JP3068908U - ゴルフボ―ル用容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゴルフボール用容器として衝撃・振動に対し
て強く、収容したゴルフボールの保護機能に優れ、か
つ、再利用可能とする。 【解決手段】 筒状の金属製の胴部１２と、該胴部の一
端に設けられる底部１３とからなる容器本体１１と、該
容器本体の他端開口を開閉するために着脱自在に取り付
けられる蓋１５とを備えている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案はゴルフボール用容器に関し、特に、収容するゴルフボールに損傷が生 じにくく保護機能が高いゴルフボール用容器に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、一般的に、ゴルフボールはボックス形状の紙製容器に収容されて販売さ れている。ゴルフボールを収容する容器は図６に示すように、２〜３個のゴルフ ボールＢを紙製容器１に収容し、半ダースあるいは１ダースの場合は上記容器１ を更に浅底の紙製の容器２に収容して、蓋３を被せている。なお、上記容器の素 材として、紙に代えて樹脂を用いて容器を成形したものもあるが、通常市販され ている大半のゴルフボール用容器は紙製となっている。

【０００３】 また、ゴルフボール用容器として、米国特許第５８７５８９１号で図７（Ａ） （Ｂ）（Ｃ）に示す如きアルミニウムあるいは樹脂製のゴルフボール用容器が提 案されている。該容器５では胴部５ａの開口５ｂにシールキャップ６が取り付け てゴルフボールＢを収容した容器５の内部をシールして湿気を遮断している。シ ールキャップ６にはプルタップ７が取り付けられ、該プルタップ７を引っ張るこ とによりシールキャップ６を容器５から取り外して、容器内部のゴルフボールＢ が取り出される構成とされている。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、一般的にゴルフボール用容器として用いられている紙製容器の 場合、輸送中の衝撃や振動により容器が破損しやすく、容器が破損した時には収 容したゴルフボールに損傷が生じる場合がある。また、容器が破損しなくとも、 容器に保護機能が殆ど無いため衝撃や振動が内部に収容したゴルフボールに負荷 されて、ゴルフボールに損傷が生じることがある。このように、ゴルフボールに 少しでも損傷が生じると商品価値が低下し、また、損傷程度によっては商品価値 がなくなり回収せざるを得ない問題がある。樹脂製の容器の場合も強度はさほど 高くないために、紙製と同様に破損しやすく、かつ、鋭利な外部干渉材が当たっ た場合には樹脂製の容器であっても、突き破られて内部に収容したゴルフボール に損傷が発生する恐れがある。また、上記紙製の容器等は、耐久性がない点から 、ゴルフボールが容器から取り出された後はゴミとして廃棄され、リサイクル性 が無い問題もある。

【０００５】 一方、図７に示すアルミニウム製の容器は、紙製の容器と比較して強度を有す るため保護機能の点では優れているが、ユーザーが容器から初めてゴルフボール を取り出す時に、プルタップを引っ張ってシールキャップを容器本体から取り除 くので、一旦、シールキャップを取り除くと、再度、容器本体にキャップを取り 付けることができない。即ち、販売時にゴルフボールを収容しておくだけの使い 捨て容器であり、再度、この容器をゴルフボール収容用として繰り返し用いるこ とができない。ユーザーにとっては、購入したゴルフボールを容器から取り出し て使用した後も、このゴルフボールを保存しておく必要があるが、上記のように キャップを取り付けることができない容器では繰り返し用いることができない欠 点がある。

【０００６】 本考案は上記問題に鑑みてなされたもので、衝撃や振動に強く破損しにくく、 内部に収容したゴルフボールの保護機能が優れ、かつ、販売時にゴルフボールを 収容する容器として用いると共に、ユーザーが容器からゴルフボールを取り出し て使用した後も、ゴルフボールの保存用容器として好適に用いられるゴルフボー ル用容器を提供することを課題としている。

【０００７】

【課題を解決するための手段】

上記課題を解決するため、本考案は、筒状の金属製の胴部と、該胴部の一端に 設けられる底部とからなる容器本体と、該容器本体の他端開口を開閉するために 着脱自在に取り付けられる蓋とを備えているゴルフボール用容器を提供している 。 上記胴部と底部とは別体として、底部を胴部に後付けで固定あるいは着脱可 に取り付けてもよいが、底部も金属製として胴部と一体的に形成し、あるいは胴 部に金属製の底部を固着して連結し、容器本体の全体を金属製とすることが好ま しい。

【０００８】 上記胴部を形成する金属あるいは胴部と底部を形成する金属としてアルミニウ ム又はスチールを用いることが好ましい。即ち、容器本体を、胴部と底部が一体 化したアルミニウム缶から形成してもよいし、胴部と底部とを固着したスチール 缶から形成してもよい。

【０００９】 上記のように、容器本体の少なくとも胴部を金属製とすると、容器本体の強度 が高くなり、衝撃や振動により容器が破損しにくくなる。その結果、内部に収容 するゴルフボールの保護機能が高まり、ゴルフボールに損傷が生じないようにす ることができる。

【００１０】 上記容器本体は上記底部から他端開口にかけて複数個のゴルフボールが直列状 態で収容され、かつ、該収容状態でゴルフボールの外周面が胴部内周面と微小な 隙間をあけて遊びのない状態で収容されるように設定し、さらに、該容器本体の 内周面あるいは／および外周面にコーティング剤が施されていることが好ましい 。

【００１１】 具体的には、容器本体を円筒形状とし、該容器本体に、例えば、１〜４個のゴ ルフボールを直列に遊びのない状態で収容し、振動や衝撃が容器を通して伝動さ れても、内部でゴルフボールが移動や回転せずに所定位置に保持でき、損傷を発 生させにくくしている。また、ゴルフボールと接触する容器本体の内周面にコー テイング剤を塗布しておくと、ゴルフボールが滑りやすくなり、容器からのゴル フボールの取り出しや、容器へのゴルフボールの収容がスムーズに行うことがで きると共に容器本体の補強を図ることができる。

【００１２】 上記蓋は樹脂から形成されていることが好ましい。即ち、蓋を樹脂製とすると 、蓋に取り出したゴルフボールが接触してもゴルフボールに傷を与えることはな い。これに対して、蓋も金属製としてプルタップで引っ張って容器本体から切り 取って開くタイプとすると、蓋にエッジがつき、ゴルフボールと接触すると傷を 与える恐れがある。

【００１３】 上記蓋と、該蓋を取り付ける容器本体の開口端側に、蓋を容器本体に繰り返し 脱着可能とする固定手段を設けている。即ち、蓋を外して初めて容器本体からゴ ルフボールを取り出した後も、使用したゴルフボールを容器本体に収容して蓋を し、ゴルフボールの保存用として利用できるようにしている。

【００１４】 上記蓋は、開口閉鎖部の中央部に窪んだ凹部と、外周縁より突出した凸部を備 え、該凸部は蓋を容器本体に取り付けた状態で、容器本体の開口端縁に嵌合する 構成としていることが好ましい。

【００１５】 蓋の形状を上記のように少なくとも３段の段差を備えた構成とすると、天地逆 転して、蓋を下端とした場合、凹凸のある面に置くと、底面側に段差があるため 、安定して定置できる。なお、載置面がフラットであると、凹凸面に置くと安定 性が悪く転倒しやすい問題がある。また、蓋に段差があると、蓋を外す時に指を 段差に引っ掛かけて蓋を外しやすくすることができる。

【００１６】 また、上記蓋は、容器本体に取り付けた状態で、容器本体の外周部を覆う外嵌 部を備えている。さらに、この外嵌部の先端近傍より内側に突出した係止爪を備 え、該係止爪が容器本体の開口周縁より折り曲げ加工して形成したフランジ部の 裏面に係止する構成としていることが好ましい。上記のように開口周縁に設ける フランジ部を折り曲げ加工して形成してエッジが露出しない構成としているため 、エッジにゴルフボールが当たって傷がつくことは防止できる。また、蓋に設け る係止爪は、例えば、２〜２０個、好ましくは２〜８個を一定間隔をあけて設け 、隣接する係止爪の間を係止爪のない非係止空隙とすることにより、該係止爪を フランジ部に係止しやすいと共に、係止を解いて蓋を取り外すことも容易にでき る。 このように、蓋に外嵌部を設けて、金属製胴部の開口端縁を覆うと、金属製の 開口端縁自体の保護を図ることができると同時に、隣接して容器を梱包しておく 場合に、金属製の開口端縁で他の容器に傷を与えることを防止できる。

【００１７】 さらに、上記蓋の外嵌部の外径は、容器本体の胴部の最大外径よりも大きく設 定しておくことが好ましい。該構成とすると、蓋を下端として置いた場合に安定 させることができる。

【００１８】 また、上記容器本体の底部に内側に窪んだ凹部を設けておくことが好ましい。 このように、底部に凹部を設けると、底部を凹凸面に置いた場合に安定性をよく することができる。

【００１９】 上記容器本体の胴部外周面には印刷部が設けられている。この印刷部は胴部外 周面に直接印刷して形成しても良いし、印刷したフィルムを貼着してもよい。印 刷部には収容しているゴルフボールの商品名や広告宣伝文字や図形を表示してい る。このようにゴルフボールの商品名を表示しておくと、該ゴルフボールを種類 毎に、種類名が表示された容器に入れて保存しておくことができ、ユーザーにと っては、ゴルフボールの種類の管理を容易にできる利点がある。

【００２０】

【考案の実施の形態】

以下、本考案のゴルフボール用容器を図面を参照して詳述する。 図１に示すように、本考案のゴルフボール用容器１０は、円筒形状の胴部１２ と、該胴部１２の下端に一体的に連続させて形成した底部１３とからなる容器本 体１１と、該容器本体１１の上端開口１４を開閉するために着脱自在に取り付け る蓋１５とからなる。

【００２１】 胴部１２と底部１３とからなる容器本体１１は、アルミニウム薄板を深絞り加 工して有底円筒形状に加工したものからなり、肉厚を０．０５ｍｍ〜０．５ｍｍ 、好ましくは０．０８ｍｍ〜０．３ｍｍとしている。なお、アルミニウムに限定 されず鋼板等を深絞り加工して同様な形状としても良いし、金属の種類は限定さ れない。

【００２２】 上記容器本体１１の内部の収容空間Ｓには１〜４個のゴルフボールＢを上下方 向に直列に収容するように設定しており、本実施形態では３個のゴルフボールＢ を収容する大きさとしている。収容空間ＳにゴルフボールＢを収容した状態にお いて、ゴルフボールＢの外周面が胴部１２の内周面と微小な隙間をあけて取り出 し易い状態で収容可としている。かつ、底部１３から先端開口１４の高さを収容 するゴルフボールＢを直列で収容した時の高さ合計と略同等とし、開口１４に蓋 １５を取り付けて閉鎖した状態で、収容空間Ｓ内のゴルフボールＢが殆ど遊びの ない状態で収容されるようにしている。

【００２３】 図２に示すように、上記胴部１２の上端開口１４の周縁には折り曲げ加工して エッジのないフランジ部１７を突設している。一方、上記開口１４を開閉する蓋 １５は略円形状の樹脂製としている。詳しくは、蓋１５の開口閉鎖部１５ａは、 その中央部に窪んだ円形状の凹部１５ｂを設けると共に凹部１５ｂの外周に円環 形状の平坦部１５ｃを設け、該平坦部１５ｃの外周縁に凸部１５ｄを設けて、中 心より外周にかけて３段の凹凸がある形状としている。上記凸部１５ｄの周縁よ り下向きに円環形状の外嵌部１５ｅを突設し、該外嵌部１５ｅの下端近傍に９０ 度間隔をあけて４個の係止爪１５ｆを内向きに突設している。

【００２４】 上記蓋１５を開口１４に取り付けた状態で、蓋１５の凸部１５ｄが開口１４の 周縁からフランジ部１７の表面に嵌合し、外嵌部１５ｅがフランジ部１７の周面 を覆い、係止爪１５ｆがフランジ部１７の裏面に係止される。このように蓋１５ を容器本体１１に取り付けることにより、開口１４およびフランジ部１７が完全 に蓋１５により覆われると共に、蓋１５の外径Ｗ１を胴部１２の外径Ｗ２よりも 大きくなるようにしている。

【００２５】 また、容器本体１１の底部１３には図３に示すように、中央部に内側に窪んだ 凹部１３ａを設けている。また、図４に示すように、胴部１２の外周面には、収 容するゴルフボールＢの商品名や成分、機能および製造者等を表示した印刷部１ ８を設けている。この印刷部１８は胴部に直接印刷を施して設けても良いし、印 刷したフィルムを貼着して設けてもよい。

【００２６】 上記構成からなるゴルフボール用容器では、製造販売時において、容器本体１ １の収容空間ＳにゴルフボールＢを開口１４から挿入して収容し、収容後に蓋１ ５を取り付けておく。この状態で梱包して輸送すると、輸送時に振動や衝撃が負 荷されても、容器本体１１が金属製であるために破損することはなく、容器の破 損によりゴルフボールＢに損傷が発生することが防止できる。また、容器が振動 しても容器内部では殆ど遊びのない状態でゴルフボールＢが収容されているため 、容器内部でゴルフボールが移動や回転することなく一定位置に保持され、ゴル フボール同士がぶつかって傷が生ずることも防止できる。

【００２７】 上記容器に収容されたゴルフボールを購入したユーザーは、蓋１５を外してゴ ルフボールＢを取り出すが、その時、蓋１５の外嵌部１５ｄの先端よりめくると 係止爪１５ｆがフランジ部１７より簡単に外れ、蓋１５を容易に外すことができ る。蓋１５を取り外してゴルフボールＢを取り出した後も、従来は使い捨てとし てゴミとなっていたが、本容器では、再使用することができる。即ち、使用後の ゴルフボールＢを容器本体１１に挿入して蓋１５を被せることにより、ゴルフボ ールの保存容器として繰り返し利用することができる。蓋１５は、その外嵌部１ ５ｅをフランジ部１７に被せて係止爪１５ｆを裏面に引っかけることにより、容 器本体１１に簡単に取り付けることができる。このように、ユーザーが本容器を ゴルフボールＢの収容容器として長期間利用することができ、該利用時において 容器の保護機能が優れているためゴルフボールに損傷を発生させず、かつ、印刷 部では商品名が表示されているためゴルフボールの種類管理を容易とすることが できる。

【００２８】 本考案のゴルフボール用容器は上記実施形態に限定されず、胴部１２および底 部１３からなる容器本体１１の内周面あるいは／および外周面を樹脂等でコーテ イングして強度を高めても良い。特に、内周面をコーテイングして平滑面とする と、収容したゴルフボールの取り出しをよりスムーズに行うことができる。

【００２９】 さらに、上記実施形態では容器本体の胴部と底部とを一体的に設けているが、 図５に示すように、底部１３を胴部１２とは別体として胴部１２に溶接あるいは 圧着等で固定してもよい。また、底部１３は金属製とせずに蓋と同様に樹脂製と して胴部１２の下端開口に着脱自在に被せて固定する構成としてもよい。さらに 、上記実施形態では蓋１５を樹脂製としているが、蓋１５もアルミニウム等の金 属製としても良い。さらに、胴部１１は円筒形状に限定されず、角筒等の多角形 の筒状としてもよい。

【００３０】

【考案の効果】

以上の説明より明らかなように、本考案に係わるゴルフボール用容器は、少な くとも胴部は金属製としているため、輸送時に振動や衝撃で破損することはなく 、内部に収容したゴルフボールの保護機能を高め、ゴルフボールに損傷が発生す るのを確実に防止できる。

【００３１】 また、容器本体の開口を閉鎖する蓋を繰り返して容器本体に取り付けることが できるため、ユーザーがゴルフボールを購入して容器から取り出した後も、ゴル フボールの保存容器として長期間にわたって使用することができる。その結果、 従来のように、ゴルフボールを取り出した後は廃棄されてゴミとなることはなく 、ゴミの低減化対策にも役立つことができる。さらに、容器にはゴルフボールの 種類（商品名）が表示されているため、ユーザーにおいてゴルフボールの種類管 理をしやすくなる等の利点を有するものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】 （Ａ）（Ｂ）は本考案のゴルフボール用容器
の斜視図である。

【図２】 蓋取付部分の拡大断面図である。

【図３】 底部の拡大断面図である。

【図４】 胴部外周面に施した印刷部を示す正面図であ
る。

【図５】 変形例を示す拡大断面図である。

【図６】 従来のゴルフボール用容器の斜視図である。

【図７】 （Ａ）（Ｂ）（Ｃ）は他の従来例のゴルフボ
ール用容器を示す図面である。

【符号の説明】

１０ ゴルフボール用容器 １１ 容器本体 １２ 胴部 １３ 底部 １４ 開口 １５ 蓋 １５ｂ 凹部 １５ｄ 凸部 １５ｅ 外嵌部 １５ｆ 係止爪 １７ フランジ部 Ｂ ゴルフボール

Claims (12)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 筒状の金属製の胴部と、該胴部の一端に
   設けられる底部とからなる容器本体と、該容器本体の他
   端開口を開閉するために着脱自在に取り付けられる蓋と
   を備えているゴルフボール用容器。
2. 【請求項２】 上記容器本体は上記底部から他端開口に
   かけて複数個のゴルフボールが直列状態で収容され、か
   つ、該収容状態でゴルフボールの外周面が胴部内周面と
   微小な隙間をあけて遊びのない状態で収容されるように
   設定され、さらに、該容器本体の内周面あるいは／およ
   び外周面にコーティング剤が施されている請求項１に記
   載のゴルフボール用容器。
3. 【請求項３】 上記胴部と底部が連結されており、該胴
   部と底部とからなる容器本体が金属製である請求項１ま
   たは請求項２に記載のゴルフボール用容器。
4. 【請求項４】 上記胴部を形成する金属あるいは胴部と
   底部を形成する金属がアルミニウム又はスチールである
   請求項１乃至請求項３のいずれか１項に記載のゴルフボ
   ール用容器。
5. 【請求項５】 上記蓋が樹脂から形成されている請求項
   １乃至請求項４のいずれか１項に記載のゴルフボール用
   容器。
6. 【請求項６】 上記蓋と、該蓋を取り付ける容器本体の
   開口端側に、蓋を容器本体に繰り返し脱着可能とする固
   定手段を設けている請求項１乃至請求項５のいずれか１
   項に記載のゴルフボール用容器。
7. 【請求項７】 上記蓋は、開口閉鎖部の中央部に窪んだ
   凹部と、外周縁に沿って突出した凸部を備え、蓋を容器
   本体に取り付けた状態で、凸部は容器本体の開口端縁に
   嵌合する構成としている請求項１乃至請求項６のいずれ
   か１項に記載のゴルフボール用容器。
8. 【請求項８】 上記蓋は、容器本体に取り付けた状態で
   該容器本体の外周部を覆う外嵌部を備え、該外嵌部の先
   端より内側に突出した係止爪を備え、該係止爪が容器本
   体の開口周縁より折り曲げ加工して形成したフランジ部
   の裏面に係止する構成としている請求項１乃至請求項７
   のいずれか１項に記載のゴルフボール用容器。
9. 【請求項９】 上記係止爪は２〜２０個を周方向に間隔
   をあけて設け、隣接する係止爪の間は係止爪の無い非係
   止空隙となっている請求項８に記載のゴルフボール用容
   器。
10. 【請求項１０】 上記蓋は、容器本体に取り付けた状態
    で該容器本体の外周部を覆う外嵌部を備え、該外嵌部の
    外径は、容器本体の胴部の最大外径よりも大きく設定し
    ている請求項１乃至請求項９のいずれか１項に記載のゴ
    ルフボール用容器。
11. 【請求項１１】 上記容器本体の底部は内側に窪んだ凹
    部を備えている請求項１乃至請求項１０のいずれか１項
    に記載のゴルフボール用容器。
12. 【請求項１２】 上記容器本体の胴部外周面には印刷部
    が設けられている請求項１乃至請求項１１のいずれか１
    項に記載のゴルフボール用容器。