JP3070198U - アキレス腱保護具 - Google Patents

アキレス腱保護具

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JP3070198U JP2000000037U JP2000000037U JP3070198U JP 3070198 U JP3070198 U JP 3070198U JP 2000000037 U JP2000000037 U JP 2000000037U JP 2000000037 U JP2000000037 U JP 2000000037U JP 3070198 U JP3070198 U JP 3070198U
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勉 桑田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本考案は、工場、引越し現場、病院等で、作業
中に荷物運搬用の台車等が衝突して強度の衝撃がアキレ
ス腱に加わった場合でもアキレス腱を損傷することなく
保護することができるアキレス腱保護具を提供する。 【解決手段】アキレス腱ないし踵部を覆う可撓性を有す
るクッション性部材からなる本体10と、該本体のアキ
レス腱に対向する面の外側に耐衝撃性部材からなる衝撃
受部11を設け、前記本体を足に着脱自在に装着させる
ためのバンド装着部12を備えてなる。好ましくは、本
体の左右に耳部14a,14bを設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、作業中に荷物運搬用の台車等が衝突して強度の衝撃がアキレス腱に 加わった場合でもアキレス腱を損傷することなく保護することができるアキレス 腱保護具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、工場、引越し現場、病院等における作業者は、作業中に荷物運搬用の台 車等が衝突してアキレス腱を損傷することが頻繁に起こり、アキレス腱を保護す る用具が強く望まれていた。アキレス腱保護用具としては野球、アイスホッケー 等の運動選手やスノーボード、スキー、スケートのプレーヤーがプレイ中にアキ レス腱を損傷することを防止するために、例えば、足首にカバーを巻着するアキ レス腱保護カバー(特開平6−304003)、運動靴用足首保護パット(実開 昭57−152004)、シンガード(実開昭63−18172)や靴の踵の上 方にアキレス腱保護用のハイバックを靴と一体に形成したスノーボード用ブーツ のビンディング装置(特開平10−57539)が開示されている。
【0003】 しかし、前記の前三者の発明ないし考案は何れもこれらの保護用品を足に装着 した状態で靴を履けるように構成してあり、従って、緩衝材の厚みも薄く、本考 案の衝撃受部に相当するものがなく、強い衝撃に対してアキレス腱を保護する機 能に欠ける点で問題がある。また、前記他の一の発明はアキレス腱保護用のハイ バックが靴の足挿入口の後端部に一体に形成されており、靴の着脱が不便である ばかりでなく、歩き難く作業の妨げとなる点において問題がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、本考案は上記のような問題点を改善するとともに、その目的とすると ころは、前述のように、工場、引越し現場、病院等で、荷物運搬用の台車等が衝 突して受ける強い衝撃から荷物の運搬作業者等のアキレス腱を保護し、靴を履い た状態でアキレス腱部に簡単に着脱ができ、靴の種類に無関係に必要な時に簡単 に装着することができ、必要がない時は取外しできるアキレス腱保護具を提供す ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために、アキレス腱を覆う可撓性を有するクッション性 部材からなる本体と、該本体のアキレス腱に対向する面の外側に耐衝撃性部材か らなる衝撃受部を設け、前記本体を足に着脱自在に装着させるための装着部を備 えてなるアキレス腱保護具とする。
【0006】 また、前記の課題を解決するために、本考案は、前記本体の上方部の左右何れ か一方に又は両方にバンド装着部を設けるとともに該バンド装着部と本体とを面 状ファスナーによって係止することを特徴とするアキレス腱保護具とすることが 好ましい。
【0007】 また、前記の課題を解決するために、本考案は、前記本体の左右に突出する耳 部を設けたことを特徴とするアキレス腱保護具とすることが好ましい。
【0008】
【作用】
請求項1記載のアキレス腱保護具は前記のように本体がクッション性部材から なり、本体外側には耐衝撃性部材からなる衝撃受部が設けられているので、アキ レス腱部に強い衝撃が加えられた場合に、先ず前記の衝撃受部で衝撃物の進行を 一旦阻止すると同時にクッション性部材が衝撃エネルギーの緩衝作用をなしてア キレス腱の損傷を防止することができる。
【0009】 請求項2記載のアキレス腱保護具は前記のようにバンド装着部を足首に巻着し 、面状ファスナーで係止して足に装着されるので着脱が極めて簡単にでき、作業 の効率を高める作用をなす。また、このバンド装着部は足首の最も細い部分に巻 着することによって上下の不意な移動を防止する作用をなす。
【0010】 請求項3記載のアキレス腱保護具は前記のように本体の左右に耳部を設けたの で、この耳部が足のくるぶし部分の近傍に当接し、足の側面部への衝撃に対して も緩衝作用をなし、足首の保護がなされる。
【0011】
【実施例】
次に、この考案の代表的な実施例について、図面に基づいて説明する。但し、 本考案はこの実施例に限定されるものではない。図1は実施例1に係るアキレス 腱保護具を例示した斜視図であり、(b)はその上面図である。図2は実施例2 に係るアキレス腱保護具1を例示した正面図である。図3は靴を履いた状態で足 首に実施例1に係るアキレス腱保護具1を装着した状態の側面略図である。
【0012】 図1に示す実施例1において本体10の内側には左右方向に耳部14a,14 bを備え、本体10の略中央部には上下方向に向かって衝撃受部11が設けられ ており、上方部の左右にはスリット孔15a,15bが穿設されていて、このス リット孔15a,15bに一本のバンド装着部12の両端が外側から内側に向か って挿通され左右に延設されている。バンド装着部12の両端部近傍の重合面に は一対の面状ファスナー13aと13bがそれぞれ貼着されていてこの二面を重 合させて着脱自在に係止できるように構成されている。
【0013】 次ぎに、アキレス腱保護具1の各部について更に詳細に説明する。先ず、本体 10は可撓性を有するクッション性部材、例えばポリエチレン乃至ポリプロピレ ン又は熱可塑性エラストマー(TPO)等のポリオレフィンフォーム、ウレタン フォーム、塩化ビニル樹脂発泡体等からなる発泡シートを任意の形状に裁断して 形成することができる。材料、発泡倍率および厚みは衝撃の緩衝作用を発現でき る範囲で任意に設定できるが、装着性を勘案して10倍ないし30倍で厚みが3 mmないし10mmのポリオレフィンフォームが好ましい。
【0014】 ポリオレフィンフォームとしては、例えば、東レ社製ペフ又は積水化学社製ソ フトロン(何れも登録商標)等が使用できる。また、見栄えがよくかつ表面強度 を高めるために発泡シートの表面に表皮を貼着したものや表皮が発泡成形時に一 体に形成されるインテグラルスキンフォームを用いてもよい。耳部14a,14 bは本体10と同様の材料によって形成してもよく、例えば接着剤や縫製加工、 塩化ビニル樹脂製にあってはウエルダー加工等の熱溶融法等によって本体10の 内側に接合されている。また、本体10と一体に形成してもよい。
【0015】 衝撃受部11は耐衝撃性部材からなり、耐衝撃性部材としては、例えば、アク リル・ブタジエン・スチレン樹脂(ABS樹脂)、ポリカーボネート樹脂、ガラ ス繊維強化プラスチック(FRP)、その他の合成樹脂、BR、SBR、NBR 、IR、IIR、その他の合成ゴム、天然ゴム、アルミニウム、ジュラルミン、 その他の軽合金、竹、木材その他の天然資材等を使用することができる。これら の耐衝撃性部材、例えば前記合成樹脂を押出成形、熱プレス成形等で所定の大き さに形成した成形品を本体11の外側の略中央部に接着剤によって接着する。
【0016】 バンド装着部12は、扁平な布製のひも状からなり、やや弾性を有するスパン デックスを他の繊維に混入した布やゴムを混織した布を用いると足首に強固に巻 着し易いことから好ましい。バンド装着部12の両端部分に貼着されている一対 の面状ファスナー13a,13bに代えてホック等他の係止具を用いることもで きる。
【0017】 また、図2に示す実施例2に係るアキレス腱保護具1は、実施例1において耳 部14a,14bを取外し、バンド装着部12の一端を本体10の左右何れか一 方に固着し、他端の裏面側と本体10の他方の外側に一対の面状ファスナー13 a,13bを設けた以外は実施例1と同様であるので、それぞれの説明は省略す る。また、前記実施例1における1本のバンド装着部12に代えて、2本のバン ド装着部を本体10の左右にそれぞれ別々に設けても考案としては同一である( 図示せず)。
【0018】 次ぎに、前記の実施例1のアキレス腱保護具1の使用方法について説明する。 図3に示すように、通常のスニーカーやカジュアル靴のような任意の靴を履いた 状態で実施例1のアキレス腱保護具1を靴の踵上部から足首の後方を覆うように 押し当てるとともにバンド装着部12の先端部を足首の前方で重ね合わせて、面 状ファスナー13aと13bを係合させてアキレス腱保護具1を固定する。 アキレス腱保護具1を取外すときは、面状ファスナー13aと13bを剥がすだ けで容易に取外すことができる。実施例2のアキレス腱保護具1についても同様 にして着脱することができる。
【0019】
【考案の効果】
前記のように構成されているので本考案に係るアキレス腱保護具は以下に記載 するような効果を奏する。工場、引越し現場、病院等で、作業中に荷物運搬用台 車等が足首に衝突してもアキレス腱が損傷することがないので、作業のスピード アップができ作業効率が向上する。また、アキレス腱保護具の着脱は靴を履いた ままで極めて簡単にできるので、着脱のための無駄な手間が省ける。しかも、ス ニーカーやカジュアル靴のような通常の靴を履いた状態で取着でき、特別の安全 靴を携帯して履きかえる必要もない。不用な時は取外してバッグ等に収納して持 ち運びができるのでいたって便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は実施例1に係るアキレス腱保護具を例
示した斜視図であり、(b)はその上面図である。
【図2】実施例2に係るアキレス腱保護具を例示した正
面図である。
【図3】靴を履いた状態で足首に実施例1に係るアキレ
ス腱保護具を装着した時の側面略図である。
【符号の説明】
1:アキレス腱保護具、10:本体、11:衝撃受部、
12:バンド装着部、13a,13b:面状ファスナ
ー、14a,14b:耳部、15a,15b:スリット

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アキレス腱を覆う可撓性を有するクッショ
    ン性部材からなる本体と、該本体のアキレス腱に対向す
    る面の外側に耐衝撃性部材からなる衝撃受部を設け、前
    記本体を足に着脱自在に装着させるための装着部を備え
    てなるアキレス腱保護具。
  2. 【請求項2】前記本体の上方部の左右何れか一方に又は
    両方にバンド装着部を設けるとともに該バンド装着部と
    本体とを面状ファスナーによって係止することを特徴と
    する請求項1記載のアキレス腱保護具。
  3. 【請求項3】前記本体の左右に突出する耳部を設けたこ
    とを特徴とする請求項1または2記載のアキレス腱保護
    具。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008266824A (ja) * 2007-04-19 2008-11-06 Midori Anzen Co Ltd アキレス腱保護具
JP2021091985A (ja) * 2019-12-09 2021-06-17 株式会社二子商事 かかと安全保護具
JP2021095662A (ja) * 2019-12-19 2021-06-24 株式会社二子商事 アキレス腱保護具
JP7407472B2 (ja) 2020-05-26 2024-01-04 株式会社レーベン 保護具付き装着品及び保護具

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