JP3066696U - 医療用針及び採血器具 - Google Patents

医療用針及び採血器具

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JP3066696U
JP3066696U JP1999006243U JP624399U JP3066696U JP 3066696 U JP3066696 U JP 3066696U JP 1999006243 U JP1999006243 U JP 1999006243U JP 624399 U JP624399 U JP 624399U JP 3066696 U JP3066696 U JP 3066696U
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JP
Japan
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needle
tube
elastic cap
needle tube
blood collection
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JP1999006243U
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Inventor
照 横山
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Kawasumi Laboratories Inc
Original Assignee
Kawasumi Laboratories Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】針管の刃先による弾性キャップのコアリング及
びこれに伴う血液の漏出を確実に防止することができる
医療用針を提供すること。 【解決手段】針管2に弾性キャップ3を被冠し針管2の
基部を針基4に植設した医療用針1であって、前記針管
2の刃先8を針管の中心線C方向に湾曲させて鋭利な尖
端9が実質的に針管2の中心線C上に位置するように形
成し、針管2を弾性キャップ3を被冠した状態で被穿刺
体に穿刺する時に前記尖端9が弾性キャップ3の天上略
中央部Tを貫通して被穿刺体に穿刺できるように形成し
た医療用針1。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は弾性キャップを針管に被冠した医療用針とこれを装着した採血器具の 改良に関するもので、針管を弾性キャップとともにゴム栓等の被穿刺体に穿刺す る時のコアリング防止及び穿刺状態を改良したものである。
【0002】
【従来技術及び考案が解決しようとする課題】
針管32に弾性キャップ33を被冠した医療用針31は例えば図3(図4は図 3の針管32の先端付近の拡大図)に示す採血器具30等に装着して使用されて いる。 弾性キャップ33は採血針42を患者の血管に穿刺した時に針管32の刃先3 8から血液が吐出するのを防止し、針管32の継続的な露出を回避し、細菌によ る汚染を防ぐために被冠される。針管32の側面と弾性キャップ33の側面の間 にはクリアランスがあり弾性キャップ33は上下に動くことがあるので、弾性キ ャップ33の天上部は刃先38の穿刺によるコアリングを防ぐために肉厚に形成 されている。他方弾性キャップ33の側面は針管32の採血管44の栓体43へ の穿刺に伴って栓体43と採血管ホルダー45の間に蛇腹状に折りたたみやすい ように肉薄に形成されている。 医療用針31は図4に示すように針管32の刃先38の尖端39は中心線Cよ り大きくはずれて針管32の端部に位置するように形成されている。(A)この ため尖端39が弾性キャップ33の端部Sを切り裂きやすい状態にあり、採血管 44の栓体43に弾性キャップ33を被冠した状態で針管32を穿刺する時に、 刃先38が栓体43に穿刺される直前に尖端39が弾性キャップ33の端部Sを 切り裂くと採血器具30の採血針42から採血した血液が弾性キャップ33より 漏出し、汚染される危険性がある。 (B)また刃先38の尖端39が栓体43の端部に穿刺されるため作業が実施し にくかった。そこで本考案者は以上の課題を解決するために鋭意検討を重ねた結 果次の考案に到達した。
【0003】
【課題を解決するための手段】
[1]本考案は、針管2に弾性キャップ3を被冠し針管2の基部を針基4に植設 した医療用針1であって、前記針管2の刃先8を針管の中心線C方向に湾曲させ て鋭利な尖端9が実質的に針管2の中心線C上に位置するように形成し、 針管2を弾性キャップ3を被冠した状態で被穿刺体に穿刺する時に前記尖端9 が弾性キャップ3の天上略中央部Tを貫通して被穿刺体に穿刺できるように形成 した医療用針1を提供する。 [2]本考案は、[1]に記載の医療用針1の針基4の針管2を植設した反対側 の端部に、 (a)採血針の基部を植設した、または (b)チューブを接続し、チューブの端部に採血針を接続した、または (c)チューブを接続し、これに接続管を装着して、この接続管に端部に採血針 を装着したチューブと端部に血液貯留容器を装着したチューブを接続した採血器 具を提供する。
【0004】
【考案の実施形態】
図1は本考案の医療用針1の一例を示す概略図で医療用針1は少なくとも弾性 キャップ3を被冠した針管2と、針管2の基部を植設した針基4とから構成され ている。針管2にはさらに外キャップ5が被冠され、針基4の上部には弾性キャ ップの装着部6と外キャップの装着部7が形成され、装着部6にはストッパー6 aを形成して、弾性キャップ3が針管2からはずれないように固定している。 また図示しないが図3のように針基4の下部(針管2を植設した反対側の端部 )に採血針を直接植設するかまたはチューブを接続してこのチューブの端部に採 血針を装着して採血器具を組み立てても良い。さらに針基4にチューブを接続し 、これにY字管等の接続管を装着して、この接続管の端部に採血針を装着したチ ューブと端部に採血バッグ等の血液貯留容器を装着したチューブを接続して採血 器具を組み立てても良い。 図2は針管2の先端付近の拡大図で、針管2の刃先8は中心線C方向に湾曲し て形成されており、鋭利な尖端9が針管2の中心線C上に位置するように配置さ れている。これに伴い弾性キャップ3の天上略中央部Tは前記尖端9の延長線上 に位置するように配置されている。
【0005】 使用に際して針管2を弾性キャップ3を被冠した状態で被穿刺体13に穿刺す る時は、刃先8の尖端9が弾性キャップ3の中央にあるため、被穿刺体13への 穿刺開始と同時に弾性キャップ3の天上略中央部Tの切り裂きを開始し、尖端9 が弾性キャップ3の天上略中央部Tを貫通して被穿刺体13に穿刺できる。この ため採血針から採血した血液が弾性キャップ3より漏出することはなく、被穿刺 体13の中央部を穿刺するので穿刺抵抗が少なく穿刺作業が行いやすい。
【0006】 本考案において刃先8の尖端9は実質的に針管2の中心線C上に位置しておれ ば良く、完全に中心線C上に位置しなくても良い。要するに針管2を弾性キャッ プ3を被冠した状態で被穿刺体に穿刺する時に前記尖端9が弾性キャップ3の天 上略中央部Tを貫通して被穿刺体に穿刺できる程度に刃先8の尖端9が針管2の 中心線C上に位置しておれば良い。
【0007】
【考案の作用効果】
針管2の刃先8による弾性キャップ3のコアリング及びこれに伴う血液の漏出 を確実に防止することができ、穿刺作業も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の医療用針1の一例を示す概略図
【図2】本考案の針管2の先端付近の拡大図
【図3】従来の医療用針31の一例を示す概略図
【図4】図3の針管32の先端付近の拡大図
【符号の説明】
1 医療用針 2 針管 3 弾性キャップ 4 針基 5 外キャップ 6 (弾性キャップの)装着部 6a ストッパー 7 (外キャップの)装着部 8 刃先 9 尖端 10 湾曲部 11 通液孔 13 被穿刺体 C 針管2の中心線 T 弾性キャップ3の天上略中央部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】針管2に弾性キャップ3を被冠し針管2の
    基部を針基4に植設した医療用針1であって、前記針管
    2の刃先8を針管の中心線C方向に湾曲させて鋭利な尖
    端9が実質的に針管2の中心線C上に位置するように形
    成し、 針管2を弾性キャップ3を被冠した状態で被穿刺体に穿
    刺する時に前記尖端9が弾性キャップ3の天上略中央部
    Tを貫通して被穿刺体に穿刺できるように形成したこと
    を特徴とする医療用針1。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の医療用針1の針基4の針
    管2を植設した反対側の端部に、(a)採血針の基部を
    植設した、または(b)チューブを接続し、チューブの
    端部に採血針を接続した、または(c)チューブを接続
    し、これに接続管を装着して、この接続管に端部に採血
    針を装着したチューブと端部に血液貯留容器を装着した
    チューブを接続した、ことを特徴とする採血器具。
JP1999006243U 1999-08-18 1999-08-18 医療用針及び採血器具 Expired - Lifetime JP3066696U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210092000A (ko) * 2020-01-15 2021-07-23 서효석 진공 채혈관 연결 홀더

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