JP3070132B2 - エアバッグ展開用ガス発生装置 - Google Patents

エアバッグ展開用ガス発生装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衝突安全装置用の空気
袋,救命袋,ゴムボート,脱出シュート等のエアバッグ
を燃焼ガスにより展開するのに使用されるエアバッグ展
開用ガス発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、乗用車において、その衝突時のシ
ョックから運転者を保護するための衝突安全装置は、例
えば、60リッターの容積を持つエアバッグと、このエ
アバッグをガスにより展開するためのエアバッグ展開用
ガス発生装置とから構成されており、乗用車の衝突時
に、エアバッグ展開用ガス発生装置内に充填した火薬
類、あるいはその類似組成物からなるガス発生剤を点火
燃焼させ、その発生ガスによりエアバッグを瞬時に展開
して、運転者を衝突から保護し、運転者の重大な負傷を
防止するようになっている。
【0003】図6は、特開平2−155857号公報に
開示される従来のエアバッグ展開用ガス発生装置を示す
もので、図において符号11は、複数のガス発生剤13
が積層状態で収容される燃焼室を示している。ガス発生
剤13は、中央に貫通孔15の形成される環状板状をし
ており、貫通孔15内には、着火薬17が収容されてい
る。
【0004】これ等のガス発生剤13は、密封容器19
内に収容されており、この密封容器19の中央には、ガ
ス発生剤13の貫通孔15側に陥没する凹部21が形成
されている。この凹部21には、ガス発生剤13を燃焼
するための点火器23が配置されている。
【0005】燃焼室11の内周に沿って燃焼室フィルタ
25が配置されており、また、燃焼室11を囲繞して燃
焼室フィルタ25を通過したガスを、オリフィス26か
ら流入する充気室27が、環状に配置されている。そし
て、この充気室27内には、上部フィルタ29とガス濾
過フィルタ31とからなる充気室フィルタが収容されて
いる。
【0006】また、充気室27には、ガス濾過フィルタ
31を通過したガスをエアバッグに流出するためのガス
流出口33が形成されている。このようなエアバッグ展
開用ガス発生装置では、点火器23に電気が通電される
と、点火器23内の火薬の燃焼により、着火薬17が燃
焼し、この燃焼により、ガス発生剤13が燃焼し、この
ガス発生剤13のガスが、燃焼室11の内周に沿って配
置される燃焼室フィルタ19を通り、充気室27内に流
入した後、上部フィルタ29とガス濾過フィルタ31に
より浄化され、ガス流出口33を通りエアバッグ内に流
入し、例えば、0.04秒程度の短時間でエアバッグが
充分に膨張される。
【0007】しかしながら、このような従来のエアバッ
グ展開用ガス発生装置では、ガス発生剤13の燃焼ガス
の容量にも限界があり、また、燃焼ガスの浄化性能にも
限界があるという問題があった。すなわち、特に、助手
席のエアバッグの展開に使用する時には、助手席は、運
転席とは乗車環境が異なり、乗員の姿勢が一定でなく、
また、子供が着座する場合もあり、乗員の体格差が大き
いため、例えば、従来の運転席用のエアバッグの2.5
倍程度の大容量のエアバッグが必要になり、従って、ガ
ス発生剤の燃焼ガス容量が大きく、また、この大容量の
燃焼ガスを確実に浄化することのできるエアバッグ展開
用ガス発生装置が要望されていた。
【0008】本出願人は、先に、かかる従来の問題を解
決したエアバッグ展開用ガス発生装置を開発し、平成2
年10月8日に特許出願した。このエアバッグ展開用ガ
ス発生装置は、図7に示すように、中間部37にガス流
出口39の形成される長尺状の筒状部材41の両側に、
ガス発生剤43の収容される燃焼室45,46を、仕切
部材47により形成するとともに、筒状部材41の中間
部37の内側に筒状の最終フィルタ49を配置し、筒状
部材41の内側の最終フィルタ49と仕切部材47との
間に中間フィルタ51を配置し、仕切部材47の中間フ
ィルタ51の側方となる位置に、オリフィス53を開口
したものである。
【0009】そして、一側の燃焼室45と他側の燃焼室
46とが、一側の燃焼室45のガス発生剤43の燃焼開
始後、所定時間経過後に、他側の燃焼室46のガス発生
剤43に点火する導火装置54により連結されている。
このエアバッグ展開用ガス発生装置によれば、ガス発生
剤43の燃焼ガス容量を従来より大幅に増大することが
できるとともに、大容量の燃焼ガスを確実に浄化するこ
とができる。
【0010】また、導火装置54により、他側の燃焼室
46のガス発生剤43の燃焼を、一側の燃焼室45のガ
ス発生剤63の燃焼より、例えば、5〜20msec程度遅
らせているため、エアバッグの展開初期に、急激に燃焼
ガスがエアバッグ内に流入することを有効に防止でき、
乗員に対する衝撃を有効に緩和することが可能となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなエアバッグ展開用ガス発生装置では、導火装置54
を使用しているため、装置が複雑になり、製造コストが
増大するという問題があった。本発明は、上記のような
問題を解決したもので、エアバッグの展開初期における
燃焼ガスのエアバッグへの流入量を、簡易,確実に調整
することのできるエアバッグ展開用ガス発生装置を提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1のエアバッグ展
開用ガス発生装置は、外周にガス流出口の形成される長
尺状の筒状部材の内側に、筒状の最終フィルタを配置す
るとともに、この最終フィルタを、連通孔の形成される
仕切部材により仕切り、最終フィルタの内側に、それぞ
れガス発生剤の収容される第1燃焼室と、第2燃焼室と
を形成し、前記仕切部材の連通孔に、前記第1燃焼室の
ガス発生剤の燃焼後、所定時間経過後に、第2燃焼室の
ガス発生剤を燃焼するための遅延手段を配置し、前記遅
延手段を、前記仕切部材の連通孔を閉塞する薄板からな
る圧力開放弁により構成してなることを特徴とする。
求項2のエアバッグ展開用ガス発生装置は、外周にガス
流出口の形成される長尺状の筒状部材の内側に、筒状の
最終フィルタを配置するとともに、この最終フィルタ
を、連通孔の形成される仕切部材により仕切り、最終フ
ィルタの内側に、それぞれガス発生剤の収容される第1
燃焼室と、第2燃焼室とを形成し、前記仕切部材の連通
孔に、前記第1燃焼室のガス発生剤の燃焼後、所定時間
経過後に、第2燃焼室のガス発生剤を燃焼するための遅
延手段を配置し、前記遅延手段を、前記仕切部材の連通
孔を間隔をおいて閉塞する一対の薄板と、前記一対の薄
板の間に収容される延時火薬とにより構成してなること
を特徴とする。
【0013】
【作用】請求項1および請求項2のエアバッグ展開用ガ
ス発生装置では、点火器に電気を通電すると、先ず、第
1燃焼室内のガス発生剤が燃焼し、このガス発生剤の燃
焼が、仕切部材の遅延手段を介して、所定時間経過後
に、第2燃焼室に伝達され、第2燃焼室内のガス発生剤
が燃焼する。そして、請求項1のエアバッグ展開用ガス
発生装置では、遅延手段が、仕切部材の連通孔を閉塞す
る薄板からなる圧力開放弁により構成され、第1燃焼室
内のガス発生剤の燃焼により、第1燃焼室内の圧力が所
定の圧力になると、圧力開放弁が破断し、この圧力開放
弁の破断により、第1燃焼室のガス発生剤の燃焼が、第
2燃焼室に伝達される。 また、請求項2のエアバッグ展
開用ガス発生装置では、遅延手段が、仕切部材の連通孔
を間隔をおいて閉塞する一対の薄板と、一対の薄板の間
に収容される延時火薬とにより構成され、第1燃焼室内
のガス発生剤の燃焼により、第1燃焼室内の圧力が所定
の圧力になると、薄板が破断し、この薄板の破断によ
り、延時火薬が比較的緩やかに燃焼し、この燃焼によ
り、第1燃焼室のガス発生剤の燃焼が、第2燃焼室に伝
達される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の詳細を図面に示す実施例につ
いて説明する。図1,図2,図3は、本発明のエアバッ
グ展開用ガス発生装置の一実施例を示しており、図にお
いて符号55は、長尺状の筒状部材を示している。この
筒状部材55の外周には、その上側に、多数のガス流出
口57が形成されている。
【0015】このガス流出口57は、筒状部材55の軸
長方向に垂直に、所定間隔を置いて形成されており、そ
の長さは、筒状部材55の中心から、例えば、50度前
後の角度θになるように形成されている。筒状部材55
の内側には、筒状の最終フィルタ59が配置されてい
る。この最終フィルタ59は、例えば、細目金網,畳み
織り金網等を重ね巻きして構成され、燃焼ガスをエアバ
ッグが焼損しない程度にまで冷却し、また、燃焼ガスに
含まれる燃焼残渣を除去し、エアバッグに無害の窒素ガ
スのみを供給する機能を有している。
【0016】この最終フィルタ59は、筒状部材55の
内面に固定される仕切部材61により仕切られ、最終フ
ィルタ59の内側には、それぞれガス発生剤63の収容
される第1燃焼室65と、第2燃焼室67とが形成され
ている。なお、仕切部材61の中央には、第1燃焼室6
5と第2燃焼室67とを連通する連通孔69が形成され
ている。
【0017】そして、この実施例では、第1燃焼室65
と第2燃焼室67の外郭が、有底円筒状のガス案内部材
71および蓋部材73により形成されている。なお、ガ
ス案内部材71の底部75には、仕切部材61の連通孔
69に対応する位置に、オリフィス77が形成されてい
る。また、蓋部材73は、筒状部材55の両側にかしめ
により固定されている。
【0018】ガス案内部材71のガス流出口57の反対
側となる位置には、ガス案内孔79が形成されている。
ガス案内部材71内には、複数枚のガス発生剤63がガ
ス案内部材71の軸長方向に積層状態で配置されてい
る。各ガス発生剤63は、中央に貫通孔81または83
の形成される環状板状に形成されており、貫通孔83に
は、着火薬85が充填されている。
【0019】第1燃焼室65の蓋部材73側のガス発生
剤63の貫通孔83には、ガス発生剤63に点火するた
めの点火器87が挿入されている。各ガス発生剤63の
間には、セパレータ89が配置されている。これ等のセ
パレータ89は、例えば、ステンレス製の10〜45メ
ッシュを用いた円環状の金網からなり、ガス発生剤63
の着火性を向上し、また、ガス発生剤63の排気通路の
確保を可能にしている。
【0020】また、ガス案内部材71の内周には、例え
ば、ステンレス製の10〜35メッシュを用いた金網を
重ね巻きしてなる燃焼室フィルタ91が配置され、この
燃焼室フィルタ91は、ガス発生剤63の燃焼ガスの残
渣の除去、燃焼ガスの冷却および燃焼ガスの排気通路の
確保を行なう作用をする。しかして、この実施例では、
仕切部材61の連通孔69には、第1燃焼室65のガス
発生剤63の燃焼後、所定時間経過後に、第2燃焼室6
7のガス発生剤63を燃焼するための遅延手段93が配
置されている。
【0021】すなわち、この実施例では、遅延手段93
は、例えば、アルミニウムの薄板からなる圧力解放弁9
5を、図4に示すように、仕切部材61の連通孔69の
第1燃焼室65側開口を覆うように配置して形成されて
いる。以上のように構成されたエアバッグ展開用ガス発
生装置では、第1燃焼室65に配置される点火器87に
電気が通電されると、着火薬85が燃焼し、この燃焼に
より、ガス発生剤63が燃焼し、燃焼ガスは、第1燃焼
室65のガス案内部材71のガス案内孔79通り、最終
フィルタ59のガス流出口57と反対側に流入し、最終
フィルタ59の半部を通過する間に、最終フィルタ59
により確実に浄化され、ガス流出口57からエアバッグ
内に流入される。
【0022】一方、第1燃焼室65内のガス発生剤63
の燃焼により、第1燃焼室65内の圧力が増大し、圧力
解放弁95が破断し、この圧力解放弁95の破断によ
り、燃焼ガスが、オリフィス77,連通孔69,オリフ
ィス77を通り第2燃焼室67に導かれ、第2燃焼室6
7の着火薬85が、第1燃焼室65のガス発生剤63の
燃焼開始後、所定時間経過後に、燃焼し、第2燃焼室6
7内のガス発生剤63が、第1燃焼室65のガス発生剤
63の燃焼開始から所定時間経過後に燃焼される。
【0023】この燃焼ガスは、第1燃焼室65の燃焼ガ
スと同様にしてガス流出口57に導かれ、ガス流出口5
7から、エアバッグ側に流出する。しかして、以上のよ
うに構成されたエアバッグ展開用ガス発生装置では、外
周にガス流出口57の形成される長尺状の筒状部材55
の内側に、筒状の最終フィルタ59を配置するととも
に、この最終フィルタ59を、連通孔69の形成される
仕切部材61により仕切り、最終フィルタ59の内側
に、それぞれガス発生剤63の収容される第1燃焼室6
5と、第2燃焼室67とを形成し、仕切部材61の連通
孔69に、第1燃焼室65のガス発生剤63の燃焼後、
所定時間経過後に、第2燃焼室67のガス発生剤63を
燃焼するための遅延手段93を配置したので、エアバッ
グの展開初期における燃焼ガスのエアバッグへの流入量
を、簡易,確実に調整することができる。
【0024】すなわち、以上のように構成されたエアバ
ッグ展開用ガス発生装置では、点火器87に電気を通電
すると、先ず、第1燃焼室65内のガス発生剤63が燃
焼し、このガス発生剤63の燃焼が、仕切部材61の遅
延手段93を介して、所定時間経過後に、第2燃焼室6
7に伝達され、第2燃焼室67内のガス発生剤63が燃
焼するため、エアバッグの展開初期に急激に燃焼ガスが
エアバッグ内に流入することを有効に防止でき、乗員に
対する衝撃を有効に緩和することが可能となる。
【0025】そして、以上のように構成されたエアバッ
グ展開用ガス発生装置では、仕切部材61の連通孔69
に圧力解放弁95を配置することにより遅延手段93を
形成したので、構造が非常に簡易となり、また、高い信
頼性を得ることができる。また、圧力解放弁95の板厚
を変化することにより、エアバッグの展開初期における
燃焼ガスのエアバッグへの流入量を、最適な値に容易に
調整することが可能となる。
【0026】図5は、本発明のエアバッグ展開用ガス発
生装置の他の実施例の遅延手段を示すもので、この実施
例では、遅延手段97は、仕切部材61の連通孔69の
両側開口を、例えば、アルミニウムの非常に薄い薄板9
9により覆い、連通孔69内に、延時火薬101を収容
して形成されている。このようなエアバッグ展開用ガス
発生装置では、第1燃焼室65内のガス発生剤63の燃
焼により、第1燃焼室65内の圧力が増大すると、薄板
99が破断し、延時火薬101が比較的緩やかに燃焼
し、この延時火薬101の燃焼により、着火薬85が、
第1燃焼室65のガス発生剤63の燃焼開始後、所定時
間経過後に、燃焼し、第2燃焼室67内のガス発生剤6
3が、第1燃焼室65のガス発生剤63の燃焼開始から
所定時間経過後に燃焼される。
【0027】以上のように構成されたエアバッグ展開用
ガス発生装置においても図1に示した実施例とほぼ同様
の効果を得ることができる。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1のエアバッ
グ展開用ガス発生装置では、遅延手段を、仕切部材の連
通孔を閉塞する薄板からなる圧力開放弁により構成した
ので、非常に簡易な構造により、エアバッグの展開初期
における燃焼ガスのエアバッグへの流入量を、確実に調
整することができる。 そして、圧力開放弁の板厚を変化
することにより、エアバッグの展開初期における燃焼ガ
スのエアバッグへの流入量を、最適な値に容易に調整す
ることができる。 また、請求項2のエアバッグ展開用ガ
ス発生装置では、遅延手段を、仕切部材の連通孔を間隔
をおいて閉塞する一対の薄板と、一対の薄板の間に収容
される延時火薬とにより構成したので、非常に簡易な構
造により、エアバッグの展開初期における燃焼ガスのエ
アバッグへの流入量を、確実に調整することができると
いう利点がある。 そして、延時火薬の特性を変化するこ
とにより、エアバッグの展開初期における燃焼ガスのエ
アバッグへの流入量を、最適な値に容易に調整すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエアバッグ展開用ガス発生装置の一実
施例を示す縦断面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う横断面図である。
【図3】図1の上面図である。
【図4】図1の遅延手段の詳細を示す断面図である。
【図5】本発明のエアバッグ展開用ガス発生装置の他の
実施例の遅延手段を示す断面図である。
【図6】従来のエアバッグ展開用ガス発生装置を示す縦
断面図である。
【図7】本出願人が先に出願したエアバッグ展開用ガス
発生装置を示す縦断面図である。
【符号の説明】
55 筒状部材 57 ガス流出口 59 最終フィルタ 61 仕切部材 63 ガス発生剤 65 第1燃焼室 67 第2燃焼室 69 連通孔 87 点火器 93,97 遅延手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 欧州特許出願公開404572(EP,A 2) 米国特許4950458(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 21/26

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周にガス流出口の形成される長尺状の
    筒状部材の内側に、筒状の最終フィルタを配置するとと
    もに、この最終フィルタを、連通孔の形成される仕切部
    材により仕切り、最終フィルタの内側に、それぞれガス
    発生剤の収容される第1燃焼室と、第2燃焼室とを形成
    し、前記仕切部材の連通孔に、前記第1燃焼室のガス発
    生剤の燃焼後、所定時間経過後に、第2燃焼室のガス発
    生剤を燃焼するための遅延手段を配置し、前記遅延手段
    を、前記仕切部材の連通孔を閉塞する薄板からなる圧力
    開放弁により構成してなることを特徴とするエアバッグ
    展開用ガス発生装置。
  2. 【請求項2】 外周にガス流出口の形成される長尺状の
    筒状部材の内側に、筒状の最終フィルタを配置するとと
    もに、この最終フィルタを、連通孔の形成される仕切部
    材により仕切り、最終フィルタの内側に、それぞれガス
    発生剤の収容される第1燃焼室と、第2燃焼室とを形成
    し、前記仕切部材の連通孔に、前記第1燃焼室のガス発
    生剤の燃焼後、所定時間経過後に、第2燃焼室のガス発
    生剤を燃焼するための遅延手段を配置し、前記遅延手段
    を、前記仕切部材の連通孔を間隔をおいて閉塞する一対
    の薄板と、前記一対の薄板の間に収容される延時火薬と
    により構成してなることを特徴とするエアバッグ展開用
    ガス発生装置。
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