JP3069343U - タングステン電極研磨・切断機 - Google Patents

タングステン電極研磨・切断機

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JP3069343U
JP3069343U JP1999009099U JP909999U JP3069343U JP 3069343 U JP3069343 U JP 3069343U JP 1999009099 U JP1999009099 U JP 1999009099U JP 909999 U JP909999 U JP 909999U JP 3069343 U JP3069343 U JP 3069343U
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JP
Japan
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tungsten electrode
cylindrical housing
cutting machine
fastened
electrode
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JP1999009099U
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English (en)
Inventor
裕之 井上
啓 今泉
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愛晃エンジニアリング株式会社
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  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タングステン電極の先端を鋭角に研磨し、鋭
角に研磨した先端をフラットに研磨し、かつタングステ
ン電極を適当な長さに切断し、さらに手で持って作業す
ることが出来ること。 【解決手段】 電動モーターが内蔵されているハウジン
グ(1)と,ハウジングの先端部分(12)に締着され
た円筒形ハウジング(4)と,電動モーターの駆動シャ
フト(2)に回転可能に取り着けられたダイヤモンド粉
末焼結ディスク(3)と、円筒形ハウジング(4)の所
定の角度で加工された上側部に締着された電極研磨ブロ
ック(6)と,電極研磨ブロック(6)の一方側に締着
された中心に穴があいている第1の電極挿入ボルト
(7)と,円筒形ハウジング(4)の頂部に締着された
中心に穴があいている第2の電極挿入ボルト(10)
と,円筒形ハウジング(4)の上部から側部にわたって
設けられたスロット状の溝(11)と,からなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はタングステン電極を研磨し及び切断するという2つの機能を持ったタ ングステン研磨・切断機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来タングステン電極を研磨する機械は小型でも横約26cm、縦約17cm 、約5kgの大きさであるから平坦な場所において使用していた。又タングステ ン電極を鋭角に研磨することが出来るだけであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のタングステン電極を研磨する機械は、前記の如く寸法も大きく重量もあ りポケットに入れたり工具箱に入れたりすることが出来ず、かつタングステン電 極の先端をフラットにしたり、適当な長さに切断したりすることが出来なかった 。
【0004】 そこで本考案はタングステン電極の先端を鋭角に研磨し、かつ鋭角に研磨した 先端をフラットに研磨し、かつタングステン電極を適当な長さに切断し、さらに 手で持って作業することが出来るタングステン電極研磨・切断機を提供すること を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本考案のタングステン電極研磨・切断機は、電動モ ーターが内蔵されているハウジングと,ハウジングの先端部分に締着された円筒 形ハウジングと,電動モーターの駆動シャフトに回転可能に取り着けられたダイ ヤモンド粉末焼結ディスクと、円筒形ハウジングの所定の角度で加工された上側 部に締着された電極研磨ブロックと,電極研磨ブロックの一方側に締着された中 心に穴があいている第1の電極挿入ボルトと,円筒形ハウジングの頂部に締着さ れた中心に穴があいている第2の電極挿入ボルトと,円筒形ハウジングの上部か ら側部にわたって設けられたスロット状の溝と,からなるものである。
【0006】 前記ハウジングの先端部分と円筒形ハウジングとを締着するのがボルトである ことが好適である。
【0007】 又前記円筒形ハウジングと電極ブロックとを締着するのがボルトであることが 好適である。
【0008】 又前記所定の角度がタングステン電極を研磨したい角度であることが好適であ る。
【0009】 さらに前記タングステン電極研磨・切断機の大きさが、小型で手で持てる大き さであり、又φ44mmで縦の長さが200mm〜250mmで重量が600g であることが好適である。
【0010】 ダイヤモンド粉末焼結ディスクは第1の電極挿入ボルトから挿入されるタング ステン電極の先端を鋭角に研磨し、第2の電極挿入ボルトから挿入されるタング ステン電極の先端をフラットに研磨し、さらにスロット状の溝から挿入されるタ ングステン電極を適当な長さに切断するものである。
【0011】 また本考案のタングステン電極研磨・切断機の大きさはφ44mm、縦200 mm〜250mm、重量が600gと小型であり重量も軽く、したがって手で持 ってタングステン電極を研磨・切断することが出来、かつポケットに入れたり工 具箱に入れたりすることが出来る。なお大きさはこの数字よりさらに小さい大き さでも良い。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下本考案の実施の形態の一例を図面に基づいて説明する。図1は本考案のタ ングステン電極研磨・切断機を正面からみた簡略図であり、円筒形ハウジング4 の内部がみえるようになっている。
【0013】 ハウジング1は手で持てる巾で直径が約44mmぐらいが適当であり、このハ ウジングの先端部分12に円筒形ハウジング4がボルト5で締着されている。
【0014】 当該円筒形ハウジング4には電動モーターの駆動シャフト2に回転可能に取り 着けられたダイヤモンド粉末焼結ディスク3が内蔵されている。
【0015】 さらに当該円筒形ハウジング4の上側部には所定の角度で加工された上側部に ボルト8で締着された電極研磨ブロック6がある。当該所定の角度はタングステ ン電極9を研磨したい角度がたとえば40゜の場合は20゜の角度に加工するも のである。
【0016】 当該電極研磨ブロック6には中心に穴があいている第1の電極挿入ボルト7が 締着され、この中心の穴からタングステン電極9を挿入しダイヤモンド粉末焼結 ディスク3に接触させながら指でつまんでタングステン電極9を回転させて研磨 するものである。
【0017】 ダイヤモンド粉末焼結ディスク3は電動モーター(図示せず)により駆動シャ フト2を介して回転する。 又円筒形ハウジング4の上側部の角度が20゜の場合、この角度が好適である が、タングステン電極の研磨の角度は40゜である。
【0018】 円筒形ハウジング4の上部には中心に穴があいている第2の電極挿入ボルト1 0が締着されていて、この中心の穴から先端が鋭くなったタングステン電極9を 直角に挿入し、回転するダイヤモンド粉末焼結ディスク3に接触させながらその 先端をフラットに研磨するものである。
【0019】 先端が鋭く尖った状態のまま溶接に使用すると、アーク熱7500゜C強にな る先端部が溶落することが知られているので、先端をフラット加工することが必 要なのである。この場合先端をφ0.3〜1.0mmに加工するものである。
【0020】 図2は本考案のタングステン電極研磨・切断機を側面からみた簡略図であり、 スロット上の溝11が設けられている。
【0021】 スロット上の溝11にタングステン電極9を差し入れ回転するタングステン粉 末焼結ディスク3に当てて抑えることにより適当な長さに切断するものである。
【0022】 各種自動TIG及びプラズマ溶接機や切断機のトーチは短く設計、製作される 場合が多く、タングステン電極長も短く切断する必要があるが、従来のタングス テン研磨機はフラットに研磨すること及び切断することは出来なかった。
【0023】 本考案のタングステン電極研磨・切断機は円筒形ハウジングに90゜ずれた位 置にスロット状の溝11が加工されており一般的に15cmのタングステン電極 9をこの溝11に差し入れて回転するダイヤモンド粉末焼結ディスク3に当てて 抑えることにより希望する長さAに切断することが出来るものである。
【0024】
【考案の効果】
本考案は前記の構成を有するので、タングステン電極を鋭角に研磨し、フラッ トに研磨し、適当な長さに切断することが出来、かつ小型であるため手で持って 作業することが出来、かつポケットに入れたり工具箱に入れたりすることが出来 、非常に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】タングステン電極研磨・切断機を正面からみた
簡略図である。
【図2】タングステン電極研磨・切断機を側面からみた
簡略図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 駆動シャフト 3 ダイヤモンド粉末焼結ディスク 4 円筒形ハウジング 5、8 ボルト 6 電極研磨ブロック 7 第1の電極挿入ボルト 9 タングステン電極 10 第2の電極挿入ボルト 11 スロット状の溝 12 ハウジングの先端部 A 長さ

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動モーターが内蔵されているハウジン
    グ(1)と,ハウジングの先端部分(12)に締着され
    た円筒形ハウジング(4)と,電動モーターの駆動シャ
    フト(2)に回転可能に取り着けられたダイヤモンド粉
    末焼結ディスク(3)と、円筒形ハウジング(4)の所
    定の角度で加工された上側部に締着された電極研磨ブロ
    ック(6)と,電極研磨ブロック(6)の一方側に締着
    された中心に穴があいている第1の電極挿入ボルト
    (7)と,円筒形ハウジング(4)の頂部に締着された
    中心に穴があいている第2の電極挿入ボルト(10)
    と,円筒形ハウジング(4)の上部から側部にわたって
    設けられたスロット状の溝(11)と,からなることを
    特徴とするタングステン電極研磨・切断機。
  2. 【請求項2】 前記ハウジングの先端部分(12)と円
    筒形ハウジング(4)とを締着するのがボルト(5)で
    あることを特徴とする請求項1記載のタングステン電極
    研磨・切断機。
  3. 【請求項3】 前記円筒形ハウジング(4)と電極研磨
    ブロック(6)とを締着するのがボルト(8)であるこ
    とを特徴とする請求項1記載のタングステン電極研磨・
    切断機。
  4. 【請求項4】 前記所定の角度がタングステン電極
    (9)を研磨したい角度であることを特徴とする請求項
    1記載のタングステン電極研磨・切断機。
  5. 【請求項5】 前記タングステン電極研磨・切断機の大
    きさが小型で手で持てる大きさであることを特徴とする
    請求項1〜4のいずれかに記載のタングステン電極研磨
    ・切断機。
  6. 【請求項6】 前記タングステン電極研磨・切断機の大
    きさが、φ44mmで縦の長さが200mm〜250mm
    で重量が600gであることを特徴とする請求項5に記
    載のタングステン電極研磨・切断機。
JP1999009099U 1999-11-30 1999-11-30 タングステン電極研磨・切断機 Expired - Lifetime JP3069343U (ja)

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