JP3067842U - 交換可能なポンチを備えた押抜き装置 - Google Patents

交換可能なポンチを備えた押抜き装置

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JP3067842U
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フィドラー ウーヴェ
ルクス マンフレート
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特にポンチ交換時の操作を改善した押抜き装
置を提供する。 【解決手段】 ベース体5、駆動ユニット、連結装置1
8及び受容装置34が設けられており、前記ベース体5
には少なくとも1つのポンチ10,11が、前進位置と
後退位置との間を軸方向にシフト可能に支承されてお
り、前記駆動ユニットが前記ベース体5に着脱可能に保
持され、かつ前記ポンチ10,11に対応配設された少
なくとも1つの駆動装置14を有しており、前記連結装
置18によって前記の各ポンチ10,11が、該ポンチ
に対応配設された前記駆動装置14と着脱可能に連結さ
れており、かつ前記駆動ユニットが前記ポンチから離脱
された場合に前記受容装置34が、前記ポンチを所望の
軸方向位置に保持するように構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、扁平材料、特に未焼結のセラミック基板、いわゆるグリーンシート に穴を押抜くために設けられている、交換可能なポンチを備えた押抜き装置に関 する。
【0002】
【従来の技術】
例えば支持体として、かつ電気素子及び電子素子の電気的な接点接続のために 多層セラミック基板を製作する場合、扁平な未焼結のセラミック層又はセラミッ ク素材、いわゆるグリーンシート内に、規定パターンの穴を穿設することがしば しば必要になる。例えばプリントされた導体路のスルー接点接続するために使用 される穴は、押抜きポンチによって製造され、該押抜きポンチは、グリーンシー トに所要の加工精度を得るために、それ自体、数マイクロメータのトレランスに まで正確に製作されている。
【0003】 グリーンシートを押抜くための押抜き装置は米国特許第5233895号明細 書に基づいて公知である。該押抜き装置には、実質的に定置のテーブルが所属し 、該テーブルにグリーンシートが載置され、必要に応じて該グリーンシートはテ ーブル上をシフトされる。該テーブルの上位には、軸方向に可動のポンチのため の案内装置を有するベース体又は支持体が配置されている。前記ポンチの、押抜 き工具として使用される自由端部は、おおむねカップ状に形成された案内の貫通 口内に、軸方向にシフト可能に支承されている。ポンチに向き合ったテーブル内 には、前記ポンチの端部が押し入ることのできる開口が設けられている。
【0004】 前記ポンチはその上端部で円筒コイルと結合されており、該円筒コイルは、永 久磁石ユニットのリング状のエアギャップ内に配置され、該エアギャップ内には 半径方向の磁界が形成されている。従って円筒コイルの励磁によって、円筒コイ ルとポンチの軸方向運動が惹起されるので、該ポンチは後退位置から前進位置へ 、また逆に前進位置から後退位置へ変位可能である。
【0005】 ポンチは、反復される押抜き動作過程によって、個々のポンチ又は全てのポン チを交換せねばならないような摩耗に曝されている。
【0006】 電気的な駆動装置と、ポンチから成る押抜き工具とを、連結・解離可能な連結 装置を介して互いに結合することは、米国特許第5024127号明細書に基づ いて公知である。前記ポンチは案内装置内を軸方向にシフト可能にガイドされて いる。前記駆動装置は、ポンチに軸整合して配置されたシャフトを有し、該シャ フトは、シャフトの一端と結合された電気的な駆動装置によって可動である。ポ ンチ寄りの、かつ駆動装置から離反した方のシャフト端部は、ポンチに設けられ たヘッドを受容する連結子を保持している。このために該連結子は1つの受容室 を確定しており、該受容室は軸方向で、ポンチの端面側端部の当接面と、フォー クによって形成された第2の分割面とによって制限されており、該分割面は、ポ ンチの端部近傍に設けられたヘッドのための支承面として役立っている。駆動装 置つまりシャフトと連結子がポンチから分離された場合、ポンチの位置は固定さ れておらず、従って該ポンチは例えばその自重の作用によって、その連結解除位 置とは合致しない位置へ達することがある。これは操作を厄介にし、特にポンチ を時々、例えば摩耗の理由から交換せねばならない場合の問題点となる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の課題は、特にポンチ交換時の操作を改善した押抜き装置を提供するこ とである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題は、請求項1の特徴部に記載した構成手段を有する押抜き装置によっ て解決される。
【0009】
【考案の効果】 本考案の押抜き装置は、ベース体を有し、該ベース体には単数又は複数のポン チが、前進位置と後退位置との間(押抜き位置と不作用位置との間)を軸方向に シフト可能に支承されている。ポンチのシフト動作は駆動ユニットによって行な われ、該駆動ユニットには、殊に各ポンチを個別に駆動するために別個の駆動装 置が配属されている。該駆動装置は制御ユニットによって作動制御され、これに よってポンチは所期のように短時間で前進され、つまり押抜き位置へ移送され、 ひいては押抜き動作を行なうことができる。各駆動装置から、対応したポンチへ の軸方向運動の伝達は、必要に応じて着脱可能な連結装置を介して行なわれる。 連結装置は軸方向で、駆動装置と対応ポンチとの間を固定的に連結し、従って軸 方向の運動伝達を可能にする。しかしながら駆動装置が対応ポンチから連結を断 たれると、ポンチの軸方向位置は、前記駆動装置によっては最早強制的に左右す ることができない。本考案では、ポンチを所望の軸方向位置に保持するために受 容装置が役立てられる。ポンチを所望の軸方向位置に保持することは例えば、ポ ンチが図らずも前進位置へ達すること、つまり押抜き工具として働くポンチの自 由端部が相応の案内及びベース体から突出して損傷の危険に曝されることになる ような前進位置へ到達することを防止するためである。前記受容装置は、少なく ともポンチの運動範囲が少なくとも1つの方向では明確に制限されている限り、 各ポンチの位置を確定する。しかし逆の方向のポンチ運動は自由であることがで きる。これによって例えば、駆動ユニットを取り外した場合、ポンチをその案内 から抜き取って別のポンチと交換できるという利点が得られるからである。
【0010】 駆動ユニットが連結を断たれている間にポンチを受取る受容装置は、ポンチの 再セット動作時又は駆動ユニットの連結動作時にもポンチを規定の位置に保持す るので、これによってこの動作は特に簡単に実施することができる。ひいては操 作が著しく簡便になる。
【0011】 ベース体には、もしくは該ベース体に支承された案内装置には、互いに等しく 形成された複数のポンチが、前記受容装置から解放されている限り、互いに無関 係に軸方向にかつ互いに平行にシフト可能に支承されているので有利である。ポ ンチが受容装置によって受容されている場合、これらのポンチは全て、確定され た位置、殊に後退位置に保持されている。
【0012】 本考案の有利な実施形態では各ポンチは、円筒形のシャンク区分と、該シャン ク区分に接続した押抜き工具としての円筒形の押抜き区分とによって形成されて おり、該押抜き区分の直径は前記シャンク区分の直径よりも著しく小さい。前記 シャンク区分は案内、例えば適当な案内ブシュ内に支承されている。前記押抜き 区分は、例えばカップ状に形成された案内兼ストリッピング部材の開口を貫通し ている。ポンチの後退した状態では、押抜き区分は前記案内兼ストリッピング部 材から突出せず、しかも押抜き区分の端面側端部は、前記案内兼ストリッピング 部材内に設けられた開口の内部に位置している。シャンク区分と押抜き区分は互 いに共軸に軸整合されているのが有利である。前記案内ブシュは、ポンチの導入 時に、押抜き区分がぶつかることなく案内兼ストリッピング部材の開口内へ侵入 するような精度でシャンク区分をガイドする。
【0013】 押抜き区分から離反した方のポンチ端部に、ポンチは有利にヘッドを有してお り、該ヘッドは、該ヘッドに対応配設された連結子と相俟って、駆動ユニットに ポンチを連結するための連結装置を形成している。連結子はポンチを形状嵌合式 に連結する。このために連結子は、ポンチヘッドを受容するために、横方向に開 いた受容室を有している。該受容室は、互いに向き合った2つの面によって制限 されており、この両面間にポンチのヘッドが、僅かな遊びをもってか又は殆ど遊 び無く嵌合する。ポンチから駆動装置の連結を解除するために、駆動装置は横方 向に動かされ、こうしてポンチのヘッドは前記受容室から側方に離脱される。全 ての駆動装置の連結子又は少なくとも1つの駆動装置グループの連結子は、等し く方位づけられているので、連結装置の連結及び連結解除は、全駆動ユニット又 は特定グループの駆動装置の横方向シフトによって行なわれる。従って例えば駆 動ユニットを押抜き装置から取り外した上で、当該駆動ユニットによって個々に 作動されるポンチに個別にアプローチすることが可能である。
【0014】 ポンチもしくはポンチヘッドのための受容装置としてカバープレートが使用さ れ、該カバープレートは、駆動ユニットとポンチ用の案内装置との間に配置され ている。該案内装置はベース体に設けられており、かつ例えば案内ブシュによっ て形成されている。従ってカバープレートは、各駆動装置に向いた方の各ポンチ の端部の近傍、従って連結装置の近傍に配置されている。この配置に基づいてカ バープレートはポンチ又はポンチヘッドを、これが連結子から解放される際に受 取ることができる。従って駆動ユニットがポンチから離脱されると、ポンチはカ バープレートによって受容されるので、ポンチは無統制に、不都合な位置、例え ば前進位置(押抜き位置)へ到達することはあり得ない。
【0015】 ポンチヘッドを受容するためには、該ポンチヘッドが連結子から完全に進出す る以前に該ポンチヘッドの下へシフトされる特別の支承面域が特に各ポンチ別に カバープレートに設けられている。このためには、カバープレートに形成された 前記支承面域が、連結子に形成された対応支承面と同一のレベルに、すなわち連 結子が後退位置に在る場合に前記対応支承面と共通の平面内に位置するのが有利 である。
【0016】 連結子を連結解除時に強制的に前記位置に保持するために連結子は、該連結子 が後退位置に在る場合に前記カバープレートの下面に設けられた支承面と同一レ ベルに位置する端面を有しているのが有利である。これによって連結子は、連結 解除時に例えばベース体にか又は別の部位に設けた受け座に固定的に当接し、従 って、それまで受容室内に保持されていたポンチヘッドをカバープレートに引渡 せる位置に強制的に保持されることになる。
【0017】 連結子には、端面に接続して位置決め面を形成しておくことも可能であり、該 位置決め面は、ポンチヘッドをカバープレートに引渡せる交換位置へ連結子を移 送するために役立つ。この交換位置は、ポンチの後退位置を確定する位置である のが有利である。前記位置決め面は例えば傾斜した摺動面によって形成されてい る。該傾斜摺動面に対応して、例えばベース体に受け座として形成された定位の エッジが配設されている。
【0018】 本考案の有利な実施形態のその他の詳細は、図面並びに実施形態の詳細な説明 又は従属請求項の記載に基づいて明らかである。
【0019】
【考案の実施の形態】
次に図面に基づいて本考案の実施例を詳説する。
【0020】 図1には押抜き装置1が略示されており、該押抜き装置によって、面状形成物 内に、特に未焼結のセラミック層、例えば電子素子又は電子モジュールのための セラミック基板を製造する場合に使用されるような所謂グリーンシート内に、規 定パターン又は選択可能なパターンの穴が穿設される。押抜き装置1にはテーブ ル2が所属し、該テーブルは、実質的に扁平な上面3を有し、かつ、穴を配設す べきグリーンシートを受容するために使用される。グリーンシートをテーブル上 に位置決めする手段及びグリーンシートを動かす、又はシフトさせる手段は、図 示を省いた。
【0021】 テーブル2の上位には押抜きヘッド4が配置されており、該押抜きヘッドには 、ベース体5が所属し、該ベース体は実質的に扁平に形成されており、かつテー ブル2と相俟って、グリーンシートを導入・通過させるためのギャップ6を形成 している。ベース体5は、図示を省いた手段によって、テーブル2に対して規定 の位置に位置決めされている。必要に応じてベース体5は、前記ギャップ6を狭 めるか拡げるように、テーブル2に接近する方向及び該テーブルから離間する方 向に移動することができる。しかしながら操業中、すなわち特に押抜き動作の実 施時には、押抜きヘッド4は動かされない。これは特に、幾分詳細に図示した図 2から明らかである。テーブル2の下位には、押抜き屑のための収容室7と相応 の排出装置が配置されているが、テーブル2にはフレーム8が被さっており、該 フレームはその上側に1つの開口9を有し、該開口内に、押抜きヘッド4がその ベース体5の一部分と共に潜入することができる。
【0022】 扁平なギャップ6内へ導入されたグリーンシート又はその他の扁平材料を押抜 くために、押抜きヘッド4に設けられたポンチ10,11並びに図示を省いたそ の他のポンチは、ポンチ自由端部がベース体5から進出してギャップ6を横切り 、テーブル2内に対向配設されたアパーチャ内へ侵入するように運動することが できる。その場合ポンチ10,11は、相互に無関係に別個に作動可能である。 駆動のためには駆動ユニット12が使用され、該駆動ユニットには、個別的な電 気式駆動装置13,14が所属している。その場合各ポンチ10,11には、無 関係に作動可能な独自の電気式駆動装置を対応配設しておくのが有利である。こ のことが図2ではポンチ11と電気式駆動装置14とに基づいて略示されている 。
【0023】 電気式駆動装置14は、詳細な図示を省いた電磁駆動装置又は電流力駆動装置 によって形成されており、該駆動装置は目的に即して別々に作動制御可能であり 、かつ作動時には、その下面15から突出するシャフト16を、行程分だけ下向 運動させる。電気式駆動装置14は、他の電気式駆動装置も同様に、適当な支持 体エレメント17を介してベース体5と結合されており、かつその際、シャフト 16をポンチ11と軸整合させるように保持されている。
【0024】 シャフト16をポンチ11と結合するために連結装置18が使用され、該連結 装置には、図4から判るように、連結子19と、ポンチ11に設けられたヘッド 20が所属している。ポンチ11のヘッド20は円筒形区分によって形成され、 該円筒形区分は、ヘッド20に直接続くポンチ11の円筒形のシャンク区分21 よりも大きな直径を有している。該シャンク区分21は、図4で見てその下端部 では移行域22を介して円筒形の押抜き区分23へ移行している。
【0025】 シャンク区分21はベース体5に沿って支承しかつガイドするために役立つ。 このためにベース体5は、ポンチ11に共軸の貫通孔24を有し、該貫通孔内に は、ポンチ11のための案内ブシュ25が配置されている。案内ブシュ25はシ ャンク区分21をガイドし、従ってポンチ11を遊び少なく軸方向にシフトさせ ることができる。
【0026】 押抜き区分23は、案内兼ストリッピング部材27の貫通口26内へ突入し、 前記案内兼ストリッピング部材は、ベース体5の下側で貫通孔24内に座着して いる。その場合、押抜き区分23が貫通口26から突出していなければ、ポンチ 11は後退位置Aに位置している。押抜き動作を実施するためにポンチ11は、 図4ではポンチ10によって示したように、軸方向にシフトされるので、押抜き 区分23は貫通口26から進出し、ギャップ6を横切った後に、テーブル2内に 設けられた対応孔内へ侵入する。ポンチ10,11はその場合、前進位置B(押 抜き位置)を占める。
【0027】 連結装置18に所属していてシャフト16によって支持された連結子19は、 ポンチ11のシャンク区分21に一体成形された又は該シャンク区分に鑞接され た円筒形のヘッド20を受容するために受容室28を有しており、該受容室は、 ポンチ11に対して直角方向に、つまり横方向Xに開口している。受容室28は その場合、ポンチ11の運動方向Yと合致するところのポンチ11の縦方向を、 相互に平行に間隔をおいて形成された2つの面によって、つまり扁平面29と、 やはり扁平な支承面30とによって制限されており、その相互間隔は、ヘッド2 0の軸方向長より僅かしか大きくない。従って該ヘッド20は受容室28内に遊 び少なく位置する。
【0028】 ヘッド20の下面に係合する連結子19の部分、つまり支承面30が形成され ている連結子部分は、二又状に形成されており、つまり換言すれば、端縁の開い た開口31を有し、該開口を通ってポンチ11のシャンク区分21は延在してい る。端縁の開いたスロット状の開口31は横方向Xで片側が開放している。しか し開口幅は、ヘッド20の直径よりも小さいので、該ヘッドが開口31を滑り抜 けることはできない。
【0029】 受容室28内へのヘッド20の導入を容易にするために扁平面29と支承面3 0は、ヘッド20から横方向Xに離反した方の端部にそれぞれ導入斜面を有して いる。
【0030】 連結子19は、同じく図4から判るように、電気式駆動装置14から離反した 方の端部に、位置決め面として働く斜面32を有し、該斜面は、ベース体5に形 成されたエッジ33と協働して、連結子19を上位位置、つまりポンチ11を後 退位置に位置させる上位位置へ移送するための位置決め装置を形成する。エッジ 33はその場合、前記斜面32の対応受け座を形成する。
【0031】 ポンチ10,11は、他の全てのポンチも同様に、互いに等しく形成されてい る。同じく又、ポンチを案内しかつ支承するために使用される案内ブシュ25及 び案内兼ストリッピング部材27並びに連結装置18及び電気式駆動装置13, 14は構造的に完全に互いに合致しているので、ポンチ11及び、該ポンチと協 働する部材及び構成要素に関する前記の説明は、残りのポンチ及び、それと協働 する部材及び構成要素についても当て嵌まる。ポンチ及び電気式駆動装置は、図 3から判るようにグループ別に配置されてもよい。全ての電気式駆動装置13, 14によって構成されている駆動ユニット12全体は、横方向Xにシフトできる ように支承されているので、全ての連結子19は、該連結子に対応配設されたポ ンチの対応ヘッド20に係合連結し、かつその係合連結を解除することができる 。連結が解除した場合ポンチ10,11並びにその他全てのポンチは後退位置A へ変位され、或いは連結解除されている限り、この後退位置に留まっていなけれ ばならない。特に駆動ユニット12との連結が解離されている場合、ポンチの押 抜き位置Bへの不都合なシフトは避けられねばならない。このためにカバープレ ート34が使用され、該カバープレートは、ベース体5の対応した滑り面35上 に横方向Xにシフト可能に配置されている。前記カバープレート34はその上面 36に各ポンチ10,11のために支承面域37を有しており、該支承面域は、 各連結子19が、ポンチ10,11の後退位置Aを確定する上位位置に在る場合 に、各連結子19の支承面30と共通の平面内に位置している。カバープレート 34は各ポンチ10,11のために、各連結子19を通過させる貫通口38(開 口)を有し、該貫通口は支承面域37に境を接している。
【0032】 支承面域37は、連結子19に面した側で導入斜面へ移行している。貫通口3 8の縁部には1つの膨出成形部38aが形成されており、該膨出成形部は、カバ ープレート34がポンチ10,11の各ヘッド20の下へシフトされるとポンチ 10,11のシャンク区分21を受容するように設けられている。前記膨出成形 部38aは、スロット状の開口31の開放端部に向き合っており、かつ事実上、 該開口31の直線的な延長線上に配置されている。ヘッド20を受容するために カバープレート34は、横方向Xにシフト可能に支承されており、その場合のシ フト行程は、駆動ユニット12がカバープレート34と一緒に駆動ユニット12 の連結解除のために横方向Xにシフトされる場合に、ポンチ10,11のヘッド 20を連結子19からカバープレート34へ引渡すような距離である。カバープ レート34は、駆動ユニット12と一緒にしかシフトを許さない係止装置と結合 されているのが有利である。駆動ユニットが取り外された場合、カバープレート は係止されている。
【0033】 カバープレート34の肉厚は、各ヘッド20の下に係合する連結子部分の肉厚 に等しく、すなわち支承面30と、当該二又部分の他方の側に位置する端面との 間の距離に等しく設計されているのが有利である。この構成に基づいて、駆動ユ ニット12がポンチ10,11の横方向シフトによってポンチ10,11との連 結を解除される場合に、支承面30と支承面域37とを共通の平面内に位置させ ることが保証される。連結子19はその場合、ベース体5の各エッジ33に直接 接続する滑り面35の領域と接触し、これによって連結子19の位置が固定され る。
【0034】 以上説明した押抜き装置1ではポンチ交換は次のように行なわれる。すなわち : 但し押抜き装置1は、差し当たって図4もしくは図6に示した状態にあるもの とする。全ての電気式駆動装置は、対応した各ポンチと連結されている。各ポン チのヘッド20は完全に連結子19の各受容室28内に入り込んだ状態にある。 ところでポンチ交換を行なわねばならないものと仮定する。図5の(a)にポン チ11によって示したように、ポンチ交換のために駆動ユニットに所属する連結 子19及びカバープレート34は共に、ヘッド20が受容室28から横方向に進 出し始めるように動かされる。連結子19が、後退位置Aに相当する位置に達し ていない場合に、斜面32がベース体5のエッジ33に当接する。連結子19が 横方向Xに更に運動すると、例えば図5の(b)から判るように、ポンチ11が その後退位置Aに達するまで連結子19は、電気式駆動装置の方へ向かって徐々 に押圧される。それに伴ってヘッド20は受容室28から滑り出る。ヘッド20 の下面に係合する連結子19の部分の自由端部と、連結子19を包囲する貫通口 38の隣接縁部との間隔が僅かであることに基づいて、ヘッド20が連結子19 から完全に離脱する以前に、ヘッド20は支承面域37に滑り載る。貫通口38 の縁部と支承面30の端部との距離は、ヘッド20の直径よりも小さい。連結子 19がヘッド20を完全に解放した時、カバープレート34はヘッド20の下に シフトされているので、ポンチ11のシャンク区分21は膨出成形部38a内に 入り込んでいる。この状態は図5の(c)の側面図及び図7の平面図で図示され ている。全てのポンチのヘッド20は今はカバープレート34によって支持され ている。電気式駆動装置は個別にか又はグループ別に取り外され、これによって ポンチにアプローチすることが可能になる。ポンチは個別にかグループ別に交換 することができる。前記とは逆の順序で行なわれる電気式駆動装置の再連結時に 、全ての連結子19はヘッド20を正規の位置へもたらす。ヘッドは直接的に、 かつ高さずれなく各受容室に並んで位置する。再連結は、ヘッド20に横方向力 をかけることなく問題なく可能である。
【0035】 特にグリーンシートに複数の穴又は穴パターンを押抜くための押抜き装置1は 、連結子19を介して電気式駆動装置13,14と連結されたポンチ10,11 を有している。連結子は、二又区分でもって前記ポンチ10,11のヘッド20 の下面に係合するフック状のエレメントである。複数の連結子19には、複数の 貫通口38を有する1つのカバープレート34が対応配設されており、前記貫通 口を通って連結子19は出没することができる。カバープレート34は、ポンチ 10,11が後退位置に位置している場合、連結子19の二又区分とほぼ同一レ ベルに配置されている。貫通口38の横方向のスロット状の膨出成形部38aは 、連結子19の二又フィンガー間に形成されたスロットに向き合って位置してい るので、電気式駆動装置をポンチ10,11から連結解除する場合にはポンチ1 0,11のヘッド20は後退位置Aで連結子19からカバープレート34へ引渡 され、或いは電気式駆動装置をポンチ10,11に連結する場合にはポンチ10 ,11のヘッド20は同じく後退位置Aでカバープレート34から連結子19へ 引渡される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の押抜き装置の概略的な斜視図である。
【図2】図1の押抜き装置を一部破断して示した概略的
な側面図である。
【図3】図1及び図2に示した押抜き装置の平面図であ
る。
【図4】図1乃至図3に示した押抜き装置の一部分を拡
大して示した断面図である。
【図5】図1乃至図4に示した押抜き装置の断面図であ
って、しかも(a)は押抜き装置のポンチを駆動装置に
連結した状態で示した断面図、(b)は駆動装置を前記
ポンチから連結解除する際の状態で示した断面図、
(c)は駆動装置を前記ポンチから駆動装置を連結を解
除した状態で示した断面図である。
【図6】ポンチに駆動装置を連結した状態で示した押抜
き装置の水平断面図である。
【図7】ポンチから駆動装置を分離した状態で示した図
6の押抜き装置の水平断面図である。
【符号の説明】
1 押抜き装置、 2 テーブル、 3 上面、 4
押抜きヘッド、 5ベース体、 6 ギャップ、 7
収容室、 8 フレーム、 9 開口、 10,11
ポンチ、 12 駆動ユニット、 13,14 電気式
駆動装置、15 下面、 16 シャフト、 17 支
持体エレメント、 18 連結装置、 19 連結子、
20 ヘッド、 21 シャンク区分、 22 移行
域、23 押抜き区分、 24 貫通孔、 25 案内
ブシュ、 26 貫通口、27 案内兼ストリッピング
部材、 28 受容室、 29 扁平面、 30支承
面、 31 スロット状の開口、 32 斜面、 33
エッジ、 34カバープレート、 35 滑り面、
36 上面、 37 支承面域、 38貫通口、 38
a 膨出成形部、 A 後退位置、 B 前進位置(押
抜き位置)、 X 横方向、 Y ポンチの運動方向又
は縦方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 マンフレート ルクス ドイツ連邦共和国 ベルリン マリエンフ ェルダー ツェーハー 94

Claims (13)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扁平材料、特に未焼結のセラミック基板
    に穴を押抜くための、交換可能なポンチを備えた押抜き
    装置において、ベース体(5)、駆動ユニット(1
    2)、連結装置(18)及び受容装置(34)が設けら
    れており、前記ベース体(5)には少なくとも1つのポ
    ンチ(10,11)が、前進位置と後退位置との間を軸
    方向にシフト可能に支承されており、前記駆動ユニット
    (12)が前記ベース体(5)に着脱可能に保持され、
    かつ前記ポンチ(10,11)に対応配設された少なく
    とも1つの駆動装置(13,14)を有しており、前記
    連結装置(18)によって前記の各ポンチ(10,1
    1)が、該ポンチに対応配設された前記駆動装置(1
    3,14)と着脱可能に連結されており、かつ前記駆動
    ユニット(12)が前記ポンチ(10,11)から離脱
    された場合に前記受容装置(34)が、前記ポンチ(1
    0,11)を所望の軸方向位置に保持するように構成さ
    れていることを特徴とする、交換可能なポンチを備えた
    押抜き装置。
  2. 【請求項2】 ベース体(5)には、ほぼ互いに等しく
    形成された複数のポンチ(10,11)が、互いに無関
    係に軸方向にかつ互いに平行にシフト可能に支承されて
    いる、請求項1記載の押抜き装置。
  3. 【請求項3】 各ポンチ(10,11)が、円筒形のシ
    ャンク区分(21)と、該シャンク区分に移行域(2
    2)を介して接続する円筒形の押抜き区分(23)を有
    し、該押抜き区分の直径が前記シャンク区分(21)の
    直径よりも小さく、かつ前記押抜き区分(23)が案内
    兼ストリッピング部材(27)内にシャンク区分とは別
    個に支承されており、かつベース体(5)には、ポンチ
    (10.11)をガイドするために案内ブシュ(25)
    によって形成されたポンチ案内が設けられており、該ポ
    ンチ案内からポンチ(10,11)が必要に応じて軸方
    向に引出し可能である、請求項1記載の押抜き装置。
  4. 【請求項4】 ベース体(5)にはカバープレート(3
    4)が配置されており、該カバープレートは、各ポンチ
    (10,11)が駆動ユニット(12)から離脱された
    場合に前記ポンチ(10,11)を受容して位置決めす
    るための装置を有している、請求項1記載の押抜き装
    置。
  5. 【請求項5】 ポンチ(10,11)を受容して位置決
    めするための装置が、カバープレート(34)の上面
    (36)に設けられた支承面域(37)によって形成さ
    れており、該支承面域が、端縁の開いた開口(38a)
    によって貫通されており、かつポンチ(10,11)の
    ヘッド(20)を受容するために使用される、請求項4
    記載の押抜き装置。
  6. 【請求項6】 カバープレート(34)が、上面(3
    6)とは反対側に支承面を有し、該支承面が、駆動装置
    (13,14)から離反した方の連結子(19)の側に
    形成された端面と同一レベルに位置している、請求項4
    記載の押抜き装置。
  7. 【請求項7】 連結子(19)には、端面に接続して位
    置決め面(32)が形成されており、該位置決め面は、
    ポンチ(10,11)の後退位置を確定する位置へ前記
    連結子(19)を移送するために役立てられる、請求項
    6記載の押抜き装置。
  8. 【請求項8】 位置決め面(32)が、傾斜した摺動面
    によって形成されている、請求項7記載の押抜き装置。
  9. 【請求項9】 位置決め面(32)に対応して、ベース
    体(5)に形成された受け座が配設されている、請求項
    7記載の押抜き装置。
  10. 【請求項10】 受け座が、ベース体(5)に形成され
    た定位のエッジ(33)によって形成されている、請求
    項9記載の押抜き装置。
  11. 【請求項11】 駆動ユニット(12)とカバープレー
    ト(34)が一緒に、ポンチ(10,11)に対して直
    角な横方向にシフト可能に配置されている、請求項4記
    載の押抜き装置。
  12. 【請求項12】 各ポンチ(10,11)には1つの駆
    動装置(13,14)が対応配設されており、各駆動装
    置(13,14)が連結装置(18)を介して、各駆動
    装置に対応配設されたポンチ(10,11)と連結され
    ており、前記連結装置(18)の連結方向及び連結解除
    方向が少なくともグループ別に互いに合致しており、か
    つ駆動装置(13,14)が、前記ポンチ(10,1
    1)にアプローチできるように、個別にか又はグループ
    別に取り外し可能である、請求項2記載の押抜き装置。
  13. 【請求項13】 駆動装置(13,14)が電気式又は
    電磁式の駆動装置である、請求項1記載の押抜き装置。
JP1999007457U 1998-10-02 1999-09-30 交換可能なポンチを備えた押抜き装置 Expired - Lifetime JP3067842U (ja)

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