JP3069196U - 半導体試験装置の電源電圧監視回路 - Google Patents

半導体試験装置の電源電圧監視回路

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弘治 田村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源電圧を監視するために必要な少電流容量
の電圧検出用ケーブルを使用可能にする。 【解決手段】 ユニット用電源装置40および電圧検出
用ケーブル31の間に所定抵抗値の保護抵抗R3を挿入
し、この保護抵抗R3を介して電源電圧を高インピーダ
ンスで受けて所定の電圧レベル以下のときに電圧異常信
号を出力する電圧異常検出回路50を設ける解決手段。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、半導体試験装置を構成する試験ユニットに供給する電源電圧の異常 監視を行う半導体試験装置の電源電圧監視回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
最初に、半導体試験装置の電源電圧監視回路の概要について説明する。 半導体試験装置の電源電圧監視回路は、各ユニットに供給される電源電圧を、 常時監視し、電源電圧の低下を検出すると、異常発生信号をテスタ・プロセッサ に伝達する。 そして、異常発生信号を受けたテスタ・プロセッサは、異常発生しているユニ ット用電源装置を特定し、どのユニット用電源装置が異常であるかの表示を行う 。
【0003】 また、電源電圧監視回路は、多数のユニット用電源装置の電圧のモニタ端子を 1ヶ所に集中して設け、デジタル電圧計等によりモニタすることで、メンテナン ス性の向上を実現している。
【0004】 次に、半導体試験装置の電源電圧監視回路に関連する要部構成と動作について 説明する。 図2に示すように、半導体試験装置の電源供給の要部構成は、ユニット60と 、ユニット用電源装置10と、電圧異常検出回路20とで構成されている。 ここで、半導体試験装置の、ユニット60と、ユニット用電源装置10と、電 圧異常検出回路20は、それぞれ複数で構成されているが、図を簡明とするため それぞれ1つの場合で示している。
【0005】 ユニット用電源装置10は、ユニットに供給される大容量の直流電圧源であり 、例えば、電圧源11の電圧と容量は、DC5V、30Aである。
【0006】 電圧異常検出回路20は、ユニット用電源装置10の電圧源11の出力電圧が 所定電圧以下となったことを検出するものである。 そして、電圧異常検出回路20の入力側は、バイアス用の抵抗R1とツェナー ダイオードD1とが直列接続されフォトカプラPHCの発光素子をドライブして いる。 一方、電圧異常検出回路20の出力側は、バイアス用のダイオードD2と抵抗 R2とが直列接続されている。 そして、ダイオードD2と抵抗R2との電圧を検出端子Sに接続している。
【0007】 ユニット60は、例えば、信号発生ユニット、測定ユニット、及び制御ユニッ ト等がある。
【0008】 そして、電圧異常検出回路20の電圧Veは、ユニット用電源装置10とは独 立の電圧源から供給する。
【0009】 次に、電圧異常検出回路20の動作を説明する。 電圧監視対象回路であるユニット用電源装置10から出力される電源電圧は、 電圧検出用ケーブル30を介して電圧異常検出回路20に入力される。
【0010】 電源電圧の正常時には、抵抗R1とツェナーダイオードD1でバイアスされた 電流により、フォトカプラPHCはON状態となり、例えばダイオードD2を経 て約−2Vの電圧が検出端子Sに出力される。
【0011】 一方、電源電圧の異常時、つまり所定電圧以下に低下したときには、フォトカ プラPHCはOFFとなり、ダイオードD2と抵抗R2に電流が流れないので電 圧源Veの電圧が検出端子Sに出力される。
【0012】 従って、電圧異常信号は、例えばVe=−5.2Vとすれば、検出端子Sに出 力される電圧が−2Vのとき電源電圧が正常電圧であり、検出端子Sに出力され る電圧が−5.2Vとなったとき電源電圧が異常電圧であるとして検出する。 そして、電圧異常信号は、図示しないテスタ・プロセッサへ供給され、電源電 圧異常のとき、例えばユニット電源装置10へ供給する電源を遮断して電圧源1 1の電圧発生を停止させる。
【0013】 ところで、電圧監視対象回路である多数のユニット用電源装置10は分散して 配置され、その電圧をモニタ端子で監視する電圧異常検出回路20を一カ所にま とめているので、ユニット用電源装置10と電圧異常検出回路20との間を各々 個別の電圧検出用ケーブル30による接続が余儀なくされる。
【0014】 一般に、電圧検出用ケーブル30は、供給側における短絡事故による大電流の 発生にもとづくケーブルの焼損を防ぐためには、ユニット用電源装置10が供給 しうる電流以上に電流容量の大きなケーブルを採用しなければならない。
【0015】 一方、電圧検出用ケーブル30として、電源が供給しうる電流以上に電流容量 の大きなケーブルを用いない場合は、電圧監視の対象となるユニット用電源装置 10の出力側に、使用ケーブルの電流許容量を超えない電流量に制限するための 回路が必要となる。 例えば、ユニット用電源装置10の出力側に抵抗を直列に挿入することが考え られる。
【0016】 しかし、抵抗を挿入することによる電圧降下があるので、モニタ端子における 電圧がユニット用電源装置10の電圧源11における電圧端よりも電圧が低下し てしまい、モニタした電圧のチェックがしにくくなる。 従って、短絡事故などを想定した場合の電流量を制限する保安用の抵抗を、前 記ユニット用電源装置10側に挿入することは好ましくないという問題があった 。
【0017】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、本考案は、電源電圧を監視するために必要なだけの少電流容量の電圧 検出用ケーブルの使用を可能にする半導体試験装置の電源電圧監視回路を提供す ることを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
すなわち、前記目的を達成するためになされた本考案は、 ユニット用電源装置が出力する電源電圧を電圧異常検出回路に供給する電圧検 出用ケーブルを備えて、電源電圧の異常監視を行う半導体試験装置の電源電圧監 視回路において、 前記ユニット用電源装置と電圧検出用ケーブルとの間に挿入された所定抵抗値 の保護抵抗と、 前記保護抵抗を介した電源電圧を高インピーダンスで受けて所定の電圧レベル 以下のときに電圧異常信号を出力する電圧異常検出回路と、 を具備したことを特徴とする半導体試験装置の電源電圧監視回路を要旨として いる。
【0019】
【考案の実施の形態】
本考案の実施例について、図1を参照して構成と動作を説明する。 本考案の半導体試験装置の電源電圧監視回路に関連する要部構成は、ユニット 60と、ユニット用電源装置40と、電圧異常検出回路50とで構成されている 。 ここで、半導体試験装置の、ユニット60と、ユニット用電源装置40と、電 圧異常検出回路50とは、それぞれ複数で構成されているが、従来と同様に図を 簡明とするためそれぞれ1つの場合で示している。 また、ユニット60は、従来技術において説明したので説明を省略する。
【0020】 ユニット用電源装置40は、電圧源11からユニット60に直流電圧を出力し 、また電圧源11の一端に直列に挿入した保護抵抗R3を介して電圧検出用に出 力している。 電圧源11の電圧と容量は、例えば、5V、30Aである。
【0021】 電圧異常検出回路50は、高インピーダンスで電圧信号を受信可能な異常検出 回路であり、電圧変換部51と、入力電圧保護部52と、リファレンス電圧発生 部53と、コンパレータCPとで構成している。
【0022】 電圧変換部51は、電圧検出用ケーブル31で供給された電圧を抵抗R4、R 5により分圧してコンパレータCPの正端子に供給している。
【0023】 入力電圧保護部52は、逆バイアスされた二つのダイオードD3、D4からな り、コンパレータCPの正端子の電圧をクランプして保護をしている。
【0024】 さらに、コンパレータCPの負入力端子には、リファレンス電圧発生部53を 設ける。 このリファレンス電圧発生部53は、直列接続されたツェナーダイオードD5 と抵抗R6とによりコンパレータCPのスレッショルド電圧を与える。
【0025】 そして、電圧異常検出回路50の電圧Veは、従来と同様にユニット用電源装 置40とは独立の電圧源から供給する。
【0026】 この電源電圧監視回路では、ユニット用電源装置40の電圧源11から出力さ れる直流電圧が、保護抵抗R3と前記電圧変換部51により分圧されて、コンパ レータCPの正入力端子へ入力される。
【0027】 そして、ユニット用電源装置40の電源電圧が低下してスレショルド電圧以下 となったとき、コンパレータCPの出力が反転して、検出端子Sから電圧異常検 出信号をテスタ・プロセッサへ出力する。
【0028】 次に電源電圧監視回路の具体的抵抗値の決め方について説明する。 本考案では、例えば電圧源11の電圧V1を5V、電圧異常検出回路50の電 源の電圧Veを−5.2V、とする。 また、リファレンス電圧を−2.5Vとし、電圧源11の電圧V1が5Vから 70%低下したときの電圧を異常電圧としてコンパレータCPを反転させるとす る。 そして、R3+R4+R5=500kΩと、あらかじめ合成抵抗値を決めてお く。 また、保護抵抗R3は、保護抵抗R3による電圧降下がモニタ端子の電圧に影 響を与えない程度の例えばR3=4.7kΩと高抵抗値とする。 但し、合成抵抗R3+R4+R5の最大値は、コンパレータCPに流れるリー ク電流と、保護ダイオードD3、D4に流れる逆バイアス電流による誤差の影響 が無視できる値とする。
【0029】 電圧源11の電圧V1の電圧が70%低下したとき、コンパレータCPが反転 するための正入力端子の電圧Vaが−2.5Vとなるとすると、下記式(1)と なる。 Va=(V1×0.7−Ve)×R5/(R3+R4+R5)・・・(1) 従って、式(1)からR5≒155.2kΩとなる。
【0030】 また、R4は、下記式(2)から求まる。 R4=500kΩ−R3−R5 ・・・・(2) 従って、R4≒340.1kΩとなる。 通常、実用的なR4、R5の抵抗値として、計算値に近い値の固定抵抗を選択 して用いてもよい。
【0031】 そして、R3+R4+R5=500kΩとしたとき、R3に流れる電流、即ち 電圧検出用ケーブル31に流れる電流を約20μAと微少に抑えることができる 。 従って、電圧検出用ケーブル31として電流容量の小さいケーブルを使用する ことができる。 また、抵抗R3による電圧降下も、4.7kΩ/500kΩ≒1%ズレが生じ るが電圧調整時には計算により求められた電圧範囲内に納めることにより電圧異 常検出回路50のモニタ端子における電圧のズレも無視できる。
【0032】 このため、ユニット用電源装置40に高抵抗値の保護抵抗R3が挿入可能とな り、電圧異常検出回路50側の短絡事故に起因する電圧検出用ケーブル31等の 焼損を防止することができる。
【0033】 すなわち、本考案では、コンパレータによるハイインピ−ダンス入力とするこ とで、分圧抵抗値を大きくでき、電源側に高抵抗の保護抵抗を挿入できるので、 電圧検出用ケーブルとして電流容量の小さいケーブルを使用することができる。
【0034】
【考案の効果】
本考案は以上説明したような形態であり、以下に記載されるような効果を奏す る。 すなわち、本考案では、電源電圧を監視するのに必要な最低限の電流容量を持 つ電圧検出用ケーブルが使用でき、メンテナンス性および安全性が向上する効果 がある。 しかも、コンパレータによる電圧比較をおこなうことにより、電圧異常出回路 の検出精度の向上を実現した。 さらに、本考案では、寿命の長くないフォトカプラを使用しないので、電圧異 常検出回路の信頼性が向上する効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の半導体試験装置の電源電圧監視回路の
回路図である。
【図2】従来の半導体試験装置の電源電圧監視回路の回
路図である。
【符号の説明】
10 ユニット用電源装置 11 電圧源 30、31 電圧検出用ケーブル 40 ユニット用電源装置 50 電圧異常検出回路 R3 保護抵抗 51 電圧変換部 53 リファレンス電圧発生部 CP コンパレータ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユニット用電源装置が出力する電源電圧
    を電圧異常検出回路に供給する電圧検出用ケーブルを備
    えて、電源電圧の異常監視を行う半導体試験装置の電源
    電圧監視回路において、 前記ユニット用電源装置と電圧検出用ケーブルとの間に
    挿入された所定抵抗値の保護抵抗と、 前記保護抵抗を介した電源電圧を高インピーダンスで受
    けて所定の電圧レベル以下のときに電圧異常信号を出力
    する電圧異常検出回路と、 を具備したことを特徴とする半導体試験装置の電源電圧
    監視回路。
JP1999008928U 1999-11-24 1999-11-24 半導体試験装置の電源電圧監視回路 Expired - Lifetime JP3069196U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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