JP3069843U - 磁性装置 - Google Patents

磁性装置

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JP3069843U
JP3069843U JP1999009664U JP966499U JP3069843U JP 3069843 U JP3069843 U JP 3069843U JP 1999009664 U JP1999009664 U JP 1999009664U JP 966499 U JP966499 U JP 966499U JP 3069843 U JP3069843 U JP 3069843U
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海坤 葉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁場を利用し管路に水垢或いは腐蝕が発生す
るのを防止し、並びに炭化水素分子と酸素分子を十分に
混合させて、燃料の燃焼をより完全となす磁性装置を提
供することにある。 【解決手段】 一列に配置された鉄塊を具え、該鉄塊の
上端側に一つの接触面が形成され、そのうち一つの鉄塊
の接触面が円弧状とされ、各二つの鉄塊の間に一つの磁
性体が設置され、磁性体で二側の鉄塊を吸着し、且つこ
の二つの磁性体の相互に近い一端が同じ磁極を有し、三
つの鉄塊と該磁性体の側面が一つの隔板で被覆されて磁
性体が保護並びに固定され、三つの鉄塊の接触面を以て
輸送管の管壁に吸着し、並びに二つの磁性体の同極排斥
により強力な磁力を発生して管壁内に磁場を形成するこ
とを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は一種の磁性装置に係り、二つの磁性体の同極排斥の原理により、さら に強力な磁力を発生し、循環水設備の管壁に生成水垢、藻、苔が生成し腐蝕を発 生する現象を防止し、並びにエンジンの燃料を十分に燃焼させ、積炭の現象を減 少する磁性装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
循環水が長時間、システムの管路中、例えばボイラー、冷却循環水管路を流動 すると、充電効果の発生により、管路と循環水間に電位差が発生し、管路はプラ ス電圧とされマイナスの電性を帯びた炭酸基、硫酸基等の循環水中に溶存する陰 イオンを吸着し結合して、不溶性の炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、炭酸マグ ネシウム、硫酸マグネシウム等の水垢を形成し、管路管壁にこれらの水垢が付着 すると、熱交換効率に影響が生じた。マイナス電性の溶存酸素もまたプラス電性 の管壁に吸引され、金属管路の酸化腐蝕を加速する。藻菌の細胞壁はマイナス電 荷を帯びているため、プラス電荷を帯びた管路に吸引され管壁に付着し、その死 亡した菌体の排泄物が熱交換効率に影響を与えるほか、管路の腐蝕を加速した。
【0003】 周知の水質処理方式には以下の数種類がある。一つは化学薬剤の固定添加であ り、この方式はただ結垢と腐蝕の現象を軽減するだけであり、且つ化学薬剤自体 が作業員に有害であり、また環境公害を引き起こし、その排出の排水は化学薬剤 を含有するため、相当に高い一次廃水処理費用をかけて処理する必要があった。 もう一つの方法は、化学薬剤酸洗であるが、設備の腐蝕を加速し孔を開けてその 寿命を短くした。別の一種の方法は管内式の処理水装置であるが、取付け時にシ ステムを停止して管を切断してから処理水装置を管に串接しなければならず、管 路の圧力が下がったり漏洩を発生するおそれがあり、且つ有効に腐蝕と藻菌の付 着を防止することはできなかった。さらに別の一種の方法は、逆浸透法であり、 これは高圧の水流を以て水流に薄膜を通過させる必要があり、ミネラル物質或い は固体粒子を豊富に含む水流を流すと、薄膜が極めて容易に詰まり、必要時に何 度も交換しなければならず、この時、システムを停止させる必要があるほか、洗 浄を完成するまでに多くの水を浪費した。
【0004】 このほか、一般のエンジンの運転上、燃料を完全に燃焼させるために、燃料中 の炭化水素分子を酸素ガスと十分に混合する必要があるが、ただし炭化水素分子 と酸素ガスはマイナス電荷を帯びているため、相互に排斥し、エンジン燃料の燃 焼不完全を形成し、並びにシリンダの積炭を形成して、空気汚染に厳重な影響を 及ぼした。
【0005】 このためすでに一種の磁性装置が提供されている。それは輸送管の外壁に取り 付けられる。図6に示されるように、それは一つの磁性体1を以て両側の鉄塊2 、3を吸着し、磁性体1自体はN極とS極を具え、ゆえに鉄塊2が磁性体1の磁 力の影響を受けて、N極の磁力を有し、鉄塊3がS極の磁力を有し、この異なる 磁性の吸引により磁性装置4が輸送管5の管壁に吸着し、循環水設備の管壁の水 垢等の腐蝕現象を防止する。ただし、単一の磁性体1自体の発生する磁場は有限 であり、このため効果はあまりあがらなかった。且つさらに以下のような欠点を 有していた。 (1) 水管外壁に吸着する時、多組の磁性装置を水管に吸着させる必要があ り、組と組をS極とN極に分けなければならないため、施工上不便であった。 (2) 磁力が強くなかった。 (3) 磁力の貫通力が弱く、水管の厚さが大きい時には貫通力が有限であっ た。 (4) ボイラーに使用する時、その濃度が1000PPMに達し、排水を必 要とし、その使用水が最大で、水イオンのマイナス電性が小さく、蒸気量を不足 させ、業界の操作要求に符合しなかった。 (5) 外径2インチ、3インチの水管に使用する時、磁力除垢、除錆の作用 を発生させることができるが、外径6インチ以上の水管に使用する時、その磁力 は同極排斥の作用を喪失し、その磁力は均一に分布せず、磁力が弱まった。 (6) 管壁に磁性装置を取り付ける前に、酸で先に洗浄する必要があり、管 路の管壁に損害を形成した。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の主要な目的は、一種の磁性装置を提供することにあり、それは、直接 輸送管の外壁に取り付けられた一列の鉄塊とされ、その同一側に一つの接触面が 形成され、各二つの鉄塊の間にそれぞれ一つの磁性体が取り付けられ、二つの磁 性体の同じ極性の排斥により強い磁力を発生し、並びに一つの隔板で磁性体と鉄 塊の側面が被覆された磁性装置であるものとする。
【0007】 本考案の別の目的は、管内燃料の炭化水素分子と酸素を十分に混合させ、これ により炭化水素化合物の燃焼を完全とすることができる磁性装置を提供すること にある。
【0008】 本考案のさらに別の目的は、取付けに便利で、取付けが速やかな磁性装置を提 供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、一列に配置された鉄塊を具え、該鉄塊の上端側に一つの接 触面が形成され、そのうち一つの鉄塊の接触面が円弧状とされ、各二つの鉄塊の 間に一つの磁性体が設置され、磁性体で二側の鉄塊を吸着し、且つこの二つの磁 性体の相互に近い一端が同じ磁極を有し、三つの鉄塊と該磁性体の側面が一つの 隔板で被覆されて磁性体が保護並びに固定され、三つの鉄塊の接触面を以て輸送 管の管壁に吸着し、並びに二つの磁性体の同極排斥により強力な磁力を発生して 管壁内に磁場を形成することを特徴とする、磁性装置としている。
【0010】
【考案の実施の形態】
図1、2に示される本考案の実施例の磁性装置10は、一列に配置された三つ の鉄塊11、12、13を具え、この三つの鉄塊11、12、13の上端それぞ れに接触面111、121、131が形成され、この接触面111、121、1 31が輸送管に取り付けられる時の接触面とされる。並びに各二つの鉄塊11、 12或いは鉄塊12、13の間に一つの磁性体14が配置され、二側の鉄塊11 、12(11、13)を吸着し、且つ二つの磁性体14の中間の鉄塊11に当接 する磁極がN極とされ、二側の鉄塊12、13に当接する磁極がS極とされ、同 じ磁極が排斥することによりより大きな磁場を発生する。並びにステンレス板と される一つの隔板16が二つの磁性体14及び三つの鉄塊11、12、13の側 面を被覆し、並びにネジ18で隔板16が固定され、これにより磁性体14を固 定し保護する作用を提供し、磁性体14が外在環境因子の侵害を受けるのを防止 する。
【0011】 なお、磁性体14の中間の鉄塊11に当接する磁極がS極とされて二側の鉄塊 12、13に当接する磁極がN極とされた実施形態も可能である。
【0012】 上述の磁性体14は永久磁性物質とされ、第一鉄酸ストロンチウム、第1鉄酸 バリウム、ネオジム鉄ホウ、アルミニッケルコバルト及びその他の永久磁化可能 な材料で製造される。
【0013】 図4、5に示されるように、本考案は輸送管20に応用可能で、磁性装置10 の接触面111、121、131が直接輸送管20の外管壁に吸着固定され、磁 性装置10の取付け過程が非常に簡単便利であり、いかなる工具も使用する必要 なく完成する。この磁性装置10の磁力強度は3万ガウス以上にも達し、容易に いかなる輸送管20の管壁も通り抜け、管壁内に磁場を形成し、磁場が管内で循 環水により切割されて電流が発生し、管路をマイナス電性として、マイナス電性 の溶存陰イオン、酸素、藻菌の管路への接触を排斥して水垢、藻泥、青苔或いは 腐蝕の発生を防止する。
【0014】 磁性装置10はすでに硬い垢のついた輸送管20に取り付けられると、水をイ オン化して活性水となし、活性水中の水素イオンが管壁に吸収され、すでに管壁 に付着した硬い垢を溶解して軟らかい垢となし、ゆえにただ底盤に沈殿した不純 物を定期的に排出すればシステムを正常に運転させられ、水の清浄度と透明度を 保持することができる。
【0015】 磁性装置10が正確に取り付けられた後には、輸送管20或いはその他の水循 環システム内の水垢や腐蝕の状況を防止できるだけでなく、環境に人為的影響を 及ぼすことがなく、ゆえに本考案の磁性装置10は最も安全な処理方式を提供し ている。このほか、この磁性装置10の使用は外接電源を必要とせず、また管路 外部に取り付けられることから取付け時にシステムを停止させる必要がなく、非 常に便利である。
【0016】 このほか、磁性体を利用して燃料輸送管に発生させる磁場が、燃料輸送管の燃 料の燃焼をより完全なものとする。これは磁場が燃料中の炭化水素分子と酸素ガ スを十分に混合させ並びに緊密に集めるためであり、これにより炭化水素分子を 完全に燃焼させて二酸化炭素と水となし、大量のエネルギーを放出することがで きる。上述の磁性体が車輛のエンジンに応用された場合、燃料油パイプに磁場を 発生させ、エンジンに進入する燃料油を酸素ガスと完全に燃焼させ、火力を増強 でき、エンジン馬力を自然に増強できる。
【0017】 さらに、炭化水素分子が十分に燃焼するため、燃焼不完全により発生する一酸 化炭素、炭化水素を減少でき、並びにその他の廃ガスの排出を減少でき、大幅に 空気汚染の程度を減少することができ、並びにエンジン油路或いはシリンダ積炭 の状況を改善してエンジン運転をより平穏となし、エンジンの使用寿命を延長さ せることができる。
【0018】
【考案の効果】
本考案は周知の方式とは異なり、周知の単一磁性体と両側の鉄塊が同極排斥に よる強大な磁力を発生することができず、そのため効果が有限であった点を改善 している。本考案の優れた点をまとめると以下のようになる。 1.周知の技術より磁力が50%増加している。 2.周知の技術を水管外壁に取り付けると、多組の磁性装置により水管に吸着 するために組と組を、N極とS極が相対するように設置しなければならず、施工 に不便であった。しかし本考案によると、組と組を、N極とS極が相対するよう に設置する必要がなく、各組の側端を同一極性とすればよく、水管への取付けに 便利である。 3.本考案は水管の外壁に取り付けられ、一組は周知の同じに施工されるが、 二組目からの取付けに便利である。 4.周知の磁性装置が12000ガウスの磁力を発生し、本考案も12000 ガウスの磁力を発生する場合、本考案の貫通力は周知のものの約1/3大きいた め、厚さが厚い管路に適用可能で、貫通力が強い。 5.周知の磁性装置がボイラーの輸送管路に取り付けられて、内部の濃度が1 000PPMより大きいと排水する必要があるが、本考案の場合はイオンに作用 するマイナス電性が大きく、防鉄錆性が大きく、濃度2000PPMになってか ら排出すればよいため、工場での操作に符合し、熱量の消耗を減少できる。 6.本考案は外径6インチの管路に応用される時も、依然として強力な磁力分 布を有する。 7.本考案の装置がボイラーの輸送管路に応用される時、磁力が強く、先に酸 で洗う必要がないため、管壁の侵蝕を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の斜視図である。
【図2】本考案の分解斜視図である。
【図3】本考案の組合せ表示図である。
【図4】本考案の使用状態表示図である。
【図5】本考案の使用時の管内磁力線分布の平面図であ
る。
【図6】周知の磁性装置の輸送管への応用例の斜視図で
ある。
【符号の説明】
10 磁性装置 131 接触面 11 鉄塊 14 磁性体 111 接触面 16 隔板 12 鉄塊 18 ネジ 121 接触面 20 輸送管 13 鉄塊

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一列に配置された鉄塊を具え、該鉄塊の
    上端側に一つの接触面が形成され、そのうち一つの鉄塊
    の接触面が円弧状とされ、各二つの鉄塊の間に一つの磁
    性体が設置され、磁性体で二側の鉄塊を吸着し、且つこ
    の二つの磁性体の相互に近い一端が同じ磁極を有し、三
    つの鉄塊と該磁性体の側面が一つの隔板で被覆されて磁
    性体が保護並びに固定され、三つの鉄塊の接触面を以て
    輸送管の管壁に吸着し、並びに二つの磁性体の同極排斥
    により強力な磁力を発生して管壁内に磁場を形成するこ
    とを特徴とする、磁性装置。
JP1999009664U 1999-12-21 1999-12-21 磁性装置 Expired - Lifetime JP3069843U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7065032B2 (ja) 2016-07-04 2022-05-11 ハルビン・ワンユ・テクノロジー・カンパニー・リミテッド 仮想光子触媒装置及びこの触媒装置を用いて触媒処理を行う方法

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JP7065032B2 (ja) 2016-07-04 2022-05-11 ハルビン・ワンユ・テクノロジー・カンパニー・リミテッド 仮想光子触媒装置及びこの触媒装置を用いて触媒処理を行う方法

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