JP3069340U - 頭部鍼術器具 - Google Patents

頭部鍼術器具

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JP3069340U
JP3069340U JP1999009096U JP909699U JP3069340U JP 3069340 U JP3069340 U JP 3069340U JP 1999009096 U JP1999009096 U JP 1999009096U JP 909699 U JP909699 U JP 909699U JP 3069340 U JP3069340 U JP 3069340U
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唯正 王
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唯正 王
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全で鍼術効果の高い頭部鍼術器具を提供す
ること。 【解決手段】 この頭部鍼術器具は、電極プローブを取
り付けたヘッドギヤと、ワイヤ・ディスペンサーと、電
源から電極プローブまでワイヤ・ディスペンサーを介し
て伸びる複数のワイヤと、底端部をヘッドギヤに固定さ
れ頂端部をワイヤ・ディスペンサー内に広範囲に受け入
れられた円柱とを含む。電極プローブは、患者の頭部の
刺激を必要とする刺鍼点に刺激電流を与える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、頭部鍼術器具、特に、鍼療治の効果を高めるべく刺鍼点に刺激電流 を供給するため電極プローブを刺鍼点に当てる頭部鍼術器具に関する。
【0002】
【従来の技術】
鍼術は、治療効果を得るために、刺鍼点を刺激する針によって患者の皮膚の刺 鍼点を刺すことに関する従来の中国の治療法である。鍼術の別の形式は、皮膚を 刺す代わりに刺鍼点を動きまたは電気で刺激する。
【0003】 1940年代に、日本人発明者が、刺激効果を高めるために針に電流を供給す る「電気針」を発明した。さらに、1957年には、フランス人発明者、P.ノ ジエが、耳針を発明した。
【0004】 初心者にとって、頭部の刺鍼点の正確な位置を突き止めるのは非常に困難であ り、患者の頭部を針で傷つけるのは安全でない。以上の理由から、電気プローブ は実際に安全で、鍼術の効果的な方法である。従来の鍼術と同様に、頭皮に電気 プローブを載せるのは、困難であるから、必要な熟練を得るためには、医師は長 期間プローブを扱わねばならない。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
それ故、前記の問題を軽減または取り除くため、頭部鍼術器具を提供すること が、本考案の目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の主な目的は、鍼術効果を高めるために刺鍼点に刺激電流を提供すべく 、それぞれの刺鍼点に電極プローブを当てる頭部鍼術器具を提供することにある 。
【0007】 本考案の別の目的は、患者の頭皮に載せる電極プローブつき ヘッドギヤを提 供することである。
【0008】 本考案の他の目的、効果及び新規な特徴は、添付の図面を参照した以下の詳細 な説明からさらに明らかになろう。
【0009】
【考案の実施の形態】
図1を参照するに、本考案の頭部鍼術器具が開示されている。頭部鍼術器具は 、主として ヘッドギヤ10と、該 ヘッドギヤ10に接続された底部金具を備え た円柱20と、該円柱が伸びるワイヤ・ディスペンサー220とを含む。ワイヤ ・ディスペンサー220は、天井部等の固定表面に取り付けられ、よく見られる 起伏型吊りランプと同様に円柱20を起伏させる。 ヘッドギヤ10は、頭部の 様々な刺鍼点に一致してセットされた複数の電極プローブを有する。複数のワイ ヤ18が、ワイヤ・ディスペンサーから伸び、各ワイヤは、刺激電流を与える電 気プローブの1本にそれぞれ接続されている。患者の頭部が ヘッドギヤ10の 重量を支えなくてすむように、ワイヤ・ディスペンサー220は、 ヘッドギヤ 10の上で吊すように使用される。
【0010】 図2を参照するに、 ヘッドギヤ10は、クラウン12と、クラウン12の相 対する両端縁にそれぞれ取り付けられた2つの側部14と、クラウン12の後縁 部に取り付けられた後部16とを含む。2つの側部部品14と後部16とは、患 者の頭部へのヘッドギヤ10の快適な取り付けのために、それぞれの蝶番140 、160でクラウン12に取り付けられる。
【0011】 2つのイヤホン142が、それぞれ ヘッドギヤ10の側部14の内側に備え られている。施療中に患者がさらに刺激を受けるように、音楽のリズムが、作用 される電流の周波数と一致しているので、治療成果が最大となる。
【0012】 図3を参照するに、電極プローブ30の各々は、ヘッドギヤ10に形成された 複数の貫通穴100の1つを経て伸びる。各貫通穴100は、患者の頭部の刺鍼 点の1つに位置を定められる。各電極プローブ30は、唇状の第1端部とねじ山 つき第2端部と、詰め木32と、スクリューナット33と、平坦な第1および第 2の端部を有する心棒34と、該心棒34を横断してその第2端部付近に形成さ れたピンホール340と、細長いキャップ35と、ねじ36と、ピン37とを含 む。電極プローブ30は同一形態であるため、その組み立て手順は、単数の電極 プローブ30と同様である。
【0013】 先ず、ケーシング・パイプ31を、その唇状端部が本体10の下面に当接する ように貫通穴100に通すことにより本体10に嵌合される。
【0014】 第2に、詰め木32が、本体10の上面から突出するケーシング・パイプ31 の1部に嵌合され、その後スクリュー・ナット33が、ケーシング・パイプ31 を本体10に固定するように、ケーシング・パイプ31のねじ山つき第2端部に ねじにより係合される。
【0015】 第3に、心棒34のピンホール340が最上部となり、また最下部がケーシン グ・パイプ31の唇状端部から突出するように、心棒34がケーシング・パイプ 31に通される。スプリング36は、心棒34の最下部を覆うように取り付けら れ、キャップ35が心棒34の最下部先端に固定されることによって、定位置に 保持される。
【0016】 第4に、ピン37が、ピンホール340に確実に通される。このようにして、 電極プローブ30は、弾力的に、かつ摺動可能にヘッドギヤ10に保持される。
【0017】 スプリング36は、心棒34の長さ寸法より僅かに長いので、キャップ35と ヘッドギヤ10の下面との間で常に圧縮されている。心棒34の第2端部は、ワ イヤ18の各々に電気的に接続されている。
【0018】 図4を参照するに、スプリング36と組み合わせられた心棒34は、貫通穴1 00を通して引き込み可能である。図5を参照するに、本考案のヘッドギヤ10 を医師が正しく適用すれば、各電極プローブ30は、刺激されるべきそれぞれの 刺鍼点に刺激電流を供給する。その上、本考案の頭部鍼術器具は、各電極プロー ブ30に適切な電圧と周波数とを適時に供給するように、コンピューター制御さ れた電力と協同することができる。通例、使用電流は50−110ボルト、周波 数は0.3−3.4kHzである。
【0019】 さらに、電極プローブ30つき電極キャップ35は、磁場の可変効果生じる1 500−3500GSの磁性材料で作られている。具体的には、患者別の電圧、 周波数、刺鍼点および音楽のリズムが、コンピューターによって選択され、刺鍼 効果を高めるように治療記録が作成されねばならない。様々な患者に適合するよ うに、サイズの異なるヘッドギヤ10を用意することができる。上記説明から、 本考案は下記の利点を有することがわかる。
【0020】 1.非常に有用であること 本考案の構造により、頭部鍼術器具は、鍼術により患者を効果的に治療するこ とができる。
【0021】 2.すぐれた安全性 本考案の構造のため、頭部鍼術器具は、鍼術により患者を安全に治療すること ができる。
【0022】 しかし、本考案の多数の特徴および効果が、本考案の構造および機能と共に上 に説明されたが、この開示は例示のみであって、細部、特に形状、寸法および部 品の配置等において、本考案の原理内で、添付の請求項における用語の広義な一 般的意味で示される最大範囲まで変更が可能であることが理解されねばならない 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る頭部鍼術器具の好ましい実施例を
示す斜視図。
【図2】本考案に係る頭部鍼術器具の好ましい実施例を
示す底面図。
【図3】本考案に係る頭部鍼術器具の電極プローブの構
成部分を示す分解斜視図。
【図4】本考案に係る組み立てられた電極プローブの断
面図。
【図5】本考案に係る使用状態の鍼術器具の好ましい実
施例を示す斜視図。
【符号の説明】
10 ヘッドギヤ 12 クラウン 14 側部 142 イヤホン 16 後部 18 ワイヤ 220 ワイヤ・ディスペンサー 30 電極プローブ 31 ケーシング・パイプ 32 詰め木 33 スクリュー・ナット 34 心棒 340 ピンホール 35 電極キャップ 36 スプリング 37 ピン

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頭部鍼術器具であって、 複数の電極プローブを含むヘッドギヤと、 ワイヤ・ディスペンサーと、 前記ワイヤ・ディスペンサーを経て伸びる複数のワイヤ
    であって、各ワイヤの第1端部が電源に接続され、かつ
    第2端部が前記電極プローブの各1つに接続された複数
    のワイヤと、 底端部がヘッドギヤに固定され、かつ頂端部が前記ワイ
    ヤ・ディスペンサー内に広範囲に受け入れられた支持手
    段とを含み、 前記電極プローブは前記ヘッドギアを経て伸び、各電極
    プローブは患者の頭部の刺鍼点に向けられ、電流は前記
    各電極プローブに受け入れられ、前記頭部鍼術器具を着
    用する患者は頭部鍼術治療を受ける、頭部鍼術器具。
  2. 【請求項2】 前記ヘッドギヤは、クラウンと、2つの
    側部と、後部とを含み、前記側部と前記後部は前記クラ
    ウンに蝶番で取り付けられている、請求項1に記載の頭
    部鍼術器具。
  3. 【請求項3】 前記各電極プローブは、ケーシング・パ
    イプと、詰め木と、スクリュー・ナットと、ピンホール
    つき心棒と、電極キャップと、スプリングと、連接した
    ピンとを含む、請求項1に記載の頭部鍼術器具。
  4. 【請求項4】 前記ケーシング・パイプは、前記ヘッド
    ギヤに形成された複数の貫通穴の1つを経て伸び、前記
    詰め木と前記スクリュー・ナットとによってヘッドギヤ
    に固定される、請求項3に記載の頭部鍼術器具。
  5. 【請求項5】 前記心棒(34)は、前記ケーシング・
    パイプ(31)を経て伸び、前記スプリングは前記心棒
    (34)の下部の周りに取り付けられ、前記電極キャッ
    プ(35)と前記心棒(34)の底端部に取り付けられ
    た前記電極キャップ(35)とヘッドギヤ(10)の下
    面との間で圧縮された、請求項3に記載の頭部鍼術器
    具。
  6. 【請求項6】 前記ピンは、前記心棒に設けられた前記
    ピンホールを介して前記ヘッドギヤの外面の上に取り付
    けられ、それによって前記心棒が前記ケーシング・パイ
    プ内に固定される、請求項3に記載の頭部鍼術器具。
  7. 【請求項7】 前記電流は、50−110ボルトの電圧
    を有し、周波数は0.3−3.4kHzである、請求項
    1に記載の頭部鍼術器具。
  8. 【請求項8】 前記電極キャップは、磁場の可変効果を
    生じる1500−3500GSの磁性材料から成る、請
    求項3に記載の頭部鍼術器具。
  9. 【請求項9】 2つのイヤホンは、患者の施療中にそれ
    ぞれ音楽を提供するために、前記側部の内面に備えられ
    た、請求項2に記載の頭部鍼術器具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018507767A (ja) * 2015-03-16 2018-03-22 唐 強TANG, Qiang 多機能電気てい鍼治療器
CN114306943A (zh) * 2021-12-30 2022-04-12 上海佰真电子系统科技有限公司 一种电针法用电针、装置及装置的生产方法

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