JP3068192U - ３６０度毛の付いた歯ブラシ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】本考案は、歯ブラシの毛をつける軸の部分に３
６０度毛をつけ、幼い子供が自分でも歯の汚れを落とせ
るようにし、少しでも虫歯を予防する。 【解決手段】歯ブラシの毛をつける部分に、通常は軸の
一方にのみ毛をつけるが、それを３６０度毛をつけるこ
とにより、子供が口に入れておしゃぶりや、歯を磨くま
ねをすれば、自然に毛が歯にあたり、汚れを少しでも落
とすことになり虫歯予防に役立つ。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、歯ブラシの毛をつける軸の部分に、３６０度毛をつけて歯の汚れを 少しでも落とすことを目的とした歯ブラシに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、歯ブラシは、軸の一方にのみ、毛がついているものであるが、それでは 幼い子供は、歯ブラシの軸を噛んでいることも多く、なかなか毛の部分が歯を磨 いてくれるようにはならないものである。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

大人又は知恵のついた子供なら、従来の歯ブラシを使用して歯磨きできるもの であるが、まだ幼い子供は軸の一方にのみ毛がついた歯ブラシでは、口に入れて も歯ブラシの軸を噛んでいることが多く、上手に磨けないものである。そこで、 本来、そのような幼い子供に対しては、大人が磨いてあげることが通常だが、大 人が磨こうとしても歯磨きを嫌がってさせなかったり、人にはさせないけれど、 自分では歯磨きをやりたがる子供もたくさんいる。しかし、それを放っておいて は、虫歯になってしまう原因になる。本考案は、その欠点を解決しようとするも のである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

１、歯ブラシの毛をつける軸の部分に３６０度毛をつけることにより、幼い子 供が遊びながらでも、歯ブラシを口に入れておしゃぶりをしていたり、歯を磨く まねをしていれば、毛が歯にあたり、少しでも歯の汚れを落とし、虫歯を防止す る。 ２、幼い子供が使用するので、誤って歯ブラシをのどに突き刺さない様に歯ブ ラシを握る軸の部分には、わっかを設ける。 ３、子供は歯ブラシの毛のついた方とは反対の、軸の下のほうを噛んでいるこ ともあるので、子供がどちらを口に入れても良いように、歯ブラシの両先端に３ ６０度毛をつけても良いとし、その際には、わっかも２ヶ所設ける。

【０００５】

【考案実施の形態】

子供がどうしても嫌がって親に歯磨きをさせなかったり、又、人には歯磨きを させないが自分ではやりたがる子供に歯磨きをさせたい時に、３６０度毛の付い た歯ブラシを持たせておしゃぶりをさせたり、歯を磨くまねをさせていれば、自 然と毛の部分が歯にあたり少しでも歯の汚れを落とすことになり、虫歯予防につ ながる。

【０００６】

【考案の効果】

したがって、子供が歯ブラシを嫌がってさせてくれないとき、又は、親にはさ せないが自分ではやりたいというときでも、子供に３６０度毛の付いた歯ブラシ を持たせて歯を磨くまねをさせていれば、自然に毛が歯を磨き、歯の汚れを少し でも落としてくれるので、虫歯の予防につながる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の３６０度毛の付いた歯ブラシを示す正
面図である。

【図２】本歯ブラシの平面図である。

【図３】本考案の、両先端に３６０度毛の付いた歯ブラ
シを示す正面図である。

【符号の説明】

１ 歯ブラシ本体 ２ 歯ブラシの軸 ３ 歯ブラシの毛 ４ わっか

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】１、自分で歯をきちんと磨けない小さな子
   供が、遊びながらでも歯ブラシをもっておしゃぶりをし
   たり、歯を磨くまねをしていれば、必ず、毛の部分が歯
   にあたり、歯の汚れを少しでも落とせるように、歯ブラ
   シの毛をつける軸の部分に３６０度毛をつける。 ２、歯ブラシを握る軸の部分にわっかを設け、歯ブラシ
   がのどを突き刺さないようにする。 以上のごとく構成された３６０度毛の付いた歯ブラシ。
2. 【請求項２】子供がどちらをおしゃぶりしても良いよう
   に、歯ブラシの軸の両先端に３６０度毛をつけた、請求
   項１の３６０度毛の付いた歯ブラシ。