JP3068871U - 昇降式の入浴補助装置 - Google Patents
昇降式の入浴補助装置Info
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- JP3068871U JP3068871U JP1999008586U JP858699U JP3068871U JP 3068871 U JP3068871 U JP 3068871U JP 1999008586 U JP1999008586 U JP 1999008586U JP 858699 U JP858699 U JP 858699U JP 3068871 U JP3068871 U JP 3068871U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】虚弱老人や身体障害者などの要介護者を1人の
介護者でも軽快に入浴させることができ、汎用性に富む
昇降式の入浴補助装置を提供する。 【解決手段】浴槽(10)の内部へ出し入れ自在に据え
付け固定される複数の天板用昇降ガイド支柱(13)
と、その複数の昇降ガイド支柱へ抜き差し自在に差し込
み使用される要介護者坐乗用天板(17)と、上記浴槽
の内部へやはり出し入れ自在に据え付け固定される天板
昇降作動用エヤージャッキ(A)と、浴室(R)の外部
へ据え付けられるエヤーコンプレッサー(28)と、そ
のコンプレッサーとジャッキとを着脱自在に連通接続す
るエヤー供給管路(30)(31)と、浴室の内部に据
え付けられるエヤー供給管路開閉操作用コントローラー
(29)とから成り、そのコントローラーを介護者が操
作して、上記コンプレッサーからジャッキへの圧縮エヤ
ーを給排制御することにより、上記天板を昇降作動させ
るように定めた。
介護者でも軽快に入浴させることができ、汎用性に富む
昇降式の入浴補助装置を提供する。 【解決手段】浴槽(10)の内部へ出し入れ自在に据え
付け固定される複数の天板用昇降ガイド支柱(13)
と、その複数の昇降ガイド支柱へ抜き差し自在に差し込
み使用される要介護者坐乗用天板(17)と、上記浴槽
の内部へやはり出し入れ自在に据え付け固定される天板
昇降作動用エヤージャッキ(A)と、浴室(R)の外部
へ据え付けられるエヤーコンプレッサー(28)と、そ
のコンプレッサーとジャッキとを着脱自在に連通接続す
るエヤー供給管路(30)(31)と、浴室の内部に据
え付けられるエヤー供給管路開閉操作用コントローラー
(29)とから成り、そのコントローラーを介護者が操
作して、上記コンプレッサーからジャッキへの圧縮エヤ
ーを給排制御することにより、上記天板を昇降作動させ
るように定めた。
Description
【0001】
本考案は一般家庭や老人保健施設などにおいて、介護者が虚弱老人や身体障害 者などの要介護者を安全に入浴させるため使用される昇降式の入浴補助装置に関 する。
【0002】
この種、既設の浴槽に据え付け使用される昇降式の入浴補助装置としては、特 開平5−285183号や特開平10−108889号が提案されている。
【0003】
ところが、特開平5−285183号の身障者用入浴補助器は、パンタグラフ 式昇降器部(A)と坐板部(B)並びに坐椅子部(C)を備えたものとして、多 数の部品を用いた複雑な組立構造であるため、量産効果を発揮させることができ ないばかりでなく、全体的に著しく重量化する結果、1人では浴槽(50)への 出し入れ作業を行なうことが困難となる。
【0004】 浴槽(50)内への据え付け上、その浴槽(50)を傷付けてしまうことは必 至であり、又使用中入浴者の身体がハンドル(19)や昇降ネジ(17)などに 触れやすく、その足などの負傷事故を招くおそれもある。
【0005】 更に、多数の部品から成る複雑な組立構造であるため、その入浴補助器の清掃 作業を能率良く完全に行なうことができず、発錆しやすい。
【0006】 特に、ハンドル(19)の人為的な回動操作により、パンタグラフ式昇降器部 (A)を昇降ネジ(17)に沿い上昇させる機構であるため、入浴者の体重が加 わることとも相俟って、その上昇させる操作は大変な重労働となり、1人の介護 者が便利良く使用することはできない。
【0007】 他方、特開平10−108889号の簡易入浴リフトも、座席部(1)と昇降 支持部(2)、押し上げ付勢バネ(3)並びに浴槽(4)への取付枠(5)とか ら成る部品点数の多い複雑な組立構造であるため、やはり製造コスト高と重量化 、清掃作業の困難を招くことになる。
【0008】 又、取っ手(8)を引き上げ操作して、四節平行リンク機構の昇降支持部(2 )により座席部(6)を上昇させるようになっているため、仮令押し上げ付勢バ ネ(3)が働くと雖も、その上昇させる操作を1人の介護者が軽快に行なうこと は困難である。
【0009】 殊更、取付枠(5)を浴槽(4)の開口縁部へ吊り掛け状態に取り付け固定す るようになっているため、入浴者の体重が浴槽(4)の開口縁部へ偏心荷重とし て作用し、その浴槽(4)を損傷しやすい。その意味からも取り付け使用できる 浴槽(4)が限られ、例えば合成樹脂製のユニットバスには到底使用することが できないのであり、汎用性に劣る。
【0010】
本考案はこのような課題の解決を企図しており、そのために昇降式の入浴補助 装置として、浴槽の内部へ出し入れ自在に据え付け固定される複数の天板用昇降 ガイド支柱と、その複数の昇降ガイド支柱へ抜き差し自在に差し込み使用される 要介護者坐乗用天板と、上記浴槽の内部へやはり出し入れ自在に据え付け固定さ れる天板昇降作動用エヤージャッキと、浴室の外部へ据え付けられるエヤーコン プレッサーと、そのエヤーコンプレッサーと上記エヤージャッキとを着脱自在に 連通接続するエヤー供給管路と、上記浴室の内部に据え付けられるエヤー供給管 路開閉操作用コントローラーとから成り、
【0011】 そのコントローラーを介護者が操作して、上記エヤーコンプレッサーからエヤ ージャッキへの圧縮エヤーを給排制御することにより、上記要介護者坐乗用天板 を昇降作動させるように定めたことを特徴とするものである。
【0012】
以下、図面に基いて本考案の具体的構成を詳述すると、図1〜3はその入浴補 助装置の据え付け状態を示しており、(R)は建物の浴室、(10)は埋め込み 式や据え置き式として、その浴室(R)内に既設の浴槽であり、鋳物ホーローや FRP、人造大理石、ステンレス鋼板などの各種素材から成る。(11)は浴室 (R)における浴槽(10)の近辺に設けられた小物類載置用のカウンターであ る。
【0013】 (B)は上記浴槽(10)内の底面へ出し入れ自在に据え付けられる固定ベー スであって、図4のような平面視のX字型に交叉する接地板(12)と、その接 地板(12)の先端部から一体的に垂立された複数の天板用昇降ガイド支柱(1 3)とを備えており、その複数の昇降ガイド支柱(13)が浴槽(10)内の周 辺部に対応位置することとなる。
【0014】 上記固定ベース(B)の接地板(12)としてはステンレス鋼板を、同じく昇 降ガイド支柱(13)としてはステンレス鋼管を各々採用すると共に、その各昇 降ガイド支柱(13)の上端部には図5のような円錐型のストッパーキャップ( 14)を着脱自在に取り付けて、後述の要介護者坐乗用天板が昇降ガイド支柱( 13)から上方へ抜けることを防ぐ一方、上記接地板(12)の下面にはゴムな どの弾性脚座(15)を付属一体化させて、浴槽(10)の傷付きを防ぐことが 望ましい。
【0015】 その場合、図例では上記固定ベース(B)における接地板(12)の交叉部を ピンやネジ締結具(16)により開閉自在に枢着して、浴槽(10)から取り出 した不使用時に、その接地板(12)を折りたたみ閉合できるように定めている が、これを浴槽(10)の底面とほぼ対応する大きさの枠状に造形して、その周 辺部から複数の天板用昇降ガイド支柱(13)を一体的に垂立させても良い。
【0016】 何れにしても、各昇降ガイド支柱(13)は浴槽(10)内の底面に対する固 定ベース(B)の据え付け使用状態において、その浴槽(10)の深さとほぼ同 じ一定高さ(h)だけ垂立し、後述の要介護者坐乗用天板を水平姿勢に保ちつつ 、正しく円滑に昇降ガイド作用する。
【0017】 (17)は上記固定ベース(B)における複数の昇降ガイド支柱(13)へ、 上方から抜き差し自在に差し込み使用される要介護者坐乗用の天板であって、好 ましくはFRPなどの高強度な合成樹脂から、図6〜9のような浴槽(10)と ほぼ対応する大きさ・形状に作成されており、入浴する要介護者が天板(17) と浴槽(10)との相互間へ、足を挟まれて負傷しないようになっている。
【0018】 (18)は上記固定ベース(B)の各昇降ガイド支柱(13)と対応合致する ように、その天板(17)の周辺部に開口形成された複数の差し込み孔、(19 )は同じく天板(17)の中央部に位置しつつ、その下面から一体的に突設され た枠状の係止凸起、(20)はその係止凸起(19)を包囲する天板(17)の 周辺部へ、点在分布状態に開口形成された多数の水流通孔であって、その水流通 作用により、天板(17)が上記昇降ガイド支柱(13)に沿って緩やかに昇降 し得る。
【0019】 又、(21)は上記天板(17)の上面に取り付け固定された少なくとも1個 の手摺りであり、その天板(17)上に坐乗する要介護者が握り持つ。図例のよ うに浴槽(10)が浴室(R)内の角隅部へ設置されている場合には、その浴槽 (10)への出入り口を避けた位置に手摺り(21)が配設される。
【0020】 (A)は上記浴槽(10)内の底面へやはり出し入れ自在に据え付け固定され る天板昇降作動用のエヤージャッキであって、好ましくは上下方向への伸縮可能 なゴム又は合成樹脂製の蛇腹筒(22)から具体化されており、その蛇腹筒(2 2)の開口上縁部をなす係止凹溝(23)が、上記天板(17)の係止凸起(1 9)へ抜き差し自在として、且つ気密状態に差し込み一体化されている。
【0021】 他方、同じく蛇腹筒(22)の開口下縁部も係止凹溝(24)として形成され ており、その係止凹溝(24)が別個な安定接地盤(25)の上面から対応的に 突出する枠状の係止凸起(26)へ、やはり抜き差し自在として且つ気密状態に 差し込み固定されている。
【0022】 安定接地盤(25)はステンレス鋼板などの金属材から成り、その下面に付属 する複数の吸着座(27)によって、浴槽(10)内の底面へ据え付け固定され るようになっている。その際、吸着座(27)は先に浴槽(10)内の底面へ据 え付けられた上記固定ベース(B)の接地板(12)を跨ぎ、その接地板(12 )を上方から安定接地盤(25)によって拘束する関係状態となる。
【0023】 更に、(28)は浴室(R)の外部に据え付けられるエヤーコンプレッサー、 (29)は同じく浴室(R)の内部における上記小物類載置用カウンター(11 )上へ据え付けられるエヤー供給管路開閉用コントローラーであり、そのエヤー 供給量の調整も行なえるバルブから成る。
【0024】 そして、上記エヤーコンプレッサー(28)とコントローラー(29)との相 互間が、1次エヤー供給管路(30)を介して連通接続されている一方、同じく コントローラー(29)と上記エヤージャッキ(A)との相互間は、2次エヤー 供給管路(31)によって連通接続されている。
【0025】 そのため、介護者が浴室(R)内においてコントローラー(29)を操作し、 上記エヤーコンプレッサー(28)からエヤージャッキ(A)への圧縮エヤーを 給排制御することにより、上記浴槽(10)内の要介護者坐乗用天板(17)を 昇降作動させることができる。
【0026】 その場合、上記2次エヤー供給管路(31)としてはフレキシブルホースを採 用し、しかもその基端側は図10のようなステンレス鋼管又は合成樹脂管のエル ボ(32)として、上記エヤージャッキ(A)から下面の安定接地盤(25)を 通じて浴槽(10)の内部へ、比較的短かく導出させておき、そのエルボ(32 )と先端側のフレキシブルホースとを所謂ワンタツチ式に着脱操作できる防水性 コネクター(33)により、継ぎ足し状態に連通接続することが望ましい。
【0027】 尚、上記1次エヤー供給管路(30)としてはステンレス鋼管や合成樹脂管、 フレキシブルホースなどを採用して、その浴室(R)外のエヤーコンプレッサー (28)と浴室(R)内のコントローラー(29)とを、予じめ図11、12の ような固定設置状態に接続配管しておくことは言うまでもない。
【0028】 上記のような本考案の入浴補助装置を使用するに当っては、浴槽(10)内の 底面へ先ず固定ベース(B)を据え付け、その固定ベース(B)の接地板(12 )から垂立する複数の昇降ガイド支柱(13)へ、次に上方から天板(17)の 対応する差し込み孔(18)を差し込むことにより、その天板(17)の昇降作 動用となるエヤージャッキ(A)の安定接地盤(25)も、浴槽(10)内の底 面へ据え付け固定して、そのエヤージャッキ(A)と上記カウンター(11)上 へ据え付けたコントローラー(29)とを、2次エヤー供給管路(31)での連 通接続状態に保つ。その後、浴槽(10)の内部へ湯を注ぎ入れ貯溜させること は言うまでもない。
【0029】 そして、介護者が上記コントローラー(29)を操作することにより、エヤー コンプレッサー(28)からエヤージャッキ(A)へ圧縮エヤーを供給して、天 板(17)を昇降ガイド支柱(13)に沿い上昇作動させ、その天板(17)上 へ要介護者を坐乗させた後、再び介護者がコントローラー(29)を操作し、上 記エヤージャッキ(A)から圧縮エヤーを排出させることにより、天板(17) を図11のように下降させて、要介護者を浴槽(10)内に沈め入浴させるので ある。
【0030】 その過程では圧縮エヤーを排出させるも、又天板(17)に要介護者の体重が 加わるも、その天板(17)は水流通孔(20)の水流通作用によって、緩やか に下降することとなり、その昇降作動源が圧縮エヤーであることとも相俟ち、極 めて安全に使用することができる。
【0031】 要介護者が入浴し終えた後には、その当初と同様に圧縮エヤーをエヤージャッ キ(A)へ供給して、天板(17)を再度図12のように上昇作動させ、その天 板(17)から要介護者を浴槽(10)の外部へ降ろせば良く、1人の介護者で も要介護者を容易に入浴させることができる。
【0032】 又、上記入浴補助装置を使用しない場合には、その天板(17)を図1のよう に上昇作動させておくことにより、浴槽(10)を施蓋状態に保つことができ、 幼児などの転落事故防止に役立つ。
【0033】 更に、上記入浴補助装置を浴槽(10)から取り出して、浴槽(10)内の清 掃作業は勿論のこと、その入浴補助装置の全体を分解することもでき、これを構 成する固定ベース(B)や天板(17)、エヤージャッキ(A)の清掃作業並び に乾燥なども便利良く行なえるのである。
【0034】 尚、図例ではエヤージャッキ(A)の蛇腹筒(22)を天板(17)へ着脱自 在に取り付けているが、その天板(17)を圧縮エヤーにより上昇作動できる限 り、上記蛇腹筒(22)に代るエヤーバッグを天板(17)と別個独立に据え付 けて、これにより天板(17)を上昇作動させても良い。
【0035】
以上のように、本考案に係る昇降式の入浴補助装置では、浴槽(10)の内部 へ出し入れ自在に据え付け固定される複数の天板用昇降ガイド支柱(13)と、 その複数の昇降ガイド支柱(13)へ抜き差し自在に差し込み使用される要介護 者坐乗用天板(17)と、上記浴槽(10)の内部へやはり出し入れ自在に据え 付け固定される天板昇降作動用エヤージャッキ(A)と、浴室(R)の外部へ据 え付けられるエヤーコンプレッサー(28)と、そのエヤーコンプレッサー(2 8)と上記エヤージャッキ(A)とを着脱自在に連通接続するエヤー供給管路( 30)(31)と、上記浴室(R)の内部に据え付けられるエヤー供給管路開閉 操作用コントローラー(29)とから成り、
【0036】 そのコントローラー(29)を介護者が操作して、上記エヤーコンプレッサー (28)からエヤージャッキ(A)への圧縮エヤーを給排制御することにより、 上記要介護者坐乗用天板(17)を昇降作動させるように定めてあるため、冒頭 に述べた従来技術の課題を悉く解決できる効果がある。
【0037】 即ち、本考案の上記構成によれば、介護者が浴室(R)内においてコントロー ラー(29)を操作すると、エヤーコンプレッサー(28)からエヤージャッキ (A)へ供給される圧縮エヤーにより、要介護者坐乗用の天板(17)がその昇 降ガイド支柱(13)に沿って上昇作動されることとなり、その空気圧での昇降 式であるため、1人の介護者でも虚弱老人や身体障害者などの要介護者を軽快に 入浴させることができ、重労働を要しない。
【0038】 又、天板用昇降ガイド支柱(13)や天板昇降作動用エヤージャッキ(A)は 、浴槽(10)の内部へ出し入れ自在に据え付け固定され、その昇降ガイド支柱 (13)に対して上方から要介護者坐乗用天板(17)を抜き差し自在に差し込 み使用するようになっているため、如何なる材質・形態の浴槽(10)に対して も一切の制約を受けることなく、且つ頗る簡便に据え付け使用することができる のであり、その据え付け作業性と汎用性に著しく優れる。
【0039】 更に、浴槽(10)から上記天板(17)やその昇降ガイド支柱(13)並び にエヤージャッキ(A)を取り出せることは勿論、これらの分解も行なえるよう になっているため、その清掃や乾燥などに有効である。
【0040】 特に、請求項2の構成を採用するならば、エヤージャッキ(A)の簡素化に役 立つほか、その細かく分解掃除できる効果もある。
【0041】 請求項3の構成を採用するならば、その点在分布する多数の水流通孔(20) により、天板(17)を緩やかに昇降させることができ、これに坐乗した要介護 者を、手摺り(21)での安全に保てるほか、不使用時には上記天板(17)を 上昇作動させて、浴槽(10)を施蓋状態に維持することにより、その浴槽(1 0)への幼児転落事故などを防ぐことも可能となる。
【0042】 又、請求項4の構成を採用するならば、上記天板(17)を昇降ガイド支柱( 13)によって、ますます安定良く且つ円滑に昇降作用させることができ、その 昇降ガイド支柱(13)が浴槽(10)からいたづらに背高く垂立する危険性も 防止し得る。
【0043】 請求項5の構成を採用するならば、浴室(R)内での天板(17)とエヤージ ャッキ(A)とを、自由なフレキシブルホースと防水性コネクター(33)によ り、一切の制約なく連通接続作業できるほか、そのコネクター(33)からの取 りはずしにより、上記エヤージャッキ(A)を浴槽(10)から便利良く取り出 せる効果もある。
【図1】本考案に係る入浴補助装置の据え付け状態を示
す斜面図である。
す斜面図である。
【図2】図1の一部を破断して示す斜面図である。
【図3】天板の下降作動状態を示す図2に対応する斜面
図である。
図である。
【図4】固定ベースを抽出して示す斜面図である。
【図5】昇降ガイド支柱に対する天板の差し込み状態を
示す部分拡大断面図である。
示す部分拡大断面図である。
【図6】天板とエヤージャッキとの組立状態を示す斜面
図である。
図である。
【図7】図6の平面図である。
【図8】図7の側面図である。
【図9】図8の9−9線断面図である。
【図10】図9の一部を抽出して示す拡大断面図であ
る。
る。
【図11】天板を下降作動させた使用状態の断面図であ
る。
る。
【図12】天板を上昇作動させた使用状態の断面図であ
る。
る。
(10)・浴槽 (13)・昇降ガイド支柱 (17)・天板 (20)・水流通孔 (21)・手摺り (22)・蛇腹筒 (28)・エヤーコンプレッサー (29)・コントローラー (30)・1次エヤー供給管路 (31)・2次エヤー供給管路 (33)・防水性コネクター (A)・エヤージャッキ (B)・固定ベース (R)・浴室 (h)・昇降ガイド支柱の高さ
Claims (5)
- 【請求項1】浴槽(10)の内部へ出し入れ自在に据え
付け固定される複数の天板用昇降ガイド支柱(13)
と、 その複数の昇降ガイド支柱(13)へ抜き差し自在に差
し込み使用される要介護者坐乗用天板(17)と、 上記浴槽(10)の内部へやはり出し入れ自在に据え付
け固定される天板昇降作動用エヤージャッキ(A)と、 浴室(R)の外部へ据え付けられるエヤーコンプレッサ
ー(28)と、 そのエヤーコンプレッサー(28)と上記エヤージャッ
キ(A)とを着脱自在に連通接続するエヤー供給管路
(30)(31)と、 上記浴室(R)の内部に据え付けられるエヤー供給管路
開閉操作用コントローラー(29)とから成り、 そのコントローラー(29)を介護者が操作して、上記
エヤーコンプレッサー(28)からエヤージャッキ
(A)への圧縮エヤーを給排制御することにより、上記
要介護者坐乗用天板(17)を昇降作動させるように定
めたことを特徴とする昇降式の入浴補助装置。 - 【請求項2】エヤージャッキ(A)を上下方向への伸縮
可能な蛇腹筒(22)として形作り、 その蛇腹筒(22)の開口上縁部を要介護者坐乗用天板
(17)の下面へ、同じく開口下縁部を浴槽(10)の
底面に据え付け固定される安定接地盤(25)の上面
へ、その何れも着脱自在として且つ気密状態に取り付け
たことを特徴とする請求項1記載の昇降式の入浴補助装
置。 - 【請求項3】要介護者坐乗用天板(17)を浴槽(1
0)とほぼ対応する大きさ・形状に作成して、点在分布
する多数の水流通孔(20)と少なくとも1個の手摺り
(21)とを、その天板(17)の周辺部に設けたこと
を特徴とする請求項1記載の昇降式の入浴補助装置。 - 【請求項4】複数の天板用昇降ガイド支柱(13)を浴
槽(10)内の周辺部に対応位置する関係として、その
浴槽(10)の底面に据え付けられる固定ベース(B)
から、浴槽(10)の深さとほぼ同じ一定高さ(h)だ
け一体的に垂立させたことを特徴とする請求項1記載の
昇降式の入浴補助装置。 - 【請求項5】エヤー供給管路開閉操作用コントローラー
(29)をエヤーコンプレッサー(28)とエヤージャ
ッキ(A)との相互間に介挿設置すると共に、 そのコントローラー(29)とエヤーコンプレッサー
(28)とを1次エヤー供給管路(30)によって、同
じくコントローラー(29)とエヤージャッキ(A)と
を2次エヤー供給管路(31)によって、各々連通接続
し、 上記2次エヤー供給管路(31)をフレキシブルホース
として、その途中に着脱自在の防水性コネクター(3
3)を介挿設置したことを特徴とする請求項1記載の昇
降式の入浴補助装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999008586U JP3068871U (ja) | 1999-11-10 | 1999-11-10 | 昇降式の入浴補助装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999008586U JP3068871U (ja) | 1999-11-10 | 1999-11-10 | 昇降式の入浴補助装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3068871U true JP3068871U (ja) | 2000-05-26 |
Family
ID=43202352
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1999008586U Expired - Lifetime JP3068871U (ja) | 1999-11-10 | 1999-11-10 | 昇降式の入浴補助装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3068871U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3450314B2 (ja) | 2001-10-04 | 2003-09-22 | 英生 住野 | 入浴装置 |
-
1999
- 1999-11-10 JP JP1999008586U patent/JP3068871U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3450314B2 (ja) | 2001-10-04 | 2003-09-22 | 英生 住野 | 入浴装置 |
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