JP3068326U - 飾台兼用のペットハウス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部屋のコーナーに安定的に配設し、且つ飾台
としても効果的な使用を可能とするペットハウスの提
供。 【解決手段】 縦寸法３０ｃｍ〜５０ｃｍ、横寸法４０
ｃｍ〜６０ｃｍの板材３枚で前面開放部を出入口となし
た平面視コ字状の囲い本体を作成し、該囲い本体をその
対称線上に位置するようにして上下面に対し基板及び天
板を取付け、上記基板及び天板は夫々れ対称形状で且つ
左右の側辺はその片側延長線が９０°の交叉角を形成す
る構成となし、これにより部屋のコーナー箇所へ囲い本
体の開放部が前面側となるように配置し、囲い本体内は
犬、猫などペット類の居住空間に、そして天板上は置物
や花などの飾台として使用する。このさい、囲い本体の
左右側方箇所に対し、基板と天板間を連結する支柱を取
付け、該支柱にペットの動きを制限する鎖りや紐などを
繋止可能としたりする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、飾台兼用のペットハウスに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来のペットハウスは、図３に示す如きものである。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

このものを部屋のコーナーに配置してペットハウス兼用のコーナーテーブルと して使用する場合、部屋隅の片側へ限定した状態の配置となり、そのさいペット の出入り口の向きは限定されると共に、上板は広くないため飾り台としての使用 には自と制限される問題があった。 そこで、本考案は部屋のコーナーに安定的に置け、且つ飾台としても効果的な 使用を可能とするペットハウスの提供を目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案に係る飾台兼用のペットハウスは、縦寸法３０ｃｍ〜５０ｃｍ、横寸法 ４０ｃｍ〜６０ｃｍの板材３枚で前面開放部を出入口となした平面視コ字状の囲 い本体を作成し、該囲い本体をその対称線上に位置するようにして上下面に対し 基板及び天板を取付け、上記基板及び天板は夫々れ対称形状で且つ左右の側辺は その片側延長線が９０°の交叉角を形成する構成となし、これにより部屋のコー ナー箇所へ囲い本体の開放部が前面側となるように配置し、囲い本体内は犬、猫 などペット類の居住空間に、そして天板上は置物や花などの飾台として使用する ことを特徴とする。 このさい、囲い本体の左右側方箇所に対し、基板と天板間を連結する支柱を取 付け、該支柱にペットの動きを制限する鎖りや紐などを繋止可能としたり、且つ 基板は六角板体に、そして天板を五角板体となしたりする。

【０００５】

【考案の実施の形態】

以下、図面に示す実施の形態について説明する。 図１は、本考案に係る飾台兼用のペットハウスの斜視図である。飾台兼用のペ ットハウスは基板１と囲い本体２と天板３からなる。

【０００６】 囲い本体２は、縦寸法Ｈが３０ｃｍ〜５０ｃｍ、横寸法Ｗが４０ｃｍ〜６０ｃ ｍの板材を少なくとも３枚（左壁面２ａ、右壁面２ｂ、後壁面２ｃ）使用し、前 面を開放部の出入口となした平面視コ字状に作成するのである。本例では前面開 放部に出入口を有する前壁面２ｄを設けた４枚構成であって、囲い本体２をその 対称線上に位置するようにして上下面に対し基板１及び天板３を取付ける。なお 、２ｅは通気孔である。

【０００７】 本例で基板１は六角板体、天板３は五角板体で夫々れ対称形状をなし、長さＬ １及びＬ２は５０ｃｍ〜８０ｃｍ程度である。而して、天板３の左右の側辺３ａ 及び３ｂの延長線が９０°の交叉角を形成するものとなしてある。これにより部 屋のコーナー箇所へ囲い本体２の開放部が前面側となるように配置し、囲い本体 ２内は犬、猫などペット類の居住空間として、そして天板上は置物や花などの飾 台として広く使用することができるのである。

【０００８】 本考案では、囲い本体２の上下面に対し、コ字状の囲い体より広い基板１及び 天板３を使用しているため、各種飾台としての広範な使用が可能であり、且つ基 板も同様に広い面積で床面と接続するため、極めて安定した状態で載置される。

【０００９】 なお、支柱４は、囲い本体２の左右壁面の外方箇所に、基板１と天板３間を連 結するように設けられている。該支柱４は天板３の周辺を基板１に対し補助的に 支持することにより、天板３上の飾り物の安定的な載置に寄与するのであり、ま た鎖りや紐などを繋止させて、ペットの動きを適宜制限することができるものと なる。

【００１０】 本考案品は専ら分解品で利用者に提供し、利用者側で組み立てて使用する。図 ３はその組立順序の一例を示すもので、ＡからＦの順に組み立てるのである。ま ず、基板１を置き（Ａ参照）、前壁面２ｄ及び後壁面２ｃを基板１の穴に合わせ て差し込む（Ｂ参照）。そして、左壁面２ａ及び右壁面２ｂを差し込み、ジョイ ントネジ５で締め付ける（Ｃ参照）。ついで、天板３を置き（Ｄ参照）、天板３ を傾けながら左右の支柱４を１本ずつ入れる（Ｅ参照）。最後に、天板３の上か らジョイントネジ６で締め付け（Ｆ参照）、組立が完了する。

【００１１】

【考案の効果】

本考案は以上の通り構成するのであって、ペットハウスを部屋のコーナーに安 定的に配置でき、囲い本体内は犬、猫などペット類の居住空間に、そして天板上 は置物や花など多様な飾台として広く使用することができるものとなる。また、 ペットの出入り口も部屋の対角方向に向いているため便利であり、且つインテリ アとして室内の意匠的効果にも優れたものとなるである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係る飾台兼用のペットハウスの斜視図
である。

【図２】本考案に係る飾台兼用のペットハウスの組立図
である。

【図３】従来の飾台兼用のペットハウスの斜視図であ
る。

【符号の説明】

１ 基板 ２ 囲い本体 ２ａ 左壁面 ２ｂ 右壁面 ２ｃ 後壁面 ２ｄ 前壁面 ２ｅ 通気孔 ３ 天板 ４ 支柱 ５ 差込ジョイントネジ ６ ジョイントネジ

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 縦寸法３０ｃｍ〜５０ｃｍ、横寸法４０
   ｃｍ〜６０ｃｍの板材３枚で前面開放部を出入口となし
   た平面視コ字状の囲い本体を作成し、該囲い本体をその
   対称線上に位置するようにして上下面に対し基板及び天
   板を取付け、上記基板及び天板は夫々れ対称形状で且つ
   左右の側辺はその片側延長線が９０°の交叉角を形成す
   る構成となし、これにより部屋のコーナー箇所へ囲い本
   体の開放部が前面側となるように配置し、囲い本体内は
   犬、猫などペット類の居住空間に、そして天板上は置物
   や花などの飾台として使用することを特徴とした飾台兼
   用のペットハウス。
2. 【請求項２】 囲い本体の左右側方箇所に対し、基板と
   天板間を連結する支柱を取付け、該支柱にペットの動き
   を制限する鎖りや紐などを繋止可能とすることを特徴と
   した請求項１記載の飾台兼用のペットハウス。
3. 【請求項３】 基板は六角板体、天板は五角板体となし
   たことを特徴とする請求項１又は２記載の飾台兼用のペ
   ットハウス。