JP3068201U - コ―ド付きストラップ - Google Patents
コ―ド付きストラップInfo
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- JP3068201U JP3068201U JP1999007788U JP778899U JP3068201U JP 3068201 U JP3068201 U JP 3068201U JP 1999007788 U JP1999007788 U JP 1999007788U JP 778899 U JP778899 U JP 778899U JP 3068201 U JP3068201 U JP 3068201U
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- Telephone Set Structure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 携帯時や使用時等において取扱い易く、使い
勝手のよいコード付きストラップを提供する。 【解決手段】 コード付きストラップ10は、首掛け可
能な長さを有するストラップ11を有し、このストラッ
プ11内に配線コード14,14−1,14−2が挿入
されている。コード14−1,14−2の一端は、スト
ラップ11の上部から引出されてイヤホン本体16等の
携帯用音響機器が接続され、配線コード14の他端が該
ストラップ11の下部から引出されてプラグ17が接続
されている。使用時において、携帯電話機20等の携帯
機器に、ストラップ11の下部に取付けられた紐12b
を結び付け、プラグ17を携帯機器のジャック22に挿
入する。ストラップ11を首に掛けると、該ストラップ
11によって携帯機器が首から吊り下げられる。イヤホ
ン本体16等を耳等に装着して使用する。
勝手のよいコード付きストラップを提供する。 【解決手段】 コード付きストラップ10は、首掛け可
能な長さを有するストラップ11を有し、このストラッ
プ11内に配線コード14,14−1,14−2が挿入
されている。コード14−1,14−2の一端は、スト
ラップ11の上部から引出されてイヤホン本体16等の
携帯用音響機器が接続され、配線コード14の他端が該
ストラップ11の下部から引出されてプラグ17が接続
されている。使用時において、携帯電話機20等の携帯
機器に、ストラップ11の下部に取付けられた紐12b
を結び付け、プラグ17を携帯機器のジャック22に挿
入する。ストラップ11を首に掛けると、該ストラップ
11によって携帯機器が首から吊り下げられる。イヤホ
ン本体16等を耳等に装着して使用する。
Description
【0001】
本考案は、配線コードを内蔵した首掛け可能なコード付きストラップ、特にそ の配線コードの一端にイヤホン、ヘッドホン、マイクロホン等の携帯用音響機器 が接続され、その配線コードの他端に携帯電話機、MDレコーダ、CDレコーダ 、MP3レコーダ、ゲーム機器、ラジオ受信機等の携帯機器や設置型機器に接続 されるプラグが接続されたコード付きストラップに関するものである。
【0002】
図2は、従来の携帯用音響機器(例えば、イヤホン)の一構成例を示す斜視図 である。 このイヤホンは、2本のコード1a,1bが束になった配線コード1を有して いる。配線コード1の所定箇所は固定部材2で固定され、右耳用コード1aと左 耳用コード1bとに分岐している。右耳用コード1aの先端には、電気/音変換 を行う右耳用の耳挿入型イヤホン本体3が接続されている。同様に、左耳用コー ド1bの先端にも、電気/音変換を行う左耳用の耳挿入型イヤホン本体4が接続 されている。配線コード1の端部には、例えば、携帯機器のジャックに接続され る3極式単頭プラグ5が接続されている。携帯機器としては、携帯電話機、MD レコーダ、CDレコーダ、MP3レコーダ、ゲーム機器、ラジオ受信機等の種々 の機器があり、通常、携帯に便利な様に手で吊下げるための紐状のストラップが 取付けられている。
【0003】 このような構成のイヤホンを使用する場合、携帯機器に取付けられたストラッ プを手で吊下げたり、あるいは携帯機器をバッグ等に入れておき、この携帯機器 のジャックに単頭プラグ5を挿入する。そして、右耳用イヤホン本体3を右耳に 挿入すると共に、左耳用イヤホン本体4を左耳に挿入し、これらの左右の耳から 配線コード1を胸元に垂らすような形で該イヤホンを装着すれば、携帯機器から の音声信号をイヤホン本体3,4によって耳で聞くことができる。
【0004】
従来の配線コード1を有するイヤホンでは、次の(a)〜(d)のような課題 があった。 (a) 携帯時には、携帯機器と共にイヤホンをバッグ等に入れて持ち運ばなく てはならないので、持ち運びが不便である。 (b) 使用時にイヤホン本体3,4を耳に挿入した場合、イヤホンが耳から垂 下がった状態になるので、該イヤホン本体3,4に直接テンション(荷重)が掛 る。このため、イヤホン本体3,4が耳から外れ易いばかりか、耳が疲れ易い。 (c) 使用の際に、イヤホンをいちいちバッグ等から取出して耳に装着しなけ ればならないので、取扱いが煩わしく、不便である。さらに、使用時における携 帯機器の持運びや保持も不便である。特に、釣り、スキー、海辺等のアウトドア での使用時には、携帯機器の持運びや保持が不便である。 (d) イヤホン本体3,4を耳に挿入している時に、配線コード1が胸元でぶ らぶらするので邪魔になり、見た目も悪い。 以上の(a)〜(d)のようなことは、イヤホンだけに限らず、配線コード1 を有するヘッドホンやマイクロホン等の種々の携帯用音響機器についても言える 。 本考案は、前記従来技術が持っていた携帯時や使用時等において取扱い等が不 利不便であるという課題について解決したコード付きストラップを提供するもの である。
【0005】
前記課題を解決するために、本考案のうちの第1の考案では、コード付きスト ラップにおいて、首掛け可能な長さを有し、肌への食込み及び過重負担を防止し うる太さ及び形状のストラップと、前記ストラップ内に挿入され、一端が該スト ラップの上部から引出されて携帯用音響機器が接続され、他端が該ストラップの 下部から引出されてプラグが接続された配線コードとを、備えている。 このような構成を採用したことにより、使用する際には、ストラップを首に掛 け、イヤホン、ヘッドホン、マイクロホン等の携帯用音響機器を耳に装着し、携 帯電話機、CDレコーダ等の携帯機器や設置型機器のジャック等にプラグを挿入 する。これにより、携帯機器等からの音声信号がプラグ及び配線コードを介して 携帯用音響機器へ送られ、該携帯用音響機器で音声に変換されて耳へ伝達される 。
【0006】 第2の考案では、第1の考案のストラップに、長さ調整可能な調整部材を装着 している。これにより、調整部材によってストラップの長さ調整が行える。 第3の考案では、第1又は第2の考案のストラップの下部に、携帯機器を吊着 するための吊着部を設けている。これにより、ストラップの下部の吊着部で携帯 機器を吊着すれば、該携帯機器の携帯時や使用時における持運びや保持が容易に なる。 第4の考案では、第3の考案の吊着部を、ストラップの下部に取り付けられた 接続部材と、両端が前記接続部材に接続され、携帯機器に引掛けるための環状の 紐とで、構成している。これにより、環状の紐を携帯機器に引掛ければ、該携帯 機器をストラップの下部に吊下げることが可能になる。
【0007】 第5の考案では、第4の考案の接続部材は、ストラップの下部と紐とを着脱可 能な構成にしている。これにより、携帯機器へのストラップの取付けや、取外し が容易になる。 第6の考案では、第3の考案の吊着部は、携帯機器に着脱可能に係合する構成 にしている。これにより、吊着部を携帯機器に係合すれば、該携帯機器をストラ ップの下部に取付けられ、該携帯機器への吊着部の係合を解除すれば、該携帯機 器の取外しが行える。
【0008】 第7の考案では、第1〜第6の考案のいずれかのストラップに、ネームカード クリップを装着している。これにより、ネームカードクリップを胸ポケット等に 挟むことにより、ネームカードストラップとしても使用可能になる。 第8の考案では、第1〜第7のいずれかのストラップ及び配線コードは、皮膚 アレルギーを起こさない部材で形成あるいは被覆している。これにより、ストラ ップを首に掛けた時に該ストラップ及び配線コードが直接皮膚に接触しても、皮 膚アレルギーを起さない。
【0009】
【考案の実施の形態】第1の実施形態 図1(a),(b)は本考案の第1の実施形態を示すコード付きストラップの 概略の構成図であり、同図(a)は全体図、及び同図(b)は同図(a)のA− A線拡大断面図である。 このコード付きストラップ10は、首に掛けて携帯機器(例えば、携帯電話機 )20を吊下げるために使用される。携帯電話機20の例えば上部の角等には、 該携帯電話機20を吊下げるためにくり抜かれて掛止部21が形成され、さらに 該携帯電話機20の例えば上部あるいは側部等にプラグ挿入用のジャック22が 設けられている。 携帯電話機20を吊下げるためのコード付きストラップ10は、首掛け可能な 長さを有し、肌への食込み及び荷重負担を防止しうる太さの中空のストラップ1 1を有している。中空のストラップ11は、皮膚アレルギーを起さないような肌 にやさしく、地球にやさしい柔軟な布製の部材、あるいは非塩化ビニール製等の 部材で形成されている。ストラップ11の両端は吊着部12で固定され、首に掛 けることができるように環状になっている。
【0010】 吊着部12は、ストラップ11の両端を固定すると共に、携帯電話機20を吊 着するためのものであり、該ストラップ11の両端を固定するためのプラスチッ ク等で形成された接続部材12aと、該接続部材12aに固定された環状の紐1 2bとで、構成されている。環状の紐12bは、携帯電話機20の掛止部21に 結んで該携帯電話機20を引掛けるためのものである。環状になっているストラ ップ11の所定箇所を重ね合わせるために、プラスチック等で形成された筒状の 締結部材13が摺動可能に取付けられている。 ストラップ11内には、2本のコード14−1,14−2が束ねられて形成さ れた配線コード14が挿入されている。各コード14−1,14−2は、複数本 の絶縁導線14aを有し、これらの絶縁導線14aの外側が被覆部材14bで被 覆されている。被覆部材14bは、肌に触れた時に皮膚アレルギーを起さないよ うな肌にやさしく、地球にやさしい柔軟な布製部材、あるいは非塩化ビニール製 部材等で形成されている。
【0011】 配線コード14から分岐した2本のコード14−1,14−2のうち、一方の コード14−1は、一端がストラップ11の上部から引出されて携帯用音響機器 (例えば、マイクロホン本体)15に接続され、他端が該ストラップ11の下部 から引出されて3極式単頭プラグ17に接続されている。他方のコード14−2 は、一端がストラップ11の上部から引出されて携帯用音響器機(例えば、耳挿 入型のイヤホン本体)16に接続され、他端が該ストラップ11の下部から引出 されて単頭プラグ17に接続されている。2本のコード14−1,14−2の他 端は、ストラップ11の下部の接続部材12aの上方で引出されている。 マイクロホン本体15は、ストラップ11を首に掛けた時に該ストラップ11 の上部付近で垂れた状態になり、使用者の発する音声を電気信号に変換する音/ 電気変換機能を有している。耳挿入型のイヤホン本体16は、使用者が耳に挿入 して携帯電話機20からの電気信号を音声に変換する電気/音変換機能を有して いる。単頭プラグ17は、携帯電話機20のジャック22に挿入し、該ジャック 22との電気的な接続を行うためのものである。
【0012】 次に、図1のコード付きストラップ10の使用方法の一例を説明する。 コード付きストラップ10を使用する場合、ストラップ11の下部の環状の紐 12bを携帯電話機20の掛止部21に通してくくり付けておく。ストラップ1 1の下部から引出された配線コード14に接続された単頭プラグ17を、携帯電 話機20のジャック22に挿入する。締結部材13によって環状になっているス トラップ11部分を首に掛け、該ストラップ11の上部から引出されたコード1 4−2に接続されているイヤホン本体16を耳に挿入する。ストラップ11の上 部から引出されたコード14−1に接続されているマイクロホン本体15は、該 ストラップ11の上部付近に垂らしておく。このようにストラップ11を首に掛 けると、該ストラップ11によって携帯電話機20が首から吊下げられることに なる。
【0013】 携帯電話機20で電話をかける場合、あるいは電話を受ける場合、該携帯電話 機20からの音声信号は、ジャック22、単頭プラグ17、配線コード14、及 びコード14−2を通してイヤホン本体16で音に変換され、耳で聞くことがで きる。使用者の発する音は、マイクロホン本体15で音声信号に変換され、コー ド14−1、配線コード14、単頭プラグ17及びジャック22を通して携帯電 話機20へ送られる。これにより、携帯電話機20を用いた相手方との通話が簡 単に行える。 なお、マイクロホン本体15あるいはイヤホン本体16を使用しない場合、首 に掛けたストラップ11に吊下げられている携帯電話機20を手で持ち、この携 帯電話機20の送受話器を用いて相手方との通話を行えばよい。
【0014】 以上のように、本実施形態のコード付きストラップ10では、次の(i)〜( vi)のような効果がある。 (i) 携帯時において、ストラップ11を首に掛けて携帯電話機20を首から 吊下げておけば、携帯電話機20及びコード付きストラップ10をわざわざバッ グ等に入れて持ち運ばなくてもよく、持ち運びが便利である。 (ii) 使用時において、ストラップ11を首に掛けてイヤホン本体16を耳に 挿入した場合、該イヤホン本体16に接続される部分の荷重がストラップ11を 介して首に掛るので、該イヤホン本体16に直接テンションが掛らない。このた め、イヤホン本体16が耳から外れにくいばかりか、耳が疲れない。 (iii) ストラップ11を首に掛け、携帯電話機20を吊下げて持ち運ぶように すれば、該携帯電話機20の使用時において、ストラップ11の上部から引出さ れたイヤホン本体16を耳に挿入するだけで、簡単に使用でき、使い勝手がよい 。しかも、ストラップ11を首に掛けて携帯電話機20を吊下げておけば、該携 帯電話機20の持ち運びも容易である。特に、釣り、スキー、海辺等のアウトド アでの使用時に、携帯電話機20の持ち運びや保持が容易である。
【0015】 (iv) コード付きストラップ10にマイクロホン本体15及びイヤホン本体1 6を取付けているので、携帯電話機20の例えば着信時において、ワンタッチに てハンズフリー会話(例えば、自動車内、電車内等における会話)に最適である 。 (v) ストラップ11内に配線コード14,14−1,14−2が挿入されて いるので、使用時に配線コード14が胸元でぶらぶらして邪魔になることがなく 、見た目もよい。 (vi) ストラップ11の材質、及び配線コード14,14−1,14−2の被 覆部材14bを、皮膚アレルギーを起さない柔軟な布あるいは非塩化ビニール等 で形成しているので、肌にやさしく、地球にやさしい。
【0016】第2の実施形態 図3は、本考案の第2の実施形態を示す吊着部の概略の構成図であり、第1の 実施形態を示す図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。 この吊着部12は、ストラップ11の下部からの配線コード14の引出し箇所 が図1のものと異なっている。即ち、この吊着部12では、ストラップ11の下 部(即ち、ストラップ11の両端)が接続部材12aによって覆われて固定され 、該ストラップ11の両端から突出させた配線コード14が、該接続部材12a 内から外側へ引出され、この引出された配線コード14の端部に単頭プラグ17 が接続されている。 このように、配線コード14を接続部材12aから引出すようにすれば、該接 続部材12aからの配線コード14の引出し箇所の機械的及び電気的強度を向上 させることができる。
【0017】第3の実施形態 図4は、本考案の第3の実施形態を示す吊着部の概略の構成図であり、図1中 の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。 この吊着部12Aは、ストラップ11の下部に取付けられた接続部材12cと 、該接続部材12cに接続された携帯機器引掛け用の環状の紐12bとで構成さ れ、該接続部材12cの構成が図1の接続部材12aの構成と異なっている。接 続部材12cは、ストラップ11の下部に取付けられたプラスチック製等の係合 凸部12c−1と、紐12bを固定するための係合凹部12c−2とで構成され 、該係合凹部12c−2に係合凸部12c−1が着脱可能に嵌合するようになっ ている。係合凹部12c−2の側面には、係合解除部12c−3が設けられ、該 係合解除部12c−3を押圧することによって係合凹部12c−2と係合凸部1 2c−1との係合状態が解除され、該係合凹部12c−2と係合凸部12c−1 とを引離すことができるような構成になっている。
【0018】 このように、ストラップ11の下部に取付けられた係合凸部12cと、紐12 bを固定する係合凹部12c−2とを着脱可能な構成にしたので、該係合凹部1 2c−2に係合凸部12c−1を差込むだけで、両者を嵌合することができ、係 合解除部12c−3を押圧することにより、該係合凹部12c−2と係合凸部1 2c−1とを分離することができる。このため、係合凹部12c−2に固定され た紐12bを図1の携帯電話機20の掛止部21に結んでおけば、該係合凹部1 2c−2に係合凸部12c−1を嵌入させるだけで、該携帯電話機20を簡単に ストラップ11に吊着させることができ、使い勝手がよい。
【0019】第4の実施形態 図5は、本考案の第4の実施形態を示す吊着部の概略の構成図であり、図1中 の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。 この吊着部12Bは、図1の吊着部12と構成が異なっている。即ち、吊着部 12Bは、ストラップ11の下部に取付けられたプラスチック製等の固定部材1 2dと、該固定部材12dに設けられた係合凸部12eとで、構成されている。 携帯電話機20の例えば上部等には、図1の掛止部21に代えて、係合凹部23 が設けられ、さらに該係合凹部23に係合解除部24が取付けられている。 この吊着部12Bでは、固定部材12dに設けられた係合凸部12eを、携帯 電話機20側の係合凹部23に嵌入すれば、該係合凹部23と係合凸部12eと が嵌合し、係合解除部24を押圧することにより、該係合凹部23と係合凸部1 2eとの嵌合状態を解除して両者を引離すことができる。これにより、ストラッ プ11の下部と携帯電話機20とを、吊着部12Bによって簡単に着脱でき、使 い勝手がよい。
【0020】第5の実施形態 図6は、本考案の第5の実施形態を示す調整部材の概略の構成図である。 図1のストラップ11の所定箇所を折重ね、この折重ね箇所に長さ調整可能な 筒状の調整部材18を装着してもよい。このような調整部材18をストラップ1 1の折重ね箇所に装着すれば、首に掛けた時のストラップ11の長さを簡単に調 整でき、使い勝手がよい。
【0021】第6の実施形態 図7は、本考案の第6の実施形態を示すネームカードクリップの概略の構成図 である。 図1のストラップ11に取付けられた例えば締結部材13に、ネームカードク リップ19を装着してもよい。このようなネームカードクリップ19を締結部材 13に装着すれば、ストラップ11を首に掛けて該ネームカードクリップ19を 胸ポケット等に挟むことにより、使用時における該ストラップ11の胸元でのぶ らつきを防止できる。また、コード付きストラップ10を、ネームカードストラ ップとしても使用可能となる。
【0022】変形例 なお、本考案は上記実施形態に限定されず、種々の変形が可能である。この変 形例としては、例えば、次の(1)〜(5)のようなものがある。 (1) 図1では、携帯機器として、携帯電話機20を例に挙げて説明したが、 これに限定されず、MDレコーダ、CDレコーダ、MP3レコーダ、ゲーム機器 、ラジオ受信機等の他の携帯機器にも適用が可能である。この際、適用する携帯 機器によって、図1のマイクロホン本体15をイヤホン本体に代えたり、あるい は図1のマイクロホン本体15及びイヤホン本体16をヘッドホン等に代えれば よい。また、上記実施形態のコード付きストラップ10を、携帯機器ではなく設 置型機器に使用する場合、図1の紐12bが不要であればこの紐12bを省略し てもよい。配線コード14の長さが不足していれば、コネクタ付き延長コードに 接続することにより、通常のイヤホンやヘッドホン等としても使用できる。
【0023】 (2) 実施形態では、配線コード14に単頭プラグ17を接続した例を挙げて 説明したが、これに限定されず、適用する機器に応じてピンプラグ等の他のプラ グを接続してもよい。 (3) 図1のマイクロホン本体15あるいはイヤホン本体16等の携帯用音響 機器は、2個必要なければ、1個でもよい。 (4) 図1のストラップ11の断面形状は、円筒等の他の形状でもよい。また 、ストラップ11内に挿入される配線コード14も、図示以外の構成のものでも よい。 (5) 吊着部12,12A,12B、締結部材13、調整部材18、あるいは ネームカードクリップ19は、図示以外の構造や形状にしたり、図示以外の他の 箇所に設ける等、種々の変形が可能である。
【0024】
以上詳細に説明したように、第1の考案によれば、首掛け可能な長さを有する ストラップと、該ストラップ内に挿入され、携帯用音響機器及びプラグが接続さ れた配線コードとを、備えているので、ストラップを首に掛ければ、コード付き ストラップの持ち運びや保持が便利になる。使用時において、ストラップを首に 掛け、携帯用音響機器を耳等に装着した場合、該携帯用音響機器に直接テンショ ンが掛らないので、該携帯用音響機器が耳等から外れにくいばかりか、耳が疲れ ない。使用時において、ストラップを首に掛けておけば、該ストラップから引出 された携帯用音響機器を耳等に装着するだけで、簡単に使用でき、便利である。 さらに、ストラップ内に配線コードが挿入されているので、使用時において配線 コードが胸元でぶらぶらして邪魔になることがなく、見た目もよい。 第2の考案によれば、ストラップに調整部材を装着したので、首に掛けた時の ストラップの長さの調整ができ、使い勝手がよい。
【0025】 第3の考案によれば、ストラップの下部に、携帯機器を吊着するための吊着部 を設けたので、該吊着部によって携帯機器をストラップの下部に吊着すれば、携 帯機器の持ち運びや保持が便利である。特に、釣り、スキー、海辺等のアウトド アでの使用時に、携帯機器の持ち運びや保持が便利になる。 第4の考案によれば、吊着部を、接続部材と環状の紐とで構成したので、該紐 を携帯機器に引掛けるだけで、該携帯機器をストラップの下部に吊着することが できる。 第5の考案によれば、接続部材は、ストラップの下部と紐とを調節可能な構成 にしたので、予め携帯機器に紐を引掛けておけば、この紐とストラップの下部と を簡単に着脱でき、使い勝手がよい。
【0026】 第6の考案によれば、吊着部は、携帯機器に着脱可能に係合する構成にしたの で、該吊着部によってストラップの下部と携帯機器とを簡単に着脱でき、使い勝 手がよい。 第7の考案によれば、ストラップにネームカードクリップを装着したので、該 ネームカードクリップを例えば胸元のポケット等に挟むことにより、使用時にお けるストラップの胸元でのぶらつきを防止できるばかりか、コード付きストラッ プをネームカードストラップとしても使用可能である。 第8の考案によれば、ストラップ及び配線コードは、皮膚アレルギーを起さな い部材で形成あるいは被覆したので、肌にやさしく、地球にやさしいコード付き ストラップを提供できる。
【図1】本考案の第1の実施形態を示すコード付きスト
ラップの概略の構成図である。
ラップの概略の構成図である。
【図2】従来のイヤホンの一構成例を示す斜視図であ
る。
る。
【図3】本考案の第2の実施形態を示す吊着部の概略の
構成図である。
構成図である。
【図4】本考案の第3の実施形態を示す吊着部の概略の
構成図である。
構成図である。
【図5】本考案の第4の実施形態を示す吊着部の概略の
構成図である。
構成図である。
【図6】本考案の第5の実施形態を示す調整部材の概略
の構成図である。
の構成図である。
【図7】本考案の第6の実施形態を示すネームカードク
リップの概略の構成図である。
リップの概略の構成図である。
10 コード付きストラップ 11 ストラップ 12,12A,12B 吊着部 12a,12c 接続部材 12b 紐 12c−1 係合凸部 12c−2 係合凹部 12d 固定部材 12e 係合凸部 13 締結部材 14,14−1,14−2 配線コード 15 マイクロホン本体 16 イヤホン本体 17 単頭プラグ 18 調整部材 19 ネームカードクリップ 20 携帯電話機 21 掛止部 22 ジャック 23 係合凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04R 1/10 104 H04R 1/10 104Z
Claims (8)
- 【請求項1】 首掛け可能な長さを有し、肌への食込み
及び過重負担を防止しうる太さ及び形状のストラップ
と、 前記ストラップ内に挿入され、一端が該ストラップの上
部から引出されて携帯用音響機器が接続され、他端が該
ストラップの下部から引出されてプラグが接続された配
線コードとを、備えたことを特徴とするコード付きスト
ラップ。 - 【請求項2】 ストラップには、長さ調整可能な調整部
材を装着したことを特徴とする請求項1記載のコード付
きストラップ。 - 【請求項3】 ストラップの下部には、携帯機器を吊着
するための吊着部を設けたことを特徴とする請求項1又
は2記載のコード付きストラップ。 - 【請求項4】 吊着部は、ストラップの下部に取付けら
れた接続部材と、両端が前記接続部材に接続され、携帯
機器に引掛けるための環状の紐とで、構成したことを特
徴とする請求項3記載のコード付きストラップ。 - 【請求項5】 接続部材は、ストラップの下部と紐とを
着脱可能な構成にしたことを特徴とする請求項4記載の
コード付きストラップ。 - 【請求項6】 吊着部は、携帯機器に着脱可能に係合す
る構成にしたことを特徴とする請求項3記載のコード付
きストラップ。 - 【請求項7】 ストラップには、ネームカードクリップ
を装着したことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1
項に記載のコード付きストラップ。 - 【請求項8】 ストラップ及び配線コードは、皮膚アレ
ルギーを起さない部材で形成あるいは被覆したことを特
徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のコード付
きストラップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999007788U JP3068201U (ja) | 1999-10-14 | 1999-10-14 | コ―ド付きストラップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999007788U JP3068201U (ja) | 1999-10-14 | 1999-10-14 | コ―ド付きストラップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3068201U true JP3068201U (ja) | 2000-04-28 |
Family
ID=43201701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1999007788U Expired - Lifetime JP3068201U (ja) | 1999-10-14 | 1999-10-14 | コ―ド付きストラップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3068201U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004113769A (ja) * | 2002-09-25 | 2004-04-15 | Cotron Corp | ポータブル機器のネックストラップ |
WO2014041662A1 (ja) * | 2012-09-13 | 2014-03-20 | トリニティ株式会社 | 携帯型電子機器用ストラップホルダー |
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1999
- 1999-10-14 JP JP1999007788U patent/JP3068201U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
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