JP3066721U - 石材製品の装飾具 - Google Patents

石材製品の装飾具

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JP3066721U JP1999006279U JP627999U JP3066721U JP 3066721 U JP3066721 U JP 3066721U JP 1999006279 U JP1999006279 U JP 1999006279U JP 627999 U JP627999 U JP 627999U JP 3066721 U JP3066721 U JP 3066721U
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勝範 常盤
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株式会社 フェニックス エイ・アイ・ブイ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】墓石などの石材製品に容易に取替えできる石材
製品の装飾具を提供する。 【解決手段】 墓石、石壁、石製標札、石製家具などの
石材製品の適所に取付凹所32を形成し、この取付凹所
32に嵌合するベース板石11には装飾が施されている
石材製品の装飾具。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、墓石、石壁、石製標札、石製家具などの石材製品の適所に、任意模 様のラデン細工が施された宝石部を形成した大理石のベース板石を埋設し、上記 石材製品の装飾を行う石材製品の装飾具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、墓石、石壁、石製標札、石製家具などの石材製品は多数ある。ここで は、その中から墓石を例示して説明する。
【0003】 図7は、従来の墓石を示す正面図である。 この墓石100は、墓本体101の前側であって、且つ左右に配置された、一対 の花立て102,102と、上記墓本体101の前側であって、且つ中央に配置 した経机103を備えたもので、この墓石100は、その全てが石で成形されて いる。
【0004】 この墓石100には、家紋や家名が刻設されていることは公知であるが、近頃 では、墓石などの石材製品にも美しさや個性を表現するために装飾を行うことが 要求され、上記墓本体101を特殊な形状に成形したり、或いは上記墓本体10 1に任意の模様を刻設することが行われていた。
【考案が解決しようとする課題】
しかし、一旦成形された墓本体101の特殊な形状、或いは一旦刻設された墓 本体101の任意の模様を変更できないという問題があった。
【0005】 とくに、時代の移り変わりによってその装飾内容を変えたくても、墓本体10 1を新たに取替えるしかなく、その費用は高額であるため、実際には取替えでき ないというのが実状である。
【0006】 本考案は、かかる課題を解決することを目的としたもので、墓石などの石材製 品に容易に取替えできる石材製品の装飾具を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に係る石材製品の装飾具は、墓石、石壁、 石製標札、石製家具などの石材製品の適所に取付凹所を形成し、この取付凹所に 嵌合するベース板石には装飾が施されている。 請求項1では、装飾されたベース板石が石材製品の取付凹所と嵌合されるので、 上記ベース板石だけを取替えてその装飾内容を容易に変更することができ、経済 的である。
【0008】 請求項2に係る石材製品の装飾具は、請求項1において、上記ベース板石は大 理石で形成されており、このベース板石には装飾を任意模様にラデン細工した宝 石部を形成している。 請求項2では、ベース板石を大理石で形成し、しかもこのベース板石には宝石部 を装飾しているので、豪華絢爛な装飾を提供できる。
【0009】 請求項3に係る石材製品の装飾具は、請求項1又は2の何れかにおいて、上記石 材製品は、石製の花立て、経机、霊標などの墓石に使用されている。 請求項3では、石材製品を墓石に限定し、従来にはなかった墓石を提供している 。
【0010】 請求項4に係る石材製品の装飾具は、請求項3において、上記ベース板石は、 平面視多角形に形成している。 請求項4では、ベース板石を平面視多角形に形成し、墓石に特徴的な意匠を提供 している。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、本考案に係る石材製品の装飾具を図面に基づき説明する。 図1は、本考案に係る石材製品の装飾具の使用状態を示す正面図である。 この実施例では、装飾具を、墓石に使用した場合を例示している。
【0012】 上記墓石1は、墓本体2の前側であって、且つ左右に配置された、一対の花立 て3,3と、上記墓本体2の前側であって、且つ中央に配置した経机4を備え、 その全てを石で成形している。
【0013】 また、上記墓本体2は、石製の壁5で区画された聖地内に立設されている。
【0014】 上記墓石1の墓本体2には、中央正面に家紋又は家名6が刻設されている。 このような墓石1の上記花立て3,3における正面側壁面31或いは上記経机4 の天板41に、本考案に係る装飾具10を設けている。
【0015】 図2は、図1に示した花立ての正面図である。
【0016】 この花立て3の正面側壁面31には、正八角形の取付凹所32を形成するとと もに、この取付凹所32には、ベース板石11が嵌合して固着されている。
【0017】 上記ベース板石11は、大理石で形成されており、このベース板石11には任 意模様にラデン細工した宝石部12を形成している。 なお、本実施例では、宝石を花模様にラデン細工した宝石部12が形成されてい る。
【0018】 図3は、図1に示した経机の正面図である。 この経机4の天板41には上記同様に、正八角形の取付凹所32を形成するとと もに、この取付凹所32には、ベース板石11が嵌合して固着されている。
【0019】 上記ベース板石11は、大理石で形成されており、このベース板石11には任 意模様にラデン細工した宝石部12を形成している。 なお、本実施例では、宝石を花模様にラデン細工した宝石部12が形成されてい る。
【0020】 図4は、本考案に係る石材製品の装飾具の他の取付け実施例(標札)を示す正 面図である。 この実施例では、家の玄関先に取付けられている石製標札7に上記装飾具を使用 した場合を例示している。 一般に玄関の門柱71や玄関扉近傍などには、石製又は木製の標札が取付けられ ている。 この標札に代えて、上記門柱71などの適所に、上記取付凹所32を形成すると ともに、この取付凹所32には、ベース板石11を嵌合して固着する。
【0021】 上記ベース板石11は、大理石で形成されており、このベース板石11には、 任意模様にラデン細工した宝石部12形成している。
【0022】 また、上記ベース板石11には、氏又は氏名が記載されている。 なお、本実施例では、平面視略卵型に形成した上記ベース板石11の上側に宝石 部12を形成し、その下側に氏又は氏名が記載したものである。
【0023】 図5は、本考案に係る石材製品の装飾具の他の取付け実施例(壁面)を示す正 面図である。 この実施例では、タイル壁、コンクリートブロック壁、大理石製壁などの建造物 の壁面に、上記装飾具を使用した場合を例示している。
【0024】 上記建造物の壁面8は、複数のタイル板材81,81…が縦横に整列して固定 されている。 このタイル板材81の任意の1つを除去し、これに代えて上記装飾具10を固着 することができる。
【0025】 図6は、本考案に係る石材製品の装飾具の他の取付け実施例(石机)を示す斜 視図である。 この実施例では、石机9の天板91における適所に、複数の上記装飾具を上記同 様にして嵌め込んで固着している。
【0026】
【考案の効果】
本考案によれば、次のような効果がある。 請求項1に係る石材製品の装飾具によれば、装飾されたベース板石を石材製品の 取付凹所に嵌合しているため、このベース板石を取替えることができ、ベース板 石に装飾された模様を容易に変更することもできる。
【0027】 請求項2に係る石材製品の装飾具によれば、大理石で形成されたベース板石に ラデン細工した宝石部を形成しているため、石材製品に対して従来にはなかった 豪華絢爛な装飾を施すことができる。
【0028】 請求項3に係る石材製品の装飾具によれば、上記石材製品は、石製の花立て、 経机、霊標などの墓石に使用されている。そのため、従来にはなかった装飾性の 高い墓石を提供することができる。
【0029】 請求項4に係る石材製品の装飾具によれば、上記ベース板石を平面視多角形に 形成するので、従来にはなかった特徴的な形状を墓石に設けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る石材製品の装飾具の使用状態を
示す正面図
【図2】 花立ての正面図
【図3】 経机の正面図
【図4】 本考案に係る石材製品の装飾具の他の取付け
実施例(標札)を示す正面図
【図5】 本考案に係る石材製品の装飾具の他の取付け
実施例(壁面)を示す正面図
【図6】 本考案に係る石材製品の装飾具の他の取付け
実施例(石机)を示す斜視図
【図7】 従来の墓石を示す正面図
【符号の説明】
1 墓石 2 墓本体 3 花立て 31 正面側壁面 32 取付凹所 4 経机 41 天板 5 壁 6 家紋又は家名 7 石製標札 71 門柱 8 壁面 81 タイル板材 9 石机 91 天板 10 装飾具 11 ベース板石 12 宝石部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】墓石、石壁、石製標札、石製家具などの石
    材製品の適所に取付凹所を形成し、この取付凹所に嵌合
    するベース板石には装飾が施されている石材製品の装飾
    具。
  2. 【請求項2】請求項1において、 上記ベース板石は大理石で形成されており、このベース
    板石には装飾を任意模様にラデン細工した宝石部を形成
    している石材製品の装飾具。
  3. 【請求項3】請求項1又は2の何れかにおいて、 上記石材製品は、石製の花立て、経机、霊標などの墓石
    に使用されている石材製品の装飾具。
  4. 【請求項4】請求項3において、 上記ベース板石は、平面視多角形に形成している石材製
    品の装飾具。
JP1999006279U 1999-08-19 1999-08-19 石材製品の装飾具 Expired - Lifetime JP3066721U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017169757A (ja) * 2016-03-23 2017-09-28 株式会社岡村竹材 葬祭用具セット

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