JP3070314U - 食肉加工中に殺菌を行えるナイフ・ヤスリ殺菌装置 - Google Patents

食肉加工中に殺菌を行えるナイフ・ヤスリ殺菌装置

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JP3070314U
JP3070314U JP2000000852U JP2000000852U JP3070314U JP 3070314 U JP3070314 U JP 3070314U JP 2000000852 U JP2000000852 U JP 2000000852U JP 2000000852 U JP2000000852 U JP 2000000852U JP 3070314 U JP3070314 U JP 3070314U
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昌弘 瀬戸
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昌弘 瀬戸
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この考案は、食肉の加工に於いて使用するナ
イフ・ヤスリを加工作業中に絶えず、殺菌消毒を安全か
つ確実に行える事を目的にした。衛生的に優れたナイフ
・ヤスリの殺菌装置である。 【解決手段】 床に固定した架台(1)の上部に断熱材
(9)を埋め込んだステンレス槽(2)を取り付け、そ
の内部底面にナイフ・ヤスリの専用の収納ケースを乗せ
るステンレスの受け棒(8)を設ける。次にステンレス
槽(2)内に83℃以上の温水を供給する為の温水用配
管(3)と温度を管理する温度計(7)を設け、排水用
として底面と上部に排水配管(5)とオーバーフロー配
管(6)をそれぞれ取り付け排水溝へ接続する。さらに
83℃以上の温水を確保維持出来ない場合に外部蒸気熱
源装置と接続させた蒸気用配管(4)を取り付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、食肉加工の各工程毎で使用するナイフ・ヤスリを備え付けの 専用の収納ケースの中に入れ、加工作業中絶えず殺菌消毒が行える様にした ナイフ・ヤスリの殺菌装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の殺菌消毒は、ナイフ・ヤスリを直接手に持ち温水をかざしていたが 各加工工程においては、食肉の加工が終了するまではほとんど充分な殺菌消 毒は行えていない状態である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の方法では、ナイフ・ヤスリの部分的な殺菌消毒しか出来ず、又平成 12年度の厚生省基準の高温(83℃)での殺菌消毒では火傷をする危険性 があり、部分的な殺菌消毒しか出来ず確実に行う事は出来ない。 これらはほとんど作業終了後に行われており、各工程の作業中には行われ ず、非常に不衛生であり雑菌の汚染の拡大につながっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
いま、その構成を説明すると (イ)床に固定された架台(1)の上部に断熱材(9)を挟み込んだステン レス槽(2)を設置する。 (ハ)ステンレス槽(2)に熱源装置の種類により温水を供給する為の温水 用配管(3)もしくは蒸気用配管(4)を取り付け、さらに温度を管 理する為の温度計(7)を取り付ける。 (ニ)ステンレス槽(2)の内部にナイフ・ヤスリ専用の収納ケースを乗せ るステンレスの受け棒(8)と排水配管(5)及びオーバーフロー配 管(6)をそれぞれ取り付ける。 以上の如く構成された、食肉加工中に殺菌消毒を行えるナイフ・ヤスリの 殺菌装置。
【0005】
【作用】
本考案は、以上のような構造であるから、これを使用する際は各食肉加工 を行う近くにセットしてあり、殺菌装置の本体にナイフ・ヤスリの専用ケー スを入れる。 次に食肉の加工作業中絶えず、ナイフ・ヤスリを収納ケースに入れること により、ステンレス槽内の83℃以上の高温で殺菌消毒を行い、温水を循環 させる事により温度を維持し、又浮遊物をオーバーフロー配管より排水して いる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の詳細を図示実施例で説明する。 第1図は殺菌装置の斜視図である。 本体(1)の上部に断熱材(9)を埋め込んだステンレス槽(2)を取り 付け、その内部底面にナイフ・ヤスリの専用の収納ケースを乗せるステン レスの受け棒(8)を設ける。 次にステンレス槽(2)内に83℃以上の温水を供給する為の温水配管 (3)を設け、外部の熱源装置と接続配管する。さらに温水の温度を管理 する温度計(7)と温水だけで83℃以上に成らない施設、又は83℃以 上の温度を維持出来ない場合には、外部の蒸気熱源と接続させた蒸気用配 管(4)を取り付ける。 排水用としてステンレス槽(2)の底面と上部に排水配管(5)とオー バーフロー配管(6)をそれぞれ取り付け、外部排水管に接続する。 以下、具体的な使用例を説明する。 第2図は殺菌装置の側面図と一部切断図である。 ナイフ・ヤスリを入れた専用の収納ケースを、ステンレス槽(2)内に入 れ、収納ケースが底面から浮く様に成っている受け棒(8)に乗せる。 次に温水バルブを開け、温水用配管(3)から83℃以上の温水をステン レス槽(2)に満たす。さらに温度計(7)で確認し、又温水をバルブで調 節し循環させて温度低下を防ぎ、表面の浮遊物をオーバーフロー配管(6) から排水する。一定時間以上経過殺菌したのちナイフ・ヤスリを取り出し使 用する。尚83℃以上の温水を確保出来ない施設では、外部の蒸気熱源より 蒸気を供給して、蒸気用配管(4)を通じて83℃以上の温水を確保する。 殺菌消毒は一回の処理作業が終わる毎、もしくはその都度行い、絶えず殺 菌消毒された状態のナイフ・ヤスリを使い加工処理作業を行う。 作業終了後は、排水配管(5)と接続した外部排水管のバルブを開け排水 し、収納ケースを取り出し保管する。 尚温水用配管(3)をステンレス槽(2)の上部左右2か所に取り付け、 先端に温水を拡散するノズルを設け、架台(1)下部に取り付けた足踏みペ ダルを殺菌消毒するたびに踏む事により、一瞬のうちに殺菌消毒を行い洗い 流す装置も設ける事が出来る。
【0007】
【考案の効果】
したがって、食肉加工で使用するナイフ・ヤスリを食肉加工作業中その都 度専用の収納ケースの中に入れ、厚生省基準である83℃以上の高温で安全 かつ確実に殺菌消毒を行う事により、絶えず衛生的なナイフ・ヤスリで加工 作業を行えるナイフ・ヤスリの殺菌装置に関するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】殺菌装置の斜視図
【図2】殺菌装置の側面図と一部切断図
【符号の説明】
1 架台 2 ステンレス槽 3 温水用配管 4 蒸気用配管 5 排水配管 6 オーバーフロー配管 7 温度計 8 受け棒 9 断熱材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)床に固定された架台(1)の上部に
    断熱材(9)を挟み込んだステンレス槽(2)を設置す
    る。 (ハ)ステンレス槽(2)に熱源装置の種類により温水
    を供給する為の温水用配管(3)もしくは蒸気用配管
    (4)を取り付け、さらに温度を管理する為の温度計
    (7)を取り付ける。 (ニ)ステンレス槽(2)の内部にナイフ・ヤスリ専用
    の収納ケースを乗せるステンレスの受け棒(8)と排水
    配管(5)及びオーバーフロー配管(6)をそれぞれ取
    り付ける。 以上の如く構成された、食肉加工中に殺菌消毒を行える
    ナイフ・ヤスリの殺菌装置。
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