JP3070088U - 包装用布粘着テ―プ - Google Patents
包装用布粘着テ―プInfo
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- JP3070088U JP3070088U JP1999010241U JP1024199U JP3070088U JP 3070088 U JP3070088 U JP 3070088U JP 1999010241 U JP1999010241 U JP 1999010241U JP 1024199 U JP1024199 U JP 1024199U JP 3070088 U JP3070088 U JP 3070088U
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- tape
- cloth
- adhesive
- adhesive tape
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 包装用布粘着テープの耐水性、耐久性増大
し、接着剤の塗布厚さを厚くし、布製テープの縦糸、横
糸の本数、間隔を調整可能にし、廃棄焼却の際にダイオ
キシンの発生を防止し、廃棄焼却の際に焼却炉内の他の
物質から発生するダイオキシンと結合させて排除する。 【解決手段】 .布製テープ3に、該テープ3を湿気
や水から守るためのシリコン加工を施し、テープの耐水
性、耐久性を強化。.接着剤を天然ゴム及び石油系合
成ゴムとして0,05〜0.10mmの厚さに均一に塗
布し、表面が凹凸のある面であっても隙間なく貼ること
ができる。.布製テープ3の縦糸B、横糸Aの本数や
間隔を調整し、布製テープ3の切断性を調整可能とし
た。.粘着テープ3に消石灰系複合物を添加すること
により、廃棄焼却の際にダイオキシンのような有毒ガス
が発生しない。.廃棄焼却の際に焼却炉内の他の物質
から発生するダイオキシンのような有毒ガスと結合させ
て除去する。
し、接着剤の塗布厚さを厚くし、布製テープの縦糸、横
糸の本数、間隔を調整可能にし、廃棄焼却の際にダイオ
キシンの発生を防止し、廃棄焼却の際に焼却炉内の他の
物質から発生するダイオキシンと結合させて排除する。 【解決手段】 .布製テープ3に、該テープ3を湿気
や水から守るためのシリコン加工を施し、テープの耐水
性、耐久性を強化。.接着剤を天然ゴム及び石油系合
成ゴムとして0,05〜0.10mmの厚さに均一に塗
布し、表面が凹凸のある面であっても隙間なく貼ること
ができる。.布製テープ3の縦糸B、横糸Aの本数や
間隔を調整し、布製テープ3の切断性を調整可能とし
た。.粘着テープ3に消石灰系複合物を添加すること
により、廃棄焼却の際にダイオキシンのような有毒ガス
が発生しない。.廃棄焼却の際に焼却炉内の他の物質
から発生するダイオキシンのような有毒ガスと結合させ
て除去する。
Description
【0001】
本考案は、布製テープの裏面に接着剤を塗布してロール状に巻回し、使用する ときは巻き戻して幅方向に適宜の長さに切断し、接着面を接着させて包装等に用 いる包装用布粘着テープに関するものである。
【0002】
従来、包装用布粘着テープとして、布製テープの裏面に接着剤を塗布してロー ル状に巻回し、使用するときは巻き戻して幅方向に適宜の長さに切断し、接着面 を接着させて包装等に用いるものが周知である。
【0003】
従来一般に使用されている包装用布粘着テープは、紙粘着テープに比べて強度 があり、各種用途に使用されている。しかし、布粘着テープにおいても、以下の ような問題点があった。.テープとなる布部分が湿気や水に弱く、耐水性、耐 久性が劣る。.接着剤の塗布厚さが薄く、表面が凹凸のある面の接着性に問題 があった。.布製テープは縦糸、横糸の本数、間隔が等しく、縦、横の切断性 が等しく、横方向の切断がほとんどにもかかわらず、切断性の調整ができなかっ た。.廃棄焼却の際にダイオキシンのような有毒ガスを発生することがあった 。.廃棄焼却の際に焼却炉内の他の物質から発生するダイオキシンのような有 毒ガスと結合させて除去することができなかった。
【0004】 本考案は、上記の事情にかんがみなされたもので、布製テープにシリコン加工 を施してテープの耐水性、耐久性を強化し、接着剤として天然ゴム及び石油系合 成ゴムを0,05〜0.10mmの厚さに均一に塗布して表面が凹凸のある面で あっても隙間なく貼ることができ、布製テープの縦糸、横糸の本数や間隔を調整 して布製テープの切断性を調整可能とし、粘着テープに消石灰系複合物を添加す ることにより、廃棄焼却の際にダイオキシンのような有毒ガスが発生しないよう にし、また、廃棄焼却の際に焼却炉内の他の物質から発生するダイオキシンのよ うな有毒ガスと結合させて除去する事ができる包装用布粘着テープを提供するこ とを目的とする。
【0005】
上記の目的を達成するために本考案は、 A.布製テープの裏面に接着剤を塗布してロール状に巻回し、使用するときは巻 き戻して幅方向に適宜の長さに切断し、接着面を接着させて包装等に用いる包装 用布粘着テープにおいて、前記布製テープに、該テープを湿気や水から守るため のシリコン加工を施し、テープの耐水性、耐久性を強化したことを特徴としてい る。 B.前記接着剤は、天然ゴム及び石油系合成ゴムを0,05〜0.10mmの厚 さに均一に塗布し、表面が凹凸のある面であっても隙間なく貼ることができるよ うにしたことを特徴としている。 C.前記布製テープの縦糸、横糸の本数や間隔を調整し、布製テープの切断性を 調整可能としたことを特徴としている。 D.前記粘着テープに消石灰系複合物を添加することにより、廃棄焼却の際にダ イオキシンのような有毒ガスが発生しないようにしたことを特徴としている。 E.前記粘着テープに消石灰系複合物を添加することにより、廃棄焼却の際に焼 却炉内の他の物質から発生するダイオキシンのような有毒ガスと結合させて除去 することを特徴としている。
【0006】
上記A.〜E.の構成により、布製テープは、シリコン加工により耐水性が増 大し、耐久性が強化される。接着剤の粘着性が増大し、表面に凹凸のあっても接 着することができる。布製テープの縦糸、横糸の本数や間隔を調整することで切 断性が調整され、頻度の高い横方向の切断を容易にする。粘着テープに消石灰系 複合物が添加されることで、廃棄焼却の際にダイオキシンのような有毒ガスを発 生させない。また、廃棄焼却の際に焼却炉内の他の物質から発生するダイオキシ ンのような有毒ガスと結合させて除去し、公害を排除する。
【0007】
以下、本考案の実施の形態を添付の図面(図1及び図2)に基づいて具体的に 説明する。 本考案による包装用布粘着テープ1は、図1に示すように、心材2に布製粘着 テープ3をロール状に巻回し、テープ幅W=50mm、ロール径R=120mm のもので、布製粘着テープ3の裏面に接着剤を塗布してロール状に巻回し、使用 するときは巻き戻して幅方向に適宜の長さに切断し、接着面を接着させて包装等 に用いるものであり、これらの点は従来の包装用布粘着テープと同様である。
【0008】 本考案の包装用布粘着テープ1においては、布製粘着テープ3に、該テープ3 を湿気や水から守るためのシリコン加工を施している。このため、テープ3自体 の耐水性が増大し、このため耐久性が増大している。布製粘着テープ3の裏面に 塗布される接着剤は、天然ゴム及び石油系合成ゴムを0,05〜0.10mmの 厚さに均一に塗布されており、このため、表面が凹凸のある面であっても隙間な く貼ることができる。
【0009】 また、図2に示すように、布製粘着テープ3の縦糸B、横糸Aの本数や間隔は 調整可能となっており、この実施例では、縦糸Bの間隔=15mm、横糸Aの間 隔=10mmとなっており、面積当たりの縦糸Bと横糸Aの本数は縦糸Bの方が 50%多くなっている。その結果、布製テープ3の切断性は横糸A側(即ち、テ ープ3の幅方向)が良好となっている。
【0010】 前記布製粘着テープ3には、消石灰系複合物が添加されている。このため、布 製粘着テープ3を使用後に廃棄焼却する際、ダイオキシンのような有毒ガスが発 生しない。また、布製粘着テープ3に消石灰系複合物が添加されていることによ り、廃棄焼却の際に焼却炉内の他の物質から発生するダイオキシンのような有毒 ガスと結合して、これを除去する働きをする。
【0011】
本考案の包装用布粘着テープによれば、上記の構成を有することによって、以 下の作用効果を奏することができる。
【0012】 .布製テープに、該テープを湿気や水から守るためのシリコン加工を施し、 テープの耐水性、耐久性を強化したので、布製テープは、シリコン加工により耐 水性が増大して耐久性が強化され、粘着効果を長く持続する。
【0013】 .接着剤は、天然ゴム及び石油系合成ゴムを0,05〜0.10mmの厚さ に均一に塗布し、表面が凹凸のある面であっても隙間なく貼ることができるよう になるので、接着剤の粘着性が増大して広い範囲の被接着物に使用することがで き、用途を拡大することができる。
【0014】 .布製テープの縦糸、横糸の本数や間隔を調整し、布製テープの切断性を調 整可能としたので、使用目的に応じて縦、横の切断性を調整し、例えば一般的に 頻度の高い横方向の切断を容易にし、使役性を高めることができる。
【0015】 .粘着テープに消石灰系複合物を添加することにより、廃棄焼却の際にダイ オキシンのような有毒ガスが発生しないようにしたので、不要になった布製テー プを廃棄焼却するときにテープ自体からのダイオキシンのような有毒ガスが発生 せず、公害を防止することができる。
【0016】 .粘着テープに消石灰系複合物を添加することにより、廃棄焼却の際に焼却 炉内の他の物質から発生するダイオキシンのような有毒ガスと結合させて除去す るので、不要になった布製テープを廃棄焼却するときにテープ自体からのダイオ キシンのような有毒ガスの発生を防止することができると共に、焼却炉内で他の 物質から発生するダイオキシンのような有毒ガスと結合させて除去することがで き、公害を排除することができる。
【図1】本考案による包装用布粘着テープの斜視図であ
る。
る。
【図2】同布製粘着テープの部分平面図と拡大図であ
る。
る。
1 包装用布粘着テープ 2 心材 3 布製粘着テープ W テープの幅 R テープの径 A 横糸 B 縦糸
Claims (5)
- 【請求項1】 布製テープの裏面に接着剤を塗布してロ
ール状に巻回し、使用するときは巻き戻して幅方向に適
宜の長さに切断し、接着面を接着させて包装等に用いる
包装用布粘着テープにおいて、 前記布製テープに、該テープを湿気や水から守るための
シリコン加工を施し、テープの耐水性、耐久性を強化し
たことを特徴とする包装用布粘着テープ。 - 【請求項2】 前記接着剤は、天然ゴム及び石油系合成
ゴムを0,05〜0.10mmの厚さに均一に塗布し、
表面が凹凸のある面であっても隙間なく貼ることができ
るようにしたことを特徴とする請求項1記載の包装用布
粘着テープ。 - 【請求項3】 前記布製テープの縦糸、横糸の本数や間
隔を調整し、布製テープの切断性を調整可能としたこと
を特徴とする請求項1記載の包装用布粘着テープ。 - 【請求項4】 前記粘着テープに消石灰系複合物を添加
することにより、廃棄焼却の際にダイオキシンのような
有毒ガスが発生しないようにしたことを特徴とする請求
項1、2又は3記載の包装用布粘着テープ。 - 【請求項5】 前記粘着テープに消石灰系複合物を添加
することにより、廃棄焼却の際に焼却炉内の他の物質か
ら発生するダイオキシンのような有毒ガスと結合させて
除去することを特徴とする請求項1、2、3又は4記載
の包装用布粘着テープ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999010241U JP3070088U (ja) | 1999-12-29 | 1999-12-29 | 包装用布粘着テ―プ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999010241U JP3070088U (ja) | 1999-12-29 | 1999-12-29 | 包装用布粘着テ―プ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3070088U true JP3070088U (ja) | 2000-07-14 |
Family
ID=43203502
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1999010241U Expired - Lifetime JP3070088U (ja) | 1999-12-29 | 1999-12-29 | 包装用布粘着テ―プ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3070088U (ja) |
-
1999
- 1999-12-29 JP JP1999010241U patent/JP3070088U/ja not_active Expired - Lifetime
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