JP3068822U - ショッピングカ―ト - Google Patents

ショッピングカ―ト

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JP3068822U
JP3068822U JP1999008552U JP855299U JP3068822U JP 3068822 U JP3068822 U JP 3068822U JP 1999008552 U JP1999008552 U JP 1999008552U JP 855299 U JP855299 U JP 855299U JP 3068822 U JP3068822 U JP 3068822U
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shopping cart
seat
shopping
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JP1999008552U
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Inventor
良貞 稲葉
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株式会社シンセイ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 座席に着座する人が占有可能な空間を広く取
ることができると共に、駐車スペースを必要最低限に抑
えることが可能なショッピングカートを提供すること。 【解決手段】 ショッピングカート本体2の前部に配置
され、使用者が着座可能な座席12と、座席12に着座
した使用者の脚部を保護するフロントガード13を有す
る座席部3と、ショッピングカート本体2の後部に配置
された買物籠載置部4を備え、座席12は、ショッピン
グカート本体2に回動可能に支持され、当該回動によっ
て前倒した座席12の後部に、他のショッピングカート
のフロントガードを挿入可能な空間を形成するショッピ
ングカート1である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案が属する技術分野】
本考案は、例えば、百貨店、スーパーマーケット等の大型量販店等の商業施設 で主に使用される子供や老人あるいは身体障害者等が着座可能な座席が設置され たショッピングカートに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、百貨店、スーパーマーケット等の大型量販店等の商業施設で主に使 用されているショッピングカートとしては、種々なものが案出されている。近年 では、子供連れの客のために、例えば実公昭58−16455号公報に開示されている ように、走行自在の台車の後部より立設した左右側枠の上部に、買物籠の左右両 側を支持する支持杆を前向に設け、この支持杆の前部下方には、買物籠の下面を 支持する籠載せ枠を設け、左右側枠間に子供が後向きに腰掛ける座席を設けたシ ョッピングカートが提供されている。
【0003】 このような子供用の座席が設けられたショッピングカートは、子供用の座席が 狭く、また、この座席のすぐ近くに買物籠が配置される構造を備えている。した がって、前記座席に座った子供にとっては、居心地が悪く、また、買物籠に収納 された種々の商品からの液垂れ等により子供の洋服が汚れる等の虞がある。
【0004】 そこで、例えば、前記座席部をショッピングカート本体の前部に設け、この座 席部をゴーカートや足踏み式自動車等の乗り物、動物、その他キャラクタ等、所 望の物体を模倣した形状とし、後部に買物籠を載せる載置部を配設した構成にす ることが考えられる。この構成のショッピングカートは、子供の座席部分が、例 えば前述した実公昭58−16455号公報に記載された構成のものに比べ、広くゆっ たりと形成されるため、子供の居心地が良くなると共に、遊び感覚が得られ、楽 しく買い物を行うことができる。また、買物籠に収納された種々の商品からの液 垂れ等により子供の洋服が汚れる虞も殆どなくなる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
前述した乗り物等を模倣した座席を備えたショッピングカートは、子供が座る 座席が広くなっていることに加え、その模倣部分のため、前部が大きく構成され ている。ここで、日本国内の商業施設の売場面積を考慮すると、ショッピングカ ートの駐車スペースを広く取ることは困難であるのが実状である。
【0006】 しかしながら、この乗り物等を模倣した座席を備えたショッピングカートは、 前述した構造から、ショッピングカートの後部に次のショッピングカートを挿入 して、次々に入れ子式に重ねて駐車させる構造にすることが困難である。また、 子供用の座席が固定されているため、例え入れ子式にできたとしても、重なる部 分が小さく、広い駐車スペースが必要となる。このため、多数のショッピングカ ートを配備することは、スペースの面から困難である。
【0007】 本考案は、このような従来の問題点を解決することを課題とするものであり、 座席に着座する人が占有可能な空間を広く取ることができると共に、駐車スペー スを必要最低限に抑えることが可能なショッピングカートを提供することを目的 とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本考案は、ショッピングカート本体の前部に配置さ れると共に、使用者が着座可能な座席と、当該座席に着座した使用者の脚部を保 護するフロントガードとを有する座席部と、前記ショッピングカート本体の後部 に配置された買物籠載置部と、を備え、前記座席は、前記ショッピングカート本 体に回動可能に支持され、当該回動によって前倒した座席の後部に、他のショッ ピングカートのフロントガードを挿入可能な空間を形成するショッピングカート を提供するものである。
【0009】 この構成を備えたショッピングカートは、ショッピングカート本体の前部に座 席を配置したため、この座席に着座する人の占有する面積を従来のショッピング カートより広く取ることができる。したがって、座席に着座する人が窮屈感を覚 えることが殆どなく、快適に着座することができる。また、前倒した座席の後部 に、他のショッピングカートのフロントガードを挿入可能な空間が形成されるた め、ショッピングカートの後部から、この空間に他のショッピングカートのフロ ントガードを挿入した状態、いわゆる「入れ子式」でショッピングカートを駐車 させておくことができる。この空間は、座席が前倒しされた分が加えられるため 、前後方向に長く取ることができ、両ショッピングカートの重なり部分を大きく することができる。このため、ショッピングカートの駐車スペースを節約するこ とができる。
【0010】 前記フロントガードは、所望の物体を模倣した形状を備えることができる。こ の所望の物体とは、例えば、自動車、電車、飛行機、オートバイ、船等の乗り物 や、建物、動物、アニメーションやゲームのキャラクタ等、任意に選択すること ができる。
【0011】 また、前記座席は、他のショッピングカートのフロントガードに後ろから押さ れて前倒可能に構成することができる。
【0012】 この構成にすれば、前記作用に加え、予め所定の場所に置かれているショッピ ングカートの後部から、他のショッピングカートを挿入するだけで、この他のシ ョッピングカートのフロントガードが挿入される空間を形成することができ、簡 単に両ショッピングカートを入れ子式にして、駐車スペースを節約させた状態で 駐車させておくことができる。
【0013】 そしてまた、前記前倒した座席は、前記他のショッピングカートのフロントガ ードに支持されてその状態を維持し、当該他のショッピングカートを引き抜いた 際に、元の位置に復帰するよう構成することもできる。
【0014】 このような構成にすれば、前記作用に加え、後ろに配置されたショッピングカ ートを、前に配置されたショッピングカートから引き離す(引き抜く)だけで、 座席を使用者が着座可能な状態に戻すことができる。
【0015】 また、前記座席には、当該座席が所定位置から後倒することを防止するストッ パを設けることもできる。
【0016】 そしてまた、前記座席の背もたれの背面に、前記他のショッピングカートのフ ロントガード前部の少なくとも一部が当接すると共に、前記座席の回動を誘導す る凹部を形成することもできる。
【0017】 このうような構成にすれば、前記座席の回動をさらにスムーズに行うことがで きる。
【0018】 さらにまた、本考案に係るショッピングカートは、前記使用者の側面を保護す るサイドガードをさらに配設することもできる。このサイドガードは、前記フロ ントガードに連続的に形成されていてもよく、また、独立して設けられていても よい。
【0019】
【考案の実施の形態】
次に、本考案の好適な実施の形態に係るショッピングカートについて、図面を 参照して説明する。
【0020】 図1は、本実施の形態に係るショッピングカートの側面図、図2は、図1に示 すショッピングカートの平面図、図3は、図1に示すショッピングカートに買物 籠を載置した状態を示す側面図、図4は、図1に示すショッピングカートの座席 部の一部を示す分解組立部、図5は、図1に示すショッピングカートの一部を示 す斜視図である。
【0021】 なお、本実施の形態では、ショッピングカート1の進行方向を「前」、後退方 向を「後」として記載する。
【0022】 図1〜図5に示すように、本実施の形態に係るショッピングカート1は、ショ ッピングカート本体2と、ショッピングカート本体2の前部に配置された座席部 3と、ショッピングカート本体2の後部に配置された買物籠載置部4と、を備え て構成されている。
【0023】 ショッピングカート本体2は、ショッピングカート1の車体フレーム枠として の機能を備えており、主に座席12(後に詳述する)を支持する2本の支持フレ ーム5A及び5Bと、2本の支持フレーム5A及び5Bの後端部から立設した垂 直フレーム6A及び6Bと、垂直フレーム6A及び6Bの上端に連続形成された ハンドル部7と、を備えて構成されている。
【0024】 支持フレーム5A及び5Bは、特に図2に示すように、両者の間隔が、ショッ ピングカート1の前側が狭く、後側がそれより広くなるよう配置されている。支 持フレーム5A及び5Bをこのように配置することで、ショッピングカート1の 前部の幅を後部の幅より狭くすることができ、後に詳述するショッピングカート 1の複数駐車をスムーズに行うことができる。支持フレーム5A及び5Bの後端 には、ショッピングカート1の後輪9A及び9Bが回転可能に配置されている。 この垂直フレーム6A及び6Bの略中央部前側には、後に詳述する座席12のス トッパ15A及び15Bを各々支持する支持凸部8A及び8Bが、それぞれ形成 されている。支持フレーム5A及び5Bの前端部には、ショッピングカート1の 前輪10A及び10Bが、シャフト11を介して回転可能に配置されている。
【0025】 また、支持フレーム5A及び5Bには、後に詳述するが、複数駐車を行った際 に、後ろから挿入されるショッピングカート1の前端であるバンパー32が当接 する車止め31が配置されている。
【0026】 座席部3は、使用者(例えば、子供等)が着座可能な座席12と、使用者の脚 部を保護するフロントガード13と、フロントガード13に連続的に形成されて 使用者の側面を保護するサイドガード14A及び14B、を備えて構成されてい る。
【0027】 座席12には、特に図4及び図5に示すように、背もたれ12Cの上部両側か ら突出し、ショッピングカート本体2の垂直フレーム6A及び6Bに当接するス トッパ15A及び15Bが形成されている。このストッパ15A及び15Bは、 座席12が着座可能な位置にある時に、支持凸部8A及び8Bに支持される位置 に配置されている。座席12の着座部12Dの前端両側には、座席12を支持フ レームに回動可能に支持するための支軸としての役割を果たす凸部16A及び1 6Bが形成されている。また、座席12の背面には、後に詳述するが、他のショ ッピングカートのフロントガードの前部が当接する凹部17が形成されている。 この凹部17は、座席13の回動を誘導可能な形状を備えている。
【0028】 この座席12は、凸部16A及び16Bを回動可能に貫通する開口部18Aが 形成された支持金具19A及び19Bと、開口部18A及び18Bに凸部16A 及び16Bをそれぞれ貫通させた支持金具19A及び19Bを、支持フレーム5 A及び5Bに各々取り付ける取付金具20A及び20Bによって、支持フレーム 5A及び5Bに対し、凸部16A及び16Bを支点として回動可能に取り付けら れる。
【0029】 また、座席12の背もたれ12Cを前方に押して、座席12を前倒しにした際 に、座席12の後部に他のショッピングカートのフロントガードを挿入可能な空 間が形成されるよう、支持フレーム5A及び5Bの、取付金具20A及び20B が取り付けられる位置より後ろ側には、両支持フレーム5A及び5Bに跨って存 在するようなフレームが設けられていない。
【0030】 フロントガード13は、支持フレーム5A及び5Bの前部に設けられ、座席部 3の前部を画定する。なお、本実施の形態では、このフロントガード13は、実 際の自動車のフロント部を模倣した形状となっており、使用者(子供)の目を喜 ばすと共に、使用者の脚部を保護する役割を果たしている。このフロントガード 13の両側には、飾りの前輪21A及び21Bが配置されている。また、フロン トガード13には、飾りのハンドル22が設けられている。
【0031】 なお、本実施の形態では、この飾りの前輪21A及び21B、及びハンドル2 2は、ショッピングカート1の操作(操縦)には、関与しておらず、ショッピン グカート1の操作は、ショッピングカート1のハンドル7を押しながら買い物を 行う人(例えば、親等)が行うようになっている。
【0032】 また、フロントガード13に連続的に形成されたサイドガード14A及び14 Bも実際の自動車のフロント部を模倣した形状となっており、フロントガード1 3と共に、座席部3の車内を画定する。そしてまた、座席部3の上部には、実際 の自動車を模倣した飾りのフロントガラス26や屋根27が配設されている。
【0033】 買物籠載置部4は、ショッピングカート本体2の垂直フレーム6A及び6Bの 上部から略水平に延びた2本のアーム23A及び23Bと、垂直フレーム6A及 び6Bの略中央部から略水平に延びた2本のアーム24A及び24Bとから構成 されている。これらのアーム23A及び23Bと、アーム24A及び24Bは、 特に図3に示すように、買物籠25C及び25Dを載置した際に、買物籠25C 及び25Dの両方に商品を入れられるよう配置されている。
【0034】 次に、本実施の形態に係るショッピングカート1の具体的動作について、図面 を参照して説明する。
【0035】 図6は、図1に示すショッピングカートを2台駐車させた状態を示す側面図、 図7〜図9は、図1に示すショッピングカートを2台駐車させる過程を示す模式 図である。
【0036】 例えば、子供連れの客が買い物をする場合、この客は、図3に示すように、本 実施の形態に係るショッピングカート1の買物籠載置部4に買物籠25C(所望 により、買物籠25D、あるいは両方)を載置し、子供を座席12に座らせる。 この時、座席12は、ショッピングカート1の前部に配置されており、また、フ ロントガード13及びサイドガード14A及び14Bによって車内比較的広くが 画定されているため、子供が窮屈感を覚えることが殆どない。また、座席部3は 、実際の自動車を模倣した形状に設計されているため、遊び感覚で楽しく過ごす ことができる。さらにまた、このフロントガード13及びサイドガード14A及 び14Bは、座席12に着座した子供を保護する役割も果たすため、安心して買 い物を楽しむことができる。また、買物籠25C及び25Dと、子供の位置とが 従来のショッピングカートよりも離れた設計となっているため、買い物中に、買 物籠25C及び25Dに収納された種々の商品からの液垂れ等により子供の洋服 が汚れることも殆ど無い。
【0037】 買い物が終了した際には、座席部3から子供を降ろし、所定の駐車場にショッ ピングカート1を戻す。この時、予め駐車されているショッピングカート1の後 部に、使用後のショッピングカート1の前部、すなわちフロントガード13を挿 入する。この時、前述したように、フロントガード13の幅は、ショッピングカ ート1の後部の幅より小さく構成されているため、フロントガード13を、予め 駐車されているショッピングカート1の後部に、スムーズに挿入することができ る。この動作によって、図7に示すように、フロントガード13の先端が、予め 駐車されていたショッピングカート1の座席12の背面に形成された凹部17に 接近する。さらにショッピングカート1を前方に進めると、図8に示すように、 フロントガード13の先端が予め駐車されていたショッピングカート1の凹部1 7に当接する。さらにショッピングカート1を前方に進めると、図9に示すよう に、予め駐車されていたショッピングカート1の座席12が、押し上げられて、 凸部16A及び16Bを支点として反時計方向(図9に示す矢印X方向)に回転 し始める。ここで、凹部17は、この回転を誘導可能な形状に形成されているた め、座席13はスムースに回転(前倒し)される。
【0038】 さらにショッピングカート1を前方に進めると、図6に示すように、予め駐車 されていたショッピングカート1の車止め31に、フロントガード13のバンパ ー32が当接して停止する。この時、予め駐車されていたショッピングカート1 の座席12は、後ろから挿入したショッピングカート1のフロントガード13に 支持されて前倒し状態が維持される。
【0039】 このようにして、予め駐車されていたショッピングカート1の座席13の後部 に、次のショッピングカート1のフロントガード13が挿入するだけで、2台の ショッピングカート1が簡単に「入れ子式」で駐車される。この時、2台のショ ッピングカート1は、図6に示すように、距離L分が重なった状態となるため、 この分の駐車スペースを節約することができる。したがって、狭い駐車スペース であっても、複数のショッピングカート1を効率よく駐車させておくことができ る。
【0040】 一方、このように複数台が駐車された状態のショッピングカート列から、1台 のショッピングカート1を使用する際には、この列の一番後ろに配置されている ショッピングカート1を、単に抜き取ればよい。このショッピングカート1が抜 き取られたことで、その一つ前に配置されていたショッピングカート1の座席1 2は、抜き取られたショッピングカート1のフロントガード13からの支持が得 られなくなるため、凸部16A及び16Bを支点として時計回り(図9に示す矢 印X方向とは反対の方向)に回動し、図3に示すように元の位置に自ら戻る。こ の時、ストッパ15A及び15Bが、垂直フレーム6A及び6Bに当接すると共 に、支持凸部8A及び8Bに支持されるため、座席13は、これ以上後ろに倒れ ることがなく安全である。また、ショッピングカート1を使用する際に、使用者 がいちいち座席13の位置を戻す必要がなく、便利である。
【0041】 なお、本実施の形態では、座席部3が、実際の自動車を模倣した形状である場 合について説明したが、これに限らず、電車、飛行機、オートバイ、船等の乗り 物や、建物、動物、アニメーションやゲームのキャラクタ等、所望の物体の形状 を任意に選択することができる。また、子供を対象とせず、例えば、老人や身体 障害者等、大人を対象とする場合には、フロントガード13の形状は、所望の物 体の形状を模倣せず、シンプルな形状にしておいてもよい。
【0042】 また、本実施の形態では、フロントカバー13にサイドカバー14A及び14 Bを連続形成した場合について説明したが、これに限らず、サイドカバー14A 及び14Bは、フロントカバー13と所定の間隔(例えば、子供が出入りするた めの隙間)をおいて独立した状態で形成してもよく、また、フロントカバー13 と、サイドカバー14A及び14Bの高さを一部低くして、子供が出入りし易い ように工夫してもよい。そしてまた、デザインによっては、サイドカバー14A 及び14Bを設けずに、フロントカバー13のみを設けてもよい。
【0043】 また、本実施の形態では、ショッピングカート1に、2つの前輪10A及び1 0Bを設けた場合について説明したが、これに限らず、ショッピングカート1の 前輪は、1つであってもよく、また、2つ以上あってもよい。また、飾りの前輪 21A及び21Bを、ショッピングカート1の前輪として使用してもよい。
【0044】 また、本実施の形態に係るショッピングカート1には、これを押す人が操作可 能なブレーキを設け、ショッピングカート1を所望の位置に静止させるようにし てもよい。
【0045】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係るショッピングカートは、座席部が前部に配 置され、買物籠載置部が後部に配置されているため、座席に着座する人が占有可 能な空間を広く取ることができる。また、前倒した座席の後部に、他のショッピ ングカートのフロントガードを挿入可能な空間が形成されるため、ショッピング カートの後部から、この空間に他のショッピングカートのフロントガードを挿入 した状態でショッピングカートを駐車させておくことができる。この結果、座席 に着座する人に窮屈感を覚えることが殆どなく、快適に着座できると共に、駐車 スペースを必要最低限に抑えることが可能なショッピングカートを提供すること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の本実施の形態に係るショッピングカー
トの側面図である。
【図2】図1に示すショッピングカートの平面図であ
る。
【図3】図1に示すショッピングカートに買物籠を載置
した状態を示す側面図である。
【図4】図1に示すショッピングカートの座席部の一部
を示す分解組立部である。
【図5】図1に示すショッピングカートの一部を示す斜
視図である。
【図6】図1に示すショッピングカートを2台駐車させ
た状態を示す側面図である。
【図7】図1に示すショッピングカートを2台駐車させ
る過程を示す模式図である。
【図8】図1に示すショッピングカートを2台駐車させ
る過程を示す模式図である。
【図9】図1に示すショッピングカートを2台駐車させ
る過程を示す模式図である。
【符号の説明】
1 ショッピングカート 2 ショッピングカート本体 3 座席部 4 買物籠載置部 12 座席 13 フロントガード

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ショッピングカート本体の前部に配置さ
    れると共に、使用者が着座可能な座席と、当該座席に着
    座した使用者の脚部を保護するフロントガードとを有す
    る座席部と、 前記ショッピングカート本体の後部に配置された買物籠
    載置部と、を備え、 前記座席は、前記ショッピングカート本体に回動可能に
    支持され、当該回動によって前倒した座席の後部に、他
    のショッピングカートのフロントガードを挿入可能な空
    間を形成するショッピングカート。
  2. 【請求項2】 前記フロントガードが、所望の物体を模
    倣した形状を備えてなる請求項1記載のショッピングカ
    ート。
  3. 【請求項3】 前記座席は、他のショッピングカートの
    フロントガードに後ろから押されて前倒可能である請求
    項1または請求項2記載のショッピングカート。
  4. 【請求項4】 前記前倒した座席は、前記他のショッピ
    ングカートのフロントガードに支持されてその状態を維
    持し、当該他のショッピングカートを引き抜いた際に、
    元の位置に復帰する請求項1ないし請求項3のいずれか
    一項に記載のショッピングカート。
  5. 【請求項5】 前記座席に、当該座席が所定位置から後
    倒することを防止するストッパを設けた請求項1ないし
    請求項4のいずれか一項に記載のショッピングカート。
  6. 【請求項6】 前記座席の背もたれの背面に、前記他の
    ショッピングカートのフロントガード前部の少なくとも
    一部が当接すると共に、前記座席の回動を誘導する凹部
    を形成した請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記
    載のショッピングカート。
  7. 【請求項7】 前記使用者の側面を保護するサイドガー
    ドをさらに配設した請求項1ないし請求項6記載のショ
    ッピングカート。
JP1999008552U 1999-11-09 1999-11-09 ショッピングカ―ト Expired - Lifetime JP3068822U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3492334B2 (ja) 2001-06-08 2004-02-03 株式会社太幸 ショッピングカート

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