JP3068569U - 型抜きおもちゃ - Google Patents

型抜きおもちゃ

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JP3068569U
JP3068569U JP1999008219U JP821999U JP3068569U JP 3068569 U JP3068569 U JP 3068569U JP 1999008219 U JP1999008219 U JP 1999008219U JP 821999 U JP821999 U JP 821999U JP 3068569 U JP3068569 U JP 3068569U
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JP
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synthetic resin
die
foamed synthetic
cut
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JP1999008219U
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Inventor
侃 石田
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ワコー株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 重量が少なく、壁などに貼り付けて遊ぶこと
が可能であり、かつ柔らかくて危険性の少ない型抜きお
もちゃを提供する。 【解決手段】 軽量発泡合成樹脂板10A、10Bを用
いて型抜きおもちゃ10を構成したものであり、軽量発
泡合成樹脂板と、軽量発泡合成樹脂板の内部にて型抜き
された複数の対象物の図柄部分16A〜16Eとを有
し、軽量発泡合成樹脂板の一方の面が平坦である型抜き
おもちゃが提供される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、型抜きおもちゃに関し、特に風呂場などで使用可能な型抜きおもち ゃに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から種々の型抜きおもちゃが知られているが、これらは、単に型から対象 となる動物や植物などの図柄部分を取り出したり、また元にもどしたりするもの が主流であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
かかる従来の型抜きおもちゃは、木や硬質プラスチックでできているため、重 量が大きく、壁に貼り付けて遊ぶということはできなかった。また、かかる従来 のおもちゃは、硬いため幼児にとっては危険な場合もあった。さらに風呂場のタ イルなどに貼りつけるためには、裏面が平坦でないと密着せず、すぐにずり落ち てしまうという問題があった。平坦な裏面を得るためには、裏面に特別なフィル ムを貼るなどの工夫が必要であった。したがって、本考案は重量が少なく、裏面 が平坦で、壁などに貼り付けて遊ぶことが可能であり、かつ柔らかくて危険性の 少ない型抜きおもちゃを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案では軽量発泡合成樹脂板を用いて型抜きおも ちゃを構成したものである。
【0005】 すなわち本考案によれば、軽量発泡合成樹脂板と、 前記軽量発泡合成樹脂板の内部にて型抜きされた複数の対象物の図柄部分とを有 し、 前記軽量発泡合成樹脂板の一方の面が平坦である型抜きおもちゃが提供される 。
【0006】 また本考案によれば、複数の軽量発泡合成樹脂板を貼り合わせた合板と前記合 板の一方の面に積層された複数の対象物の図柄が印刷されたフィルムとを有し、 前記複数の対象物の図柄ごとに、その輪郭にそった型抜きのカットがされている 型抜きおもちゃが提供される。なお、合板が2枚の軽量発泡合成樹脂板を、その 巻癖が相殺されるよう逆向きに貼り合わせたものであることは、好ましい態様で ある。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、図面を参照して本考案の型抜きおもちゃの好ましい実施の形態について 説明する。図1は本考案に係る型抜きおもちゃの好ましい実施の形態の平面図で あり、図2はその正面図である。この型抜きおもちゃ10は図2に示すように2 枚の軽量発泡合成樹脂板10A、10Bを貼り合わせて合板を作成し、その表面 に図柄が印刷されたシート10Cを積層した積層体11の形状となっていて、図 1に示されるように各図柄12A〜12Eの輪郭に応じて当該図柄部分16A〜 16Eを積層体11から抜き出すことが可能なように切り込み線14A〜14E が積層体11を貫通する形で入っている。なお、図柄としては、種々の対象物と しての動物や植物の図柄を表すことができる。
【0008】 2枚の軽量発泡合成樹脂板10A、10Bは発泡ポリエチレンにて形成されて いる。また、図柄が印刷されたシート10Cはポリプロピレンでできている。こ れらは、接着剤にてあるいは熱融着により相互に密接に接着される。軽量発泡合 成樹脂板10A、10Bはそれぞれ厚みが4mmであり、図柄が印刷されたシー ト10Cは極めて薄いので、積層体11全体の厚みは約8mmである。また、本 実施の形態では、積層体11の縦横のサイズは、36cm×20cm程度であり 、各図柄部分16A〜16Eの縦横のサイズは8cm×9cm程度から12cm ×24cm程度である。
【0009】 かかるサイズの各図柄部分16A〜16Eの重量は2g〜5g程度である。積 層体11の裏面、すなわち図柄が印刷されたシート10Cが貼ってない面は平坦 である。この平坦な裏面を形成することは、特別な処理を施すことによるもので はなく、通常のポリエチレンの発泡による原反の樹脂成形、すなわち所定のロー ル間での発泡、膨張、冷却、固化の過程で形成されるものである。なお、2枚の 軽量発泡合成樹脂板10A、10Bの原反を逆向きに貼り合わせることで、原反 の巻癖を相殺することができ、さらに適度な強度と取り扱い易い厚みが提供され る。貼り合わせた後に、図柄が印刷されたシート10Cを貼らない面側の表面は 、平坦であることが望まれるが、通常の平坦なロールを使用することで十分平坦 な面を形成することができ、合板の裏面はタイル表面などとの密着性が高い。な お、シート10Cを貼るときに、皺が発生しやすいので、シート10Cを接着剤 で合板に貼り付けた後に、シート10Cを貼りつけた面側には細かい凹凸のある 、いわゆるエンボスロールを使用して、押さえ込むことにより皺の発生を防止す ることができる。かかるエンボスロールによりシート10Cを押さえ込んだ結果 、シート10Cの表面には図3の拡大部分平面図に示すように凹凸部20が形成 される。
【0010】 図4は、積層体11から図柄部分16A〜16Eを抜き出した状態を示す平面 図であり、図5は、抜き出した2つの図柄部分16C、16Eをタイルの表面に 配置した状態を示す模式図である。図柄部分16C、16Eをタイル18の表面 に配置するには、図柄部分16C、16Eの裏面を濡らせておく必要がある。風 呂場などでは、タイルが湿気を帯びていることが多いので特に図柄部分16C、 16Eの裏面を濡らせておかなくてもよい場合がある。各図柄部分16C、16 Eは、水分によりその裏面がタイル18の平坦な表面との間で密着するものであ り、何等の接着剤を用いることなしに、数時間〜十数時間にわたって接着状態が 継続するのである。また、図柄部分16C、16Eはタイル18の表面に固定さ れている訳ではないので、その配置位置を自由に変更することができる。
【0011】 本考案にかかる型抜きおもちゃは、次のように用いることができる。まず、図 4によって説明したように、図柄部分16A〜16Eを積層体11から抜き出し てタイル18など平坦な壁面の表面に配置することにより、装飾とすることがで きるのみならず、幼児や子供にとって風呂場などで遊ぶためのいわゆるタイルお もちゃとなることである。また、いったん積層体11から取り外した図柄部分1 6A〜16Eを再び積層体11に戻すためには、各図柄部分16A〜16Eの外 周の輪郭とそれに対応する貫通部分の内周の輪郭が一致していなければならない ので、幼児や子供は知恵の輪遊びに似たおもちゃとして遊ぶことができるのであ る。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、軽量発泡合成樹脂板を用いて型抜きおも ちゃを構成したので、重量が少なく、壁などに貼り付けて遊ぶことが可能であり 、かつ柔らかくて危険性の少ない型抜きおもちゃが提供される。さらに耐水性な ので、風呂場など湿気の多いところでの使用により劣化することがない。また、 軽量発泡合成樹脂板を2枚重ねた構成のものは、こしがしっかりとしていて、厚 さが適当で持ちやすいという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る型抜きおもちゃの好ましい実施の
形態の平面図である。
【図2】図1の型抜きおもちゃの正面図である。
【図3】図1の一部を拡大して示す平面図である。
【図4】積層体から図柄部分を抜き出した状態を示す平
面図である。
【図5】抜き出した図柄部分をタイルの表面に配置した
状態を示す模式図である。
【符号の説明】
10 型抜きおもちゃ 10A、10B 軽量発泡合成樹脂板 10C 図柄が印刷されたシート 11 積層体 12A〜12E 図柄 14A〜14E 切り込み線 16A〜16E 図柄部分 20 凹凸部

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軽量発泡合成樹脂板と、 前記軽量発泡合成樹脂板の内部にて型抜きされた複数の
    対象物の図柄部分とを有し、 前記軽量発泡合成樹脂板の一方の面が平坦である型抜き
    おもちゃ。
  2. 【請求項2】 複数の軽量発泡合成樹脂板を貼り合わせ
    た合板と前記合板の一方の面に積層された複数の対象物
    の図柄が印刷されたフィルムとを有し、前記複数の対象
    物の図柄ごとに、その輪郭にそった型抜きのカットがさ
    れている型抜きおもちゃ。
  3. 【請求項3】 前記合板が、2枚の軽量発泡合成樹脂板
    を、その巻癖が相殺されるよう逆向きに貼り合わせたも
    のである請求項2に記載の型抜きおもちゃ。
  4. 【請求項4】 前記複数の対象物が動物及び/又は植物
    である請求項1又は2に記載の型抜きおもちゃ。
  5. 【請求項5】 前記軽量発泡合成樹脂が発泡ポリエチレ
    ンである、請求項1から3のいずれか1つに記載の型抜
    きおもちゃ。
JP1999008219U 1999-10-28 1999-10-28 型抜きおもちゃ Expired - Lifetime JP3068569U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101513243B1 (ko) 2014-04-09 2015-04-20 변규일 공간지각력을 향상시키기 위한 균형잡는 다용도 완구

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KR101513243B1 (ko) 2014-04-09 2015-04-20 변규일 공간지각력을 향상시키기 위한 균형잡는 다용도 완구

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