み口43に至るまでの吸引経路に設けられ、 かつ同経路を開閉するバルブ50a等からなる。
【0031】 図4,6に示すように、蒸気排出部5の作動により本体ケース2内の気圧が極 端に下がるのを防止するために、本体ケース2の側壁2cには、その本体ケース 2の内外を連通させる窓部46が設けられている。窓部46の近傍には一対のガ イド板47が取付けられ、それらの間には、窓部46を開閉するためのゲート4 8が上下方向へのスライド可能に配置されている。窓部46の上方には、ロッド 49aを上下動させるアクチュエータ49が取付けられ、そのロッド49aにゲ ート48が連結されている。
【0032】 図1,4に示すように、汚れ排出部6は、少なくとも汚れ除去部4により擦り 取られた汚れを本体ケース2の外部に排出するためのものである。汚れ排出部6 の一部は、ステー30等を用いて前記プレート38に取付けられた吸引部材51 によって構成されている。吸引部材51の下端部は、本体ケース2の底部2aに 接近している。同下端部には、金型8の洗浄対象箇所と同程度の幅を有する細長 い吸込み口51aが開口されている。図4に示すように、本体ケース2の側壁2 bには連結具52が取付けられており、この連結具52と吸引部材51の端部( 図4の下端部)とが導出管53によって接続されている。導出管53は、吸引部 材51の移動にともない変形することが望ましく、例えば、蛇腹形状をなすもの であったり、望遠鏡のように伸縮する構造を有するものであったりしてもよい。 なお、導出管53として変形不能な管を用いることも可能であり、この場合には 、導出管53を連結具52にスライド可能に挿通する。このようにすると、導出 管53は吸引部材51と一体となって移動することとなり、それにともない導出 管53の本体ケース2からの突出長さが変化する。
【0033】 図2に示すように、本体ケース2の外部には吸引装置54が設置されており、 この吸引装置54と連結具52とが配管55によって接続されている。また、吸 引装置54から吸引部材51の吸込み口51aに至る吸引経路の途中には、同経 路を開閉するバルブ50bが設けられている。そして、前述したバルブ50b、 吸引部材51、連結具52、導出管53、吸引装置54、配管55、バルブ50 b等によって汚れ排出部6が構成されている。
【0034】 図1,2に示すように、金型洗浄装置1は、支持台28が金型8の一端部(図 1の左端部)に達したことを検出するリミットスイッチ56と、金型8の他端部 (図1の右端部)に達したことを検出するリミットスイッチ57とを備えている 。これらのリミットスイッチ56,57は、支持台28等、往復動に関わる部分 の妨げとならない箇所、例えば、本体ケース2の隅に配置されている。さらに、 金型洗浄装置1は、タイマを内蔵し、かつタイマと、前記両リミットスイッチ5 6,57の検出信号とに基づき、各部の動作を制御する制御装置(図示略)を備 えている。
【0035】 前記のように構成された金型洗浄装置1は、一般的な金型よりも軽量となる。 これは、中実で、しかも全体が金属材料によって形成されていて重量物とならざ るを得ない金型とは異なり、金型洗浄装置1が以下の特徴を有しているからであ る。(1)金型洗浄装置1の大部分を覆う本体ケース2を、金型8よりも若干大 きくするだけですむ。(2)部品点数が比較的少なく、構造も比較的簡単である 。そして、本体ケース2内には空きスペースが多い。この空きスペースはブラシ 19や支持台28を往復動させるために必須のものである。金型洗浄装置1の重 量は金型8の大きさに応じて異なるが、小型のものであれば、1〜2人程度の作 業者によって持ち運ぶことのできる重量となる。
【0036】 次に、金型洗浄装置1を用いて金型8を洗浄する方法について、図7のタイミ ングチャートを参照しながら説明する。
【0037】 作業者はまず、使用直後の高温となっている金型8に金型洗浄装置1を装着す る。詳しくは、起動スイッチ(図示略)をオフにした状態で、開口部7が下側と なるように金型洗浄装置1の向きを合せ、段差部9において本体ケース2を金型 8の上から載せる。金型洗浄装置1は前述したように軽量かつコンパクトである ことから、少ない作業者であっても、上記載置作業を容易に行うことができる。
【0038】 作業者は、締付け具12を操作して可動押圧部13を受け具11側へ突出させ る。可動押圧部13及び受け具11の間隔が狭まり、これらによって金型8が挟 み込まれる。開口部7が金型8の洗浄対象箇所に合致した状態で、本体ケース2 が金型8に締結される。このときには、金型8の組み付け時に行われるような、 精度の高い位置合せは不要である。このことは、金型洗浄装置1の金型8に対す る取付け作業を簡単にするうえで重要である。また、起動スイッチのオフにより 、薬液散布部による薬液14の散布、水散布部による水15の散布、蒸気排出部 5による蒸気の吸引、汚れ排出部6による汚れの吸引、電動モータ33の回転が いずれも停止され、ゲート48によって窓部46が閉じられている。
【0039】 図7のタイミングt1で、作業者が起動スイッチをオン操作すると、制御装置 は薬液散布部を作動させるとともに、タイマにより作動開始からの経過時間を計 時する。薬液散布部の作動開始により、ノズル16から強アルカリ性の薬液14 が金型8に向けて散布される。薬液14が金型8に付着している汚れに触れると 、両者間で化学反応が起り、その汚れの少なくとも一部が金型8から分離するか 又は分離しやすくなる。なお、このときにはゲート48によって窓部46が閉じ られており、本体ケース2の内部が実質的に密閉状態となっているので、散布さ れた薬液14が窓部46等を通じて本体ケース2の外部に漏れ出るおそれはない 。また、散布された薬液14の一部は、金型8の熱によって沸騰し、蒸気(白煙 等)となる。この蒸気に関しても前記と同様、窓部46を通じて本体ケース2の 外部に出ることはない。この沸騰の際に発生した気泡が、金型8に付着している 汚れの分離を促進する。冷えた金型8に冷えた洗浄液を散布した場合に比べ、金 型8から汚れが落ちやすくなる。
【0040】 制御装置は、タイミングt1から所定時間が経過すると(タイミングt2)、 薬液散布部を停止させて薬液14の散布を終了する。また、水散布部を作動させ 、ノズル17から水15を金型8に向けて散布させる。この水15により、金型 8に付着していた汚れ、薬液14により金型8から分離した汚れ、汚れと薬液1 4との反応物等の少なくとも一部が洗い流される。また、散布された水15の一 部は、金型8の熱によって沸騰し、蒸気(白煙等)となる。この沸騰の際に発生 した気泡もまた汚れの分離を促進するので、冷えた金型8に水15を散布した場 合に比べ、金型8から汚れが落ちやすくなる。
【0041】 また、タイミングt2では、制御装置はアクチュエータ49を作動させてゲー ト48を上昇させるとともに、蒸気排出部5を作動させる。ゲート48の上昇に より、それまで閉じられていた窓部46が開かれ、この窓部46を通じて本体ケ ース2の内外が連通状態となる。蒸気排出部5の作動開始により、本体ケース2 内で発生している蒸気(白煙等)が吸込み口43、連結具40、配管45等を通 じて、本体ケース2の外部に吸出される。このため、蒸気が本体ケース2内に長 い時間にわたって残ったり、洗浄後に金型8の周囲を漂ったりすることがない。 また、このときには、窓部46を通じて外気が本体ケース2の内部に吸込まれる 。このため、蒸気排出部5の作動により本体ケース2内の気圧が極端に下がるこ とがなく、その気圧低下により金型洗浄装置1の各部に悪影響を及ぼすおそれも ない。
【0042】 また、タイミングt2では、制御装置は電動モータ33の作動を開始させる。 この開始により、電動モータ33の出力軸が所定方向へ回転する。出力軸の回転 は、2つの伝達経路を通じてブラシ19に伝達される。一方の伝達経路は、平歯 車36,34、ねじ棒24、支持台28、シャフト41、ブラシ19からなり、 他方の伝達経路は、平歯車36,35、スプライン軸25、傘歯車31,42、 シャフト41、ブラシ19からなる。電動モータ33の回転が両伝達経路を介し て伝達されることにより、ブラシ19が回転しながら、金型8の一端部から他端 部に向けて移動する。
【0043】 すなわち、スプライン軸25の回転にともない傘歯車31が回転する。この回 転は、傘歯車42により、回転方向が90度変えられた状態でシャフト41に伝 達され、その結果、ブラシ19が回転する。この際、スプライン軸25の回転は 支持台28には伝わらない。一方、ねじ棒24の回転は支持台28に伝わるが、 スライド部材29においてスプライン軸25に支持されていて、支持台28の回 転が規制されている。このため、ねじ棒24の回転にともない支持台28がねじ 棒24及びスプライン軸25に沿って移動する。この際、傘歯車31はスプライ ン軸25と一体となって回転しながら、同スプライン軸25に沿ってスライドす る。前記のように回転しているブラシ19は、支持台28等と一体となって移動 する。ブラシ19が回転しながら金型8に接触することにより、洗浄液によって も分離せず金型8に付着したまま残っていた汚れが擦り取られる。そして、ブラ シ19が金型8の面方向に移動することにより、金型8の広範囲にわたって、汚 れがブラシ19によって擦り取られる。
【0044】 なお、支持台28の動きは、プレート38を介して従動ブラケット37に伝達 される。この伝達により、従動ブラケット37がガイド棒26に沿ってスライド するとともに、同従動ブラケット37に対し軸受27によって支持されたブラシ 19が従動ブラケット37に追従する。その結果、プレート38やブラシ19は ねじ棒24、スプライン軸25、ガイド棒26に対し常に直交した状態を維持し つつスムーズに移動する。
【0045】 また、前記汚れ除去部4の作動時には、同期機構23により、ブラシ回転機構 21によるブラシ19の回転と、ブラシ送り機構22によるブラシ19の移動と が同時に行われる。ブラシ19が所定の領域で移動しながら汚れを擦り取ってゆ く。従って、少ない本数(1本)のブラシ19でありながら、広範囲にわたる汚 れを短い時間で、効率よく擦り取ることができる。
【0046】 前記移動により支持台28が金型8の一端部に達したときには、金型8の大部 分にブラシ19が接触し、汚れが広範囲にわたって擦り取られている。支持台2 8がリミットスイッチ56(又は57)によって検出されると、制御装置は、電 動モータ33の出力軸の回転方向を逆に切替える。この切替えにより、ブラシ1 9が前記とは逆方向に回転し始め、支持台28が前記とは逆方向に移動し始める 。そして、支持台28が金型8の他端部に達したときには、金型8の汚れがブラ シ19によって擦り取られている。ブラシ19の回転方向も移動方向も変ること から、そのブラシ19による擦り取りの方向がそれまでとは異なり、汚れが効果 的に擦り取られる。さらに、支持台28が前記とは異なるリミットスイッチ57 (又は56)によって検出されると、制御装置は、電動モータ33の出力軸の回 転方向を元の向きに戻す。このようにして、支持台28、ひいてはブラシ19が リミットスイッチ56,57間で往復動する。前記往復動にともない、ブラシの 金型に対する擦り取りの回数が多くなり、時間も長くなり、金型の洗浄度が上が る。
【0047】 制御装置は、タイミングt2から所定時間が経過すると(タイミングt3)、 水散布部を停止させて水15の散布を終了する。また、汚れ排出部6を作動させ る。すると、ブラシ19によって擦り取られた汚れ、薬液14、水15等が吸引 部材51の吸込み口51aから吸引され、導出管53、連結具52、配管55等 を通じて、本体ケース2の外部に吸出される。しかも、吸引部材51が金型8の 面方向に移動するため、少ない数(1つ)の吸引部材51でありながら、金型8 の広範囲にわたって汚れが排出される。このため、汚れ等が金型8に残ることが ない。また、このときには、窓部46が開かれているので、蒸気排出部5による 吸引の場合と同様に、本体ケース2内の気圧が極端に下がることがなく、その気 圧低下により金型洗浄装置1の各部に悪影響を及ぼすおそれもない。
【0048】 制御装置は、タイミングt3から所定時間が経過すると(タイミングt4)、 アクチュエータ49を作動させてゲート48を下降させる。この下降により、そ れまで開かれていた窓部46が閉じられる。また、蒸気排出部5、汚れ排出部6 、電動モータ33の各作動を停止させる。すると、蒸気の吸出し、汚れ等の吸出 しが終了し、ブラシ19の回転及び往復動が終了する。このようにして、次回の 洗浄作業に備える。そして、タイミングt4から所定時間が経過した時点(タイ ミングt5)で起動スイッチを自動的にオフし、一連の洗浄作業(洗浄サイクル )を終了する。なお、前述した洗浄サイクルは一例であり、各部の作動開始・停 止のタイミングは適宜変更可能である。
【0049】 前記のようにして金型8が清浄になったところで、作業者が締付け具12を操 作して、可動押圧部13を後退させる。可動押圧部13と受け具11の間隔が広 がり、両者13,11による挟み込みが解除されるので、本体ケース2を持上げ て金型8から取外し、別の場所、例えば収納場所へ移す。すると、金型8が使用 可能な状態となる。金型洗浄装置1は前述したように軽量かつコンパクトである ことから、少ない作業者であっても、上記持上げ作業や運搬作業を容易に行うこ とができる。
【0050】 なお、上側に配置される方の金型(上型)を洗浄する場合には、金型洗浄装置 1を上下逆向きにし、本体ケース2を上型に装着する。その他は、前述した下型 を洗浄する場合と同様である。この上型を含め、どのようなタイプの金型であっ ても金型洗浄装置1を装着して洗浄を行うことができる。
【0051】 このように、本実施形態によると、金型8に装着された金型洗浄装置1が金型 8の洗浄のための一切の作業を行い、しかも金型8をダイホルダ60から取外さ なくても洗浄できるので、従来必要とされた金型の脱着作業、洗浄場所及びダイ ホルダ60間での金型8の運搬作業が不要となり、作業者にかかる負担を大幅に 軽減することができる。既述したように、位置決めの精度が要求される箇所が特 になく、面倒な位置決め作業を行わなくてすむこともまた、負担軽減に役立って いる。
【0052】 本実施形態は前述した事項以外にも次の特徴を有する。 (a)吸引部材51をプレート38に取付け、支持台28やブラシ19と一体 となって往復動させるようにしている。別の表現をすると、吸引部材51を往復 動させる動力源として、ブラシ19等を往復動させるための動力源(電動モータ 33)を利用している。このため、吸引部材51の往復動のための専用の動力源 を用いた場合に比べ、金型洗浄装置1の部品点数が少なくてすみ、軽量化を図る うえで有効である。
【0053】 (b)従来の洗浄方法では、金型を一旦冷してからでないと、金型を取外した り、洗浄場所まで運搬したり、洗浄したりすることが困難である。従って、金型 を冷えるのを待って上記の各種作業を行わざるを得ない。これに対し、本実施形 態では、金型8が高温であるときに金型洗浄装置1を積極的に装着するようにし ている。このため、金型8が冷えるのを待たなくてもすみ、金型8の使用直後か ら洗浄作業を行うことができる。これにともない、洗浄作業を経て金型8を使用 可能な状態にするまでの時間を短縮できる。別の表現をすると、洗浄のために必 要な金型の停止時間が短くてすむ。
【0054】 (c)前述したように金型洗浄装置1は金型8よりも若干大きいだけなので、 収納に必要なスペースが小さくてすむ。
【0055】 (d)薬液14の散布によって汚れを分離し、その後水15によって汚れを洗 い流すようにしているので、金型8から汚れを確実に分離して清浄にすることが できる。
【0056】 (e)広範囲の汚れを擦り取る別の方法としては、多数本のブラシを本体ケー ス内に並べて配置し、これらを回転させながら金型8に接触させることが考えら れる。この場合、ブラシを往復動させない。しかし、部品点数が増え、大型化や 重量増の問題が起り得る。これに対し、本実施形態では、ブラシ19の回転及び 移動により広範囲の汚れを擦り取るようにしている。このため、前記タイプと同 程度の効果を確保しつつ、ブラシ19の本数が1本ですみ、前記の問題(大型化 、重量増)を回避できる。
【0057】
【考案の効果】
以上のように、請求項1に記載の考案によれば、金型を取外さなくても洗浄で き、重い金型の脱着作業、位置決め作業、運搬作業等が不要となる。作業者は比 較的軽い金型洗浄装置を金型に脱着するだけでよい。そのため、洗浄作業の際に 作業者にかかる負担を大幅に軽減することができる。
【0058】 請求項2に記載の考案によれば、請求項1に記載の考案の効果に加え、薬液の 散布と水の散布とを行うことによって、金型を確実に清浄にすることができる。
【0059】 請求項3に記載の考案によれば、請求項1又は2に記載の考案の効果に加え、 少ない数のブラシであっても、そのブラシの回転及び移動により広範囲の汚れを 擦り取ることができる。
【0060】 請求項4に記載の考案によれば、請求項3に記載の考案の効果に加え、ブラシ が回転しながら移動するので、少ない数のブラシであっても、広範囲の汚れを比 較的短い時間で擦り取ることができる。
【0061】 請求項5に記載の考案によれば、請求項3又は4に記載の考案の効果に加え、 ブラシの往復動にともない、そのブラシによる擦り取りの回数が多くなり、金型 の洗浄度が上がる。
【0062】 請求項6に記載の考案によれば、請求項1〜5のいずれか1つに記載の考案の 効果に加え、金型と洗浄液との温度差を利用することにより、金型に付着してい る汚れを効率よく分離させることができる。
【0063】 請求項7に記載の考案によれば、請求項6に記載の考案の効果に加え、洗浄液 と金型との接触により生じた蒸気が本体ケース内に残って悪影響を及ぼすのを防 止できる。
【0064】 請求項8に記載の考案によれば、請求項1〜7のいずれか1つに記載の考案の 効果に加え、少ない数のノズルであっても、金型上の汚れを広範囲にわたって吸 出し、汚れが金型に残らないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を具体化した一実施形態における金型洗
浄装置の内部構造を示す概略断面図である。
【図2】金型洗浄装置の上部構造を説明するための概略
平面図である。
【図3】図1のX−X線断面図である。
【図4】図1のY−Y線断面図である。
【図5】図4のZ−Z線断面図である。
【図6】金型洗浄装置の右側面図である。
【図7】金型洗浄装置の各部の動作を説明するためのタ
イミングチャートである。
【符号の説明】
1 金型洗浄装置 2 本体ケース 3 洗浄液散布部 4 汚れ除去部 5 蒸気排出部 6 汚れ排出部 8 金型 14 洗浄液としての薬液 15 洗浄液としての水 19 ブラシ 21 ブラシ回転機構 22 ブラシ送り機構 23 同期機構 51 吸引部材 51a 吸込み口 53 導出管

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型に取外し可能に装着される本体ケー
    スと、 前記本体ケース内において前記金型に洗浄液を散布する
    洗浄液散布部と、 前記本体ケースに設けられ、かつ前記洗浄液の散布され
    た前記金型に接触して汚れを擦り取る汚れ除去部と、 少なくとも前記汚れ除去部により擦り取られた汚れを前
    記本体ケースの外部に排出する汚れ排出部とを備えるこ
    とを特徴とする金型洗浄装置。
  2. 【請求項2】 前記洗浄液は薬液及び水を含み、 前記洗浄液散布部は、 前記薬液を散布する薬液散布部と、 前記薬液散布部による薬液散布後に前記水を散布する水
    散布部とを含むことを特徴とする請求項1に記載の金型
    洗浄装置。
  3. 【請求項3】 前記汚れ除去部は、 前記金型に接触するブラシと、 前記ブラシを回転させるブラシ回転機構と、 前記ブラシを前記金型の面方向に移動させるブラシ送り
    機構とを備えることを特徴とする請求項1又は2に記載
    の金型洗浄装置。
  4. 【請求項4】 前記ブラシ回転機構による前記ブラシの
    回転と、前記ブラシ送り機構による前記ブラシの移動と
    を同時に行わせる同期機構をさらに備えることを特徴と
    する請求項3に記載の金型洗浄装置。
  5. 【請求項5】 前記ブラシ送り機構は、前記ブラシを、
    前記金型の一端部と他端部との間で往復動させるもので
    あることを特徴とする請求項3又は4に記載の金型洗浄
    装置。
  6. 【請求項6】 前記本体ケースは使用直後の前記金型に
    装着されるものであることを特徴とする請求項1〜5の
    いずれか1つに記載の金型洗浄装置。
  7. 【請求項7】 前記洗浄液の前記金型への散布にともな
    い発生する蒸気を前記本体ケースの外部に排出する蒸気
    排出部をさらに備えることを特徴とする請求項6に記載
    の金型洗浄装置。
  8. 【請求項8】 前記汚れ排出部は、 前記金型の面方向への移動可能に設けられ、かつ前記汚
    れの吸込み口を有する吸引部材と、 前記吸込み口を通じて吸引された汚れを前記本体ケース
    の外部に導出する導出管とを備えることを特徴とする請
    求項1〜7のいずれか1つに記載の金型洗浄装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011042169A (ja) * 2009-08-11 2011-03-03 Krones Ag ブロー成形金型の洗浄器を備えるブロー成形機
JP2011051337A (ja) * 2009-08-11 2011-03-17 Krones Ag プラスチック予備成形品を容器に変形させる装置およびその方法

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