JP3067751U - 透明ガラス或いは石英を永久性基板にした発光ダイオード - Google Patents
透明ガラス或いは石英を永久性基板にした発光ダイオードInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 透明ガラス或いは石英で永久性基板をつく
り、基板の光吸収と光度、色度の問題とLEDのpn接合が
温度に影響される問題を解決し発光光度を上げる。 【解決手段】 仮基板の上にLEDパーツを成長させ、透明
ガラス或いは石英で永久性基板をつくり、LED発光区及
び仮基板(LEDパーツ)を透明ガラス或いは石英上に貼
り付ける。貼り付けたLEDパーツの仮基板を機械研磨か
化学エッチングで除去し、LED発光区上に2つのオーミ
ック・コンタクトを形成して発光ダイオード(LED)の
光度を増やす。
り、基板の光吸収と光度、色度の問題とLEDのpn接合が
温度に影響される問題を解決し発光光度を上げる。 【解決手段】 仮基板の上にLEDパーツを成長させ、透明
ガラス或いは石英で永久性基板をつくり、LED発光区及
び仮基板(LEDパーツ)を透明ガラス或いは石英上に貼
り付ける。貼り付けたLEDパーツの仮基板を機械研磨か
化学エッチングで除去し、LED発光区上に2つのオーミ
ック・コンタクトを形成して発光ダイオード(LED)の
光度を増やす。
Description
【0001】
本考案は発光ダイオード(LED)の製法に関し、特に透明ガラス或いは石英を 永久性基板にする発光ダイオードの製法に関する。
【0002】
可視発光ダイオードは以前に較べて発光ダイオード(LED)の光度が高まり 、その体積も段々小さくなってきた。 アメリカ特許第5,008,718号及び第5,233,204号の透光層(transparent window layer)構造発光ダイオードは、従来の発光ダイオードの電流クラウディング効 果(crowding effect)を改善し、電流を分散(current spreading)させ、発光 ダイオード(LED)の光度を高める。 その他、アメリカ特許第5,237,581号と第4,570,172号は半導体多層膜反射層( multilayer reflector)、即ちDBR(Distributed Bragg Reflector)構造の発光 ダイオードで、吸光基板の光を反射して発光ダイオードの光度を高める。 図1は従来の発光ダイオードの断面図で、発光ダイオード100は半導体基板 102と、半導体基板102背面の第二オーミック・コンタクト101、半導体 基板102上に形成した光生産層103、及び光生産層103上に形成した第一 オーミック・コンタクト106を含む。この種の構造の発光ダイオードは電流ク ラウディング効果(crowding effect)で制限を受け、クリチカル・アングル(c ritical angle)と基板の光吸収等の要素のため発光光度が理想的ではない。光 生産層103はp区域とn区域を組み合わせてつくり、GaAs基板102上に成長さ せる。そのため光生産層103材料のラチス定数の大部分とヒ素ガリウム基板1 02のラチス定数がマッチし、可視発光ダイオード構造を直接半導体基板102 上につくる。しかしヒ素ガリウムのエネルギー・ギャップ(energy gap)は1.43 eVで、可視光線のエネルギーより小さく、ダイオードの光は非等方向性発光のた め、一部分の発光光線が基板へ入りヒ素ガリウムに吸収される。アメリカ特許第 5,008,718号と第5,233,204号の透光層(transparent window layer)構造発光ダ イオードは射出量を増やして発光量を増やす。図2に示すように発光ダイオード 200の構造は透光層204を図1構造の発光ダイオード100上に成長させ、 透光層204に適合する材料はGaP、GaAsPとAlGaAsなど、エネルギーギャップが AlGaInP光生産区の材料より大きいものである。このような状況下ではクリチカ ル・アングル(critical angle)を増加させ、電流クラウディング効果(crowdi ng effect)を改善させて、発光ダイオードの光度を高めることができる。しか し電性方面では透光層204と光生産区203の最上層材料がヘテロ接合(hete ro junction)のため、バンド・ギャップ効果(bandgap effect)(△ECと△ EV)の問題が発生する。また発光ダイオードの順方向バイアス電圧(forward bias voltage)Vf値が増加して(Vf定義:発光ダイオードを20mAの順方 向電流が流れたとき測ることができる電圧値)、結局最後には光度の消耗率が増 加する。 アメリカ特許第5,237,581号と第4,570,172号の多層膜反射層構造の発光ダイオ ード300の構造は図3に示すように、半導体基板302、半導体基板302上 の下多層膜反射層305、下多層膜反射層305上に形成した光生産区303、 光生産区303上に形成した上多層膜反射層304、上多層膜反射層304上に 形成した第一オーミック・コンタクト306、半導体基板302背面に形成した 第二オーミック・コンタクト301を含む。
【0003】 従来の技術では下多層膜反射層305は光生産区が吸光基板へ発射した光の9 0%を反射し、上多層膜反射層304は光を発光ダイオードの表面へ導く。この ように吸光基板を採用することにより、吸光基板で吸収される問題を改善して、 同時にクリチカル・アングル(critical angle)が生む光度不良の問題も改善す る。ただし多層膜反射層は多くのヘテロ接合(hetero junction)を有するため 、バンド・ギャップ(△ECと△EV)の効果が増大する。そのため順方向バイア ス電圧Vf値が結果的に増加して、光度の消耗率も増加してしまう。上記のアメリ カ特許第5,237,581号と第4,570,172号のDBR構造は基板方向へ入射した光をDBR構 造で上方へ反射するけれども、DBRはただ垂直方向への光(図3のD1参照)へだ け最高の反射率を発生させ、斜め方向の光線(図3のD2、D3、D4)へはその 反射率は限られる。そのため発光ダイオードの光度の改善には限度があった。ま たDBR構造の製作には薄膜エピタキシャル層(thin film epitaxial layer)成長 のためのコストと製造にも困難があった。アメリカ特許第5376580号の発光ダイ オードはヒ素ガリウム基板をエピタキシャル層(epitaxial layer)用の仮基板 にして、発光ダイオード構造(Confinemen layer/Active layer/Confinement la yer)を成長させ、発光ダイオードを透明な基板上に貼り付けてから、GaAs基板 を除去して基板吸光の問題を完全に解決する。しかし透明基板であるGaPは価格 がとても高く、またGaP本体は橙色であるためLEDの光は橙色の基板に入ると光色 の問題が発生する。またGaPで透明基板をつくり、高温の状態下で熱処理を行う (約600−700℃、1時間以上)必要があるため、LEDのpn接合に悪影響を与える。
【0004】
本考案の主な目的は透明ガラス或いは石英で永久基板をつくり、粘着層を金属 でつくり、LEDパーツをこの透明ガラスに貼り付ける。貼り付けた後エッチング でGaAs基板を除去して基板の光吸収、光度、色度の問題とLEDのpn接合が温度に 影響される問題を解決し発光光度を上げる。 また透明ガラスと石英で永久基板をつくった本考案の透明ガラス永久基板構造 は、LED発光区が上被覆層(upper cladding layer)/活性層(active layer) /下被覆層(lower cladding layer)のダブルヘテロ構造(Double hetero stru cture)発光区、シングルへテロ構造(Single hetero structure)発光区、及び ホモ構造(Homostructure)発光区などの従来の発光区に応用することができ、 その使用用途を広くする。
【0005】
仮基板の上にLEDパーツを成長させ、透明ガラス或いは石英で永久性基板をつ くり、LED発光区及び仮基板(LEDパーツ)を透明ガラス或いは石英上に貼り付け る。貼り付けたLEDパーツの仮基板を機械研磨か化学エッチングで除去し、LED発 光区上に2つのオーミック・コンタクトを形成して発光ダイオード(LED)の光 度を増やす。
【0006】
本考案はLEDパーツを仮基板に成長させ、LEDパーツを永久性基板の透明ガラス 上に貼り付ける。そして光を吸収する仮基板を除去して、LEDパーツが発射する 光を基板に吸収されないようにして発光光度を増やす。図8はLEDパーツの実施 例で、図9はLEDパーツを透明ガラス基板へ貼り付ける作業を示す流れ図である 。LEDを塗敷金属の折射性永久チップを貼った後に成長基板を除去することに注 意。 (A)仮基板42を選んで、仮基板42上にLED発光区41を成長させ、LEDパー ツを形成する。 (B)永久性基板44を選んで、金属粘結層43を利用して、LEDパーツを永久性 基板44上に貼りつける。 (C)貼りつけた後の永久性基板44とLEDパーツの仮基板42を機械研磨か化学 エッチング剤で除去する。 (D)つくりだした平面型LEDパーツの基板を永久性基板44にする。 (E)平面型LEDパーツ上にオーミック・コンタクト411、412を形成する。 (F)もし金属粘結層43にオーミック・コンタクト411と同じベリリウム合 金(AuBe)等の金属を選んで使う場合、平面型LEDパーツ41を金属粘結層43 まで化学エッチングし、同時に金属粘結層43で第一平面電極411の代わりに する。
【0007】 金属反射層441はインジウム(In)、スズ(Sn)、アルミニウム(Al)、金 (Au)、白金(Pt)、チタン(Ti)、亜鉛(Zn)或いは銀(Ag)から選び、仮基 板42はヒ化ガリウム(GaAs)かリン化インジウム(InP)から選ぶ。永久性基 板44はガラスか石英から選び、金属粘着剤の材料はベリリウム合金(AuBe)、 インジウム(In)、スズ(Sn)、アルミニウム(Al)、金(Au)、白金(Pt)、 亜鉛(Zn)或いは銀(Ag)から選ぶ。またエッチング剤は塩酸と燐酸を組み合わ せてつくる。LEDパーツはp/n接合或いはn/p接合で、LED発光区と基板間に基板が 除去できるようにエッチング停止層(etching stop layer)525が設けられ、 エッチング停止層525の材料は主に仮基板42の材料とは違うAlAs、InGaP或 いはAlXGa1−XAs等の抗基板エッチング液である。 (1)LEDパーツ41、42をガラス44或いは石英に貼りつけるとき、ガラス 44或いは石英をまず先にきれいに洗浄する必要がある。ガラス44或いは石英 をアセトンに設置して超音波洗浄装置で5分間洗い、ガラス44または石英の粉 塵を除去してから、90−100℃のH2SO4で約10分間洗浄して、ガラス4 4上の有機物と重金属を除去する。その後、熱蒸着法か電子銃蒸着法で金属粘結 層43をメッキし、この金属を粘貼層にする。本考案の実施例中のLEDパーツ詳 細構造は図8に示すとおりである。 (2)LEDパーツを貼るとき、まず先にLEDパーツ表面の汚れを洗浄する必要があ る。LEDパーツをアセトン内に設置し、超音波洗浄装置で5分間洗って粉塵を除 去、その後、稀釈したHFでLEDパーツ表面の酸化層を除去する。 (3)洗浄清潔したLEDパーツと金属粘結層43の永久性基板44又は石英を水 、空気或いはアルコール中で貼り合わせる。その後、適当なねじりホルダーで、 LEDパーツと金属粘結層43のガラス或いは石英をホルダー内に設置する(図4 参照)。ホルダーの構造は図10を参照。 (4)ウエハホルダー内のLEDパーツ41、42と金属粘結層43のガラス44 或いは石英は約300−450℃の温度で約5‐10分間熱処理を行ってから自 然冷却させる(図5参照)。 (5)熱処理して貼りつけたLEDパーツと金属粘結層43のガラス或いは石英は 機械研磨或いは化学エッチング(NH4OH:H2O2)で一時性GaAs基板42を除去 する(図6を参照)。 (6)選択性エッチングでLEDパーツのp/n型図案、HC1:H3PO4を進め、p型(A l0.3Ga0.7)In0.5P或いはn型(Al0.3Ga0.7)In0.5Pまでエ ッチングをする(図7を参照)。 (7)平面電極411、412で、p型AlGaInP或いはn型AlGaInPのオーミック ・コンタクトをつくる。 (8)LEDパーツの透明ガラスの背面に金属反射層441をメッキして光度を増 加させる。
【0008】 図8はLEDパーツの断面図で、LEDパーツは発光区52、GaAs基板53を含む。 GaAs基板53はn+、p+或いはSI-GaAs基板である。 発光区は厚さ0.1‐0.3μmのGaAs接触層521、厚さ0.2−1μmのAlGaInP、上 被覆層(upper cladding layer)522、厚さ0.2−1μmのAlGaInP活性層52 3、厚さ0.2−1μmのAlGaInP下被覆層(lower cladding layer)523、厚さ0 .1μmのp+GaAs接触層(contact layer)524、厚さ0.1μmのAlAsエッチング停 止層(etching stop layer)525、及びGaAs緩衝層(buffer layer)526を 含む。LED発光区52はp/i/n構造で、またこれはn/i/p構造でも良い 。n+GaPは粘結層と平面電極の接触だけに用いるため、ミラーライク(mirro-lik e)表面を破壊しない。AlAsをエッチング停止層にするが、AlXGa1−XAs或い はInXGa1−Xlを代わりに使用しても良い。 図9は本考案のLEDパーツを透明ガラス基板に貼り付けるフローチャート図で 、まず先にガラスとLEDウエハを洗浄して、熱蒸着法で金属粘結層をメッキし、 水、空気或いはアルコール中で貼り、ホルダー中に設置して熱処理を行い、ウエ ハペア(wafer pair)上のGaAs仮基板を除去し同時にエッチングして平面型LED パーツを作る。 図10は本考案のウエハホルダーの断面図である。ウエハホルダー7はステン レスネジ71、グラファイト上カバー72、カーボン円柱73、ウエハペアー7 4、カーボン片75、及びグラファイト下チャンバー76を含む。ウエハ粘結( wafer bonding)ホルダーは、取り付け具の2つの材料の熱膨張係数の違いを利 用して、2つのウエハに圧力を加えてウエハペアー74を高温下で溶合させる。 本考案、ホルダーの特色は石英スリーブ(quartz sleeve)の代わりにステンレ スネジを使用し、ステンレスの熱膨張係数はグラファイトの熱膨張係数より大き いため、高温溶合過程で、ステンレス中の作用で軸圧はその物体を挟みこむ。
【0009】
本考案は下記の効果がある。 (1)従来の光を吸収するGaAs等の基板か光を吸収しなく色を有するGaP等の基 板を、容易に入手できコストが安い透明ガラスに換えて光度と色度を改善する。 基板間の光性質が対応しないため、光は基板に到達する前に反射して返ってくる 。 (2)低温の環境下(約300−450℃、約5−10分間)で熱処理を行い、 粘着のエネルギーを提供するため、発光ダイオード(LED)のpn接合への影響が 小さく、また低温のためお互いの汚染拡散の問題もない。 (3)本考案が使用するウエハホールド7は、図10の断面図が示すように熱膨 張係数が違う2種類の材料が提供する圧力でLEDパーツと透明基板を貼り付け、 レバーを回すことにより力の大きさを調節する。
【提出日】平成11年7月29日(1999.7.29)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【0001】
本考案は発光ダイオード(LED)に関し、特に透明ガラス或いは石英を永久性 基板にした発光ダイオードに関する。
【0002】
可視発光ダイオードは以前に較べて発光ダイオード(LED)の光度が高まり 、その体積も段々小さくなってきた。 アメリカ特許第5,008,718号及び第5,233,204号の透光層(transparent window layer)構造発光ダイオードは、従来の発光ダイオードの電流クラウディング効 果(crowding effect)を改善し、電流を分散(current spreading)させ、発光 ダイオード(LED)の光度を高める。 その他、アメリカ特許第5,237,581号と第4,570,172号は半導体多層膜反射層( multilayer reflector)、即ちDBR(Distributed Bragg Reflector)構造の発光 ダイオードで、吸光基板の光を反射して発光ダイオードの光度を高める。 図1は従来の発光ダイオードの断面図で、発光ダイオード100は半導体基板 102と、半導体基板102背面の第二オーミック・コンタクト101、半導体 基板102上に形成した光生産層103、及び光生産層103上に形成した第一 オーミック・コンタクト106を含む。この種の構造の発光ダイオードは電流ク ラウディング効果(crowding effect)で制限を受け、クリチカル・アングル(c ritical angle)と基板の光吸収等の要素のため発光光度が理想的ではない。光 生産層103はp区域とn区域を組み合わせてつくり、GaAs基板102上に成長さ せる。そのため光生産層103材料のラチス定数の大部分とヒ素ガリウム基板1 02のラチス定数がマッチし、可視発光ダイオード構造を直接半導体基板102 上につくる。しかしヒ素ガリウムのエネルギー・ギャップ(energy gap)は1.43 eVで、可視光線のエネルギーより小さく、ダイオードの光は非等方向性発光のた め、一部分の発光光線が基板へ入りヒ素ガリウムに吸収される。アメリカ特許第 5,008,718号と第5,233,204号の透光層(transparent window layer)構造発光ダ イオードは射出量を増やして発光量を増やす。図2に示すように発光ダイオード 200の構造は透光層204を図1構造の発光ダイオード100上に成長させ、 透光層204に適合する材料はGaP、GaAsPとAlGaAsなど、エネルギーギャップが AlGaInP光生産区の材料より大きいものである。このような状況下ではクリチカ ル・アングル(critical angle)を増加させ、電流クラウディング効果(crowdi ng effect)を改善させて、発光ダイオードの光度を高めることができる。しか し電性方面では透光層204と光生産区203の最上層材料がヘテロ接合(hete ro junction)のため、バンド・ギャップ効果(bandgap effect)(△ECと△ EV)の問題が発生する。また発光ダイオードの順方向バイアス電圧(forward bias voltage)Vf値が増加して(Vf定義:発光ダイオードを20mAの順方 向電流が流れたとき測ることができる電圧値)、結局最後には光度の消耗率が増 加する。 アメリカ特許第5,237,581号と第4,570,172号の多層膜反射層構造の発光ダイオ ード300の構造は図3に示すように、半導体基板302、半導体基板302上 の下多層膜反射層305、下多層膜反射層305上に形成した光生産区303、 光生産区303上に形成した上多層膜反射層304、上多層膜反射層304上に 形成した第一オーミック・コンタクト306、半導体基板302背面に形成した 第二オーミック・コンタクト301を含む。
【0003】 従来の技術では下多層膜反射層305は光生産区が吸光基板へ発射した光の9 0%を反射し、上多層膜反射層304は光を発光ダイオードの表面へ導く。この ように吸光基板を採用することにより、吸光基板で吸収される問題を改善して、 同時にクリチカル・アングル(critical angle)が生む光度不良の問題も改善す る。ただし多層膜反射層は多くのヘテロ接合(hetero junction)を有するため 、バンド・ギャップ(△ECと△EV)の効果が増大する。そのため順方向バイア ス電圧Vf値が結果的に増加して、光度の消耗率も増加してしまう。上記のアメリ カ特許第5,237,581号と第4,570,172号のDBR構造は基板方向へ入射した光をDBR構 造で上方へ反射するけれども、DBRはただ垂直方向への光(図3のD1参照)へだ け最高の反射率を発生させ、斜め方向の光線(図3のD2、D3、D4)へはその 反射率は限られる。そのため発光ダイオードの光度の改善には限度があった。ま たDBR構造の製作には薄膜エピタキシャル層(thin film epitaxial layer)成長 のためのコストと製造にも困難があった。アメリカ特許第5376580号の発光ダイ オードはヒ素ガリウム基板をエピタキシャル層(epitaxial layer)用の仮基板 にして、発光ダイオード構造(Confinemen layer/Active layer/Confinement la yer)を成長させ、発光ダイオードを透明な基板上に貼り付けてから、GaAs基板 を除去して基板吸光の問題を完全に解決する。しかし透明基板であるGaPは価格 がとても高く、またGaP本体は橙色であるためLEDの光は橙色の基板に入ると光色 の問題が発生する。またGaPで透明基板をつくり、高温の状態下で熱処理を行う (約600−700℃、1時間以上)必要があるため、LEDのpn接合に悪影響を与える。
【0004】
本考案に係わる発光ダイオードは、透明ガラス或いは石英で永久基板をつくり 、粘着層を金属でつくり、LEDパーツをこの透明ガラスに貼り付け、貼り付けた 後エッチングでGaAs基板を除去することで、基板の光吸収、光度、色度の問題と LEDのpn接合が温度に影響される問題を解決し発光光度を上げる。 また本考案の透明ガラス永久基板構造は、LED発光区が上被覆層(upper cladd ing layer)/活性層(active layer)/下被覆層(lower cladding layer)の ダブルヘテロ構造(Double hetero structure)発光区、シングルへテロ構造(S ingle hetero structure)発光区、及びホモ構造(Homostructure)発光区など の従来の発光区に応用することができ、その使用用途を広くする。
【0005】
本考案に係わる発光ダイオードは、仮基板の上にLEDパーツを成長させ、透明 ガラス或いは石英で永久性基板をつくり、LED発光区及び仮基板(LEDパーツ)を 透明ガラス或いは石英上に貼り付けて製造される。貼り付けたLEDパーツの仮基 板は、機械研磨か化学エッチングで除去し、LED発光区上に2つのオーミック・ コンタクトを形成して発光ダイオード(LED)の光度を増やす。
【0006】
本考案はLEDパーツを仮基板に成長させ、LEDパーツを永久性基板の透明ガラス 上に貼り付ける。そして光を吸収する仮基板を除去して、LEDパーツが発射する 光を基板に吸収されないようにして発光光度を増やす。図8はLEDパーツの実施 例で、図9はLEDパーツを透明ガラス基板へ貼り付ける作業を示す流れ図である 。LEDを塗敷金属の折射性永久チップを貼った後に成長基板を除去することに注 意。 (A)仮基板42を選んで、仮基板42上にLED発光区41を成長させ、LEDパー ツを形成する。 (B)永久性基板44を選んで、金属粘結層43を利用して、LEDパーツを永久性 基板44上に貼りつける。 (C)貼りつけた後の永久性基板44とLEDパーツの仮基板42を機械研磨か化学 エッチング剤で除去する。 (D)つくりだした平面型LEDパーツの基板を永久性基板44にする。 (E)平面型LEDパーツ上にオーミック・コンタクト411、412を形成する。 (F)もし金属粘結層43にオーミック・コンタクト411と同じベリリウム合 金(AuBe)等の金属を選んで使う場合、平面型LEDパーツ41を金属粘結層43 まで化学エッチングし、同時に金属粘結層43で第一平面電極411の代わりに する。
【0007】 金属反射層441はインジウム(In)、スズ(Sn)、アルミニウム(Al)、金 (Au)、白金(Pt)、チタン(Ti)、亜鉛(Zn)或いは銀(Ag)から選び、仮基 板42はヒ化ガリウム(GaAs)かリン化インジウム(InP)から選ぶ。永久性基 板44はガラスか石英から選び、金属粘着剤の材料はベリリウム合金(AuBe)、 インジウム(In)、スズ(Sn)、アルミニウム(Al)、金(Au)、白金(Pt)、 亜鉛(Zn)或いは銀(Ag)から選ぶ。またエッチング剤は塩酸と燐酸を組み合わ せてつくる。LEDパーツはp/n接合或いはn/p接合で、LED発光区と基板間に基板が 除去できるようにエッチング停止層(etching stop layer)525が設けられ、 エッチング停止層525の材料は主に仮基板42の材料とは違うAlAs、InGaP或 いはAlXGa1−XAs等の抗基板エッチング液である。 (1)LEDパーツ41、42をガラス44或いは石英に貼りつけるとき、ガラス 44或いは石英をまず先にきれいに洗浄する必要がある。ガラス44或いは石英 をアセトンに設置して超音波洗浄装置で5分間洗い、ガラス44または石英の粉 塵を除去してから、90−100℃のH2SO4で約10分間洗浄して、ガラス4 4上の有機物と重金属を除去する。その後、熱蒸着法か電子銃蒸着法で金属粘結 層43をメッキし、この金属を粘貼層にする。本考案の実施例中のLEDパーツ詳 細構造は図8に示すとおりである。 (2)LEDパーツを貼るとき、まず先にLEDパーツ表面の汚れを洗浄する必要があ る。LEDパーツをアセトン内に設置し、超音波洗浄装置で5分間洗って粉塵を除 去、その後、稀釈したHFでLEDパーツ表面の酸化層を除去する。 (3)洗浄清潔したLEDパーツと金属粘結層43の永久性基板44又は石英を水 、空気或いはアルコール中で貼り合わせる。その後、適当なねじりホルダーで、 LEDパーツと金属粘結層43のガラス或いは石英をホルダー内に設置する(図4 参照)。ホルダーの構造は図10を参照。 (4)ウエハホルダー内のLEDパーツ41、42と金属粘結層43のガラス44 或いは石英は約300−450℃の温度で約5‐10分間熱処理を行ってから自 然冷却させる(図5参照)。 (5)熱処理して貼りつけたLEDパーツと金属粘結層43のガラス或いは石英は 機械研磨或いは化学エッチング(NH4OH:H2O2)で一時性GaAs基板42を除去 する(図6を参照)。 (6)選択性エッチングでLEDパーツのp/n型図案、HC1:H3PO4を進め、p型(A l0.3Ga0.7)In0.5P或いはn型(Al0.3Ga0.7)In0.5Pまでエ ッチングをする(図7を参照)。 (7)平面電極411、412で、p型AlGaInP或いはn型AlGaInPのオーミック ・コンタクトをつくる。 (8)LEDパーツの透明ガラスの背面に金属反射層441をメッキして光度を増 加させる。
【0008】 図8はLEDパーツの断面図で、LEDパーツは発光区52、GaAs基板53を含む。 GaAs基板53はn+、p+或いはSI-GaAs基板である。 発光区は厚さ0.1‐0.3μmのGaAs接触層521、厚さ0.2−1μmのAlGaInP、上 被覆層(upper cladding layer)522、厚さ0.2−1μmのAlGaInP活性層52 3、厚さ0.2−1μmのAlGaInP下被覆層(lower cladding layer)523、厚さ0 .1μmのp+GaAs接触層(contact layer)524、厚さ0.1μmのAlAsエッチング停 止層(etching stop layer)525、及びGaAs緩衝層(buffer layer)526を 含む。LED発光区52はp/i/n構造で、またこれはn/i/p構造でも良い 。n+GaPは粘結層と平面電極の接触だけに用いるため、ミラーライク(mirro-lik e)表面を破壊しない。AlAsをエッチング停止層にするが、AlXGa1−XAs或い はInXGa1−Xlを代わりに使用しても良い。 図9は本考案のLEDパーツを透明ガラス基板に貼り付けるフローチャート図で 、まず先にガラスとLEDウエハを洗浄して、熱蒸着法で金属粘結層をメッキし、 水、空気或いはアルコール中で貼り、ホルダー中に設置して熱処理を行い、ウエ ハペア(wafer pair)上のGaAs仮基板を除去し同時にエッチングして平面型LED パーツを作る。 図10は本考案のウエハホルダーの断面図である。ウエハホルダー7はステン レスネジ71、グラファイト上カバー72、カーボン円柱73、ウエハペアー7 4、カーボン片75、及びグラファイト下チャンバー76を含む。ウエハ粘結( wafer bonding)ホルダーは、取り付け具の2つの材料の熱膨張係数の違いを利 用して、2つのウエハに圧力を加えてウエハペアー74を高温下で溶合させる。 本考案、ホルダーの特色は石英スリーブ(quartz sleeve)の代わりにステンレ スネジを使用し、ステンレスの熱膨張係数はグラファイトの熱膨張係数より大き いため、高温溶合過程で、ステンレス中の作用で軸圧はその物体を挟みこむ。
【0009】
本考案は下記の効果がある。 (1)従来の光を吸収するGaAs等の基板か光を吸収しなく色を有するGaP等の基 板を、容易に入手できコストが安い透明ガラスに換えて光度と色度を改善する。 基板間の光性質が対応しないため、光は基板に到達する前に反射して返ってくる 。 (2)低温の環境下(約300−450℃、約5−10分間)で熱処理を行い、 粘着のエネルギーを提供するため、発光ダイオード(LED)のpn接合への影響が 小さく、また低温のためお互いの汚染拡散の問題もない。 (3)本考案が使用するウエハホールド7は、図10の断面図が示すように熱膨 張係数が違う2種類の材料が提供する圧力でLEDパーツと透明基板を貼り付け、 レバーを回すことにより力の大きさを調節する。
【図1】従来の発光ダイオードの断面図。
【図2】従来の透光層を有する発光ダイオードの断面
図。
図。
【図3】従来の多層膜反射層構造の発光ダイオード。
【図4】LEDパーツを透明ガラスまたは石英基板に貼り
付けて発光ダイオードを作る時の流れ図。
付けて発光ダイオードを作る時の流れ図。
【図5】LEDパーツを透明ガラスまたは石英基板に貼り
付けて発光ダイオードを作る時の流れ図。
付けて発光ダイオードを作る時の流れ図。
【図6】LEDパーツを透明ガラスまたは石英基板に貼り
付けて発光ダイオードを作る時の流れ図。
付けて発光ダイオードを作る時の流れ図。
【図7】LEDパーツを透明ガラスまたは石英基板に貼り
付けて発光ダイオードを作る時の流れ図。
付けて発光ダイオードを作る時の流れ図。
【図8】本考案のLEDパーツの断面図。
【図9】LEDパーツを透明ガラス基板に貼り付ける時の
流れ図。
流れ図。
【図10】ウエハホルダーの断面図。
100 発光ダイオード 101 第二オーミック・コンタクト 102 半導体基板 103 光生産層 106 第一オーミック・コンタクト 200 発光ダイオード 203 光生産区 204 透光層 300 発光ダイオード 301 第一オーミック・コンタクト 302 半導体基板 303 光生産区 304 上多層膜反射層 305 下多層膜反射層 306 第一オーミック・コンタクト 41 LED発光区 411 第一平面電極 412 第二平面電極 42 仮基板 43 金属粘結層 44 永久性基板 441 金属反射層 51 GaP粘結層 52 発光区 521 上被覆層 522 活性層 523 下被覆層 524 接触層 525 エッチング停止層 526 緩衝層 53 GaAs基板 63 熱蒸着法で金属粘着剤をメッキする 64 水中または空気中またはアルコール中で貼り付
ける 65 ホルダーに入れて熱処理を行う 66 ウエハペアー上のGaAs基板を除去し、平面型LE
Dパーツをつくる 67 透明ガラス基板の背面に金属反射層をメッキす
る 7 ウエハホルダー(wafer holding device) 71 ステンレスネジ 72 グラファイト上カバー(graphite upper cove
r) 73 カーボン円柱 74 ウエハペアー(wafer pair) 75 カーボン片 76 グラファイト下チャンバー(graphite lower c
hamber)
ける 65 ホルダーに入れて熱処理を行う 66 ウエハペアー上のGaAs基板を除去し、平面型LE
Dパーツをつくる 67 透明ガラス基板の背面に金属反射層をメッキす
る 7 ウエハホルダー(wafer holding device) 71 ステンレスネジ 72 グラファイト上カバー(graphite upper cove
r) 73 カーボン円柱 74 ウエハペアー(wafer pair) 75 カーボン片 76 グラファイト下チャンバー(graphite lower c
hamber)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年7月29日(1999.7.2
9)
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】透明ガラス或いは石英を永久性基板にし
た発光ダイオード
た発光ダイオード
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の発光ダイオードの断面図。
【図2】従来の透光層を有する発光ダイオードの断面
図。
図。
【図3】従来の多層膜反射層構造の発光ダイオード。
【図4】LEDパーツを透明ガラスまたは石英基板に貼り
付けて発光ダイオードを作る時の流れ図。
付けて発光ダイオードを作る時の流れ図。
【図5】LEDパーツを透明ガラスまたは石英基板に貼り
付けて発光ダイオードを作る時の流れ図。
付けて発光ダイオードを作る時の流れ図。
【図6】LEDパーツを透明ガラスまたは石英基板に貼り
付けて発光ダイオードを作る時の流れ図。
付けて発光ダイオードを作る時の流れ図。
【図7】LEDパーツを透明ガラスまたは石英基板に貼り
付けて発光ダイオードを作る時の流れ図。
付けて発光ダイオードを作る時の流れ図。
【図8】本考案のLEDパーツの断面図。
【図9】LEDパーツを透明ガラス基板に貼り付ける時の
流れ図。
流れ図。
【図10】ウエハホルダーの断面図。
【符号の説明】 100 発光ダイオード 101 第二オーミック・コンタクト 102 半導体基板 103 光生産層 106 第一オーミック・コンタクト 200 発光ダイオード 203 光生産区 204 透光層 300 発光ダイオード 301 第一オーミック・コンタクト 302 半導体基板 303 光生産区 304 上多層膜反射層 305 下多層膜反射層 306 第一オーミック・コンタクト 41 LED発光区 411 第一平面電極 412 第二平面電極 42 仮基板 43 金属粘結層 44 永久性基板 441 金属反射層 51 GaP粘結層 52 発光区 521 上被覆層 522 活性層 523 下被覆層 524 接触層 525 エッチング停止層 526 緩衝層 53 GaAs基板 63 熱蒸着法で金属粘着剤をメッキする 64 水中または空気中またはアルコール中で貼り
付ける 65 ホルダーに入れて熱処理を行う 66 ウエハペアー上のGaAs基板を除去し、平面型
LEDパーツをつくる 67 透明ガラス基板の背面に金属反射層をメッキ
する 7 ウエハホルダー(wafer holding device) 71 ステンレスネジ 72 グラファイト上カバー(graphite upper cov
er) 73 カーボン円柱 74 ウエハペアー(wafer pair) 75 カーボン片 76 グラファイト下チャンバー(graphite lower
chamber)
付ける 65 ホルダーに入れて熱処理を行う 66 ウエハペアー上のGaAs基板を除去し、平面型
LEDパーツをつくる 67 透明ガラス基板の背面に金属反射層をメッキ
する 7 ウエハホルダー(wafer holding device) 71 ステンレスネジ 72 グラファイト上カバー(graphite upper cov
er) 73 カーボン円柱 74 ウエハペアー(wafer pair) 75 カーボン片 76 グラファイト下チャンバー(graphite lower
chamber)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 陳隆建 台湾 桃園縣八徳市永福四街6号之2 (72)考案者 武東星 台湾 新竹市光復路一段376巷313号 (72)考案者 洪瑞華 台湾 彰化縣和興巷137号 (72)考案者 魏上欽 台湾 台南縣永康郷自強路255巷26弄2号
Claims (16)
- 【請求項1】本考案において、(A)仮基板を選んで、
仮基板上にLED発光区を成長させて、(B)反射鏡を含
む永久性基板を選んで、金属粘結着剤を利用して、LED
パーツを永久性基板上に貼りつけ、(C)貼りつけた後
の透明ガラス/LEDパーツの仮基板を機械研磨か化学エッ
チング剤で除去して、(D)つくりだした平面型LEDパ
ーツの基板が永久性基板で、(E)平面型LEDパーツ上
にオーミック・コンタクトを形成することを特徴とする
透明ガラス或いは石英を永久性基板にする発光ダイオー
ドの製法。 - 【請求項2】金属粘着剤の材料とオーミック・コンタク
トが同じで、金属粘着剤がオーミック・コンタクトで、
平面LEDパーツ上に2つのオーミック・コンタクトを形
成する工程が、LED上のオーミック・コンタクトを化学
エッチング及び蒸発エッチングにより行うことを特徴と
する透明ガラス或いは石英を永久性基板にする発光ダイ
オードの製法。 - 【請求項3】金属はインジウム(In)、スズ(Sn)、ア
ルミニウム(Al)、金(Au)、白金(Pt)、チタン(T
i)、パラジウム(Pd)、ベリリウム合金(AuBe)、ゲ
ルマニウム合金ニッケル(AuGeNi)或いは銀(Ag)から
選択することを特徴とする請求項2記載の透明ガラス或
いは石英を永久性基板にする発光ダイオードの製法。 - 【請求項4】前記仮基板はGaAs或いはInPから選択する
ことを特徴とする請求項2記載の透明ガラス或いは石英
を永久性基板にする発光ダイオードの製法。 - 【請求項5】前記永久性基板をケイ素(Si)、ヒ素ガリ
ウム(GaAs)、酸化アルミニウム(Al2O3)、炭化ケイ
素(SiC)、ガラス、石英或いはその他の金属から選択
することを特徴とする請求項2記載の透明ガラス或いは
石英を永久性基板にする発光ダイオードの製法。 - 【請求項6】前記化学エッチング剤を塩酸と燐酸でつく
ることを特徴とする請求項2記載の透明ガラス或いは石
英を永久性基板にする発光ダイオードの製法。 - 【請求項7】前記LEDパーツはp/n接合或いはn/p接合で
あることを特徴とする請求項2記載の透明ガラス或いは
石英を永久性基板にする発光ダイオードの製法。 - 【請求項8】前記LEDパーツがエッチング停止層を有す
ることを特徴とする請求項1記載の透明ガラス或いは石
英を永久性基板にする発光ダイオードの製法。 - 【請求項9】前記エッチング停止層の材料は抗基板エッ
チング液の材料であることを特徴とする請求項8記載の
透明ガラス或いは石英を永久性基板にする発光ダイオー
ドの製法。 - 【請求項10】前記エッチング停止層の材料がInXGaX
P及びAlXGa1−XAs、0.1≦X≦1であることを特徴とす
る請求項8記載の透明ガラス或いは石英を永久性基板に
する発光ダイオードの製法。 - 【請求項11】金属粘着剤でLEDパーツを永久基板に結
合する工程が、空気、水或いはアルコール中で金属粘着
剤によりLEDパーツを永久基板に結合するのを含み、こ
の基板を結合工具中で熱処理して、優れた接着性を達成
することを特徴とする請求項1記載の透明ガラス或いは
石英を永久性基板にする発光ダイオードの製法。 - 【請求項12】熱処理をゆっくり温度が上がる石英管内
で行うことを特徴とする請求項11記載の透明ガラス或
いは石英を永久性基板にする発光ダイオードの製法。 - 【請求項13】貼り付ける時のホルダーは、熱処理時の
2つの材料の熱膨張係数の違いを利用して、LEDパーツ
と永久性基板上に単軸圧力を加えて粘結して、このホル
ダーの主体材料はグラファイトで、ネジの材料は炭素量
が低く高温に耐え、硬度が高いステンレス材料であるこ
とを特徴とする請求項11記載の透明ガラス或いは石英
を永久性基板にする発光ダイオードの製法。 - 【請求項14】発光ダイオードが、平面LED発光区、透
明材料の永久性基板、発光区と永久性基板に挟まれた金
属粘着剤層、発光区上の適当な位置に成長した2つの平
面電極を含むことを特徴とする透明ガラス或いは石英を
永久性基板にする発光ダイオードの製法。 - 【請求項15】永久性基板にどんな材料を使用してもよ
いことを特徴とする請求項14記載のガラス或いは石英
を永久性基板にする発光ダイオードの製法。 - 【請求項16】金属粘着剤をベリリウム合金(AuBe)、
インジウム(In)、スズ(Sn)、アルミニウム(Al)、
金(Au)、白金(Pt)、亜鉛(Zn)、チタン(Ti)、パ
ラジウム(Pd)、ベリリウム合金(AuBe)、ゲルマニウ
ム合金ニッケル(AuGeNi)、鉛錫(PdSn)合金或いは銀
(Ag)から選ぶことを特徴とする請求項14記載の透明
ガラス或いは石英を永久性基板にする発光ダイオードの
製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999003717U JP3067751U (ja) | 1999-05-28 | 1999-05-28 | 透明ガラス或いは石英を永久性基板にした発光ダイオード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999003717U JP3067751U (ja) | 1999-05-28 | 1999-05-28 | 透明ガラス或いは石英を永久性基板にした発光ダイオード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3067751U true JP3067751U (ja) | 2000-04-11 |
Family
ID=43201269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1999003717U Expired - Lifetime JP3067751U (ja) | 1999-05-28 | 1999-05-28 | 透明ガラス或いは石英を永久性基板にした発光ダイオード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3067751U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3477481B2 (ja) | 2000-09-19 | 2003-12-10 | 國聯光電科技股扮有限公司 | 透明基板を備えた高効率ledの製造方法 |
JP3520270B2 (ja) | 2001-02-06 | 2004-04-19 | 國聯光電科技股▲ふん▼有限公司 | 発光ダイオードとその製造方法 |
JP3520271B2 (ja) | 2000-11-07 | 2004-04-19 | 國聯光電科技股▲ふん▼有限公司 | 発光ダイオード及び発光ダイオードの製造方法 |
-
1999
- 1999-05-28 JP JP1999003717U patent/JP3067751U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3477481B2 (ja) | 2000-09-19 | 2003-12-10 | 國聯光電科技股扮有限公司 | 透明基板を備えた高効率ledの製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |