JP3068920U - 産業機械用シ―ト状カバ―。 - Google Patents

産業機械用シ―ト状カバ―。

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JP3068920U
JP3068920U JP1999009596U JP959699U JP3068920U JP 3068920 U JP3068920 U JP 3068920U JP 1999009596 U JP1999009596 U JP 1999009596U JP 959699 U JP959699 U JP 959699U JP 3068920 U JP3068920 U JP 3068920U
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JP
Japan
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sheet
cover
coating
bar
rubber
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Expired - Lifetime
Application number
JP1999009596U
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English (en)
Inventor
坦 高野
裕治 前川
勝 坂東
雄二 波部
Original Assignee
日本ジャバラ工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】工作機械等の摺動部や機械本体部への切り子、
ダスト、切削液等の侵入を防止する。 【構成】金属薄板より成るバー材2を、織り布にゴム状
弾性体をコートして成るシート3に複数枚並設止着して
成るシート状カバー。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】 本考案は、工作機械等の摺動部及びその周辺を、切り子や粉塵、又切削油等液 体が機械内部に侵入しないように保護する目的で用いられる、シート状カバー1 に関するものであり、エプロンカバーや巻取りカバーに適用することを目的とし 、その能力を助長する為の手段を鋭意研究し開発したものである。その実施例を 、以下図面に従って説明する。
【0002】 図1に本考案のシート状カバー1の全体斜視図を示す。図2に本考案のシート 状カバー1の構成部品である金属薄板材より成るバー材(以下バー材という)2 の斜視図を示す。図3に本考案のシート状カバー1を真っ直ぐに伸ばした時の断 面図を示す。図4に本考案のシート状カバーがコーナ部等に於いて曲げられた状 体での断面図を示す。
【0003】 図1に於いて、本考案のシート状カバー1は基本的に二つの材料で構成される 。即ち、複数のバー材2を、織り布にゴム状弾性体をコートして成るシート(以 下シートという)3の片側面に並設した構造で、言い替えれば並設したバー材2 をシート3で連結する構造である。図2に於いて、請求項1に関する1実施例と して、金属材料より成るバー材2の表面Aと、図示しないが、織り布にニトリル ゴムをコートして成るシート3の接着面に金属やニトリルゴムに常温で優れた接 着力を発生する、一例として市販の接着剤、東洋化学研究所製、商品名「メタロ ック C−12」で接着し、シート状カバー1を製作する。又、請求項2に関す る1実施例として、金属材料より成るバー材2の表面Aに、その金属面と化学的 に接着力を発生する塩化ゴム等より成る一般的市販接着材、東洋化学研究所製、 商品名「メタロックPH−50(下塗り剤)、メタロックG(上塗り剤)」を塗 布し、前記シート3との間に未加硫ゴム層を介して加熱プレス加硫により焼き付 け接着する方式で非常に強力な接着力を生み、又、バー材2に前記と同様の、一 般的市販接着剤を塗布して加熱処理後、そのバー材2及びシート3の接着面に硬 化剤を加えた接着糊を塗布し、加圧接着する方式である。又、請求項3に関する 1実施例として、シート3が熱可塑性ポリウレタン樹脂をコートして成り、バー 材2の表面に市販接着剤の内、例えば東洋化学研究所製接着剤「商品名メタロッ クUA」を塗布し、その接着面とシート3の接着面間を加熱加圧溶着により接着 する方式である。尚、この加熱加圧溶着方法として本考案者は、接着剤を塗布し たバー材2を加熱し、直ちにその接着面を前記熱可塑性ポリウレタン樹脂をコー トして成るシート3の面に対して加圧溶着する方式によって優れたシート状カバ ー1を開発した。
【0004】 図3に本考案のシート状カバー1を真っ直ぐに伸ばした時の断面図に於いて、 相隣合うバー材2間の隙間Bを切り子や粉塵等の侵入を防ぐ為、極小にする事が 望ましい。尚、図3には上記隙間Bをわかりやすくするため実際より大きく示し ている。図4に本考案のシート状カバー1がコーナ部で曲げられた時の断面図に 於いて、その曲げられた領域Cで、相隣合うバー材2間の隙間B’が当然広がる が、バー材2の連結部材であるシート3に埋設した張力担持部材である繊維4の 埋設位置を図示を省略するが、出来る限り前記バー材の面に近かづける事によっ て前記隙間B’の広がりを押さえる事が望ましい。
【0005】 本考案者はその実施例として、より軽量のシート状カバー1を狙って、バー材 2を厚さ1.0mm、幅13mmに裁断した一般的ジュラルミン5052の表面 に前記した接着処理を施し、前記する接着糊方式で、シート状カバー1を作成し た。尚、シート状カバー1の用途によっては、自重の大きなものが適している場 合もあり、そのような場合に於いてはバー材2として鉄材を用いるか、厚いもの を用いる等、用途に応じて選択できる。以上、本考案のシート状カバー1は工作 機械等産業機械のエプロンカバーや巻取りカバーの主構成部品として切り子、粉 塵、切削油等液体の侵入を防ぐのに優れた機能を有するカバーを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のシート状カバー1の全体斜視図を示
す。
【図2】本考案のシート状カバー1の構成部品である金
属薄板材より成るバー材2の斜視図を示す。
【図3】本考案のシート状カバー1を真っ直ぐに伸ばし
た時の断面図を示す。
【図4】本考案のシート状カバー1がコーナ部に於いて
曲げられた時の断面図を示す。
【符号の説明】
1 シート状カバー 2 金属薄板より成るバー材 3 織布にゴム状弾性体をコートして成るシート A バー材2の表面 B シート状カバー1を真っ直ぐに伸ばした時の
相隣合うバー材2間の隙間 B’ シート状カバー1がコーナ部で曲げられた
時、その曲げられた領域Cでの、相隣合うバー材2間の
隙間 C シート状カバー1がコーナ部で曲げられた
時、その曲げられた領域

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属薄板より成るバー材2を、織り布にゴ
    ム状弾性体をコートして成るシート3に複数枚並設止着
    して成るシート状カバーに於いて、前記、シート3が織
    り布に合成ゴムをコートして成り、そのシート3の表面
    とそれに並設する前記バー材2の間を接着糊により止着
    する事を特徴とする産業機械用シート状カバー。
  2. 【請求項2】金属薄板より成るバー材2の一方の表面に
    接着処理を行い、織り布にゴム状弾性体をコートして成
    るシート3に複数枚並設止着して成るシート状カバーに
    於いて、前記、シート3が織り布に合成ゴムをコートし
    て成り、そのシート3の表面とそれに並列する前記バー
    材2の接着処理面間を接着糊により止着する事を特徴と
    する産業機械用シート状カバー。
  3. 【請求項3】金属薄板より成るバー材2の一方の表面に
    接着処理を行い、織り布にゴム状弾性体をコートして成
    るシート3に並列止着して成るシート状カバーに於い
    て、前記、シート3が織り布に熱可塑性樹脂をコートし
    て成り、そのシート3の熱可塑性樹脂表面と、それに複
    数枚並設する前記バー材2の接着処理面間を熱溶着によ
    り止着する事を特徴とする産業機械用シート状カバー。
JP1999009596U 1999-11-11 1999-11-11 産業機械用シ―ト状カバ―。 Expired - Lifetime JP3068920U (ja)

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